JPH11329143A - 電子機器のスイッチ構造 - Google Patents

電子機器のスイッチ構造

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JPH11329143A
JPH11329143A JP12377698A JP12377698A JPH11329143A JP H11329143 A JPH11329143 A JP H11329143A JP 12377698 A JP12377698 A JP 12377698A JP 12377698 A JP12377698 A JP 12377698A JP H11329143 A JPH11329143 A JP H11329143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
elastic sheet
reinforcing member
electronic device
operation unit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12377698A
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English (en)
Inventor
Shoichi Murata
彰一 村田
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器において、シート状部品を介して作
動させるスイッチ構造の耐久性を高める。 【解決手段】 本発明の電子機器のスイッチ構造は、弾
性シート1の操作部2の裏側に補強部材3を接着するこ
とにより、スイッチ操作に必要な撓みを確保しつつ、ボ
ールペン等の先端の尖ったもので操作された場合でも、
弾性シート1の変形によるスイッチの動作不良を防ぎ、
スイッチ操作部の耐久性向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器のスイッ
チ構造に関し、特にシート状の部品を介して、そのシー
トを撓ませてスイッチ操作を行う構造を持つ機器に適用
して好適なる電子機器のスイッチ構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電子機器は、その製品が使用される環境
によっては、その操作部に防水性が求められる場合があ
る。また長期間の使用によって、そのスイッチ構造部の
周りに溜まった埃等により、スイッチ動作が妨げられる
という問題もある。それらの課題に対して、低コスト、
容易な組立てという特徴から、スイッチ本体の上に貼ら
れたシート状の部品を撓ませることにより、スイッチを
操作するという構造が多く用いられている。
【0003】従来の技術の代表例を図4に示し説明す
る。図4は、従来技術の電子機器のスイッチの操作部の
断面を示し、電子機器内部に収容された回路基板21に
押し釦スイッチ20が固定され、押し釦スイッチ20
は、電子機器のケースの取付部10に貼着された弾性シ
ート1を介して操作される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術に
は、弾性シート1の操作部2を撓ませてスイッチ20を
操作する構造は、キートップ等の部品を介して操作する
タイプのスイッチ構造と比較し、その周囲全体を弾性シ
ート1で覆っていることから、防水、防塵の特徴を有す
るが、操作部2を撓ませてスイッチ20を操作するた
め、その操作部2の厚さが厚くなると操作感が悪くなる
課題と、更には、製品の扱われる場所、環境によって、
スイッチ操作を指だけでなく、爪先や手持ちのボールペ
ン等を用いて行われる場合があり、操作部2が破けてし
まうといった課題とを有するものであった。
【0005】また、操作部2が破れる問題の他に、先端
が細いもので押圧された場合、操作部2が変形し、押圧
したものがスイッチ20と取付部の内面22との動作空
間に入り込みスイッチ20の動作不良を招く場合や、操
作部2が隙間に入り込み、スイッチ20の動作を阻害し
操作感の悪化やスイッチ20が通電されたままになると
いった不具合を引き起こすことも課題とされている。
【0006】そこで本発明の目的は、前述したような弾
性シートを用いたスイッチの特徴を活かしつつ、先端が
細いもので操作された場合でも、製品機能を損なうこと
なく長期間使用できるようなスイッチ構造を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のスイッチ構造は、外力により変形してスイッ
チを押圧する第1の位置と、外力が解かれたときに第1
の位置からスイッチを押圧する前の第2の位置へ変位可
能な弾性シートの操作部と、弾性シートより高い剛性の
材質にて形成され、操作部のスイッチ側の略中央で操作
部に固定された補強部材とを有することを特徴とする。
【0008】また、補強部材と弾性シートの操作部と
は、互いに接着されていることを特徴とする。
【0009】更には、弾性シートの被着体であるケース
のスイッチ取付部は、操作部が第1の位置のときに補強
部材がスイッチ側へ移動することを規制するための補強
部材と掛止する掛止部を有することを特徴とする。
【0010】請求項1記載の発明により、操作部をボー
ルペン等で押されても、補強部材が弾性シートの局部の
変形を阻止するために操作部の破れを防止する。又、補
強部材が中央だけにあることから、スイッチを押す際の
弾性部材を変形させる押圧力は大きく変化しないので、
従来と同様の良好な操作性は得られる。
【0011】また請求項2では、補強部材は弾性シート
の裏側にきちんと接着されることにより、先端の細いも
のでスイッチ操作をされた場合の、弾性シートの伸びに
よる変形を防ぐことができ、スイッチ動作空間を確保す
ることができる。
【0012】そして請求項3においては、補強部材は、
掛止部材により掛止されて第1の位置より更に変形する
ことがないことにより、弾性シートが下に潜り込んでし
まう現象を防ぐことができ、耐久性とともに、スイッチ
の戻りが悪くなり通電しっぱなしになるといった不具合
を防ぐことが出来る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を図面に
沿って説明する。
【0014】図1は本発明の実施の形態の電子機器のス
イッチ部分の外観図、図2はその分解斜視図、図3はス
イッチ部の断面図である。
【0015】1は電子機器の操作部名称が印刷された弾
性シート、2はその操作部、10は電子機器本体のケー
スのスイッチ取付部、3は補強部材、11は電子機器の
取付部10に開けられた穴、20はスイッチ本体、21
はスイッチ回路基板である。
【0016】弾性シート1は、操作する部分を明確にす
るため、操作部2が一部盛り上がる形状になっている。
また、弾性シート1の材質としては、破れ等に対する耐
久性の観点からは出来るだけ強靭な材質が求められる
が、スイッチを操作した感触を明確にするためには、逆
に撓みやすい材質が求められる。そのような理由からポ
リエチレンテレフタレートや、ポリカーボネート等が用
いられている。
【0017】電子機器の操作は、この操作部2を指等で
押すことにより操作部2の盛り上がりの周囲、及び操作
部2の面を撓ませて、回路基板21上に実装されている
スイッチ部品20を動作させるという形態をとる。その
際前述したように、弾性シート1の材質や、回路基板2
1のケース部品1への取り付け位置は、スイッチの操作
感を決める重要な因子となる。つまり、スイッチ20が
操作部2から離れれば、操作部2を押してもその操作感
は伝わらなくなってしまう。逆に近すぎる場合は、スイ
ッチ20が操作部2を突き上げる形となり、スイッチの
動作が妨げられてしまう。
【0018】図2のように、補強部材3は、弾性シート
1の操作部2の裏側に接着され、その弾性シート1は取
付部10に貼り付けられる。またスイッチ部品20は、
回路基板21に実装され、回路基板21は、ネジによっ
て電子機器のケースに固定される。補強部材3が操作部
2の裏側に貼り付けられることによって、弾性シート1
の操作部2の近傍を先端の尖ったもので操作された場合
でも、操作部2の変形が少なくなり、また、補強部材3
が掛止部12に当接することによりその移動が規制され
るから、スイッチ部品20と、ケースの取付部10に開
けられた穴11の隙間に弾性シート1が入り込んでしま
う現象を防ぐことができ、スイッチの戻り不良といった
不具合を改善することができる。
【0019】補強部材3をきちんと操作部2の裏側に接
着しない場合は、先端の尖ったもので電子機器の操作を
されると、補強部材3が無い場合と同様に操作部2の部
分の変形が大きくなり、そのまま補強部材3ごとやがて
スイッチの戻り不良といった不具合が発生してしまう。
【0020】したがって補強部材3は、必ず何らかの手
段で、弾性シート1の操作部2の裏側に貼り付けられて
いる必要がある。また、補強部材3の大きさは、取付部
10に開けられた穴11の外形よりも大きくなっている
ことが必要である。補強部材3の材質には、やはり前述
した弾性シート1と同様の特性が求められる。
【0021】スイッチの操作感やスイッチの作動ストロ
ークを従来技術によるものと同様にするため、スイッチ
20は補強部材3の厚み分だけ回路基板21の取り付け
位置により調整されている。本発明では、補強部材は操
作部2の全面に貼られているわけではないため、操作部
2の周囲は、従来技術と同様の撓みを持つことができ、
取り付け位置の調整のみで従来技術と同等のスイッチの
操作感を得ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、弾性
シートを介した電子機器のスイッチ構造において、補強
部材が貼り付けられたことにより、ボールペン先や爪先
で操作された場合の、弾性シートの破れ等の破壊に至る
回数が著しく向上する。
【0023】請求項2記載の本発明のように、補強部材
が弾性シートに接着されていることによって、弾性シー
ト表面の伸びによる変形が抑えられ、スイッチ部品の動
作量を妨げるような現象を防ぐことができる。
【0024】請求項3記載の本発明によれば、ケースに
開けられた穴よりも大きい補強部材を用いることによ
り、弾性シートのが穴とスイッチ部品の隙間に潜り込ん
でいく変形を減少させることができ、スイッチの動作を
妨げるような現象を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における電子機器のスイッ
チ部分の外観図。
【図2】本発明の実施の形態の電子機器の操作部の分解
斜視図。
【図3】本発明の実施の形態の電子機器のスイッチ部断
面図。
【図4】従来技術のスイッチ構造を使用した電子機器
の、スイッチ部断面図。
【符号の説明】
1 弾性シート 2 操作部 3 補強部材 10 取付部 11 穴 20 スイッチ部品 21 回路基板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチを弾性シートを介して操作する
    電子機器のスイッチ構造において、 外力により変形して前記スイッチを押圧する第1の位置
    と、前記外力が解かれたときに前記第1の位置から前記
    スイッチを押圧する前の第2の位置へ変位可能な前記弾
    性シートの操作部と、 前記弾性シートより高い剛性の材質にて形成され、前記
    操作部の前記スイッチ側の略中央で前記操作部に固定さ
    れた補強部材とを有することを特徴とする電子機器のス
    イッチ構造。
  2. 【請求項2】 前記補強部材と前記弾性シートの前記操
    作部とは、互いに接着されていることを特徴とする請求
    項1記載の電子機器のスイッチ構造。
  3. 【請求項3】 前記弾性シートの被着体であるケースの
    スイッチ取付部は、前記操作部が前記第1の位置のとき
    に前記補強部材が前記スイッチ側へ移動することを規制
    するための前記補強部材と掛止する掛止部を有すること
    を特徴とする請求項1、2記載の電子機器のスイッチ構
    造。
JP12377698A 1998-05-06 1998-05-06 電子機器のスイッチ構造 Withdrawn JPH11329143A (ja)

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JP12377698A JPH11329143A (ja) 1998-05-06 1998-05-06 電子機器のスイッチ構造

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JP12377698A Withdrawn JPH11329143A (ja) 1998-05-06 1998-05-06 電子機器のスイッチ構造

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