JPH11334968A - 画像形成装置のカール矯正装置 - Google Patents

画像形成装置のカール矯正装置

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JPH11334968A
JPH11334968A JP10161542A JP16154298A JPH11334968A JP H11334968 A JPH11334968 A JP H11334968A JP 10161542 A JP10161542 A JP 10161542A JP 16154298 A JP16154298 A JP 16154298A JP H11334968 A JPH11334968 A JP H11334968A
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image forming
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forming apparatus
correction plate
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JP10161542A
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Yoshihiro Terasaka
義弘 寺坂
Eiji Hishinuma
英司 菱沼
Hiroyasu Kono
浩康 河野
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Sailor Pen Co Ltd
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Sailor Pen Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像形成装置の排出口から排出されたときのは
がきのカールの程度に応じて正確に矯正できる画像形成
装置のカール矯正装置を提供する。 【解決手段】画像形成装置40の用紙排出口41の外側
に配置される基台20と、この基台10に取り付けら
れ、画像形成装置40の用紙排出口41から排出された
記録済のはがきが沿って移動する矯正板10からなり、
矯正板10の傾斜角度および基台20に対する位置を調
節可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザプリンタな
どの画像形成装置から排出された記録済のはがきなどの
用紙のカールを矯正する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタなどの画像形成装置で
は、未定着の画像が形成された用紙は、加熱ローラおよ
び加圧ローラからなる定着手段に搬送され、この定着手
段で定着された用紙は、駆動ローラと従動ローラからな
る用紙排出手段によって画像形成装置本体外に排出され
る。
【0003】ところで、かかる画像形成装置は、小型化
を図るために、定着手段と用紙排出手段との間の搬送路
を直線にすることができず、搬送路はU字状に湾曲して
いる。つまり、定着されて比較的高温になった用紙は、
一旦U字状に湾曲してから画像形成装置本体外に排出さ
れる。このとき、記録済みの用紙が、とりわけ、比較的
コシが強く、またサイズの小さいカット紙であるはがき
の場合は、U字状に湾曲した搬送路によって搬送される
と、はがきは強い湾曲力を受け、カールした状態で画像
形成装置本体外に排出され、このカールが残留する問題
点がある。
【0004】このため従来は、画像形成装置の排出口の
外側に、定着手段と用紙排出手段との間の搬送路におけ
るU字状の湾曲と逆方向にはがきを湾曲させるカール矯
正板を配置し、はがきなどの用紙に発生したカールを矯
正していた。
【0005】かかるカール矯正板は、はがきなどの用紙
の排出方向に対して一定の傾斜角度で配置されている。
そして、記録済みのはがきは、画像形成装置の排出口に
よって上下方向の位置が規制された状態で該排出口から
排出され、はがきの先端がカール矯正板に当接すると、
はがきなどの用紙の先端部分がカール矯正板に沿って進
行する。従って、定着手段と用紙排出手段との間の搬送
路においてカールしたはがきなどの用紙は、カール矯正
板の傾斜角度および画像形成装置の排出口からカール矯
正板までの距離によって規定される曲率によって逆方向
に湾曲し、カールが矯正される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、記録用用
紙、ことに私製はがきは、用紙の材質や紙厚は異なった
ものが使用され、また、はがきが吸湿している水分も季
節によって大きく異なる。従って、用紙の材質や紙厚、
および季節によって、画像形成装置の排出口から排出さ
れたときのカールの程度は一定ではない。しかるに、従
来のカール矯正板は、一定の傾斜角度で定位置に配置さ
れているので、はがきは、カールの程度にかかわらず、
常に一定の曲率によって逆方向に湾曲する。従って、カ
ール矯正が不十分であったり、矯正しすぎて逆方向にカ
ールしてしまう不具合かある。
【0007】そこで本発明は、画像形成装置の排出口か
ら排出されたときのはがきなどの用紙のカールの程度に
応じて正確に矯正できる画像形成装置のカール矯正装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、画像形成装置の用紙排出口の
外側に配置される基台と、この基台に取り付けられ、画
像形成装置の用紙排出口から排出された記録済のはがき
などの用紙が沿って移動する矯正板からなり、矯正板の
傾斜角度および基台に対する位置を調節可能とする。
【0009】また、請求項2の発明のように、基台に縦
方向の山形突起歯を有する移動ガイド部材を設けるとと
もに移動ガイド部材に横方向のスリットを形成し、矯正
板の下端部を弾性変形可能とし、この矯正板の下端部に
放射状の山形突起歯を有する回動駒を取り付けるととも
に基台のスリットに填め込まれる保持軸を設け、それぞ
れの表面に放射状の山形突起歯と縦方向の山形突起歯を
有する移動駒を移動ガイド部材と回動駒の間に介装させ
ることにより、好適に矯正板の傾斜角度および基台に対
する位置を調節できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、図面に基づいて本発明の
実施の形態を具体的に説明する。図1は、本発明実施例
の斜視図を示すが、合成樹脂で成形された基台20は、
両側に側板21が取り付けられた溝型をしている。基台
20に対して移動可能および傾斜角度調製可能に取り付
けられる矯正板10は、同じく合成樹脂で成形され、そ
の両側部に2本の切り割り溝11が形成されている。従
って、矯正板10の下端部10aは、矢印方向に圧縮応
力が加わると、弾性変形するようになっている。そし
て、矯正板10の下端の両側縁には、図3に示すよう
に、表面に放射状の山形突起歯12aが形成された円盤
状の回動駒12が固定され、回動駒12の中心から保持
軸13が伸びている。
【0011】基台20の側板21内面には、縦方向の山
形突起歯22aが形成された移動ガイド部材22が形成
されている。そして、移動ガイド部材22の中央には横
方向のスリット23が形成されており、矯正板10の保
持軸13がこのスリット23に填め込まれている。
【0012】矯正板10の回動駒12と移動ガイド部材
22の間には、図5に示すように、円盤状の移動駒30
が介装されている。移動駒30は、図4に示すように、
中心孔31を有し、この中心孔31に矯正板10の保持
軸13が挿通されているが、移動駒30の内側面32に
は、回動駒12と同じ放射状の山形突起歯32aが形成
され、外側面33には、移動ガイド部材22と同じ縦方
向の山形突起歯33aが形成されている。そして、回動
駒12と移動駒30の放射状の山形突起歯12a,32
aおよび移動駒30と移動ガイド部材22の縦方向の山
形突起歯33a,22aがそれぞれ噛合している。
【0013】従って、図2の水平方向の矢印の方向に矯
正板10に力を加えると、移動駒30の縦方向の山形突
起歯33aが移動ガイド部材22の縦方向の山形突起歯
22aを乗り越えて移動しようとして、切り割り溝11
が形成された矯正板10の下端部10aを内側に圧縮す
る。このため、矯正板10の下端部10aが弾性変形
し、移動駒30の縦方向の山形突起歯33aが移動ガイ
ド部材22の縦方向の山形突起歯22aを乗り越えて移
動駒30が移動する。つまり、基台20に対する矯正板
10の位置を、縦方向の山形突起歯22aのピッチごと
にスリット23の長さだけ調節することができる。
【0014】次に、図2の円弧状の矢印の方向に回動さ
せる力を矯正板10に加えると、回動駒12の放射状の
山形突起歯12aが移動駒30の放射状の山形突起歯3
2aを乗り越えて回動しようとして、切り割り溝11が
形成された矯正板10の下端部10aを内側に圧縮す
る。このため、矯正板10の下端部10aが弾性変形
し、固定駒12の放射状の山形突起歯12aが移動駒3
0の放射状の山形突起歯31aを乗り越えて回動駒12
が回動する。つまり、矯正板10の傾斜角度を、放射状
の山形突起歯12aのピッチごとに段階的に調節するこ
とができる。
【0015】このように、以上の実施例においては、縦
方向の山形突起歯22aを有する移動ガイド部材22を
基台20に設け、放射状の山形突起歯12aを有する回
動駒12を矯正板10に設け、それぞれの表面に放射状
の山形突起歯32aと縦方向の山形突起歯33aを有す
る移動駒30を移動ガイド部材22と回動駒12の間に
介装して、矯正板10の傾斜角度および基台20に対す
る矯正板10の位置を調節可能にしたが、かかる機構に
限定されるものではない。
【0016】かかるカール矯正装置を、図6に示すよう
に、画像形成装置40の用紙受け台42の所定に載置し
て固定する。定着手段で定着された記録済みの用紙Wで
あるはがきは、駆動ローラと従動ローラからなる用紙排
出手段43によって画像形成装置40の排出口41から
排出されるが、前述のとおり、小型化のために、はがき
は定着手段からU字状に湾曲した状態で排出口41に搬
送される。従って、はがきは、カールした状態で排出口
41から排出されるが、カールの程度ははがきの材質な
どによって異なる。
【0017】そこで、カールの程度に応じて、矯正板1
0の傾斜角度Aや位置Bを調整する。つまり、カールが
著しいときは、矯正板10の傾斜角度Aを小さくして垂
直に近くし、また、位置Bを排出口41に近付ける。逆
に、カールの程度が小さいときは、矯正板10の傾斜角
度Aを大きくして水平に近くし、また、位置Bを排出口
41から遠ざける。そして、はがきの先端が傾斜した矯
正板10に当接し、矯正板10に沿って進行することに
よりカールと逆方向に湾曲してカールが矯正されるが、
矯正板10の傾斜角度Aや位置Bが最適値に調整されて
いるのて、カールの矯正が不十分であったり、逆方向に
カールすることがなく、適正にカールを矯正することが
できる。なお、以上の実施例は、用紙がはがきの場合に
ついて説明したが、この用紙ははがきに限られるもので
はない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置のカール矯正装置は、画像形成装置の用紙排出口の
外側に配置される基台と、この基台に取り付けられ、画
像形成装置の用紙排出口から排出された記録済のはがき
などの用紙が沿って移動する矯正板からなり、矯正板の
傾斜角度および基台に対する位置を調節可能としたの
で、画像形成装置の排出口から排出されたときのはがき
のカールの程度に応じて正確に矯正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の斜視図である。
【図2】矯正板の移動および回動の説明図である。
【図3】回動駒の説明図である。
【図4】移動駒の説明図である。
【図5】移動ガイド部材と移動駒と回動駒の関係説明図
である。
【図6】本発明の使用状態の説明図である。
【符号の説明】
10 矯正板 11 切り割り溝 12 回動駒 13 保持軸 20 基台 21 側板 22 移動ガイド部材 23 スリット 30 移動駒 40 画像形成装置 41 排出口 42 用紙受け台 43 用紙排出手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置の用紙排出口の外側に配置
    される基台と、該基台に取り付けられ、画像形成装置の
    用紙排出口から排出された記録済のはがきなどの用紙が
    沿って移動する矯正板からなり、該矯正板の傾斜角度お
    よび該基台に対する位置が調節可能であることを特徴と
    する画像形成装置のカール矯正装置。
  2. 【請求項2】 前記基台に縦方向の山形突起歯を有する
    移動ガイド部材を設けるとともに該移動ガイド部材に横
    方向のスリットを形成し、前記矯正板の下端部を弾性変
    形可能とし、この矯正板の下端部に放射状の山形突起歯
    を有する回動駒を取り付けるとともに基台のスリットに
    填め込まれる保持軸を設け、それぞれの表面に放射状の
    山形突起歯と縦方向の山形突起歯を有する移動駒を移動
    ガイド部材と回動駒の間に介装して該矯正板の傾斜角度
    および該基台に対する位置が調節可能であることを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置のカール矯正装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008150195A (ja) * 2006-12-20 2008-07-03 Fuji Xerox Co Ltd 媒体変形予測装置、媒体変形予測プログラム、媒体変形予測方法、媒体搬送装置、媒体搬送制御プログラムおよび画像形成装置
CN103950760A (zh) * 2014-05-14 2014-07-30 王丽 一种分切机的盘纸固定器
CN111547557A (zh) * 2019-02-08 2020-08-18 富士施乐株式会社 纸张排出装置以及图像形成装置

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