JP3002132B2 - 感熱色素転写集成体及び色素転写画像生成方法 - Google Patents
感熱色素転写集成体及び色素転写画像生成方法Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感熱色素転写システ
ムの感熱色素転写受容体要素に関し、より具体的には、
適当な供与体から受容体に転写された、脱プロトン化さ
れたカチオン性色素を再プロトン化することができる有
機酸部分を含有するポリマー色素画像受容層に関する。
ムの感熱色素転写受容体要素に関し、より具体的には、
適当な供与体から受容体に転写された、脱プロトン化さ
れたカチオン性色素を再プロトン化することができる有
機酸部分を含有するポリマー色素画像受容層に関する。
【0002】
【従来の技術】カラービデオカメラから電子的に生成さ
れる映像からプリントを得るために、最近、感熱転写シ
ステムが開発されている。そのようなプリントを得る一
つの方法によると、電子映像をまずカラーフィルターに
よるカラー分解にかける。そして、色分解したそれぞれ
の画像を電気信号に変換する。そして、これらの信号を
操作して、シアン、マゼンタ及びイエローの電気信号を
生成する。そして、これらの信号をサーマルプリンター
に伝送する。プリントを得るためには、シアン、マゼン
タもしくはイエロー色素供与体要素を、色素受容要素に
対して向かい合わせに置く。そして、この二つを、サー
マルプリントヘッドとプラテンローラの間に差し込む。
ライン型のサーマルプリントヘッドを用いて、色素供与
体シートの裏から熱を加える。サーマルプリントヘッド
は多くの加熱エレメントを有しており、シアン、マゼン
タ及びイエローの信号の一つに応じて連続的に加熱され
る。そして、このプロセスを他の二つの色の場合にも繰
り返す。このようにして、表示画面で見られるオリジナ
ルの映像に対応する、カラーハードコピーが得られる。
このプロセス及び実施装置の詳細は、米国特許第4,6
21,271号公報に記載されている。
れる映像からプリントを得るために、最近、感熱転写シ
ステムが開発されている。そのようなプリントを得る一
つの方法によると、電子映像をまずカラーフィルターに
よるカラー分解にかける。そして、色分解したそれぞれ
の画像を電気信号に変換する。そして、これらの信号を
操作して、シアン、マゼンタ及びイエローの電気信号を
生成する。そして、これらの信号をサーマルプリンター
に伝送する。プリントを得るためには、シアン、マゼン
タもしくはイエロー色素供与体要素を、色素受容要素に
対して向かい合わせに置く。そして、この二つを、サー
マルプリントヘッドとプラテンローラの間に差し込む。
ライン型のサーマルプリントヘッドを用いて、色素供与
体シートの裏から熱を加える。サーマルプリントヘッド
は多くの加熱エレメントを有しており、シアン、マゼン
タ及びイエローの信号の一つに応じて連続的に加熱され
る。そして、このプロセスを他の二つの色の場合にも繰
り返す。このようにして、表示画面で見られるオリジナ
ルの映像に対応する、カラーハードコピーが得られる。
このプロセス及び実施装置の詳細は、米国特許第4,6
21,271号公報に記載されている。
【0003】感熱色素転写画像形成用色素は、明るい色
相、コーティング溶剤に対する良好な溶解性、良好な転
写効率及び良好な光安定性を有する方がよい。色素受容
体ポリマーは、その色素のための良好な親和性を有し、
転写後色素のために安定(熱及び光に対して)な環境を
提供するのがよい。とくに、転写された色素画像が、取
扱、又は薬剤もしくは別の感熱プリントの裏面、接着テ
ープ、及びプラスチックホルダーのような別の表面との
接触(一般的に、「再転写」という)によって生じる損
傷に対して耐性である方がよい。
相、コーティング溶剤に対する良好な溶解性、良好な転
写効率及び良好な光安定性を有する方がよい。色素受容
体ポリマーは、その色素のための良好な親和性を有し、
転写後色素のために安定(熱及び光に対して)な環境を
提供するのがよい。とくに、転写された色素画像が、取
扱、又は薬剤もしくは別の感熱プリントの裏面、接着テ
ープ、及びプラスチックホルダーのような別の表面との
接触(一般的に、「再転写」という)によって生じる損
傷に対して耐性である方がよい。
【0004】通常用いられる色素は、このタイプの化合
物を用いて容易に感熱転写できるので、特性として非イ
オン性である。色素受容体層は、一般的に、その層に転
写される色素の媒染剤としてはたらく極性基をもつ有機
ポリマーを含んで成る。そのようなシステムの欠点は、
色素が受容体ポリマーマトリックス内で移動するように
設計されているので、生成されるプリントが時間経過の
色素移動により悪くなる場合があることである。
物を用いて容易に感熱転写できるので、特性として非イ
オン性である。色素受容体層は、一般的に、その層に転
写される色素の媒染剤としてはたらく極性基をもつ有機
ポリマーを含んで成る。そのようなシステムの欠点は、
色素が受容体ポリマーマトリックス内で移動するように
設計されているので、生成されるプリントが時間経過の
色素移動により悪くなる場合があることである。
【0005】この色素移動問題を克服するために、通
常、転写された色素と色素画像受容層のポリマーとの間
に或る種の結合を形成することを要する多くの試みがな
されている。そのような方法の一つは、アニオン性色素
受容層にカチオン性色素を転写して、その二つの間に静
電気結合を形成することを要する。しかしこの技法は、
非イオン性化学種の転写よりも一般的に効率の悪いカチ
オン性化学種の転写を必要とする。
常、転写された色素と色素画像受容層のポリマーとの間
に或る種の結合を形成することを要する多くの試みがな
されている。そのような方法の一つは、アニオン性色素
受容層にカチオン性色素を転写して、その二つの間に静
電気結合を形成することを要する。しかしこの技法は、
非イオン性化学種の転写よりも一般的に効率の悪いカチ
オン性化学種の転写を必要とする。
【0006】米国特許第4,880,769号明細書に
は、中性の、脱プロトン化形態のカチオン性色素を受容
体要素に感熱転写することが記載されている。この受容
体要素は、コート紙、特に、「酸−改質コーティング」
を有する有機もしくは無機材料であると記載されてい
る。記載されている無機材料は、酸性クレーコートペー
パーのような材料である。記載されている有機材料は、
「フェノール/ホルムアルデヒド(後者が好ましい)、
ある種のサリチル酸誘導体及び酸−改質ポリエステルに
基づく酸−改質ポリアクリロニトリル縮合生成物」であ
る。しかし、「酸−改質ポリエステル」を得る方法は、
画像をポリエステルコートペーパーに転写し、そしてこ
のペーパーを酸性蒸気で処理して、ペーパー上の色素を
再プロトン化することである。
は、中性の、脱プロトン化形態のカチオン性色素を受容
体要素に感熱転写することが記載されている。この受容
体要素は、コート紙、特に、「酸−改質コーティング」
を有する有機もしくは無機材料であると記載されてい
る。記載されている無機材料は、酸性クレーコートペー
パーのような材料である。記載されている有機材料は、
「フェノール/ホルムアルデヒド(後者が好ましい)、
ある種のサリチル酸誘導体及び酸−改質ポリエステルに
基づく酸−改質ポリアクリロニトリル縮合生成物」であ
る。しかし、「酸−改質ポリエステル」を得る方法は、
画像をポリエステルコートペーパーに転写し、そしてこ
のペーパーを酸性蒸気で処理して、ペーパー上の色素を
再プロトン化することである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】使用する装置を腐食さ
せ、オペレータにセーフティーハザードになるというこ
の追加工程では、酸性蒸気でポリマーコートペーパーを
処理するこの技法を用いることに関して問題がある。ま
た、色素/対イオン錯体が移動性であり、望ましくない
表面に再転写される可能性があるという、カチオン性色
素のために酸性対イオンを提供するそのような後処理工
程に関連する問題もある。
せ、オペレータにセーフティーハザードになるというこ
の追加工程では、酸性蒸気でポリマーコートペーパーを
処理するこの技法を用いることに関して問題がある。ま
た、色素/対イオン錯体が移動性であり、望ましくない
表面に再転写される可能性があるという、カチオン性色
素のために酸性対イオンを提供するそのような後処理工
程に関連する問題もある。
【0008】酸性蒸気を用いる後処理フューム(fumin
g)工程を使用することの決してない、酸性色素画像受
容層を有する色素受容体を用いる感熱色素転写システム
を提供することが本発明の目的である。さらに、実質的
に不動性であり、望ましくない表面に再転写する傾向の
少ない色素/対イオン錯体を色素の転写時に形成する、
酸性色素画像受容層を有する色素受容体を用いる感熱色
素転写システムを提供することも本発明の目的である。
g)工程を使用することの決してない、酸性色素画像受
容層を有する色素受容体を用いる感熱色素転写システム
を提供することが本発明の目的である。さらに、実質的
に不動性であり、望ましくない表面に再転写する傾向の
少ない色素/対イオン錯体を色素の転写時に形成する、
酸性色素画像受容層を有する色素受容体を用いる感熱色
素転写システムを提供することも本発明の目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を本発明によ
り達成する。本発明は、(a)共役系の一部であるN−
H基を有するカチオン性色素に再プロトン化できる脱プ
ロトン化されたカチオン性色素である、ポリマーバイン
ダーに分散された色素を含む色素層をその上に有する支
持体を含んで成る色素供与体要素、及び(b)ポリマー
色素画像受容層をその上に有する支持体を含む色素受容
要素であって、前記色素受容要素が、前記色素層が前記
ポリマー色素画像受容層と接触するように前記色素供与
体要素に対して重ねられた関係にあり、前記ポリマー色
素画像受容層が、前記脱プロトン化されたカチオン性色
素を再プロトン化できる有機酸部分をポリマー鎖の部分
として含有し、前記ポリマー色素画像受容層が、ポリエ
ステル、アクリルポリマーもしくはスチレンポリマーを
含んで成る前記色素受容要素、を含んで成る感熱色素転
写集成体である。
り達成する。本発明は、(a)共役系の一部であるN−
H基を有するカチオン性色素に再プロトン化できる脱プ
ロトン化されたカチオン性色素である、ポリマーバイン
ダーに分散された色素を含む色素層をその上に有する支
持体を含んで成る色素供与体要素、及び(b)ポリマー
色素画像受容層をその上に有する支持体を含む色素受容
要素であって、前記色素受容要素が、前記色素層が前記
ポリマー色素画像受容層と接触するように前記色素供与
体要素に対して重ねられた関係にあり、前記ポリマー色
素画像受容層が、前記脱プロトン化されたカチオン性色
素を再プロトン化できる有機酸部分をポリマー鎖の部分
として含有し、前記ポリマー色素画像受容層が、ポリエ
ステル、アクリルポリマーもしくはスチレンポリマーを
含んで成る前記色素受容要素、を含んで成る感熱色素転
写集成体である。
【0010】
【発明の実施の形態】ポリマー色素画像受容層は、ポリ
マー鎖の部分として有機酸(例えば、スルホン酸、ホス
ホン酸もしくは燐酸)を含有する。ポリマー色素画像受
容層は、脱プロトン化された色素のためのマトリックス
としてはたらき、同時に色素画像受容層内の酸官能性基
は、追加の処理工程を必要としないで親カチオン性色素
の再プロトン化及び再生成を起こすであろう。
マー鎖の部分として有機酸(例えば、スルホン酸、ホス
ホン酸もしくは燐酸)を含有する。ポリマー色素画像受
容層は、脱プロトン化された色素のためのマトリックス
としてはたらき、同時に色素画像受容層内の酸官能性基
は、追加の処理工程を必要としないで親カチオン性色素
の再プロトン化及び再生成を起こすであろう。
【0011】本発明の好ましい態様では、用いられる、
脱プロトン化されたカチオン性色素(共役型の一部であ
るN−H基を有するカチオン性色素に再プロトン化され
ることができる)は、次の平衡状態構造式を有する:
脱プロトン化されたカチオン性色素(共役型の一部であ
るN−H基を有するカチオン性色素に再プロトン化され
ることができる)は、次の平衡状態構造式を有する:
【0012】
【化1】
【0013】(式中、X、Y及びZは、窒素原子間の共
役結合を形成し、CH、C−アルキル、Nもしくはそれ
らの組み合わせから選ばれ、この共役結合は、必要に応
じて、芳香環もしくは複素環の一部を形成し、Rは、炭
素数約1〜約10の置換もしくは非置換のアルキル基を
表し、R1 及びR2 は、それぞれ独立して、置換もしく
は非置換のフェニル、又は炭素数1〜10の置換もしく
は非置換のアルキルを表し、そしてnは、0〜11であ
る)。
役結合を形成し、CH、C−アルキル、Nもしくはそれ
らの組み合わせから選ばれ、この共役結合は、必要に応
じて、芳香環もしくは複素環の一部を形成し、Rは、炭
素数約1〜約10の置換もしくは非置換のアルキル基を
表し、R1 及びR2 は、それぞれ独立して、置換もしく
は非置換のフェニル、又は炭素数1〜10の置換もしく
は非置換のアルキルを表し、そしてnは、0〜11であ
る)。
【0014】上記式に従うカチオン性色素は、米国特許
第4,880,769号及び同4,137,042号明
細書並びにK. Venkataraman 編、The Chemistry of Syn
thetic Dyes 、第4巻、161 ページ、Academic Press,
1971に記載されている。本発明に従って、次の色素類を
用いることができる。脱プロトン化されたものの吸収最
大とプロトン化されたものの吸収最大(カッコ内)の値
を示す。
第4,880,769号及び同4,137,042号明
細書並びにK. Venkataraman 編、The Chemistry of Syn
thetic Dyes 、第4巻、161 ページ、Academic Press,
1971に記載されている。本発明に従って、次の色素類を
用いることができる。脱プロトン化されたものの吸収最
大とプロトン化されたものの吸収最大(カッコ内)の値
を示す。
【0015】
【化2】
【0016】
【化3】
【0017】本発明に従って、次の受容体ポリマーを用
いることができる: 受容体1:ポリ(ブチルアクリレート−コ−2−アクリ
ルアミド−2−メチル−プロパンスルホン酸)75:2
5 受容体2:ポリ(2−エチルヘキシルアクリレート−コ
−2−アクリルアミド−2−メチル−プロパンスルホン
酸)75:25 受容体3:ポリ(2−エチルヘキシルメタクリレート−
コ−2−アクリルアミド−2−メチル−プロパンスルホ
ン酸)75:25 受容体4:ポリ(2−ヘキシルメタクリレート−コ−2
−アクリルアミド−2−メチル−プロパンスルホン酸)
75:25 受容体5:ポリ(ブチルアクリレート−コ−メタクリル
酸)75:25 受容体6:ポリ(ブチルアクリレート−コ−2−アクリ
ルアミド−2−メチル−プロパンスルホン酸−コ−メチ
ル2−アクリルアミド−2−メトキシアセテート)6
5:25:10
いることができる: 受容体1:ポリ(ブチルアクリレート−コ−2−アクリ
ルアミド−2−メチル−プロパンスルホン酸)75:2
5 受容体2:ポリ(2−エチルヘキシルアクリレート−コ
−2−アクリルアミド−2−メチル−プロパンスルホン
酸)75:25 受容体3:ポリ(2−エチルヘキシルメタクリレート−
コ−2−アクリルアミド−2−メチル−プロパンスルホ
ン酸)75:25 受容体4:ポリ(2−ヘキシルメタクリレート−コ−2
−アクリルアミド−2−メチル−プロパンスルホン酸)
75:25 受容体5:ポリ(ブチルアクリレート−コ−メタクリル
酸)75:25 受容体6:ポリ(ブチルアクリレート−コ−2−アクリ
ルアミド−2−メチル−プロパンスルホン酸−コ−メチ
ル2−アクリルアミド−2−メトキシアセテート)6
5:25:10
【0018】受容体7:ポリ(ヘキシルメタクリレート
−コ−2−スルホエチルメタクリレート−コ−2−アク
リルアミド−2−メトキシアセテート)65:25:1
0 受容体8:ポリスチレンスルホン酸 受容体9:ポリ(エチルメタクリレート−コ−2−スル
ホエチルメタクリレート)75:25 受容体10:ポリ(メチルメタクリレート−コ−2−ス
ルホエチルメタクリレート)75:25 受容体11:N-15 Novolak(フェノール樹脂、Eastman
Chemical Co.) 受容体12:3,5−ジ−t−ブチルサリチル酸(0.
54g/m2 )を含有するポリ(2−フェニルエチルメ
タクリレート)(Scientific Polymer Products Inc.)
(3.23g/m2 )
−コ−2−スルホエチルメタクリレート−コ−2−アク
リルアミド−2−メトキシアセテート)65:25:1
0 受容体8:ポリスチレンスルホン酸 受容体9:ポリ(エチルメタクリレート−コ−2−スル
ホエチルメタクリレート)75:25 受容体10:ポリ(メチルメタクリレート−コ−2−ス
ルホエチルメタクリレート)75:25 受容体11:N-15 Novolak(フェノール樹脂、Eastman
Chemical Co.) 受容体12:3,5−ジ−t−ブチルサリチル酸(0.
54g/m2 )を含有するポリ(2−フェニルエチルメ
タクリレート)(Scientific Polymer Products Inc.)
(3.23g/m2 )
【0019】色素画像受容層のポリマーは、その意図す
る目的に有効な任意の量で存在することができる。一般
的に、約0.5〜約10g/m2 の濃度で良好な結果が
得られている。このポリマーを、必要に応じて有機溶剤
もしくは水から塗布することができる。本発明に用いら
れる色素受容要素の支持体は、透明もしくは、反射性と
なることができ、ポリマー支持体、合成紙支持体、もし
くはセルロース紙支持体、又はそれらの積層物となるこ
とができる。透明支持体の例には、ポリエーテルスルホ
ン、ポリエチレンナフタレート、ポリイミド、酢酸セル
ロース等のセルロースエステル、ポリ(ビニルアルコー
ル−コ−アセタール)、及びポリエチレンテレフタレー
トが含まれる。この支持体を、通常、約10μm〜10
00μmの任意に所望する厚さで使用することができ
る。
る目的に有効な任意の量で存在することができる。一般
的に、約0.5〜約10g/m2 の濃度で良好な結果が
得られている。このポリマーを、必要に応じて有機溶剤
もしくは水から塗布することができる。本発明に用いら
れる色素受容要素の支持体は、透明もしくは、反射性と
なることができ、ポリマー支持体、合成紙支持体、もし
くはセルロース紙支持体、又はそれらの積層物となるこ
とができる。透明支持体の例には、ポリエーテルスルホ
ン、ポリエチレンナフタレート、ポリイミド、酢酸セル
ロース等のセルロースエステル、ポリ(ビニルアルコー
ル−コ−アセタール)、及びポリエチレンテレフタレー
トが含まれる。この支持体を、通常、約10μm〜10
00μmの任意に所望する厚さで使用することができ
る。
【0020】支持体と色素画像受容層の間に追加のポリ
マー層が存在してもよい。例えば、ポリエチレンもしく
はポリプロピレン等のポリオレフィンを用いることがあ
る。二酸化チタン、酸化亜鉛等の白色顔料をポリマー層
に添加して、反射性を与えることができる。色素画像受
容層との接着性を改善するために、さらに下引き層をこ
のポリマー層の上に用いることができる。そのような下
引き層は、米国特許第4,748,150号、同4,9
65,238号、同4,965,239号及び同4,9
65,241号各明細書に記載されている。また、受容
体要素は、米国特許第5,011,814号、及び同
5,096,875号明細書に記載されているようなバ
ッキング層を含むこともできる。本発明の好ましい態様
では、支持体は、米国特許第5,244,861号明細
書に記載されるように、熱可塑性表面層を塗布した微小
空孔を開けた熱可塑性コア層を含んで成る。
マー層が存在してもよい。例えば、ポリエチレンもしく
はポリプロピレン等のポリオレフィンを用いることがあ
る。二酸化チタン、酸化亜鉛等の白色顔料をポリマー層
に添加して、反射性を与えることができる。色素画像受
容層との接着性を改善するために、さらに下引き層をこ
のポリマー層の上に用いることができる。そのような下
引き層は、米国特許第4,748,150号、同4,9
65,238号、同4,965,239号及び同4,9
65,241号各明細書に記載されている。また、受容
体要素は、米国特許第5,011,814号、及び同
5,096,875号明細書に記載されているようなバ
ッキング層を含むこともできる。本発明の好ましい態様
では、支持体は、米国特許第5,244,861号明細
書に記載されるように、熱可塑性表面層を塗布した微小
空孔を開けた熱可塑性コア層を含んで成る。
【0021】当該技術分野で一般的な、シリコーン系化
合物のような離型剤を色素受容層もしくはオーバーコー
ト層に添加して、サーマルプリント時の貼付きに対する
耐性を高めることができる。本発明の色素受容要素と共
に用いられる色素供与体要素は、セルロース誘導体(例
えば、酢酸水素フタル酸セルロース、酢酸セルロース、
酢酸プロピオン酸セルロース、酢酸酪酸セルロース、三
酢酸セルロース、もしくは米国特許第4,700,20
7号明細書に記載される材料のいずれか)、又はポリビ
ニルアセタール(例えば、ポリ(ビニルアルコール−コ
−ブチラール))のようなポリマーバインダーに分散さ
れた上記のような色素を含有する色素層をその上に有す
る支持体を含んで成る。約0.1〜約5g/m2 の被覆
量でこのバインダーを用いることができる。
合物のような離型剤を色素受容層もしくはオーバーコー
ト層に添加して、サーマルプリント時の貼付きに対する
耐性を高めることができる。本発明の色素受容要素と共
に用いられる色素供与体要素は、セルロース誘導体(例
えば、酢酸水素フタル酸セルロース、酢酸セルロース、
酢酸プロピオン酸セルロース、酢酸酪酸セルロース、三
酢酸セルロース、もしくは米国特許第4,700,20
7号明細書に記載される材料のいずれか)、又はポリビ
ニルアセタール(例えば、ポリ(ビニルアルコール−コ
−ブチラール))のようなポリマーバインダーに分散さ
れた上記のような色素を含有する色素層をその上に有す
る支持体を含んで成る。約0.1〜約5g/m2 の被覆
量でこのバインダーを用いることができる。
【0022】上記したように、色素供与体要素を用いて
色素転写画像を作成する。そのようなプロセスは、上記
のような色素供与体要素を像様加熱し、そして上記のよ
うに色素画像を色素受容要素に転写して色素転写画像を
形成することからなる。本発明の好ましい態様では、上
記のようにシアン、マゼンタ及びイエロー色素を生成で
きる脱プロトン化された色素の連続繰返し領域で被覆さ
れたポリエチレンテレフタレート支持体からなる色素供
与体要素を用い、色素転写工程を各色に対して順に実施
して三色色素転写画像を得る。もちろん、このプロセス
を単一色に対してのみ実施すると、モノクロ色素転写画
像が得られる。
色素転写画像を作成する。そのようなプロセスは、上記
のような色素供与体要素を像様加熱し、そして上記のよ
うに色素画像を色素受容要素に転写して色素転写画像を
形成することからなる。本発明の好ましい態様では、上
記のようにシアン、マゼンタ及びイエロー色素を生成で
きる脱プロトン化された色素の連続繰返し領域で被覆さ
れたポリエチレンテレフタレート支持体からなる色素供
与体要素を用い、色素転写工程を各色に対して順に実施
して三色色素転写画像を得る。もちろん、このプロセス
を単一色に対してのみ実施すると、モノクロ色素転写画
像が得られる。
【0023】色素供与体要素から本発明の受容要素に色
素を転写するのに用いることができるサーマルプリント
ヘッドは、市販のものである。あるいは、感熱色素転写
のための他の公知のエネルギー源(例えば、英国特許第
2,083,726A公報に記載のレーザ)を用いるこ
ともできる。三色画像を得る場合、サーマルプリンター
ヘッドで熱を加える間、三回、記載した集成体を形成す
る。第一の色素を転写した後、この要素をはぎ取る。第
二の色素供与体(もしくは、異なる色素領域を有する供
与体要素の別の領域)を色素受容要素と位置合わせし、
処理を繰り返す。同じようにして、第三の色を得る。感
熱色素転写後、色素画像受容要素は、感熱転写された色
素画像を有する。
素を転写するのに用いることができるサーマルプリント
ヘッドは、市販のものである。あるいは、感熱色素転写
のための他の公知のエネルギー源(例えば、英国特許第
2,083,726A公報に記載のレーザ)を用いるこ
ともできる。三色画像を得る場合、サーマルプリンター
ヘッドで熱を加える間、三回、記載した集成体を形成す
る。第一の色素を転写した後、この要素をはぎ取る。第
二の色素供与体(もしくは、異なる色素領域を有する供
与体要素の別の領域)を色素受容要素と位置合わせし、
処理を繰り返す。同じようにして、第三の色を得る。感
熱色素転写後、色素画像受容要素は、感熱転写された色
素画像を有する。
【0024】
【実施例】次の例により、本発明を更に具体的に説明す
る。例1 受容体1の調製 攪拌装置及びコンデンサーを備えた1リットルの三口フ
ラスコに窒素で脱泡したメタノール300mlを入れ、
次にブチルアクリレート75g、アクリルアミド−2−
メチル−プロパンスルホン酸25g、及びVazo 67 (ア
ゾ開始剤、DuPont)を入れた。この溶液を60℃浴に入
れ、窒素下で16時間攪拌すると固形分23.2%の透
明で粘稠な溶液を得た。
る。例1 受容体1の調製 攪拌装置及びコンデンサーを備えた1リットルの三口フ
ラスコに窒素で脱泡したメタノール300mlを入れ、
次にブチルアクリレート75g、アクリルアミド−2−
メチル−プロパンスルホン酸25g、及びVazo 67 (ア
ゾ開始剤、DuPont)を入れた。この溶液を60℃浴に入
れ、窒素下で16時間攪拌すると固形分23.2%の透
明で粘稠な溶液を得た。
【0025】受容体2〜7、9及び10は、上記手順に
類似する方法で調製することができる。例2 6μmポリエチレンテレフタレート支持体に次のものを
塗布して色素供与体要素を調製した: 1)1−ブタノールから塗布する、Tyzor TBT (商標)
(テトラブトキシドチタン:DuPont Company)(0.1
6g/m2 )から成る下引き層、及び 2)テトラヒドロフラン及びシクロペンタノン溶剤混合
物(95:5)から塗布する、Butvar(商標)76ポリビ
ニルブチラールバインダー(Monsanto Company)に、上
記の色素1、3、6及び8、並びにFC-431(商標)フッ
化炭素界面活性剤を含有する色素層。
類似する方法で調製することができる。例2 6μmポリエチレンテレフタレート支持体に次のものを
塗布して色素供与体要素を調製した: 1)1−ブタノールから塗布する、Tyzor TBT (商標)
(テトラブトキシドチタン:DuPont Company)(0.1
6g/m2 )から成る下引き層、及び 2)テトラヒドロフラン及びシクロペンタノン溶剤混合
物(95:5)から塗布する、Butvar(商標)76ポリビ
ニルブチラールバインダー(Monsanto Company)に、上
記の色素1、3、6及び8、並びにFC-431(商標)フッ
化炭素界面活性剤を含有する色素層。
【0026】色素及びバインダー量の詳細は次の表Iに
記載する。色素供与体要素の裏面に次のものを塗布し
た: 1)1−ブタノールから塗布する、Tyzor TBT (テトラ
ブトキシドチタン)(0.16g/m2 )から成る下引
き層、及び 2)テトラヒドロフラン及びシクロペンタノン溶剤混合
物(95:5)から塗布する、Butvar(商標)76ポリビ
ニルブチラールバインダー(Monsanto Company)に、本
発明の色素1〜5及びFC-431(商標)フッ化炭素界面活
性剤(3M Company)(0.01g/m2 )を含有する色
素層。
記載する。色素供与体要素の裏面に次のものを塗布し
た: 1)1−ブタノールから塗布する、Tyzor TBT (テトラ
ブトキシドチタン)(0.16g/m2 )から成る下引
き層、及び 2)テトラヒドロフラン及びシクロペンタノン溶剤混合
物(95:5)から塗布する、Butvar(商標)76ポリビ
ニルブチラールバインダー(Monsanto Company)に、本
発明の色素1〜5及びFC-431(商標)フッ化炭素界面活
性剤(3M Company)(0.01g/m2 )を含有する色
素層。
【0027】色素及びバインダー量の詳細は次の表Iに
記載する。色素供与体要素の裏面に次のものを塗布し
た: 1)1−ブタノールから塗布する、Tyzor TBT (テトラ
ブトキシドチタン)(0.16g/m2 )から成る下引
き層、及び 2)n−酢酸プロピル、トルエン、イソプロピルアルコ
ール及びn−ブチルアルコール溶剤混合物から塗布す
る、Emralon 329 (商標)(Acheson ColloidsCo.)
(硝酸セルロース樹脂バインダー中のポリテトラフルオ
ロエチレン粒子の乾燥フィルム滑剤)(0.54g/m
2 )及びS−ナウバ超微粉化カルナウバワックス(0.
016g/m2 )から成るスリップ層。
記載する。色素供与体要素の裏面に次のものを塗布し
た: 1)1−ブタノールから塗布する、Tyzor TBT (テトラ
ブトキシドチタン)(0.16g/m2 )から成る下引
き層、及び 2)n−酢酸プロピル、トルエン、イソプロピルアルコ
ール及びn−ブチルアルコール溶剤混合物から塗布す
る、Emralon 329 (商標)(Acheson ColloidsCo.)
(硝酸セルロース樹脂バインダー中のポリテトラフルオ
ロエチレン粒子の乾燥フィルム滑剤)(0.54g/m
2 )及びS−ナウバ超微粉化カルナウバワックス(0.
016g/m2 )から成るスリップ層。
【0028】
【表1】
【0029】色素受容体要素の調製及び評価 米国特許第5,244,861号明細書に記載されるよ
うに、38μ厚の微小空孔を開けた複合フィルム(OPPa
lyte 350TW(商標)、Mobil Chemical Co.)を有するペ
ーパーコアを最初に押出貼合せして、本発明に従う色素
受容体要素を調製した。そして、得られた積層体の複合
フィルム側に次の層を記載した順に塗布した: 1)Polymin Waterfree (商標)、ポリエチレンイミン
(BASF、0.02g/m2 )からなる下引き層、並びに 2)メタノールから塗布する(受容体ポリマー8及び1
2は、ジクロロメタンから、そして受容体ポリマー9は
水から塗布する)、受容体ポリマー1〜4及び6〜12
(3.23g/m2 )並びに受容体ポリマー5(4.3
g/m2 )、並びにフッ化炭素界面活性剤(Fluorad FC
-170C (商標)、3M Corporation、0.022g/m
2 )からなる色素受容層。
うに、38μ厚の微小空孔を開けた複合フィルム(OPPa
lyte 350TW(商標)、Mobil Chemical Co.)を有するペ
ーパーコアを最初に押出貼合せして、本発明に従う色素
受容体要素を調製した。そして、得られた積層体の複合
フィルム側に次の層を記載した順に塗布した: 1)Polymin Waterfree (商標)、ポリエチレンイミン
(BASF、0.02g/m2 )からなる下引き層、並びに 2)メタノールから塗布する(受容体ポリマー8及び1
2は、ジクロロメタンから、そして受容体ポリマー9は
水から塗布する)、受容体ポリマー1〜4及び6〜12
(3.23g/m2 )並びに受容体ポリマー5(4.3
g/m2 )、並びにフッ化炭素界面活性剤(Fluorad FC
-170C (商標)、3M Corporation、0.022g/m
2 )からなる色素受容層。
【0030】ポリエチレンテレフタレートコート紙No.
9921(Eastman Chemical Company)である対照受容要素
C−1を得た。米国特許第5,244,861号明細書
に記載されるように、38μ厚の微小空孔を開けた複合
フィルム(OPPalyte 350TW)を有するペーパーコアを最
初に押出貼合せして、対照受容体要素C−2を調製し
た。そして、得られた積層体の複合フィルム側を、Bost
ik(商標)302 ホットメルト接着剤の25μ厚のフィル
ムを塗布し、モデル6000ラミネータを用いて175℃で
貼りはわせた。ポリエチレンテレフタレートの6μ厚シ
ートを前記接着剤の最上層に置き、上記ラミネータで再
度貼り合わせた。
9921(Eastman Chemical Company)である対照受容要素
C−1を得た。米国特許第5,244,861号明細書
に記載されるように、38μ厚の微小空孔を開けた複合
フィルム(OPPalyte 350TW)を有するペーパーコアを最
初に押出貼合せして、対照受容体要素C−2を調製し
た。そして、得られた積層体の複合フィルム側を、Bost
ik(商標)302 ホットメルト接着剤の25μ厚のフィル
ムを塗布し、モデル6000ラミネータを用いて175℃で
貼りはわせた。ポリエチレンテレフタレートの6μ厚シ
ートを前記接着剤の最上層に置き、上記ラミネータで再
度貼り合わせた。
【0031】感熱色素転写画像の調製及び評価 11ステップセンシトメトリー感熱色素転写画像を上記
色素供与体及び色素受容体要素から調製した。色素供与
体要素(面積約10cm×15cm)の色素側を、同じ
面積の色素画像受容要素の色素画像受容層側に接触させ
て置いた。この集成体を、ステップモーター駆動の60
mm径のラバーローラーの上部に固定した。サーマルヘ
ッド(TDK No. 8I0625、サーモスタットで31℃に調
温)を、24.5N(2.5kg)の力で前記集成体の
色素供与体要素側に加えて、それを前記ラバーローラー
に押しつけた。
色素供与体及び色素受容体要素から調製した。色素供与
体要素(面積約10cm×15cm)の色素側を、同じ
面積の色素画像受容要素の色素画像受容層側に接触させ
て置いた。この集成体を、ステップモーター駆動の60
mm径のラバーローラーの上部に固定した。サーマルヘ
ッド(TDK No. 8I0625、サーモスタットで31℃に調
温)を、24.5N(2.5kg)の力で前記集成体の
色素供与体要素側に加えて、それを前記ラバーローラー
に押しつけた。
【0032】画像形成電子装置を作動させて、供与体−
受容体集成体を、プリントヘッド/ローラーニップを通
して11.1mm/秒で引っ張った。同時に、サーマル
プリントヘッドの抵抗体を、16.9μ秒/ドットプリ
ンティングサイクル時に129μ秒間隔でパルス(12
8μ秒/パルス)を与えた。最小0〜最大127にパル
ス/ドットの数を次第に増加させてステップ画像濃度を
生成した。サーマルヘッドに加えた電圧は、約10.2
5ボルトであり、瞬間ピークパワー約0.214ワット
/ドット及び最大総エネルギー3.48ミリジュール/
ドットを生じた。
受容体集成体を、プリントヘッド/ローラーニップを通
して11.1mm/秒で引っ張った。同時に、サーマル
プリントヘッドの抵抗体を、16.9μ秒/ドットプリ
ンティングサイクル時に129μ秒間隔でパルス(12
8μ秒/パルス)を与えた。最小0〜最大127にパル
ス/ドットの数を次第に増加させてステップ画像濃度を
生成した。サーマルヘッドに加えた電圧は、約10.2
5ボルトであり、瞬間ピークパワー約0.214ワット
/ドット及び最大総エネルギー3.48ミリジュール/
ドットを生じた。
【0033】印刷後、各色素供与体要素を画像受容要素
から分離し、ステップ画像の11ステップのそれぞれの
適当な(赤、緑、もしくは青)ステータスA反射濃度
を、反射デンシトメータを用いて測定した。この最大反
射濃度を表IIに示す。感熱転写した色素画像を有する
対照受容要素を、12MのHCL蒸気で飽和させたチャ
ンバーに2分間置いた以外は、対照受容要素C−1を上
記のように画像生成させた。この処理の後、HClフュ
ーム画像の11ステップのそれぞれの、適当な(赤、
緑、青)ステータスA反射濃度を反射デンシトメータで
測定した。濃度測定からベース濃度を差し引いた。フュ
ームしていない画像及びHClフューム画像の両方の最
大反射濃度を表IIに示す。
から分離し、ステップ画像の11ステップのそれぞれの
適当な(赤、緑、もしくは青)ステータスA反射濃度
を、反射デンシトメータを用いて測定した。この最大反
射濃度を表IIに示す。感熱転写した色素画像を有する
対照受容要素を、12MのHCL蒸気で飽和させたチャ
ンバーに2分間置いた以外は、対照受容要素C−1を上
記のように画像生成させた。この処理の後、HClフュ
ーム画像の11ステップのそれぞれの、適当な(赤、
緑、青)ステータスA反射濃度を反射デンシトメータで
測定した。濃度測定からベース濃度を差し引いた。フュ
ームしていない画像及びHClフューム画像の両方の最
大反射濃度を表IIに示す。
【0034】
【表2】
【0035】上記結果は、本発明に従う方法を用いる
と、従来技術にあるような酸フューム工程を追加するこ
となしに、対照方法のものと同等かもしくはそれ以上の
最大転写画像濃度を生じることを示す。例3 再転写試験 プリント電圧を9.0v〜11.5vの範囲に渡って変
えて、約2.5〜3.0の最大濃度を生じるように調節
した第二の11ステップ画像を、色素受容体ポリマー1
及び例2に記載した酸フューム工程にかけた対照C−1
と共に、本発明に従って用いる色素1、2、4及び5を
有する色素供与体要素を用いて、上記のように調製し
た。
と、従来技術にあるような酸フューム工程を追加するこ
となしに、対照方法のものと同等かもしくはそれ以上の
最大転写画像濃度を生じることを示す。例3 再転写試験 プリント電圧を9.0v〜11.5vの範囲に渡って変
えて、約2.5〜3.0の最大濃度を生じるように調節
した第二の11ステップ画像を、色素受容体ポリマー1
及び例2に記載した酸フューム工程にかけた対照C−1
と共に、本発明に従って用いる色素1、2、4及び5を
有する色素供与体要素を用いて、上記のように調製し
た。
【0036】ステップ画像の画像形成された側を、半透
明接着テープ(Scotch(商標)811、3M Co.)に直に接
触させて置き、この集成体をオーブン中で50℃に保持
して24時間インキュベートした。接着テープをスッテ
プ画像から剥がして、最大濃度のところの接着テープ中
の適当なステータスA濃度を、X-Riteデンシトメータ
(X-Rite Inc., Grandville, MI )で測定した。これら
の測定結果を次に示す。
明接着テープ(Scotch(商標)811、3M Co.)に直に接
触させて置き、この集成体をオーブン中で50℃に保持
して24時間インキュベートした。接着テープをスッテ
プ画像から剥がして、最大濃度のところの接着テープ中
の適当なステータスA濃度を、X-Riteデンシトメータ
(X-Rite Inc., Grandville, MI )で測定した。これら
の測定結果を次に示す。
【0037】
【表3】
【0038】上記の結果は、本発明に従って用いられる
受容体が、酸フューム工程を用いる従来の受容体に比べ
て、再転写されるD−max がほとんどないことを示す。
受容体が、酸フューム工程を用いる従来の受容体に比べ
て、再転写されるD−max がほとんどないことを示す。
【0039】
【発明の効果】後処理フューム工程を必要せず、望まし
くない表面に再転写する傾向の少ない色素受容体を有す
る感熱色素転写集成体を提供する。
くない表面に再転写する傾向の少ない色素受容体を有す
る感熱色素転写集成体を提供する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルムート ウェーバー アメリカ合衆国,ニューヨーク 14580, ウェブスター,マリーゴールド ドライ ブ 1089 (56)参考文献 特開 昭63−173692(JP,A) 特開 平1−141092(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/38 - 5/40
Claims (2)
- 【請求項1】 (a)共役系の一部であるN−H基を有
するカチオン性色素に再プロトン化できる脱プロトン化
されたカチオン性色素である、ポリマーバインダーに分
散された色素を含む色素層をその上に有する支持体を含
んで成る色素供与体要素、及び(b)ポリマー色素画像
受容層をその上に有する支持体を含む色素受容要素であ
って、前記色素受容要素が、前記色素層が前記ポリマー
色素画像受容層と接触するように前記色素供与体要素に
対して重ねられた関係にあり、前記ポリマー色素画像受
容層が、前記脱プロトン化されたカチオン性色素を再プ
ロトン化できる有機酸部分をポリマー鎖の部分として含
有し、前記ポリマー色素画像受容層が、ポリエステル、
アクリルポリマーもしくはスチレンポリマーを含んで成
る前記色素受容要素、を含んで成る感熱色素転写集成
体。 - 【請求項2】 共役系の一部であるN−H基を有するカ
チオン性色素に再プロトン化できる脱プロトン化された
カチオン性色素である、ポリマーバインダーに分散され
た色素を含む色素層をその上に有する支持体を含んでな
る色素供与体要素を像様加熱すること、及び前記色素を
色素受容要素に像様転写して色素転写画像を形成するこ
とを含んで成る色素転写画像の形成方法であって、 前記色素受容要素が、ポリマー色素画像受容層をその上
に有する支持体を含んで成り、 前記ポリマー色素画像受容層が、前記脱プロトン化され
たカチオン性色素を再プロトン化することができる有機
酸部分をポリマー鎖の部分として含有しており、 前記ポリマー色素画像受容層が、ポリエステル、アクリ
ルポリマーもしくはスチレンポリマーを含んで成る、前
記色素転写画像の形成方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/469,248 US5534479A (en) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | Thermal dye transfer system with receiver containing an acid moiety |
US469248 | 1995-06-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08332781A JPH08332781A (ja) | 1996-12-17 |
JP3002132B2 true JP3002132B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=23863055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8143040A Expired - Fee Related JP3002132B2 (ja) | 1995-06-06 | 1996-06-05 | 感熱色素転写集成体及び色素転写画像生成方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5534479A (ja) |
EP (1) | EP0747232B1 (ja) |
JP (1) | JP3002132B2 (ja) |
DE (1) | DE69619729T2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5748204A (en) * | 1995-09-20 | 1998-05-05 | Eastman Kodak Company | Hybrid imaging system capable of using ink jet and thermal dye transfer imaging technologies on a single image receiver |
US5627128A (en) * | 1996-03-01 | 1997-05-06 | Eastman Kodak Company | Thermal dye transfer system with low TG polymeric receiver mixture |
US5733846A (en) * | 1996-12-05 | 1998-03-31 | Eastman Kodak Company | Thermal dye transfer assemblage with low Tg polymeric receiver mixture |
US5789344A (en) * | 1997-06-19 | 1998-08-04 | Eastman Kodak Company | Thermal dye transfer assemblage with low TG polymeric receiver mixture |
US5786299A (en) * | 1997-06-19 | 1998-07-28 | Eastman Kodak Company | Thermal dye transfer assemblage with low Tg polymeric receiver mixture |
US5932517A (en) * | 1997-12-22 | 1999-08-03 | Eastman Kodak Company | Thermal dye transfer process |
US5928990A (en) * | 1997-12-22 | 1999-07-27 | Eastman Kodak Company | Assemblage for thermal dye transfer |
US5945374A (en) * | 1997-12-22 | 1999-08-31 | Eastman Kodak Company | Thermal dye transfer system with receiver containing acidic salts |
US6235679B1 (en) * | 1998-01-28 | 2001-05-22 | Konica Corporation | Thermal transfer image recording method |
US5942465A (en) * | 1998-03-05 | 1999-08-24 | Eastman Kodak Company | Thermal dye transfer assemblage with low TG polymeric receiver mixture |
US6177222B1 (en) | 1998-03-12 | 2001-01-23 | Xerox Corporation | Coated photographic papers |
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