JPH11333011A - 高所作業用などのハーネス - Google Patents

高所作業用などのハーネス

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JPH11333011A
JPH11333011A JP14608398A JP14608398A JPH11333011A JP H11333011 A JPH11333011 A JP H11333011A JP 14608398 A JP14608398 A JP 14608398A JP 14608398 A JP14608398 A JP 14608398A JP H11333011 A JPH11333011 A JP H11333011A
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JP
Japan
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belt
waist
buckle
intersection
mounting part
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JP14608398A
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English (en)
Inventor
Hajime Okamoto
元 岡本
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Sanko Co Ltd
Sankoo KK
Original Assignee
Sanko Co Ltd
Sankoo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上半身装着部と下半身装着部とを一体に連結
した高所作業用のハーネスにおいて、装着時下半身装着
部の大腿ベルト部に弛みを生じさせないようにすること
である。 【解決手段】 下半身装着部の大腿ベルト部8を形成す
る輪状ベルトの両端部相互を、人体の腰骨近辺において
腰部バックル34により調節自在に連結した構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高所作業やパラ
シュート降下等に際して安全確保のために人体に装着さ
れるハーネスに関し、特に腰部バックルに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】高所作業時の転落事故を防止するため
に、命綱を取付けたハーネスを作業者が装着し、万一作
業者が転落した場合にそのハーネスによって人体を安定
よく支持するようにすることが従来から行われている
(特開平8−182770号公報参照)。
【0003】上記のごときハーネスを構成するベルト
は、人体の左右の胸部前部に位置する前バックルから肩
部分を通って背面で交差され、その交差部分から左右の
腰部をへて大腿部を前から後ろに通過して、反対側の前
バックルに達するように無端状に形成される。図10は
大腿部を挿通させる大腿ベルト部50の部分を示すもの
であり、交差部51を設けることにより輪状に形成して
いる。
【0004】上記の交差部51において、両方のベルト
部分51a、51bは何れも分離された2枚重ねに形成
され、分離部分に相互に他のベルト部分51a,51b
を挿通させることにより交差させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のハーネスにおけ
る大腿ベルト部は、以上のごときものであったので、転
落時に人体を支持する作用においては特に問題はない
が、通常の作業時において作業者が座った場合に、大腿
ベルト部が前記の交差部分で相互の移動が生じて弛みが
発生する不都合があった。
【0006】上記のごとき弛みが発生すると、付近の物
に引っ掛かって作業に支障を来したり、場合によっては
転落の原因となる恐れがある。
【0007】そこで、この発明は大腿ベルト部に弛みが
生じることのないハーネスを提供するこを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明はベルトにより構成された上半身装着部
と下半身装着部とからなり、上半身装着部は人体の両方
の肩に掛けて装着され、下半身装着部は人体の両大腿部
に挿通して装着され、上記の上半身装着部と下半身装着
部とが連結一体化された高所作業用などのハーネスにお
いて、上記の下半身装着部の大腿ベルト部を形成する輪
状ベルトの両端部相互を、人体の腰骨近辺において腰部
バックルにより調節自在に連結した構成としたものであ
る。
【0009】上記の一体化された上半身装着部と下半身
装着部とを無端状のベルトにより構成し、該無端状ベル
トにより人体の左右の胸部前面に位置する前バックルか
ら左右の肩を経て背面交差部に至る肩掛けベルト部、上
記の背面交差部から左右の腰部交差部に至る背面ベルト
部、上記の腰部交差部から人体の大腿部周囲を回って該
腰部交差部に戻る上記の大腿ベルト部、更に該腰部交差
部から左右の胸部に至り上記の前バックルに連結される
前ベルト部を形成し、上記腰部交差部を上記の腰部バッ
クルに挿通した構成をとることができる。
【0010】上記の腰部バックルを柔軟なシート状素材
により形成し、交差する2本のベルトの1本ごとに対応
して、該ベルトと直角方向のベルト挿通用の1本のスリ
ットと、ベルト固定用の接近した2本のスリットとを設
けた構成をとることができる。
【0011】さらに、上記の腰部交差部を構成する2本
のベルトの内、1本のベルトを分離状態の2枚重ねに形
成し、他の1本をその2枚重ねの間に挿通し、かつその
腰部交差部を上記の腰部バックルの内側面に位置せしめ
た構成や、上記の腰部バックルに、命綱の不使用時にそ
のフックを係止するリングを設けた構成をとることもで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付
図面に基づいて説明する。図1から図3に示すように、
実施形態のハーネスは高所作業用のものであり、ナイロ
ンその他の合成繊維等によって織製された2本の上部ベ
ルト1、1と、2本の下部ベルト2、2を有する。
【0013】各上部ベルト1の上端部は、人体3(図2
参照)の左右の胸部前方に位置する調整用の前バックル
4に取付けられ、その前バックル4上方の人体の肩を経
て背面交差部5において斜めに交差している。前バック
ル4から背面交差部5までの間を肩掛けベルト部6と称
する。
【0014】上部ベルト1は背面交差部5から人体の腰
骨付近の腰部交差部7を越えて大腿ベルト部8の途中に
達する。背面交差部5から腰部交差部7までの間を背面
ベルト部9と称する。
【0015】また、各下部ベルト2の上端部は、上部ベ
ルト1の下端部に重ねられ、その重なり部分に間隔をお
いて2カ所の縫着部11、11’を設け、両方の縫着部
11、11’の間に、分離した2枚重ねでなる挿通部1
0を設けている(図6(b)参照)。下部ベルト2は人
体の大腿部の付け根に沿った輪状をなし、上記の腰部交
差部7において挿通部10の内部を通過して人体の腹部
両側に沿って立ち上がり、前記とは左右逆の位置にある
他の前バックル4に通して引き戻される。
【0016】上記の下部ベルト2のうち、腰部交差部7
から出発して大腿部の付け根に沿った輪状をなし、腰部
交差部7に戻る部分を大腿ベルト部8と称し、また腰部
交差部7から前バックル4をへて引き戻される部分を前
ベルト部13と称する。
【0017】前ベルト部13の腰部交差部7と前バック
ル4との間に固定バックル14が取付けられ、前バック
ル4をへて引き戻された前ベルト部13の自由端がその
固定バックル14に挿通される。
【0018】上記の上部ベルト1と下部ベルト2とは異
なった色彩を有し、これによって装着時にハーネスの上
下を容易に区別できるようにしている。
【0019】上記の前バックル4は、図4(a)から
(c)に示すように、固定金具16とスライドロック金
具17の組合せにより構成される。固定金具16は両側
縁に外向き(人体の外側向き)に屈曲されたガイド片1
8を有し、また中央部分に四角形の孔19が設けられ、
その孔19の上縁に外向きに屈曲された突片21が設け
られる。この突片21の高さはスライドロック金具17
を形成する金属板の板厚より若干高く形成される。
【0020】また、上記の突片21と対向した側辺に、
該突片21とは反対向き(内向き)にほぼ板厚の程度湾
曲されたロック片30が設けられる。上記のロック片3
0及び突片21の外側、孔19の両側辺の外側は平坦な
ガイド面22となっている。
【0021】スライドロック金具17も平坦な金属板に
より形成され、両側縁に外向きに屈曲されたガイド片2
3を有し、このガイド片23が前記固定金具16のガイ
ド片18の内側にスライド自在に嵌まり合う。このスラ
イドロック金具17に上孔24と、これより上下幅の小
さい下孔25とが設けられ、上下の孔24、25間に横
バー26が形成される。その横バー26の下縁に滑り止
め用の細かい凹凸27が設けられる。スライドロック金
具17は、前記の固定金具16のガイド面22に接する
と共に、ガイド片18に沿って案内される。
【0022】上記の固定金具16にスライドロック金具
17を重ね、スライドロック金具17の上孔24に固定
金具16の突片21を通し、その突片21と横バー26
との間に肩掛けベルト部6の一端部を挿通し、挿通端を
上方に引き戻して2ヵ所の縫着部28、28(図1参
照)で端部を固定する。肩掛けベルト部6は、図4
(b)に示すように、突片21により持ち上げられるた
め、スライドロック金具17の上下方向への移動間隙を
形成する。
【0023】下部ベルト2の前ベルト部13は固定金具
16の内側からその孔19に通され、更にスライドロッ
ク金具17の横バー26に掛けて下方に引き戻され、そ
の自由端が固定バックル14に挿通される。
【0024】上記の前バックル4は、図4(b)に示す
ように、前ベルト部13に矢印Aで示すような引っ張荷
重が作用すると、スライドロック金具17が引き下げら
れ、横バー26と孔19の下辺との間で前ベルト部13
をロックし、その移動を止める。またスライドロック金
具17の下端を図4(b)の一点鎖線で示すように持ち
上げると、前記のロックが解除され前ベルト部13は自
由に移動が可能となり、長さを調整することができる。
調整後は前ベルト部13の自由端を固定バックル14に
対して移動させ、弛みをとる。
【0025】前記の背面交差部5には、図1、図3に示
すように背面バックル31が取付けられる。この背面バ
ックル31は、図5に示すように、上部に設けられた日
の字形(横長の長方形の孔に横方向のバーを渡した形
状)の固定バックル部31aと、左右斜め下方に設けら
れた2つの同様の形状の固定バックル部31b,31c
とからなるものである。
【0026】2本の上部ベルト1は上記の固定バックル
部31aのバー外面上で交差して前記の背面交差部5を
形成すると共に上方に引き出され、下方の固定バックル
部31b,31cにそれぞれ上部ベルト1、1の背面ベ
ルト部9の上端部分が挿通され下方に引き出される。
【0027】上記の固定バックル部31aにD形リング
32が取付けられると共に、そのD形リング32に命綱
33の一端が取付けられ、また命綱33の他端にフック
40(図3参照)が取付けられる。上記の背面バックル
31は、上部ベルト1、1の背面交差部5を固定する作
用をなす。
【0028】上記の命綱33のD形リング32に取付け
られる部分は輪状に形成され(図5参照)その内周部に
硬質樹脂でなるシンブル46が装着される。またその輪
状の部分と、輪状の部分から所要の長さの範囲にわた
り、熱収縮性樹脂からなる保護チューブ47が被覆され
る。この保護チューブ47は、命綱33が損傷を受ける
ことを防止するものであるが、特にD形リング32に取
付けられた部分から一定長さの範囲は、このハーネスを
装着した作業者の背面にあり、作業者が目視によって安
全を確認できないので、上記のような保護チューブ47
を被覆して保護するのである。従って、フック40の近
傍等作業者が目視により安全を確認できる範囲において
は命綱33は裸のままとし、自由な屈曲変形を妨げない
ようにしている。
【0029】また、上記の腰部交差部7に腰部バックル
34が取付けられる(図1及び図2参照)。腰部バック
ル34は皮革のように人体の動きに追従して柔軟に変形
できるシート状素材により形成され、図6及び図7に示
すように、左右の斜め上方に一対の長孔35、35’が
設けられると共に、左右の斜め下方に一対の日の字形の
バックル孔36、36’が設けられる。これらの長孔3
5、35’及びバックル孔36、36’は腰部バックル
43の中心に対しそれぞれ90度ずつの角度をかえて配
置される。
【0030】前記の上部ベルト1の下端部と下部ベルト
2の上端部の連結部分、即ち前述の縫着部11、11’
間の挿通部10が、腰部バックル34の右斜め上の長孔
35’と左斜め下のバックル孔36に挿通され、下部ベ
ルト2の大腿ベルト部8の終端部分が、右斜め下のバッ
クル孔36’と左斜め上の長孔35に挿通される。その
下部ベルト2はバックル孔36’と長孔35の間で前記
の挿通部10に挿通される。
【0031】上記の腰部バックル34は、腰部交差部7
の交差角と交差位置とを確保し、大腿ベルト部8の輪を
一定に保つ作用をなす。このため、作業者が大腿ベルト
部8に大腿部を挿通してハーネスを装着した場合、作業
者が腰を曲げたり座ったりしても大腿ベルト部8に弛み
が生じない。
【0032】また、左右のバックル孔36、36’の間
に係止用のリング37が設けられ、前記のフック40を
使用しない時は該フック40をリング37に係止するよ
うにしている。
【0033】また、左右の大腿ベルト部8、8の内股部
分の相互間には、図8に示すように尻当てベルト38が
設けられる。この尻当てベルト38は両端に偏平な輪部
39、39が設けられ、その輪部39、39間に2枚の
皮革を重ねて縫合したつなぎ部41が設けられる。上記
の輪部39、39は大腿ベルト部8、8にスライド自在
に挿通される。つなぎ部41を、上記のように複数枚の
皮革を縫合して構成することにより、つなぎ部41の剛
性が向上する。
【0034】上記の輪部39、39は大腿ベルト部8、
8に対して直角に取付けられ、つなぎ部41の央部分に
扇形部42が形成される。尻当てベルト38は全体とし
て平面視くの字形に形成される。扇形部42は人体の前
方側が小円弧、後方側が大円弧となる。
【0035】上記の尻当てベルト38は、大腿ベルト部
8、8を人体の大腿部に挿通した際に、その大腿ベルト
部8、8 が図8(b)に一点鎖線で示すように下方に
強く傾斜するため、逆Uの字形に立ち上がる。このた
め、尻当てベルト38は、図9(a)(b)に示すよう
に、作業者の内股部に当たる。この場合、扇形部42は
内股後部に至るほど高く立ち上がるので、尻当てベルト
38は臀部溝の立ち上がり形状に沿って密着し、その剛
性により垂れ下がりを生じることがなく、また両足を拡
げた場合は平板状に延びてその動きの自由を妨げない。
【0036】その他、図1及び図2において、符号43
で示すものは、左右の肩掛けベルト部6相互間を着脱自
在に連結する胸ベルトである。
【0037】この発明の実施形態にかかるハーネスは、
以上のごときものであり、全体として見れば、図2で分
かるように、両側の腰部バックル34の部分から上部は
上半身装着部44を構成すると共に、下部が下半身装着
部45を構成し、腰部バックル34の部分で上下が連結
された構成である。
【0038】上記のハーネスを装着する場合は、作業者
の身体にあわせて予め背面バックル31、腰部バックル
34の位置を定め、下半身装着部45の両方の大腿ベル
ト部8に作業者の大腿部を挿通し、次に上半身装着部4
4の両方の肩掛けベルト部6を両肩に掛ける。その上
で、前バックル4のスライドロック金具17だけ、或い
は固定金具16とスライドロック金具17とを持ち上げ
てロックを解除し、前ベルト部13を引き締め、或いは
緩めるなどして長さの調整を行う。
【0039】このようにしてハーネスを装着すると、図
8、図9に示すように、大腿ベルト部8の内股部分が人
体の内股に沿って立ち上がりつつ接近するので、尻当て
ベルト38は逆U字形に弾性変形し、作業者の肛門を中
心とした臀部溝付近に密着する。また、作業者の動きに
従って逆U字形部分が自由に変形する。
【0040】なお、高所作業を行う際には、命綱33の
フック40を固定部分に係止する。
【0041】
【発明の効果】以上のように、この発明は大腿ベルト部
を形成する輪状ベルトの両端部相互を腰部バックルによ
り調節自在に連結したことにより、ハーネスを装着した
作業者が様々な動きをした場合でも、大腿ベルト部に弛
みを生じることがない。このため、作業性や安全性が向
上する。
【0042】また、大腿ベルト部の弛みを防止するため
に腰ベルトを装着する必要がないので、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の斜視図
【図2】装着状態の正面図
【図3】装着状態の背面図
【図4】(a)前バックルの分解斜視図 (b)同上の使用状態の断面図 (c)(b)図のc−c線の断面図
【図5】背面バックルの斜視図
【図6】(a)腰部バックルの斜視図 (b)同上の使用状態の斜視図
【図7】(a)図6(a)のa−a線の断面図 (b)同上のb−b線の断面図
【図8】(a)尻当てベルト部分の平面図 (b)(a)図のb−b線の断面図
【図9】(a)装着状態の一部斜視図 (b)(a)図の状態の断面図
【図10】従来例の大腿ベルト部の斜視図
【符号の説明】
1 上部ベルト 2 下部ベルト 3 人体 4 前バックル 5 背面交差部 6 肩掛けベルト部 7 腰部交差部 8 大腿ベルト部 9 背面ベルト部 10 挿通部 11、11’ 縫着部 13 前ベルト部 14 固定バックル 16 固定金具 17 スライドロック金具 18 ガイド片 19 孔 21 突片 22 ガイド面 23 ガイド片 24 上孔 25 下孔 26 横バー 28 縫着部 31 背面バックル 31a,31b,31c 固定バックル部 32 D形リング 33 命綱 34 腰部バックル 35、35’ 長孔 36、36’ バックル孔 37 リング 38 尻当てベルト 39 輪部 40 フック 41 つなぎ部 42 扇形部 43 胸ベルト 44 上半身装着部 45 下半身装着部 46 シンブル 47 保護チューブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトにより構成された上半身装着部と
    下半身装着部とからなり、上半身装着部は人体の両方の
    肩に掛けて装着され、下半身装着部は人体の両大腿部に
    挿通して装着され、上記の上半身装着部と下半身装着部
    とが連結一体化された高所作業用などのハーネスにおい
    て、上記の下半身装着部の大腿ベルト部を形成する輪状
    ベルトの両端部相互を、人体の腰骨近辺において腰部バ
    ックルにより調節自在に連結したことを特徴とする高所
    作業用などのハーネス。
  2. 【請求項2】 上記の一体化された上半身装着部と下半
    身装着部とを無端状のベルトにより構成し、該無端状ベ
    ルトにより人体の左右の胸部前面に位置する前バックル
    から左右の肩を経て背面交差部に至る肩掛けベルト部、
    上記の背面交差部から左右の腰部交差部に至る背面ベル
    ト部、上記の腰部交差部から人体の大腿部周囲を回って
    該腰部交差部に戻る上記の大腿ベルト部、更に該腰部交
    差部から左右の胸部に至り上記の前バックルに連結され
    る前ベルト部を形成し、上記腰部交差部を上記の腰部バ
    ックルに挿通したことを特徴とする請求項1に記載の高
    所作業用などのハーネス。
  3. 【請求項3】 上記の腰部バックルを柔軟なシート状素
    材により形成し、交差する2本のベルトの1本ごとに対
    応して、該ベルトと直角方向のベルト挿通用の1本のス
    リットと、ベルト固定用の接近した2本のスリットとを
    設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の高所作
    業用などのハーネス。
  4. 【請求項4】 上記の腰部交差部を構成する2本のベル
    トの内、1本のベルトを分離状態の2枚重ねに形成し、
    他の1本をその2枚重ねの間に挿通し、かつその腰部交
    差部を上記の腰部バックルの内側面に位置せしめたこと
    を特徴とする請求項2又は3に記載の高所作業用などの
    ハーネス。
  5. 【請求項5】 上記の腰部バックルに、命綱の不使用時
    にそのフックを係止するリングを設けたことを特徴とす
    る請求項1から4のいずれかに記載の高所作業用などの
    ハーネス。
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