JPH11330281A - バイポ―ラ及びbicmosデバイスの作製プロセス - Google Patents

バイポ―ラ及びbicmosデバイスの作製プロセス

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JPH11330281A
JPH11330281A JP11065740A JP6574099A JPH11330281A JP H11330281 A JPH11330281 A JP H11330281A JP 11065740 A JP11065740 A JP 11065740A JP 6574099 A JP6574099 A JP 6574099A JP H11330281 A JPH11330281 A JP H11330281A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 バイポーラ及びBICMOSデバイスの作製
プロセスを提供する。 【解決手段】 シリコン基板上に第1の材料の第1の層
を形成し、第1の層は約10nmより小さい厚さを有す
る工程:第1の層上に、第2の材料の第2の層を形成す
る工程:第1の層で終端する材料の第2の層中に、窓を
形成する工程:窓のベースにおいて、材料の第1の層の
一部を除去し、第2の層下の第1の層の少くとも一部
が、それによって第2の層と下の基板の間に間隙375
を形成し、間隙375は上の第2の層と下の基板との間
の距離と定義される高さを有する工程:間隙の近接端に
おいて、間隙の末梢端より少くとも10パーセント間隙
の高さが大きくなるような条件に間隙を置く工程:及び
化学気相堆積により、材料で間隙を再充填する工程を含
むデバイス作製プロセス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【本発明の背景】
【本発明の分野】本発明は半導体デバイスプロセス、よ
り具体的には、単一シリコン基板上にバイポーラ及び金
属−酸化物−半導体(MOS)デバイス(BICMOS
デバイス)を作製するプロセスに係る。
【0002】
【技術背景】バイポーラトランジスタがCMOSデバイ
スと組合された集積回路は現在、多GHz通信用大規模
集積回路のような高機能システム用に望まれている。キ
ノシタ(Kinoshita)らにより、“高濃度ホウ
素ドープエピタキシャル接触(HYDEC)を用いたサ
ブ−30psECLBiCMOSのプロセス集積技術”
IEDM,94:17.4,441−444頁(199
4)に、バイポーラ及びCMOSデバイスを作製する集
積プロセスが述べられている。キノシタ(Kinosh
ita)らが述べているように、単一の基板上に2つの
型のデバイスを作製するプロセスを集積化しようとする
試みは、いくつかの問題を発生させた。これらの問題に
は、1)バイポーラ領域からゲート酸化物を除去するた
めのマスク及びエッチング工程により生じるゲート酸化
物の低い信頼性;2)バイポーラ接合基板形成の一連の
熱工程中、ホウ素の浸透によるpMOSサブスレッショ
ルド電圧(Vt)シフト及び3)エミッタ・ドライブ−
イン熱プロセスによるpMOS中の短チャネル効果の増
大が含まれる。
【0003】これらの問題を解決するために、キノシタ
(Kinoshita)らは、基板上にバイポーラデバ
イス及び、MOSデバイスを形成するための集積プロセ
スについて述べている。集積プロセスはベースポリシリ
コン電極をn−エピ(コレクタ)表面に接続するととも
に、バイポーラ接合ベースを形成するための拡散源とし
て、高濃度ドープエピタキシャル層を用いる。キノシタ
(Kinoshita)の論文に述べられているプロセ
スが図1に示されている。図1は単一基板上にMOSデ
バイス及びバイポーラデバイスを作製するための集積工
程を示す。
【0004】図1を参照すると、工程(10)におい
て、シリコン基板中にn+ 埋め込み層が形成される。工
程(20)において、高エネルギーイオン注入とそれに
続くp−井戸及びnチャネル注入により、p+ 埋込み層
が形成される。LOCOS(シリコンの局所酸化)分離
が工程(30)で行われる。その間フィールド酸化物領
域がシリコン基板上に形成される。工程(40)におい
て、リンイオン注入により、コレクタプラグが形成され
る。工程(50)でn井戸及びp−チャネル注入が行わ
れ、続いてゲート酸化物の薄い層(厚さ7nm)、ドー
プ(バイポーラデバイスの場合はホウ素、MOSデバイ
スの場合はホウ素又はリン)ポリシリコン(厚さ150
nm)及びシリコン窒化物層(厚さ200nm)が、工
程(60)で形成される。ドープされたポリシリコン層
は、MOSデバイスのゲート電極及びバイポーラトラン
ジスタのベース電極である。
【0005】工程(70)において、エミッタ開口が形
成され、ゲート酸化物は湿式エッチを用いて、エミッタ
開口の底から、ゲート酸化物が除去される。この工程に
おいて、アンドープポリシリコン層下に間隙が形成され
る。工程(80)において、超高真空化学気相堆積を用
いて、基板の表面上に、高濃度ホウ素ドープエピタキシ
ャル層が形成される。工程(90)において、高濃度ホ
ウ素ドープ層が選択的に除去され、エミッタ窓のベース
における層のその部分のみが残る。工程(100)にお
いて、真性ベースを形成するために、BF2 イオン注入
が用いられ、選択イオン注入コレクタ(SIC)を形成
するためのリン注入と酸化物スペーサ形成がそれに続
く。工程(110)において、バイポーラベース電極及
びMOSゲートが同時に形成される。工程(120)に
おいて、バイポーラエミッタのための炉アニールと外因
性ベース・ドライブインが行われる。このアニーリング
工程はまた、nMOSデバイスのソース/ドレイン及び
ゲート電極を活性化する。
【0006】上述のプロセスの欠点の1つは、アンドー
プシリコン層の下の間隙は、それが200nm以下の
時、化学気相堆積を用いて満たすことが困難なことであ
る。なぜなら、充填材料が間隙の底及び最上部上に積み
重なるにつれ、充填材中に間隙が形成されるからであ
る。現在のCMOS技術は、約1.5nmないし約6n
mのゲート酸化物厚を必要とする。間隙はゲート酸化物
の除去から生じるため、間隙の寸法はまた約1.5nm
ないし約6nmである。先に述べたようにこの大きさの
間隙は、均一に充填することが困難である。完全に充填
されていない間隙は、デバイス特性に問題を生じるの
で、これらの間隙を完全に満たすプロセスが望ましい。
【0007】
【本発明の要約】本発明は200nm以下しか離れてい
ない2つの層間に間隙が形成され、次に充填されるデバ
イス作製プロセスに係る。特に少くとも1つのバイポー
ラトランジスタと少くとも1つのCMOSデバイスを同
時に形成するための集積プロセスにおいて、薄いゲート
酸化物層(すなわち、200nm又はそれ以下の厚さを
有する酸化物層)が基板の領域上に形成され、それはC
MOSデバイスのゲート及びバイポーラデバイスの真性
ベースになる。バイポーラデバイスの形成には、外因性
ベースを作製するため、真性ベース領域下のゲート酸化
物を除去することが必要である。
【0008】本発明のプロセスにおいて、外因性ベース
下のゲート酸化物は、外因性ベースシリコン中にエミッ
タ開口が形成された後に除去される。CMOSデバイス
作製プロセス及びバイポーラデバイス作製プロセスの望
ましくかつ効率よい集積化を行うため、この流れでプロ
セス工程が行われる。ゲート酸化物が除去された後、外
因性ベースシリコン下に間隙が形成される。(典型的な
場合、間隙が形成され、再充填される時、外因性ベース
シリコンはアモルファスで、アモルファスシリコンはポ
リシリコンを形成するためアニールされ、ここでは便宜
上、このシリコン層を外因性ベースシリコンとよぶ)間
隙はドープされたシリコンでその後再充填される。
【0009】本発明のプロセスにおいて、間隙は外因性
ベースシリコン下のゲート酸化物を除去するだけでな
く、シリコン下及び外因性ベースシリコン上の部分をエ
ッチングすることにより形成される。その方式は、下の
シリコンと外因性ベースシリコン間の距離が、エミッタ
開口中へのゲート開口において、残ったゲート酸化物に
隣接した間隙の端部におけるより大きい間隙が生じるよ
うなものである。便宜上、間隙開口は間隙の近接端とよ
ばれ、間隙端は間隙の末梢端とよぶ。典型的な場合、下
のシリコンと上の外因性ベースシリコン間の距離は、間
隙の末梢端におけるゲート酸化物の厚さに等しく、間隙
の近接端におけるゲート酸化物の厚さより大きい。従っ
て、ゲート酸化物が除去され、間隙が形成された後、下
のシリコンと上の外因性ベースシリコンは間隙の近接端
における除去速度が、間隙の末梢端における除去速度よ
り速くなるような条件にされる。
【0010】本発明の一実施例において、間隙は下のシ
リコンと上の外因性ベースシリコンが酸化するような条
件にする。間隙の性質により、間隙の近接端における下
のシリコンと上の外因性ベースシリコンは、間隙の末梢
端における上の外因性ベースシリコンと下のシリコンよ
り速く酸化する。間隙中に所望の勾配を作るように、従
来の方法が用いられる。もし、間隙を上のポリシリコン
と下のシリコンを酸化する条件にするなら有利である。
制御された炉酸化、化学酸化といった従来の酸化方法を
組み合わせるか、雰囲気温度で酸素を含む雰囲気に間隙
を露出することが適当と考えられる。酸化物が形成され
た後、フッ化水素酸の水溶液といった従来の酸化物除去
方法を用いてそれは除去される。
【0011】勾配のある間隙が生じるような手法を用い
るなら有利である。ここで用いるように、勾配のある間
隙は、上の外因性ベースシリコンと下のベースシリコン
間の距離が、間隙の近接端における第1の距離から、間
隙の末梢端における第2の距離まで徐々に変化する間隙
である。この実施例において、間隙は所望の形状が得ら
れるのに十分な時間、その条件にされる。
【0012】勾配の所望の度合いは、除去され間隙を形
成するゲート酸化物層の厚さの関数である。もし間隙が
形成された後、間隙の末梢端における第2の距離より少
なくとも10パーセント大きい間隙の近接端における第
1の距離を生じるような条件にすると有利である。生じ
た間隙は次に、低圧化学気相堆積のような従来の技術を
用いて、ポリシリコンで再び満たされる。低圧化学気相
堆積は超高真空を用いたアモルファスシリコンの堆積よ
り、容易で費用がかからない。
【0013】
【詳細な説明】図2は上にバイポーラデバイス(31
0)及びCMOSデバイス(315)が同時に形成され
る基板(305)を示す。埋込み層領域(316)がイ
オン注入とそれに続いてドーパントを基板(305)中
に追いやる酸化工程により、基板(305)中に形成さ
れる。N井戸領域(325)、p井戸領域(320)及
びフィールド酸化物領域(335)が、基板(305)
上に形成される。領域貫通注入部(シンカーともよばれ
る)(340)も基板(305)中に形成される。ゲー
ト酸化物(330)が基板(305)上に形成される。
ゲート酸化物は約2nmないし約20nmの範囲の厚さ
をもつ。0.25μmデバイスルールに従って作製され
るCMOSデバイスの場合、ゲート酸化物の厚さは約
4.5nmである。0.18μmのデバイスルールに従
って作製されるCMOSデバイスの場合、ゲート酸化物
の厚さは約2.5nmである。
【0014】ポリシリコン(345)、タングステンシ
リサイド(346)、シリコン窒化物(350)、プラ
ズマ促進テトラエチルオルトシリケート(PETEO
S)(355)の層及び反射防止被膜(360)を、順
次基板(305)上に形成した。層(345,350,
355)及び(360)の部分を選択的に除去すること
により、エミッタ開口(365)及びゲート(370)
を同時に規定した。
【0014】PETEOS(361)及びポリシリコン
ハードマスク(362)の層を順に堆積させ、パターン
形成した。次に基板はエミッタ開口(365)の底部か
ら、ゲート酸化物(330)を除去する条件にした。ポ
リシリコン(345)下のゲート酸化物(330)の部
分も、間隙(375)を形成するこの工程により除去す
る。
【0015】次に、図2に示された構造を、間隙(37
5)に隣接した領域を酸化する条件にする。適当な手法
には、間隙(375)を空気のような酸素を含む雰囲気
に、外因性ベースシリコン及び下のシリコンを所望の量
酸化するのに、十分な時間露出することが含まれる。適
当な条件は所望の酸化の程度に依存して、広く変えるこ
とができる。もし、外因性ベースシリコン及び下のシリ
コンが大気中で(すなわち約30℃の温度で)酸化され
るなら、所望の酸化程度を得るのに必要な時間は、約2
4時間から約30日まで変えることができた。当業者
は、所望の目的を達成するために各種の方法が用いられ
ること、及び温度を上げることにより、より短時間で所
望の程度の酸化が行えることを理解するであろう。も
し、一連の酸化物/エッチ工程を用いるなら、所望の目
的も達成される。
【0016】この工程の目的は、末梢端(385)にお
けるより、近接端(380)において広い勾配のある間
隙を導入することである。この目的を実現するために、
間隙は末梢端(385)における間隙高さより、近接端
(380)における間隙高さ(375)が少なくとも約
10パーセント増すのに十分な時間、酸化手段に露出さ
れる。
【0017】勾配のある間隙(375)が形成された
後、ポリシリコン(390)を基板(305)の表面上
に堆積させる。勾配のある間隙(375)のため、ポリ
シリコン(390)は外因性ベース及び真性ベース及び
バイポーラデバイス(310)間の接触に悪影響を与え
うる間隙をもたない。
【0018】
【例1】上述のプロセス工程に従い、ベースにおける酸
化物の20nm厚層を有するエミッタ開口が形成され
た。エミッタ開口中のゲート酸化物は、100:1のH
F水溶液を用いて70分間で除去した。次に、基板は従
来の手法を用いて洗浄し、乾燥させた。次に、基板は雰
囲気中に約24時間保たれた。次に間隙は、低圧化学気
相堆積システム(LPCVD)を用いて、ポリシリコン
で満たした。LPCVD装置はカリスペル、モンタナの
セミサーモから入手した。装置は垂直方向の低圧化学気
相堆積をさせるために設計された。堆積は550℃の温
度、250mTorrの圧力、第1の(最上部)噴射器
を通した約40sccm及び第2の(底部)噴射器を通
した約70sccmのシラン流で行われた。ポリシリコ
ンの成長速度は約2nm/分であった。
【0019】得られた構造は、TEM(トンネリング電
子顕微鏡)分析した。図4の写真で示されるように、間
隙の高さは間隙の近接端から末梢端まで、本質的に一定
である。更に、間隙はポリシリコン層のほぼ中央の明る
い領域により明らかなように、ポリシリコンで均一に満
たされてはいない。
【0020】比較のため、ベースにおいて酸化物の6n
m厚の層を有するエミッタ開口を形成した。エミッタ開
口中のゲート酸化物は100:1のHF水溶液を用い、
70分で除去された。次に、従来の手法を用い、基板を
洗浄し、乾燥させた。次に、基板は大気中に約24時間
保存した。次ぎに、酸化物は100:1のHF水溶液を
用い、1分間で除去した。次に、先に述べた装置及び条
件を用い、低圧化学気相堆積システムを用いて、ポリシ
リコンで満たした。
【0021】得られた構造を、TEM(トンネル電子顕
微鏡)分析した。図5の写真で示されるように、間隙高
さはその末梢端とは異なる高さをその近接端でもつ。近
接端における間隙の高さは、末梢端における間隙の高さ
より、明らかに大きい。更に、そのように形成されたポ
リシリコンの層中に、明るい領域はなく、このことはポ
リシリコンが均一に間隙を満たしたことを示している。
【0022】上述の結果は、間隙の近接端におけるより
大きな高さから、間隙の末梢端におけるより小さな高さ
まで勾配をもつ高さをもつ間隙を生じさせるのに必要な
条件は、酸化物の厚さに依存して変わることを示してい
る。酸化物が6nmの厚さをもつ時、所望の勾配を有す
る間隙を生じる条件では、酸化物の厚さが約20nmの
時、所望の勾配を有する間隙は生じなかった。
【0023】
【例2】上述のプロセス工程に従い、ベースにおいて酸
化物の2.5nm厚の層を有するエミッタ開口を形成し
た。エミッタ開口中のゲート酸化物は、100:1のH
F水溶液を用い70分で除去した。酸化物の横方向のエ
ッチングは、ポリシリコン下に約60nm進んだ。次
に、従来の方法を用いて、基板を洗浄し、乾燥させた。
次に、基板を大気中に約30日間保存した。酸化物を除
去するために、HF水溶液(100:1)を用いた。次
に、前の例で述べたような低圧化学気相堆積システムを
用いて、間隙をポリシリコンで満たした。
【0024】得られた構造をTEM(トンネリング電子
顕微鏡)分析した。図6の写真で示されるように、間隙
はその近接端において、間隙の末梢端より大きな高さを
もつ。間隙高さはまた、近接端から間隙の末梢端まで、
徐々に変化する。更にポリシリコンの層が一様に見える
ことから明らかなように、間隙はポリシリコンで均一に
満たされている。
【図面の簡単な説明】
【図1】BiCMOSデバイスの従来技術の作製プロセ
スにおけるある工程の流れ図である。
【図2】エミッタ開口下のゲート酸化物が除去され、外
因性ベースシリコンの下に間隙が形成されるプロセスの
一点における上にBiCMOSデバイスが作製された基
板の側面図である。
【図3】外因性ベースシリコン下の間隙の幅が広がり、
本発明のプロセスに従って勾配が形成された後の基板の
側面図である。
【図4】エピタキシャルシリコンで再充填され、その中
に間隙のある勾配のない20nm間隙の側面図である。
【図5】エピタキシャルシリコンで再充填された勾配の
ある6nm間隙の側面図である。
【図6】エピタキシャルシリコンで再充填された勾配の
ある2.5nm間隙の側面図である。
【符号の説明】
11,20,30,40,50,60,70,80,9
0,100,110,120 工程 305 基板 310 バイポーラデバイス 315 CMOSデバイス 316 埋め込み層領域 320 p井戸領域 325 n井戸領域 330 ゲート酸化物 335 フィールド酸化物領域 340 注入部 345 ポリシリコン,層 346 タングステンシリサイド 350 シリコン窒化物,層 355 テトラエチルオルトシリケート,PETEO
S,層 360 反射防止被膜,層 361 PETEOS 362 ハードマスク 365 エミッタ開口 370 ゲート 375 間隙,間隙高さ 380 近接端 385 末梢端 390 ポリシリコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クウォック ケー. ヌグ アメリカ合衆国 07059 ニュージャーシ ィ,ウォーレン,ブレイズアー ロード 25

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板上に第1の材料の第1の層
    を形成し、第1の層は約10nmより小さい厚さを有す
    る工程;第1の層上に、第2の材料の第2の層を形成す
    る工程;第1の層で終端する材料の第2の層中に、窓を
    形成する工程;窓のベースにおいて、材料の第1の層の
    一部を除去し、第2の層下の第1の層の少くとも一部
    が、それによって第2の層と下の基板の間に間隙を形成
    し、間隙は近接端と末梢端を有し、近接端は窓に隣接し
    た間隙の端部で、末梢端は第1の層の残った部分に隣接
    した間隙の端部であり、間隙は上の第2の層と下の基板
    との間の距離と定義される高さを有する工程;間隙の近
    接端において、間隙の末梢端より少くとも10パーセン
    ト間隙の高さが大きくなるような条件に間隙を置く工
    程;及び化学気相堆積により、材料で間隙を再充填する
    工程を含むデバイス作製プロセス。
  2. 【請求項2】 材料の第1の層は二酸化シリコンで、材
    料の第2の層は多結晶シリコンである請求項1記載のプ
    ロセス。
  3. 【請求項3】 間隙は低圧化学気相堆積により、アモル
    ファスシリコンで再充填される請求項2記載のプロセ
    ス。
  4. 【請求項4】 間隙はそれに隣接した多結晶シリコンの
    少くとも一部が酸化されるのに十分な時間、酸素を含む
    雰囲気に露出される請求項3記載のプロセス。
  5. 【請求項5】 酸化された多結晶シリコンは、化学エッ
    チャントを用いて除去され、それによって末梢端におけ
    る間隙端より少くとも10パーセント大きな近接端にお
    ける高さを有する間隙が形成される請求項4記載のプロ
    セス。
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KR (1) KR100549974B1 (ja)
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