JPH11330336A - 金属薄板加工装置の位置決め装置及び位置決め方法 - Google Patents

金属薄板加工装置の位置決め装置及び位置決め方法

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JPH11330336A
JPH11330336A JP13874398A JP13874398A JPH11330336A JP H11330336 A JPH11330336 A JP H11330336A JP 13874398 A JP13874398 A JP 13874398A JP 13874398 A JP13874398 A JP 13874398A JP H11330336 A JPH11330336 A JP H11330336A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リードフレームの位置決め孔を変形させず
に位置決めを行うことかできるリードフレーム位置決め
装置及び位置決め方法の提供。 【解決手段】下型3と上下動する上型9によりリードフ
レーム1のトリミング及びフォミングを行い、上型9に
位置決めピン11が設けられ、搬送アーム7にフィード
ピン8が設けられ、リードフレーム1が載る上下動可能
なガイドレール2を備えたリードフレーム加工装置の位
置決め装置において、搬送アーム7のフィードピン8の
位置決めを解除した後に、上型の位置決めピン11によ
りリードフレーム1の位置決めを行うタイミングピン1
2が上型9に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂モールドした
LSI等のリードフレーム等の金属薄板を上型と下型と
により加工する金属薄板加工装置の位置決め装置及び位
置決め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】金属薄板を加工装置として、例えば、半
導体を樹脂モールドしたパッケージタイプの半導体装置
は、リードフレーム上に搭載した半導体素子を樹脂でモ
ールドした後、上型と下型とを備えたリードフレーム加
工装置によりプレスしてタイバーをトリミングし、次い
で、リードフレームを搬送して、次工程で外部リードを
所望の形状にフォーミングしている(例えば、特開平9
−312315号公報参照)。
【0003】前記のトリミングとフォーミングの際のリ
ードフレームの位置決めは、搬送アームのフィードピン
および金型に設けた位置決めピンにより行なわれている
が、金型の位置決めピンをリードフレームの位置決め孔
に挿入する際には、搬送アームのフィードピンは予めリ
ードフレームの位置決め孔に挿入されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、金型に
設けられた位置決めピンをリードフレームの位置決め孔
に挿入する際、金型と装置の位置加工精度不良及び搬送
アームのフィードピン、金型の位置決めピンと金属薄板
の不適正なクリアランスにより、位置決めピンと位置決
め孔とが完全に一致せず、搬送アームのフィードピンが
リードフレームの位置決め孔に挿入されて位置決めされ
ているために、位置決めピンによる位置決めの際、リー
ドフレームの位置決め孔を変形させることがあった。リ
ードフレームの位置決め孔が変形すると、次工程の位置
決め精度が悪くなり、その結果、タイバーのトリミング
及びリードのフォーミングを精度よく行うことができな
くなる。
【0005】本発明は、上型と下型とにより金属薄板の
加工を行う金属薄板加工装置の金属薄板の位置決めにお
いて、金属薄板の位置決め孔を変形させることなく位置
決めを行うことができる金属薄板加工装置の位置決め装
置及び位置決め方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の下型と上型とか
らなる金型を備え、金型の昇降により金属薄板を加工す
る金属薄板加工装置の位置決め装置は、金型の位置決め
ピンにより金属薄板の位置決めを行う前に金属薄板を搬
送する搬送アームのフィードピンの位置決めを解除する
タイミングピンが金型に設けられていることを特徴とす
る。
【0007】また、本発明の下型と上型とからなる金型
を備え、金型の昇降により金属薄板を加工する金属薄板
加工装置の位置決め方法は、金型の昇降によって金属薄
板を搬送する搬送アームのフィードピンの位置決めを解
除するとともに、前記解除に伴って金型内の位置決めピ
ンにより金属薄板の位置決めを行っていくことを特徴と
する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の金属薄板の位置決
め装置を備えたリードフレーム加工装置の例を示す概略
平面図、図2は本発明によるリードフレーム位置決め装
置の動作の例を時系列に示す側断面図である。
【0009】図1及び図2において、リードフレーム加
工装置には、リードフレーム1が支持されるガイドレー
ル2がその下方の下型3を挟んでアダプタブロック4の
上面に取り付けられている。アダプタブロック4は、上
方に付勢されるとともに、上下動可能に設けられてい
る。ガイドレール2にはリードフレーム1の位置決め孔
5と対応する位置に上下に貫通するとともに、リードフ
レーム1をlピッチ送る長さの長孔6が設けられてい
る。
【0010】ガイドレール2の上方に配置された搬送ア
ーム7には、長孔6に対応してフィードピン8が搬送ア
ーム7の下面側より真っ直ぐ下側に突出した状態で設け
られている。搬送アーム7のフィードピン8は、リード
フレーム1の位置決め孔5に挿入され、搬送アーム7の
移動により長孔6に沿って移動し、リードフレーム1を
lピッチづつ送ることができる。
【0011】下型3に対向して配置され、昇降する上型
9には、リードフレーム1の位置決め孔5に対応してガ
イドレール2に設けられた貫通孔10を出入りする位置
決めピン11が設けられている。上型9には、アダプタ
ブロック4の上面側に突出したタイミングピン12が設
けられている。タイミングピン12は、リードフレーム
1の入側及び出側にそれぞれ配置される。
【0012】図3は図2に示す位置決め装置の位置決め
ピン及びフィードピンの動作を時系列的に示す拡大図
で、図2及び図3を参照してリード加工装置内における
リードフレームの位置決め動作について説明する。
【0013】リードフレーム1は、フィードピン8がリ
ードフレーム1の位置決め孔5に挿入された状態で、搬
送アーム7の移動により所定の位置まで1ピッチづつ送
られて来る(図2(a)、図3(a)参照)。
【0014】リードフレーム1が所定の位置まで搬送さ
れると、上型9を下降させてタイミングピン12及び位
置決めピン11を下降させる。下降によりタイミングピ
ン12は、アダプタブロック4の上面に当たり、この状
態で、位置決めピン11の尖った先端部がわずかにリー
ドフレーム1の位置決め孔5に入り込む(図2(b)、
図3(b)参照)。
【0015】引き続きタイミングピン12を下降させる
と、タイミングピン12は上下動自在のアダプタブロッ
ク4を押し下げ、それに伴ってガイドレール2も下降
し、フィードピン8がリードフレーム1の位置決め孔5
から完全に抜ける(図2(c)及び(d)、図3(c)
及び(d)参照)。
【0016】さらに、タイミングピン12を下降させる
と、位置決めピン11は完全にリードフレーム1の位置
決め孔5に入り込む(図2(e)、図3(e)参照)。
こうして位置決めが行われた後、上型9の下降によりリ
ードフレーム1は下型及び上型により加工される。
【0017】このように、フィードピン8をリードフレ
ーム1の位置決め孔5から抜き出した後、位置決めピン
11をリードフレーム1の位置決め孔5に入れて位置決
めするため、金型と装置の位置決め精度不良によるリー
ドフレームの位置ズレは吸収(補正)され、リードフレ
ーム1の変形を防止することができる。これにより、ス
ムーズな位置決めがなされるため、トリミングによりタ
イバーカットでは上型のパンチがリードに食い込むこと
がなく、また、フォーミングにより所望の形状が精度よ
く成形される。この結果、最終的な製品のリード形状の
向上が図れるため、位置決め不良による加工不良の発生
を防止することができる。
【0018】なお、前記実施例では、リードフレーム加
工装置の位置決めについて説明したが、本発明はリード
フレーム加工装置に限られるものではなく、下型と上型
とからなる金型を備え、金型の昇降により金属薄板を加
工する金属薄板加工装置の位置決め装置にも適用でき
る。
【0019】
【発明の効果】タイミングピンにより、一方のピンが入
る時に他方のピンが外れるため、両方の位置決めピンに
より同時に位置決めされることがないので、位置決め孔
を変形させることがない。
【0020】また、上型に設けたタイミングピンにより
搬送アームの位置決めピンの位置決めを解除する構成と
したため、簡単な構造で搬送アームの位置決めピンの位
置決めをタイミング良く解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の金属薄板の位置決め装置を備えたリ
ードフレーム加工装置の例を示す概略平面図である。
【図2】 本発明によるリードフレーム位置決め装置の
動作の例を時系列に示す側断面図である。
【図3】 図2に示す位置決め装置の位置決めピン及び
フィードピンの動作を時系列的に示す拡大図である。
【符号の説明】
1:リードフレーム 2:ガイドレール 3:下型 4:アダプタブロック 5:位置決め孔 6:長孔 7:搬送アーム 8:フィードピン 9:上型 10:貫通孔 11:位置決めピン 12:タイミングピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下型と上型とからなる金型を備え、金型
    の昇降により金属薄板を加工する金属薄板加工装置の位
    置決め装置において、金型の位置決めピンにより金属薄
    板の位置決めを行う前に金属薄板を搬送する搬送アーム
    のフィードピンの位置決めを解除するタイミングピンが
    金型に設けられていることを特徴とする金属薄板の位置
    決め装置。
  2. 【請求項2】 下型と上型とからなる金型を備え、金型
    の昇降により金属薄板を加工する金属薄板加工装置の位
    置決め方法であって、金型の昇降によって金属薄板を搬
    送する搬送アームのフィードピンの位置決めを解除する
    とともに、前記解除に伴って金型内の位置決めピンによ
    り金属薄板の位置決めを行っていくことを特徴とする金
    属薄板の位置決め方法。
JP13874398A 1998-05-20 1998-05-20 金属薄板加工装置の位置決め装置及び位置決め方法 Expired - Fee Related JP3372481B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8499439B2 (en) 2010-07-16 2013-08-06 Nhk Spring Co., Ltd. Positioning apparatus and pressing apparatus

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