JPH11332992A - カテーテル保持具 - Google Patents

カテーテル保持具

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JPH11332992A
JPH11332992A JP10147847A JP14784798A JPH11332992A JP H11332992 A JPH11332992 A JP H11332992A JP 10147847 A JP10147847 A JP 10147847A JP 14784798 A JP14784798 A JP 14784798A JP H11332992 A JPH11332992 A JP H11332992A
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catheter
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tube
balloon
holder
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JP10147847A
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English (en)
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Akira Sekido
章 関戸
Shinichi Miyata
伸一 宮田
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Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/002Packages specially adapted therefor ; catheter kit packages

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カテーテルを保管および/または搬送する際
に、カテーテルチューブがばらけることなく、しかも軽
量で取り扱いやすく、使用後にゴミとなる部分が少ない
カテーテル保持具を提供すること。 【解決手段】 カテーテルチューブ6と操作部8とを少
なくとも有するカテーテル2を保管および/または搬送
するために用いられるカテーテル保持具50であって、
略中央に位置する保持中心部52と、保持中心部52か
ら実質的に半径方向の外側に伸びる少なくとも2以上の
保持腕部54〜56とを有し、保持腕部54〜56に
は、カテーテルチューブ6を保護する保護鞘チューブ8
0を渦巻き状に巻き回した場合に、保護鞘チューブ80
の軸方向一部を着脱自在に保持する保持溝66が形成し
てあり、複数の保持腕部54〜56の少なくとも一つに
は、操作部8を着脱自在に保持する操作部用仮止め部5
8が一体に成形してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カテーテルチュー
ブと操作部とを少なくとも有するカテーテルを保管およ
び/または搬送するために用いられるカテーテル保持具
に係り、さらに詳しくは、カテーテルを保管および/ま
たは搬送する際に、カテーテルチューブがばらけること
なく、しかも軽量で取り扱いやすく、使用後にゴミとな
る部分が少ないカテーテル保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医療技術は、低侵襲治療に向かう
傾向にある。たとえば冠状動脈の狭窄は、以前の冠状動
脈バイパス手術に代わって、血管拡張用バルーンカテー
テルによって処置されることが多くなってきている。こ
の治療方法は、経済的な利点と共に、患者の負担を大き
く軽減するために、ますます適用範囲を拡大している。
それと共に、さらに高効率で簡単な冠状動脈の狭窄拡張
に用いるバルーンカテーテルの構造が求められている。
【0003】また、血管拡張用バルーンカテーテル以外
にも、たとえばIABP(大動脈内バルーンポンピン
グ)用バルーンカテーテル、TD(熱稀釈法)用バルー
ンカテーテル、TPN(完全静脈栄養法用輸液注入ライ
ン)用バルーンカテーテル、TPC(一時ペーシングカ
テーテル)用バルーンカテーテルなど、各種の治療また
は検査において、各種のカテーテルが使用されている。
【0004】このようなカテーテルでは、カテーテルチ
ューブの近位端部に、操作部が具備してある。カテーテ
ルチューブは、患者の血管内などに挿入されることか
ら、その外径は、必要最小限に小さく構成してあり、患
者の負担を軽減している。このカテーテルチューブの近
位端部に具備してある操作部は、患者の体外に配置さ
れ、操作者は、この操作部を操作して、カテーテルによ
る治療または検査を行う。
【0005】このようなカテーテルは、その使用前に
は、塩化ビニル樹脂製のトレー上に配置され包装袋によ
り包装された状態で、保管または搬送される。使用前の
カテーテルが汚染されることを防止するため、カテーテ
ルは、その使用直前において、手術室または検査室の内
部で、包装袋およびトレーから取り出されて使用され
る。一旦使用したカテーテルは、トレーを含む包装部材
と共に、廃棄処分となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の塩化ビニル樹脂
製のトレーには、細長いカテーテルが包装袋の内部でば
らけることを防止するために、カテーテルを保持するた
めの溝がカテーテルの全長に相当する長さで形成してあ
る。したがって、その分だけ、トレーを大きく成形する
必要があった。カテーテルを保持するトレーが大きい
と、その分重くなると共に、取り扱いにくいと言う課題
を有する。種々の器具や装置が具備してある手術室や検
査室の内部では、カテーテルを保持しているトレーが大
きいと、その取り扱いが不便である。しかも、一旦使用
したカテーテルは、トレーと共に廃棄処分となるため、
トレーが大きいと、手術室や検査室の内部のゴミ箱に入
りきらず、廃棄処分が煩雑である。また、病院内でのゴ
ミは、衛生のために、焼却処分されることから、ゴミと
なる部材の使用を可能な限り低減したいという要請があ
る。
【0007】本発明は、このような実状に鑑みてなさ
れ、カテーテルを保管および/または搬送する際に、カ
テーテルチューブがばらけることなく、しかも軽量で取
り扱いやすく、使用後にゴミとなる部分が少ないカテー
テル保持具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るカテーテル保持具は、カテーテルチュ
ーブと操作部とを少なくとも有するカテーテルを保管お
よび/または搬送するために用いられるカテーテル保持
具であって、略中央に位置する保持中心部と、前記保持
中心部から実質的に半径方向の外側に伸びる少なくとも
2以上の保持腕部とを有し、前記保持腕部には、前記カ
テーテルチューブを渦巻き状に巻き回した場合に、当該
カテーテルチューブ(カテーテルチューブが保護鞘チュ
ーブ内に収容してある場合には、保護鞘チューブも含
む)の軸方向一部を着脱自在に保持する保持溝が形成し
てあり、前記複数の保持腕部の少なくとも一つには、前
記操作部を着脱自在に保持する操作部用仮止め部が一体
に成形してある。
【0009】前記保持中心部の形状は、特に限定され
ず、平板形状、円盤形状、楕円板形状、円形リング形
状、楕円リング形状、多角リング形状などを例示するこ
とができる。保持中心部の裏面には、別のカテーテル保
持具の保持中心部の上部が着脱自在に嵌合するスタック
用凹所が形成してあることが好ましい。このスタック用
凹所に別のカテーテル保持具の保持中心部の上部を着脱
自在に嵌合させることで、カテーテル保持具の積み重ね
保管が可能になる。
【0010】前記保持腕部の形状は、特に限定されず、
平板形状、ロッド形状などを例示することができる。保
持腕部は、前記保持中心部から実質的に半径方向の外側
に伸びるものであれば、必ずしも半径方向に沿って直線
状に伸びる必要はなく、たとえば渦巻き状などの曲線状
に伸びるものでも良い。
【0011】前記操作部用仮止め部の形状は、特に限定
されないが、平板形状であることが好ましい。この操作
部用仮止め部は、2以上の保持腕部の外側端部を連結す
る扇型平板であっても良い。操作部用仮止め部には、カ
テーテルの操作部を着脱自在に保持する仮止め用凹所ま
たは凸部が形成してあることが好ましい。
【0012】本発明において、保持溝は、保持腕部に一
体に成形してある係合凸部間に形成してあることが好ま
しい。係合凸部の頂部には、カテーテルチューブの抜け
を防止するフック部が形成してあることが好ましい。
【0013】本発明において、カテーテルのカテーテル
チューブは、保護用鞘チューブの内部に収容してあり、
保護用鞘チューブが前記保持腕部の保持溝に対して着脱
自在に保持してあることが好ましい。
【0014】本発明において、前記保持中心部、保持腕
部および操作部用仮止め部は、合成樹脂により一体に成
形してあることが好ましい。
【0015】
【作用】本発明に係るカテーテル保持具は、必要に応じ
て、カテーテルを保持した状態で、たとえば包装袋の内
部に収容される。本発明に係るカテーテル保持具では、
カテーテルチューブ(カテーテルチューブが保護鞘チュ
ーブ内に収容してある場合には、保護鞘チューブも含
む)の軸方向一部が、保持腕部に形成してある保持溝に
対して着脱自在に保持されるので、包装袋の内部でカテ
ーテルがばらけることがない。
【0016】しかも、本発明に係るカテーテル保持具
は、保持中心部、保持腕部および操作部用仮止め部とか
ら成り、必要最小限の部材で構成してあるため、軽量で
あり、取り扱いやすい。また、手術室や検査室の内部に
おいて、本発明に係るカテーテル保持具は、従来のトレ
ーに比べて置き場所スペースを小さくすることができ、
この点でも使いやすい。さらに、本発明に係るカテーテ
ル保持具は、必要最小限の部材で構成してあるため、ゴ
ミとなり焼却処分される部材の量を低減することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図面に示す実施
形態に基づき説明する。
【0018】図1(A)は本発明の1実施形態に係るカ
テーテル保持具の斜視図、同図(B)は同図(A)のIB
−IB線に沿う断面図、図2はカテーテル保持具を積み重
ねた状態を示す斜視図、図3はカテーテル保持具の使用
状態を示す平面図、図4は図3のIV−IV線に沿う要部拡
大断面図、図5はバルーンカテーテルの要部断面図、図
6はバルーンカテーテルの使用状態を示す概略図、図7
(A)〜(C)はバルーンカテーテルの使用状態を示す
要部断面図、図8は本発明の他の実施形態に係るカテー
テル保持具の使用状態を示す平面図、図9は同カテーテ
ル保持具の要部斜視図、図10は同カテーテル保持具を
積み重ねる前の状態を示す斜視図である。
【0019】第1実施形態 図1〜4に示す本発明の1実施形態に係るカテーテル保
持具50について説明する前に、本実施形態に係るバル
ーンカテーテルの全体構成について説明する。
【0020】図5に示すように、本実施形態のバルーン
カテーテル2は、たとえば経皮的冠動脈形成術(PTC
A)、四肢等の血管の拡張術、上部尿管の拡張術、腎血
管拡張術などの方法に用いられ、血管あるいはその他の
体腔に形成された狭窄部を拡張するために用いられるバ
ルーンカテーテルである。
【0021】このバルーンカテーテル2は、バルーン部
4と、カテーテルチューブ6と、操作部8とを有する。
カテーテルチューブ6は、内チューブ10と外チューブ
11とからなる二重チューブ構造となっており、内チュ
ーブ10と外チューブ11との間の隙間に第1ルーメン
12が形成してあり、内チューブ10の内部に、バルー
ン部4の内部およびカテーテルチューブ6の第1ルーメ
ン12とは連通しない第2ルーメン14が形成してあ
る。
【0022】カテーテルチューブ6の内部に形成された
第1ルーメン12を通じて、バルーン部4のバルーン膜
22内に、圧力流体が導入または導出され、バルーン膜
22が拡張または収縮するようになっている。バルーン
膜22の近位端部5と外チューブ11の遠位端部との接
合は熱融着あるいは紫外線硬化樹脂などの接着剤による
接着により行われる。
【0023】内チューブ10の遠位端は外チューブ11
の遠位端より遠方へ突き出ている。内チューブ10はバ
ルーン膜22および外チューブ11の内部を軸方向に挿
通してある。内チューブ10の遠位端部は、バルーン膜
22の遠位端部7と接合してある。これらの接合は、熱
融着あるいは紫外線硬化樹脂などの接着剤による接着に
より行われる。内チューブ10の近位端は後述する操作
部8に形成してある第1ポート16に連通するようにな
っている。内チューブ10の第2ルーメン14内には、
後述するガイドワイヤ42が挿通可能になっている。
【0024】内チューブ10は、たとえばポリウレタ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、
フッ素樹脂、ポリアミド、ポリイミド等の合成樹脂チュ
ーブ、あるいは金属スプリング補強チューブ、ステンレ
ス細管等で構成される。なお補強材として、ステンレス
線、ニッケル・チタン合金線などが用いられることもあ
る。内チューブ10の内径は、ガイドワイヤを挿通でき
る径であれば特に限定されず、たとえば0.15〜1.
5mm、好ましくは0.5〜1mmである。この内チューブ
10の肉厚は、0.1〜0.4mmが好ましい。内チュー
ブ10の全長は、血管内に挿入されるバルーンカテーテ
ル2の軸方向長さなどに応じて決定され、特に限定され
ないが、たとえば500〜1200mm、好ましくは70
0〜1000mm程度である。
【0025】二重カテーテルチューブ6の外チューブ1
1は、ある程度の可撓性を有する材質で構成されること
が好ましく、たとえばポリエチレン、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共
重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニ
ル(PVC)、ポリフッ化ビニリデン、架橋型エチレン
−酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン、ポリアミド、ポ
リアミドエラストマー、ポリイミド、ポリイミドエラス
トマー、シリコーンゴム、天然ゴムなどが使用でき、好
ましくは、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリアミド、
ポリイミドで構成される。
【0026】二重カテーテルチューブ6の外チューブ1
1の外径は、軸方向均一に0.6〜1.2mmでも良い
が、バルーン膜22との接続部近傍では、0.6〜1.
0mm程度とし、操作部8側では、0.8〜1.2mm程度
とし、外径を軸方向で断続的あるいは連続的に変化させ
ても良い。外チューブ11の長さは、好ましくは300
〜800mm程度である。
【0027】バルーン部4は、両端部が縮径されたテー
パ部24,26を持つ筒状のバルーン膜22で構成さ
れ、その膜厚は、特に限定されないが、5〜500μ
m、血管拡張用として用いる場合には、好ましくは10
〜60μmである。バルーン部4は、筒状であれば、特
に限定されず、円筒または多角筒形状でも良い。また、
膨張時のバルーン部4の外径は、血管の内径などの因子
によって決定され、通常1.5〜10.0mm程度、好
ましくは、2〜5mmが好ましい。このバルーン部4の
軸方向長さは、血管内狭窄部の大きさなどの因子によっ
て決定され、特に限定されないが、15〜50mm、好
ましくは20〜40mmである。
【0028】バルーン部4のバルーン膜22を構成する
材質は、ある程度の可撓性を有する材質であることが好
ましく、たとえばポリエチレン、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合
体等のエチレンと他のα−オレフィンとの共重合体、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル(PV
C)、架橋型エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリウレ
タン、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリイミ
ド、ポリイミドエラストマー、シリコーンゴム、ラテッ
クスゴムなどが使用でき、好ましくは、ポリエチレン、
ポリエチレンテレフタレート、ポリアミドである。
【0029】拡張する前のバルーン膜22は、カテーテ
ルチューブ6の内チューブ10の周囲に折り畳まれて巻
き付けられ、外チューブ11の外径と同等以下になって
いる。
【0030】二重カテーテルチューブ6の近位端には患
者の体外に設置される操作部8が連結してある。操作部
8はカテーテルチューブ6と別体に成形され、熱融着あ
るいは接着などの手段で固着される。操作部8には、カ
テーテルチューブ6と略同一軸芯の第1ポートが16が
形成してある。また、操作部8には、第1ポートの軸芯
に対して、所定角度で交差する軸芯を持つ第2ポート1
8が形成してある。
【0031】カテーテルチューブ6の内チューブ10の
近位端は、操作部8の内部において、外チューブ11の
近位端よりもさらに近位端側に突出し、第2ルーメン1
4のみが第1ポート16に連通するように操作部8の内
部に接続固定してある。また、外チューブ11の近位端
は、操作部8の内部において、内チューブ10の近位端
よりも遠位端側に引っ込んだ位置で操作部8の内部に接
続固定してあり、第1ルーメン12のみが第2ポート1
8に連通するようになっている。
【0032】第1ポート16には、図6および7に示す
ガイドワイヤ42などが通されるようになっている。ま
た、第2ポート18には、バルーン部4の内部にバルー
ン膜拡張用の圧力流体を送り込むための装置が接続され
る。導入される圧力流体としては、特に限定されない
が、たとえば放射線不透過性色素と塩類との50/50
混合水溶液などが用いられる。放射線不透過性色素を含
ませるのは、バルーンカテーテル2の使用時に、放射線
を用いてバルーン4およびカテーテルチューブ6の位置
を造影するためである。バルーン4を膨らますための圧
力流体の圧力は、特に限定されないが、絶対圧で5〜2
0気圧、好ましくは、6〜15気圧程度である。
【0033】第1ポート16および第2ポートが成形さ
れた操作部8は、たとえばポリカーボネート、ポリアミ
ド、ポリサルホン、ポリアクリレート、メタクリレート
−ブチレン−スチレン共重合体などの熱可塑性樹脂で形
成される。
【0034】次に、図5に示す本実施形態のバルーンカ
テーテル2を体腔拡張用バルーンカテーテルとして用い
て、PTCA治療を行う方法について説明する。
【0035】まず、バルーンカテーテル2内の空気をで
きる限り除去する。そこで、操作部8の第1ポート16
から第2ルーメン14に生理食塩水などの液体を入れ、
第1ルーメン14内の空気を置換する。また、操作部8
の第2ポート18にはシリンジなどの吸引・注入手段を
取り付け、シリンジ内に血液造影剤(たとえばヨウ素含
有)などの液体を入れ、吸引および注入を繰り返し、第
1ルーメン12およびバルーン膜22内の空気を液体と
置換する。
【0036】バルーンカテーテル2を動脈血管内に挿入
するには、まず、セルジンガー法などにより、血管内に
ガイドカテーテル用ガイドワイヤ(図示せず)をその先
端がたとえば図6に示す心臓38の近くまで届くように
挿入する。その後、ガイドカテーテル用ガイドワイヤに
沿ってガイドカテーテル32を動脈血管34内に挿入
し、その先端を狭窄部36を有する心臓の冠動脈入口4
0に位置させる。なお、狭窄部36は、たとえば血栓ま
たは動脈硬化などにより形成される。血管への挿入時に
は、バルーン膜22は、収縮されて内チューブ10の回
りに巻回してある。
【0037】次に、ガイドカテーテル用ガイドワイヤの
みを抜き取り、図6に示すように、ガイドカテーテル用
ガイドワイヤよりも細いバルーンカテーテル用ガイドワ
イヤ42をガイドカテーテル32に沿って挿入し、その
先端を狭窄部36を通過する位置まで差し込む。
【0038】その後、ガイドワイヤ42の近位端を図5
に示すバルーンカテーテル2の開口端20に差し込み、
内チューブ10の第2ルーメン14内に通し、バルーン
膜22が折り畳まれた状態で、バルーンカテーテル2を
ガイドカテーテル32内に通す。そして、バルーンカテ
ーテル2のバルーン膜22を、図6および図7(A)に
示すように、狭窄部36の手前まで差し込む。あるいは
ガイドカテーテル32からガイドカテーテル用ガイドワ
イヤを抜きとった後、操作部8の第1ポート16より内
チューブ10の第2ルーメン14内にガイドワイヤ42
を挿通したバルーンカテーテル2をガイドカテーテル3
2の近位端部より挿入して、バルーン膜22を冠動脈内
に導き、ガイドワイヤ42の先端を狭窄部36を通過す
る位置まで差し込んでもよい。
【0039】その後、図7(A)に示すように、バルー
ンカテーテル2の最先端に形成されたバルーン膜22の
遠位端をガイドワイヤ42に沿って、狭窄部36間に差
し込む。
【0040】次に、図7(B),(C)に示すように、
バルーン膜22の位置をX線透視装置などで観察しなが
ら、狭窄部36の中央部にバルーン膜22を正確に位置
させる。その位置でバルーン膜22を膨らますことによ
り血管34の狭窄部36を広げ、良好な治療を行うこと
ができる。なお、バルーン膜22を膨らますには、図5
に示す第2ポート18から第1ルーメン12を通して、
バルーン膜22に造影剤などの液体を注入することによ
り行う。バルーン膜22が最大限に拡張した状態を図7
(C)に示す。
【0041】この拡張時間は、特に限定されないが、た
とえば約1分間程度である。その後、迅速にバルーン膜
22から液体を抜いてバルーン膜22を収縮させ、拡張
された狭窄部36の末梢側の血流を確保する。バルーン
膜22の拡張は、通常は、同一狭窄部36に対して一回
であるが、狭窄部36の条件によっては複数回でも良
い。
【0042】図1〜4に示す本実施形態に係るカテーテ
ル保持具50は、上述したように使用されるバルーンカ
テーテル2の使用前に、このカテーテル2を保管および
/または搬送するために用いられる。以下、詳細に説明
する。
【0043】図1に示すように、本実施形態に係るカテ
ーテル保持具50は、略中央に位置する略円盤形状の保
持中心部52を有する。この保持中心部52の表面に
は、このカテーテル保持具50により保持される予定の
バルーンカテーテル2の種類やバルーンサイズなどの情
報が印刷などの手段により表示してあっても良い。
【0044】この保持中心部52には、当該保持中心部
52から半径方向に沿って外側に直線状に伸びる3つの
平板状保持腕部54〜56が一体に成形してある。これ
ら3つの保持腕部54〜56は、本実施形態では、保持
中心部52を中心として、その周囲に略均等な角度(約
120度)で配置してある。本実施形態では、3つの保
持腕部54〜56の内の二つの保持腕部55および56
の外側端部を連結する扇板形状の操作部用仮止め部58
が一体に成形してある。
【0045】図1(B)に示すように、円盤状保持中心
部52の裏面には、外側に広がるテーパ状のフランジ片
60が一体に成形してあり、フランジ片60の内側にス
タック用凹所62が形成してある。このように保持中心
部52の裏面にスタック用凹所62を形成することで、
図2に示すように、1のカテーテル保持具50のスタッ
ク用凹所62に別のカテーテル保持具50の保持中心部
52の上部を着脱自在に嵌合させることができる。その
結果、カテーテル保持具50を積み重ねて保管または搬
送することができる。
【0046】円盤状保持中心部52の外径D(図1
(B)参照)は、特に限定されないが、好ましくは10
〜150mm、さらに好ましくは30〜70mmであ
る。外径Dが大きすぎると、保持具50の軽量化に反
し、小さすぎると、強度が不十分になる傾向にある。ま
た、フランジ60の高さHは、特に限定されないが、好
ましくは1〜20mm、さらに好ましくは3〜7mmで
ある。高さHが小さすぎると、強度が不十分になる傾向
にあり、大きすぎると、保持具全体の厚みが大きくな
り、保持具のコンパクト化の要請に反する。
【0047】平板状保持腕部54〜56の幅Wは、特に
限定されないが、好ましくは5〜30mm、さらに好ま
しくは10〜20mmである。また、平板状保持腕部5
4〜56の厚みTは、特に限定されないが、好ましくは
1〜20mm、さらに好ましくは3〜7mmである。こ
の幅Wまたは厚みTが大きすぎると、保持具50の軽量
化の要請に反し、小さすぎると、強度が不十分になる傾
向にある。さらに、これらの平板状腕部54〜56の突
出長さLは、特に限定されないが、好ましくは50〜1
50mm、さらに好ましくは70〜120mmである。
この長さLが長すぎると、保持具50のコンパクト化の
要請に反し、短すぎると、図3および4に示すバルーン
カテーテル2のカテーテルチューブ6を収容している保
護鞘チューブ80の巻き数が多くなる傾向にある。
【0048】これらの保持腕部54〜56の外側端部の
上表面には、図4に示すように、4列の係合凸部64が
略平行に一体成形してあり、これらの係合凸部64の間
に、三列の保持溝66が形成してある。係合凸部64の
頂部には、カテーテルチューブ6を保護する保護鞘チュ
ーブ80の抜けを防止するためのフック部68が形成し
てある。フック部68は、図4に示すように、中間に位
置する係合凸部64の頂部には、両側に形成してあり、
両端に位置する係合凸部の頂部には、保持溝66側の片
側のみに形成してある。フック部68は、図4に示すよ
うに、断面が鈎形となっており、しかも、図4中の上か
ら保護鞘チューブ80を押し込むことで、係合凸部64
が弾性変形し、各保持溝66内に保護鞘チューブ80が
入り込み易い形状になっている。
【0049】図4に示すように、保持溝66の幅W1
は、保護鞘チューブ80の外径よりも大きい幅であり、
フック部68間の幅W2は、保護鞘チューブ80の外径
よりも小さい幅である。このため、保護鞘チューブ80
を保持溝66内に押し込んだ後は、外力を加えない限り
は、保護鞘チューブ80は、保持溝66から抜けないよ
うになっている。
【0050】なお、保護鞘チューブ80は、図5に示す
バルーンカテーテル2の使用前の状態において、折り畳
まれて小さくなったバルーン部4およびカテーテルチュ
ーブ6を汚れなどから保護するためのチューブであり、
操作部8以外の部分を覆うチューブである。保護鞘チュ
ーブ80の内部には、生理食塩水などの保護液が充填し
てあり、バルーンカテーテル2のバルーン部4およびカ
テーテルチューブ6を、汚れや埃から保護していると共
に、バルーンカテーテルの使用時に血栓を防止する作用
もある。
【0051】図4に示すように、係合凸部64の厚みT
1は、保持腕部54〜56の厚みTと略同一である。フ
ック部68を有する係合凸部64の間に保持溝66を、
保持腕部54〜56と一体成形するために、保持腕部5
4〜56の外側端部には、型抜き孔70が保持溝66に
対応して形成してある。
【0052】図1および2に示すように、扇板状の操作
部用仮止め部58は、二つの保持腕部55および56と
一体に成形してあり、保持腕部55および56と略同じ
厚みTを有する。この操作部用仮止め部58には、仮止
め用凹所72が形成してある。この仮止め用凹所72
は、扇板状の操作部用仮止め部58を貫通する孔であ
り、この孔に対して、図3に示すように、バルーンカテ
ーテル2の操作部8が着脱自在に嵌合するようになって
いる。
【0053】本実施形態では、保持中心部52と、保持
溝66が形成してある保持腕部54〜56と、仮止め用
凹所72が形成してある操作部用仮止め部58とから構
成されるカテーテル保持具50は、射出成形などにより
一体に成形可能である。カテーテル保持具50を構成す
る合成樹脂としては、特に限定されないが、好ましくは
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリカ
ーボネート、ABS樹脂、フッ素樹脂、ポリテトラフル
オロエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミ
ド、ポリアミドエラストマー、ポリエステル、ポリエス
テルエラストマーなどが例示される。
【0054】図3に示すように、バルーンカテーテル2
のカテーテルチューブ6およびバルーン部4の外周を覆
っている保護鞘チューブ80は、渦巻き状に巻き回しさ
れ、その軸方向一部が、所定位置で、保持腕部54〜5
6と交差し、それらの位置で、保持溝66内に嵌合して
保持される。また、バルーンカテーテル2の操作部8
は、図1に示す仮止め用凹所72に対して仮止めされ
る。
【0055】本実施形態に係るカテーテル保持具50
は、上述したようにバルーンカテーテル2を保持した状
態で、必要に応じて、たとえば包装袋の内部に収容され
る。本実施形態に係るカテーテル保持具50では、保護
鞘チューブ80の軸方向一部が、保持腕部54〜56に
形成してある保持溝66に対して着脱自在に保持される
ので、包装袋の内部でバルーンカテーテル2がばらける
ことがない。
【0056】本実施形態に係るカテーテル保持具50
は、保持中心部52と、保持腕部54〜56と操作部用
仮止め部58とから成り、必要最小限の部材で構成して
あるため、軽量であり、取り扱いやすい。また、手術室
や検査室の内部において、本実施形態に係るカテーテル
保持具50は、従来のトレーに比べて置き場所スペース
を小さくすることができ、この点でも使いやすい。さら
に、本実施形態に係るカテーテル保持具50は、必要最
小限の部材で構成してあるため、ゴミとなり焼却処分さ
れる部材の量を低減することができる。なお、操作部用
仮止め部58には、必要に応じて付属品として、フラッ
シュ用ニードル等が収容できる凹所を形成することがあ
る。
【0057】第2実施形態 図8〜10に示すように、本実施形態に係るカテーテル
保持具50aは、前記第1実施形態に係るカテーテル保
持具50の変形例であり、以下の説明では、前記実施形
態と異なる部分について主として説明する。
【0058】本実施形態のカテーテル保持具50aは、
略中央に位置する略円形リング状の保持中心部52aを
有する。この保持中心部52aには、このカテーテル保
持具50aにより保持される予定のバルーンカテーテル
2の種類やバルーンサイズなどの情報が印刷などの手段
により表示してある円盤状銘板90が着脱自在に装着さ
れる。円盤状銘板90は、保持具50aにより保持され
るバルーンカテーテルの種類やサイズなどに応じて、リ
ング状の保持中心部52aに対して容易に交換可能とな
っている。
【0059】この保持中心部52aには、当該保持中心
部52aから半径方向に沿って外側に直線状に伸びる3
つのロッド状保持腕部54a〜56aが一体に成形して
ある。これら3つのロッド状保持腕部54a〜56a
は、本実施形態では、保持中心部52aを中心として、
その周囲に略均等な角度(約120度)で配置してあ
る。本実施形態では、3つの保持腕部54a〜56aの
内の単一の保持腕部56aの外側端部に、円盤状の操作
部用仮止め部58aが一体に成形してある。
【0060】図10に示すように、リング状保持中心部
52aの裏面には、外側に広がるテーパ状のフランジ片
60aが一体に成形してあり、フランジ片60aの内側
にスタック用凹所62aが形成してある。このように保
持中心部52aの裏面にスタック用凹所62aを形成す
ることで、図10に示すように、1のカテーテル保持具
50aのスタック用凹所62aに別のカテーテル保持具
50aの保持中心部52aの上部を着脱自在に嵌合させ
ることができる。その結果、カテーテル保持具50aを
積み重ねて保管または搬送することができる。
【0061】これらの保持腕部54a〜56aの外側端
部には、図9に示すように、4列の係合凸部64aが略
平行に一体成形してあり、これらの係合凸部64aの間
に、三列の保持溝66が形成してある。本実施形態で
は、これらの係合凸部64aの幅は、ロッド状保持腕部
54a〜56aの幅よりも広くなっている。係合凸部6
4aの頂部両側には、カテーテルチューブ6を保護する
保護鞘チューブ80の抜けを防止するためのフック部6
8aが形成してある。フック部68aは、図9に示すよ
うに、中間に位置する係合凸部64aの頂部には、両側
に形成してあり、両端に位置する係合凸部64aの頂部
には、保持溝66a側の片側のみに形成してある。フッ
ク部68aは、図9に示すように、断面が鈎形となって
おり、しかも、図9中の上から保護鞘チューブ80を押
し込むことで、係合凸部64aが弾性変形し、各保持溝
66a内に保護鞘チューブ80が入り込み易い形状にな
っている。
【0062】本実施形態では、操作部用仮止め部58a
には、仮止め用凸部72aが形成してある。これらの仮
止め用凸部72aに対して、図8に示すように、バルー
ンカテーテル2の操作部8が着脱自在に係合するように
なっている。
【0063】本実施形態に係るカテーテル保持具50a
でも、前記実施形態に係るカテーテル保持具50と同様
な作用を奏する。
【0064】その他の実施形態 なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるもので
はなく、本発明の範囲内で種々に改変することができ
る。
【0065】たとえば上述した実施形態では、3つの保
持腕部54〜56または54a〜56aを保持中心部5
2または52aの周囲に配置したが、必ずしも3つでは
なく、2つあるいは4以上であっても良い。ただし、保
持具の軽量化と保持の確実性のバランスからは、3つの
保持腕部が良い。また、保持腕部54〜56は、保持中
心部52または52aの周囲に必ずしも均等角度位置に
配置する必要はない。また、保持腕部54〜56または
54a〜56aは、必ずしも半径方向に沿って直線状に
伸びる必要はなく、曲線状に伸びていても良い。
【0066】さらに、上述した実施形態では、本発明に
係るカテーテル保持具により、血管拡張用バルーンカテ
ーテルを保持する場合について説明したが、本発明に係
るカテーテル保持具により保持されるカテーテルの種類
や用途は特に限定されない。たとえば本発明に係るカテ
ーテル保持具は、たとえばIABPバルーンカテーテ
ル、TDバルーンカテーテル、TPNバルーンカテーテ
ル、TCPバルーンカテーテルなど、各種のカテーテル
を保持するための保持具として好適に用いることができ
る。
【0067】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、カテーテルを保管および/または搬送する際に、カ
テーテルチューブがばらけることなく、しかも軽量で取
り扱いやすく、使用後にゴミとなる部分が少ないカテー
テル保持具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(A)は本発明の1実施形態に係るカテ
ーテル保持具の斜視図、同図(B)は同図(A)のIB−
IB線に沿う断面図である。
【図2】 図2はカテーテル保持具を積み重ねた状態を
示す斜視図である。
【図3】 図3はカテーテル保持具の使用状態を示す平
面図である。
【図4】 図4は図3のIV−IV線に沿う要部拡大断面図
である。
【図5】 図5はバルーンカテーテルの要部断面図であ
る。
【図6】 図6はバルーンカテーテルの使用状態を示す
概略図である。
【図7】 図7(A)〜(C)はバルーンカテーテルの
使用状態を示す要部断面図である。
【図8】 図8は本発明の他の実施形態に係るカテーテ
ル保持具の使用状態を示す平面図である。
【図9】 図9は同カテーテル保持具の要部斜視図であ
る。
【図10】 図10は同カテーテル保持具を積み重ねる
前の状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
2… バルーンカテーテル 4… バルーン部 6… カテーテルチューブ 8… 操作部 10… 内チューブ 11… 外チューブ 12… 第1ルーメン 14… 第2ルーメン 16… 第1ポート 18… 第2ポート 22… バルーン膜 50,50a… カテーテル保持具 52,52a… 保持中心部 54〜56,54a〜56a… 保持腕部 58,58a… 操作部用仮止め部 60,60a… フランジ片 62,62a… スタック用凹所 64,64a… 係合凸部 66,66a… 保持溝 68,68a… フック部 72… 仮止め用凹所 72a… 仮止め用凸部 80… 保護鞘チューブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カテーテルチューブと操作部とを少なく
    とも有するカテーテルを保管および/または搬送するた
    めに用いられるカテーテル保持具であって、 略中央に位置する保持中心部と、 前記保持中心部から実質的に半径方向の外側に伸びる少
    なくとも2以上の保持腕部とを有し、 前記保持腕部には、前記カテーテルチューブを渦巻き状
    に巻き回した場合に、当該カテーテルチューブの軸方向
    一部を着脱自在に保持する保持溝が形成してあり、 前記複数の保持腕部の少なくとも一つには、前記操作部
    を着脱自在に保持する操作部用仮止め部が一体に成形し
    てあるカテーテル保持具。
JP10147847A 1998-05-28 1998-05-28 カテーテル保持具 Pending JPH11332992A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002015970A1 (en) * 2000-08-23 2002-02-28 Boston Scientific Limited Catheter having a shaft keeper
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