JP7199130B1 - 墜落制止用器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全性を損なうことなく、かつ、装着時の煩わしさを軽減し、作業者にとって負担の少ない墜落制止用器具を提供する。【解決手段】墜落制止用器具1は、作業者の胴に巻き付けられる胴ベルト2と、作業者の腿に掛けられるとともに、胴ベルト2に取り付けられる腿ベルト3、4と、作業者の肩に掛けられるとともに、胴ベルト2または腿ベルト3、4に対して着脱可能に取り付けられる肩ベルト5とを備えている。【選択図】図1

Description

本開示は、高所で作業する作業者の墜落を制止する墜落制止用器具に関する。
例えば建設現場における仮設足場や柱状作業等の高所で作業する作業者は、墜落制止用器具を着用する必要がある。墜落制止用器具には、大きく分けて、特許文献1に開示されているような胴ベルト型の墜落制止用器具と、特許文献2、3に開示されているようなフルハーネス型の墜落制止用器具とがある。胴ベルト型の墜落制止用器具は、胴にのみ巻いて使用するものであり、1本のランヤードが取り付け可能になっている。一方、フルハーネス型の墜落制止用器具は、胴ベルトの他、肩に掛けられる肩ベルト、腿に掛けられる腿ベルト等を含んでいる。フルハーネス型の墜落制止用器具を使用することで、作業者が吊り下げられた時、即ち、墜落を制止する時に身体にかかる荷重を肩、腰部、腿など複数箇所に分散させることができ、安全性が高まる。
特開2017-205183号公報 特開2021-142047号公報 特開2022-40944号公報
ところで、上述したように高所作業の安全性を高めるため、高所作業における墜落制止用器具はフルハーネス型を使用することが法的に定めされているが、例外として高さが6.75m以下の場合は、胴ベルト型の墜落制止用器具の使用が認められている。また、一般的な建設作業の場合は5mを超える箇所、柱状作業等の場合は2m以上の箇所では、フルハーネス型の墜落制止用器具の使用が推奨されている。
フルハーネス型の墜落制止用器具は、作業者の墜落を制止する時に荷重が身体の各部に分散されることで身体への負担が少なくなるという利点がある一方で、作業者の肩から腿に至るまで複数のベルトを装着することになるので、胴ベルト型の墜落制止用器具に比べて、重量が重くなるとともに形状の複雑さに起因して作業者の負担が増加する。特に夏場の高所作業で肩ベルトを着けていると通気性が悪くなって熱が逃げにくくなり、不快感が高まる。
実際の作業現場では、作業者が、6.75mを超える高さでの作業、6.75m未満の高さでの作業を繰り返すことがある。この場合、6.75m未満の高さでの作業では、フルハーネス型が不要であることから負担が少なく快適性の高い胴ベルト型を使い、その後、6.75mを超える高さでの作業の際にはフルハーネス型を使うというように、1日のうちに、胴ベルト型からフルハーネス型へ、フルハーネス型から胴ベルト型へ付け替えたい場合がある。
しかしながら、フルハーネス型を身体に装着する際には肩ベルトを両肩に掛け、腿ベルトを両腿に付ける必要があり、またフルハーネス型を身体から外す際には肩ベルト及び腿ベルトを外す必要があり、着脱が極めて煩雑である。よって、実際の作業現場で作業高さが変わる都度、胴ベルト型からフルハーネス型へ、フルハーネス型から胴ベルト型へ付け替えることは困難であり、フルハーネス型を装着したままになると想定される。
本開示は、かかる点に鑑みたものであり、その目的とするところは、安全性を損なうことなく、かつ、装着時の煩わしさを軽減し、作業者にとって負担の少ない墜落制止用器具を提供することにある。
上記目的を達成するために、本開示の第1の態様では、建設作業または柱状作業時に作業者の墜落を制止するための墜落制止用器具を前提とすることができる。墜落制止用器具は、作業者の胴に巻き付けられる胴ベルトと、作業者の腿に掛けられるとともに、前記胴ベルトに取り付けられる腿ベルトと、作業者の肩に掛けられるとともに、胴ベルトまたは腿ベルトに対して着脱可能に取り付けられる肩ベルトとを備え、前記肩ベルトには、第1バックルと、前記第1バックルに着脱自在な第2バックルとが当該肩ベルトの長さ方向に間隔をあけて設けられ、前記胴ベルトの前側部分の外面には、左右方向に長い帯状をなすとともに、左右方向の両端部が前記胴ベルトに固定された外側部材が設けられ、前記肩ベルトにおける前記第1バックルと前記第2バックルとの間の部分が前記胴ベルトの前側部分の外面と前記外側部材の左右方向中間部との間に上下方向から通された状態で前記第1バックルと前記第2バックルとが結合可能に構成されている。
この構成によれば、胴ベルトを胴に巻き付け、腿ベルトを腿に掛けることで墜落制止用器具が下半身に対してしっかりと取り付けられる。また、肩ベルトを肩に掛けるとともに、胴ベルトまたは腿ベルトに取り付けることで、墜落制止用器具が上半身に対してもしっかりと取り付けられる。これにより、フルハーネス型の墜落制止用器具になるので、6.75mを超える高さでの作業が法的に問題無く、安全に行える。
一方、6.75m以下の高さで作業する場合には、肩ベルトを胴ベルトまたは腿ベルトから外すことで肩ベルトの無い、胴ベルト型の墜落制止用器具になるので、法的な要件を満たし、十分な安全性を確保しながら、作業者の各種作業時の負担が少なくなって作業性が良好になるとともに軽量で快適性が高まる。
胴ベルト型の墜落制止用器具からフルハーネス型の墜落制止用器具に変えたい場合には、肩ベルトを胴ベルトまたは腿ベルトに取り付けるだけで済む。反対に、フルハーネス型の墜落制止用器具から胴ベルト型の墜落制止用器具に変えたい場合には、肩ベルトを胴ベルトまたは腿ベルトから外すだけで済む。よって、煩わしさが軽減されるので、作業者にとって負担が少なくなる。
本開示の第2の態様に係る肩ベルトには、第1バックルと、前記第1バックルに着脱自在な第2バックルとが当該肩ベルトの長さ方向に間隔をあけて設けられていてもよい。この場合、前記胴ベルトには、前記肩ベルトにおける前記第1バックルと前記第2バックルとの間の部分が通るベルト通しを設けることができる。
すなわち、肩ベルトを胴ベルトのベルト通しに通した後、肩ベルトが輪状になるようにしてから第1バックルを第2バックルに係止させることで、肩ベルトを胴ベルトに容易に取り付けることができる。取り外す際には、第1バックルを第2バックルから分離させた後、ベルト通しから抜くだけで済む。
本開示の第3の態様では、前記胴ベルトの前側及び背面側には、それぞれ第1バックルが取り付けられ、前記肩ベルトの前側及び背面側の下部には、前記第1バックルに着脱自在な第2バックルがそれぞれ取り付けられている。
この構成によれば、肩ベルトの第2バックルを胴ベルトの第1バックルに係止させることで、肩ベルトを胴ベルトに容易に取り付けることができる。一方、第1バックルに係止している第2バックルを当該第1バックルから分離させることで、肩ベルトを胴ベルトから容易に外すことができる。
本開示の第4の態様に係る第1バックルは、雌バックルであり、第2バックルは、第1バックルに差し込まれる差込部を有する雄バックルである。
すなわち、バックルには、差込部を有する雄バックルと、差込部が差し込まれる差込孔を有する雌バックルとがある。雄バックルの場合、差込部が突出しているので、仮に胴ベルトに雄バックルを取り付けると、肩ベルトが取り付けられていない時(胴ベルト型の墜落制止用器具として使用している時)に、差込部が邪魔になるおそれがある。このことに対し、本態様では、胴ベルトに雌バックルが取り付けられることになるので、胴ベルト型の墜落制止用器具として使用している時に、バックルが邪魔になりにくい。
本開示の第5の態様では、ランヤードが取り付けられる環状部材が前記胴ベルトの前面に設けられていてもよい。すなわち、従来の胴ベルト型安全帯のようにランヤードが横に取り付けられている場合には墜落阻止時に作業者が横向きになるが、本態様によれば、墜落阻止時に胴ベルトの前面部分がランヤードによって吊られることになるので、作業者を仰向け状態にすることができ、安全性をより一層高めることができる。尚、ランヤードの基端部は、胴ベルトの横に取り付けられるようになっていてもよい。
本開示の第6の態様では、ランヤードが取り付けられる環状部材が前記肩ベルトの前面における上下方向中間部に設けられていてもよい。この構成によれば、例えば屋根面での作業時、ランヤードが作業者の前面から延びることになるので、ランヤードが作業の邪魔になり難く、作業性が良好になる。
本開示の第7の態様では、第1フックと第2フックを両端部にそれぞれ有する2丁掛けランヤードの中間部が前記環状部材に取り付けられていてもよい。
以上説明したように、肩ベルトを胴ベルトまたは腿ベルトに対して着脱可能に取り付けるようにしたので、高所作業時の安全性を損なうことなく、かつ、装着時の煩わしさを軽減することができるとともに、作業者にとって負担の少ない墜落制止用器具とすることができる。
本発明の実施形態に係る墜落制止用器具をフルハーネス型にして使用する場合を示す正面図である。 墜落制止用器具をフルハーネス型にして使用する場合を示す背面図である。 墜落制止用器具を胴ベルト型にして使用する場合を示す正面図である。 墜落制止用器具を胴ベルト型にして使用する場合を示す背面図である。 胴ベルト型の墜落制止用器具の正面図である。 胴ベルト型の墜落制止用器具の背面図である。 ベルト通しの拡大正面図である。 図7のY矢視図である。 ベルト通しの平面図である。 肩ベルトの下部近傍の正面図である。 肩ベルトの下部近傍の側面図である。 肩ベルトが胴ベルトに接続された状態を示す正面図である。 肩ベルトが胴ベルトに接続された状態を示す側面図である。 実施形態の変形例1に係る図1相当図である。 実施形態の変形例2に係る肩ベルトの接続構造を示す正面図である。 実施形態の変形例2に係る肩ベルトの接続構造を示す側面図である。 金属製のロープ用フックの正面図である。 金属製のロープ用フックの側面図である。 樹脂製のロープ用フックの側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る墜落制止用器具1の使用状態を示す正面図であり、図2は、墜落制止用器具1の使用状態を示す背面図である。墜落制止用器具1は、建設作業または柱状作業時に作業者の墜落を制止するための器具である。建設作業には、例えば仮設足場上での作業、建築物上での作業、屋根上作業、土木作業等が含まれる。柱状作業には、例えば電柱に登って行う作業等が含まれている。墜落制止用器具1は、上述した作業以外にも、高所で作業を行う場合に使用することができる。
墜落制止用器具1は、図1及び図2に示すフルハーネス型として使用することと、図3及び図4に示す胴ベルト型として使用することとが可能になっている。従来の胴ベルト型は腿ベルトを備えていないが、本実施形態に係る胴ベルト型は、後述するように腿ベルト3、4を備えており、この点で、本実施形態に係る胴ベルト型と従来の胴ベルト型とは異なっている。
墜落制止用器具1を着用した作業者は、例えば6.75mを超える高さでの作業を行う際にはフルハーネス型とし、6.75m以下の高さでの作業を行う際には胴ベルト型とする。尚、法規制上は、6.75mが基準になっているが、これに限られるものではなく、一般的な建設作業の場合は5mを超える箇所、柱状作業等の場合は2m以上の箇所では、フルハーネス型とするのが好ましい。作業者は着用者と呼ぶこともできる。
尚、この実施形態の説明では、墜落制止用器具1を着用した作業者の左になる側を墜落制止用器具1の左といい、墜落制止用器具1を着用した作業者の右になる側を墜落制止用器具1の右というものとする。また、墜落制止用器具1を着用した作業者の前側(胸側)になる側を墜落制止用器具1の前といい、墜落制止用器具1を着用した作業者の後側(背側)になる側を墜落制止用器具1の後というものとする。この方向の定義は説明の便宜を図るためであり、本発明を限定するものではない。
図1及び図2に示すように、墜落制止用器具1は、胴ベルト2と、左側及び右側腿ベルト3、4と、肩ベルト5とを備えている。胴ベルト2、左側及び右側腿ベルト3、4及び肩ベルト5は、例えば高強度な布材や帯状の部材等で構成されており、柔軟性を有している。胴ベルト2は、作業者の胴に巻き付けられた状態で装着される部材である。胴ベルト2の前側部分は作業者の腹に沿って左右に延びる部分であり、また、胴ベルト2の後側部分は作業者の腰に沿って左右に延びる部分である。胴ベルト2の前側部分の幅は、胴ベルト2の後側部分の幅よりも狭く設定されている。これにより、胴ベルト2が作業の邪魔になり難くなる。
図5に示すように、胴ベルト2の前面における左右両側には、周長を調整するための周長調整部2aが設けられている。周長調整部2aの構成は特に限定されるものではなく、例えば2つのリングに胴ベルト2の一部を通して当該リングから胴ベルト2の一部が抜けるのを防止した状態で周長の調整を可能にしてもよいし、図示しないが、胴ベルト2の一部に複数のベルト穴を長手方向に間隔をあけて形成しておき、そのうちの1つのベルト穴に金具を通すことによって所望の周長が得られるように構成されていてもよい。
周長調整部2aによって胴ベルト2の周長を十分に長くしておくことにより、作業者が胴ベルト2につま先から腿、臀部を通して胴ベルト2を胴部まで持ってくることができる。その後、作業者の胴部の周長に合うように周長調整部2aによって胴ベルト2の周長を調整することで、胴ベルト2を胴部に巻き付けた状態で保持できる。
左側腿ベルト3は、作業者の左の腿に掛けられる部材であり、本実施形態では左側腿ベルト3が左の腿に巻き付けられるようになっている。左側腿ベルト3も周長調整部3aを備えており、周長の調整が可能になっている。これにより、作業者が左側腿ベルト3につま先から腿を通して左側腿ベルト3を腿まで持ってくることができる。その後、作業者の腿の周長に合うように周長調整部3aによって左側腿ベルト3の周長を調整することで、左側腿ベルト3を腿に巻き付けた状態で保持できる。
左側腿ベルト3は、腿に巻き付けられるものであるため、胴ベルト2から下方に離れて配置される。左側腿ベルト3の前面は、左側前部連結ベルト3bによって胴ベルト2の前面に連結されている。左側前部連結ベルト3bは、作業者の左の腿の前面に沿って上下方向に延びるように配置される部材である。左側前部連結ベルト3bの上部は、胴ベルト2の前面における左右方向中間部に対して固定されている。左側前部連結ベルト3bの下部は、左側腿ベルト3の前面における右寄りの部分に対して固定されている。左側前部連結ベルト3bは下へ行くほど左に位置するように正面視で傾斜している。
左側腿ベルト3の後面は、左側後部連結ベルト3cによって胴ベルト2の後面に連結されている。左側後部連結ベルト3cは、作業者の左の腿の後面に沿って上下方向に延びるように配置される部材である。左側後部連結ベルト3cの上部は、胴ベルト2の後面における左寄りの部分に対して固定されている。左側後部連結ベルト3cの下部は、左側腿ベルト3の後面における左右方向中間部に対して固定されている。左側後部連結ベルト3cも下へ行くほど左に位置するように傾斜している。
右側腿ベルト4は、作業者の右の腿に掛けられる部材であり、本実施形態では右側腿ベルト4が右の腿に巻き付けられるようになっている。右側腿ベルト4も左側腿ベルト3と同様に、周長調整部4aを備えており、周長の調整が可能になっている。
右側腿ベルト4も胴ベルト2から下方に離れて配置される。右側腿ベルト4の前面は、右側前部連結ベルト4bによって胴ベルト2の前面に連結されている。右側前部連結ベルト4bは、作業者の右の腿の前面に沿って上下方向に延びるように配置される部材である。右側前部連結ベルト4bの上部は、胴ベルト2の前面における左右方向中間部に対して固定されている。右側前部連結ベルト4bの下部は、右側腿ベルト4の前面における右寄りの部分に対して固定されている。右側前部連結ベルト4bは下へ行くほど右に位置するように正面視で傾斜している。
右側腿ベルト4の後面は、右側後部連結ベルト4cによって胴ベルト2の後面に連結されている。右側後部連結ベルト4cは、作業者の右の腿の後面に沿って上下方向に延びるように配置される部材である。右側後部連結ベルト4cの上部は、胴ベルト2の後面における右寄りの部分に対して固定されている。右側後部連結ベルト4cの下部は、右側腿ベルト4の後面における左右方向中間部に対して固定されている。右側後部連結ベルト4cも下へ行くほど右に位置するように傾斜している。尚、左側前部連結ベルト3b、左側後部連結ベルト3c、右側前部連結ベルト4b及び右側後部連結ベルト4cも高強度な布材等で構成されている。このように、胴ベルト2だけでなく、左側腿ベルト3を左の腿に掛け、右側腿ベルト4を右の腿に掛けることで、墜落制止用器具1が下半身に対してしっかりと取り付けられる。
図1に示すように、胴ベルト2には、ランヤード100が取り付けられる中央環状部材10が設けられている。すなわち、図5に示すように、胴ベルト2の前面には、左右方向中間部に上方へ突出するように形成された突出部2bが形成されている。一方、中央環状部材10は、例えば金属等の高剛性な部材で構成されており、正面視でD字状をなしている。このような中央環状部材10はD環とも呼ばれる。中央環状部材10の一部が突出部2bに取り付けられることで、中央環状部材10は作業者の腹部近傍に配置されることになる。尚、中央環状部材10の形状はD字状に限られるものではなく、例えば円環状等の形状であってもよい。
胴ベルト2の左側及び右側には、それぞれ左側環状部材11及び右側環状部材12が設けられている。左側環状部材11及び右側環状部材12は、中央環状部材10と同様に構成されている。左側環状部材11の一部が胴ベルト2の左側の外面に取り付けられることで、左側環状部材11は作業者の左側部近傍に配置されることになる。また、右側環状部材12の一部が胴ベルト2の右側の外面に取り付けられることで、右側環状部材12は作業者の右側部近傍に配置されることになる。
ランヤード100は、第1フック101と第2フック102を両端部にそれぞれ有する2丁掛けランヤード(2本式ランヤードともいう)である。具体的には、ランヤード100は、合成繊維性のロープやストラップ等からなる長尺状の本体部103を備えており、この本体部103の両端部にそれぞれ第1フック101及び第2フック102が取り付けられている。本体部103の長さは、例えば80cm~1mの範囲で設定することができ、この実施形態では90cmとしている。尚、本体部103の長さは、上述した範囲に限定されるものではなく、任意の長さに設定できる。
本体部103の中間部には、中央環状部材10に着脱可能に取り付けられるフック状の取付部104が設けられている。不使用時の第1フック101は、左側環状部材11に掛けておくことができ、また、不使用時の第2フック102は、右側環状部材12に掛けておくことができる。使用時には、第1フック101及び第2フック102を現場の親綱等(図示せず)に掛けることができる。
ランヤード100は、図示しないが、第1フック101のみ有する1丁掛けランヤード(1本式ランヤードともいう)であってもよい。また、ランヤード100は、本体部103を巻き取る巻取器、衝撃を吸収するショックアブソーバ、伸縮調整器等を備えていてもよい。また、本実施形態では、墜落制止用器具1とランヤード100とは別のものとして記載しているが、ランヤード100は、墜落制止用器具1の一部を構成する部材であってもよい。この場合、ランヤード100も備えた墜落制止用器具1となる。
図5に示すように、胴ベルト2の前側部分には、左側前部ベルト通し14及び右側前部ベルト通し15が設けられている。左側前部ベルト通し14は、胴ベルト2の前側部分における左右方向中央よりも左寄りに配置されており、後述する肩ベルト5の一部を通して接続するための部分である。具体的には、図7~図9に示すように、左側前部ベルト通し14は、胴ベルト2の外面(作業者を基準とした外面)に配置される外側部材14aと、胴ベルト2の内面(作業者を基準とした内面)に配置される内側部材14bとを含んでいる。外側部材14aは左右方向に長い帯状をなしている。外側部材14aの左右方向の両端部が胴ベルト2の前側部分に縫い付けられており、これにより、胴ベルト2の前側部分と外側部材14aとで肩ベルト5を通すことが可能な輪状が外側にできる。また、内側部材14bの左右方向の両端部も胴ベルト2の前側部分に縫い付けられており、これにより、胴ベルト2の前側部分と内側部材14bとで肩ベルト5を通すことが可能な輪状が内側にできる。
尚、外側部材14aと内側部材14bの一方を省略してもよい。また、図9に示すように、後述するバックルを通すことができるように、外側部材14aと胴ベルト2と間、内側部材14bと胴ベルト2と間にそれぞれ隙間を設けておくのが好ましい。外側部材14a及び内側部材14bが例えばゴムのように伸縮性を有する部材である場合には、上記隙間を設けておく必要はなく、外側部材14a及び内側部材14bを伸ばすことで、バックルを通すことができる。また、右側前部ベルト通し15は、胴ベルト2の前側部分における左右方向中央よりも右寄りに配置されており、左側前部ベルト通し14と同様に構成されている。
図6に示すように、胴ベルト2の後側部分には、左側後部ベルト通し16及び右側後部ベルト通し17が設けられている。左側後部ベルト通し16は、胴ベルト2の後側部分における左右方向中央よりも左寄りに配置されおり、左側前部ベルト通し14と同様に構成されている。また、右側後部ベルト通し17は、胴ベルト2の後側部分における左右方向中央よりも右寄りに配置されおり、左側前部ベルト通し14と同様に構成されている。
次に、図1及び図2に示す肩ベルト5について説明する。肩ベルト5は、作業者の肩に掛けられるとともに、胴ベルト2または腿ベルト3、4に対して着脱可能に取り付けられるアタッチメント方式の部材である。肩ベルト5を追加することで安全性が高まるとともに、6.75mを超える高所作業時の法的な基準をクリアすることができる。つまり、作業現場では、肩ベルト5を必要に応じて追加すればよく、必要がなければ肩ベルト5が無い状態で作業すればよい。本実施形態では、肩ベルト5を胴ベルト2に取り付ける場合について説明するが、腿ベルト3、4に対して取り付けるようにしてもよい。
図1に示すように、肩ベルト5は作業者の前面においてX字状をなすように形成されている。この場合、肩ベルト5は、左肩に掛けられる左上ベルト部5aと、右肩に掛けられる右上ベルト部5bと、左下ベルト部5cと、右下ベルト部5dとを備えた構成となる。左上ベルト部5aの下部と右上ベルト部5bの下部とは、中間部材5eに接続されている。中間部材5eは、肩ベルト5の上下方向中間部に位置しており、当該肩ベルト5の一部を構成する部材である。中間部材5eには、上側環状部材50が取り付けられている。上側環状部材50には、図示しないが上述したようなランヤード100が取り付けられる。つまり、ランヤード100が取り付けられる上側環状部材50が肩ベルト5の前面における上下方向中間部に設けられている。上側環状部材50は、作業者の胸部近傍に配置されることになる。ランヤード100を取り付ける場所は作業内容等に応じて決めればよい。
左下ベルト部5cの上部は中間部材5eに接続されている。また、右下ベルト部5dの上部も中間部材5eに接続されている。このように、本実施形態では、左上ベルト部5a、右上ベルト部5b、左下ベルト部5c及び右下ベルト部5dが中間部材5eに接続された構成となっているが、これに限らず、左上ベルト部5a及び右上ベルト部5bの下部と、左下ベルト部5c及び右下ベルト部5dの上部とを直接接続してもよい。この場合、上側環状部材50は、4つのベルト部5a、5b、5c、5dの接続部分に取り付けるようにすればよい。尚、上側環状部材50は、肩ベルト5の背面側に取り付けてもよい。この場合、例えば胸側の上側環状部材50にはランヤード100を接続し、背中側の上側環状部材50は墜落制止時の救助用ロープを掛ける際に利用できる。
図10及び図11に示すように、肩ベルト5の一部を構成している左下ベルト部5cには、雌バックル(第1バックル)30と、雌バックル30に着脱自在な雄バックル(第2バックル)31とが設けられている。雌バックル30と雄バックル31とは、左下ベルト部5cに対して当該左下ベルト部5cの長手方向に間隔をあけて設けられている。雌バックル30は、左下ベルト部5cの下端部に取り付けられている。雄バックル31は、雌バックル30から所定距離離れたところに設けられている。雄バックル31の位置を左下ベルト部5cの長手方向に調整することが可能になっている。この実施形態では、左下ベルト部5cの一部を雄バックル31が有する調整穴31aに入れており、これにより、雄バックル31を左下ベルト部5cの長手方向に位置調整可能にしながら、所望の位置で固定した状態にしておくことができる。
雄バックル31は、雌バックル30側へ向けて突出する差込部31bを有している。一方、雌バックル30は、雄バックル31の差込部31bが差し込まれる差込孔30b(図10にのみ破線で示す)を有している。雌バックル30の内部には、差込孔30bに差し込まれた差込部31bに係止する係止部(図示せず)が設けられている。この係止部は、差込孔30bに差込部31bが差し込まれると差込部31bに自動的に係止するように付勢部材(図示せず)によって付勢されている。これにより、雄バックル31が雌バックル30から離脱しないように、結合して一体化しておくことができる。
また、雌バックル30には、係止部を操作するための操作部(図示せず)が設けられている。差込部31bに係止した係止部は、操作部によって非係止状態に切り替えることができるようになっている。これにより、差込部31bを差込孔30bから抜いて雄バックル31を雌バックル30から離脱(分離)させることができる。
上述した雌バックル30及び雄バックル31の構造は一例であり、他の構造を持ったバックルで雌バックル30及び雄バックル31であってもよい。また、雌バックル30及び雄バックル31の構造は、特に限定されるものではなく、作業者が工具等を用いることなく、手による操作で容易に着脱可能なものであればよい。また、差込部31b及び差込孔30bの形状も、図示した形状に限られるものではなく、任意に設定することができる。
雌バックル30は、胴ベルト2の左側前部ベルト通し14に通すことが可能になっている。言い換えると、雌バックル30を通すことができるように、左側前部ベルト通し14の外側部材14a及び内側部材14bが形成されている。また、左下ベルト部5cは雌バックル30よりも薄いので、左下ベルト部5cにおける雌バックル30と雄バックル31との間の部分も、左側前部ベルト通し14に通すことができる。
図11及び図12に示すように、雌バックル30と、左下ベルト部5cにおける雌バックル30と雄バックル31との間の部分とを、内側部材14b及び胴ベルト2で構成された隙間に通すとともに、外側部材14a及び胴ベルト2で構成された隙間に通してから、雌バックル30と雄バックル31とを係止させる。これにより、胴ベルト2を囲む輪状の部分が左下ベルト部5cの下部に形成されるので、左下ベルト部5cの下部を胴ベルト2に確実に接続できる。このとき、雌バックル30及び雄バックル31が外側に配置されていて、作業者側にはないので、硬質な雌バックル30及び雄バックル31が作業者に触れにくくなり、装着時の違和感が低減される。
右下ベルト部5dも左下ベルト部5cと同様に、雌バックル30と雄バックル31とが設けられており、右側前部ベルト通し15に通すことができる。これにより、右下ベルト部5dの下部を胴ベルト2に接続できる。
図2に示すように、左上ベルト部5aの背面側と右上ベルト部5bの背面側とは、作業者の背中で交差している。よって、左上ベルト部5aの背面側の下部は右側に位置し、右上ベルト部5bの背面側の下部は左側に位置することになる。尚、左上ベルト部5aと右上ベルト部5bは背面側で交差していなくてもよく、Y字状に形成されていてもよい。
左上ベルト部5aの背面側の下部にも、同様な雌バックル30と雄バックル31とが設けられており、右側前部ベルト通し17に通すことができる。これにより、左上ベルト部5aの背面側の下部を胴ベルト2に接続できる。また、右上ベルト部5bの背面側の下部にも、同様な雌バックル30と雄バックル31とが設けられており、左側前部ベルト通し16に通すことができる。これにより、右上ベルト部5bの背面側の下部を胴ベルト2に接続できる。肩ベルト5を胴ベルト2に接続することにより、図1及び図2に示すように、肩ベルト5を備えたフルハーネス型の墜落制止用器具1になる。フルハーネス型の墜落制止用器具1にする際には、肩ベルト5に設けられている雌バックル30と雄バックル31とを係止させればよいので、作業者は容易にフルハーネス型にすることができ、高い安全性を確保できる。
一方、フルハーネス型の墜落制止用器具1を図3及び図4に示すように、胴ベルト型の墜落制止用器具1にする場合には、4つの雌バックル30と雄バックル31の係止状態をそれぞれ解除して各ベルト通し14~17から肩ベルト5を抜けばよい。よって、作業者は容易に胴ベルト型にすることができ、作業者の各種作業時の負担が少なくなって作業性が良好になるとともに軽量で快適性が高まる。
図14は、実施形態の変形例1に係る墜落制止用器具1を示すものである。この変形例1の肩ベルト5は作業者の前面においてY字状をなすように形成されている。すなわち、図1に示す左下ベルト部5c及び右下ベルト部5dの代わりに、中央ベルト部5fが設けられている。中央ベルト部5fの上部は、中間部材5eに接続されている。中央ベルト部5fは作業者の胸部近傍から腹部近傍まで真っ直ぐに延びるように配置される。中央ベルト部5fの下側部分には、上述した雌バックル30と雄バックル31が設けられている。また、図示しないが、胴ベルト2の前側部分の左右方向中間には、ベルト通しが設けられており、このベルト通しに、雌バックル30と、中央ベルト部5fにおける雌バックル30と雄バックル31との間の部分を通してから、雌バックル30と雄バックル31とを係止させることで、肩ベルト5の前側部分を胴ベルト2に接続することができる。
図15及び図16は、実施形態の変形例2に係る肩ベルト5の接続構造を示す図である。この変形例2では、胴ベルト2に雌バックル30を取り付けるための取付部材25が設けられている。この取付部材25は、上述したベルト通し14~17の位置と同様に、胴ベルト2の前側部分に2つ、後側部分に2つ設けられている。よって、図示しないが、合計4つの雌バックル30が胴ベルト2に設けられることになる。
また、左下ベルト部5cの下部には、雄バックル31が設けられている。図示しないが、右下ベルト部5dの下部、左上ベルト部5aの背面側の下部、及び右上ベルト部5bの背面側の下部にも、雄バックル31が設けられている。これら雄バックル31を胴ベルト2の雌バックル30に係止させることで、肩ベルト5を胴ベルト2に容易に接続することができる。肩ベルト5を胴ベルト2から取り外す際には、雄バックル31を雌バックル30から離脱させるだけで済み、容易に取り外すことができる。
また、ランヤード100を図1に示す上側環状部材50に取り付けた場合、例えば屋根面での作業時、ランヤード100が作業者の前面から延びることになるので、ランヤード100が作業の邪魔になり難く、作業性が良好になる。
(ロープ用フック)
図17及び図18に示すように、胴ベルト2の前側部分には、例えばランヤード100の本体部103を保持させることが可能なロープ用フック60を設けることができる。図17及び図18は、金属製のロープ用フック60を示している。ロープ用フック60は、胴ベルト2に固定される固定部60aと、固定部60aの下部に形成されたねじりバネ部60bと、ねじりバネ部60bから上方へ延びる保持部60cとを有している。ロープRを上から下へ押すことで、保持部60cがねじりバネ部60bの付勢力に抗しながら開いていき、ロープRが下へ移動するとともに、保持部60cによって保持される。
図19は、樹脂製のロープフック61を示すものである。ロープフック61は、板状に形成されるとともに、胴ベルト2に固定される固定部61aと、樹脂による弾性を持った保持部61cとを備えている。このロープフック61によっても、ロープを保持することができる。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本開示に係る墜落制止用器具は、高所で作業する作業者の墜落を制止する際に利用できる。
1 墜落制止用器具
2 胴ベルト
3、4 腿ベルト
5 肩ベルト
10 環状部材
30 雌バックル(第1バックル)
31 雄バックル(第2バックル)
100 ランヤード

Claims (5)

  1. 建設作業または柱状作業時に作業者の墜落を制止するための墜落制止用器具であって、
    前記作業者の胴に巻き付けられる胴ベルトと、
    前記作業者の腿に掛けられるとともに、前記胴ベルトに取り付けられる腿ベルトと、
    前記作業者の肩に掛けられるとともに、前記胴ベルトまたは前記腿ベルトに対して着脱可能に取り付けられる肩ベルトとを備え
    前記肩ベルトには、第1バックルと、前記第1バックルに着脱自在な第2バックルとが当該肩ベルトの長さ方向に間隔をあけて設けられ、
    前記胴ベルトの前側部分の外面には、左右方向に長い帯状をなすとともに、左右方向の両端部が前記胴ベルトに固定された外側部材が設けられ、
    前記肩ベルトにおける前記第1バックルと前記第2バックルとの間の部分が前記胴ベルトの前側部分の外面と前記外側部材の左右方向中間部との間に上下方向から通された状態で前記第1バックルと前記第2バックルとが結合可能に構成されていることを特徴とする墜落制止用器具。
  2. 請求項1に記載の墜落制止用器具において、
    前記第1バックルは、雌バックルであり、
    前記第2バックルは、前記第1バックルに差し込まれる差込部を有する雄バックルであることを特徴とする墜落制止用器具。
  3. 請求項1に記載の墜落制止用器具において、
    ランヤードが取り付けられる環状部材が前記胴ベルトの前面に設けられていることを特徴とする墜落制止用器具。
  4. 請求項1に記載の墜落制止用器具において、
    ランヤードが取り付けられる環状部材が前記肩ベルトの前面における上下方向中間部に設けられていることを特徴とする墜落制止用器具。
  5. 請求項またはに記載の墜落制止用器具において、
    第1フックと第2フックを両端部にそれぞれ有する2丁掛けランヤードの中間部が前記環状部材に取り付けられることを特徴とする墜落制止用器具。
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