JPH11330104A - 帯状体の多列取り巻取装置 - Google Patents

帯状体の多列取り巻取装置

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JPH11330104A
JPH11330104A JP12579398A JP12579398A JPH11330104A JP H11330104 A JPH11330104 A JP H11330104A JP 12579398 A JP12579398 A JP 12579398A JP 12579398 A JP12579398 A JP 12579398A JP H11330104 A JPH11330104 A JP H11330104A
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take
row
winding
reel
slack
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JP12579398A
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Hideo Igarashi
秀雄 五十嵐
Toru Yamada
徹 山田
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Hitachi Cable Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/50Auxiliary process performed during handling process
    • B65H2301/51Modifying a characteristic of handled material
    • B65H2301/513Modifying electric properties
    • B65H2301/5133Removing electrostatic charge

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  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
  • Winding Of Webs (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】多列取りの場合であっても、リール品リードフ
レームを、各列の弛み量の差を生じさせずに巻き取り、
人手による各列の弛み調整を不要としてプレス機の稼働
効率を高める。 【解決手段】並列に供給される複数の帯状体を個別に巻
き取るべく、同軸的に並設された独立に回転可能な巻取
リール12と、巻取リールの外周面に下方から個別に接
触するように同軸的に並設された回転ローラ18と、回
転ローラを動力伝達系を介して回転駆動する独立した駆
動モータとを含む駆動部30と、巻取り前の弛み量を検
出するため帯状体の各列毎に設けられた巻取用センサ
と、検出される弛み量に応じて駆動モータの回転数を個
別に制御し弛み量が同じになるように制御する巻取制御
部と、巻取リール12を交換するため、駆動部を回転ロ
ーラが巻取リールと接触する位置から巻取リールが交換
できる位置まで移動させることが可能なスライド機構3
1とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄物帯状体を同時
に多列取りする巻取装置、特に各列に駆動部を設け、各
列単独に巻取り可能とした多列取り巻取装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のリール品リードフレーム等の帯状
体の4列取り巻取装置は、次の図6(a)(b)に示す
ものに代表された。即ち、図6(a)に示すように1列
取り巻取装置を4台並べて4列取り巻取装置を構成する
場合と、図6(b)に示すように1列取り巻取装置で2
列分を巻き取り、この1列取り巻取装置を2台並べて4
列取り巻取装置構成する場合とがあった。
【0003】図6(a)の4列取り巻取装置は、プレス
機から繰り出されるリール品リードフレーム51を巻き
取り、図示しないモータによって駆動される巻取リール
12を備えた巻取スタンド27と、リール品リードフレ
ーム51を巻き取る際にその層間に挿入して保護するた
めの層間紙を供給する層間紙供給リール(図示せず)
と、リール品リードフレーム51の過度の緊張を検出す
る上限タッチセンサ及びリール品リードフレーム51の
過度の弛みを検出する下限タッチセンサとを具備する弛
みセンサスタンド28とを各列毎に有し、これらを並列
に配置して構成されている。なお、22はリール押工金
具である。
【0004】図6(b)の4列取り巻取装置は、上記の
ように各列毎に巻取装置を設置すると、巻取装置の十分
な設置面積が必要となることから、図示しない共通の駆
動モータによって駆動される巻取リール12、12を同
軸的に固定し、弛みセンサスタンド28の上限タッチセ
ンサ及び下限タッチセンサ間を通過させてリール品リー
ドフレーム51、51の2列巻取りを行うように構成さ
れている。
【0005】この図6(b)の4列取り巻取装置におけ
る1台について、巻取リール12へリール品リードフレ
ーム51を巻き取る動作(2列分の同時巻き取り)を以
下に説明する。
【0006】まず、リール品リードフレーム51及び層
間紙の各先端を巻取リール12の軸心にそれぞれセット
した後、プレス機の運転を開始するとリール品リードフ
レーム51はプレス機から連続的に繰り出される。この
とき、巻取リール12、12は停止したままであり、連
続的に繰り出されるリール品リードフレーム51はプレ
ス機と巻取リール12との間で次第に弛み始める。やが
て、リール品リードフレーム51が大きく弛んで弛みセ
ンサスタンド28の下限タッチセンサに接触すると、モ
ータ(図示せず)に始動信号が送られてモータが回転
し、巻取リール12を回転させる。このとき、巻取リー
ル12の巻取り速度がリール品リードフレーム51の繰
り出し速度よりも速い場合には、リール品リードフレー
ム51の弛みは解消するとともに巻取リール12に引っ
張られて緊張し、やがて上限タッチセンサに接触する。
上限タッチセンサはリール品リードフレーム51が接触
するとモータに停止信号を送ってモータを停止させ、巻
取リール12の巻取りを停止させる。このことによりリ
ール品リードフレーム51が過度に緊張することを防止
する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
帯状体の巻取装置によると、巻取り動作中に各列のリー
ル品リードフレームの弛み量に差を生じる場合があるた
め、弛み量の少ないリードフレームに過度の緊張が加わ
って変形等の不都合を生じることがあり、更に、適切な
弛み量を得るための手直し作業が必要となるのでプレス
稼働率を低下させるという問題がある。
【0008】また、図6(a)の巻取装置は、スペース
が大きく、また使いにくく、列のN倍化が困難である。
一方、図6(b)の巻取装置は、設置スペースが図6
(a)より小さくなるが、1本の巻取軸に巻取リールを
2個取り付けて、2列分を巻き取る構造のため、それぞ
れの張力の違いで、巻胴径が異なって来て、それぞれの
弛み量が合わなくなり、巻取の途中に何回か巻取リール
を巻取方向や巻き戻し方向に回転させる人手による弛み
量の調整が必要となる。
【0009】そこで、本発明の目的は、前記した従来技
術の欠点を解消し、4列取りのような多列取りの場合で
あっても、プレス機の金型出口から順送されたリール品
リードフレームの如き帯状体を、各列の弛み量の差を生
じさせずに、各列ごときちんと巻き取ることができ、更
に、人手による各列の弛み調整が不要で、プレス機の稼
働効率に優れる、新規な帯状体の多列取り巻取装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の帯状体の多列取り巻取装置は、並列に供給
される複数の帯状体(4、5、6、7)を個別に巻き取
るべく、同軸的に並設された独立に回転可能な複数の巻
取リール(12)と、前記各巻取リールに個別に回転力
を付与する駆動部であって、前記各巻取リールの外周面
に下方から個別に接触するように同軸的に並設された独
立した回転ローラ(18)と、前記各回転ローラを動力
伝達系(17)を介して個別に回転駆動する独立した駆
動モータ(15)とを含む駆動部(30)と、前記帯状
体の巻取り前の弛み量を検出するため帯状体の各列毎に
設けられた巻取用センサ(19)と、前記巻取用センサ
で検出される弛み量に応じて前記駆動モータの回転数を
個別に制御し弛み量が同じになるように制御する巻取制
御部(21)と、巻き取った帯状体の巻取リール(1
2)を交換するため、前記回転ローラ(18)、前記動
力伝達系(17)及び前記駆動モータ(15)を含む駆
動部(30)を、前記回転ローラ(18)が前記巻取リ
ール(12)から切り離された交換位置まで移動させる
ことが可能なスライド機構(31)とを設けた構成のも
のである。
【0011】複数の帯状体としてリール品リードフレー
ム(A〜D列)が同時に4列密着して、プレス機(金
型)から順送されて来る場合を例にすると、本発明の多
列取り巻取装置は、各列ごとに、駆動モータ、動力伝達
系、回転ローラ、巻取用センサ、巻取制御部を設けたも
のであるので、各列のいずれかの弛み量が他の列と異な
る場合が生じても、その差を吸収するように巻取制御部
により制御され、各列の弛み量を同じにして、きちんと
巻き取ることができる。従って、人手による各列の弛み
調整が不要となり、巻取作業が大幅に改善されると共
に、プレス機の稼働効率が高まる。
【0012】更に、巻き取った帯状体の巻取リールを交
換したい場合には、スライド機構を手動で又はシリンダ
ー等の駆動手段によりスライドさせて、交換位置に退避
させることにより、個別に巻取リールを交換することが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態に
基づいて説明する。
【0014】図1は、リードフレーム製造装置(スタン
ピングプレス)のうち、リール品として取り出す設備の
全体概要を示したもので、プレス機1のプレス金型出口
側に設けた駆動ガイドローラ20及び4列を個々に巻取
できる多列取り巻取装置29を備えている。
【0015】プレス機(金型)1に供給された材料2
は、打ち抜かれて4列の帯状体、ここでは4列のリール
品リードフレーム(A〜D列)4、5、6、7となり、
プレス機1の出口から駆動ガイドローラ20で案内され
つつ、4列同時に並列に搬出される。
【0016】多列取り巻き装置29においては、プレス
機1から同時に4列並列に順送されたリール品リードフ
レーム(A〜D列)4、5、6、7を、各列ごとに弛み
量の差のないようにきちんと巻き取るため、図2に示す
ように、4つの巻取リール12が独立に回転可能に同軸
的に並設されていると共に、図3に示すように、駆動モ
ータ15、チェーン17、回転ローラ18、巻取用セン
サ19、巻取制御部21が各列毎に設けられている。更
に、巻き取った帯状体の巻取リール12を交換可能とす
るために、回転ローラ18、動力伝達系たるチェーン1
7及び駆動モータ15を含んで成る駆動部30に対する
スライド機構31が設けられている。
【0017】巻取リール12は、図2に示すように、4
つの巻取リール12A、12B、12C、12Dが、カ
ラー23を介して主軸10に嵌装され、これにより独立
に回転可能に同軸的に並設されている。
【0018】駆動部30は、各巻取リール12A、12
B、12C、12Dに個別に回転力を付与する駆動部で
あって、各巻取リール12A、12B、12C、12D
の外周面に下方から個別に接触するように、同軸的に並
設された独立した4つの回転ローラ18と、各回転ロー
ラ18を、図4、図5に示すように、動力伝達系として
のスプロケット16及びチェーン17を介して個別に回
転駆動する独立した駆動モータ15とを含んで構成され
ている。
【0019】スライド機構31は、多列取り巻取装置2
9のベース上に配設されたスライドレール32と、この
スライドレール32上に配設されリール品リードフレー
ム4〜7の走行方向にスライド可能なスライド台33と
を有する。このスライド台33上に、上記回転ローラ1
8、チェーン17及び駆動モータ15から成る駆動部3
0が設けられている。このスライド機構31は、空圧シ
リンダー24による駆動力でスライド移動できる構造と
なっており、駆動部30を各列共用の形で一斉に左右に
移動することができる。
【0020】通常、回転ローラ18は、巻取リール12
A、12B、12C、12Dの直下に位置していて、巻
取リール外周と摩擦接触している。しかし、シリンダー
24により駆動されると、上記スライド機構31により
移動され、回転ローラ18が、各列一緒に、巻取リール
12の外周下面と接触する位置から巻取リール12が交
換できる切り離された位置まで移動することが可能にな
っている。
【0021】また、支柱13に支持されたフレーム40
には、リール品リードフレーム4〜7を巻取リール12
A〜12Dに巻き取る際に、その層間に挟みこんでリー
ル品リードフレーム4〜7を保護する層間紙41を送り
出す層間紙供給リール14を有する。
【0022】更に、多列取り巻取装置29は、図3に示
すように、リール品リードフレーム4〜7との距離を検
出する上限センサ9及び下限センサ9と、リール品リー
ドフレーム4〜7を誘導するガイドローラ20を有する
弛み検出部としての巻取用センサ19を有する。
【0023】また、この巻取用センサ19で検出される
弛み量に応じて前記駆動モータ15の回転数を個別に制
御し弛み量が同じになるように制御する巻取制御部21
を有する。
【0024】次に、動作を説明する。
【0025】図1で材料2はプレス機(金型)1で打ち
抜かれ、それぞれリール品リードフレーム4〜7として
順送され、駆動ガイドローラ3で案内されつつ搬出され
る。その後、図3に示すように、ガイドローラ20、弛
み検出部としての巻取用センサ19を経て、巻取リール
12に巻き取られる。リール品リードフレーム4〜7は
重ね巻きのため、層間紙供給リール14よりガイドロー
ル42、43を経て変形防止用の層間紙41が送り出さ
れ、一緒に巻き込まれる。なお、25は層間紙供給リー
ル14が空になったことを検出する断紙センサ、26は
制御盤である。
【0026】上記巻取リール12の回転駆動は、その外
周下面に摩擦接触する回転ローラ18が、駆動モータ1
5によりスプロケット16及びチェーン17を介して回
転されることにより行われる。このとき巻取制御は、図
2でリール品リードフレーム4〜7の弛み量(通過高
さ)を巻取用センサ19で検出し、巻取制御部21で、
駆動モータ15、チェーン17、回転ローラ18を介
し、巻取リール12の回転数を制御する。巻取リール1
2A、12B、12C、12Dの駆動は単独駆動であ
り、リール品リードフレーム4〜7の弛み量を巻取用セ
ンサ19で検出し、巻取用制御部21を経て駆動モータ
15の回転数を、各巻取リール12A、12B、12
C、12Dについて、各巻取用センサ19で検出される
弛み量が同じになるように制御する。
【0027】このようにして、各巻取リール12A、1
2B、12C、12D毎にリール品リードフレーム4〜
7の弛み量が変化した場合においても、巻取装置の駆動
軸の回転を停止させることなしにリール品リードフレー
ム4〜7の弛み量を自動的に調節し、各巻取リール12
A〜12D間で弛み量の差が生じないように保つので、
製造されたリール品リードフレーム4〜7に過剰な緊張
を与えることがなく変形等の発生が効果的に抑制され
る。また、オペレータの監視作業が不要になるとともに
プレス金型の連続稼働が可能になるので、リール品リー
ドフレームの生産性を向上させることができる。
【0028】巻取リール12の駆動部は、巻取リール1
2の1個当たり、駆動モータ15、スプロケット16、
チェーン17、そして巻取リール12の鍔部の外周面下
部に摩擦接触して回転させる2個一対の回転ローラ18
とで構成される。この2個一対の回転ローラ18に関し
て、巻取リール12を取り外す際は、各列共用のスライ
ド機構31のシリンダ24を作動させて、スライド台3
3をリール品リードフレーム4〜7の送り方向上流側
(図3右側)に移動させ、これにより、巻取リール12
から2個一対の回転ローラ18を切り離し、取り外し可
能な位置へ移動させる。そして、該当する巻取リール1
2を人手で取り外す。この取り外しは主軸10に対する
押工金具11の固定状態を解除し、主軸10から巻取リ
ール12引き抜けばよい。
【0029】巻取リール12の交換、即ち、新たな巻取
リール12の取り付けは、その巻取リール12の中央穴
を取り付け用の主軸10に差し込んで、図2のように押
工金具11で止めればよい。従って、巻取リールの着脱
は簡単である。
【0030】巻取リール12の交換後、再び新たな巻取
リール12で巻き取りを再開する際には、スライド機構
31のシリンダ24の作動方向を逆方向に切り換えて、
スライド機構31により駆動部30をスライドすればよ
い。即ち、リール品リードフレーム4〜7の送り方向下
流側(図3左側)に移動させて、スライド台33を、そ
の回転ローラ18が巻取リール12の真下まで移動し、
当該巻取リール12の鍔部外周面の下部に接触させる。
【0031】上記実施形態では、プレス機の金型出口側
に駆動ガイドローラ20を設ける一方、巻取装置側を各
列で独立した単独構造とし、リード品リードフレーム4
〜7の4列を個々に巻取できるようにしたので、4列を
同時にきちんと巻き取ることができ、巻取作業が大幅に
改善される。巻取リール12の着脱も簡単である。即
ち、巻取リール12の取り付けは、巻取リール12の中
央穴を主軸10に差し込んで、スライド機構31で駆動
部30をスライドすればよい。また、設置スペースが従
来の図6の場合の半分以下で済む。
【0032】(変形例)上述した1台の4列取り巻取装
置は、1列取り、2列取り、4列取りとして使用し得る
ものの、主設備のプレス機2台(2列取り2つの製造ラ
イン)に対しては、製造ライン間が離れてしまうことか
ら、「2列取り巻取装置を2台」として使うことは困難
である。しかし、4列取りの1つの製造ラインの場合
は、その4列取りの1つの製造ライン用として、2列取
り巻取装置を2台並べて使用することができる。また、
2列取り(2つの製造ライン)の場合であっても、2列
取り巻取装置としてそれぞれの製造ラインに1台ずつ使
用することができる。
【0033】また、リール品リードフレームの弛みに対
し、巻取リールを逆回転するように、回転方向を切り換
えれば、送出装置としても使用できる。
【0034】上記した帯状体の多列取り巻取装置は、リ
ール品リードフレームのスタンピング工程の他、リール
品リードフレームのスポットめっき上がり部に応用する
ことも可能であり、更に、2列以上の多列巻取りに応用
することもできる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の帯状体の
多列取り巻取装置は、各列ごとに駆動モータ、動力伝達
系、回転ローラ、巻取用センサ、巻取制御部を設けたも
のであるので、各列のいずれかの弛み量が他の列と異な
る場合が生じても、その差を吸収するように巻取制御部
により制御され、各列の弛み量を同じにして、きちんと
巻き取ることができる。従って、人手による各列の弛み
調整が不要となり、巻取作業が大幅に改善されると共
に、プレス機の稼働効率が向上する。
【0036】更に、巻き取った帯状体の巻取リールを交
換したい場合には、スライド機構を手動で又はシリンダ
ー等の駆動手段によりスライドさせて、回転ローラを巻
取リールから切り離して交換位置に退避させることによ
り、個別に巻取リールを交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の帯状体の多列取り巻取装置の一実施形
態を示す全体概要図である。
【図2】図1の帯状体の多列取り巻取装置の正面図であ
る。
【図3】図1の帯状体の多列取り巻取装置の側面図であ
る。
【図4】図1の帯状体の多列取り巻取装置の駆動部の上
面図である。
【図5】図1の帯状体の多列取り巻取装置における駆動
部の部分側面図である。
【図6】従来の4列取り巻取装置を示したもので、
(a)は1列取り巻取装置を4台並べた構成の4列取り
巻取装置の概要図、(b)は2列分を巻き取る列取り巻
取装置を2台並べた構成の4列取り巻取装置の概要図で
ある。
【符号の説明】
1 プレス機(金型) 2 材料 3 駆動ガイドローラ 4 リール品リードフレーム(A列) 5 リール品リードフレーム(B列) 6 リール品リードフレーム(C列) 7 リール品リードフレーム(D列) 12 巻取リール 12A〜12D リール 14 層間紙供給リール 15 駆動モータ 18 回転ローラ 19 巻取用センサ 21 巻取制御部 24 シリンダ 25 断紙センサ 29 多列取り巻取装置 30 駆動部 31 スライド機構 32 スライドレール 33 スライド台 40 フレーム 41 層間紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】並列に供給される複数の帯状体を個別に巻
    き取るべく、同軸的に並設された独立に回転可能な複数
    の巻取リールと、前記各巻取リールに個別に回転力を付
    与する駆動部であって、前記各巻取リールの外周面に下
    方から個別に接触するように同軸的に並設された独立し
    た回転ローラと、前記各回転ローラを動力伝達系を介し
    て個別に回転駆動する独立した駆動モータとを含む駆動
    部と、前記帯状体の巻取り前の弛み量を検出するため帯
    状体の各列毎に設けられた巻取用センサと、前記巻取用
    センサで検出される弛み量に応じて前記駆動モータの回
    転数を個別に制御し弛み量が同じになるように制御する
    巻取制御部と、巻き取った帯状体の巻取リールを交換す
    るため、前記回転ローラ、前記動力伝達系及び前記駆動
    モータを含む駆動部を、前記回転ローラが前記巻取リー
    ルから切り離された交換位置まで移動させることが可能
    なスライド機構とを設けたとを特徴とする帯状体の多列
    取り巻取装置。
JP12579398A 1998-05-08 1998-05-08 帯状体の多列取り巻取装置 Pending JPH11330104A (ja)

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