JPH11333604A - 高硬度切削用チップ及びその製造方法 - Google Patents
高硬度切削用チップ及びその製造方法Info
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- JPH11333604A JPH11333604A JP16624998A JP16624998A JPH11333604A JP H11333604 A JPH11333604 A JP H11333604A JP 16624998 A JP16624998 A JP 16624998A JP 16624998 A JP16624998 A JP 16624998A JP H11333604 A JPH11333604 A JP H11333604A
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- Japan
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- cutting
- hardness
- tip
- sintered body
- hard
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 高硬度焼結体と硬質基体の接合界面の耐剥離
性がある切削用チップと、切断ロスの少ない安価なブラ
ンクの製法の提供。 【解決手段】 高硬度焼結体1と硬質基体2の接合界面
を曲面又は屈曲面で構成し剥離させる切削抵抗に十分耐
えうる接合強さをもつ切削チップ形状とし、硬質基体上
における高硬度焼結体の配列を最終の切削用チップを切
り出す時の切り出しロスを低く抑えた切削用チップの量
産可能な製造方法。
性がある切削用チップと、切断ロスの少ない安価なブラ
ンクの製法の提供。 【解決手段】 高硬度焼結体1と硬質基体2の接合界面
を曲面又は屈曲面で構成し剥離させる切削抵抗に十分耐
えうる接合強さをもつ切削チップ形状とし、硬質基体上
における高硬度焼結体の配列を最終の切削用チップを切
り出す時の切り出しロスを低く抑えた切削用チップの量
産可能な製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は木質系材料,窯業系
材料,金属系等の種々の材料の切削加工に用いられるP
CD切削工具、CBN切削工具等の切削用チップに関す
るものである。
材料,金属系等の種々の材料の切削加工に用いられるP
CD切削工具、CBN切削工具等の切削用チップに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多結晶ダイヤモンド(PCD)や
立方晶窒化硼素(CBN)等の高硬度焼結体を刃先材料
とする切削工具は、図19に示すように、高硬度焼結体
101(以下刃先体という)が超硬合金などの硬質基体
102の片面全面に一体焼結され、平板状の焼結チップ
素材(以下ブランクと称する)から必要な寸法形状のチ
ップに、図20,図21の工程を経て切り出し、高硬度
焼結体側がすくい面又は逃げ面となるようにして図22
(a)に示す工具の刃体103のチップ座に接合して
後、仕上げ研摩により刃先を鋭利にするのが一般的であ
る。
立方晶窒化硼素(CBN)等の高硬度焼結体を刃先材料
とする切削工具は、図19に示すように、高硬度焼結体
101(以下刃先体という)が超硬合金などの硬質基体
102の片面全面に一体焼結され、平板状の焼結チップ
素材(以下ブランクと称する)から必要な寸法形状のチ
ップに、図20,図21の工程を経て切り出し、高硬度
焼結体側がすくい面又は逃げ面となるようにして図22
(a)に示す工具の刃体103のチップ座に接合して
後、仕上げ研摩により刃先を鋭利にするのが一般的であ
る。
【0003】硬質基体102に比して刃先体101は非
常に高価であるため、刃先体101の焼結体層部分を無
駄に削除することなく刃先付近にのみ存在するような状
態にブランクから直方体を切り出し(図20)、次に切
刃面を形成するため該直方体を斜めの切断線101bで
分割する(図20)。続いて該分割体の刃先体101の
焼結されていない硬質基体102の他端の突起部分10
2iを必要により削除して図21(a)に示す形状の切
削用チップを製作している。
常に高価であるため、刃先体101の焼結体層部分を無
駄に削除することなく刃先付近にのみ存在するような状
態にブランクから直方体を切り出し(図20)、次に切
刃面を形成するため該直方体を斜めの切断線101bで
分割する(図20)。続いて該分割体の刃先体101の
焼結されていない硬質基体102の他端の突起部分10
2iを必要により削除して図21(a)に示す形状の切
削用チップを製作している。
【0004】この切削用チップは、例えば図22(a)
に示すように丸鋸の本体外周部の刃体103に接合して
使用される。この従来技術では刃先体101が逃げ面に
位置し、刃先体101と硬質基体102との接合界面1
01aが逃げ面101cと平行であるため切削抵抗に抗
しきれずに剥離し易い。他の従来技術として、前記ブラ
ンクから切り出した前記直方体を垂直の切断線101d
で分割して図21(b)に示す形状の切削用チップを切
り出すこともある。この切削用チップは、例えば図22
(b)に示すように丸鋸の本体外周部の刃体103に接
合した後に刃先体101を斜めに削除することで逃げ面
を形成して使用される。この例でも、先の従来技術例と
同様に、刃先体101と硬質基体102との接合界面1
01aが切削抵抗に抗しきれずに剥離しやすい。
に示すように丸鋸の本体外周部の刃体103に接合して
使用される。この従来技術では刃先体101が逃げ面に
位置し、刃先体101と硬質基体102との接合界面1
01aが逃げ面101cと平行であるため切削抵抗に抗
しきれずに剥離し易い。他の従来技術として、前記ブラ
ンクから切り出した前記直方体を垂直の切断線101d
で分割して図21(b)に示す形状の切削用チップを切
り出すこともある。この切削用チップは、例えば図22
(b)に示すように丸鋸の本体外周部の刃体103に接
合した後に刃先体101を斜めに削除することで逃げ面
を形成して使用される。この例でも、先の従来技術例と
同様に、刃先体101と硬質基体102との接合界面1
01aが切削抵抗に抗しきれずに剥離しやすい。
【0005】この欠陥を補う形のチップ形状として特開
平9−314406号が公知である。当該技術は刃先体
と硬質基体との接合界面がチップのすくい面と逃げ面と
を結ぶ傾斜面であるため、すくい面に向けて傾斜したこ
とにより接合界面からの剥離に対して有利となるが接合
面積が小さくなる分不利となる。
平9−314406号が公知である。当該技術は刃先体
と硬質基体との接合界面がチップのすくい面と逃げ面と
を結ぶ傾斜面であるため、すくい面に向けて傾斜したこ
とにより接合界面からの剥離に対して有利となるが接合
面積が小さくなる分不利となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたよ
うに、逃げ面と接合界面が平行あるいは平行に近い場合
は工具使用中での高硬度焼結体の剥離性が高く、作業上
問題となることが多い。又特開平9−314406号の
発明の様に接合界面が切削用チップのすくい面と逃げ面
とを結ぶ傾斜面である場合は接合面積が小さく重切削に
対して十分な接合強度が期待しがたい場合がある。しか
も、ブランクから斜めに切り出した後に刃先材の高硬度
焼結体の鋭利な角部を少なからず除去して同高硬度焼結
体中の個所に鋭利な切刃を形成させるための作業が不可
欠であり、更に高価な刃先体の一部を削除するためコス
ト高となる。
うに、逃げ面と接合界面が平行あるいは平行に近い場合
は工具使用中での高硬度焼結体の剥離性が高く、作業上
問題となることが多い。又特開平9−314406号の
発明の様に接合界面が切削用チップのすくい面と逃げ面
とを結ぶ傾斜面である場合は接合面積が小さく重切削に
対して十分な接合強度が期待しがたい場合がある。しか
も、ブランクから斜めに切り出した後に刃先材の高硬度
焼結体の鋭利な角部を少なからず除去して同高硬度焼結
体中の個所に鋭利な切刃を形成させるための作業が不可
欠であり、更に高価な刃先体の一部を削除するためコス
ト高となる。
【0007】本発明は従来の技術の有するこのような問
題に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、高硬度焼結体と硬質基体の接合界面に曲面による接
合界面を取り入れ剥離しがたい接合状態でチップ素材を
一体焼結し用途に応じたチップ形状を切り出してチップ
の必要な部分に高硬度焼結体を配した廉価な高硬度切削
用チップを提供すると共に該切削用チップを製造する方
法を提供する。
題に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、高硬度焼結体と硬質基体の接合界面に曲面による接
合界面を取り入れ剥離しがたい接合状態でチップ素材を
一体焼結し用途に応じたチップ形状を切り出してチップ
の必要な部分に高硬度焼結体を配した廉価な高硬度切削
用チップを提供すると共に該切削用チップを製造する方
法を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ために請求項1記載の発明は、超硬合金、サーメット等
よりなる硬質基体に、多結晶ダイヤモンド(PCD)及
び/又は立方晶窒化硼素(CBN)を主材としてなる高
硬度焼結体を一体的に焼結してなる切削用チップにおい
て、該高硬度焼結体と硬質基体との接合界面が曲面又は
屈曲面で形成され、少なくとも切刃線の一部が高硬度焼
結体で形成してなり、該硬質基体部分を工具の刃体に接
合又は機械的手段で固着させ加工時に硬質基体から高硬
度焼結体部分の剥離のないようにしたものである。
ために請求項1記載の発明は、超硬合金、サーメット等
よりなる硬質基体に、多結晶ダイヤモンド(PCD)及
び/又は立方晶窒化硼素(CBN)を主材としてなる高
硬度焼結体を一体的に焼結してなる切削用チップにおい
て、該高硬度焼結体と硬質基体との接合界面が曲面又は
屈曲面で形成され、少なくとも切刃線の一部が高硬度焼
結体で形成してなり、該硬質基体部分を工具の刃体に接
合又は機械的手段で固着させ加工時に硬質基体から高硬
度焼結体部分の剥離のないようにしたものである。
【0009】本発明は刃先体と硬質基体との接合面が曲
面又は屈曲面で構成されているので接合面積を広くし切
削抵抗に有効に抗することが可能で刃先体が硬質基材か
ら剥離するのを防ぐことができる。
面又は屈曲面で構成されているので接合面積を広くし切
削抵抗に有効に抗することが可能で刃先体が硬質基材か
ら剥離するのを防ぐことができる。
【0010】また、切削用チップのすくい面の刃厚中央
を半径方向に延びる中央線にほぼ沿った部分を凹形形状
に形成するようしたものである。
を半径方向に延びる中央線にほぼ沿った部分を凹形形状
に形成するようしたものである。
【0011】また、切削用チップのすくい面の刃厚中央
を半径方向に延びる中央線にほぼ沿った部分を凸形形状
に形成するようにしたものである。
を半径方向に延びる中央線にほぼ沿った部分を凸形形状
に形成するようにしたものである。
【0012】また切削用チップであって切刃稜の近傍に
チップブレーカを形成するようにしたものである。
チップブレーカを形成するようにしたものである。
【0013】また、超硬合金,サーメット等よりなる硬
質基体の表面に当該硬質基体の幅方向全域又は幅を限定
して設けた少なくとも1条の細溝に、該細溝をダイヤモ
ンド及び/又は立方晶窒化硼素(CBN)を主材として
なる高硬度焼結体で埋めるように焼結させて焼結チップ
素材を一体焼結し、当該焼結チップ素材から切り出しに
より高硬度切削用チップを製造するようにしたものであ
る。硬質基体の表面に曲線又は屈曲面で形成される溝を
作り、この溝を埋めるように刃先体を充当し一体焼結し
てブランクを製造する。当該ブランクから使用目的に合
致したチップを刃先体部分の削除ロスを最少にするよう
にして切削用チップを製造するものである。
質基体の表面に当該硬質基体の幅方向全域又は幅を限定
して設けた少なくとも1条の細溝に、該細溝をダイヤモ
ンド及び/又は立方晶窒化硼素(CBN)を主材として
なる高硬度焼結体で埋めるように焼結させて焼結チップ
素材を一体焼結し、当該焼結チップ素材から切り出しに
より高硬度切削用チップを製造するようにしたものであ
る。硬質基体の表面に曲線又は屈曲面で形成される溝を
作り、この溝を埋めるように刃先体を充当し一体焼結し
てブランクを製造する。当該ブランクから使用目的に合
致したチップを刃先体部分の削除ロスを最少にするよう
にして切削用チップを製造するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例によ
り図面に従い次に説明する。
り図面に従い次に説明する。
【0015】切削用チップの切り出しの実施例 〔実施例1〕図1(a)において、硬質基体2上に平行
に複数の溝3が形成されており、当該溝の断面形状は、
一つは円弧面2aであり、他はほぼ平面状の曲面2bの
二つの曲面の組み合わせで形成されている。円弧面2a
の一端が硬質基体2の上面を始点として凡そ1/4円弧
面2aの下端が溝3の最深部であり曲面2bの一端が前
記硬質基体2上面からほぼ垂下して前記1/4円弧面2
aの下端と結ばれ一つの溝3を形成している。高硬度焼
結体からなる刃先体1の設計寸法に従い前記円弧面2a
の半径寸法や溝の形状および溝間距離は設計自在であ
る。
に複数の溝3が形成されており、当該溝の断面形状は、
一つは円弧面2aであり、他はほぼ平面状の曲面2bの
二つの曲面の組み合わせで形成されている。円弧面2a
の一端が硬質基体2の上面を始点として凡そ1/4円弧
面2aの下端が溝3の最深部であり曲面2bの一端が前
記硬質基体2上面からほぼ垂下して前記1/4円弧面2
aの下端と結ばれ一つの溝3を形成している。高硬度焼
結体からなる刃先体1の設計寸法に従い前記円弧面2a
の半径寸法や溝の形状および溝間距離は設計自在であ
る。
【0016】硬質基体2に溝3を形成して後、図1
(b)に示すように当該溝3に刃先体である高硬度焼結
体原料を埋め込むようにして一体焼結してブランクを製
作する。本発明の切削用チップはこのブランクから切り
出される。切り出しはワイヤカット装置が主として使用
される。切出した直後は硬質基体の端部に突起があり必
要により削除して丸鋸の刃体に接合し易い形状に加工し
切削用チップを得る。
(b)に示すように当該溝3に刃先体である高硬度焼結
体原料を埋め込むようにして一体焼結してブランクを製
作する。本発明の切削用チップはこのブランクから切り
出される。切り出しはワイヤカット装置が主として使用
される。切出した直後は硬質基体の端部に突起があり必
要により削除して丸鋸の刃体に接合し易い形状に加工し
切削用チップを得る。
【0017】図1(a)に示す溝3は硬質基体上面を研
削等の機械加工により形成するが、硬質基体原料を型に
埋め込んで予め図1(a)の溝付の板材に焼結して得る
こともできる。続いて溝に高硬度焼結体原料を埋め込む
ようにして焼結して高硬度焼結体が硬質基体上の溝に一
体焼結されたチップ切り出し用ブランクを得ることがで
き、このブランクから切削用チップを効率的かつ経済的
に切り出すことができる。
削等の機械加工により形成するが、硬質基体原料を型に
埋め込んで予め図1(a)の溝付の板材に焼結して得る
こともできる。続いて溝に高硬度焼結体原料を埋め込む
ようにして焼結して高硬度焼結体が硬質基体上の溝に一
体焼結されたチップ切り出し用ブランクを得ることがで
き、このブランクから切削用チップを効率的かつ経済的
に切り出すことができる。
【0018】図2は(A)(B)(C)(D)の四種の
切削用チップの切り出しを同一ブランク上に切断線を入
れて示したものである。例えば(A)は切断線2c,2
dで切断する。図中の一点鎖線は切断線でありワイヤカ
ットで加工可能である。ワイヤカットによる切り出し
後、図3(a)において、(B)はチップブレーカの機
能を有する段差面2eの追加加工を要し、(C)はすく
い面の切粉の流出方向に沿った中央部分を谷線とする凹
状面1dを形成するため切断面2rで分割し、(D)は
前記(C)とは逆に切粉の流出方向に沿った中央部分を
稜線とする凸状面1eを形成するための切断面2sで分
割して、切削用チップを削り出すものである。
切削用チップの切り出しを同一ブランク上に切断線を入
れて示したものである。例えば(A)は切断線2c,2
dで切断する。図中の一点鎖線は切断線でありワイヤカ
ットで加工可能である。ワイヤカットによる切り出し
後、図3(a)において、(B)はチップブレーカの機
能を有する段差面2eの追加加工を要し、(C)はすく
い面の切粉の流出方向に沿った中央部分を谷線とする凹
状面1dを形成するため切断面2rで分割し、(D)は
前記(C)とは逆に切粉の流出方向に沿った中央部分を
稜線とする凸状面1eを形成するための切断面2sで分
割して、切削用チップを削り出すものである。
【0019】図3(a)で図示した(C)(D)のチッ
プの切り出し方法として別の方法を図3(b)(c)に
示している。図3(b)において、高硬度焼結体の刃先
体の形状を変更して大きくし切断面2t,2cで(E)
(F)を同時に分割し、その後で逃げ面を面2fで追加
加工して切削用チップが形成される。(E)(F)を組
で使用できるので加工上のロスが少ない切削用チップの
切り出し法である。尚、切削用チップを刃体にろう付け
等で接合する場合は、接合後に逃げ面を形成してもよ
く、必要に応じて各面は仕上げ研摩される。
プの切り出し方法として別の方法を図3(b)(c)に
示している。図3(b)において、高硬度焼結体の刃先
体の形状を変更して大きくし切断面2t,2cで(E)
(F)を同時に分割し、その後で逃げ面を面2fで追加
加工して切削用チップが形成される。(E)(F)を組
で使用できるので加工上のロスが少ない切削用チップの
切り出し法である。尚、切削用チップを刃体にろう付け
等で接合する場合は、接合後に逃げ面を形成してもよ
く、必要に応じて各面は仕上げ研摩される。
【0020】図4は、図3(a)において(A)の切削
用チップを丸鋸刃体4の溝4aに半埋め状態にろう付け
することで強固に固定できる。特に台金厚みの薄い丸鋸
などに利用できる切削用チップの取り付け例を示したも
ので、図3(a)の(A)に替え(B)の切削用チップ
をろう付けすることも可能である。
用チップを丸鋸刃体4の溝4aに半埋め状態にろう付け
することで強固に固定できる。特に台金厚みの薄い丸鋸
などに利用できる切削用チップの取り付け例を示したも
ので、図3(a)の(A)に替え(B)の切削用チップ
をろう付けすることも可能である。
【0021】図3(a)の(C)(D)の凹面1d及び
凸面1eは、曲面又は多角平面で形成することが可能で
ある。
凸面1eは、曲面又は多角平面で形成することが可能で
ある。
【0022】図5は、図3(a)の(C)の凹形刃先の
チップを丸鋸刃体4にろう付けした図であり、図5
(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は平面図を示
している。図5,図6の切削用チップのろう付けは同種
の切削用チップで又は交互に配列して丸鋸として使用さ
れる。
チップを丸鋸刃体4にろう付けした図であり、図5
(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は平面図を示
している。図5,図6の切削用チップのろう付けは同種
の切削用チップで又は交互に配列して丸鋸として使用さ
れる。
【0023】図7は、切削用チップの量産用の切断法で
ある。実施例1に説明したブランクにおいて、高硬度焼
結体1と硬質基体2との隣接ピッチを等しいピッチとし
て傾斜した切断面2dのみで連続的に切断することによ
り切削用チップの刃先に逃げ面を形成できるようにして
効率的に切削用チップを切り出すことができる。
ある。実施例1に説明したブランクにおいて、高硬度焼
結体1と硬質基体2との隣接ピッチを等しいピッチとし
て傾斜した切断面2dのみで連続的に切断することによ
り切削用チップの刃先に逃げ面を形成できるようにして
効率的に切削用チップを切り出すことができる。
【0024】実施例1に説明した中で図2の(A)で示
した切削用チップの切り出しに対し図8に示すように切
断線2cの切断開位置を高硬度焼結体1を埋めた大き目
の溝の内側から刃先体を切り出すようにして切削用チッ
プを切り出すことも可能である。図8(a)は切断線2
c,2dの位置を示し、(b)は切り出し後に硬質基体
の端部の突起を削除したチップの形状である。この形状
にチップを切り出すと刃先体が大き目なので再研摩回数
を多く出来る切削用チップが製造できる。
した切削用チップの切り出しに対し図8に示すように切
断線2cの切断開位置を高硬度焼結体1を埋めた大き目
の溝の内側から刃先体を切り出すようにして切削用チッ
プを切り出すことも可能である。図8(a)は切断線2
c,2dの位置を示し、(b)は切り出し後に硬質基体
の端部の突起を削除したチップの形状である。この形状
にチップを切り出すと刃先体が大き目なので再研摩回数
を多く出来る切削用チップが製造できる。
【0025】〔実施例2〕高硬度焼結体1と硬質基体2
との接合界面1aを屈曲面で構成した場合の切削用チッ
プの切り出しの実施例を図9に示す。図9(a)におい
て、硬質基体上に溝3を複数個平行に設け、当該溝に高
硬度焼結体原料を埋め込むように焼結しブランクを作り
切削用チップを切り出す手法は実施例1と共通するので
説明を省略する。
との接合界面1aを屈曲面で構成した場合の切削用チッ
プの切り出しの実施例を図9に示す。図9(a)におい
て、硬質基体上に溝3を複数個平行に設け、当該溝に高
硬度焼結体原料を埋め込むように焼結しブランクを作り
切削用チップを切り出す手法は実施例1と共通するので
説明を省略する。
【0026】図9(b)は、ブランクを切断する切断線
2c,2dを示しており、実施例1と同様図3に示す
(A)(B)(C)(D)の形状に切り出すこともでき
る。図9(b)において、接合界面1aを屈曲面で形成
しているので焼結接合面の結合がより強固であり、切削
抵抗の激変にも耐え得る接合界面を得ることが可能とな
った。図9(c)に、削り出した本実施例による切削用
チップの外観図を示す。
2c,2dを示しており、実施例1と同様図3に示す
(A)(B)(C)(D)の形状に切り出すこともでき
る。図9(b)において、接合界面1aを屈曲面で形成
しているので焼結接合面の結合がより強固であり、切削
抵抗の激変にも耐え得る接合界面を得ることが可能とな
った。図9(c)に、削り出した本実施例による切削用
チップの外観図を示す。
【0027】〔実施例3〕図10は硬質基体2上に断面
が半円形状の高硬度焼結体1を一体焼結してブランクを
作り当該高硬度焼結体の半円柱の中心線近傍で切断面2
dに沿って切断し、続いて平行に埋め込むように焼結さ
れている隣接する高硬度焼結体との中間部分で硬質基体
2を切断面2cで切断する。前述の切断作業を繰り返し
ブランクに加えることにより1/4円弧面2aを対称に
有する切削用チップの直方体状基体が効率的に切り出し
可能である。この場合切断面が実施例1のように傾斜し
ていないので逃げ面1cが形成されない。
が半円形状の高硬度焼結体1を一体焼結してブランクを
作り当該高硬度焼結体の半円柱の中心線近傍で切断面2
dに沿って切断し、続いて平行に埋め込むように焼結さ
れている隣接する高硬度焼結体との中間部分で硬質基体
2を切断面2cで切断する。前述の切断作業を繰り返し
ブランクに加えることにより1/4円弧面2aを対称に
有する切削用チップの直方体状基体が効率的に切り出し
可能である。この場合切断面が実施例1のように傾斜し
ていないので逃げ面1cが形成されない。
【0028】図11(a)に示すように切断線2fの加
工を付加することにより図11(b)に示す逃げ面1c
を形成する。更に図11(a)で切断面2gにより切削
用チップが完成する〔図11(b)〕。
工を付加することにより図11(b)に示す逃げ面1c
を形成する。更に図11(a)で切断面2gにより切削
用チップが完成する〔図11(b)〕。
【0029】本実施例によれば硬質基体上に形成する溝
3の形状が半円形であり切断面2dに対し対称であるの
で溝の形成が容易である。更に溝壁面すなわち接合界面
を切断面2dに対称的な屈曲した曲面で形成することも
可能で、この場合一層の耐剥離性が得られる。本実施例
の場合逃げ面1cの形成が必要であるが加工代は少な
く、特殊な段取りを使用しないで量産可能な形状であ
る。高硬度焼結体の接合していない硬質基体の他端の加
工は不要である。この製造方法によれば高価格材のロス
が僅少で量産に適した切削用チップを削り出すことがで
きる。
3の形状が半円形であり切断面2dに対し対称であるの
で溝の形成が容易である。更に溝壁面すなわち接合界面
を切断面2dに対称的な屈曲した曲面で形成することも
可能で、この場合一層の耐剥離性が得られる。本実施例
の場合逃げ面1cの形成が必要であるが加工代は少な
く、特殊な段取りを使用しないで量産可能な形状であ
る。高硬度焼結体の接合していない硬質基体の他端の加
工は不要である。この製造方法によれば高価格材のロス
が僅少で量産に適した切削用チップを削り出すことがで
きる。
【0030】〔実施例4〕図12において、高硬度焼結
体1と硬質基体2との接合界面2aを半円形とし半円形
の複数の溝3に高硬度焼結体の原料を等間隔に埋め込む
ようにして一体焼結している。この場合、高硬度焼結体
1と硬質基体が等しい間隔でブランク表面を覆ってお
り、接合界面の半円形の最深部に対応して高硬度焼結体
1の稜線があり、これを刃先として、逃げ角に相当する
傾斜角をもち稜線から硬質基体上の谷線に至る対称的な
平面で形成されている。
体1と硬質基体2との接合界面2aを半円形とし半円形
の複数の溝3に高硬度焼結体の原料を等間隔に埋め込む
ようにして一体焼結している。この場合、高硬度焼結体
1と硬質基体が等しい間隔でブランク表面を覆ってお
り、接合界面の半円形の最深部に対応して高硬度焼結体
1の稜線があり、これを刃先として、逃げ角に相当する
傾斜角をもち稜線から硬質基体上の谷線に至る対称的な
平面で形成されている。
【0031】ブランクの形状を一体焼結するときに刃先
の逃げ面を形成させたので本実施例は実施例3に比べ刃
先の仕上げ代が極めて少ないので加工コストを低く抑え
て切削用チップを切り出すことができる。本実施例では
切断面2c,2dを傾斜させる必要がなく、又山線1
d,谷線2hに沿って切断した後は切断面2gを付加す
るのみで切削用チップが得られる〔図13〕。
の逃げ面を形成させたので本実施例は実施例3に比べ刃
先の仕上げ代が極めて少ないので加工コストを低く抑え
て切削用チップを切り出すことができる。本実施例では
切断面2c,2dを傾斜させる必要がなく、又山線1
d,谷線2hに沿って切断した後は切断面2gを付加す
るのみで切削用チップが得られる〔図13〕。
【0032】〔実施例5〕高硬度焼結体1と硬質基体2
とを焼結させて形成した厚みの薄いブランクから切削用
チップを削り出す実施例を図14乃至図16に示す。図
14に示すように薄い硬質基体2上に平行に一つ以上の
溝3が形成されており、当該溝の断面形状が矩形で硬質
基体2の平板上に、該平板の端部に至る溝3の全域に高
硬度焼結体原料を埋め込むように焼結してブランクを形
成する。
とを焼結させて形成した厚みの薄いブランクから切削用
チップを削り出す実施例を図14乃至図16に示す。図
14に示すように薄い硬質基体2上に平行に一つ以上の
溝3が形成されており、当該溝の断面形状が矩形で硬質
基体2の平板上に、該平板の端部に至る溝3の全域に高
硬度焼結体原料を埋め込むように焼結してブランクを形
成する。
【0033】図15に示す例は、ブランクを平板状に切
断し、続いて(A)(C)の切断の場合は切断線1d,
2h,2jに従って分割する。(B)の切断の場合は切
断線2k,2lに従って分割し、切刃線の一部が高硬度
焼結体で形成される中心刃用のチップを分割する。最終
的に分割して得られる形状は図16(A)(B)(C)
の三種のチップである。前記三種のチップの左刃用・中
心刃用・右刃用を組み合わせて、例えばJISB−48
05の超硬丸のこの組刃・平刃・交互刃等の超硬丸鋸と
同様な刃型にすることができる。
断し、続いて(A)(C)の切断の場合は切断線1d,
2h,2jに従って分割する。(B)の切断の場合は切
断線2k,2lに従って分割し、切刃線の一部が高硬度
焼結体で形成される中心刃用のチップを分割する。最終
的に分割して得られる形状は図16(A)(B)(C)
の三種のチップである。前記三種のチップの左刃用・中
心刃用・右刃用を組み合わせて、例えばJISB−48
05の超硬丸のこの組刃・平刃・交互刃等の超硬丸鋸と
同様な刃型にすることができる。
【0034】〔実施例6〕実施例5において高硬度焼結
体1の原料を断面が矩形で長手方向寸法一定の溝であっ
て、最終的に分割したときにチップの形成上要求される
高硬度焼結体の設計形状に対応した寸法で所定のピッチ
で硬質基体の平板上に配設した溝に、高硬度焼結体1の
原料を埋め込んで一体焼結しブランクを製作する。
体1の原料を断面が矩形で長手方向寸法一定の溝であっ
て、最終的に分割したときにチップの形成上要求される
高硬度焼結体の設計形状に対応した寸法で所定のピッチ
で硬質基体の平板上に配設した溝に、高硬度焼結体1の
原料を埋め込んで一体焼結しブランクを製作する。
【0035】図17に示すようにブランクを平板状に切
断する。(A)(C)の切断の場合は、切断線1d,2
h,2mに従って分割し、(B)の場合は切断線2n,
2p,2qで切断することができる。最終的に分割して
得る形状は図18の(A)(B)(C)の三種のチップ
であり、実施例5と同様の刃型のチップとすることがで
きる。尚、各実施例において、切断線を示し切り出す順
序をも記述したが、この順序は変更でき得るものであ
る。
断する。(A)(C)の切断の場合は、切断線1d,2
h,2mに従って分割し、(B)の場合は切断線2n,
2p,2qで切断することができる。最終的に分割して
得る形状は図18の(A)(B)(C)の三種のチップ
であり、実施例5と同様の刃型のチップとすることがで
きる。尚、各実施例において、切断線を示し切り出す順
序をも記述したが、この順序は変更でき得るものであ
る。
【0036】
【発明の効果】本発明の高硬度切削用チップ及びその製
造方法は、上述のように構成されているので次に記載す
る効果を奏する。各実施例において記述したように必要
な部分のみ高硬度焼結体を配した安価なブランクを予め
一体焼結し、高価な刃先体の削除ロスを少なく切断して
切削用チップを製作する方法であり、高硬度焼結体と硬
質基体との接合界面が曲面又は屈曲面であるため耐剥離
性が高く、何回かの再研摩も可能で安価な切削用チップ
を切り出すことが可能である。
造方法は、上述のように構成されているので次に記載す
る効果を奏する。各実施例において記述したように必要
な部分のみ高硬度焼結体を配した安価なブランクを予め
一体焼結し、高価な刃先体の削除ロスを少なく切断して
切削用チップを製作する方法であり、高硬度焼結体と硬
質基体との接合界面が曲面又は屈曲面であるため耐剥離
性が高く、何回かの再研摩も可能で安価な切削用チップ
を切り出すことが可能である。
【図1】本発明の高硬度焼結体と硬質基体を一体焼結し
たブランクで、(a)は硬質基体上に設けられた溝、
(b)は焼結後のブランクの分割の位置を示す図であ
る。
たブランクで、(a)は硬質基体上に設けられた溝、
(b)は焼結後のブランクの分割の位置を示す図であ
る。
【図2】ブランクを直方体に切り出した後の分割の態様
図である。
図である。
【図3】分割態様を変更した切削用チップの外観図であ
る。
る。
【図4】切削用チップを刃体に固着した状態図である。
【図5】切削用チップ(C)を刃体に固着した状態図で
ある。
ある。
【図6】切削用チップ(D)を刃体に固着した状態図で
ある。
ある。
【図7】図3の(A)に示す切削用チップを量産する場
合の分割の態様図である。
合の分割の態様図である。
【図8】再研摩代を付した切削用チップの切断線を示し
た図である。
た図である。
【図9】接合界面が屈曲面からなる切削用チップの図で
ある。
ある。
【図10】接合界面が円弧面の量産用ブランクを示す図
である。
である。
【図11】量産用ブランクからの切断及び加工面指示図
である。
である。
【図12】逃げ面の取り代の少ない量産用ブランクの図
である。
である。
【図13】量産ブランクからの切断指示図である。
【図14】薄肉硬質基体上に高硬度焼結体を一体焼結し
たブランクの図である。
たブランクの図である。
【図15】直方体薄肉ブランクから切削用チップを分割
する説明図である。
する説明図である。
【図16】薄肉ブランクから分離した左刃用・中心刃用
・右刃用の切削用チップを示す図である。
・右刃用の切削用チップを示す図である。
【図17】直方体薄肉ブランクから切削用チップを分割
する説明図である。
する説明図である。
【図18】薄肉ブランクから分離した左刃用・中心刃用
・右刃用の切削用チップを示す図である。
・右刃用の切削用チップを示す図である。
【図19】従来の技術による切削用チップ切り出し用の
ブランクの図である。
ブランクの図である。
【図20】従来の技術によるブランク切断の途中形状を
示す図である。
示す図である。
【図21】従来の技術による切削用チップ分割後の付加
加工図である。
加工図である。
【図22】従来の技術による丸鋸刃体に切削用チップを
ろう付けした図で、(a)は切り出したチップの焼結体
側が逃げ面又はすくい面となるように接合したもの、
(b)はチップを刃体に接合後、斜めに削除したもので
ある。
ろう付けした図で、(a)は切り出したチップの焼結体
側が逃げ面又はすくい面となるように接合したもの、
(b)はチップを刃体に接合後、斜めに削除したもので
ある。
1 高硬度焼結体 2 硬質基体 3 溝 4 刃体 1a 接合界面 1b すくい面 1c 逃げ面 2c,2d,2g,2h,2j,2k,2l,2m,2
n,2p,2q,2r,2s,2t 切断面(切断線) 2f 加工面
n,2p,2q,2r,2s,2t 切断面(切断線) 2f 加工面
Claims (5)
- 【請求項1】 超硬合金、サーメット等よりなる硬質基
体に、多結晶ダイヤモンド(PCD)及び/又は立方晶
窒化硼素(CBN)を主材としてなる高硬度焼結体を一
体的に焼結してなる切削用チップにおいて、該高硬度焼
結体と硬質基体との接合界面が曲面又は屈曲面で形成さ
れ、少なくとも切刃線の一部が高硬度焼結体で形成して
なり、該硬質基体の部分を工具の刃体に接合又は機械的
手段で固着させ加工時に硬質基体から高硬度焼結体部分
の剥離のない高硬度切削用チップ。 - 【請求項2】 切削用チップのすくい面の刃厚中央を半
径方向に延びる中央線にほぼ沿った部分を凹形形状に形
成してなる請求項1記載の高硬度切削用チップ。 - 【請求項3】 切削用チップのすくい面の刃厚中央を半
径方向に延びる中央線にほぼ沿った部分を凸形形状に形
成してなる請求項1記載の高硬度切削用チップ。 - 【請求項4】 切削用チップであって切刃稜の近傍にチ
ップブレーカを形成してなる請求項1乃至3記載の高硬
度切削用チップ。 - 【請求項5】 超硬合金,サーメット等よりなる硬質基
体の表面に当該硬質基体の幅方向全域又は幅を限定して
設けた少なくとも1条の細溝に、該細溝をダイヤモンド
及び/又は立方晶窒化硼素(CBN)を主材としてなる
高硬度焼結体で埋めるように焼結させて焼結チップ素材
を一体焼結し、当該チップ素材から切り出しにより請求
項1乃至4記載の高硬度切削用チップを製造する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16624998A JPH11333604A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 高硬度切削用チップ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16624998A JPH11333604A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 高硬度切削用チップ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11333604A true JPH11333604A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15827889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16624998A Pending JPH11333604A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 高硬度切削用チップ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11333604A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004524223A (ja) * | 2000-11-29 | 2004-08-12 | エレメント シックス (プロプライエタリィ) リミティッド | ツールインサート用のウエブ帯 |
EP4098385A1 (en) * | 2021-06-03 | 2022-12-07 | Tungaloy Corporation | Cutting insert |
GB2607690A (en) * | 2021-04-22 | 2022-12-14 | Element Six Ltd | Method of making a shaped component |
-
1998
- 1998-05-29 JP JP16624998A patent/JPH11333604A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004524223A (ja) * | 2000-11-29 | 2004-08-12 | エレメント シックス (プロプライエタリィ) リミティッド | ツールインサート用のウエブ帯 |
GB2607690A (en) * | 2021-04-22 | 2022-12-14 | Element Six Ltd | Method of making a shaped component |
GB2607690B (en) * | 2021-04-22 | 2023-09-13 | Element Six Uk Ltd | Method of making a shaped tool component |
EP4098385A1 (en) * | 2021-06-03 | 2022-12-07 | Tungaloy Corporation | Cutting insert |
US11801560B2 (en) | 2021-06-03 | 2023-10-31 | Tungaloy Corporation | Cutting insert |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20041025 |