JPH11334229A - 感熱色素転写用色素受容要素 - Google Patents

感熱色素転写用色素受容要素

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JPH11334229A
JPH11334229A JP11127443A JP12744399A JPH11334229A JP H11334229 A JPH11334229 A JP H11334229A JP 11127443 A JP11127443 A JP 11127443A JP 12744399 A JP12744399 A JP 12744399A JP H11334229 A JPH11334229 A JP H11334229A
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polymer
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JP11127443A
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Elizabeth G Burns
ジー.バーンズ エリザベス
Kristine B Lawrence
ビー.ローレンス クリスティン
Wayne A Bowman
エー.ボーマン ウェイン
Hwei-Ling Yau
ヨー ウェイ−リン
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水を用いて塗布できる色素画像受容層を有
し、色素褪色を最少にできる感熱色素転写用受容要素を
提供することである。 【解決手段】 一般式:Aa −Bb −Cc (式中、Aは
単独重合した際に25℃より高いTgを有するポリマー
を生成するモノマーから誘導され;aは5〜45モル%
であり;Bは単独重合した際に10℃未満のTgを有す
るポリマーを生成するモノマーから誘導され;bは35
〜90モル%であり;Cはアニオン性水溶性モノマーの
塩から誘導される反復単位であり;そしてcは0〜20
モル%である。)を有するビニルラテックスポリマーを
含む色素画像受容層をその一面上に有する支持体を含ん
でなる感熱色素転写用色素受容要素。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱色素転写に用
いられる色素受容要素、さらに詳細には、前記要素用の
ビニルラテックス色素画像受容層に関する。近年、カラ
ービデオカメラから電子的に発生させた映像からプリン
トを得るための感熱転写装置が開発されている。このよ
うなプリントを得る方法の一つによると、まず電子映像
をカラーフィルターによって色分解する。次いで、それ
ぞれの色分解画像を電気信号に変換する。その後、これ
らの信号を操作して、シアン、マゼンタ及びイエローの
電気信号を発生させ、これらの信号を感熱プリンターへ
伝送する。プリントを得るため、シアン、マゼンタまた
はイエローの色素供与体素子を色素受容要素と向い合わ
せて配置する。次いで、それら二つの要素を感熱プリン
トヘッドと定盤ローラーとの間に挿入する。ラインタイ
プ感熱プリントヘッドを使用して、色素供与体シートの
裏側から熱をかける。感熱プリントヘッドは数多くの加
熱素子を有し、シアン、マゼンタ及びイエローの信号の
一つに応じて逐次加熱される。その後、この処理を他の
2色について繰り返す。こうして、スクリーンで見た元
の映像に対応するカラーハードコピーが得られる。この
方法とそれを実施するための装置についての更なる詳細
は、米国特許第4,621,271号明細書に記載され
ている。
【0002】感熱色素転写に用いられる色素受容要素
は、一般に色素画像受容層、及び場合により存在する追
加層をその一面上に担持する支持体(透明又は反射性)
を含む。色素受容層は組成物を広範囲に組み合わせたも
のから選ばれるポリマー材料を含み、良好な色素親和性
を有するべきである。色素は転写工程中に色素受容層に
迅速に遊動し、しかもそれが鑑賞に付される環境で、不
動でしかも安定でなければならない。色素を受容要素中
で不動化する一方法は、画像発生後ラミネート層を供与
要素から受容体に転写することである。
【0003】
【従来技術】米国特許第5,529,972号は、色素
受容層がスチレン−アクリルラテックスであってもよい
感熱色素転写用色素受容体に関する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第5,52
9,972号では、感熱処理の際スチレン−アクリルラ
テックスに転写された色素が、光に曝されると高い色素
褪色を示す点で、開示されタ特定のスチレン−アクリル
ラテックスには課題がある。本発明の目的は、水を用い
て塗布できる色素画像受容層を有する感熱色素転写用受
容要素を提供することである。本発明の別の目的は、色
素褪色を最少にできる感熱色素転写用受容要素を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】これらの目的および他の
目的は、以下の一般式: Aa −Bb −Cc (式中、Aは単独重合した際に25℃より高いTgを有
するポリマーを生成するモノマーから誘導され;aは5
〜45モル%であり;Bは単独重合した際に10℃未満
のTgを有するポリマーを生成するモノマーから誘導さ
れ;bは35〜90モル%であり;Cはアニオン性水溶
性モノマーの塩から誘導される反復単位であり;そして
cは0〜20モル%である。)を有するビニルラテック
スポリマーを含む色素画像受容層をその一面上に有する
支持体を含んでなる感熱色素転写用色素受容要素に関す
る本発明により達成される。
【0006】前記式中、Aは、例えば、スチレン、メチ
ルメタクリレート、t−ブチルアクリルアミド、イソボ
ルニルアクリレート、イソボルニルメタクリレート又は
エチルメタクリレートであることができ;Bはブチルア
クリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、2−
エチルヘキシルアクリレート、ラウリルアクリレート又
はラウリルメタクリレートであることができ:Cはメタ
クリル酸、ナトリウム塩;スルホエチルアクリレート、
ナトリウム塩;スルホプロピルアクリレート、カリウム
塩;アクリル酸、ナトリウム塩;又は2−アクリルアミ
ド−2−メチルプロパンスルホン酸、ナトリウム塩であ
ることができる。
【0007】本明細書において、ビニルとは通常の遊離
ラジカル重合条件下で重合する不飽和分子を意味し、ラ
テックスとは固体粒子の水中懸濁物を意味する。以下
は、本発明に使用できるビニルラテックスポリマーの例
である:
【0008】
【表1】
【0009】前記ポリマーは、0.5g/m2 から10
g/m2 範囲の濃度で使用でき、必要に応じて有機溶剤
又は水を用いて塗布できる。本発明の色素受容要素用支
持体は、透明であってもまたは反射性であってもよく、
ポリマー紙、合成紙もしくはセルロース紙の支持体、又
はそれらの積層体であってよい。好ましい実施態様にお
いては紙支持体を使用する。さらに好ましい実施態様に
おいて、ポリマー層が、紙支持体と色素画像受容層の間
に存在する。例えば、ポリオレフィン、例えば、ポリエ
チレン又はポリプロピレンを使用できる。さらに好まし
い実施態様において、白色顔料、例えば、二酸化チタ
ン、酸化亜鉛等をポリマー層に添加して、反射性を付与
してもよい。加えるに、下塗り層をこのポリマー層の上
に用いて、色素画像受容層への接着性を向上させてもよ
い。このような下塗り層は米国特許第4,748,15
0号、第4,965,238号、第4,965,239
号および第4,965,241号に開示されている。受
容要素はまた、米国特許第5,011,814号および
第5,096,875号に開示されているようなバッキ
ング層を含んでもよい。
【0010】本発明の色素受容要素と共に用いられる色
素供与要素は、従来、色素含有層をその表面上に有する
支持体を含む。それが色素受容層に熱作用により転写で
きるものなら任意の色素を本発明に用いる色素供与層に
使用できる。特に良好な結果は、昇華性色素を使用した
場合に得られている。本発明に使用できる色素供与体
は、例えば、米国特許第4,916,112号、米国特
許第4,927,803号及び米国特許第5,023,
228号に記載されている。
【0011】前記のように、色素供与要素を用いて色素
転写画像を形成する。このような工程には、色素供与要
素の像様加熱次いで色素画像の前記色素受容要素への転
写による色素転写画像の形成が含まれる。本発明の好ま
しい態様においては、シアン、マゼンタおよびイエロー
色素の連続反復領域を塗布したポリ(エチレンテレフタ
レート)支持体を含む色素供与要素を用い、この色素転
写工程を各カラーについて逐次行って三色の色素転写画
像を得る。当然のことながら、単一カラーについて前記
プロセスを1回だけ行えば、単色の色素転写画像が得ら
れる。
【0012】色素供与要素から本発明の受容要素への色
素転写に用いることができる感熱プリントヘッドは市販
されている。あるいは感熱色素転写用の他の既知エネル
ギー源、例えば、英国特許第2,083,726A号に
記載されているようなレーザーを用いてもよい。本発明
の感熱色素転写集成体は、(a)色素供与要素、及び
(b)前記の色素受容要素を含んでなり、色素受容要素
は色素供与要素と重ね合わせた関係にあるので供与要素
の色素層が受容要素の色素画像受容層と接触した状態に
ある。
【0013】三色画像を得る場合は、前記集成体を3回
形成し、その間感熱プリントヘッドにより熱を加える。
第一色素を転写後、要素を引き剥がす。第二色素供与要
素(または別の色素領域を有する供与要素の別の領域)
を、色素受容要素と位置を合せて置き、次いで前記工程
を反復する。第三色も同様にして得る。以下の実施例は
本発明をさらに具体的に説明するためのものである。
【0014】
【実施例】例1 アクリレートラテックスポリマーP−1の製造 このポリマーを以下のように製造した:オーバーヘッド
攪拌モーター及び導入/添加アダプターを備えた三口丸
底フラスコ中の水475mLに窒素をパージした。窒素
パージしたフラスコにDowfax 2A1(登録商標)
(14mL;Dow Chemical Compan
y)を添加した。このフラスコを80℃に保持した。オ
ーバーヘッド攪拌モーター及び窒素導入口を備えた三口
添加ロート中の水225mLに窒素をパージした。添加
フラスコ中のパージされた攪拌水に、Dowfax 2A
1(登録商標)(14mL)、メタクリル酸19.0
g、ブチルメタクリレート235g及びメチルメタクリ
レート33gをこの順で添加した。過硫酸カリウム
(3.0g)及びメタ重亜硫酸ナトリウム1gを反応フ
ラスコに添加し、次いでモノマー添加を直ちに開始し
た。モノマー懸濁液を反応フラスコに15mL/分で添
加し、40分で完了した。添加終了時に過硫酸カリウム
をさらに3g添加し、次いで反応物を80℃で2時間攪
拌した。室温まで冷却後、反応物を15%wt/wtの
水酸化ナトリウム溶液19mLでpH7.0まで中和し
た。
【0015】ポリマーP−2〜P−13を、P−1の製
造と同様に製造したが、対応組成物を表1に示す。例2 アクリルアミドポリマーP−14の製造 このポリマーを以下のように製造した:先ず第一に、オ
ーバーヘッド攪拌モーター及び窒素導入口を備えた三口
添加ロート中に水2258.3mLをパージした。添加
フラスコ中のパージされた攪拌水に、C14〜C16オレフ
ィンスルホン酸ナトリウム(70g,40%固体、Wi
conate(登録商標)AOS、Witco Che
mical Company)及びブチルアクリレート
750gを添加した。この乳剤を一晩攪拌し、その後t
−ブチルアクリルアミド750gを添加し、5分間攪拌
し,その後添加を開始した。オーバーヘッド攪拌モータ
ー及び導入/添加アダプターを備えた三口丸底フラスコ
中の水1127.17gに窒素をパージすることにより
反応フラスコ中の内容物を用意した。Wiconate
(登録商標)(37.5g,40%固体)を窒素パージ
したフラスコに添加した。このフラスコを80℃に保持
した。過硫酸カリウム(1.5g)を反応フラスコに添
加し、その後モノマー添加を直ちに開始した。モノマー
懸濁液を反応フラスコに32mL/分の速度で添加し、
2時間14分で完了した。添加終了時に反応物を80℃
で20分攪拌した。室温まで冷却後、反応物を濾過し
た。
【0016】ポリマーP−15〜P−18を、P−14
と同様に製造したが、対応組成物を表2に示す。
【0017】
【表2】
【0018】例3 色素受容要素E−1〜E−18の製
これらの要素を以下のように製造した:まず第一に米国
特許第5,244,861号に開示されているような3
8μm厚さのマイクロボイド化複合体フィルム(OPP
alyte(登録商標)350TW、Mobil Ch
emicalCo.)を紙コアに押出し積層した。次に
得られた積層体の複合体フィルム面に以下の層をこの順
に塗布した: 1)0.02g/m2 のPolymin P(登録商
標)ポリエチレンイミン(BASF Corporat
ion)の下塗り層(蒸留水を用いて塗布)、 2)3.23g/m2 のラテックスP−1〜P−18水
性分散体及び0.022g/m2 のフルオロカーボン界
面活性剤(Fluorad FC−170(登録商
標)、3M Corporation)の混合物からな
る色素受容層(蒸留水を用いて塗布)。
【0019】P−1〜P−18の代わりにCP−1を用
いた以外は前記と同様に対照受容要素C−1を製造し
た。CP−1は、米国特許第5,529,972号の表
Cの発明1に類似のLipaton Ae 4620
(登録商標)(PolymerLatex Inc.)
である。色素供与要素の製造 以下の色素を実施例で用いた:
【0020】
【化1】
【0021】
【化2】
【0022】色素供与要素は、6μmのポリ(エチレン
テレフタレート)支持体(DuPont Co.)に以
下を塗布することにより製造した: 1)チタンテトラ−n−ブトキシド(Tyzor TB
T(登録商標)(DuPont Co.)(0.12g
/m2 )の下塗り層(n−プロピルアセテート/1−ブ
タノール(85/15)溶媒混合物を用いて塗布)、及
び 2)以下の組成物を含有するイエロー、マゼンタ及びシ
アンの反復色素パッチ。
【0023】イエロー組成物は、0.29g/m2 のイ
エロー色素1、0.31g/m2 のCAP 482−2
0(20s粘度セルロースアセテートプロピオネート、
Eastman Chemical Co.)、0.0
76g/m2 のCAP482−0.5(0.5s粘度セ
ルロースアセテートプロピオネート,EastmanC
hemical Co.)、0.006g/m2 の2μ
mジビニルベンゼン架橋ビーズ(Eastman Ko
dak Co.)、及び0.0014g/m 2 のFlu
orad FC−430(登録商標)(3M Corp
oration)を含有した(トルエン/メタノール/
シクロペンタノン(70/25/5)溶媒混合物を用い
て塗布)。
【0024】マゼンタ組成物は、0.17g/m2 のマ
ゼンタ色素1、0.18g/m2 のマゼンタ色素2、
0.31g/m2 のCAP 482−20、0.07g
/m2のフェニル−インダン−二酸の2,4,6−トリ
メチルアニリド、0.006g/m2 の2μmジビニル
ベンゼン架橋ビーズ、及び0.0011g/m2 のFl
uorad FC−430(登録商標)を含有した(ト
ルエン/メタノール/シクロペンタノン(70/25/
5)溶媒混合物を用いて塗布)。
【0025】シアン組成物は、0.14g/m2 のシア
ン色素1、0.12g/m2 のシアン色素2、0.29
g/m2 のシアン色素3、0.31g/m2 のCAP
482−20、0.02g/m2 のCAP 482−
0.5、0.01g/m2 の2μmジビニルベンゼン架
橋ビーズ、及び0.0007g/m2 のFluorad
FC−430(登録商標)を含有した(トルエン/メタ
ノール/シクロペンタノン(70/25/5)溶媒混合
物を用いて塗布)。
【0026】供与要素の裏面に以下の層を順に塗布し
た: 1)チタンテトラ−n−ブトキシド(Tyzor TB
T(登録商標)(DuPont Co.)(0.12g
/m2 )の下塗り層(n−プロピルアセテート/1−ブ
タノール(85/15)溶媒混合物を用いて塗布)、 2)0.38g/m2 のポリ(ビニルアセタール)(S
ekisui Co.,)、0.022g/m2 のカル
デリラ蝋分散体(7%メタノール液)、0.011g/
2 のPS513アミノプロピル−ジメチル末端基含有
ポリジメチルシロキサン(Huels)及び0.003
g/m2 のp−トルエンスルホン酸を含有するスリップ
層(3−ペンタノン(98%)蒸留水(2%)溶媒混合
物を用いて塗布)。感熱色素転写画像の形成及び評価 11段階のセンシオメトリーフルカラー(イエロー+マ
ゼンタ+シアン)感熱色素転写画像を、前記の色素供与
要素と色素受容要素から形成した。色素供与要素の色素
面(面積略10cmX15cm)を、同一面積の色素受
容要素の受容層面と接触させた状態に配置した。この集
成体を、ステッパーモーター駆動の60mm直径ゴムロー
ラーに固定した。感熱ヘッド(TDKNo.8F109
80、25℃に恒温化)を24.4ニュートン(2.5
kg)の力で集成体の色素供与要素面に加圧して、ゴムロ
ーラーに対して押しつけた。
【0027】画像形成電子装置を作動させて、供与体/
受容体集成体を40.3mm/秒でプリントヘッド/ロー
ル間隙を通過させた。同時に、感熱プリントヘッドの抵
抗素子に、4.575m秒/ドットプリントサイクル
(0.391m秒/ドットのクールダウン間隔を含む)
中、130.75μ秒間隔で127.75m秒/パルス
のパルスを与えた。最少値0から最大値32のパルス/
ドットまでパルス/ドット数を少しずつ増加させること
により段階画像濃度を生じさせた。感熱ヘッドに印加さ
れた電圧は略14.0vであり、その結果、瞬間ピーク
出力0.369ワット/ドットおよび最高総エネルギー
1.51mJ/ドットが得られた。プリント室の湿度は4
1〜54%RHであった。
【0028】前記のプリント操作をイエロー、マゼンタ
及びシアン色素供与体パッチを用いて行った。適切な定
位置においた場合、フルカラー画像が得られた。プリン
ト操作の際の供与体−受容体の粘着度を目視観察し、ラ
ンク付けした。0は供与体−受容体の粘着が全く認めら
れないことを示し、3は中程度の粘着、5は深刻な粘着
を示す。
【0029】典型的な環境条件、例えば、指紋から受容
体表面を保護するため、色素供与体パッチを転写後、仕
上げラミネーション層を受容体表面に転写する。米国特
許第5,387,573号に開示されているように、ラ
ミネート組成物は、0.45g/m2 のポリ(ビニルア
セタール)(Sekisui Co.)、0.086g
/m2 のジビニルベンゼン架橋ビーズ(Eastman
Kodak Co.)及び、0.011g/m2 のポ
リ(イソブチルメタクリレート−コ−2−エチルヘキシ
ルメタクリレート−コ−ジビニルベンゼン)(67:3
0:3wt)のミクロゲル(ジエチルケトンを用いて塗
布)を含有した。
【0030】このラミネート支持体材料を、色素供与体
パッチを受容体に転写するのに先に用いたのと同一のプ
リント取付け機で、受容体材料の方に押しつけた。プリ
ントヘッドを、色素プリント用に先に用いた電圧と同一
の電圧で作動させた。抵抗素子を32回、130.75
μ秒間隔で118.0μ秒/パルスのパルスを与えた。
したがって、ラミネーションエネルギーは1.39ミリ
ジュール/ドットであった。
【0031】ラミネートされた各プリントについての色
素取込量を、イエロー、マゼンタ及びシアンチャンネル
についての光学濃度を、X−Rite820(登録商
標)濃度計を用いて最高濃度(11段階)で測定し、そ
の数を平均化することにより決定した。すべての場合、
1.5以上の最高濃度が得られ、受容ポリマーが効果的
に色素を受容することが判明した。
【0032】次に、得られた画像を高強度の昼日褪色試
験(1週間、50kルクス、5400°K,約25%R
Hへ曝す)に付した。各色素画像について略1.0の初
期濃度を有する段階のステータスA赤、緑及び青の反射
濃度を、褪色の前後で比較し、濃度低下%をイエロー、
マゼンタ及びシアンチャンネルについて算出しそれらの
%を平均化した。平均色素取込量及び平均色素低下%の
結果を表3に要約する。
【0033】
【表3】
【0034】* イエロー、マゼンタ及びシアンチャン
ネルについての最高濃度での平均色素取込量 *イエロー、マゼンタ及びシアンチャンネルについて
の、OD=1.0での平均色素褪色% 前記データは受容要素E−1〜E−18及び対照受容要
素C−1は色素を効果的に(平均色素取込量>1.5)
受容することを示した。しかしながら、各種のビニルラ
テックスポリマー(P−1〜P−18)からなる受容要
素は、従来技術の対照受容要素C−1と比較して低い色
素褪色%を示した。
【0035】
【発明の効果】本発明の感熱色素転写用受容要素は光褪
色を最少とし、且つ水を用いて塗布できる色素画像受容
層を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウェイン エー.ボーマン アメリカ合衆国,オハイオ 44256,メデ ィナ,ビーチウッド ドライブ 651 (72)発明者 ウェイ−リン ヨー アメリカ合衆国,ニューヨーク 14625, ロチェスター,ウエストフィールド コモ ンズ 45

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の一般式: Aa −Bb −Cc (式中、Aは単独重合した際に25℃より高いTgを有
    するポリマーを生成するモノマーから誘導され;aは5
    〜45モル%であり;Bは単独重合した際に10℃未満
    のTgを有するポリマーを生成するモノマーから誘導さ
    れ;bは35〜90モル%であり;Cはアニオン性水溶
    性モノマーの塩から誘導される反復単位であり;そして
    cは0〜20モル%である。)を有するビニルラテック
    スポリマーを含む色素画像受容層をその一面上に有する
    支持体を含んでなる感熱色素転写用色素受容要素。
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