JP3190133U - ハーネス型安全帯と胴ベルトの結合構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハーネス型安全帯の腰部重合部に縫着した結束ベルトにつき、連結式バックルを使用することで、保持力が低下することなく確実に胴ベルトを取り付けられるハーネス型安全帯と胴ベルトの結合構造を提供する。【解決手段】ハーネス型安全帯1の肩掛けベルト20の下端部と腿掛けベルト30の上端部を所定位置で重合するとともに、当該重合部に一端にソケット本体42、他端にタングプレート44を固定した結束ベルト40の中間部を上下方向に重合して縫着する。このハーネス型安全帯1の両側重合部に胴ベルト51を配置し、結束ベルト40のソケット本体42にタングプレート44を嵌挿することでハーネス型安全帯1に胴ベルト51を装着できるハーネス型安全帯1と胴ベルト51の結合構造。【選択図】図7

Description

本願は高所作業時の作業者が身体を装着し、墜落の防止を図る安全帯に関するものであり、特には腰部に巻き回して装着する胴ベルト型安全帯を、より墜落時の衝撃荷重を緩衝して身体の損傷を防止するフルハーネス型安全帯に容易に変更可能な構造を有するハーネス型安全帯に係るものである。
現在、日本国内で使用されている墜落防止に使用する安全帯は、胴ベルトのみから構成された胴ベルト型安全帯と、肩掛けベルトと腿ベルトから構成されたハーネス型安全帯の2種類があるが、装着が容易であり、身体の束縛感が少なく、価格も安いため、胴ベルト型安全帯が主流である。
この胴ベルト型安全帯は、胴ベルトのみ若しくは胴ベルトと補助ベルトから構成されていることから、その胴ベルトに作業に必要な工具類を携帯する為のペンチ差しや工具袋を取り付けることができる。しかしながら、墜落阻止時は腰部に装着した胴ベルトのみで衝撃荷重をうけるので身体損傷の危険性が高くなる。
ハーネス型安全帯は、肩掛けベルトと腿ベルトの基本形状に胴ベルトが装備されたものと、胴ベルトが装備されていないものの2種類があるが、胴ベルトの有り無しに係わらず、落下阻止時は衝撃荷重を肩掛けベルトと腿ベルトで分散してうけることができるので身体損傷の危険性が低くなる。
しかしながら、胴ベルトなしのハーネス型安全帯を装着した作業員が工具を携帯しようとする場合、工具を収納するためのペンチ差しや工具袋が取り付けられていないので、手提げ袋などに工具を収納しないと移動できず、不便であった。
また、胴ベルトが装備されたハーネス型安全帯の場合、胴ベルトにペンチ差しや工具袋が取り付けられるのであるが、それを取り付ける際は一度ハーネス型安全帯から胴ベルトを分離し、胴ベルトにペンチ差しや工具袋を取り付け、再度、ハーネス型安全帯にセットしなければならず、手間がかかっていた。
このようなことから、特許文献1に示すように、胴ベルトにペンチ差しや工具袋等を取り付けたままで胴ベルトをハーネス型安全帯に取り付けることができる胴ベルトとハーネス型安全帯の連結方法が発明された。
特開2005−342308号公報
特許文献1における発明は、面ファスナーを設けた結束ベルト(連結用ベルト)をハーネス型安全帯の両腰部のベルト固定環に取り付け、胴ベルトと補助ベルトから構成された胴ベルト型安全帯の補助ベルトに結束ベルト(連結用ベルト)を巻き付け、面ファスナーにより固定することで胴ベルト型安全帯をハーネス型安全帯に連結している。
しかしながら、この面ファスナーは、フック状に起毛された側とループ状に密集して起毛された側とを押し付けることで貼り付けられるので、貼り付けたり剥がしたりが自在にできるのであるが、長い期間使用していると結合力が低下し、ハーネス型安全帯と胴ベルト型安全帯が分離することがあった。
また、ハーネス型安全帯の肩掛けベルトと腿掛けベルトは、装着したときの両腰部に位置する箇所に連結環とベルト固定環に挿入して縫製加工する構造のため、連結環とベルト固定環へのベルトの挿入、ベルトの位置決め、縫製と非常に手間のかかる工程となっていた。
本考案は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、ハーネス型安全帯の肩掛けベルトと腿掛けベルトを、連結環やベルト固定環を使用することなく一体的に形成し、胴ベルトを固定する結束ベルトは面ファスナーを使うことなく胴ベルトとハーネス型安全帯を連結できるようにすることをその目的とするものである。
本考案の胴ベルトは、ベルトの一方にバックルを設けることで腰部を巻き回しできる構造である。ハーネス型安全帯は、背部において交差し両肩に掛かった状態を維持する肩掛けベルトと、一対の足を挿入して腿部を緊縛する環状の腿掛けベルトとを一体的に形成した構造である。
このハーネス型安全帯は、肩掛けベルトの下端部と腿掛けベルトの上端部を、ハーネス型安全帯を装着した際に両腰部に位置する箇所で重合させるとともに、当該重合部にベルトの一端にソケット本体と他端にタングプレートを固定した結束ベルトの中間部を上下方向に重合させて縫着する。
そして、ハーネス型安全帯の両側重合部に胴ベルトを配置し、結束ベルトを胴ベルトに巻き回し、結束ベルトのソケット本体にタングプレートを嵌挿することでハーネス型安全帯に胴ベルトを装着できる胴ベルトとハーネス型安全帯の連結方法を考案した。
この考案により、ハーネス型安全帯の肩掛けベルトと腿掛けベルトは作業者が装着した際の両腰部での重合箇所を、連結環やベルト固定環を使用しないで一体的に形成することで縫製加工する際の省力化が図れる。
更に、胴ベルトとハーネス型安全帯とを連結する結束ベルトは面ファスナーの結合力で保持するのではなく、ソケット本体にタングプレートを嵌挿することで連結しているので、保持力が低下することなくハーネス型安全帯に胴ベルトが確実に取り付けられる。
本考案のハーネス型安全帯1の正面図 本考案のハーネス型安全帯1の右側面図 本考案の結束ベルト40の正面図 本考案の結束ベルト40のソケット本体42にタングプレート44を嵌挿した状態の正面図 本考案の結束ベルト40のソケット本体42にタングプレート44を嵌挿した状態の右側面図 胴ベルト型安全帯5の正面図 本考案のハーネス型安全帯1に胴ベルト型安全帯5を取り付けた状態を示す正面図
以下、本考案の実施形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は本考案のハーネス型安全帯1の正面図であり、図2はその右側面図、図3は結束ベルト40の正面図である。
図1及び図2に示すように本実施例のハーネス型安全帯1は、肩掛けベルト20と腿掛けベルト30と一対の結束ベルト40,40とを備えている。
肩掛けベルト20は、装着状態の背部において一対の肩ベルト21R、21Lがランヤード連結リング23に挿入することで交差させ、作業者の両肩に掛かる大きさで環状に形成してそれぞれの下端部、すなわち両腰部で重合し、縫製されている。
腿掛けベルト30は、一対の腿ベルト31R,31Lのそれぞれの両端部に、ソケット本体とタングプレートからなる連結式バックルを設けるのであるが、具体的には腿ベルト31Rにソケット本体32Rとタングプレート34Rを、腿ベルト31Lにソケット本体32Lとタングプレート34Lを取り付ける。この腿ベルト31R,31Lは、作業者の腿部を緊縛できる大きさとする。
そして、腿ベルト31Rの上端部を肩ベルト21Rの下端部と、腿ベルト31Lの上端部を肩ベルト21Lの下端部と重合し、縫製する。
このように、ハーネス型安全帯1は、肩掛けベルト20と腿掛けベルト30を、両腰部で重合し、縫製することで一体的に形成されている。
図3に示すように、結束ベルト40は、所定長ベルト41の両端に、ソケット本体とタングプレートからなる連結式バックルを設けるのであるが、その一端にソケット本体42、他端にタングプレート44を設け、図4及び図5に示すように、ソケット本体42にタングプレート44を嵌挿することで胴ベルトが保持できる大きさの保持空間45を形成する。
この結束ベルト40,40は、前に記載したように一対とし、図1に示すように、肩ベルト21Rと腿ベルト31Rの重合箇所、及び肩ベルト21Lと腿ベルト31Lの重合箇所に上下方向に縫着する。
図6に示すように、胴ベルト型安全帯5は、ベルト511の一端にバックル512を設けた胴ベルト51と、ベルト551の両端部近傍にリング556,557を設けた補助ベルト55と、から構成されている。また、胴ベルト51にはペンチ差し61と工具袋62等が取り付けられている。
尚、図示しないが、補助ベルト55がなく、胴ベルト51のみから構成された胴ベルト型安全帯でもよい。
図7は本考案のハーネス型安全帯1に胴ベルト型安全帯5を取り付けた状態を示す正面図である。
ハーネス型安全帯1に胴ベルト型安全帯5を取り付けるには、まず、ハーネス型安全帯1の重合部に胴ベルト型安全帯5を配置し、それぞれの結束ベルト40,40を胴ベルト型安全帯5の補助ベルト55に巻き回す。そして、結束ベルト40,40のソケット本体42,42にタングプレート44,44を嵌挿することで取り付けることができる。
図示しないが、補助ベルト55がない胴ベルト型安全帯であっても、同じようにハーネス型安全帯1に胴ベルト型安全帯を取り付けることができる。
このように、ハーネス型安全帯1の肩掛けベルト20の下端部と腿掛けベルト30の上端部は、それぞれのベルトを結合する時に連結環とベルト固定環を使用することなく重合箇所を縫着してハーネス型安全帯1を形成しているので、肩掛けベルトや腿掛けベルトを連結環とベルト固定環に挿通する工程が省けることによる省力化が図れる。
更に、ハーネス型安全帯1と胴ベルト型安全帯5とを連結する結束ベルト40は、ソケット本体42にタングプレート44を面ファスナーの連結力で保持するのではなく、ソケット本体42とタングプレート44の結合力で保持するので確実に取り付けられる。
1 ハーネス型安全帯
5 胴ベルト型安全帯
20 肩掛けベルト
21R 肩ベルト
21L 肩ベルト
23 ランヤード連結リング
30 腿掛けベルト
31R 腿ベルト
31L 腿ベルト
32R ソケット本体
32L ソケット本体
34R タングプレート
34L タングプレート
40 結束ベルト
41 所定長ベルト
42 ソケット本体
44 タングプレート
45 保持空間
51 胴ベルト
511 ベルト
512 バックル
55 補助ベルト
551 ベルト
556 リング
557 リング
61 ペンチ差し
62 工具袋

Claims (1)

  1. 一方にバックルを設けて腰部を巻き回す胴ベルトと、背部において交差し両肩に掛かった状態を保持する肩掛けベルトと、一対の足を挿入して腿部を緊縛する環状の腿掛けベルトとを一体的に形成したハーネス型安全帯の組合せにおいて、
    ハーネス型安全帯の肩掛けベルトの下端部と腿掛けベルトの上端部を所定位置で重合するとともに、当該重合部に一端にソケット本体、他端にタングプレートを固定した結束ベルトの中間部を上下方向に重合して縫着し、
    前記ハーネス型安全帯の両側重合部に胴ベルトを配置し、前記結束ベルトを前記胴ベルトに巻き回し、結束ベルトのソケット本体にタングプレートを嵌挿することでハーネス型安全帯に胴ベルトを装着できることを特長とするハーネス型安全帯と胴ベルトの結合構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019180544A (ja) * 2018-04-03 2019-10-24 中国電力株式会社 安全帯
JP2019180543A (ja) * 2018-04-03 2019-10-24 中国電力株式会社 安全帯
JP7199130B1 (ja) * 2022-09-15 2023-01-05 株式会社クリス・コーポレーション 墜落制止用器具

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