JPH113339A - 離散表現辞書装置 - Google Patents
離散表現辞書装置Info
- Publication number
- JPH113339A JPH113339A JP9156473A JP15647397A JPH113339A JP H113339 A JPH113339 A JP H113339A JP 9156473 A JP9156473 A JP 9156473A JP 15647397 A JP15647397 A JP 15647397A JP H113339 A JPH113339 A JP H113339A
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- JP
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- input
- data
- pattern
- discrete expression
- input data
- Prior art date
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Abstract
書装置を提供する。 【解決手段】 入力データSiは入力手段1に入力さ
れ、該入力手段1の出力データS1が入力チェック手段
2で例示用テーブル3のデータS3に基づきチェックさ
れる。出力データS1が正しくない場合、表示手段5に
エラーメッセージS2aが送出される。テーブル展開手
段4は、入力手段1の指令によってデータS3を展開し
てメッセージを生成する。出力データS1が正しい場
合、パターン生成手段6に出力データS2bとして送出
され、該パターン生成手段6は登録、削除、及び検索に
適したパターンS6を生成する。登録・削除・検索手段
7は、離散表現辞書8に対してデータを登録、削除、又
は検索する。表示手段5は、入力チェック手段2、テー
ブル展開手段4、及び登録・削除・検索手段7の各メッ
セージを表示し、ユーザに対して指示を行う。
Description
置等に設けられ、慣用表現やイディオム等の骨格となる
変化しない語で構成された固定要素の間に変化可能な語
で構成された可変要素の割り込みを許す表現形式である
離散表現を、登録、削除、又は検索する機能を有する離
散表現辞書装置に関するものである。
例えば、次のような文献に記載されるものがあった。 文献1;特開平8−44740号公報 文献2;特開平8−55123号公報 機械翻訳装置等に用いる辞書には、単語のみでなく、複
数の単語から成る表現を多数登録しておくことが、翻訳
の効率の上では望ましい。複数の単語から成る表現に
は、例えば慣用表現やイディオム等があるが、その他に
も、例えば前記文献1に記載されている「言語パター
ン」に見られるように、変化しない語で構成された固定
要素の前後に変化可能な語で構成された可変要素が存在
する表現形式のものがある。このような表現形式を一般
化すると、 [固定部1 可変部1 固定部2 可変部2……固定部
N 可変部N 固定部N+1] (但し、固定部の要素が空であってもよい。)のように
表現することができる。このような固定要素の間に可変
要素の割り込みを許す表現形式を、離散表現という。
又、イディオムの登録については、イディオム登録機能
を有する機械翻訳装置が前記文献2に記載されている。
この装置によれば、可変要素の表現に品詞等を指定する
記号を記述することができるだけでなく、その指定記号
をユーザが定義できるという利点がある。
る離散表現を記号を用いて記述することは、装置の開発
担当者には可能であるが、一般の利用者(ユーザ)にと
っては困難であり、装置が受け付けないような誤った記
述をしてしまうことも多い。つまり、従来の装置では、
一般のユーザが離散表現を登録するためのインタフェー
ス機能及び支援機能が考慮されていないという課題があ
った。
に、本発明は、変化しない語で構成された固定要素の間
に変化可能な語で構成された可変要素の割り込みを許す
表現形式である離散表現を格納する離散表現辞書を備え
た離散表現辞書装置において、次のような手段を設けて
いる。ユーザが入力した入力データを取込んで該入力デ
ータの内容を把握して該入力データを出力すると共に、
該入力データの内容に応じた指示を発生する入力手段
と、前記入力データの良否を判定するための基準になる
正しい形式のデータを参照用データとして予め格納する
例示用テーブルと、前記参照用データを参照して前記入
力手段から入力された前記入力データが正しい形式で入
力されているか否かをチェックする入力チェック手段
と、前記入力チェック手段でチェックした前記入力デー
タの形式が正しい場合、該入力データを受け取って該入
力データから前記離散表現のパターンを生成するパター
ン生成手段と、前記パターン生成手段から前記パターン
を受け取り、前記離散表現辞書に対して該パターンを登
録するか、又は既に登録されている前記離散表現のパタ
ーンを削除或いは検索すると共に、該登録、削除、又は
検索に対応するメッセージを生成する登録・削除・検索
手段と、前記入力手段の指示に基づき、前記例示用テー
ブルが保持する前記参照用データを前記ユーザが読み下
せる文の形式のメッセージに展開するテーブル展開手段
と、前記入力チェック手段でチェックした前記入力デー
タの形式が正しくなかった場合のエラーメッセージ、前
記登録・削除・検索手段で生成したメッセージ、及び前
記テーブル展開手段から出力されたメッセージを表示す
る表示手段とを、設けている。
書装置を構成したので、入力データは入力手段に取込ま
れ、例示用テーブルの参照用データに基づき、入力チェ
ック手段で正しい形式で入力されているか否かがチェッ
クされる。前記入力データの形式が正しい場合、該入力
データがパターン生成手段で離散表現のパターンとして
生成される。前記入力データの形式が正しくなかった場
合、エラーメッセージが表示手段で表示される。登録・
削除・検索手段は、前記パターン生成手段で生成された
パターンを離散表現辞書に登録するか、又は既に登録さ
れているパターンを削除又は検索すると共に該当するメ
ッセージを生成する。このメッセージは、表示手段で表
示される。離散表現辞書は、登録・削除・検索手段から
出力された登録に対応したデータを離散表現として保持
する。テーブル展開手段は、入力手段の指令に基づき、
例示用テーブルが保持する参照用データを利用者が読み
下せる文の形式のメッセージに展開して表示手段で表示
する。従って、前記課題を解決できるのである。
離散表現辞書装置の構成ブロック図である。この離散表
現辞書装置は、ユーザが入力した入力データSiを取込
む例えばキーボード等の入力手段1を有し、該入力手段
1には入力チェック手段2が接続されている。入力チェ
ック手段2は、ユーザの入力を促すための例や説明をデ
ータとして保持する例示用テーブル3のデータS3を参
照して入力手段1の出力データS1が正しいか否かをチ
ェックする機能を有している。又、入力手段1にはテー
ブル展開手段4が接続され、該テーブル展開手段4には
ディスプレイ等の表示手段5が接続されている。テーブ
ル展開手段4は、入力手段1の指令を受け、例示用テー
ブル3のデータS3を取得して表示手段5による表示に
適した形式に展開する機能を有している。入力チェック
手段2にはパターン生成手段6及び表示手段5が接続さ
れ、出力データS1が正しくなかった場合は該表示手段
5にエラーメッセージS2aを送出し、該出力データS
1が正しかった場合は該パターン生成手段6に出力デー
タS2bが送出されるようになっている。パターン生成
手段6は、出力データS2bを受け取り、登録、削除、
及び検索に適した離散表現のパターンS6を生成する機
能を有している。パターン生成手段6は登録・削除・検
索手段7に接続され、該登録・削除・検索手段7が離散
表現辞書8に接続されている。登録・削除・検索手段7
は、パターンS6を受け取り、離散表現辞書8に対して
パターンS6を登録するか又は既に登録されている離散
表現のパターンを削除或いは検索する機能を有してい
る。離散表現辞書8は、パターンS6を保持する機能を
有している。又、登録・削除・検索手段7は、表示手段
5に接続されている。従って、表示手段5は、入力チェ
ック手段2、テーブル展開手段4、及び登録・削除・検
索手段7から出力されたメッセージを受取って表示し、
ユーザに対して指示を行うものである。
一例を示す図である。この離散表現辞書8は、パターン
番号、離散表現の見出し、及び訳語で構成されている。
図3は、図1中の例示用テーブル3に格納される参照用
データの一例を示す図である。この例示用テーブル3で
は、行中のカンマ記号「,」はデータフィールドの区切
りを示している。データは、3行で1セットになってい
る。例示用テーブル3には、登録可能なパターンの全て
のセットが保持され、データの1行目は原語パターンに
関するレコードであり、2行目が訳語パターンに関する
レコードである。各レコードのフィールドは、次の順序
で並んでいる。 パターン番号、区別、可変部個数、固定部1、可変変部
用例1、可変部品詞1、固定部2、可変部用例2、可変
部品詞2、… データフィールドの内容は、次の(1)〜(6)の通り
である。
原語パターン、訳語パターン、及び説明の3つのレコー
ドが組になっている。 (2) 区別 次のような記号を用いて内容の区別を表示する。 S;原語パターン T;訳語パターン C;説明 (3) 可変部個数 見出しとなる離散表現及び訳語は、複数の可変部(即
ち、ユーザが入力可能な部分)と、その前後にある固定
部とで構成されている。この可変部の個数が、例示用テ
ーブル3に格納されるようになっている。 (4) 固定部n n番目の固定部の文字列を格納し、当該の文字列が省略
される場合には記号「@」を格納するようになってい
る。 (5) 可変部用例n n番目の可変部の用例となる文字列を格納する。この文
字列は、入力時のデフォルト値になる。 (6) 可変部品詞n n番目の可変部の品詞の種類を格納する。品詞の種類の
例を次に示す。 英語;n(名詞)、v(動詞)、adj(形容詞)、a
dv(副詞)等 日本語;名(名詞)、動(動詞)、形(形容詞)、形動
(形容動詞)等 図3中のデータの3行目はガイダンス用レコードであ
り、フィールドは次の順序で並んでいる。
である。 (i) パターン番号 1行目及び2行目と同様である。 (ii) 区別 1行目及び2行目と同様である。 (iii) 簡易説明 パターン番号(i)に加えて、パターンを識別するため
の簡単な説明文が格納されている。 (iv) 詳細説明 当該パターンの特性、用法、具体例等を説明するための
説明文が格納されている。図4は図1中の入力手段1の
動作を説明するためのフローチャート、図5は図1中の
テーブル展開手段4の動作を説明するためのフローチャ
ート、図6は表示手段5に表示されたガイダンス用画面
の例を示す図、図7はガイダンス用画面の他の例を示す
図である。図8は表示手段5に表示された登録用画面の
例を示す図、図9は表示手段5に表示された削除・検索
用画面の例を示す図、図10は図1中の入力チェック手
段2の動作を説明するためのフローチャートである。
の離散表現辞書装置における処理内容を説明する。図4
に示すように、入力手段1は、処理を開始すると、ユー
ザが入力した入力データSiを待ち受け、入力があった
場合には、ステップST1において、該入力データSi
が処理の終了を意味するものか否かを判定する。入力デ
ータSiが処理の終了を意味する場合は処理を終了し、
処理の終了を意味する入力ではない場合、ステップST
2へ進む。ステップST2において、入力データSiが
パターン番号の入力か否かを判定し、パターン番号の入
力であれば、ステップST3へ進む。ステップST3に
おいて、入力されたパターン番号をテーブル展開手段4
へ送り、展開を指示する。その後、入力待ち状態に戻
り、入力があれば、再びステップST1から処理を繰り
返す。前記ステップST2において、入力データSiが
パターン番号の入力ではなかった場合、ステップST4
へ進む。ステップST4において、入力データSiが
「登録」、「削除」、「検索」のうちのいずれかを要求
するものか否かを判定し、「登録」、「削除」、「検
索」のうちのいずれかを要求するものであった場合、ス
テップST5へ進む。ステップST5において、データ
(即ち、現在、選択されて表示されているパターン番号
のデータ)に「登録」、「削除」、「検索」の別を記し
たフラグを付与し、テーブル展開手段4に対して当該パ
ターン番号のデータを該フラグに応じて展開するように
指示を出す。その後、入力待ち状態に戻る。
Siが「登録」、「削除」、「検索」のうちのいずれか
を要求する入力ではなかった場合、入力データSiは
「パターンを構成する単語群」であると判定し、ステッ
プST6へ進む。ステップST6において、先ず、この
単語群が「登録画面」、「削除画面」、「検索画面」の
うちのどの状態から入力されたものか判定し、その情報
(判定結果)を獲得する。同時に、どのパターン番号を
選択した状態から入力されたものかも判定して情報(判
定結果)を獲得する。ステップST7において、その状
態情報(判定結果)と単語群データを入力チェック手段
2に送り、単語群データが正しい形式で入力されている
か否かをチェックするように指示する。その後、入力待
ち状態に戻る。この時、表示手段6は、入力チェック手
段2から送出されたデータを表示する。 図5に示すよ
うに、テーブル展開手段4は、処理を開始すると、ステ
ップST11において、与えられたパターン番号に対応
したデータを例示用テーブル3から取得する。即ち、第
1フィールドに対して当該パターン番号をもつレコード
を検索する。検索結果は、図3に示すような3行のレコ
ードのセットになる。ステップST12において、入力
手段1から入力された入力データSiが、パターン番号
のみか又は「登録」等のフラグが付されているかを判定
し、パターン番号のみである場合は、ステップST13
へ進む。ステップST13において、ガイダンス用画面
作成処理を行なった後、処理を終了する。ガイダンス用
画面作成処理では、以下の処理(1)〜(4)を行う。
番号と簡易説明とを取り出し、パターン選択データとす
る。 (2) ガイダンス用レコードの詳細説明を取り出し、
詳細説明ウィンドウ用データとする。 (3) 原語パターン及び訳語パターンレコードから固
定部文字列と可変部用例文字列を取り出して連結し、例
示ウィンドウ用データとする。但し、固定部が記号
「@」になっている場合は、このデータを除いて連結す
る。又、可変部用例文字列は、ユーザが書き換え可能で
あることを示すために、四角括弧[ ]で挟み込んだも
のを連結する。 (4) それぞれのデータを適切な位置に配置した画像
データを作成し、表示手段5へ送出する。 ユーザは、表示手段5に表示される図6に示すような画
面の詳細説明及び用例を見て自分が登録、削除、又は検
索したいパターンに最も類似したパターンを選択し、登
録・削除・検索処理を起動する。又、図7では、表示手
段5に表示されるガイダンス用画面は、パターン選択の
部分がメニューバーMBを操作することによって入力で
きるようになっている。このようにすると、簡易説明の
みでパターンを選択できる。前記ステップST12にお
いて、データにパターン番号以外にフラグが付いていた
場合、ステップST14へ進み、そのフラグが「登録」
を示すフラグか否かを判定する。「登録」を示すフラグ
であった場合には、ステップST15へ進み、登録用画
面作成処理を行なった後に処理を終了する。
(a)〜(d)を行う。 (a) 原語パターン及び訳語パターンのレコードから
可変部個数を取り出し、その数に基づいてパターンの表
示ウィンドウのサイズを決定する。例えば、用例を縦方
向に配列し、可変部の個数が3の場合、該可変部の3行
と固定部の4行との合計7行分のウィンドウサイズが必
要になる。 (b) 原語パターン及び訳語パターンのレコードから
固定部文字列と可変部用例文字列を取り出し、順番に配
列するようにパターンウィンドウ用データを作成する。
この時、可変部用例を表示する部分は、ユーザが用例を
削除し、代わりに所望の文字列を入力することが可能な
ボックスにする。つまり、可変部用例は、デフォルト入
力になっている。 (c) 原語パターン及び訳語パターンレコードから可
変部の品詞を取り出し、可変部用例の横又は下方に表示
するように、パターンウィンドウ用データに追加する。 (d) それぞれのデータを適切な位置に配置した画像
データを作成し、表示手段5へ送出する。
部の入力可能なボックス(即ち、図8中の枠B)に所望
の文字列を入力して登録処理を起動させることができ
る。この時、固定部が表示されているので、一度入力し
て読み下し、不適切な言い回しではないか否かをチェッ
クすることができる。又、品詞の種類が各ボックスの横
にそれぞれ表示されているので、それらを参照して適切
な文字列を入力することができる。このようなボックス
を提示することにより、用意していたパターンと入力項
目の数とが合わないというエラーを未然に防ぐことがで
きる。尚、ボックスを提示せずにユーザが自由に記述す
ると、或るパターンに必要な数の可変部文字列が入力さ
れなかったり、逆に多過ぎたりすることがある。前記ス
テップST14において、フラグが「登録」を示すフラ
グでなかった場合、フラグは削除又は検索を示すもので
あるので、ステップST16において、削除・検索用画
面作成処理を行なった後、処理を終了する。削除・検索
用画面作成処理では、以下の処理(i)〜(iv)を行
う。
パターン及び訳語パターンレコードから可変部個数を取
り出し、その数に基づいてパターンの表示ウィンドウの
サイズを決定する。 (ii) 原語パターン及び訳語パターンのレコードから
固定部文字列を取り出し、順番に配列するようにパター
ンウィンドウ用データを作成する。この時、可変部に相
当する部分は、ユーザが所望の文字列を入力可能なボッ
クスにする。ボックスの内部には、デフォルトとしてア
スタリスク「*」を表示する。このアスタリスク「*」
は、検索時に全ての文字列にマッチするものである。 (iii) 登録用画面の場合と同様に、原語パターン及び
訳語パターンレコードから可変部品詞を取り出し、可変
部用例の横又は下方に表示するように、パターンウィン
ドウ用データに追加する。 (iv) それぞれのデータを適切な位置に配置した画像
データを作成し、表示手段5へ送出する。 ユーザは、図9に示すような画面中の可変部の入力可能
なボックス(即ち、図9中の枠B)に所望の文字列を入
力して削除・検索処理を起動させることができる。デフ
ォルト記号のアスタリスク「*」が全てのボックスに入
った状態で削除及び検索を起動すると、当該パターンの
全てのデータを処理することになる。この時、固定部が
表示されているので、一度入力して読み下し、不適切な
言い回しではないか否かをチェックすることができる。
又、品詞の種類が横に表示されているので、それを参照
して適切な文字列を入力することができる。
は、処理を開始すると、ステップST21において、与
えられた状態情報に含まれるパターン番号のデータを例
示用テーブル3から取得する。ステップST22におい
て、入力された単語群にブランク(即ち、空白であり、
入力が必要な可変部に何も入力されなかったもの)や装
置中の特殊記号(即ち、装置中で特別な意味をもたせて
使用する記号であり、単独では用いることができないも
の)があるか否かを判定する。ブランクや特殊記号があ
る場合は、ステップST23へ進み、表示手段5にエラ
ーメッセージS2aを送出して処理を終了する。前記ス
テップST22において、ブランクや特殊記号がない場
合は、ステップST24へ進み、入力された単語群が
「登録」を示す画面から入力されたものか否か、状態情
報に基づいて判定する。状態が「登録」ではなく、「削
除」又は「検索」である場合は、ステップST25へ進
み、状態情報と単語群データとをパターン生成手段6へ
送り、処理を終了する。前記ステップST24におい
て、状態が「登録」である場合は、ステップST26へ
進み、入力された単語群に検索用記号(例えば、アスタ
リスク「*」等、検索のパターンマッチ用の正規表現に
用いる記号)が含まれているか否かを判定する。これ
は、削除や検索には、このようなパターンマッチに使用
する記号を用いることがあるが、登録は確定できる単語
でなければならないからである。検索用記号がある場合
は、ステップST27へ進み、表示手段5にエラーメッ
セージを送り、処理を終了する。検索用記号がない場合
は、前記ステップST25へ進み、状態情報と単語群デ
ータをパターン生成手段3に送り、処理を終了する。
ような辞書に格納されている離散表現の見出し及び訳語
を生成するために、単語群を連結する。例えば、図2で
は、単語群はアンダーバー「−」によって連結されてい
る。その後、パターン生成手段6は、パターン番号はそ
のまま登録・削除・検索手段7へ送り、見出し及び訳語
は、連結したものを該登録・削除・検索手段7へ送る。
登録・削除・検索手段7は、離散表現辞書8に与えられ
たデータに対し、登録・削除・検索処理を行う。そし
て、ユーザに離散表現辞書8のデータ操作の許可がない
等の理由によって処理が正常に終了しなかった場合は、
登録・削除・検索手段7は、表示手段5にエラーメッセ
ージを送る。以上のように、本実施形態では、次のよう
な利点(1)〜(3)がある。 (1) ガイダンス用画面を文の形式で表示手段5に表
示することにより、複数の候補の中からパターンを選択
できるようにし、且つ入力可能な部分がボックスで表示
されるようにしたので、一般のユーザでも入力を容易に
行うことができる。 (2) 固定部も含めて順番に配列されているため、読
み下して入力を確認できるので、入力が容易であり、且
つ誤入力を防止できる。 (3) 入力チェック手段2を備えているので、記号等
を誤って使ってしまっても、警告を表示して誤った入力
を受け付けないようにすることができる。
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (a) 実施形態では、見出しと訳語や原語パターンと
訳語パターンのように二言語の辞書装置で説明したが、
単言語(例えば、原語パターンのみ等)の辞書装置であ
ってもよい。 (b) 実施形態では、図8の登録用画面、及び図9の
削除・検索用画面では、固定部及び入力ボックスを縦に
配列してあるが、この配列を横にしてもよい。又、その
方が読み下してチェックするには容易である。但し、可
変部の数が一定ではないので、画面上の配置から考える
と、横にはみ出してしまうと見にくくなる可能性があ
る。 (c) 本発明の離散表現辞書装置は、例えば、機械翻
訳装置の他に、辞書検索装置等にも適用できる。
れば、次のような効果(1)〜(3)がある。 (1) 入力データの入力を支援するための参照用デー
タを文の形式で表示手段に表示することにより、複数の
候補の中からパターンを選択できるようにし、且つ入力
可能な部分がボックスで表示されるようにしたので、一
般のユーザにも入力を容易に行うことができる。 (2) 固定要素も含めて順番にデータが配列されてい
るため、読み下して入力を確認できるので、入力が容易
であり、且つ誤入力を防止できる。 (3) 入力チェック手段を備えているので、記号等を
誤って使ってしまっても、警告を表示して誤った入力を
受け付けないようにできる。
成ブロック図である。
ある。
である。
トである。
Claims (5)
- 【請求項1】 変化しない語で構成された固定要素の間
に変化可能な語で構成された可変要素の割り込みを許す
表現形式である離散表現を格納する離散表現辞書を備え
た離散表現辞書装置において、 利用者が入力した入力データを取込んで該入力データの
内容を把握して該入力データを出力すると共に、該入力
データの内容に応じた指示を発生する入力手段と、 前記入力データの良否を判定するための基準になる正し
い形式のデータを参照用データとして予め格納する例示
用テーブルと、 前記参照用データを参照して前記入力手段から入力され
た前記入力データが正しい形式で入力されているか否か
をチェックする入力チェック手段と、 前記入力チェック手段でチェックした前記入力データの
形式が正しい場合、該入力データを受け取って該入力デ
ータから前記離散表現のパターンを生成するパターン生
成手段と、 前記パターン生成手段から前記パターンを受け取り、前
記離散表現辞書に対して該パターンを登録するか、又は
既に登録されている前記離散表現のパターンを削除或い
は検索すると共に、該登録、削除、又は検索に対応する
メッセージを生成する登録・削除・検索手段と、 前記入力手段の指示に基づき、前記例示用テーブルが保
持する前記参照用データを前記利用者が読み下せる文の
形式のメッセージに展開するテーブル展開手段と、 前記入力チェック手段でチェックした前記入力データの
形式が正しくなかった場合のエラーメッセージ、前記登
録・削除・検索手段で生成したメッセージ、及び前記テ
ーブル展開手段から出力されたメッセージを表示する表
示手段とを、 設けたことを特徴とする離散表現辞書装置。 - 【請求項2】 前記例示用テーブルは、 前記離散表現のパターンを前記利用者が識別するための
簡易説明フィールドを備えたことを特徴とする請求項1
記載の離散表現辞書装置。 - 【請求項3】 前記例示用テーブルは、 前記利用者が入力可能な入力ボックスに前記入力データ
の入力を支援するためのサンプルを備えたことを特徴と
する請求項1記載の離散表現辞書装置。 - 【請求項4】 前記例示用テーブルは、前記可変要素の
個数を保持し、 前記テーブル展開手段は、前記可変要素の個数を展開す
る構成にしたことを特徴とする請求項1記載の離散表現
辞書装置。 - 【請求項5】 前記例示用テーブルは、前記入力データ
の入力を支援するためのサンプルを保持し、 前記テーブル展開手段は、前記サンプルを展開し、前記
固定要素も含めて順に配列する構成にしたことを特徴と
する請求項1記載の離散表現辞書装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15647397A JP3425329B2 (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 離散表現辞書装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15647397A JP3425329B2 (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 離散表現辞書装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH113339A true JPH113339A (ja) | 1999-01-06 |
JP3425329B2 JP3425329B2 (ja) | 2003-07-14 |
Family
ID=15628529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15647397A Expired - Fee Related JP3425329B2 (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 離散表現辞書装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3425329B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001101189A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-04-13 | Fujitsu Ltd | 情報検索装置、情報検索結果の表示方法および情報検索プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
-
1997
- 1997-06-13 JP JP15647397A patent/JP3425329B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001101189A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-04-13 | Fujitsu Ltd | 情報検索装置、情報検索結果の表示方法および情報検索プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3425329B2 (ja) | 2003-07-14 |
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