JPH11333532A - ポンチ金型のポンチ量調整方法及びその装置 - Google Patents

ポンチ金型のポンチ量調整方法及びその装置

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JPH11333532A
JPH11333532A JP14343198A JP14343198A JPH11333532A JP H11333532 A JPH11333532 A JP H11333532A JP 14343198 A JP14343198 A JP 14343198A JP 14343198 A JP14343198 A JP 14343198A JP H11333532 A JPH11333532 A JP H11333532A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンチ金型を上型ホルダに装着した状態で加
工板材の材質や板厚の変化に応じて所望のポンチ量を容
易に調整し得るポンチ金型のポンチ量調整方法及びその
装置を提供することにある。 【解決手段】 パンチガイド7内にポンチ調整用付勢手
段73により上方向に付勢されたパンでパンチボディ1
1の上方向の付勢を抑える。ポンチ調整用部材75の上
下位置を調整することにより、パンチボディ11の下端
に設けられたポンチ39の前記パンチガイド7の先端面
に対する突出量を調整する。ポンチ調整用部材75の作
動によりパンチボディ11がポンチ調整用付勢手段73
の付勢力に抗して上下動され、パンチボディ11の下端
のポンチ39が上下動されるので、ポンチ金型1が上型
ホルダ3に取り付けられた状態であってもパンチガイド
7の先端面に対するポンチ39の突出量が容易に調整さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポンチ金型のポン
チ量調整方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばタレットパンチプレス等の
パンチプレスに使用されるポンチ金型101は、図3に
示されているように上型ホルダ103(タレットパンチ
プレスの場合には上部タレットが相当する)の装着孔1
05に上下動自在に嵌合された筒状のパンチガイド10
7と、パンチガイド107の径方向のほぼ中央に設けた
ガイド穴109に上下動自在に嵌入したセンタシャフト
111とから構成されている。パンチガイド107は上
部に備えられたフランジ部113が上型ホルダ103の
複数箇所に設けたリフタスプリング115に支承されて
いる。
【0003】また、前記パンチガイド107には上部の
径方向のほぼ中央にシャフトガイド穴117が設けられ
ており、このシャフトガイド穴117にはセンタシャフ
ト111が上下動自在に設けられている。センタシャフ
ト111は下部が大径部119に、上部が細径部121
に形成されており、前記大径部119と細径部121と
の間に段付部123が備えられている。パンチガイド1
07のシャフトガイド穴117の上端にはセンタシャフ
ト111の細径部121を上下に摺動可能なスリーブ1
25が螺着されている。
【0004】センタシャフト111の上端部にはヘッド
ナット127が螺着されており、ヘッドナット127と
スリーブ125のスプリング座129との間には、リフ
タスプリング115より強力な付勢力を有するストリッ
プスプリング131が設けられている。
【0005】パンチガイド107には下部の径方向のほ
ぼ中央にポンチ装着穴133が設けられており、このポ
ンチ装着穴133内にポンチ135が挿脱可能に挿入さ
れ、ポンチ135の上部の側面に設けた面取り部137
がパンチガイド107の側面に設けたポンチ固定ねじ1
39で押圧され固定されている。
【0006】ポンチ装着穴133とシャフトガイド穴1
17との隔壁部141には上下に貫通するねじ穴に調整
ねじ143が螺合されており、この調整ねじ143の先
端で前記ポンチ135の上端面を押圧可能に構成されて
いる。調整ねじ143を回すことによりポンチ135の
パンチガイド107の下端面からの突出量Sが調整され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、突出量Sに
よりポンチの大きさすなわちポンチ量が決定されるもの
であり、ポンチの突出量Sが大きいと、ポンチ力が十分
な場合は前記突出量Sに応じて大きなポンチができるの
で、鋼板であっても薄板では穴が開いてしまうことがあ
り、アルミ等の軟らかい材質の板材ではその大きさは顕
著に現れる。この場合は上記のポンチ135の突出量S
はポンチが所定の大きさとなる様に小さく調整される必
要がある。
【0008】従来のポンチ金型101のポンチ量を調整
するには、ポンチ固定ねじ139を緩めると共に、スリ
ーブ125を回してパンチガイド107から外してセン
タシャフト111をパンチガイド107のシャフトガイ
ド穴117から抜脱する。次いで、シャフトガイド穴1
17にドライバー等のねじ回し用の工具を挿入し、ドラ
イバーにて調整ねじ143を回転することによりパンチ
ガイド107の下端面からのポンチ135の突出量Sが
調整される。
【0009】したがって、従来のポンチ金型101は上
型ホルダ103に取り付けた状態では突出量Sを調整で
きないので、特に加工板材の板厚や材質が変わるときに
はポンチ量の調整に時間がかかるという問題点があっ
た。
【0010】本発明は叙上の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、ポンチ金型を上型ホルダに装
着した状態で加工板材の材質や板厚の変化に応じて所望
のポンチ量を容易に調整し得るポンチ金型のポンチ量調
整方法及びその装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のポンチ金型のポンチ量調整
方法は、パンチガイド内にポンチ調整用付勢手段により
上方向に付勢されたパンチボディを、前記パンチガイド
の上端側に上下位置調整自在に設けられたポンチ調整用
部材で前記パンチボディの上方向の付勢を抑えると共
に、前記ポンチ調整用部材の上下位置を調整することに
より、パンチボディの下端に設けられたポンチの前記パ
ンチガイドの先端面に対する突出量を調整することを特
徴とするものである。
【0012】したがって、ポンチ調整用部材の作動によ
りパンチボディがポンチ調整用付勢手段の付勢力に抗し
て上下動されるので、パンチボディの下端のポンチが上
下動されるためにパンチガイドの先端面に対するポンチ
の突出量が大小に調整される。ポンチ金型が上型ホルダ
に取り付けられた状態であってもワークの板厚や材質や
ポンチ径の所望の大きさに応じてポンチ調整用部材を上
下位置調整するだけでポンチ量が簡単に調整される。
【0013】請求項2によるこの発明のポンチ金型のポ
ンチ量調整装置は、パンチガイド内に上下動自在に嵌入
したパンチボディの下端にポンチを設けると共に前記パ
ンチボディを前記パンチガイドに対して上方向に付勢す
るポンチ調整用付勢手段を設け、前記パンチガイドの上
端側に前記パンチボディの上方向の付勢を抑えるポンチ
調整用部材を上下位置調整自在に設けてなることを特徴
とするものである。
【0014】したがって、請求項1記載の作用と同様で
あり、ポンチ調整用部材の作動によりパンチボディがポ
ンチ調整用付勢手段の付勢力に抗して上下動されるの
で、パンチボディの下端のポンチが上下動されるために
パンチガイドの先端面に対するポンチの突出量が大小に
調整される。ポンチ金型が上型ホルダに取り付けられた
状態であってもワークの板厚や材質やポンチ径の所望の
大きさに応じてポンチ調整用部材を上下位置調整するだ
けでポンチ量が簡単に調整される。
【0015】請求項3によるこの発明のポンチ金型のポ
ンチ量調整装置は、パンチガイド内に上下動自在に嵌入
したパンチボディの下端にポンチを設け、パンチヘッド
を上端に備えたガイド部材を前記パンチボディに設けら
れたガイド穴に上下動自在に設けると共に前記ガイド部
材と前記パンチボディとを相対的に離反する方向へ付勢
するストリップ付勢手段を設け、前記パンチボディを前
記パンチガイドに対して上方向に前記ストリップ付勢手
段より大きい付勢力で付勢するポンチ調整用付勢手段を
設け、前記パンチガイドの上端側に前記パンチボディの
上方向の付勢を抑えるポンチ調整用部材を上下位置調整
自在に設けてなることを特徴とするものである。
【0016】したがって、ポンチ調整用部材の作動によ
りパンチボディがポンチ調整用付勢手段の付勢力に抗し
て上下動されるので、パンチボディの下端のポンチが上
下動されるためにパンチガイドの先端面に対するポンチ
の突出量が大小に調整される。しかも、ポンチ金型が上
型ホルダに取り付けられた状態であってもワークの板厚
や材質やポンチ径の所望の大きさに応じてポンチ調整用
部材を上下位置調整するだけでポンチ量が簡単に調整さ
れる。
【0017】さらに、パンチヘッドがストライカにより
押圧されて、パンチガイドの先端面がワークに当接して
ポンチ加工が行われた後に、パンチヘッドがさらに押圧
されても、ストリップ付勢手段がポンチ調整用付勢手段
の付勢力より小さいので、ストリップ付勢手段の付勢力
に抗してヘッドナット並びにガイドシャフトは下降する
が、パンチボディは下降しない。この理由により、予め
設定されたポンチの突出量だけワークに押圧されるの
で、所望のポンチ加工が安定して行われる。
【0018】請求項4によるこの発明のポンチ金型のポ
ンチ量調整装置は、請求項2又は3記載のポンチ金型の
ポンチ量調整装置において、前記ポンチ調整用部材が、
前記パンチボディの上端を押圧すべく係合可能に、前記
パンチガイドの上端に上下位置調整自在に螺合した調整
ノブであることを特徴とするものである。
【0019】したがって、ポンチ調整用部材を回すだけ
でパンチボディの上下方向の位置が簡単に調整されるの
で、パンチボディの下端に取付けられたポンチが容易に
上下に移動されポンチ量が調整される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明のポンチ金型のポン
チ量調整方法及びその装置の実施の形態について図面を
参照して説明する。
【0021】図1を参照するに、本実施の形態に係わる
ポンチ金型1は、例えばタレットパンチプレス(図示省
略)における上部タレット等に装着された上型ホルダ3
に上下動自在に支承されている。前記ポンチ金型1は、
主として上型ホルダ3の装着孔5に上下動自在に嵌合さ
れた筒状のパンチガイド7と、パンチガイド7の径方向
のほぼ中央に設けたパンチガイド穴9に上下動自在に嵌
入したパンチボディ11とから構成されている。
【0022】より詳しくは、前記パンチガイド7の上部
にはフランジ部13が備えられており、このフランジ部
13が上型ホルダ3の複数箇所、本実施の形態では図2
に示されているように3箇所に設けたリフタスプリング
15に支承されている。リフタスプリング15は図1に
示されているように上型ホルダ3の上部に固定されたガ
イドシャフト17に沿って上下に摺動自在な支持体19
を押上げ、この支持体19を介してフランジ部13、す
なわちパンチガイド7が上方に付勢されるように構成さ
れている。
【0023】また、前記パンチガイド7の下部の外周に
は上下方向に長いキー溝21が設けられており、パンチ
ガイド7の上下方向の動作を規制すべくキー溝21に嵌
合するキー23が上型ホルダ3の下部に設けられてい
る。
【0024】さらに、前記パンチボディ11にはガイド
穴としての例えばパンチボディ11の径方向のほぼ中央
に上下に貫通するシャフトガイド穴25と、このシャフ
トガイド穴25の下側により大きな径の段付穴27が設
けられている。
【0025】パンチボディ11の下端部には、ポンチ支
持体29が段付穴27内に着脱可能に装着されビス31
で固定されている。ポンチ支持体29の下面にはポンチ
取付穴33が設けられている。また、下型ホルダ35に
支承された下金型37(ダイ)と協働して板状のワーク
Wにポンチ加工を行なうポンチ39がポンチ支持体29
のポンチ取付穴33に装着されポンチ固定ねじ41で固
定されている。
【0026】また、パンチガイド7の上部のシャフトガ
イド穴25にはガイド部材としての例えばセンタシャフ
ト43が上下動自在に設けられており、センタシャフト
43の下端部には段付穴27の段付面45に当接して上
方向のストッパとなるフランジ部47が設けられてい
る。前記センタシャフト43の上端部にはパンチヘッド
としての例えばヘッドナット49が螺着され緩衝材Cを
介して固定ねじ51により固定されている。
【0027】前記パンチボディ11の上端部にはスプリ
ング座53が備えられており、このスプリング座53の
上端面と前記ヘッドナット49のスプリング座55との
間には、ヘッドナット49並びにセンタシャフト43
と、前記パンチボディ11とを相対的に離反する方向へ
付勢するストリップ付勢手段の一例としての例えばスト
リップスプリング57が設けられている。なお、本実施
の形態ではストリップスプリング57は前述したリフタ
スプリング15に対して約3倍の付勢力の大きさで構成
されているが、リフタスプリング15より大きい付勢力
であればよいので、この限りではない。
【0028】また、パンチガイド7の上部には前述した
パンチガイド穴9より大きな径のポンチ量調整用ねじ穴
59が設けられており、ポンチ量調整用ねじ穴59の底
部の段付面61とパンチボディ11の上端部のスプリン
グ座53との間には、ストリップスプリング57による
パンチボディ11の下方付勢力に抗してより大きな付勢
力で前記パンチボディ11を常時上方へ付勢せしめるポ
ンチ調整用付勢手段の一例としての例えば調整スプリン
グ63が備えられている。
【0029】前記ポンチ量調整用ねじ穴59には調整ス
プリング63によるパンチボディ11の上方付勢を抑え
るべくパンチボディ11のスプリング座53の上面に当
接するポンチ調整用部材の一例としての調整ノブ65が
上下位置調整自在に螺着されている。
【0030】ポンチ39の突出量Sが大きいと、ポンチ
力が十分な場合は前記突出量Sに応じて大きなポンチが
できるので、鋼板であっても薄板では穴が開いてしまう
ことがあり、アルミ等の軟らかい材質の板材ではその大
きさは顕著に現れる。この場合は上記のポンチ39の突
出量Sはポンチが所定の大きさとなる様に小さく調整さ
れる必要がある。
【0031】上記構成により、調整ノブ65を締め付け
る方向に回すと、パンチボディ11のスプリング座53
が調整スプリング63の付勢力に抗して下方へ押し下げ
られるので、パンチボディ11の下端のポンチ39が下
方へ移動されるためにパンチガイド7の先端面に対する
ポンチ39の突出量Sは大きくなる。一方、調整ノブ6
5を緩める方向に回すと、パンチボディ11のスプリン
グ座53が調整スプリング63の付勢力により上方へ押
し上げられるので、パンチボディ11の下端のポンチ3
9が上方へ移動されるためにパンチガイド7の下端面に
対するポンチ39の突出量Sは小さくなる。
【0032】したがって、ポンチ39の突出量Sはポン
チ金型1が上型ホルダ3に取り付けられた状態であって
もワークの材質やポンチ39の径の所望の大きさに応じ
て調整ノブ65を回すだけで簡単に調整できる。
【0033】ワークのポンチ加工を行うべく、図1に示
されている上下動自在なストライカ67によりポンチ金
型1のヘッドナット49が打圧されると、リフタスプリ
ング15の付勢力がストリップスプリング57及び調整
スプリング63より小さいので、パンチガイド7及びパ
ンチボディ11は一体的にリフタスプリング15の付勢
力に抗して下降し、パンチガイド7の下端面が下金型3
7に載置されているワークWの表面に当接し、ポンチ3
9が突出量SだけワークWに押圧されてポンチ加工が行
われる。
【0034】ヘッドナット49が上記のストライカ67
によりさらに押圧されるとしても、ストリップスプリン
グ57が調整スプリング63の付勢力より小さいので、
ストリップスプリング57の付勢力に抗してヘッドナッ
ト49並びにセンタシャフト43が下降するが、パンチ
ボディ11は下降しない。したがって、ポンチ39は予
め設定された突出量SだけワークWに押圧されて所望の
ポンチ量のポンチ加工が安定して行われる。
【0035】なお、この発明は前述した発明の実施の形
態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより
その他の態様で実施し得るものである。
【0036】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態から理解
されるように、請求項1の発明によれば、ポンチ調整用
部材でパンチボディをポンチ調整用付勢手段の付勢力に
抗して上下動することにより、パンチボディの下端のポ
ンチを上下動できるので、パンチガイドの先端面に対す
るポンチの突出量の大小を容易に調整できる。しかも、
ポンチ金型が上型ホルダに取り付けられた状態であって
もワークの板厚や材質やポンチ径の所望の大きさに応じ
てポンチ調整用部材を上下位置調整するだけでポンチ量
が簡単に調整できる。
【0037】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
効果と同様であり、ポンチ調整用部材でパンチボディを
ポンチ調整用付勢手段の付勢力に抗して上下動すること
により、パンチボディの下端のポンチを上下動できるの
で、パンチガイドの先端面に対するポンチの突出量の大
小を容易に調整できる。しかも、ポンチ金型が上型ホル
ダに取り付けられた状態であってもワークの板厚や材質
やポンチ径の所望の大きさに応じてポンチ調整用部材を
上下位置調整するだけでポンチ量が簡単に調整できる。
【0038】請求項3の発明によれば、ポンチ調整用部
材でパンチボディをポンチ調整用付勢手段の付勢力に抗
して上下動することにより、パンチボディの下端のポン
チを上下動できるので、パンチガイドの先端面に対する
ポンチの突出量の大小を容易に調整できる。しかも、ポ
ンチ金型が上型ホルダに取り付けられた状態であっても
ワークの板厚や材質やポンチ径の所望の大きさに応じて
ポンチ調整用部材を上下位置調整するだけでポンチ量が
簡単に調整できる。
【0039】さらに、パンチヘッドがストライカにより
押圧されて、パンチガイドの先端面がワークに当接して
ポンチ加工が行われた後に、パンチヘッドがさらに押圧
されても、ストリップ付勢手段がポンチ調整用付勢手段
の付勢力より小さいので、ストリップ付勢手段の付勢力
に抗してヘッドナット並びにガイドシャフトは下降する
が、パンチボディは下降しないので、予め設定したポン
チの突出量だけの所望のポンチ加工を安定して行うこと
ができる。
【0040】請求項4によれば、ポンチ調整用部材を回
すだけでパンチボディの上下方向の位置を簡単に調整で
きるので、パンチボディの下端のポンチを簡単に上下動
でき容易にポンチ量を調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すもので、ポンチ金型
の要部断面を含む正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】従来例のポンチ金型の要部断面を含む正面図で
ある。
【符号の説明】
1 ポンチ金型 3 上型ホルダ 7 パンチガイド 11 パンチボディ 15 リフタスプリング 25 シャフトガイド穴(ガイド穴) 27 段付穴 33 ポンチ取付穴 37 下金型 39 ポンチ 43 センタシャフト(ガイド部材) 49 ヘッドナット(パンチヘッド) 57 ストリップスプリング(ストリップ付勢手段) 59 ポンチ量調整用ねじ穴 63 調整スプリング(ポンチ調整用付勢手段) 65 調整ノブ(ポンチ調整用部材) 67 ストライカ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチガイド内にポンチ調整用付勢手段
    により上方向に付勢されたパンチボディを、前記パンチ
    ガイドの上端側に上下位置調整自在に設けられたポンチ
    調整用部材で前記パンチボディの上方向の付勢を抑える
    と共に、前記ポンチ調整用部材の上下位置を調整するこ
    とにより、パンチボディの下端に設けられたポンチの前
    記パンチガイドの先端面に対する突出量を調整すること
    を特徴とするポンチ金型のポンチ量調整方法。
  2. 【請求項2】 パンチガイド内に上下動自在に嵌入した
    パンチボディの下端にポンチを設けると共に前記パンチ
    ボディを前記パンチガイドに対して上方向に付勢するポ
    ンチ調整用付勢手段を設け、 前記パンチガイドの上端側に前記パンチボディの上方向
    の付勢を抑えるポンチ調整用部材を上下位置調整自在に
    設けてなることを特徴とするポンチ金型のポンチ量調整
    装置。
  3. 【請求項3】 パンチガイド内に上下動自在に嵌入した
    パンチボディの下端にポンチを設け、 パンチヘッドを上端に備えたガイド部材を前記パンチボ
    ディに設けられたガイド穴に上下動自在に設けると共に
    前記ガイド部材と前記パンチボディとを相対的に離反す
    る方向へ付勢するストリップ付勢手段を設け、 前記パンチボディを前記パンチガイドに対して上方向に
    前記ストリップ付勢手段より大きい付勢力で付勢するポ
    ンチ調整用付勢手段を設け、 前記パンチガイドの上端側に前記パンチボディの上方向
    の付勢を抑えるポンチ調整用部材を上下位置調整自在に
    設けてなることを特徴とするポンチ金型のポンチ量調整
    装置。
  4. 【請求項4】 前記ポンチ調整用部材が、前記パンチボ
    ディの上端を押圧すべく係合可能に、前記パンチガイド
    の上端に上下位置調整自在に螺合した調整ノブであるこ
    とを特徴とする請求項2又は3記載のポンチ金型のポン
    チ量調整装置。
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Cited By (4)

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