JPH11329179A - 導体接続部を有する枠体の連結装置 - Google Patents

導体接続部を有する枠体の連結装置

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JPH11329179A
JPH11329179A JP16275098A JP16275098A JPH11329179A JP H11329179 A JPH11329179 A JP H11329179A JP 16275098 A JP16275098 A JP 16275098A JP 16275098 A JP16275098 A JP 16275098A JP H11329179 A JPH11329179 A JP H11329179A
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孝明 岩崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導体接続部が設けられている枠体の機械的電
気的な連結接続を良好に行う連結装置を提供すること。 【解決手段】 アウターケース14には発光素子または
受光素子と接続される雌型コネクタを配置し、連結装置
15をねじ18により固定する。別の枠体に発光素子ま
たは受光素子と接続される雄型コネクタを配置し開口部
15aを通して雄型コネクタを雌型コネクタと接続す
る。連結装置の幅方向の寸法Tは、連結装置の先端面と
枠体の先端面との接触面を基準として雌型コネクタに雄
型コネクタが嵌合される長さに選定される。連結装置1
5のロックアーム17は板ばねにより弾性力が付与され
ており、枠体に形成されている係合孔と係合してアウタ
ーケース14と別の枠体とを機械的電気的に連結接続す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多光軸光電スイッ
チに用いる枠体のような導体接続部を有する枠体の連結
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一定の範囲を検知する光電スイッチとし
て、図13に示すような光軸の増減が可能な多光軸光電
スイッチが知られている。図13は6つの光軸を有する
多光軸光電スイッチの例の斜視図であり、投光部51
と、受光部52とが対向して設けられている。投光部5
1には図示しない6個の発光素子が配置されており、受
光部52には6個の受光素子53a〜53fが配置され
ている。これらの各発光素子と各受光素子53a〜53
fとは各々光軸同士が一致するような構造をなしてい
る。受光部52は、基本ユニット54と、この基本ユニ
ット54および相互間に接続可能な増設ユニット55
と、この増設ユニット55および基本ユニット54に接
続可能なエンドユニット56とから構成されている。
【0003】図14は、図13の多光軸光電スイッチの
受光部52の組立図である。基本ユニット54は、略中
央部に段差が形成され、太部54aとこの太部54aと
一体形成された細部54bとから構成されている。細部
54bには係合突起部54cと案内溝54dが形成され
ている。増設ユニット55は、略中央部に段差が形成さ
れ、中空状の継手部55aとこの継手部55aと一体形
成された受光素子取付部55cとから構成されている。
中空状の継手部55aの側面には基本ユニット54の係
合突起部54cが係合される係合孔55bが設けられて
いる。また、受光素子取付部55cには、係合突起部5
5dと案内溝55eが形成されている。エンドユニット
56の側面には増設ユニット55の係合突起部55dが
係合される係合孔56aが形成されている。
【0004】これらのユニットで多光軸光電スイッチを
組み立てる際は、基本ユニット54の細部54bを増設
ユニット55の継手部55aに差し込んで、増設ユニッ
ト55の図示しない凸部を案内溝54d内を摺動させて
両者を連結する。この際にいずれか一方に設けた雌型コ
ネクタと他方に設けた雄型コネクタとを嵌合する。ま
た、増設ユニット55の素子取付部55cをエンドユニ
ット56に差し込んで、エンドユニット56の図示しな
い凸部を案内溝55e内を摺動させて両者を連結する。
この際にいずれか一方に設けた雌型コネクタと他方に設
けた雄型コネクタとを嵌合する。これにより基本ユニッ
ト54、増設ユニット55、エンドユニット56が機械
的電気的に連結接続される。
【0005】図15は、基本ユニット54と増設ユニッ
ト55との電気的な連結接続の構成を示す斜視図であ
る。基本ユニット54の先端の凹部54eには雄型コネ
クタ54fが設けられている。また、増設ユニット55
の先端の凸部55fには雌型コネクタ55gが設けられ
ている。増設ユニット55の凸部55fを基本ユニット
54の凹部54eに挿入し、雌型コネクタ55gと雄型
コネクタ54fとを嵌合する。この際に、増設ユニット
55のつめ部55hを基本ユニット54の係合孔54g
と係合させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図13に示した多光軸
光電スイッチのように、それぞれ導体接続部を設けてい
るユニット(枠体)を機械的に連結し、各導体接続部を
連結して枠体を電気的にも接続する装置においては、導
体接続部が枠体内等の目視できない位置に設けられてい
る場合がある。このような場合には、各導体接続部の位
置合せが困難で枠体の機械的電気的な連結接続が良好に
なされず、また、位置合せの際に衝撃が加わり導体接続
部を損傷する可能性があるという問題があった。
【0007】また図14に示したように、各枠体の表面
に設けられた係合孔に係合突起部を係合して各枠体を連
結しているので、係合突起部は各枠体の表面に露出して
おり、係合突起部に物体が接触して係合突起部が係合孔
から離脱したり、または故意に係合突起部を係合孔から
外すことにより、各枠体の機械的電気的な連結接続が解
除されることがあるので、セキュリテイの面で信頼性に
欠けるという問題があった。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みなされたもの
で、導体接続部が設けられている枠体の機械的電気的な
連結接続が良好に行え、また、当該枠体の機械的電気的
な連結接続が本来の用途以外で解除されることを防止し
た、導体接続部を有する枠体の連結装置の提供を目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は導体接続部を有する枠体の連
結装置を、第1の導体接続部が設けられる第1の枠体
と、第2の導体接続部が設けられる第2の枠体と、係合
部材と弾性部材を有し第1の枠体に固定される連結装置
とを備え、当該連結装置に形成された開口部を通して第
2の導体接続部を挿入し連結装置の先端面に第2の枠体
の先端面が接触する位置で第1の導体接続部と第2の導
体接続部を接続すると共に、前記弾性部材で弾性力を付
与して係合部材を第2の枠体の内側で係合固定すること
により、第1の枠体と第2の枠体を機械的電気的に連結
接続する構成としている。
【0010】また、請求項2に係る発明は請求項1に記
載の導体接続部を有する枠体の連結装置において、第1
の枠体に係合部材の前記係合固定を解除するリリース孔
を形成している。
【0011】また、請求項3に係る発明は請求項1また
は請求項2に記載の導体接続部を有する枠体の連結装置
において、前記連結装置を、予め定めた個数の発光素子
を有する投光部と、前記投光部の発光素子数と同数の受
光素子を有する受光部とからなる多光軸光電スイッチの
枠体に固定している。
【0012】請求項1に係る発明においては、第1の枠
体に開口部を形成した連結装置を固定し、この開口部に
第2の導体接続部を案内挿入して第1の導体接続部と接
続している。このため、両導体接続部が目視できない枠
体内に配置されている場合でも、両導体接続部の位置合
わせが簡単にしかも正確になされ、導体接続部を有する
枠体の機械的電気的な連結接続を、導体接続部を損傷す
ることなく良好に行える。また、第1の枠体と第2の枠
体を固定する手段を枠体内に設けているので、物体の接
触による枠体の機械的電気的な連結接続の解除が防止で
きる。
【0013】また、請求項2に係る発明においては第1
の枠体にリリース孔を設け、専用の工具を用いた場合に
のみ連結装置による枠体の固定を解除できるので、セキ
ュリテイの面で信頼性が向上する。
【0014】また、請求項3に係る発明においては前記
連結装置を多光軸光電スイッチに適用しているので、多
光軸光電スイッチの各ユニット(枠体)の機械的電気的
な連結接続が良好に行える。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の枠体の連結装置の
実施の形態について、多光軸光電スイッチのユニット
(枠体)を連結する例で図1ないし図12を参照して説
明する。図6は増設ユニットの構成部材であるインナー
ケースと固定枠を示す分解斜視図である。図6におい
て、12は透光性の合成樹脂材からなる封止体により必
要数の発光素子または受光素子を封止しているインナー
ケース、12aはインナーケース12の一方突出端部1
2qに設けられている雄型コネクタで、インナーケース
12の他方の端部には雌型コネクタが設けられている。
【0016】12b、12cはインナーケース12の側
面に設けられている突起部である。なお、図示されてい
ないがインナーケース12の他方の側面にも突起部12
d、12eが設けられている。また、インナーケース1
2の表面から段部12f,12gが形成されており、両
側面と段部12f、12gの間は空間部が形成されてい
る。
【0017】13は金属板により断面略コ字状に形成さ
れる固定枠で、両側面に係合孔13b〜13eを形成し
ている。固定枠13の係合孔13b〜13eにインナー
ケース12の前記突起部12b〜12eをそれぞれ係合
してインナーケース12の光路側表面のみを露出させ、
両側面と底面を金属板で覆いインナーケース12を固定
枠13で保持する。固定枠13の底板の一方端部には作
用を後述するロックアーム係合孔13aが長手方向に形
成されている。13f、13gは両側面のエッジ部であ
る。
【0018】図7は増設ユニットの他の構成部材のアウ
ターケースを示す斜視図である。アウターケース14は
金属材料を用いて成型加工により溝状に形成されてお
り、内側の両側面には対称の位置に案内溝14a、14
bが設けられている。また、アウターケースの内側の一
方の側面には案内突起部14c、14dが設けられてお
り、他方の内側の側面には、案内突起部14c、14d
と対称の位置に案内突起部14e、14fが設けられて
いる。14gはアウターケースの底板の一方端部の長手
方向に突出して形成された合成樹脂材を用いたスペーサ
であり、2個所の突出部が設けられている。スペーサ1
4gは、ユニット連結時に連結案内具として作用し、ユ
ニット連結後にはその弾性力でユニットのガタつきを防
止する。
【0019】図8は、図7の矢視A方向からみた正面図
である。スペーサ14gが設けられている側とは反対側
のアウターケースの底面端部には、板厚方向に隣接する
他のユニットのスペーサが挿入されるスペーサ挿入孔1
4hが2個所に形成されており、連結案内用のスペーサ
の2個所の突出部を挿入して他のユニットと連結する。
また、アウターケース14の両側面から連接された傾斜
部14i、14jの先端には、インナーケース12の表
面に形成された段部12f、12gと同じ長さにエッジ
14k、141が形成されている。
【0020】図9は増設ユニット11を組立てた状態を
示す斜視図である。インナーケース12を保持している
固定枠13のエッジ部13f,13gを、アウターケー
ス14の案内溝14a、14bの上面に接触させ、また
固定枠13の両側面をアウターケース14の案内突起部
14c〜14fに接触させながらスライドして、固定枠
13をアウターケース14の内側に所定位置まで挿入す
る。固定枠13は、アウターケース14の底面からねじ
を挿入する等により固定される。
【0021】この際に、インナーケース12の両側面に
形成された段部12f,12gと、アウターケース14
のエッジ14i、14jが当接し、インナーケース12
の表面と、アウターケース14の傾斜部14i、14j
とにより段差が殆どなくなだらかな連続面で増設ユニッ
トの表面が形成される。このようにして、光学素子の光
路を露出させてインナーケース12を保持した固定枠1
3がアウターケース14内に収納固定される。
【0022】図10は、多光軸光電スイッチの組立図で
ある。図10において、1は基本ユニット、11は増設
ユニット、21はエンドユニットである。基本ユニット
1は、透光性の合成樹脂材からなる封止体により必要数
の発光素子または受光素子を封止しているインナーケー
ス2、インナーケース2を保持する固定枠3、固定枠3
が挿入されるアウターケース4、エンドカバー5、取付
部6、リード線7で構成されている。
【0023】インナーケース2の一方突出端部2qには
雄型コネクタ2aが設けられており、他方端部はリード
線7に接続されている。また、インナーケース2の両側
面には突起部が設けられており、突起部を固定枠3の両
側面に形成される係合孔3b・・・に係合してインナー
ケース2を固定枠3に固定する。2rはインナーケース
2の先端面である。
【0024】アウターケース4の断面形状は、増設ユニ
ット11のアウターケース14の断面形状と同一の形状
で溝状に形成されている。すなわち、アウターケース4
の内側の両側面には、対称の位置に案内溝4a、4bが
形成されている。また、アウターケースの内側の一方の
側面には案内突起部4c、4dが形成されており、他方
の内側の側面には、対称の位置に案内突起部4e、4f
が形成されている(一方側面の案内溝4b、案内突起部
4e、4fは図示しない)。さらにアウターケース4の
開放側端部の底面先端にはスペーサ挿入孔が設けられて
おり、隣接する増設ユニットの連結案内用スペーサの突
出部が挿入される。
【0025】アウターケース4の他方の端部はエンドカ
バー5の端面と密着しており、固定枠3は、アウターケ
ース4およびエンドカバー5の底面からねじ等により固
定される。エンドカバー5の表面には傾斜部5a、5b
が形成されており、インナーケース2の表面とエンドカ
バー5の表面とは殆ど段差なくなだらかな連続面が形成
される。
【0026】エンドユニット21は、エンドブロック2
2、位置決め連結装置用カバー23、取付部25が設け
られている。エンドブロック22には雌型コネクタ取付
基板が配置されており、後述するように位置決め連結装
置内で雌型コネクタと増設ユニット11の雄型コネクタ
とを電気的に接続し、取付部25に取付け部材を固定す
る。位置決め連結装置用カバー23はインナーケース
2、12と同様の透光性の合成樹脂材で形成され、位置
決め連結装置用カバー23の表面とアウターケース24
の傾斜部とは殆ど段差なくなだらかな連続面が形成され
る。
【0027】アウターケース24の開放端の底面には長
手方向にスペーサが突出して設けられている。増設ユニ
ットの固定枠13をエンドユニット21のアウターケー
ス24に挿入し、エンドユニット21に設けられている
位置決め連結装置のロックアームを増設ユニットの固定
枠13の底板に設けている係合孔13aに係合する。ま
た、アウターケース24の底板に設けたスペーサを増設
ユニット11のアウターケース14の底板に設けたスペ
ーサ挿入孔に挿入して、増設ユニット11とエンドユニ
ット21とを機械的電気的に連結接続する。同様にして
基本ユニット1と増設ユニット11とを機械的電気的に
連結接続する。
【0028】上記のように各ユニットを機械的電気的に
連結接続する際には、連結装置が用いられる。図1は、
増設ユニット11のアウターケース14内に取り付ける
連結装置を示す分解斜視図であり、図2は連結装置の底
面図である。連結装置15は中央に開口部15aが形成
されており、その下部にはロックアーム17が板バネ1
9により弾性を付与されて取り付けられている。16は
ゴム等の弾性材で形成されているパッキンで、中央には
開口部16aが形成されており、連結装置15に嵌めこ
まれている。連結装置15の底面にはねじ孔18a、1
8bが設けられている。
【0029】アウターケース14の底面には、ねじ孔1
4m、14nと、ユニットの連結解除用のリリース孔1
4q、14rが形成されている。アウターケース14の
底面に形成したねじ孔14m、14n、連結装置15の
底面に形成されたねじ孔18a、18bを通してねじ1
8をねじ込み、連結装置15をアウターケース14内に
固定する。
【0030】図3は、アウターケース14内に固定され
た状態の連結装置を示す断面図である。この例では図1
0で説明したように増設ユニット11のアウターケース
14に固定した連結装置15を用いて基本ユニット1を
連結した状態を示している。このため、連結装置15の
開口部15aには基本ユニット1のインナーケース2が
挿入されている。12hは、増設ユニット11のインナ
ーケース12の端部に設けられている雌型コネクタであ
る。
【0031】図4は、基本ユニットと増設ユニットとを
連結装置により機械的電気的に連結接続する例を示す概
略の側断面図である。図4において増設ユニット11の
インナーケース12の先端に設けられている雌型コネク
タ12hは、取付基板12pに取付けられており、図示
しない導体により発光素子または受光素子と接続されて
いる。また、基本ユニット1のインナーケース2の突出
端部2qに設けられている雄型コネクタ2aは、取付基
板2pに取付けられており、図示しない導体により発光
素子または受光素子と接続されている。
【0032】増設ユニット11のアウターケース14に
は連結装置15が固定されている。連結装置15の底面
には溝15bが形成されており、板バネ19の固定部1
9aが取り付けられている。板バネ19の自由端19b
は、ロックアーム17のスリット17aに挿入され、板
バネ19はロックアーム17に弾性力を付与している。
15cはパッキン16の収納凹部で、パッキン16は収
納凹部15cの位置で連結装置15に嵌め込まれる。パ
ッキン16は、両コネクタ接続部の防塵、防水手段とし
て作用する。
【0033】基本ユニット1の固定枠3が増設ユニット
11のアウターケース14に挿入されると、インナーケ
ース2の突出端部2qが連結装置15の開口部15aで
案内されて連結装置15内を進行し、パッキン16の開
口部16a通過する。連結装置15の先端面15cの位
置にインナーケース2の先端面2rが接触すると基本ユ
ニット1の固定枠3の進行は停止する。
【0034】連結装置15の幅方向の寸法Tは、先端面
15dにインナーケース2の先端面2rが接触する位置
で、増設ユニット11の雌型コネクタ12hと基本ユニ
ット1の雄型コネクタ2aとが嵌合接続するように選定
されている。このように、連結装置15の開口部15a
により雄型コネクタ2aを案内挿入して雌型コネクタ1
2と嵌合している。このため、雌型コネクタ12hと雄
型コネクタ2aとの位置合わせが簡単に、しかも正確に
なされ、両コネクタを損傷することなく基本ユニット1
と増設ユニット11との機械的電気的な連結接続が良好
に行える。パッキン16は増設ユニット11と基本ユニ
ット1とが連結される際の機械的衝撃を緩和する作用も
有している。16bはパッキン16の表面がインナーケ
ース2の突出端部2qで押圧されたときに変形した部分
を示している。
【0035】また、連結装置15のロックアーム17が
基本ユニット1の固定枠3の底板に形成されているロッ
クアーム係合孔3aの先端に押圧されて浮き上がり、板
バネ19により弾性を付与されつつ前記固定枠3の底板
を乗り越えるようにしてロックアーム係合孔3aと強固
に係合される。この際に、アウターケース14の底板の
一方の端部に形成されている連結案内用のスペーサ14
gは、基本ユニット1のアウターケース4の底板先端に
形成されているスペーサ挿入孔に挿入される。このよう
にして、増設ユニット11と基本ユニット1とは電気
的、機械的に連結接続される。
【0036】連結装置15のロックアーム17は板バネ
19により弾性が付与されてロックアーム係合孔3aと
係合されて、強固に機械的に連結されている。このた
め、一旦基本ユニット1と増設ユニット11とが機械
的、電気的に連結接続されると、基本ユニット1から増
設ユニット11を故意に引き抜こうとしても両者の連結
を離脱させることはできない。
【0037】図5は、連結装置15の取付け位置におけ
るアウターケース14の底面図である。前記したように
アウターケース14の底面には、連結装置15の取付け
用ねじ孔14m、14nと共に、ユニットの連結解除用
のリリース孔14q、14rが形成されている。この連
結解除用のリリース孔14q、14rは、専用のユニッ
トのリリース用工具が挿入されるように孔の直径と、孔
を形成する位置、孔間の距離が選定されている。
【0038】メンテナンス等により基本ユニット1と増
設ユニット11との連結を解除する必要がある場合に
は、この専用工具をリリース孔14q、14rに挿入
し、ロックアーム17の底面を押し上げる。このときの
押し上げ力が板ばね19の弾性力を上回ると、ロックア
ーム17はロックアーム係合孔3aとの係合が外れ基本
ユニット1と増設ユニット11との機械的な連結を解除
して、増設ユニット11を基本ユニット1から引き抜く
ことができる。
【0039】図11は、図10のようにして機械的電気
的に連結接続された多光軸光電スイッチの斜視図であ
る。この例においては、アウターケースの底面内側に配
置される位置決め連結装置に設けたロックアームと固定
枠の底板に長手方向に形成されているロックアーム係合
孔、およびアウターケースの底板に長手方向に設けたス
ペーサとアウターケースの底板に板厚方向に設けたスペ
ーサ挿入孔により隣接するユニット同士の連結がなされ
る。このようにユニット同士の連結機構はすべてアウタ
ーケースの底面内側に設けられているので、アウターケ
ースの外側表面には連結機構を含めて突出した部分は存
在せず、多光軸光電スイッチの表面は滑らかに形成され
る。
【0040】図11の例では、基本ユニット1、増設ユ
ニット11、エンドユニット21をそれぞれ1ユニット
づつ連結している。しかしながら、必要とする光軸数に
応じて基本ユニット1にエンドユニット21を直接に連
結しても良く、また、増設ユニットを所定数連結する構
成とすることもできる。
【0041】図12は、エンドユニットに設ける取付け
部材の分解斜視図である。図において、25aはエンド
ユニット21の取付部25の表面に突出して円環状に形
成されているリブである。26は第1取付け金具で内面
に前記リブ25aを収容する溝26aが形成されてい
る。また、端面にはねじ孔26b、26cが形成されて
いる。26dは所定の大きさに形成された取付け孔であ
る。
【0042】27は第2取付け金具で内面に前記リブ2
5aを収容する溝27aが形成されている。また、端面
にはねじ孔27b、27cが形成されている。エンドユ
ニット21の取付部25に対して、二つ割の構成とされ
ている第1の取付け金具26と第2取付け金具27と
を、それぞれ溝26a、27aに取付部25の表面に形
成されているリブ25aを収容して位置合わせを行い、
ねじ28をねじ孔27b,26bと27a、26aにそ
れぞれ挿入してねじ止めし、第1取付け金具26と第2
取付け金具27とをエンドユニット21の取付部25に
固定する。
【0043】多光軸光電スイッチの受光部と投光部とは
所定の距離だけ離間して配置され、それぞれエンドユニ
ットに形成されている前記取付け孔26dの位置でねじ
止めすることにより、台座や取付け枠等に固定される。
【0044】上記の例では、多光軸光電スイッチの各ユ
ニット(枠体)を機械的電気的に連結接続する例で枠体
の連結装置を説明した。しかしながら、本発明は多光軸
光電スイッチに限定されるものではなく、導体接続部を
有する複数の枠体を機械的電気的に連結接続するための
連結装置に適用できる。
【0045】
【発明の効果】以上、説明したように請求項1に係る発
明においては、第1の枠体に開口部を形成した連結装置
を固定し、この開口部に第2の導体接続部を案内挿入し
て第1の導体接続部と接続している。このため、両導体
接続部が目視できない枠体内に配置されている場合で
も、両導体接続部の位置合わせが簡単にしかも正確にな
され、導体接続部を有する枠体の機械的電気的な連結接
続を、導体接続部を損傷することなく良好に行える。ま
た、第1の枠体と第2の枠体を固定する手段を枠体内に
設けているので、物体の接触による枠体の機械的電気的
な連結接続の解除が防止できる。
【0046】また、請求項2に係る発明においては第1
の枠体にリリース孔を設け、専用の工具を用いた場合に
のみ連結装置による枠体の固定を解除できるので、セキ
ュリテイの面で信頼性が向上する。
【0047】また、請求項3に係る発明においては前記
連結装置を多光軸光電スイッチに適用しているので、多
光軸光電スイッチの各ユニット(枠体)の機械的電気的
な連結接続が良好に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の枠体の連結装置の分解斜
視図である。
【図2】連結装置の底面図である。
【図3】連結装置の断面図である。
【図4】連結装置の側断面図である。
【図5】アウターケースの底面図である。
【図6】増設ユニットの一部を示す分解斜視図である。
【図7】増設ユニットのアウターケースを示す分解斜視
図である。
【図8】図7の矢視A方向からみた正面図である。
【図9】増設ユニットの斜視図である
【図10】多光軸光電スイッチの組立図である。
【図11】多光軸光電スイッチの斜視図である。
【図12】エンドユニットの取付け部材の分解斜視図で
ある。
【図13】多光軸光電スイッチの従来例の斜視図であ
る。
【図14】多光軸光電スイッチの従来例の組立図であ
る。
【図15】多光軸光電スイッチの従来例の電気的な連結
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 基本ユニット 2、12 インナーケース 2a、12a 雄型コネクタ 3、13 固定枠 4、14、24 アウターケース 5 エンドカバー 6、25 取付部 7 リード線 11 増設ユニット 13a ロックアーム係合孔 14g スペーサ 14h スペーサ係合孔 15 連結装置 16 パッキン 17 ロックアーム 19 板バネ 21 エンドユニット 26 第1取付け金具 27 第2取付け金具 51 投光部 52 受光部 53a〜53f 受光素子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の導体接続部が設けられる第1の枠
    体と、第2の導体接続部が設けられる第2の枠体と、係
    合部材と弾性部材を有し第1の枠体に固定される連結装
    置とを備え、当該連結装置に形成された開口部を通して
    第2の導体接続部を挿入し連結装置の先端面に第2の枠
    体の先端面が接触する位置で第1の導体接続部と第2の
    導体接続部を接続すると共に、前記弾性部材で弾性力を
    付与して係合部材を第2の枠体の内側で係合固定するこ
    とにより、第1の枠体と第2の枠体を機械的電気的に連
    結接続したことを特徴とする導体接続部を有する枠体の
    連結装置。
  2. 【請求項2】 第1の枠体に、係合部材の前記係合固定
    を解除するリリース孔を形成したことを特徴とする請求
    項1に記載の導体接続部を有する枠体の連結装置。
  3. 【請求項3】 前記連結装置を、予め定めた個数の発光
    素子を有する投光部と、前記投光部の発光素子数と同数
    の受光素子を有する受光部とからなる多光軸光電スイッ
    チの枠体に固定したことを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の導体接続部を有する枠体の連結装置。
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