JPH11334453A - ダンプ車 - Google Patents

ダンプ車

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Publication number
JPH11334453A
JPH11334453A JP14700098A JP14700098A JPH11334453A JP H11334453 A JPH11334453 A JP H11334453A JP 14700098 A JP14700098 A JP 14700098A JP 14700098 A JP14700098 A JP 14700098A JP H11334453 A JPH11334453 A JP H11334453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottom plate
packing box
load box
plate
dump truck
Prior art date
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Pending
Application number
JP14700098A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Sano
正弘 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIN MEIWA AUTO ENGINEERING KK
Original Assignee
SHIN MEIWA AUTO ENGINEERING KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SHIN MEIWA AUTO ENGINEERING KK filed Critical SHIN MEIWA AUTO ENGINEERING KK
Priority to JP14700098A priority Critical patent/JPH11334453A/ja
Publication of JPH11334453A publication Critical patent/JPH11334453A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】屋内など高さ制限のある場所でも有効に利用す
ることができ、しかも汎用性の高いダンプ車を提供す
る。 【解決手段】車体1上に搭載された荷箱2の底面を形成
する底板4の後端が当該荷箱2に回動自在に設けられ、
底板4の前端には当該底板4と略同じ幅を有し、荷箱2
の前面に案内されながら上下に移動自在な補助板11が
屈折自在に設けられ、前記車体1と底板4との間にダン
プ装置が介装されるとともに、荷箱2には上記底板4が
所定角度傾動した際にこの底板4の上方への傾動を阻止
するストッパ15が設けられている。前記荷箱2には底
板4を当該荷箱2の底面を形成する位置に固縛する固縛
装置10が設けられている。前記補助板11は、前記底
板4が荷箱2内において所定角度傾動した際に当該荷箱
2の前部上方に略水平に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダンプ車に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このダンプ車としては、実開昭6
3−139133号公報記載のものに見られるように、
荷箱の底面上にシートを敷設し、このシートの前端部を
荷箱の前面に沿って立上げ配置するとともに、荷箱の前
面上部に設けた巻取ドラムに連結したものが提供されて
おり、巻取ドラムでシートの前端部を巻き上げること
で、荷箱内においてシートを前上がりに傾斜させ、これ
によって荷箱を傾動させることなく、シート上に積載さ
れた粉粒体を荷箱の後方に排出するものが提供されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のダンプ車では、シートを巻き上げることで、このシ
ート上の収容物を排出しているため、排出時においてシ
ートの中央部が該シートの持つ弾性により積載物の重量
で垂れ下がることになり、この垂れ下がった部分に相当
の残量が生じ、排出性が悪いという問題があった。
【0004】また、長期間排出を行っているとシート自
体が延びて荷箱の両側面との間に隙間が生じ、この隙間
から収容物が荷箱の底面に漏れ、底面上に堆積するとい
う問題があり、特に収容物が粉粒体など細かな物の場合
に顕著である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のダンプ車
は、車体上に荷箱が傾動自在に搭載されたダンプ車にお
いて、前記荷箱の底面を形成する底板の後端が当該荷箱
に回動自在に設けられ、底板の前端には当該底板と略同
じ略を有し、荷箱の前面に案内されながら上下に移動自
在な補助板が屈折自在に設けられ、前記車体と底板との
間にダンプ装置が介装されるとともに、荷箱には上記底
板が当該荷箱内において所定角度傾動した際にこの底板
の上方への傾動を阻止するストッパが設けられたもので
ある。
【0006】請求項2記載のダンプ車は、前記荷箱には
底板を当該荷箱の底面に固縛する固縛装置が設けられた
ものである。
【0007】請求項3記載のダンプ車は、前記補助板
が、前記底板が荷箱内において所定角度傾動した際にこ
の荷箱の前部上方に略水平に配置されるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0009】図1は、本発明のダンプ車の概略の全体構
成を示している。このダンプ車は、車体1上に荷箱2が
搭載されている。
【0010】荷箱2は、上面が開口された箱状に形成さ
れたもので、図2に示すように、荷台フレーム3と、こ
の荷台フレーム3上に設けられた底板4と、荷台フレー
ム3の両側にそれぞれ立設された側壁5と、荷台フレー
ム3の前端に立設された前壁(前面)6と、適宜な開閉
機構により開閉自在に構成された後壁7とから構成され
ている。
【0011】前記荷台フレーム3は、その後端が車体1
の後端にブラケットを介してピン8により回動自在に支
持されている。
【0012】前記底板4は、荷台フレーム3上に水平に
支持されるとともに、その後端が荷台フレーム3の後端
にヒンジ4aを介して回動自在に支持されている。底板
4と車体1との間には当該底板4を上方に傾動自在なホ
イスト機構等のダンプ装置9(図1参照)が介装されて
いる。
【0013】前記底板4の前端には、ロックピン等の固
縛装置10が設けられており、この固縛装置10の操作
により当該底板4と荷台フレーム3との両者が固縛・解
除自在になされている。
【0014】また、底板4の前端には補助板11が設け
られている。この補助板11は、前記底板4の左右幅と
略同じ幅を有し、その基端がヒンジ11aにより前記底
板4の前端に屈折自在に設けられている。補助板11
は、図2に示すように底板4が荷台フレーム3上に水平
に支持された状態では前記前壁6に沿って立ち上がった
状態で荷箱2内に配置される。
【0015】また、補助板11の先端には、前壁6に沿
って転動自在な案内ローラ12が設けられるとともに、
前壁6の上部にはホイスト機構9による底板4の上方へ
の傾動に伴って上方に移動した補助板11の底面を支持
する支持ローラ13が設けられている。
【0016】次に、このように構成されたダンプ車の動
作について説明する。まず、固縛装置10を解除して荷
台フレーム3と底板4とを分離させた状態で、ダンプ装
置9を作動させる場合について説明する。
【0017】この状態でダンプ装置9を作動させると、
底板4がその後端を中心にして上方に傾動し、これに伴
って補助板11はその先端の案内ローラ12が転動しな
がら前壁6に沿って上方に移動する。
【0018】これにより、底板4に対して垂直状態の補
助板11が一直線上となるよう徐々に前方に傾斜するよ
うに回動し、さらに底板4が上方に傾動することによっ
て、補助板11の先端が前壁6の上方に突出する。
【0019】そして、補助板11の先端が前壁6から突
出すると、今度は補助板11の先端部を支持ローラ13
が支持しながらこの補助板11がさらに同方向に回動し
て上方に移動するとともに、底板4が上方に傾動し、底
板4の両側が側壁の上端に設けられたストッパ15(図
2参照)に当接する。これによって底板4の上方への傾
動が阻止され、ダンプ装置9の作動を停止することで底
板4が荷箱2内において傾動した状態で保持される(図
1及び図2の二点鎖線参照)。この際、補助板11は荷
箱2の前部上方において略水平に配置されている。
【0020】このように荷箱2を傾動させることなく、
底板4を荷箱2内で傾動させることにより、屋内など高
さ制限により荷箱2自体を傾動させることができない場
合でも、荷箱2内に収容した収容物を荷箱2の後端部か
ら排出することができる。
【0021】しかも、底板4は、ホイスト機構でダンプ
させる必要があることから、当該底板4自体に鋼板など
の剛性の高いもの使用する他、ダンプ可能な強度を有す
るように構成されており、この結果、底板4が傾動して
も当該底板4が撓むこともなく収容物を円滑に排出する
ことができる。
【0022】また、底板4が傾動した状態では補助板1
1が荷箱2の前部上方に略水平に配置されるので、この
補助板11上に作業者が乗って作業を行うこともでき
る。このため果樹園における果実の収穫などにもこの補
助板11を利用でき、しかも果樹園では、樹木により前
述したような高さが制限される場所も多いため、このダ
ンプ車を有効に利用することができる。
【0023】さらに、上述した状態でさらにダンプ装置
9を作動させ底板4を上方に傾動させると、図3に示す
ように、荷箱2に対する底板4の傾動角度を保持した状
態で、底板4とストッパ15との当接によって荷箱2自
体が傾動する。これにより、地上に対する底板4の傾動
角度がさらに大きくなり、収容物の排出をさらに円滑に
行うことができる。なお、この動作は、前述した荷箱2
を上方に傾動させることのできない高さ制限のある所で
は行うことができないものの、上記動作による荷箱2の
傾動は後述する荷箱2自体を直接傾動させるものに比べ
て遙かに傾動角度が小さく、このため高さにある程度余
裕があるが荷箱2自体を最大には傾動できない場合に有
効である。
【0024】次に、固縛装置10によって荷台フレーム
3と底板4とを一体に固縛した状態で、ダンプ装置9を
作動させる場合について説明する。
【0025】この状態でダンプ装置9を作動させると、
底板4と共に荷台フレーム3が後端のピン8を中心にし
て上方に傾動し、これによって荷箱2全体が上方に傾動
する通常の傾動動作を行うことができる。なお、この際
には底板4は荷箱2に対して傾動することなく荷箱2の
底面に保持された状態で当該荷箱2とともに傾動するこ
とになる。
【0026】ここで、前述したように荷箱2内において
底板4を傾動配置した状態でこの荷箱2を傾動させた場
合と、底板4を荷箱2の底面に保持した状態で荷箱2全
体を最大傾動させた場合とでは、地上に対する荷箱2全
体の傾動角度は前者の場合の方が小さいものの、地上に
対する底板4の傾動角度は両者とも同じである。よっ
て、同じ底板4の傾動角度(排出角度)を得るにあたっ
ては荷箱2の傾動角度の小さい方が、車輌の重心が低く
なるため、転倒等の危険がなく安全性が高い。
【0027】このように、固縛装置10による底板4と
荷台フレーム3との固縛・解除と、ダンプ装置9の作動
を適宜に操作することで、高さが制限される場所など作
業状況に応じて荷箱2と底板4との傾動動作を選択でき
る汎用性の高いダンプ車を提供することができる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、荷
箱の底板のみをダンプ装置により傾動させることで、荷
箱自体を傾動させることなく荷箱内に収容された収容物
を排出することができ、屋内など高さ制限のある場所で
も有効に利用することができる。また、底板が所定角度
傾動してストッパに当接した状態でさらにダンプ装置に
より底板を傾動させることで、荷箱自体を最大角度に傾
動させることなく底板を最大角度まで傾動させることが
でき、このため車輌の重心を低くした状態で安定的に収
容物の排出を行うことができる。
【0029】また、荷箱の底板と当該荷箱との固縛・解
除を固縛装置により行うことで、荷箱自体が傾動する通
常の傾動動作をも行うことができ、汎用性の高いダンプ
車を提供することができる。
【0030】さらに、底板が所定角度傾動した際に荷箱
の前部上方において補助板を略水平に配置することで、
この補助板を利用して高所の作業などが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のダンプ車の概略の全体構成を示す側面
図である。
【図2】荷箱の構成を示す一部切欠の側面図である。
【図3】底板及び荷箱の傾動動作を示す側面図である。
【符号の説明】
1 車体 2 荷箱 4 底板 6 前壁(前面) 9 ダンプ装置 10 固縛装置 11 補助板 15 ストッパ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体上に搭載された荷箱の底面を形成す
    る底板の後端が当該荷箱に回動自在に設けられ、底板の
    前端には当該底板と略同じ幅を有し、荷箱の前面に案内
    されながら上下に移動自在な補助板が屈折自在に設けら
    れ、前記車体と底板との間にダンプ装置が介装されると
    ともに、荷箱には上記底板が当該荷箱内において所定角
    度傾動した際にこの底板の上方への傾動を阻止するスト
    ッパが設けられたことを特徴とするダンプ車。
  2. 【請求項2】 前記荷箱には底板を当該荷箱の底面を形
    成する位置に固縛する固縛装置が設けられた請求項1記
    載のダンプ車。
  3. 【請求項3】 前記補助板は、前記底板が荷箱内におい
    て所定角度傾動した際にこの荷箱の前部上方に略水平に
    配置される請求項1又は2記載のダンプ車。
JP14700098A 1998-05-28 1998-05-28 ダンプ車 Pending JPH11334453A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101667294B1 (ko) * 2015-06-19 2016-10-18 주식회사 포스코 원료 공급장치
CN111547083A (zh) * 2020-05-08 2020-08-18 台州学院 一种大容积活动端墙的铁路漏斗车
WO2023045614A1 (zh) * 2021-09-26 2023-03-30 中车齐齐哈尔车辆有限公司 漏斗车体及具有其的运输车

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CN111547083B (zh) * 2020-05-08 2024-03-22 台州学院 一种大容积活动端墙的铁路漏斗车
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

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Effective date: 20060307