JP5002520B2 - ハーネス型安全帯及び形状保持具 - Google Patents

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Description

本発明は、高所作業等の落下防止に使用されるハーネス型安全帯及びハーネス型安全帯に用いられる形状保持具に関する。
高所作業現場においては、作業者は落下事故を防止するため安全帯を着用している。この安全帯として、胴ベルト型安全帯及びハーネス型安全帯が知られている。胴ベルト型安全帯は、胴回りに装着される安全帯である。胴ベルト型安全帯の着脱は、簡素な構造により容易である。この胴ベルト型安全帯では、胴回りに局部的に落下の衝撃が加わる。
ハーネス型安全帯は、一対の肩掛けベルト及び一対の腿掛けベルトを備えている。ハーネス型安全帯では、身体の複数の箇所に落下の衝撃が分散される。ハーネス型安全帯は、胴ベルト型安全帯に比べ一箇所に加わる衝撃が小さい。ハーネス型安全帯は、身体に加わる局部的な衝撃が小さい。ハーネス型安全帯は、安全性に優れている。
このハーネス型安全帯は、胴ベルト型安全帯に比べて構造が複雑である。ハーネス型安全帯は、丸められた状態で保管されていることが多い。ハーネス型安全帯の各ベルトは、絡まり捻れやすい。丸められた状態のハーネス型安全帯は、上下方向、前後方向及び裏表が判別し難い。ハーネス型安全帯は、着用時に上下方向、前後方向及び裏表を確認して装着される。ハーネス型安全帯の各ベルトの絡まり及び捻れは、着用時に直される。ハーネス型安全帯の装着には手間がかかる。
ベストが一体にされたハーネス型安全帯が、実用新案登録第3069295号公報に記載されている。このハーネス型安全帯は、ベストを一体にしているので肩掛けベルトの判別が容易である。このハーネス型安全帯は、上下方向及び前後方向の判別が容易である。このハーネス型安全帯は、装着の容易性に優れている。
実用新案登録第3069295号公報
このハーネス型安全帯は、ベストの裏表が逆になり得る。このハーネス型安全帯では、裏表を確認する必要がある。このハーネス型安全帯は、装着の容易性に改善の余地がある。このハーネス型安全帯はベストを備えているので、暑い日には作業者は暑苦しく感じる。ベストが外されたハーネス型安全帯は、各部位の判別、上下方向、前後方向及び裏表の確認に時間を要する。このハーネス型安全帯は、暑い日の装着感に改善の余地がある。
本発明の目的は、着用し易いハーネス型安全帯及びその形状保持具の提供にある。
本発明に係るハーネス型安全帯は、一対の肩掛けベルト及び一対の腿掛けベルトを備えている。この肩掛けベルトは、湾曲部を備えている。この湾曲部は、ベルト本体の長手方向における湾曲形状を保持している。
本発明に係るハーネス型安全帯は、一対の肩掛けベルト及び一対の腿掛けベルトを備えている。この腿掛けベルトは、湾曲部を備えている。この湾曲部は、ベルト本体の長手方向における湾曲形状を保持している。
好ましくは、肩掛けベルト又は腿掛けベルトに備えられた湾曲部は、形板及び着脱部を備えている。この形板は、長手方向における湾曲形状を保持している。この形板は、着脱部によりベルト本体に着脱可能にされている。
本発明に係る形状保持具は、形板及び着脱部を備えている。この形板は、長手方向における湾曲形状を保持している。この形板は、着脱部によりハーネス型安全帯のベルト本体に着脱可能にされている。
本発明に係るハーネス型安全帯では、湾曲部として特定される部位が一目で判別される。このハーネス型安全帯は、無造作に置かれた状態でも湾曲部は一目で判別される。この湾曲部の位置及び湾曲向きにより上下方向、前後方向及び裏表が容易に判別される。このハーネス型安全帯は素早く装着される。本発明に係る形状保持具が従来のハーネス型安全帯に取り付けられることにより、本発明に係るハーネス型安全帯と同様に上下方向、前後方向及び裏表が容易に判別される。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係るハーネス型安全帯2が示された正面図である。このハーネス型安全帯2は、一対の主ベルト4a、4b、尻当てベルト6、D環止め8、連結ベルト10、胸ベルト12、一対のバックル16、一対の調節スライド18及び面ファスナー20を備えている。
第一の主ベルト4aは、上端22aから下端24aまで延在している。第一の主ベルト4aは、ハーネス型安全帯2の上方で斜め下方に向かって折り返されている。斜め下方に向かって折り返された第一の主ベルト4aは、ハーネス型安全帯2の中央上方で、第二の主ベルト4bと交差している。交差した主ベルト4aは、上端22aに至るまで斜め下方に延在している。第一の主ベルト4aは、上端22aの近傍で第二の主ベルト4bと交差して縫合されている。この縫合により、図1の第一縫合部26aが形成されている。
第二の主ベルト4bは、上端22bから下端24bまで延在している。第二の主ベルト4bは、ハーネス型安全帯2の上方で斜め下方に向かって折り返されている。斜め下方に向かって折り返された第二の主ベルト4bは、ハーネス型安全帯2の中央上方で、第一の主ベルト4aと交差している。交差した主ベルト4bは、上端22bに至るまで斜め下方に延在している。第の主ベルト4bは、上端22bの近傍で第一の主ベルト4aと交差して縫合されている。この縫合により、図1の第二縫合部26bが形成されている。
尻当てベルト6は、ハーネス型安全帯2の上下方向中央近傍で左右方向に延在している。尻当てベルト6の一端は、主ベルト4aと重ねられて縫合されている。この縫合により、第三縫合部28aが形成されている。尻当てベルト6の他端は、主ベルト4bと重ねられて縫合されている。この縫合により、第四縫合部28bが形成されている。
D環止め8には、後で述べるD環29(図5参照)が回動可能に取り付けられている。D環止め8は、ハーネス型安全帯2の中央上方で主ベルト4が互いに交差している位置に取り付けられている。D環止め8には、一対の主ベルト4が互いに交差して通されている。このハーネス型安全帯2では、第一縫合部26a、第二縫合部26b、第三縫合部28a、第四縫合部28b及びD環止め8を頂点とする五角形の空間が形成されている。
連結ベルト10は、ベルト本体30及び環31を備えている。環31は、連結ベルト10のベルト本体30の上方端に取り付けられている。ベルト本体30の下方端は、後で述べるD環29に取り付けられている。連結ベルト10は、D環29を介してD環止め8に連結されている。
胸ベルト12は、第一ベルト32、第二ベルト34、バックル36及び調節スライド38を備えている。バックル36は、ソケット40及びソケット40に着脱可能なタングプレート42を備えている。タングプレート42は、第一ベルト32の一端に取り付けられている。第一ベルト32の他端は第一の主ベルト4aに取り付けられている。第一ベルト32の他端は、第二縫合部26bと主ベルト4aの上方の折り返しとの間の位置で主ベルト4aに取り付けられている。この第一ベルト32は、その両端の間に調節スライド38が備えられている。この調節スライド38により、第一ベルト32の折り返し長さが調節される。調節スライド38は、胸ベルト12の長さを調節する。
ソケット40は、第二ベルト34の一端に取り付けられている。第二ベルト34の他端は、第二の主ベルト4bに取り付けられている。第二ベルト34の他端は、第一縫合部26aと主ベルト4bの上方の折り返しとの間の位置で主ベルト4bに取り付けられている。
バックル16は、環44及びタングプレート45を備えている。主ベルト4の上端22には、環44が取り付けられている。主ベルト4の下端24には、タングプレート45が取り付けられている。第一の主ベルト4aの環44と第二の主ベルト4bのタングプレート45とは、一方のバックル16を構成している。第二の主ベルト4bの環44と第一の主ベルト4aのタングプレート45とは、他方のバックル16を構成している。
調節スライド18は、主ベルト4の下方端24の近傍に取り付けられている。この調節スライド18により、主ベルト4の折り返し長さが調節される。この調節スライド18は、主ベルト4の長さを調節する。
面ファスナー20は、フックテープ46及びループテープ47を備えている。この連結ベルト10には、フックテープ46が縫い付けられている。主ベルト4の上方の折り返えしには、ループテープ47が縫い付けられている。この連結ベルト10は、この面ファスナー20により主ベルト4に重さねられた状態で固定可能とされている。
主ベルト4には、一対の肩掛けベルト48及び一対の腿掛けベルト50が形成されている。一方の肩掛けベルト48は、D環止め8から第二縫合部26bまでの主ベルト4aに形成されている。他方の肩掛けベルト48は、D環止め8から第一縫合部26aまでの主ベルト4bに形成されている。一方の腿掛けベルト50は、第三縫合部28aから下端24aまでの主ベルト4aに形成されている。他方の腿掛けベルト50は、第四縫合部28bから下端24bまでの主ベルト4bに形成されている。このハーネス型安全帯2では、連結ベルト10は、面ファスナー20により肩掛けベルト48と着脱可能とされている。
図2は、図1のハーネス型安全帯2の肩掛けベルト48の断面斜視図である。この断面は、肩掛けベルト48の長手方向に垂直な面である。肩掛けベルト48は、湾曲部52を備えている。湾曲部52は、ワイヤー芯54及びカバー56を備えている。この肩掛けベルト48の長手方向に沿って、2本のワイヤー芯54が並列に配置されている。カバー56が主ベルト4に縫い付けられている。このカバー56により、ワイヤー芯54は、主ベルト4の長手方向に沿って保持されている。図示されていないが、このカバー56の長手方向の両端は、主ベルト4に縫い付けられている。これにより、ワイヤー芯54の長手方向位置が定まっている。
図3は、図2の肩掛けベルト48に取り付けられたワイヤー芯54の外観図である。このワイヤー芯54は、ワイヤー57及びキャップ58を備えている。このワイヤー57の長手方向に垂直な断面は、一様な長方形である。ワイヤー57は、長手方向に湾曲している。これにより、湾曲部52は、ベルトの長手方向における湾曲形状を保持している。
ワイヤー57の材料としては、ばね鋼(SUP)、硬鋼線材(SWRH)、ピアノ線材(SWRS)及び形状記憶合金が挙げられる。このワイヤー57の材料は、樹脂であってよい。具体的には、ポリアミド、ポリカーボネート及びアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂が挙げられる。ワイヤー57の材料は、これらに限られない。ワイヤー57の材料は、外力に対し変形し、外力が除かれれば元の湾曲形状に復元される弾性を備えていればよい。キャップ58は、ワイヤー57の両端に取り付けられている。このキャップ58は、両端エッジによるカバー56、主ベルト4及び人体の損傷を防止する。
図1のハーネス型安全帯2の装着方法が説明される。ハーネス型安全帯2は、丸められた状態や無造作に置かれた状態から着用される。このハーネス型安全帯2では、肩掛けベルト48は、湾曲部52を備えている。このハーネス型安全帯2では、肩掛けベルト48が湾曲している。この湾曲形状により、ハーネス型安全帯2の肩掛けベルト48の判別が容易である。この湾曲形状により、肩掛けベルト48の前後方向及び上下方向の判別が容易である。この湾曲形状により、肩掛けベルト48の裏表の判別が容易である。
作業者は、湾曲した肩掛けベルト48を掴んで持ち上げる。腿掛けベルト50や胸ベルト12は、絡まったり、捻れたりしていることがある。このハーネス型安全帯2では、第一縫合部26a、第二縫合部26b、第三縫合部28a、第四縫合部28b及びD環止め8を頂点とする五角形の空間に腿掛けベルト50や胸ベルト12が入り込んでいることがある。作業者は、肩掛けベルト48を掴んだ状態で、腿掛けベルト50や胸ベルト12の絡まり及び捻れを直す。このハーネス型安全帯2の前後方向、上下方向及び裏表が容易に判別されるので、絡まり及び捻れも容易に直すことができる。
作業者は、予め肩掛けベルト48を持っている。作業者は、肩掛けベルト48に腕を通す。これにより、肩掛けベルト48に腕を通すときに、作業者はハーネス型安全帯2を持ち直す必要がない。肩掛けベルト48が作業者の肩に掛けられる。腿掛けベルト50が後方から股の間を通される。第一の主ベルト4aのタングプレート45は、第二の主ベルト4bの環44に連結される。第二の主ベルト4bのタングプレート45は、第一の主ベルト4aの環44に連結される。調節スライド18により、主ベルト4の長さが調節される。胸バンド12のソケット40とタングプレート42とが連結される。調節スライド38により、胸バンド12の長さが調節される。
図4は、図1のハーネス型安全帯2の使用状態が示された背面図である。この図4は、作業者の後方から見られた図である。図5は、図1のハーネス型安全帯2の使用状態が示された側面図である。この図5は、作業者の左側面から見られた図である。図5では、作業者の身体は省略されている。この連結ベルト10の下方端には、D環29が取り付けられている。このD環29には、一対の主ベルト4が通されている。
図5に示すように、このハーネス型安全帯2の湾曲部52は、作業者の肩に当てられている。この湾曲部52のワイヤー57は弾性変形可能な材料である。主ベルト4及び胸ベルト12が締められることにより、湾曲部52を備えた肩掛けベルト48は、作業者の肩に沿う。これにより、このハーネス型安全帯2は、作業者の身体にフィットする。
湾曲部52の湾曲の曲率半径を前後方向で変えても良い。ハーネス型安全帯2の胸部に沿う前方の曲率半径が肩に沿う上方の曲率半径より大きくされてもよい。これにより、ハーネス型安全帯2の前後方向がより判別しやすい。これにより、作業者の身体に沿いやすい。
この肩掛けベルト48は、湾曲形状が保持されているので捻れない。肩掛けベルト48の湾曲した凸側表面が、表側である。肩掛けベルト48の湾曲した凹側表面が、裏側である。このハーネス型安全帯2は、一目で裏表が判別できる。この肩掛けベルト48は、型崩れが抑制されている。
保管時には、連結ベルト10は、面ファスナー20により肩掛けベルト48に固定されている。これにより、保管時にも連結ベルト10が捩れたり絡まったりすることが抑制されている。このハーネス型安全帯2が装着された状態で、連結ベルト10が肩掛けベルト48から離される。環31が、図示しない命綱に連結される。命綱及びハーネス型安全帯2により、作業者が高所から落下して負傷することが抑制される。
このハーネス型安全帯2では、連結ベルト10が捩れたり絡まったりすることが抑制されているので、連結ベルト10の使用も迅速にできる。この連結ベルト10は、面ファスナー20により着脱可能に固定されている。確実に固定され容易に着脱できれば他の固定手段であっても良い。例えば、衣服に用いられている、凹型と凸型の組み合わせの留め具であるスナップであってもよい。
このハーネス型安全帯2では、ベストを備えなくても装着が容易にされている。このハーネス型安全帯2は、暑い日も快適に装着される。
このハーネス型安全帯2では、ワイヤー芯54はカバー56により主ベルト4に取り付けられている。ワイヤー芯54はベルトの長手方向に沿って取り付けられればよく、取付手段はこのハーネス型安全帯2の手段に限られない。例えば、主ベルト4の縦糸の一部が抜き取られ、主ベルト4の内部に長手方向に連続する空間が形成される。この空間にワイヤー芯54が通されてもよい。
ここでは、肩掛けベルト48に湾曲部52が備えられたハーネス型安全帯2について、説明がされた。この湾曲部52は、腿掛けベルト50に備えられてもよい。腿掛けベルト50が湾曲部52を備えたハーネス型安全帯2では、第一縫合部26a、第二縫合部26b、第三縫合部28a、第四縫合部28b及びD環止め8を頂点とする五角形の空間に腿掛けベルト50が入り込むことが抑制される。このハーネス型安全帯2では、腿掛けベルト50が絡まったり捻れたりすることが抑制される。ここでは、一対の肩掛けベルト48が湾曲部52を備えたハーネス型安全帯2について、説明がされた。一対の肩掛けベルト48及び一対の腿掛けベルト50のいずれか一箇所が湾曲部52を備えてもよい。
図6は、本発明の他の実施形態に係るハーネス型安全帯62の肩掛けベルト64の断面斜視図である。ここでは、図1のハーネス型安全帯2と異なる部分について説明がされる。ハーネス型安全帯62とハーネス型安全帯2とで同じ構成については、その説明が省略される。この肩掛けベルト64は、ベルト本体66と湾曲部としてのコーティング68を備えている。このコーティング68が、ベルト本体66にコーティングされている。このコーティング68がベルトの長手方向に湾曲している。肩掛けベルト64は、ベルトの長手方向に湾曲させられている。
これにより、ハーネス型安全帯62の肩掛けベルト64の判別が容易である。このハーネス型安全帯62の前後方向、上下方向及び裏表が容易に判別できる。このコーティング68は、外力に対し変形し、外力が除かれれば元の湾曲形状に復元される弾性を備えていればよい。このコーティング68の材料としては、樹脂が挙げられる。例えば、ポリアミド、ポリカーボネート及びアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂が挙げられる。
図7は、本発明の更に他の実施形態に係るハーネス型安全帯72の肩掛けベルト74の断面斜視図である。この肩掛けベルト74は、ベルト本体76及び湾曲部としての形状保持具78を備えている。この形状保持具78は、形板80及び一対の着脱部82を備えている。形板80は、弾性体であり長尺の板状である。形板80は、長手方向に湾曲している。この形板80の材料としては、ばね鋼(SUP)、硬鋼線(SW)、ピアノ線(SWP)及び形状記憶合金が挙げられる。この形板80の材料は、前述のハーネス型安全帯62と同様に樹脂であってよい。形板80の材料は、外力に対し変形し、外力が除かれれば元の湾曲形状に復元される弾性を備えていればよい。
着脱部82は、形板80の長手方向に伸びる一対の端に沿って取り付けられている。着脱部82の一端は形板80に取り付けられている。着脱部82の他端には図示しない面ファスナーが取り付けられている。一方の着脱部82の他端には、面ファスナーのループテープが取り付けられている。他方の着脱部82の他端には、フックテープが取り付けられている。
形板80は、肩掛けベルト74のベルト本体76に沿って配置されている。一対の着脱部82及び形板80により、ベルト本体76が囲われている。一方の着脱部82のループテープと他方の着脱部82のフックテープとが接着される。これにより、形板80は、ベルト本体76に一体に固定されている。この形板80は長手方向に湾曲している。これにより、肩掛けベルト74が長手方向に湾曲させられる。また、この着脱部82の面ファスナーを剥がすことで、形状保持具78を外すことができる。この形状保持具78は、面ファスナーにより再びハーネス型安全帯72に取り付けることができる。この形状保持具78は、他のハーネス型安全帯に取り付けることもできる。
この形状保持具78は、従来から使用されているハーネス型安全帯に取付ることができる。この形状保持具78は、ハーネス型安全帯の他の部位のベルトに取り付けることできる。この形状保持具78を取り付けることで、本発明に係るハーネス型安全帯72と同様に、前後方向、上下方向及び裏表が容易に判別できる。ハーネス型安全帯が迅速に装着される。
本発明は、ハーネス型安全帯に適用されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係るハーネス型安全帯が示された正面図である。 図2は、図1のハーネス型安全帯の肩掛けベルトの断面斜視図である。 図3は、図2の肩掛けベルトに取り付けられたワイヤー芯の外観図である。 図4は、図1のハーネス型安全帯の使用状態が示された背面図である。 図5は、図1のハーネス型安全帯の使用状態が示された側面図である。 図6は、本発明の他の実施形態に係るハーネス型安全帯の肩掛けベルトの断面斜視図である。 図7は、本発明の更に他の実施形態に係るハーネス型安全帯の肩掛けベルトの断面斜視図である。
符号の説明
2・・・ハーネス型安全帯
4、4a、4b・・・主ベルト
6・・・尻当てベルト
8・・・D環止め
10・・・連結ベルト
12・・・胸ベルト
16・・・バックル
18・・・調節スライド
20・・・面ファスナー
22、22a、22b・・・上端
24、24a、24b・・・下端
26a、26b・・・縫合部
28a、28b・・・縫合部
29・・・D環
30・・・ベルト本体
31・・・環
32・・・第一ベルト
34・・・第二ベルト
36・・・バックル
38・・・調節スライド
40・・・ソケット
42・・・タングプレート
44・・・環
45・・・タングプレート
46・・・フックテープ
47・・・ループテープ
48・・・肩掛けベルト
50・・・腿掛けベルト
52・・・湾曲部
54・・・ワイヤー芯
56・・・カバー
57・・・ワイヤー
58・・・キャップ
62・・・ハーネス型安全帯
64・・・肩掛けベルト
66・・・ベルト本体
68・・・コーティング
72・・・ハーネス型安全帯
74・・・肩掛けベルト
76・・・ベルト本体
78・・・形状保持具
80・・・形板
82・・・着脱部

Claims (5)

  1. 一対の肩掛けベルト及び一対の腿掛けベルトを備えており、
    この肩掛けベルトが湾曲部を備えており、
    この湾曲部がベルト本体の長手方向における湾曲形状を保持しており、
    この湾曲部が形板及び着脱部を備えており、
    この形板が長手方向における湾曲形状を保持しており、
    この形板が着脱部によりベルト本体に着脱可能にされており、
    この湾曲形状の曲率半径が前後方向で異なっているハーネス型安全帯。
  2. 胸部に沿う前方部分の上記曲率半径が肩に沿う上方の後方部分の上記曲率半径より大きくされている請求項1に記載のハーネス型安全帯。
  3. 一対の肩掛けベルト及び一対の腿掛けベルトを備えており、
    この腿掛けベルトが湾曲部を備えており、
    この湾曲部がベルト本体の長手方向における湾曲形状を保持しており、
    この湾曲部が形板及び着脱部を備えており、
    この形板が長手方向における湾曲形状を保持しており、
    この形板が着脱部によりベルト本体に着脱可能にされているハーネス型安全帯。
  4. 形板及び着脱部を備えており、
    この形板が長手方向における湾曲形状を保持しており、
    この形板が着脱部によりハーネス型安全帯のベルト本体に着脱可能にされており、
    肩掛けベルトに着脱され、この湾曲形状の曲率半径が前後方向で異なっている形状保持具。
  5. 形板及び着脱部を備えており、
    この形板が長手方向における湾曲形状を保持しており、
    この形板が着脱部によりハーネス型安全帯のベルト本体に着脱可能にされており、
    腿掛けベルトに着脱される形状保持具。
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