JPH10503673A - 再使用できる近位体を有するカテーテル - Google Patents

再使用できる近位体を有するカテーテル

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JPH10503673A JP8503280A JP50328095A JPH10503673A JP H10503673 A JPH10503673 A JP H10503673A JP 8503280 A JP8503280 A JP 8503280A JP 50328095 A JP50328095 A JP 50328095A JP H10503673 A JPH10503673 A JP H10503673A
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パッサファロー,ジェイムズ
ウォーカー,ブレアー
アレン,トム
ペコアー,ロバート
ジャナセック,ヤロスラフ
ディアス,カルメン
シリマネ,ラクセン
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アドバンスト・カーディオバスキュラー・システムズ・インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 丈夫な再使用できる近位体と、取り外し可能な接続装置によって取り付けられた使い捨ての遠位体を含むカテーテルが提供される。上記再使用できる近位体は、ガラス、金属合金およびエンジニアリングプラスチックのような再殺菌できる材料から構成されている。一回の使用のために設計されている上記使い捨ての遠位体は、信頼性があるが高価でない材料から作られている。このカテーテルは膨張カテーテルであってもよく、一つまたは複数の内腔を有して、急速交換、バルーン・オン・ア・ワイヤ、オーバー・ザ・ワイヤのしくみを含む構造に製造されていてもよい。上記カテーテルおよび取り外しできる接続装置の単位構造は、医療の必要に応じて、構造および風船について迅速かつ簡単な変更を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】 再使用できる近位体を有するカテーテル発明の分野 この発明は、一般にメディカルカテーテルの分野に関し、より詳しくは、再使 用できる分離可能な部品を組み込んでいるカテーテルに関する。発明の背景 カテーテルは手術を行うことなく病気を診断したり治療したりするために提供 されており、したがって、種々の医学的処理のために広く使用されている。具合 が悪いことには、今日使用できる大多数のカテーテルは、全体として廃棄する単 一の装置として製造され、梱包されている。これらの従来のカテーテルは、病院 における滞在を短くし、かつ、手術に伴う面倒を減ずる点において、否定できな い利点を有するけれども、これらの器具を製造するために要求される正確でかつ 質的に高度な制御は生産コストを高くする。これらのことは、特に使い捨てカテ ーテルに関しては本当である。さらに、上記使い捨てカテーテルを使用すると、 生成する医療ごみの量を増大し、生成される梱包ごみの量を増大し、かつ、カテ ーテルの構造を特定の手術の条件に適合させる能力を減ずる傾向がある。 完全に使い捨てであるカテーテルの使用に伴うこれらおよび他の制限は、血管 の病気の治療のために使用されるカテーテルに特に生じる。この10年において 、血管形成術として知られている医療処置は、血管の狭窄を広げ、特に冠動脈の 狭窄を広げるための安全で効果的な方法として、広く受け入れられるようになっ た。今日までに実用化されている最も普通の血管形成術は、経皮トランスリミナ ル(transluminal)冠状血管形成術(PTCA)として知られている。 実際、全てのPTCAの形態においては、その遠位端に膨らませることができ る風船を有する膨張カテーテルが、その風船が心臓への不適切な血液の流れに応 答できる狭い狭窄を横切って配置されるまで、患者の動脈の中に導入されてその 動脈の中で動かされる。一般に、細いガイドワイヤがそのカテーテルを動かして 所定の位置に向けるために使用される。上記風船は、それから、プラグまたは狭 路を生じる他の障害物を動脈の中に配置するために、短い期間、通常数分以下の 間、膨らませられる。空気が抜かれたカテーテルは、狭窄部が開かれて、血液が もう一度適切に流れたとき、取り出される。このように、心臓切開手術に以前伴 っていた非常な危険と複雑さと対照的に、PTCAは拡張カテーテルが挿入され 、操作される小さな血管の切開だけを使用して、閉鎖された冠状動脈を広げるた めに使用される。 種々の異なるタイプの完全な使い捨て膨張カテーテルが現在使用されており、 ガイドワイヤとのそれらの相互作用に基づいて一般に分類されている。1つの一 般的な膨張カテーテルの構成としては、「固定ワイヤ」、すなわち、一体化された「 ワイヤ付き風船」(ballon-on-a-wire)膨張カテーテルが知られている。一般に、 これらの一つの内腔カテーテルは、拡張内腔内に配置されると共に、膨張風船の 遠位端に固定された比較的小さな直径のガイドワイヤを使用する。このしくみは 極めて狭い障害を通過でき、かつ、曲がりくねった血管路を通行できる低い外形 のアッセンブリを製造することを可能にする。より最近のワイヤ付き風船のしく みは、ガイドワイヤを狭窄部のところに残しておきながら、カテーテルを取り去 ることを可能にする。 もう1つのよく知られたタイプの拡張カテーテルとしては、オーバー・ザ・ワイ ヤ(over-the-wire)風船カテーテルが知られている。この複式内腔装置は、典型 的には、膨張した風船を所定の位置に配置するのを助けるために、血管造影法の 視覚性染料の注入とガイドワイヤの通行のために比較的大きな内腔を使用する。 第2の平行な内腔は上記風船を膨らませたり収縮させたりするために設けられて いる。 より最近、急速交換カテーテルが、ガイドワイヤをその場所に残しておきなが ら、そのカテーテルを患者から迅速に取り除くことを可能にするために開発され た。このような急速交換システムの1つは、従来の膨張内腔と、そのカテーテル の遠位端においてガイドワイヤの上をスライドできる比較的短いガイド、すなわ ち、貫通内腔とを使用する。その遠位部は、カテーテルが湾曲した血管路を通っ て押されることを可能にする可撓性材料で形成されたカテーテル本体チューブに 永久的に融着されている。 他の急速交換カテーテルのしくみは、縦方向に割れた合わせ目が設けられたガ イドワイヤ内腔を使用し、これらのしくみは、手術をしている医者が単にカテー テルの近位を握ってそのカテーテルのチューブをガイドワイヤから引き離すこと によって、カテーテルを取り除くことを可能にしている。さらに他のしくみは、 患者からカテーテルを取り除くときに、カテーテルを分割するためにブレードを 使用している。例えば、先を尖らせたブレードが変形したYコネクタの中心穴内 に取り付けられていて、コネクタが引き出されるとき、それがガイドワイヤから 分離する。 これらの使い捨てカテーテルは種々の条件の下で有効であるということがわか ったけれども、再使用できないという欠点は、それらの使用に伴ってコストを上 昇させる一方、変化する、すなわち、予期しない状況に外科医の能力が適合する のを制限するということである。例えば、標準的オーバーザワイヤカテーテルの 構成が血管形成手術に使用されたとき、患者と接触していなくて物理的応力を受 けていないいくつかのカテーテルの部品が破棄される。同様に、1つ以上のサイ ズの膨張風船が、1つの手術に要求されるとき、全カテーテルアッセンブリが破 棄されて、所望のサイズの風船を有するカテーテルと差し替えられなければなら ない。別な方法で、繰り返し使用に適した技術的に優れた正確に製造された器具 の処分は全処置の効率を減ずる。 完全に処分されるカテーテルの使用に伴う不利益を回避するための初期の努力 においては、それらは再殺菌されて再使用されることが提案されている。しかし ながら、このような方法は実際には適用できないということがわかった。現在の 使用できるカテーテルの殆どは、永久的な接続部を使用して連結または融着され た多くの部品を有する実質的に一体型の装置として製造されている。このように すると、それらは再殺菌のために、簡単には分解することができない。さらに、 カテーテルを再使用するためには、アッセンブリの微妙な部品は繰り返し厳しい 殺菌処理を受けなければならない。このことは、材料の劣化とそれに続く機能不 良の可能性を増大させる。 このことは、特に、カテーテルの薄い壁の拡張できる膨張風船については真実 である。上記風船は数気圧の圧力の下で一定の膨らんだ形を呈さなければならな い。繰り返し殺菌処理を受けたとき、風船は変形して、正しく折れ曲がったり膨 張したりしなくなるかもしれない。さらに、殺菌処理に伴うヒステリシスは、将 来の使用において、風船のサイズを正確に校正することを妨げるかもしれない。 同様に、カテーテル自体の構造が装置の効率的な再殺菌を妨げるかもしれない 。多くの標準的カテーテルは、処置の有効性を確かなものとするために、殺菌の 前に完全にパージされねばならない閉鎖系の膨張内腔を組み込んでいる。その系 を完全にパージするということは、可能であるとしても、使用後に大きな労力を 必要とし、時間を費やし、費用がかかる。かくして、再殺菌に伴う大きな費用は 、単に装置を置き換える費用よりも高いかもしれない。 したがって、本発明の目的は、再殺菌と再使用ができる部品を組み込んだカテ ーテルを提供することである。 本発明のもう1つの目的は、急速、かつ、簡単な部品の取り替えと、カテーテ ルの構造の改造が可能な膨張カテーテルを提供することである。 さらに、本発明のもう1つの目的は、使い捨てカテーテルよりも貯蔵スペース をより少なくでき、それと同時に、使用前の殺菌性を維持するために必要な梱包 の量を減ずることができる膨張カテーテルを提供することである。発明の要約 これらおよび他の目的は、本発明の部分的に再使用できるカテーテルによつて 達成される。広い構造的見地において、この発明は遠位体と結合される近位体を 有するカテーテルである。好ましくは、本発明のカテーテルは、拡張できる膨張 風船を有する使い捨ての遠位体と、接続装置を介して取り外し可能に接続された 再使用できる近位体とを含んでいる。種々の構造のどれかひとつから選択できる 上記近位体は頑丈で再殺菌できる材料から作られるのが好ましい。一方、遠位体 は信頼性があるが、比較的安価な材料、より詳しくは一回だけ使用されるように 設計された材料を使って製造されるのが好ましい。本発明の教示に従って、診断 用カテーテル、ガイドカテーテル、膨張カテーテル、オーバ・ザ・ワイヤ、バル ーン・オン・ワイヤおよび急速交換カテーテルの構成を含むすべてのタイプのカ テーテルが、再使用できる近位体と使い捨ての遠位体を有するように製造される 。これらの組合わせは、装置の単位コストを低減し、それらの製造を簡単にし、 それらの貯蔵効率を高め、そして、それらの使用に伴って生じる梱包と医療廃棄 物の量を減少する。 本発明の再使用できる膨張カテーテルのユニークな単位構造は、内科医の特有 の要求に従って、異なるカテーテルの部品が差し替えられ、即ち、交換されるこ とを可能にする。例えば、上記再使用できる近位体は、Yコネクタ、管状近位体 と連結したYコネクタ、一体化されたスプリッタ、あるいは、単にカテーテルの 管状近位体と連結したYコネクタを組み込むことができる。同様に、使い捨ての 遠位体、あるいは、拡張できる膨張風船のサイズ、形式、あるいは、構造は変更 される。さらに、種々の接続装置が選択された近位体と遠位体を接合するために 使用される。 上記再使用できる近位体は、煮沸、化学的処理あるいは照射のような通常の技 術によって繰り返し殺菌を受けることができる弾性材料から製造される。上記カ テーテルの再使用できる好ましい材料としては、ガラス、ステンレス鋼あるいは ニティノルのような金属合金、セラミックスあるいは高分子化合物がある。さら に、上記再使用できるカテーテルの部品は、凹部を清潔にするのが難しいから、 小さな穴などをないようにすることによって、クリーニングと殺菌を簡単にでき るように構成されている。これに関して、上記再使用できる近位体は、さらに、 部品の内部へのアクセスを改善するように設計されたパージバルブを含むことに よって、殺菌を容易にできるようになっている。 好ましくは、使い捨てできるように設計された上記カテーテルの近位体は、カ テーテルアッセンブリの形式およびそれが行わねばならない機能に従って種々の 長さおよび構造を有する。例えば、上記カテーテルが急速交換構造であるとき、 上記拡大できる風船を有する遠位体は、ガイドワイヤを挿入するための二つの内 腔構造を持った比較的短いものである。逆に、一体化されたバルーン・オン・ア・ ワイヤ(ballon-on-a-wire)カテーテルが再使用できるYコネクタと使用されると き、使い捨ての遠位体はその装置のほとんど全長さを有する。いずれの場合にも 、上記使い捨てのの遠位体は、信頼性があるが費用効果のある使い捨て材料から 作られる。さらに、本発明の使い捨ての遠位体は、色、バンド、英数文字、ある いは他のシンボルを使ってコード化されて、それらを操作環境において、たやす く識別できるようにしている。 上記分解できるカテーテル本体は、それらの使用の前、あるいは使用中を含め ていつでも連結される。その連結はアッセンブリおよび接続構造の性質によって 、手または特に設計された道具を使用してなされる。種々のタイプの取り外しの できる接続装置が使用されるけれども、それらは、第2カテーテル本体に密に係 合できるようになっている第1カテーテル本体に配置された少なくとも一つの接 続部材を含んでいる。上記第2カテーテル本体は、第2接続部材を随意に含むこ とができる。例えば、使い捨ての遠位体は、圧縮取りつけ具、スナップコネクタ 、有刺コネクタ、ルーア(Luer)コネクタ、あるいは、ねじアッセンブリを含む種 々の接続装置を使用して、再使用できる近位体に取り外し可能に取り付けられる 。さらに、違った接続タイプの各々が、操作する医者の要求に応じた種々のカテ ーテルの構成の各々に応じて使用される。 好ましくは、上記接続装置は、上記カテーテル本体の周囲を実質的に増大させ ない低い高さの外形構成を有する。どんなタイプの接続装置が使用されても、取 り外しできる接続部材は、上記再使用できる近位体と上記使い捨ての遠位体との 間に少なくとも一つの通路、即ち内腔を通して流体導通を可能にするように構成 されるのが好ましい。これは、望むならば、膨張カテーテルの遠位端における膨 張できる風船に膨張媒体を導くための信頼性のある流体密な手段を提供する。ま た、別々の複数の内腔が、ガイドワイヤの挿入および引き出しのため、あるいは 薬品や放射線不透過性のマークの注入のために、接続部材を通して設けられる。 本発明の目的、特徴および効果は、添付の図に関して行われた本発明の好まし い実施例の以下の詳細な説明から当業者にとって明らかである。まず、図が簡単 に説明される。 図面の簡単な説明 図1は本発明の原理を示し、ねじが切られた接続部材と再使用できる近位体と 使い捨ての遠位体を有する一例としての分解された急速交換カテーテルの部分的 に破断した図である。 図2は図1の取り付けられたねじ接続装置の拡大断面図である。 図3は有刺接続部材と、再使用できる近位体と、使い捨ての遠位体を有する別 の組み立てられていない急速交換カテーテルの部分的に破断した図である。 図4は図3の有刺コネクタアッセンブリの拡大断面図である。 図5はカテーテルスリッタを組み込んでいる再使用できる近位Yコネクタを有 する一体化されたバルーン・オン・ア・ワイヤカテーテルの部分的に破断した断 面図である。 図6はねじ接続部材と、使い捨ての遠位体と、ハイポチューブを含む再使用で きる近位体を有するデュアル内腔オーバ・ザ・ワイヤカテーテルの部分的に破断 した図である。 図7は図6のオーバ・ザ・ワイヤカテーテルの拡大断面図であり、その一例と してのデュアル内腔ねじ接続装置を示している。 図8は図7の8−8線に沿った断面図であり、ガイドワイヤ内腔と周辺流体導 通内腔を有する一例としての同軸構成を示している。 発明の詳細な説明 本発明は、多くの異なる形態で実施できるけれども、本発明の原理を保持する 特定の図示された実施例がここで開示される。本発明は、図示の特定の実施例に 制限されないということが強調されるべきである。 特に、本発明の基本単位の適合性は、図示された以上の広範囲の遠位体および 近位体の組み合わせを提供するということが強調されねばならない。同様に、種 々の接続装置が夫々選択されたカテーテルの構造と共に使用され、かつ、与えら れたカテーテルアッセンブリと共に使用される接続装置の選択は図示の例として の実施例に決して制限されるものではない。例えば、詳細に開示されるように、 カテーテルアッセンブリの近位端および遠位端に関して雄と雌の接続部材の方向 を逆にすること、あるいは、近位体あるいは遠位体のどちらかに一つの接続部材 を設けることは本発明の範囲内である。 同様に、分解できる複数の部品を有するカテーテルは本発明の範囲内にあると 考えられる。本発明のカテーテルの近位体は、再使用できる能力を有するのか好 ましいけれども、再使用は本発明にとって本質的なものではない。従って、上記 再使用できる部品は一度だけ使用して廃棄され、あるいは、再殺菌して再使用さ れる。 本発明は、特に膨張カテーテルにとって有効であるけれども、当業者は、分解 できる、即ち、取り外し可能に係合できる本体は、すべてのタイプのカテーテル に関して使用できるということを認識できるであろう。例えば、本発明の教示は 優れたガイドカテーテル、あるいは、診断用カテーテルを製造するために使用さ れる。従って、以下の説明は主に膨張カテーテルを対象としているけれども、こ に開示された原理は、広範囲のカテーテルに適応できる。 この説明においては、カテーテル用の通常の医学用語が使用される。従って、 カテーテル、ガイドワイヤ、あるいは、他のエレメントの「遠位」端とはその装 置を使う医者から最も離れた端のことであり、一方、「近位」端とは操作してい る医者に最も近い端のことである。 さて、図面を参照すると、図1は、再利用可能な近位管状体10と使い捨ての 遠位管状体12とを有する分解状態の細長い高速交換バルーンカテーテルを示し ている。この実施形態では、再利用可能な近位管状体10は、柔軟だが良好な押 出性と操縦性を有する細長いハイポチューブである。すなわち、近位管状体10 は、比較的薄い壁厚をもつ小径の金属チューブから形成されている。例示にすぎ ないが、近位管状体10は長さ約44インチであり、外径0.040インチ、内 径0.034インチである。当業者によって認められるように、重合材料、バイ オコンパチブル金属またはステンレス鋼を含む金属合金を用いて作製され得る。 柔軟性を高めるために、近位管状体10はニティノル(Nitinol)、ニッケル− チタン合金から形成されることが多い。使用されている金属にかかわらず、その 流通性を増大するために近位管状体10をテフロンでコートしても良い。 当業者に認められるように、本発明の近位管状体の長さと柔軟性は、収納と取 り扱いの容易のために、それらが自らの上にコイル状に巻かれるのを許容する。 本発明の近位管状体に、管状体の伸長を制限するルーア結合アダプタ(図示せず )を取り付けても良い。より詳しくは、近位管状体に係合する結合部または穴を 有するルーア結合アダプタが近位端部14に取り外し可能に取り付けられる。そ れから近位管状体10はコイル状に巻かれ、一旦ルーア結合アダプタの結合部ま たは穴によって係合されれば、取り扱いと収納のための形状を維持する。 近位端部14の箇所で、近位管状体10は固定端フィッティング16に封止性 をもって連結される。代わりに、固定端フィッティング16は、近位端に開口1 9を持つ近位ルーアコネクタ18を有するルーアフィッティングアダプタ17に 封止性をもって連結される。固定端フィッティング16およびルーアフィッティ ングアダプタ17は、洗浄や殺菌消毒の反復に耐えることができる金属合金のよ うな耐久性ある材料からなるのが好ましい。固定端フィッティング16を公知技 術を用いて近位管状体10に接着または溶接しても良い。近位ルーアコネクタ1 8の開口19は近位管状体10の近位穴20と流通性があり、それによって近位 ルーアコネクタ18が流体貯留槽(図示せず)に取り付けられ、バルーン膨張目 的に使用されるのを許容する。 近位管状体10の遠位端22は雌連結部材24に封止性をもって取り付けられ る。固定端フィッティング16と同様に、雌連結部材24は、比較的固い材料で 構成され、位置に接着または溶接されるのが好ましい。代わりに、雌連結部材2 4は近位管状体10から直接機械で加工されても良い。雌連結部材24は、近位 管状体10の遠位端22に開いたネジ開口26を定め、内面に沿って配された雌 ネジを持っている。雌連結部材24が近位管状体10に封止性をもって取り付け られたとき、ネジ開口26は近位穴20と流通性がある。 遠位管状体12は、全体として、塩化ポリビニル、ポリエチレン、ポリオレフ ィン、フロロポリマ、ポリアミド、ポリエステル、ポリイミドまたはポリプロピ レンのような柔軟な重合材料からなっている。例えば、70/30ポリエチレン 管(70%の高密度ポリエチレンと30%の低密度ポリエチレンとを採用してい る) が、コスト安の比較的柔軟な遠位管状体12を提供するのに用いられることが多 い。 遠位管状体12の遠位端に、32の箇所で、膨張可能壁34と遠位端36とを 持つ膨張可能な拡張バルーン30が接着されている。膨張可能な拡張バルーン3 0に対して近位の遠位管状体12の壁にスリット38が形成されている。柔軟な 案内チューブ40は、拡張バルーン30内を軸方向に延び、拡張バルーン30の 遠位端36に接着され、それを封じる案内チューブ遠位端42を持っている。案 内チューブ40はさらにその表面に取り付けられた放射線不透過マーカ46を持 っていても良い。当然ながら、当業者は、放射線不透過マーカは、患者内での追 跡を容易にするために遠位体の長さに沿ってどこにでも配置され得るということ を認識するだろう。例示の実施形態では、案内チューブ40は、例えば100% 高密度ポリエチレン管から形成されて、遠位管状体12よりも幾分固くても良い 。 案内チューブ40は、拡張バルーン30の近位端を通し、遠位管状体12を通 してスリット38まで近位に延びている。スリット38は遠位管状体12の壁に 案内ワイヤポート44を定めている。案内チューブ40の近位開口端は案内ワイ ヤポート44へ封じられている。本発明の他の高速交換実施形態では、案内チュ ーブが近位の内腔と流通性をもった状態で、案内ワイヤポートを近位体上に配置 することが企図されている。ここで、図1はさらに、案内ワイヤポート44を通 して遠位管状体12の外部に沿って延びる案内ワイヤ45を示しており、この案 内ワイヤ45は、縦方向に案内チューブ40をアクセスし、案内チューブ遠位端 42に現れる。 遠位管状体12の近位端48に、粘着またはその他の一般的接着技術を持ちい て雄連結部材50が取り付けられている。雄連結部材50は比較的固い重合材料 から作製されているのが望ましく、遠位管状体12の近位端に軸方向に開く遠位 チューブ開口52を定めている。遠位チューブ開口52は、遠位管状体12の壁 によって定められた遠位内腔54と直接の流通性がある。雌ネジ28と取り外し 可能に係合するようになっている雄ネジ56が、雄連結部材50の近位端の外面 に形成されている。雄連結部材50はさらに、ガスケットまたはOリング58を 備えている。雌連結部材24に対する雄連結部材50の取り付け部上で封止係合 するように付勢されるべき位置に配置される。ガスケット58は、シリコーンま たは他の柔軟な重合材料から形成でき、0.028インチの典型的な内径を持っ ている。 図1に線11で示すように、雌連結部材24は雄連結部材50を封止性をもっ て受けるようになっている。図2により明瞭に示すように、雄連結部材50の雄 ネジ56は雌連結部材24の雌ネジ28と係合する。近位管状体10を遠位管状 体12にエンド・ツー・エンド(端と端を縦に)で取り外し可能に連結するため である。両連結部材50,24は、低いプロファイルを示し、カテーテルアセン ブリの絶対的直径を実質的に増加させることはない。雌ネジ28の雄ネジ56と の係合および締付部上で、近位穴20は、ネジ開口26および遠位チューブ開口 52を通して遠位内腔54と封止性をもって連結されて流通状態にある。雌連結 部材24を締め付けてゆくと、ガスケット58が封止係合するように付勢され、 これにより漏洩が妨げられる。図2に示すように近位管状体10が遠位管状体1 2と連結されたとき、流通性がカテーテルアセンブリを通して縦に確立され、近 位端19での膨張媒体の注入を通して、膨張可能なバルーン30の膨張を許容す る。 図1および2に示した再利用可能な高速交換カテーテルデザインの変形実施形 態を、対応する部品を接頭辞「3」付きの同じ参照数字によって表して、図3お よび図4に示している。例えば、図1の近位管状体10は図3の近位管状体31 0に対応している。図3の実施形態では、近位端部314とカテーテルの遠位端 にあるバルーンアセンブリとの両方が図1の実施形態と同じである。図1に示す 実施形態と図3に示す実施形態との間の主な相違は、近位管状体10を遠位管状 体12と取り外し可能に結合させるのに用いられる連結にある。図1の実施形態 は雄連結部材50と雌連結部材24とを含むネジ連結を組み入れているのに対し 、図3の実施形態は遠位管状体312を受けるようになっている掛かり連結部材 60を用いている。本発明の利点を示すためにこれらの2つの実施形態を提供し ているが、この特別のカテーテル構造を形成する再利用可能な近位体と使い捨て の 遠位体とを結合するために、いかなる取り外し可能な係合連結を用いても良いこ とが強調されねばならない。 図3は、近位管状体310の遠位端にある掛かり連結部材60を示している。 図1と同様に、近位管状体310はステンレス鋼またはニティノルのような金属 体からなるハイポチューブであるのが好ましい。近位管状体310は、固定端フ ィッティング316とルーアフィッティングアダプタ317とによって近位端3 14に封止性をもって取り付けられた近位ルーアコネクタ318を持っている。 図示していないが、本発明の他の実施形態では、近位ルーアコネクタ18または 318を、近位管状体10または310に直接溶接し、さもなければ接着しても 良い。さらに、掛かり連結部材60は図3および図4で近位管状体310の壁の 一体的な延長部として代表されているが、掛かり連結部材60は、分離片として 作製され、溶接、粘着または他の公知技術によって近位管状体310に取り付け られても良いということが企図されている。 どちらの場合にも、掛かり連結部材60は、近位管状体310の遠位端に掛か り開口62を定める連結端64を有している。連結端64に関して近位に配置さ れているのは遠位掛かり66であり、遠位掛かり66から近位に配置されている のは近位掛かり68である。遠位掛かり66の頂点から近位掛かり68までの例 示的距離は約0.13インチである。両掛かり共、近位管状体310の外部上に あり、近位穴320に関して放射状に方向付けられている。近位掛かり68は遠 位掛かり66よりも少し大きい半径を持つのが望ましい。図示の実施形態は2つ の掛かりを組み入れているけれども、当業者は、他の掛かり構造も同様に良く機 能し、本発明の範囲内として企図されているということを認識するだろう。 また、図3および図4に、70/30ポリエチレン管のような柔軟な重合材料 によって好ましく形成された遠位管状体312を示している。図1に示した遠位 管状体12と同様に、遠位管状体312は拡張バルーン340と柔軟な案内チュ ーブ340とを有している。しかしながら、図1の実施形態とは異なり、遠位管 状体312はその近位部348に取り付けられた雄連結部材50を持たない。む しろ、遠位管壁70によって定められた遠位内腔354は、遠位管状体312と 略同じ内径を持つ遠位管開口74を形成するように急に途切れている。オプショ ンの補強スリーブ72は、遠位管状体312の近位部348に沿って、遠位管壁 70の外面に粘着物または他の常套手段を介して取り付けられている。図3およ び図4の実施形態には図示していないが、本発明は補強スリーブ72なしでも実 施できることが強調されねばならない。しかしながら、用いられる場合は、補強 スリーブ72は遠位管壁70を形成するのに用いられる材料よりも幾分固い材料 から形成されるのが望ましい。図3に示す実施形態では、スリット338および 対応する案内ワイヤポート344は、遠位管壁70と同様にオプションの補強ス リーブ72を貫通するように配置されている。オプションの補強スリーブ72を 通る案内ワイヤポート344の配置は、使用中に遠位管状体312が適正な形状 を保つのを助ける付加的な応力除去を提供する。 遠位管状体312は、遠位管開口74を受けるようになっている掛かり連結部 材60を越えて、近位管状体310に容易に取り付けられる。典型的には、連結 は、遠位管状体312をしっかり握り、連結端64を遠位管開口74と1列にす ることによって確立される。それから遠位管状体312は、図4に示すように遠 位掛かり66と近位掛かり68とを封止性をもって係合させるべく、連結部材6 0を越えてスライドされる。当業者は、掛かり66および68が直径において遠 位管開口74よりも少し大きく形成されているということを認めるだろう。した がって、遠位管状体312が掛かり66および68の外部を越えてスライドされ るにつれて、遠位管壁70およびオプションの補強スリーブ72の柔軟な材料が それらを受け入れるべく少し膨張する。遠位管壁70およびオプションの補強ス リーブ72の弾性記憶によって提供される遠位管状体312の径方向の圧縮は、 強い連結と緊密な封止を確実にする。 本発明の掛かり連結の使用によって提供される取付強度を、次の非限定的例示 によって示す。 例I 再利用可能な近位カテーテル体を使い捨ての遠位カテーテル体と取り外し可能 に連結するための掛かりコネクタを使用できる可能性を実証するために、引っ張 り試験が実行された。試験目的のため、0.035インチの外径を持ちステンレ ス鋼から作製された#20ゲージニードルが、ハイポチューブとして用いられ、 図3に示した掛かり形状に機械加工された。したがって、説明の目的のために図 3の参照数字をこの例の説明に用いる。遠位掛かり66は約0.032インチの 直径を持ち、近位管状体310の連結端64から0.169インチのところにあ る一方、近位掛かり68は約0.035インチの直径を持ち、連結端64から0 .299インチのところにある。 遠位管状体312は70/30ポリエチレンから作製され、図3に示した実施 形態と異なり補強されなかった。遠位管状体312の内径は外部の掛かり66, 68の直径よりも少し小さく、約0.029インチであった。この例に用いられ た遠位管状体312の全長は約2インチであった。作製および寸法加工に続いて 、遠位管状体312は試験に先立って水で洗浄され、乾燥された。 遠位管状体312は、まず一端でそれを封じるためにヘモスタット(止血鉗子 )を用いてクランプされた。握りまたはヘモスタットを用いて、近位管状体31 0の掛かり連結部材60は、遠位管状体312の非クランプ端と1列にされ、遠 位掛かり66および近位掛かり68を越えて管をスライドさせるために力が加え られ、これにより、遠位管状体312と近位管状体310とを封止性をもって係 合した。この係合を有効にするために要求される力は、付加的な工具を用いるこ となく技術者によって容易に提供される。片同士がしっかりと固定された後、こ のアセンブリは標準的引っ張り試験器内に置かれ、取り付けられた。 このやり方でクランプされた幾つかのアセンブリが、近位管状体310と連通 している管を通して印加された形態で、圧力を受けた。0,4,8,12,16 および20気圧が、異なるクランプされたアセンブリに印加された。各個別の試 験で一定に保たれたこれらの様々な圧力下で、連結された遠位管状体312と近 位管状体310は、毎分20インチの一定レートで、そのアセンブリの或る部分 が壊れるまで引き離された。破壊点でのアセンブリ上の応力または負荷の量が観 測された。 各試験で、掛かり連結部が破壊される前に、遠位管状体312は破壊または漏 洩された。すなわち、異なる圧力下で試験されたアセンブリの各々において、掛 かり連結部材60と遠位管壁70とによって提供された封止は、遠位管状体31 2の材料破壊の以前には分裂されなかった。期待されるように、遠位体312の 破裂を引き起こすのに必要な応力の量は、内部空気圧が増加するに連れて減少し たが、近位体および遠位体の間の連結は印加圧力に屈しなかった。そのような結 果は、この掛かりコネクタまたはその等価品が、膨張カテーテルで用いられる典 型的な拡張圧力によって課される応力に容易に耐え得ることを示している、とい うことを当業者は認識するだろう。 上記データによって証拠づけられるように、分離した補強部材を用いることな く、本発明の教えに従って強い連結部を作ることができる。しかしながら、図3 及び図4に示したように、遠位管状体312に補強スリーブ72が取り付けられ た場合、それは幾つかの異なる働きを行う。例えば、補強スリーブ72は遠位管 状体312の強度を増して、掛かりの上で強く封じるのを確実にする。さらに、 オプションの補強スリーブ72は応力を緩和して、半剛性近位管状体310から 柔軟な遠位管状体312への繊維を容易にする。最後に、オプションの補強スリ ーブ72は、案内ワイヤポート344の領域内の遠位管状体312を強化し、こ れにより、使用上で遠位管状体312にキンクが生ずる機会を減らす。 図3はまた、遠位管状体312の近位部348に沿ったオプションの補強スリ ーブ72上の典型的な符号バンド61を示している。ストライプ、バンド、マー キング、キャラクタ、色またはシンボルの形態にある符号配列は、異なるタイプ の使い捨ての遠位体を互いに区別するのに用いることができる。その場合、符号 が付けられた遠位体は、タイプ、寸法、バルーン形状または他の所望の基準によ って、手術の環境内で識別され選択される。 所望の特徴を特定するのに用いられるマーキングや色は、使い捨ての遠位体上 のどのような見える位置に設けても良い。さらに、特に符号がつけられた遠位体 の幾つかの異なる特徴は、各特徴のための異なるタイプの符号配列によって特定 される。例えば、図3に示した実施形態では、オプションの補強スリーブ72は 拡張バルーン330の長さを容易に識別するために異なる色になっていても良い 。 同様に、遠位管開口74の直径は、遠位体上に押印された符号バンド61の数や 厚さによって区別することができ。当然ながら、いかなる区別できる特徴または 複数の特徴も、上述の符号配列のような様々な符号配列を用いて伝えることがで きるということを、当業者は認識するだろう。さらに、所望の情報を運ぶいかな る符号配列も、本発明の使い捨ての遠位体のどれにでも結合して用いることがで き、図示の実施形態のものに限定されないということが認識されるだろう。 手術を行うのに先立って、図1〜4に示したカテーテル体はすべての梱包を解 かれ、使用の準備がなされる。ある例では、カテーテル全体が予め組み立てられ 、使用準備のできた殺菌した工場梱包から取り出される。または、手術場所の無 菌状況下で、使い捨ての遠位体がその梱包から取り出され、再利用可能な近位体 に取り付けられる。そのような場合、使い捨ての遠位体は容易に識別できるよう に符号が付けられて、所望の遠位体を素早く選択できるようになっているのが望 ましい。例えば、図1における近位管状体10は、加圧減菌されていても良いし 、さもなければ病院で殺菌されても良い。この場合、遠位管状体12は、手術エ リアでその梱包から取り出され、近位管状体10と連結される。このカテーテル は、組み立てに特に適合され梱包に含まれている工具によって、または単に手で 組み立てられる。 図1〜図4に示した高速交換カテーテル構造のために、案内ワイヤが狭窄部を 横切って配置されている。図1を参照すると、カテーテルアセンブリの遠位端は 、その遠位開口42を介して、案内ワイヤの近位端(患者の体の外側)を越えて 挿入され、案内ワイヤ45に沿って案内カテーテル(図示せず)内に押し出され 、その結果、案内ワイヤ45が柔軟な案内チューブ40を横切る。収縮した拡張 バルーンは、患者内の案内ワイヤに沿って処置領域に入るまで進み続ける。処置 領域に入ると進行は止められる。それから、膨張流体が近位開口19を介して注 入され、近位穴20および遠位内腔54を通して導かれて、拡張バルーン30を 膨張させる。 望むならば、バルーンの収縮の後、バルーンおよび案内チューブが案内ワイヤ に沿って乗るようにカテーテルを近位に引っ張ることによって、カテーテル全体 を引っ込めることもできる。従来の単一カテーテル構造とは異なり、元の遠位管 状体は再利用可能な近位管状体から簡単に取り外され、カテーテル全体を捨てる よりもむしろ、元の遠位管状体が捨てられる。それから、適当な形状または拡張 バルーンを有する第2の遠位管状体が同じ近位管状体に取り付けられ、案内ワイ ヤの伸長している近位端を用いている患者内へ再挿入される。 手術の完了に続き、カテーテルアセンブリは患者から取り出され、生物学的に 汚れた器具を取り扱うための通常の手続を用いて分離される。例えば、図3およ び図4に関しては、使い捨ての遠位管状体312は手または特別の工具によって 取り外され、そして捨てられる。従来の膨張カテーテルと全く対照的に、再利用 可能な近位管状体310は洗浄され、再殺菌される。これにより、手続によって 生ずる医療廃棄物の量が減じられる。最初に、不注意の病気伝染の可能性を減じ るために、近位管状体310をアルコールまたは他の殺菌剤に浸しても良い。最 初の浸漬後、近位管状体310は、近位開口319を通して注入された流体、好 ましくは殺菌剤を用いて清浄および洗浄される。 一旦、カテーテルの再利用可能な本体が洗浄されたら、それをオプションの加 圧減菌袋または他の適当な梱包内に収容して、再殺菌しても良い。当業者は、本 発明のカテーテルに関して医療器具を殺菌するのに通常用いられるいかなる技術 をも採用できることを認識するだろう。例えば、採用できる近位管状体を、放射 線、加熱、加圧減菌、または液体若しくはガス状の殺菌剤に晒すことによって殺 菌することができる。殺菌されている時、再利用可能な部分は、別の使い捨ての 遠位体が取り付けられ、カテーテルが使用準備されるまで、無菌状態下に保存さ れる。 本発明の他の実施形態を図5に示し、再使用可能な近位体を有するバルーン・ オン・ア・ワイヤ(balloon-on-a-wire)膨張カテーテルを説明する。この例示の実 施形態では、近位のY−コネクタ75と連結フィッティング(例えばトルクアッ センブリ77)は再使用可能で、Y−コネクタ75に取り付けられた全ての遠位 体90は、使い捨て可能である。Y−コネクタ75は、中央穴100内に取り付 けられたカテーテルスリッターブレード98を含み、それはカテーテルチューブ 120を縦に切り裂くのに使用でき、それによって、ガイドワイヤ82を近位側 に引き抜くことを許容する。拡張バルーン130を含む使い捨て可能な遠位体9 0は、低いプロファイルと高い操縦性を有する“インテグレーテッド(integrate d)”または“固定ワイヤ”装置であるのが好ましい。 本発明を実施するためには重要ではないけれども、トルクアッセンブリ77は 、使い捨て可能な遠位体90の取り付けるときにガイドワイヤ82の回転を許容 する。取り外し可能な端部締付装置79は、本体78に締め付けると共に、Y− コネクタ75を通過するガイドワイヤ82の周囲で締め金具80を締め込むキャ ップ76を含む。締め付けたとき、締め金具80は、ガイドワイヤ82の縦方向 の相対位置を保持するように働く。トルクアッセンブリ77の近位端部は、近位 のルーアコネクタ84に容易に取り付けられ、それによって、本発明の教えに従 ってY−コネクタを洗浄および清浄することを許容する。 トルクアッセンブリ77は、雌部材92内に取り付ける雄部材88を含むスナ ップ管継手86と共にY−コネクタ75に取り付けられる。トルクアッセンブリ 77に取り付けられた雄部材88は、雌部材92内で自在に回転し、要求される 位置にカテーテルを操るべく締め金具80によってクランプされるときに、ガイ ドワイヤ82の回転する能力を内科医に提供する。少し遠位のスナップ管継手8 6は、ガイドワイヤ82とY−コネクタの内壁に対して変形してしっかりとシー ルする弾性グロメット94である。これは、作動用膨張圧力が維持されるのを許 容するために近位のY−コネクタ75を有効にシールする。選択されるワッシャ ー(図示せず)は、せん断を避けるためにキャップ96とグロメット94の間に配 置できる。 再使用可能なY−コネクタ75は、少なくとも1つの軸に沿った円筒形であり 、図5に示す実施形態によれば、中央穴100内のガイドワイヤ82に隣接する ように取り付けられたカテーテルスリッターブレード98を備える。ストリッピ ングポート102は、Y−コネクタ75にしっかり締め付けて密閉するシーリン グキャップ104により閉じられている。上記カテーテルチューブ120の端部 は、シーリングキャップ104を引くことがまたカテーテルチューブ120を引 くよ うにシーリングキャップ104に取り付けることができる。膨張ポート106は 、膨張媒体好ましくは流体をY−コネクタ75に導くために用いられ、カテーテ ルチューブ120を通って拡張バルーン130内に導き、それによって、拡張バ ルーン130の直径が増大する。カテーテルスリッターブレード98は、カテー テルチューブ120が切られるときにストリッピングポート102に自然に容易 に入るように、ストリッピングポート102の反対側の中央穴100から延びる のが好ましい。 図5はさらに、カテーテルチューブ120内に配置され、カテーテルチューブ 120から延びるガイドワイヤ82を有するカテーテルチューブ120と拡張バ ルーン130とを使い捨て可能な遠位体90が含んでいることを示す。使い捨て 可能な遠位体90は、ポリエチレン、ポリアミド、ポリイミド、ポリプロピレン 、塩化ポリビニル、ポリエステル、ポリエチレンテレフタラート(PET)または ポリオレフィン共重合体のような製作が容易で低コストな重合材料から形成でき る。 上記中央穴10に直接の流通性があるアクセスポート110を有するY−コネ クタ75の遠位端部は、外面に設けられた雄連結ネジ108を見せている。遠位 体90を受けるようになっているアクセスポート110は、カテーテルチューブ 120とガイドワイヤ82をY−コネクタ75内に入れるのを容易にする遠位側 にテーパーを設けることができる。どのような場合でも、雄連結ネジ108は、 圧縮ハブ114をY−コネクタ75に切り離し可能に連結するために圧縮ハブ1 14の雌連結ネジ112に係合される。圧縮ハブ114は、さらに、その遠位端 部で放射状の穴116を定め、カテーテルチューブ120がハブ114を横切り 、アクセスポート110を通過して、中央穴100内に入るのを許容する。カテ ーテルチューブ120がねじれるのを防ぐために、圧縮ハブ114は、末端方向 に延びるストレインリリーフ部材117を有することが望ましい。最終的に、シ リコンまたは他の柔軟な重合材料からなるグロメット115は、圧縮ハブ114 とY−コネクタ75の遠位端部との間に配置される。圧縮ハブ114とグロメッ ト115は、連結されたものといっしょに連結部材118を形成する。当然なが ら、当業者は、異なる形状,構造および連結部材を有する他のY−コネクタは、 上述 のY−コネクタ75を置き換えでき、明らかにこの発明の範囲内であることを認 識するだろう。 図5に示すように、連結部材118によって適当な位置に保持されたカテーテ ルチューブ120とガイドワイヤ82は、Y−コネクタ75とカテーテル遠位端 部124の間に流通性を確立する中央穴100から縦に延びる。圧縮ハブ114 がしっかりと締められたとき、グロメット115は変形して、カテーテルチュー ブ120に対してしっかりと密閉する。拡張バルーン130(その膨張した状態 をここに示す)は、バルーン近位端部122でカテーテルチューブ120に封止 性をもって取り付けられ、中央穴100に流通性がある。符号バンド61は、所 望の遠位体90の迅速な識別と選択を許容する。単一内腔バルーン・オン・ア・ワ イヤ実施形態を図5に示し、遠位カテーテルチップ126は、作動用膨張圧力を 供給するためにガイドワイヤ82によって裏返し可能に密閉される。その近位端 部で押すことによって、ガイドワイヤ82は、膨張バルーン130の収縮によっ て遠位カテーテルチップ126で離すことができる。カテーテルチューブ120 と膨張バルーン130は、それから、ガイドワイヤ82を適当な位置に置くまで 、患者から容易に引っ込めることができる。 この発明の他の実施態様のように、再使用可能なY−コネクタ75は、梱包よ り先に使い捨て可能な遠位体90を取り付けでき、または、医療スタッフによっ て手術現場で無菌状況下で組み立てできる。現場で組み立てるとき、使い捨て可 能な遠位体90は、ガイドワイヤ82の長手方向に横断面が最小になるように適 正に折りたたまれた膨張バルーン130と共に無菌梱包状態で供給されることが 好ましい。さらに、先に述べたとおり、使い捨て可能な遠位体90は、選択され た情報を用いて手術する職員に迅速に供給するための符号が付けられるのが好ま しい。対して、Y−コネクタ75を含む再使用可能な近位体は、むしろ前に使わ れており、現場で殺菌されている。 本発明のこの実施形態を組み立てるため、ガイドワイヤ82とカテーテルチュ ーブ120はねじられ、または、圧縮ハブ114の遠位端部でストレインリリー フ部材117を通って放射状の穴116内に「逆方向に入れる(backloaded)」。 この位置で、圧縮ハブ114は、変形しやい状態で柔軟なグロメット115を置 いているY−コネクタ75に対してしっかりとは締め付けられていない。ガイド ワイヤ82とカテーテルチューブ120は、グロメット115、圧縮ハブ114 を通過し、近位側にテーパーが形成されたアクセスポート110によって補助さ れて、中央穴100内に入る。ガイドワイヤ82は、Y−コネクタ75を通過し 、ルーアコネクタ84から近位側に延びると同時に、カテーテルチューブ120 の近位端部が中央穴100に入り、カテーテルスリッターブレード98を通り、 ストリッピングポート102に入る。オプションの主要部が、使用時の位置にカ テーテルチューブ120とガイドワイヤ82を案内するためにY−コネクタ75 に組み込まれる。例えば、ブレード98によって切られた後、カテーテルチュー ブ120をストリッピングポート102内に案内するため、フランジが設けられ たたな(図示せず)を中央穴100に配置し得る。さらに、中央穴100内のチュ ーブ(図示せず)は、中央穴100を通ってルーアポート84を出るガイドワイヤ 82のねじれを助けるのに使用できる。Y−コネクタ75内のカテーテルチュー ブ120の適正な位置を定めるに当たって、圧縮ハブ114はしっかり締め付け られ、グロメット115が変形し、カテーテルチューブ120を適当な位置にし っかりと締める。同時に、キャップ76は、ガイドワイヤ82を抱かえる締め金 具80に締め込まれる。 連結部材118を用いた使い捨て可能な遠位体90とY−コネクタ75とのか み合いに続き、実施例のとおり、完全なアッセンブリの膨張バルーン130は、 トルクアッセンブリ77を用いて患者内の狭窄部位に向けられ、膨張ポート10 6を解して膨張される。異なる膨張バルーンが必要とされれば、使い捨て可能な 遠位体90は、患者から離され、収縮した膨張バルーン130に沿ってにストリ ッピングポート102を通って引き出しながら、スリッターブレード98によっ てカテーテルチューブ120を切ることによって、ガイドワイヤ82とY−コネ クタ75から離れされる。Y−コネクタ75はまた、キャップ76を緩めること によってガイドワイヤ82から容易に離され、それにより、ガイドワイヤ82を 適当な位置に置き、狭窄部を通過して、カテーテルアッセンブリの迅速な交換を 許 容する。さらに、従来技術の使い捨てカテーテルとは異なり、新しい使い捨て可 能な遠位体90と一緒に同一のY−コネクタと連結された固定物とを再使用でき る。好ましくは容易に識別を許容するように符号が付けられ、ガイドワイヤと一 緒に外された第2の無菌の使い捨て可能な遠位体90は、前述の閉塞部に向けら れたように、注入されたガイドワイヤ82を簡単に通され、連結部材118を用 いて再使用可能なY−コネクタに取り付けられる。 手術および患者から除去後、使い捨て可能な遠位体90は、再使用可能なY− コネクタ75から離されて、廃棄される。それから、再使用可能なY−コネクタ 75は、標準実験用手順によって洗浄および殺菌ができる。本発明の他の実施形 態としては、再使用可能なY−コネクタ75は、ガラス、金属合金またはエンジ ニアリングプラスチックのような強くて再殺菌可能な材料で製作されるのが好ま しい。さらに、Y−コネクタ75の特定構成要素が、過酷な殺菌消毒状況下でそ れらの耐性が増加すべく取り扱いできる。例えば、締め金具80を形成するのに 用いられる真ちゅうは、モリブデン、グラファイト、タングステンおよび無機亜 鉛のように多数の耐食性と耐磨耗性を有する材料で処理されても良い。同様に、 カテーテルスリッターブレード98、グロメット115および近位弾性グロメッ ト94は、摩擦抵抗力を促進するためにシリコンで処理されても良い。再使用可 能な部分の清浄は、Y−コネクタ75の内部が清浄されるのを許容する近位のル ーアコネクタ84のように、部品または付加される主要部の形状によって容易に できる。清浄と殺菌消毒の後、その部分は必要となるまで無菌状況下で保管され る。 本発明の他の実施形態において、スリッターブレードのないY−コネクタは 、再使用可能な近位端部として使用されても良い。さらに、上記Y−コネクタは 、その遠位端部に不変的に取り付けられた選択された再使用可能な管状体を有し ても良い。図5に示すカテーテルアッセンブリと同様に、使い捨て遠位体を離れ たガイドワイヤと共に単一内腔形状に組み込んでも良い。そのような実施形態に おいて、カテーテルチューブは、再使用可能なY−コネクタに連結部材を用いて 連結され、上述と同じような圧縮フィッティングを含んでいる。さらに、使い捨 て 可能な遠位体の近位端部は、Y−コネクタの遠位端部に取り付けられる換え用の 連結部材と取り外し可能に係合するようにする第2の連結部材と取り付けられて も良い。圧縮フィッティングに加えて、これら実施形態に用いられる例示の連結 は、内腔コネクタ、握りコネクタおよび掛かりコネクタを含むコネクタに通され る。さらに、それぞれの異なるコネクタは、膨張カテーテル、オーバ・ザ・ワイヤ 、バルーン・オン・ア・ワイヤおよび急速交換カテーテル形状で使われたそれらを 含む使い捨て可能な遠位体の全てのタイプに結合されてもよい。最終的に、これ らと他の実施形態において、カテーテルアッセンブリの近位端部および遠位端部 に関して雄と雌の連結部材の方向づけを逆にすることが本発明の範囲内であるこ とは明らかである。同様に、単一の連結部材が使用されるとき、近位体または遠 位体のどちらに配置しても本発明の範囲内である。 前述の実施形態と同様に、ブレードのないY−コネクタを組み込んだカテーテ ルの形状は、組み立てられた状態で供給されか、または、別々に販売される。上 記再使用可能な近位体は、むしろ病院において前に使われていたり再殺菌されて いたりする。現場で組み立てるとき、手術スタッフは、迅速な識別を提供するべ く選択的な符号をつけた所望の使い捨て可能な遠位体を選択し、遠位体は、ガイ ドワイヤ、カテーテル体および膨張バルーンを含んでいる。上記遠位体の選択さ れた形状により、ガイドワイヤの近位端部は、Y−コネクタの近位端部から伸長 するべく再使用可能なY−コネクタに通される。例えば、このステップは、確実 に急速変換形状が選択されたとしても必要でない。連結部材が使用または使用さ れない使い捨て可能な遠位体の遠位部分は、Y−コネクタの遠位端部で適当に取 り付けられた連結部材に取り外し可能に係合され、締め付けられる。一度組み立 て、それから、上記カテーテルは、患者に挿入されて、狭窄障害に向けられる。 異なる膨張バルーンとカテーテル形状の交換が次の挿入に要求されたなら、使 い捨て可能な遠位部は、膨張バルーンと共に患者から外すことができる。閉塞部 を横切って適当な位置にガイドワイヤが残されるのが好ましい。図5に示す実施 形態とは異なり、カテーテルチューブを患者から外すためにカテーテルチューブ をY−コネクタを通して引っ張らない。むしろ、上記Y−コネクタと使い捨て可 能な遠位体の両方が、ガイドワイヤを越えて遠位側に取り外される。使用された 使い捨て可能な遠位体は、再使用可能な近位Y−コネクタから外されて、廃棄さ れる。次に、ガイドワイヤのない殺菌された遠位体は、その後、再使用可能なY −コネクタに取り付けられ、前に注入されたガイドワイヤに越えて通される。手 術の後、二回目に入れたカテーテルアッセンブリは、患者から外され、ばらされ る。上記使い捨て可能な遠位部は、その後廃棄されて、再使用可能なY−コネク タは再殺菌されて、次の使用まで保管される。 図6は、使い捨て可能な遠位体160に隣接する参照数字150によって全体 的に表され、再使用可能なY−コネクタと近位管状部材を有する同軸の1対の内 腔オーバ・ザ・ワイヤカテーテルの断面図を示している。本発明の教えに従って、 再使用可能な近位体150は、カテーテルを供給するべく使い捨て可能な遠位体 160に迅速かつ簡単に取り付けられる。図6に示す例示の連結部170は、図 7にさらに詳細に図示されている。他の図示の実施形態と同様に、図6に示す1 対の内腔カテーテルアッセンブリは、いかなる連結タイプを採用ても良く、例示 の細い実施形態に限定されない。 図6,図7は、特に、同軸管状体156に封止性をもって接続された再使用可 能な近位Y−コネクタを示す。同軸管状体156は、内部内腔壁186によって 定められた内部内腔180と、近位外壁157によって定められ、同軸に配置さ れた周囲環状内腔178とを含む。図5に示す本発明の実施形態と同様に、Y− コネクタ154は、少なくとも1つの軸に沿ってシリンダ形状で、細長い中央穴 158を有する。膨張ポート164は、Y−コネクタ154に取り付けられ、中 央穴158と流通状態にある。上記中央穴158の近位端部は、近位側に広がる ようにフレアーになっている穴142で終わっている。近位キャップ140は、 縦に延び、その近位端部の内腔ポート162で定められたキャップ穴146で決 まる。キャップ穴146の遠位端部は、Y−コネクタ154とキャップ140の かみ合い上、穴142に収容されたコーン145内で終わっている。 近位外壁157は、封止性をもってY−コネクタ154の遠位端部に連結され 、中央穴158内に延びていない。さらに特別に、近位外壁157(および通る 管 状体156)は、粘着、溶接または圧縮を含む多数の公知技術のいずれか1つを 用いて端部フィッティング174に永久に接着される。代わりに、端部フィッテ ィング174はY−コネクタ154に取り付けられる。内部内腔180を定める 内部内腔壁186は、細長い中央穴158を縦に横切る前に外壁157から端部 フィッティング174を通って近位側に延びる。内部内腔壁186の近位端部は 、放射状にフレアーになり、コーン145と穴142との間に収容され、キャッ プ140が係合されるようにY−コネクタ154にその近位端部で封止性をもっ て連結されている。したがって、周囲環状内腔178は中央穴158と流通状態 にあるが、内部内腔180は隔離されたままである。ガイドワイヤ152は、内 部内腔180から近位側に伸長し、キャップ穴146を横切って、内腔ポート1 62を通って現れる。 上記実施形態に示すように、再利用可能な同軸管状体156は、長さが変えら れる細長い構造であるのが好ましく、近位内部内腔180と周囲環状内腔178 に同軸形状に組み込まれる。同軸管状体156は、前に述べられたそれらに類似 の重合材料で形成され、あるいは、ステンレス鋼またはニティノールのような金 属合金で形成される。同軸管状体156の内面と外面の両方は、良好な濡れ性と 耐久性を提供すべく、低摩擦の潤滑剤を含むフルオロポリマー(PTFEのよう な)、シリコンまたは他の材料で被覆されても良い。 再使用可能な同軸管状体156の遠位端部は、封止性をもって細い雌連結部材 182に取り付けられる。雌連結部材182、連結部170および図7により明 確に示されているものは、同軸管状体156に使用された同じ材料好ましくは金 属合金からなるのでも良く、従来認められた技術を用いて溶融または取り付けて も良い。代わりに、雌連結部材182は、管状体156から直接に機械加工され てもよい。どちらの場合も、雌連結部材182は、カテーテルアッセンブリの半 径方向のプロファイルが大いに増加しない低いプロファイルを有している。下記 に詳細に論じられたと同様に、雌連結部材182は、同軸管状体156の内部内 腔180に封止性をもって接続された中央内腔192を定める。さらにそれは、 支持部190A,190B,190Cによって分割された3つの周囲アヌリ(annul i)194,196および198を定め、周囲環状内腔178に封止性をもって接 続されている。中央内腔192と周囲アヌリ194,196,198が一緒になっ て、同軸管状体156の遠位開口226を定める。雌連結部材182は、遠位開 口226のテーパー状の内面に配列され、雄連結部材184を受けるようにする ネジ山228を有する。 図6において再使用可能な管状体156の遠位端部に隣接して示すものは、細 長い同軸シャフト210と膨張可能な膨張バルーン212を含む使い捨て可能な 遠位体160である。同軸シャフト210は、遠位内部内腔壁216によって定 められた遠位内部内腔214と、シャフト210の外壁224によって定められ た遠位周囲環状内腔218に組み込むのが好ましい。上記膨張バルーンの遠位端 部220は、外壁224に封止性をもって取り付けられるのに対し、膨張バルー ンの遠位端部222は、内部内腔壁216に封止性をもって取り付けられる。外 壁224は、膨張バルーン212を越えずに終わり、膨張バルーン212と流通 状態にある周囲環状内腔218を配置している。対して、ガイドワイヤ152を 含む内部内腔214は、膨張バルーン212から封止されないままである。 使い捨て可能な遠位同軸シャフト210の近位端部を封止性をもって取り付け るのは、細い雄連結部材184である。放射状に、雄連結部材184は雌連結部 材182とほぼ似ている。図8は、雄連結部材184を断面図をはっきりと示し ている。雄連結部材184は、遠位シャフト210の中央内腔214に封止性を もって接続された中央内腔230を定めている。さらに、遠位支持部238A, 238B,238Cによって分割された3つの遠位周囲アヌリ232,234およ び236を定め、それらは周囲環状内腔218に封止性をもって接続される。中 央内腔230と遠位周囲アヌリ232,234および236が一緒になって、使 い捨て可能な遠位シャフト210の近位開口を定める。さらに、雄連結部材18 4は、2つのテーパー状の外部近位表面に配列されたネジ山240を見せている 。 図7に示すように、雄連結部材184は、取り外し可能に係合する雌連結ネジ 山228と雄連結ネジ山240とによって雌連結部材182に封止性をもって取 り付けられている。上記連結部材182,184のネジ山とはめ合い端部は、シ ール性を促進させるべくエラストマーでコーティング処理されても良い。かみ合 わせるとき、雌連結部材182の2つのテーパー状の端部と雄連結部材184の 受け入れる端部が密閉された同軸内腔を定める。密閉された中央内腔180,1 92,230および214が連結部170を貫通し、ガイドワイヤ152がカテ ーテルアッセンブリの近位端部から伸長するのを許容する。同時に、中央内腔1 80,190,230および214から完全に離された縦の周囲内腔は、近位の周 囲環状内腔178と雄連結部材184のアヌリと雌連結部材182によって定め られる。この周囲内腔は、Y−コネクタ154と膨張バルーン212との間の流 通状態を確立する。膨張バルーン212の膨張作用によって、流体媒体は膨張ポ ート164内に簡単に注入される。 他の実施形態と同様に、再使用可能な近位体150と使い捨て可能な遠位体1 60は、別々にまたは組み立てられて供給できる。上記手続の間ずっと、カテー テルアッセンブリは、患者の中に挿入され、収縮状態の膨張バルーン212と共 にガイドワイヤ152に沿って適所内に通される。膨張バルーン212の膨張は 、閉塞を減らすべく前に記述されたように作用する。膨張バルーン212の膨張 に続き、その装置は、ガイドワイヤ152と共にあるいはガイドワイヤ152な しに外され、使い捨て可能な遠位体160は、再利用可能な近位体150から外 される。もし望むならば、第2の使い捨て可能な遠位体160を同一の再利用可 能な近位体150に取り付けでき、異なるバルーンサイズを用いてその工程を同 じ患者に繰り返すことができる。上記手続の終了に続き、カテーテル装置は、分 解されて、再利用可能な近位体150は、本発明の教えに従って清浄と再殺菌が 行われる。前に述べたとおり、再使用可能な構成要素は、特に、再殺菌処理の手 続を容易にすると共にそれらの耐久性を増加させるべく取り扱いでき、または形 成できる。再利用可能な近位体150の再殺菌処理の後、使い捨て可能な遠位体 が再び取り付けられて、アッセンブリが使用のために前処理するまで無菌状況下 に保管される。 ほぼ再使用可能な遠位体を有するカテーテルアッセンブリも、本発明の教えに 従って供給される。このカテーテルアッセンブリ、単一膨張を用いたバルーン・ オン・ア・ワイヤ形状および図5に示すそれと類似のガイドワイヤ内腔は、ガイド ワイヤを外すことによって遠位端部で開口されている。狭窄部を横切る適当な位 置にガイドワイヤを残す間、上記ガイドワイヤを外すことによって、カテーテル は外すことができる。上記ガイドワイヤを外すことと、単一の内腔を開けること は、標準設備を用いてカテーテルアッセンブリを容易に清浄することを許容する 。清浄後、膨張バルーンは、試験されたり、組み直したり、あるいは置き換えた りできる。上記カテーテルの遠位体でガイドワイヤを再結合することは、バルー ンの膨張に対して内腔を密閉する。それから、手をつけていないカテーテルアッ センブリは、再殺菌されて、梱包される。 さらに、本発明は、それの意図または中心的な属性から外れることなしに、他 の特定の形で実施できることを当業者は認識するだろう。本発明の先の記述は単 に例示の実施例を表したものであるから、本発明の範囲内である他の変化が認識 されることを理解するべきである。したがって、本発明は、ここで詳細に記載さ れた上記特定の実施例に限定されない。さらに、本発明の範囲と要旨を定めるた めに従属の請求項を参照するべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パッサファロー,ジェイムズ アメリカ合衆国92705カリフォルニア州 サンタ・アナ、ルシンダ・ウェイ1371番 (72)発明者 ウォーカー,ブレアー アメリカ合衆国90802カリフォルニア州 ロング・ビーチ、エスペランザ・アベニュ ー・ナンバー304、275番 (72)発明者 アレン,トム アメリカ合衆国92653カリフォルニア州 ラグーナ・ヒルズ、デピューティ・サーク ル27642番 (72)発明者 ペコアー,ロバート アメリカ合衆国92714カリフォルニア州 アービン、バークレー176番 (72)発明者 ジャナセック,ヤロスラフ アメリカ合衆国92596カリフォルニア州 ウィンチェスター、トンプソン・ロード 32350番 (72)発明者 ディアス,カルメン アメリカ合衆国90880カリフォルニア州 スタントン、ウィンストン・ロード8372番 (72)発明者 シリマネ,ラクセン アメリカ合衆国92680カリフォルニア州 タスティン、ケラー・ドライブ・ナンバー 124、2800番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.近位端と、遠位端と、少なくとも1つの遠位内腔を有する略管状の使い捨 ての遠位体と、 近位端と、遠位端と、少なくとも1つの長手方向に延在する近位穴を有する再 使用できる近位体と、 上記再使用できる近位体の上記遠位端と、上記使い捨ての遠位体の上記近位端 を密に受け入れるようになっている取り外し可能な接続装置を備え、 上記少なくとも1つの長手方向に延在する近位穴は、上記少なくとも1つの遠 位内腔と流体が導通するように連通しているカテーテル。 2.上記略管状の使い捨ての遠位体には、上記略管状の使い捨ての遠位体の上 記遠位端に近接して配置された膨張できる風船が設けられている請求項1のカテ ーテル。 3.上記略管状の遠位体の上記遠位内腔は、上記膨張できる風船と流体が導通 するように連通している膨張内腔である請求項2のカテーテル。 4.上記略管状の遠位体には上記膨張できる風船の近位端に近接すると共に、 上記膨張できる風船を通して縦方向に伸びているガイドチューブにアクセスでき るガイドワイヤポートが設けられている請求項3のカテーテル。 5.上記再使用できる近位体には、上記近位穴と流体が導通するように連通し ている膨張ポートが設けられている請求項1のカテーテル。 6. 上記再使用できる近位体は、Yコネクタである請求項5のカテーテル。 7.上記Yコネクタには、カテーテルスリッタブレードが設けられている請求 項6のカテーテル。 8.上記再使用できる近位体は、ステンレス鋼およびニティノル(Nitin ol)からなるグループから選択された材料からなる延在するハイポチューブで ある請求項1のカテーテル。 9.上記使い捨ての遠位体は、コード化されている請求項1のカテーテル。 10.上記コード化された使い捨ての遠位体は、ストリップ、バンド、マーキ ング、文字、色、シンボルおよびそれらの組み合わせからなるグループから選択 されたコーディング構成を含んでいる請求項9のカテーテル。 11.上記取り外しのできる接続装置は、上記再利用できる近位体の上記遠位 端に密に付着された接続部材を含み、この接続部材は、上記遠位内腔と流体導通 に連通している上記近位穴に上記使い捨ての遠位体の上記近位端を取り外し可能 に係合させるようになっている請求項1のカテーテル。 12.上記接続部材は、圧縮取り付け物、スナップ取り付け物および有刺コネ クタからなるグループから選択されている請求項11のカテーテル。 13.上記取り外し可能なコネクタは、上記再使用できる近位体の上記遠位体 に密に付着された第1接続部材と、上記使い捨ての遠位体の上記近位体に密に付 着された第2接続部材とを含み、上記第1接続部材は上記遠位内腔と流体導通に 連通している上記近位穴に上記第2接続部材を取り外し可能に係合させるように なっている請求項1のカテーテル。 14.上記第1および第2接続部材は、ねじが切られている請求項13のカテ ーテル。 15.上記取り外し可能な接続部は、上記再使用できる近位体の上記遠位端に 近接して配置されると共に、上記使い捨ての遠位体の上記近位体に係合するよう になっている少なくとも一つの半径方向に伸びる刺を含む請求項1のカテーテル 。 16.上記取り外し可能な接続部は、複数の刺を含む請求項15のカテーテル 。 17.再使用できる近位カテーテル本体に、取り外し可能な遠位のカテーテル 本体を流体導通に密に係合するための取り外し可能な接続装置であって、 上記再使用できる近位カテーテル本体の遠位端に密に付着された接続部材を備 え、上記接続部材は、上記使い捨ての遠位カテーテル本体の近位端を上記再使用 できる近位カテーテル本体に流体が導通するように流体密に、かつ、取り外し可 能に係合するようになっている接続装置。 18.上記接続部材は、上記再使用できる近位体の上記遠位端に近接して配置 されると共に、上記使い捨ての遠位体の遠位端に係合するようになっている少な くとも一つの半径方向に伸びる刺を含む請求項17の取り外し可能な接続装置。 19.上記第1接続部材は、複数の刺を含む請求項18の取り外し可能な接続 装置。 20.上記使い捨ての遠位カテーテル本体の上記近位端に密に付着された第2 接続部材をさらに含み、上記第2接続部材は、流体密に、かつ、流体が導通する ように上記接続部材と上記接続部材を取り外し可能に固定するようになっている 請求項17の取り外し可能な接続装置。 21.上記接続部材と上記第2接続部材とは、ねじが設けられている請求項2 0の取り外し可能な接続装置。 22.上記接続部材と上記第2接続部材は複数の内腔を含む請求項20の取り 外し可能な接続装置。 23.近位端と、遠位端と、少なくとも一つの縦方向に伸びる遠位内腔と、上 記遠位端に近接して配置されると共に上記遠位内腔と流体導通に連通する膨張で きる風船と、上記膨張できる風船の近位端に近接して形成され、上記膨張できる 風船の中を伸びているガイドチューブに連通するガイドワイヤポートを有する取 り外し可能な遠位管状体と、 近位端と、遠位端と、少なくとも一つの縦方向に伸びる近位穴と上記近位穴か ら半径方向に伸びると共に、上記使い捨ての遠位管状体の上記近位端を、上記少 なくとも一つの遠位内腔と流体導通に連通する上記少なくとも一つの近位穴に取 り外し可能に係合させるようになっている少なくとも一つの外方への刺とから形 成されている再使用できる近位体とを備える急速交換膨張カテーテル。 24.上記ハイポチューブは、ステンレス鋼およびニティノル(Nitino l)からなるグループから選択された材料から形成されている請求項23の急速 交換膨張カテーテル。 25.上記使い捨ての遠位管状体は、上記近位端に近接して配置された外側の 補強スリーブを含む請求項23の急速交換膨張カテーテル。 26.上記使い捨ての遠位体は、コード化されている請求項23の急速交換膨 張カテーテル。 27.カテーテルを使用して医療を行う方法であって、 近位端と、遠位端と、少なくとも一つの遠位内腔を有する略管状の使い捨ての 遠位体と;近位端と遠位端と少なくとも一つの縦方向に伸びる近位穴とを有する 再使用できる近位本体と;上記再使用できる近位体の上記遠位端と上記使い捨て の遠位体の上記近位端とを密に収容するようになっている取り外し可能な接続装 置を備え、上記少なくとも一つの縦方向に伸びる近位穴は、上記少なくとも一つ の遠位内腔と流体導通に連通しているカテーテルを用意するステップと、 少なくとも上記使い捨ての遠位体を患者に挿入するステップと、 上記患者から上記使い捨ての遠位体を取り除くステップと、 上記再使用できる近位体から上記使い捨ての遠位体を係脱するステップとを備 える方法。 28.上記係脱するステップの後、第2カテーテルを提供するために、上記再 使用できる近位体に第2の使い捨ての遠位体を取り付ける追加のステップをさら に備える請求項27の方法。 29.上記第2の使い捨ての遠位体を取り付ける前に、上記再使用できる近位 体を再殺菌する追加のステップをさらに備える請求項28の方法。 30.近位カテーテル本体に取り外し可能に係合できる使い捨ての遠位カテー テル本体であって、 近位端と、遠位端と、少なくとも一つの内腔を有する延在する略管状の本体を 備え、上記近位端は、近位カテーテル本体に取り外し可能に係合するようになっ ている取り外し可能な遠位カテーテル本体。 31.上記延在する略管状の本体には上記遠位端に近接して配置された膨張で きる風船が設けられている請求項30の取り外し可能な遠位カテーテル本体。
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