JPH11335139A - 高温寸法安定度を有する透明ガラスセラミックの製造方法 - Google Patents
高温寸法安定度を有する透明ガラスセラミックの製造方法Info
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- JPH11335139A JPH11335139A JP11050506A JP5050699A JPH11335139A JP H11335139 A JPH11335139 A JP H11335139A JP 11050506 A JP11050506 A JP 11050506A JP 5050699 A JP5050699 A JP 5050699A JP H11335139 A JPH11335139 A JP H11335139A
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Abstract
Si工程への露出に耐えられる基板材料を提供する。 【解決手段】 約850℃以上の歪み点を有するガラスセ
ラミック材料を製造する。ガラスセラミック材料が、6
時間に亘り900℃の温度に露出されたときに、100ppm
未満の寸法変化を示すのに十分な制御された冷却処理を
このガラスセラミック材料に施す。これにより、約900
℃以上の温度で高い寸法安定度を有するガラスセラミッ
ク材料が製造される。
Description
0℃)に露出されたときに高い寸法安定度を示す透明ガ
ラスセラミック材料、およびその製造方法に関するもの
である。そのようなガラスセラミックによって、高品質
の高温ポリシリコン(polysilicon)薄膜トランジスタ
(TFT)の製造および精密なフォトリソグラフィーを
行うことができる。
液晶材料の薄層を封入する二枚の平らなガラスシートか
らなる。ガラス上の一連の透明薄膜電極が、液晶材料の
光透過特性を調節し、それによって、画像が生じる。各
々のピクセルにダイオードまたは薄膜トランジスタ(T
FT)のようなアクティブ素子を組み込むことにより、
高いコントラストと応答速度を達成して、高解像度のビ
デオ表示装置を製造することができる。通常アクティブ
マトリクスLCD(AMLCD)と称される、そのよう
なフラットパネルディスプレイが、ノート型コンピュー
タおよび携帯用テレビのような高性能ディスプレイの主
要な技術となってきた。
工温度が450℃である非晶質ケイ素(a−Si)工程が
用いられている。それにもかかわらず、長年に亘り、多
結晶質ケイ素(poly−Si)を使用することによ
り、a−Siより優れたいくつかの利点が得られると認
識されてきた。Poly−Siは、駆動電流および電子
移動度がより高く、それによって、TFTのサイズを減
少させられると同時に、ピクセルの応答速度を増加させ
られる。Poly−Si加工により、ガラス基板上に直
接ディスプレイの駆動回路を製造することもできる。そ
のような一体化を行うことにより、著しく、コストが減
少し、信頼性が増大し、そして、パッケージをより小さ
くすることができる。これとは対照的に、a−Siに
は、テープキャリヤ接続のような集積回路パッケージン
グ技術を用いて、ディスプレイの周辺部に取り付けなけ
ればならない個別のドライバチップが必要である。
D)技術を用いてガラスシート上に非晶質ケイ素を付着
させ、続いて、この被覆したガラスを、a−Siをpo
ly−Siに結晶化させるのに十分な時間に亘り高温に
露出することによって作成される。poly−Siを製
造する方法には、二つの範疇に分類できる方法が数多く
ある。その一つは、約600℃までの加工温度を用いる低
温poly−Si方法であり、もう一方は、典型的に90
0℃ほどの高温を用いる高温poly−Si方法であ
る。
Siに結晶化できる特別な技術を必要とする。そのよう
な技術のうちの一つは、基板を400℃の温度に保持し、
エキシマレーザを用いてSi層を局所的に溶融し、再結
晶化させるレーザ再結晶化である。レーザ再結晶化の主
な欠点は、試料全体に亘り良好な均一性を達成するのが
困難なことである。この技術により作成されるPoly
−Si TFTのほとんどは、オンボード論理に関して
十分以上の移動度を有しているが、一度にほんのわずか
な面積しか溶融し、再結晶化できないという事実のため
に、均一性(例えば、ステッチ跡の形成(stitching))
の問題が生じてしまう。低温poly−Si TFT
は、非晶質ケイ素を熱的に結晶化させることにより(60
0℃の最高温度)作成することもできるが、そのような
低温で高品質のトランジスタを作成するために、それら
のフイルムを典型的に長時間に亘り(例えば、25時間以
上)処理しなければならない。これとは対照的に、高温
加工には、比較的短い加工時間しか必要なく、ゲート酸
化物(gate oxide)のその場での成長およびアニーリン
グ、並びにドープ剤の活性化のような、poly−Si
TFTの製造における他の熱加工段階を用いる利点を
提供する。
なくとも900℃の温度で製造される。そのような方法に
より、電子移動度が非常に高く(急速なスイッチ切換え
のために)、大面積に亘りTFTの均一性が優れている
poly−Siフイルムを形成することができる。この
製造工程は典型的に、基板が900℃の範囲の温度まで加
熱されることとなる、高温工程を用いた、連続した付着
およびパターニングからなる。ディスプレイ基板は、不
透明化したり、歪んだりせずに、そのような高温に耐え
られるだけでなく、精密な寸法安定度を維持しなければ
ならない。TFT製造には多数のフォトリソグラフィー
段階が必要とされるので、基板が不可逆に寸法変化(収
縮)すると、連続した露出段階の間でパターンの不整合
が生じてしまうことがある。ディスプレイの加工中に生
じる許容される基板の収縮は、回路設計の性質およびデ
ィスプレイのサイズに依存し、AMLCDに関しては、
そのような収縮は、ディスプレイの最大寸法に亘る最小
形状の数分の一以下まででなければならない。これは、
5-20ppmほどの、または500mmの基板長さに亘る2.5
から10ミクロン以下の収縮であって差し支えない。
とされる熱安定度の必要条件を満たすことのできる材料
は、ほんのわずかしかない。そのような手法の一つに、
溶融シリカを基板として使用することがある。溶融シリ
カは、990℃-1000℃の十分に高い歪み点を有し、6時間
に亘り900℃の高温poly−Si工程に露出されたと
きに非常にわずかしか収縮しない(<50ppm)。溶融
シリカの熱膨張は、ケイ素の熱膨張よりも著しく低い
が、熱膨張係数は、ケイ素の37×10-7/℃に対して、5
×10-7/℃である。このくいちがいにより、Siフイル
ムに応力が加えられることがある。さらに、溶融シリカ
基板は、それらを大きなディスプレイ用途に使用するこ
とは費用がひどく高くなるという点で、大きなサイズで
製造するのに非常に高価である。
縮することなく、高温のpoly−Si工程への露出に
耐えられる、それほど高価ではない代わりの基板材料を
開発することが望まれている。
温度に露出されたときに非常に高い寸法安定度を示す透
明なガラスセラミック材料、およびそのようなガラスセ
ラミック材料を製造する方法に関するものである。本発
明の透明な尖晶石ベースのガラスセラミックは、好まし
くは、850℃より高い、より好ましくは、875℃より高
い、そして最も好ましくは、900℃より高い歪み点を有
する。本出願人は、次の高温(例えば、900℃)加工中
の熱収縮を数ppm以内まで最小化して、超精密フォト
リソグラフィーを行わなければならない場合、高歪み点
のみでは十分ではないことがあることを発見した。標準
的なセラミック化スケジュールに、十分に制御された高
温冷却サイクルを含めることによって、前記歪み点の10
℃以内である次の加工温度でさえも、適切な最小レベル
の収縮を達成できることが分かった。
ガラスセラミック材料は、酸化物基準の重量パーセント
で計算して、45-75%のSiO2、10-28%のAl2O3、3
-13%のZnO、0-8%のMgO、0-10%のTiO2、0-1
0%のZrO2、0-15%のCs2O、および0-5%のBaO
を含み、ZnO+MgOの組合せが約6%以上であり、
TiO2+ZrO2の組合せが約4%よりも大きい組成に
包含される。
結晶相として尖晶石を含有する。主結晶相という用語に
より、この結晶相が、存在する総結晶相の少なくとも約
75容積パーセント、より好ましくは、少なくとも85容積
パーセント、そして最も好ましくは、少なくとも95容積
パーセントであることを意味する。本発明のガラスセラ
ミックは、ガラス質マトリクス内に分散した少なくとも
約20重量パーセントの結晶相である。
は、熱膨張をケイ素に密接に調和させる場合、25-300℃
の温度範囲に亘り、約22-42×10-7/℃の間、より好ま
しくは、約30-42×10-7/℃の間、そして最も好ましく
は、約35-40×10-7/℃の間の熱膨張係数を有する。透
明という用語により、本発明のガラスセラミックの1.1
mm厚のシートが、可視領域のスペクトル(400nmか
ら700nmまで)に亘り85パーセントよりも大きい透過
率を有することを意味する。好ましくは、ある用途に関
しては、これらのシートが、同様に近紫外線においてあ
る程度の透過率、例えば、350-400nmの領域に亘り50
パーセントより大きい透過率を有することも望ましい。
基板は、例えば、高温poly−Siフイルム用の基板
として用いてもよい。この場合には、このガラスセラミ
ック基板上にケイ素(典型的に非晶質)フイルムを付着
させ、次いで、ケイ素フイルムを高温poly−Siフ
イルムに転化させるのに十分な時間に亘り、このフイル
ムを800℃よりも高い温度に露出している。そのような
加工は典型的に、850℃よりも高い温度で行われ、最も
典型的には、約900℃で行われる。
クス内に分散した、無作為に配向した結晶からなり、前
駆体ガラス体の制御された内部核形成および結晶化によ
り製造することができる。それゆえ、所望の組成を有す
るガラス形成バッチを溶融し、この溶融物を冷却すると
同時に、従来のガラス形成技術を用いて、所定の形状を
有するガラス造形品に形成する。ここに記載した本発明
の尖晶石結晶含有ガラスセラミック前駆体ガラスのガラ
ス形成バッチは容易に溶融し、その結果生じた溶融物
は、幅広い様々な形状の製品に造形することができる。
前駆体ガラス、およびその結果として形成されたガラス
セラミックの組成は、重量パーセントで表して、45-75
%のSiO2、10-28%のAl2O3、3-13%のZnO、0-
8%のMgO、0-10%のTiO2、0-10%のZrO2、0-8
%のBaO、および0-15%のCs2O、を含み、または
それらから実質的になり、ZnO+MgOの合計が6%
以上であり、TiO2+ZrO2の合計が4%以上であ
る。より好ましくは、前駆体ガラス、およびその結果と
して形成されたガラスセラミックの組成は、重量パーセ
ントで表して、45-65%のSiO2、14-28%のAl
2O3、4-13%のZnO、0-8%のMgO、0-10%のTi
O2、0-6%のZrO2、0-8%のBaO、および0-15%の
Cs2O、を含み、またはそれらから実質的になり、Z
nO+MgOの合計が8%以上であり、TiO2+ZrO
2の合計が4%以上である。
同時に1998年2月26日出願された米国特許出願第09/030,
863号にさらに記載されている。この出願の明細書をこ
こに引用する。
たガラス組成物にAs2O5またはSb2O3のような清澄
剤を加えてもよい。さらに、所望であれば、Rb2O、
WO3、CaO、SrO、Nb2O5、AlF3、B2O3、
Y2O3またはP2O5のような他の酸化物またはフッ化物
を5%まで、および/またはBi2O3、Ta2O5、Ga2
O3、PbOまたはLa2O3を10%まで加えても差し支
えない。K2O、Na2O、Li2Oのレベルは、本発明
のガラスセラミックが移動性アルカリイオンを含まない
ことが望ましいので、好ましくは、3%以内に制限すべ
きであり、最も好ましくは、ゼロである。
十分に結晶化させ、所望の特性を得るために、好ましく
は、少なくとも6重量パーセントである。ZnO+Mg
Oの合計は、透明性を維持し、所望の歪み点および熱膨
脹を達成するために、好ましくは、18重量パーセント未
満である。
透明性を最適化するために、好ましくは、少なくとも4
%である。チタニアは、これらガラス中の非常に効果的
な核形成剤および尖晶石結晶の必須成分の両方として機
能する。チタニアのみ、ジルコニアのみ、またはこれら
二種類の酸化物の混合物が尖晶石相を核形成するけれど
も、ZrO2はガラスの液相線温度を著しく上昇させ、
その結果、粘度曲線が非常に急勾配になり、ストーニン
グ(stoning)のポテンシャルが増大してしまうので、ジ
ルコニアのみによる核形成は、実際的な観点から、一般
的には望ましくない。ジルコニアはまた、ガラスセラミ
ックの密度を増大させ、このことは、ほとんどの用途に
とって望ましくない。さらに、ジルコニアは、これらの
ガラス中の尖晶石を核形成させる上で、チタニアよりも
効率的ではない。この組成範囲のガラスは、十分に核形
成されない場合には、尖晶石の代わりに、または尖晶石
に加えて、β−石英固溶体およびMg−葉長石を生成す
る傾向にあり、望ましくない結晶成長と、その結果とし
てのこのガラスセラミック中の曇り度または不透明性、
並びにほとんどの厳しい場合における亀裂に導かれる。
組成中のマグネシアが多いほど、尖晶石相を効率的に核
形成させるのに必要なチタニアのレベルが高くなる。Z
rO2が含まれないとすると、Mgを含まない尖晶石組
成物においては、5%のTiO2で十分であるけれども、
約2%以下のMgOを有する組成物においては、最小で
7.5%のTiO2が一般的に必要とされる。
ラス中の多くの融剤を占め、前駆体ガラスよりも融剤の
少ない、したがって、「硬い」残留ガラスが残るので、
前駆体ガラスの歪み点よりも著しく高い歪み点を有す
る。ここに記載したガラスセラミックは、その組成が、
シリカ含有量が多く、また、理論的に、シリカに構造が
非常によく似た残留ガラスを有し、それによって、850
℃より高い、好ましくは、875℃より高い、より好まし
くは、900℃より高い、そして最も好ましくは、925℃よ
り高い歪み点を提供する。
らのガラスセラミック中の残留ガラス(すなわち、結晶
性ではない部分)は、純粋なシリカの組成にできるだけ
近い組成、または非架橋酸素のできるだけ少ない組成を
有するべきである。この理由のために、好ましいガラス
セラミックは、R2Oがアルカリ酸化物であり、ROが
アルカリ土類酸化物+ZnOである、(R2O+RO)
/Al2O3のモル比が約0.5と約1.5の間、より好ましく
は、約0.75と約1.25の間、そして最も好ましくは、約0.
85と約1.15の間にあるように設計される。これらの比
は、その系の全体的な過アルミニウム性または過アルカ
リ度の有用な指標として機能することができ、このこと
は同様に、歪み点のような特性の適切な予測手段として
機能する。これらの比が高いほど、残留ガラス中の非架
橋酸素原子が多くなり、したがって、ガラスセラミック
の歪み点が低くなると考えられている。一般的に、過ア
ルミニウム組成物が多いほど歪み点が高くなるが、しば
しばガラスの安定度および液相線と粘度との関係が犠牲
になる。
はガラスセラミックの組成は、酸化物基準の重量パーセ
ントで表して、約50-64%のSiO2、約16-22%のAl2
O3、約6-13%のZnO、約1-5%のMgO、約0-10%の
TiO2、約0-6%のZrO2、約0-4%のBaO、および
約0-5%のCs2Oを含み、またはそれらから実質的にな
り、ZnO+MgOの合計が9%以上であり、TiO2+
ZrO2の合計が5%以上である。
はガラスセラミックの組成は、酸化物基準の重量パーセ
ントで表して、約55-62%のSiO2、約18-22%のAl2
O3、約8-11%のZnO、約2-5%のMgO、約0-10%の
TiO2、約0-6%のZrO2、約0-3%のBaO、および
約0-4%のCs2Oを含み、またはそれらから実質的にな
り、ZnO+MgOの合計が9%以上であり、TiO2+
ZrO2の合計が5%以上である。
明を意図したものであって、いかようにも限定するもの
ではない以下の実施の形態を参照して、本発明を詳細に
説明する。
す、酸化物基準の重量部で表された多数のガラス組成が
列記されている。個々の成分の合計がほぼ100であるの
で、全ての実質的な目的に関して、報告した値が重量パ
ーセントを表すものと考えてもよい。実際のバッチ成分
は、他のバッチ成分と互いに溶融されたときに、適切な
比率で所望の酸化物に転化される、酸化物または他の化
合物いずれかのどのような材料であってもよい。
列記したガラスセラミックを調製した。ガラスバッチを
ボールミル粉砕し、16時間に亘り1600-1625℃で白金る
つぼ中において溶融し、6インチ×6インチ×0.5インチ
のパティとしてスチール板上に注型した。これらのガラ
スパティを1時間に亘り725-750℃でアニールし、続い
て、一晩に亘り冷却した。次いで、ガラスパティから小
片(coupons)を切断し、表Iに示したように一つ以上の
熱処理スケジュール(H.T.)を用いてセラミック化
した。本発明のガラスは、0-2時間に亘り775-800℃で核
形成し、次いで、850-1050℃の温度で2-4時間に亘り結
晶化させてもよい。標準的な粉末X線回折技術を用い
て、ガラスセラミック中に存在する結晶相を決定した。
列記した全ての実施例において、存在した唯一の結晶相
は、尖晶石固溶体(s.s.)である。表Iには、R2
Oがアルカリ酸化物であり、ROがアルカリ土類酸化物
+ZnOである、(R2O+RO)/Al2O3のモルパ
ーセント比も列記されている。これらの値は、ΣRO/
Al2O3の下に列記されている。
したがってガラスセラミックについて測定したいくつか
の化学的および物理的特性の測定値も列記されている。
℃で表されている歪み点は、ビーム曲げ粘度計測により
測定した。×10-7/℃で表された、25-300℃の温度範囲
に亘る線熱膨張係数(CET)は、膨脹計測により測定
した。実施例のいくつかの関しては、グラム/ccで密
度が列記されている。℃で表された液相線温度は、勾配
ボート技術を用いて24時間に亘り測定した。
0ポアズ、103ポアズ、104ポアズ、および105ポアズの粘
度を示す温度を含む液相線関連データも列記されてい
る。この粘度情報は、本発明の好ましい実施の形態にお
いて、ガラスセラミック組成物が、比較的広い作業温度
範囲を有するガラス材料となるように選択されるので、
重要である。ここに使用した作業粘度範囲は、ガラスセ
ラミックが103-105ポアズの粘度を示す温度範囲を意味
する。好ましくは、この範囲は少なくとも200℃であ
る。例えば、実施例16において、作業粘度範囲は236℃
(1416-1180℃)である。
は実施例4および9であり、実施例9が現在最も好まし
い。
しくは、ガラス中の融剤(MgOおよびZnO)が結晶
化工程中に尖晶石結晶に分配され、シリカが非常に多く
含まれる60-70容積%の連続残留ガラスが残るように設
計されている。その結果、この材料の歪み点は、前駆体
ガラスにおける約730℃から、最終的なガラスセラミッ
クにおける950℃超までに上昇することができる。その
ような歪み点は、溶融シリカおよびガラス質石英の歪み
点(990℃-1000℃)に近いけれども、それでもこれら後
者の材料とは異なり、ガラスセラミックを経済的に製造
することができる。
理は、結晶の核形成および結晶の成長を促進させる普通
の加熱工程より始まる。上述したように、ガラスセラミ
ック組成物は、前駆体ガラスの融剤が結晶化工程中に尖
晶石結晶に進入し、シリカが非常に多く含まれる60-70
容積%の連続残留ガラスが残るように設計されている。
質相中に適切に分配されるような十分に高い温度であ
り、十分に長い期間に亘るべきである。セラミック化ス
ケジュールは好ましくは、900℃より高い、より好まし
くは、950℃より高い、そして最も好ましくは、975℃よ
り高いピーク温度を有する。さらに、これらの材料は、
好ましくは、ほぼピークのセラミック化温度から、歪み
点未満の温度まで、0.5℃/分以下の速度で冷却させる
べきである。より好ましくは、それらの材料は、この遅
い冷却速度(0.5℃/分以下)で、形成されたガラスセ
ラミック材料の歪み点より少なくとも15度低い温度ま
で、最も好ましくは、その歪み点よりも少なくとも25℃
低い温度まで冷却すべきである。そのような制御された
様式で、好ましくはピークの結晶成長温度辺りから、ガ
ラスセラミック材料の歪み点未満の温度まで冷却するこ
とにより、そうしなければ約900℃の温度に露出された
ときにこれらの材料が経験する熱収縮を最小にすること
ができる。さらに、そのような工程を用いることによっ
て、そのようなセラミック化スケジュールおよび制御さ
れた冷却スケジュールが、互いに連続している製造工程
に含ませられるので、必ずしも費用が増えることにはな
らない。
れたときに、シミュレートされた高温(6時間に亘り900
℃)poly−Si工程における溶融シリカの最小収縮
挙動を再現にするように尖晶石ベースのガラスセラミッ
クを製造できることが示された。
であって、請求項により定義された本発明の範囲をいか
ようにも限定することを意図しない以下の実施例により
説明する。
組成を有するいくつかのガラスセラミック試料に、それ
らをガラスセラミック材料に転化させるのに十分な様々
なセラミック化および冷却スケジュール(以下の表IIに
詳細に記載されている)を施した。
Si加工工程をシミュレートした)を用いて、6時間に
亘り900℃に露出された後の、形成されたガラスセラミ
ックの圧密を測定した。収縮を測定する比較長技術(Com
parative Length Technique)として知られているこの技
術は以下のとおりである: ・ 3インチ×3インチまたは4インチ×4インチ平方で、
1mm厚の研磨されたガラスセラミック試料から始め
る。
つの比較線をけがく(基底線長)。
処理し、もう半分は標準として保持する。
で炉を加熱する。
冷却する。
との間の比較線のオフセットを比較する。
線)。
化処理および/または冷却速度を施したガラスセラミッ
ク試料に関するppmで表した収縮量が以下の表IIに列
記されている。各々の試料に関する測定歪み点は、913
℃で、同一であった。ベンチマークとして、溶融シリカ
の収縮を含める。
熱処理を行い、その後、試料を、炉を消し、炉のドアを
開くことにより冷却した。これにより、後の冷却速度が
いくぶん遅かったけれども、約5分で1000℃から約875℃
までの最初の冷却を行った(約25℃/分)。その結果、
その後、6時間の期間に亘り900℃の温度に露出されたと
きに許容されない収縮(130ppm)が生じたガラスセ
ラミックが得られた。
セラミック化スケジュールを延長することでは解決でき
ないことを示している。
された冷却スケジュールに露出した場合、そのガラスセ
ラミックは、6時間に亘り900℃の高温に露出したときに
大幅に改良された収縮を示した。
収縮に匹敵する、またはそれ未満の非常に小さい収縮を
示した。これは、ガラスセラミック材料をそのような高
温加工工程に露出したときに、この材料がそのような低
い収縮レベルを初めて達成できたものであると考えられ
る。特に驚くべき発見は、ガラスセラミックの歪み点が
たった約913℃であるにもかかわらず、低収縮が900℃で
得られることである。これらの材料の収縮は、溶融シリ
カがほぼ80℃高い歪み点(990℃-1000℃)を有するにも
かかわらず、溶融シリカにおいて得られる収縮に匹敵す
る。
リコンを形成するのに必要な温度に露出されたときに非
常に低い収縮を示し、それでもなお、製造するのに比較
的安価であるので、高温poly−Si TFT表示装
置用途における基板にとって特に有用である。TFT液
晶ディスプレイの基板に加えて、これらの耐火性ガラス
セラミックは、ポリシリコンの太陽電気用基板から、光
学装置の構成部材までに亘る幅広い用途において有用で
ある。
きたが、そのような詳細はその目的のためのみであり、
請求項により定義された本発明の精神および範囲から逸
脱せずに、当業者は様々な変更を行っても差し支えな
い。
Claims (26)
- 【請求項1】 6時間に亘り900℃に露出されたとき
に、100ppm未満の収縮を示すガラスセラミック材
料。 - 【請求項2】 850℃より大きい歪み点を有することを
特徴とする請求項1記載のガラスセラミック。 - 【請求項3】 900℃より大きい歪み点を有することを
特徴とする請求項1記載のガラスセラミック。 - 【請求項4】 前記収縮が50ppm未満であることを特
徴とする請求項3記載のガラスセラミック。 - 【請求項5】 ポリシリコンフイルムをその上に形成す
る平らなシート基板であって、該基板が、6時間に亘り
900℃に露出されたときに、100ppm未満の収縮を示す
ガラスセラミック材料からなることを特徴とする基板。 - 【請求項6】 850℃より大きい歪み点を有することを
特徴とする請求項5記載の基板。 - 【請求項7】 900℃より大きい歪み点を有することを
特徴とする請求項5記載の基板。 - 【請求項8】 前記収縮が50ppm未満であることを特
徴とする請求項7記載の基板。 - 【請求項9】 前記ポリシリコンフイルムが電子表示用
途のものであることを特徴とする請求項8記載の基板。 - 【請求項10】 酸化物基準の重量パーセントで表し
て、45-75%のSiO2、10-28%のAl2O3、3-18%の
ZnO、0-8%のMgO、0-10%のTiO2、0-10%のZ
rO2、0-15%のCs2O、および0-8%のBaOから実
質的になり、ZnO+MgOの組合せが約6%以上であ
り、TiO2+ZrO2の組合せが約4%以上である組成
物からなることを特徴とする請求項9記載の基板。 - 【請求項11】 約900℃以上の温度で高い寸法安定度
を有するガラスセラミック材料を製造する方法であっ
て、約850℃以上の歪み点を有するガラスセラミック材
料を製造し、 該ガラスセラミック材料が、6時間に亘り900℃の温度
に露出されたときに、100ppm未満の寸法変化を示す
のに十分な制御された冷却処理を該ガラスセラミック材
料に施す各工程からなることを特徴とする方法。 - 【請求項12】 前記製造工程が、 a) 酸化物基準の重量パーセントで計算して、45-75
%のSiO2、10-28%のAl2O3、3-18%のZnO、0-
8%のMgO、0-10%のTiO2、0-10%のZrO2、0-1
5%のCs2O、および0-8%のBaOを含み、ZnO+
MgOの組合せが約6%以上であり、TiO2+ZrO2
の組合せが約4%以上である組成を有するガラス材料を
製造し、 b) 該ガラス材料を、850℃以上の歪み点を有するガ
ラスセラミック材料に転化するのに十分な時間に亘り、
該ガラス材料を結晶成長温度に露出する各工程からなる
ことを特徴とする請求項11記載の方法。 - 【請求項13】 前記ガラス材料を製造する工程が、該
ガラス材料のシートを形成する工程を含むことを特徴と
する請求項12記載の方法。 - 【請求項14】 前記ガラスセラミック材料に制御され
た冷却処理を施こす工程が、前記ガラス材料を結晶成長
温度に露出する工程の最中またはその直後に行われるこ
とを特徴とする請求項11記載の方法。 - 【請求項15】 前記ガラスセラミック材料を製造する
工程が、約875℃以上の歪み点を有するガラスセラミッ
ク材料を製造する工程を含むことを特徴とする請求項1
1記載の方法。 - 【請求項16】 前記ガラスセラミック材料を製造する
工程が、約900℃以上の歪み点を有するガラスセラミッ
ク材料を製造する工程を含むことを特徴とする請求項1
2記載の方法。 - 【請求項17】 前記ガラス材料を結晶成長温度に露出
する工程が、該ガラス材料を少なくとも1時間に亘り約
900℃より高い温度に露出する工程を含むことを特徴と
する請求項12記載の方法。 - 【請求項18】 前記ガラス材料を結晶成長温度に露出
する工程が、該ガラス材料を少なくとも1時間に亘り約
900℃より高い温度に露出する工程を含むことを特徴と
する請求項16記載の方法。 - 【請求項19】 前記ガラス材料を結晶成長温度に露出
する工程が、該ガラス材料を少なくとも1時間に亘り約
950℃より高い温度に露出する工程を含み、前記制御さ
れた冷却処理が、前記ガラスセラミック材料を、前記結
晶成長温度から、該ガラスセラミック材料の歪み点より
少なくとも25℃低い温度まで、0.5℃/分以下の速度で
冷却する工程を含むことを特徴とする請求項12記載の
方法。 - 【請求項20】 前記制御された冷却処理が、前記ガラ
スセラミック材料を、前記結晶成長温度から、該ガラス
セラミック材料の歪み点より少なくとも25℃低い温度ま
で、0.5℃/分以下の速度で冷却する工程からなる第一
の制御された冷却工程を含むことを特徴とする請求項1
8記載の方法。 - 【請求項21】 前記結晶成長温度が約925℃より高い
温度からなり、前記制御された冷却処理が、前記ガラス
セラミック材料を、該結晶成長温度から、該ガラスセラ
ミック材料の歪み点より少なくとも25℃低い温度まで、
0.5℃/分以下の速度で冷却する工程を含むことを特徴
とする請求項16記載の方法。 - 【請求項22】 請求項11記載の方法により製造され
たガラスセラミック材料からなる基板上に電子表示用の
ポリシリコンフイルムを製造する方法であって、 該ガラスセラミック基板上にケイ素ベースのフイルムを
付着させ、該ケイ素ベースのフイルムを800℃よりも高
い温度に露出する各工程からなることを特徴とする方
法。 - 【請求項23】 請求項11記載の方法により製造され
たガラスセラミック材料からなる基板上に電子表示用の
ポリシリコンフイルムを製造する方法であって、 該ガラスセラミック基板上にケイ素ベースのフイルムを
付着させ、該ケイ素ベースのフイルムを850℃よりも高
い温度に露出する各工程からなることを特徴とする方
法。 - 【請求項24】 請求項11記載の方法により製造され
たガラスセラミック材料からなる基板上に電子表示用の
ポリシリコンフイルムを製造する方法であって、 該ガラスセラミック基板上にケイ素ベースのフイルムを
付着させ、該ケイ素ベースのフイルムを900℃以上の温
度に露出する各工程からなることを特徴とする方法。 - 【請求項25】 その上にポリシリコンフイルムを備え
ていることを特徴とする請求項5記載の基板。 - 【請求項26】 前記ポリシリコンフイルムが850℃よ
りも高い温度で処理されたことを特徴とする請求項25
記載の基板。
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