JPH11332689A - アームレストの脱着構造 - Google Patents

アームレストの脱着構造

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JPH11332689A
JPH11332689A JP10143451A JP14345198A JPH11332689A JP H11332689 A JPH11332689 A JP H11332689A JP 10143451 A JP10143451 A JP 10143451A JP 14345198 A JP14345198 A JP 14345198A JP H11332689 A JPH11332689 A JP H11332689A
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JP
Japan
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armrest
groove
seat back
pin
moving pin
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JP10143451A
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English (en)
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Yoshihiko Yamauchi
慶彦 山内
Shinya Sato
信也 佐藤
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Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 このようにアームレストを車幅方向に移動さ
せるタイプに鑑みたものであって、少なくともアームレ
ストの使用状態における車幅方向でのガタつきを防止す
ることができるアームレストの脱着構造を提供する。 【解決手段】 アームレストの使用位置において、移動
ピンの鍔部がスロープ28に乗り上げることで、該移動
ピンがシートバック側へ導かれるため、アームレストが
シートバック側に当接した状態となり、車幅方向でのガ
タつきが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シートバックの
側部に設けられているアームレストの脱着構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】シートバックの側部に取付けられている
アームレストには、不使用時に取り外せる構造になって
いるものがある。この種の脱着式のアームレストは、シ
ートバック側に、アームレストの軸ピンを挿入する軸孔
を有していると共に、該軸孔内に、軸ピンと係合・解除
するロック手段が設けられている。すなわち、使用時に
は、軸ピンの抜けを防止したロック状態で回転自在に支
持し、不使用時にはロック手段のレバーを操作して、軸
ピンのロック状態を解除して、アームレストを取り外せ
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、シートバックの軸孔内に複
雑なロック機構を内蔵しなければならないため、シート
バックの製造が面倒になる。また、ロック機能のレバー
を操作しないと、アームレストの脱着が行えないため、
一方の手でアームレストを支持し、他方の手でレバーを
操作することになり、脱着操作性が良くない。
【0004】そこで、アームレストの操作性及び製造性
を向上させるために、ロック機構を用いずに、アームレ
ストを車幅方向に沿って移動させるだけで、アームレス
トの通常使用状態から、アームレストの取外しが可能な
脱着状態へ容易に切り換えられる構造にすることが考え
られる。
【0005】この発明は、このようにアームレストを車
幅方向に移動させるタイプに鑑みたものであって、少な
くともアームレストの使用状態における車幅方向でのガ
タつきを防止することができるアームレストの脱着構造
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、アームレストの基端部内側面に、軸ピンと、先端に
鍔部を有する移動ピンとを立設し、シートバックの側部
に、前記軸ピンを挿入する軸孔と、前記移動ピンを挿入
する溝部とが設けられたアームレストブラケットを取付
け、使用状態のアームレストの移動ピンが位置する溝部
の使用位置付近に、移動ピンの鍔部が乗り上がることに
より該移動ピンをシートバック側に導いてアームレスト
をシートバック側に当接させるスロープが形成されてい
ることを特徴とする。
【0007】請求項1に記載の発明によれば、アームレ
ストの使用位置において、移動ピンの鍔部がスロープに
乗り上げることで、該移動ピンがシートバック側へ導か
れるため、アームレストがシートバック側に当接した状
態となり、車幅方向でのガタつきが防止される。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のアームレストの脱着構造であって、前記溝部が、アー
ムレストを前向きにした使用位置から上向きにした収納
位置に至る通常範囲と、アームレストを収納位置よりも
若干後向きにする脱着位置に至る脱着範囲とからなり、
前記通常範囲と前記脱着範囲とが幅狭の狭部にて連結さ
れており、前記移動ピンが、前記溝部の通常範囲での抜
けを防止し且つ脱着範囲での抜けを可能とする径よりな
る鍔部と、該鍔部の根元側に形成されて前記溝部の通常
範囲を移動可能で且つ前記狭部を移動不能な径よりなる
段部と、該段部の根元側に形成されて前記狭部を移動可
能な径よりなる軸部とを備えてなり、前記溝部の、少な
くとも狭部の入口となる収納位置に、移動ピンを反シー
トバック側へ押す付勢手段が設けられていることを特徴
とする。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、通常使用
時は、アームレストの移動ピンが溝部の狭部を通過でき
ないため、アームレストが不用意に抜けることはない
が、アームレストの移動ピンが狭部の入口となる収納位
置に達した際に、アームレストをシートバック側へ押せ
ば、移動ピンが狭部を通過可能となり、該移動ピンが脱
着範囲内へ入るため、アームレストを容易に脱着するこ
とができる。更に、アームレストの収納位置では、移動
ピンを反シートバック側に押す付勢手段が設けられてい
るため、収納状態においても、アームレストの車幅方向
でガタつきが防止される。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のアームレストの脱着構造であって、前記付勢手段が、
溝部のシートバック側に配されたバネプレートであるこ
とを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明によれば、付勢手段
が溝部のシートバック側に配されたバネプレートである
ため、狭い隙間にも設置し易い。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のアームレストの脱着構造であって、前記バネプレート
が、溝部全体を塞ぐ外形を有していることを特徴とす
る。
【0013】請求項4に記載の発明によれば、バネプレ
ートが溝部全体を塞ぐ外形を有しているため、アームレ
ストの取外し後に、溝部が塞がれた状態となり、溝部の
内部が露呈しない。従って、見映えが良くなると共に、
ゴミなどが溝部の中にたまりにくい。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0015】図1は、右ハンドル車のワゴン車における
右側のフロントシート1を示す図で、そのシートバック
2における左側部、即ち車両中央側には、アームレスト
3が回動自在に取付けられている。このアームレスト3
は回動することにより、使用位置A、収納位置B、脱着
位置Cの3態様が得られるようになっている。
【0016】このフロントシート1は、図2に示すよう
に、通常時は前側(図中FR方向)を向いた状態になっ
ているが、停車時には、図3に示すように支点Pを中心
に回転して後ろ向き(図中RR方向)にすることができ
る。フロントシート1を後ろ向き(図中RR方向)にし
た場合は、前記アームレスト3を二点鎖線で示す左側部
から取外されて、実線で示す右側部へ取付けられる。こ
れは、左側部に取付けた状態のままでは、車両のドア4
に干渉するからである。アームレスト3をシートバック
2の左右両側の側部に取付けられる構造は後述する。
【0017】まず、アームレスト3側の構造を、図4〜
図8に基づいて説明する。アームレスト3の基端部内側
面3aには、ベース5が固定されており、該ベース5に
軸ピン6と移動ピン7が立設されている。軸ピン6は、
略同径の単純なシャフト形状をしているが、移動ピン7
は、概略キノコ形状をしている。軸ピン6と移動ピン7
の基端部は、ブラケット8により支持されている。ま
た、ベース5から突出する部分にも軸ピン6と移動ピン
7の途中部分を支持するレインフォース9が設けられて
いる。
【0018】このアームレスト3は、前記軸ピン6と移
動ピン7を結ぶ直線L(図4参照)を中心に両側が対称
形状をしており、アームレスト3の両側に腕を載せる面
3b,3bが形成されている。尚、アームレスト3を実
際にシートバック2に取付ける場合には、図13等で示
す樹脂製のカバー10が組合せられる。
【0019】移動ピン7は、図7に示すように、大径D
1 の鍔部11から、根元側に向けて、中径D2 の段部1
2と、小径D3 の軸部13を備えている。また、鍔部1
1の裏面には、後述する溝部19に交差する方向に一対
の隆起部14が形成されている。従って、図7に示すよ
うに、この隆起部14の先端と、鍔部11の溝部19
(後述)に沿う方向における両側の端末11aとの間に
は、所定のクリアランスMが確保されている。
【0020】次に、シートバック2側の構造を、図4及
び図9〜図11に基づいて説明する。シートバック2の
左右の側部には、それぞれ、「付勢手段」としての金属
製のバネプレート15a、15bと、金属製のアームレ
ストブラケット16a、16bと、樹脂製のアームレス
トフィニッシャ17a、17bとが取付けられてなる。
左右のそれぞれの部品は、図4に示すように、左右対称
形状をしている。バネプレート15a、15bとアーム
レストフィニッシャ17a、17bは、アームレストブ
ラケット16a、16bに対して取付けられ、アームレ
ストブラケット16a、16b自体は、図示せぬボルト
によりシートバック2の側部にそれぞれ固定される。
「付勢手段」がバネプレート15a、15bのため、狭
い部分にも設置し易い。このバネプレート15a、15
bは、使用位置Aと収納位置Bでだけ、移動ピン7に対
して反シートバック2方向への付勢力E(図12、図1
4参照)を付与する構造になっている。そして、このシ
ートバック2には、アームレスト3の軸ピン6と係合す
る従来のようなロック機構を設ける必要がないため、シ
ートバック2側の構造が従来よりも簡単である。
【0021】アームレストブラケット16a、16bに
は、軸ピン6を挿入する軸孔18と、移動ピン7を挿入
する溝部19とが形成されている。アームレストフィニ
ッシャ17a、17bには、軸孔20と、前記溝部19
に相応する形状の切欠21が形成されており、前記軸孔
20には軸ピン6を支持する筒部22が形成されてい
る。バネプレート15a、15bは、アームレストフィ
ニッシャ17a、17bの切欠21を全部塞げるサイズ
を有しており、軸孔25が形成されている。
【0022】アームレストブラケット16a、16bの
上部には、樹脂ブラケット23a、23bにより仮止め
するための凹部24が形成されている。このように、ア
ームレストブラケット16a、16bの上側取付点のみ
が、低強度の樹脂ブラケット23a、23bを介して取
付けられるため、シートバック2の剛性が高まり過ぎな
い。すなわち、シートバック2に後側RR向きの荷重が
加わると、樹脂ブラケット23a、23bが容易に変形
して、そこから後側RRへ抜けるため、シートバック2
の後方への撓みが許容され、前記後側RR向きの荷重を
確実に吸収することができる。
【0023】また、アームレストブラケット16a、1
6bの上側取付点を完全にフリーにするのではなく、樹
脂ブラケット23a、23bの強度の範囲で取付け状態
が維持されるため、アームレストブラケット16a、1
6bの必要な取付剛性は確保される。
【0024】アームレストブラケット16a、16bに
形成された溝部19は、アームレスト3を前向きにした
使用位置Aから上向きにした収納位置Bに至る通常範囲
Xと、アームレスト3を収納状態Bよりも若干後向きに
する脱着位置Cに至る脱着範囲Yからなり、通常範囲X
と脱着範囲Yとが幅狭の狭部26にて連結された形状を
している。バネプレート15a、15bは、前述のよう
に、溝部19の使用位置Aから収納位置Bに至る通常範
囲Xでだけ、移動ピン7に対して反シートバック2側へ
の付勢力Eを与えられるようになっている。そして、ア
ームレストブラケット16a、16bの溝部19におけ
る使用位置A付近には、収納位置B側から使用位置A側
に向けて傾斜部27を介して漸次シートバック2側へ隆
起したスロープ28が形成されている。この傾斜部27
及びスロープ28は、溝部19の両側に形成されてい
る。
【0025】また、溝部19の通常範囲Xの幅は、移動
ピン7における段部12の中径D2よりも大きく、鍔部
11の大径D1 よりも小さく設定されている。また、狭
部26の幅は、段部12の中径D2 よりも小さく且つ移
動ピン7における軸部13の小径D3 よりも大きく設定
されている。更に、脱着範囲Yは鍔部11の大径D1
りも大きな径の概略円形をしている。
【0026】次に、この実施形態の作用を、主に、図1
3〜図16に基づいて説明する。ここでは、アームレス
ト3を前側FRを向いたフロントシート1のシートバッ
ク2における左側部に取付けた状態の作用を説明する。
【0027】溝部19の使用位置Aから収納位置Bに至
る通常範囲Xでは、アームレスト3を自由に回動させる
ことができる。そして、この通常範囲Xでは、移動ピン
7の鍔部11の方が溝部19の幅よりも大きいため、ア
ームレスト3が外れることはない。更に、この使用位置
においては、図13に示すように、移動ピン7の鍔部1
1がスロープ28上に乗り上げた状態となり、移動ピン
7がシートバック2側へ導かれるため、アームレスト3
がシートバック2側に当接した状態(具体的には、アー
ムレストフィニッシャ17aに当接した状態)となる。
従って、使用位置Aにおけてアームレスト3の車幅方向
でのガタつきが防止される。
【0028】アームレスト3を使用しない場合には、ア
ームレスト3を上側に回動させて収納位置Bにする。ア
ームレスト3を収納位置Bへ回動させることにより、移
動ピン7はスロープ28から傾斜部27を滑り降りるこ
とになる。この時も、移動ピン7の鍔部11の裏面に隆
起部14が形成されており、鍔部11の端末11aとの
間にクリアランスMが確保されているため、端末11a
と傾斜部27等とが強干渉することはなく、移動ピン7
の円滑な移動が行われる。このクリアランスMは、鍔部
11の両方の端末11aに対応して形成されているた
め、鍔部11が傾斜部27を滑り上がる場合も、端末1
1aと傾斜部27等との強干渉が回避される。従って、
アームレスト3の円滑な回動操作性が保たれる。
【0029】収納位置Bに達した移動ピン7には、図1
4に示すように、バネプレート15aによる付勢力Eが
加わっているため、この収納位置Bにおける車幅方向で
のガタつきも防止される。但し、パネプレート15aの
付勢力E以上の力で押すことにより、アームレスト3を
シートバック2に移動させることは可能である。
【0030】そして、アームレスト3を取り外す場合
は、アームレスト3の移動ピン7が狭部26の入口とな
る前記収納位置Bに達した状態で、アームレスト3を付
勢力Eよりも大きい力でシートバック2側へ押せば良
い。そうすると、図15に示すように、最も小径の軸部
13が狭部26に対応するため、移動ピン7が狭部26
を通過することができ、脱着範囲Y内へ入る。脱着範囲
Yは図16に示すように、移動ピン7の鍔部11よりも
大きな径の円形のため、移動ピン7を脱着範囲Yから容
易に抜くことができる。
【0031】アームレスト3を取り外し後は、アームレ
ストフィニッシャ17aが露呈するが、バネプレート1
5aが溝部19及び切欠21の全体を塞ぐ外形を有して
いるため、溝部19が塞がれた状態となり、溝部19の
内部が露呈しない。そのため、見映えが良くなると共
に、ゴミなどが溝部19の中にたまりにくい。
【0032】そして、このようなアームレスト3を、フ
ロントシート1を後側RR向きにした場合に、シートバ
ック2の反対側にも取付け可能で且つ同様の作用を得る
ことができる。これは、シートバック2の左右の側部に
左右対称の構造を設けたことによるものである。このよ
うにしたことにより、アームレスト3はシートバック2
の左右のどちらかには取付けることが可能で、従来のよ
うに、取り外したアームレスト3を仕方なく、車室内や
荷室の片隅に収納する必要がない。そのため、本願発明
によれば、従来のような不具合を解消することができ
る。
【0033】すなわち、従来は、シートバック2の一方
側にしかアームレスト3を取付けることができなかった
ため、フロントシート1を回転させた場合には、前述の
ようにドア4との関係でドア4側に取付けることができ
ず、仕方なく、車室内或いは荷室内に取り外したアーム
レスト3の収納スペースを確保して、そこに収納してい
た。従って、車両の走行時の振動により、取り外したア
ームレスト3が動いて不快な音を発生させることがあ
る。また、アームレスト3が動くことにより、軸ピン6
や移動ピン7が変形して、アームレスト3を再度シート
バック2に取付けた際に、アームレスト3の回動操作性
が悪化するおそれもある。しかし、このような従来の不
具合も、前述のような構造の本願発明により、確実に解
消することができる。
【0034】尚、以上の実施形態では、フロントシート
1を回転式にして、そのシートバック2の左右両側にア
ームレスト3を取付ける例を示したが、本願発明は、車
両のドアとの関係によっては、回転式でないフロントシ
ートにも適用可能である。また、フロントシート1に限
定されるものでもなく、セカンドシート又はサードシー
トにも適用可能である。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、アーム
レストの使用位置において、移動ピンの鍔部がスロープ
に乗り上げることで、該移動ピンがシートバック側へ導
かれるため、アームレストがシートバック側に当接した
状態となり、車幅方向でのガタつきが防止される。
【0036】請求項2に記載の発明によれば、通常使用
時は、アームレストの移動ピンが溝部の狭部を通過でき
ないため、アームレストが不用意に抜けることはない
が、アームレストの移動ピンが狭部の入口となる収納位
置に達した際に、アームレストをシートバック側へ押せ
ば、移動ピンが狭部を通過可能となり、該移動ピンが脱
着範囲内へ入るため、アームレストを容易に脱着するこ
とができる。更に、アームレストの収納位置では、移動
ピンを反シートバック側に押す付勢手段が設けられてい
るため、収納状態においても、アームレストの車幅方向
でガタつきが防止される。
【0037】請求項3に記載の発明によれば、付勢手段
が溝部のシートバック側に配されたバネプレートである
ため、狭い隙間にも設置し易い。
【0038】請求項4に記載の発明によれば、バネプレ
ートが溝部全体を塞ぐ外形を有しているため、アームレ
ストの取外し後に、溝部が塞がれた状態となり、溝部の
内部が露呈しない。従って、見映えが良くなると共に、
ゴミなどが溝部の中にたまりにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るフロントシートを
示す斜視図。
【図2】前向き状態のフロントシートを示す平面図。
【図3】後向き状態のフロントシートを示す平面図。
【図4】シートバックの側部の構造を分解斜視図。
【図5】アームレストの基端部内側面の構造を示す平面
図。
【図6】アームレストの基端部内側面の構造を示す側面
図。
【図7】図5中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図8】移動ピンを示す斜視図。
【図9】アームレストブラケットを示す側面図。
【図10】アームレストブラケットの裏側を示す斜視
図。
【図11】アームレストフィニッシャを組み合わせたア
ームレストブラケットを示す側面図。
【図12】移動ピンの移動軌跡を示す図。
【図13】使用位置におけるアームレストとシートバッ
クとの取付部を示す断面図。
【図14】収納位置におけるアームレストとシートバッ
クとの取付部を示す断面図。
【図15】狭部位置におけるアームレストとシートバッ
クとの取付部を示す断面図。
【図16】脱着位置におけるアームレストとシートバッ
クとの取付部を示す断面図。
【符号の説明】
3 アームレスト 6 軸ピン 7 移動ピン 11 鍔部 11a 端末 14 隆起部 15a、15b バネプレート(付勢手段) 16a、16b アームレストブラケット 18 軸孔 19 溝部 26 狭部 28 スロープ A 使用位置 B 収納位置 C 脱着位置 X 通常範囲 Y 脱着範囲 M クリアランス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームレストの基端部内側面に、軸ピン
    と、先端に鍔部を有する移動ピンとを立設し、 シートバックの側部に、前記軸ピンを挿入する軸孔と、
    前記移動ピンを挿入する溝部とが設けられたアームレス
    トブラケットを取付け、 使用状態のアームレストの移動ピンが位置する溝部の使
    用位置付近に、移動ピンの鍔部が乗り上がることにより
    該移動ピンをシートバック側に導いてアームレストをシ
    ートバック側に当接させるスロープが形成されているこ
    とを特徴とするアームレストの脱着構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のアームレストの脱着構
    造であって、 前記溝部が、アームレストを前向きにした使用位置から
    上向きにした収納位置に至る通常範囲と、アームレスト
    を収納位置よりも若干後向きにする脱着位置に至る脱着
    範囲とからなり、前記通常範囲と前記脱着範囲とが幅狭
    の狭部にて連結されており、 前記移動ピンが、前記溝部の通常範囲での抜けを防止し
    且つ脱着範囲での抜けを可能とする径よりなる鍔部と、
    該鍔部の根元側に形成されて前記溝部の通常範囲を移動
    可能で且つ前記狭部を移動不能な径よりなる段部と、該
    段部の根元側に形成されて前記狭部を移動可能な径より
    なる軸部とを備えてなり、 前記溝部の、少なくとも狭部の入口となる収納位置に、
    移動ピンを反シートバック側へ押す付勢手段が設けられ
    ていることを特徴とするアームレストの脱着構造。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のアームレストの脱着構
    造であって、 前記付勢手段が、溝部のシートバック側に配されたバネ
    プレートであることを特徴とするアームレストの脱着構
    造。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のアームレストの脱着構
    造であって、 前記バネプレートが、溝部全体を塞ぐ外形を有している
    ことを特徴とするアームレストの脱着構造。
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