JPH11329089A - 電磁シールドケーブル - Google Patents

電磁シールドケーブル

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Publication number
JPH11329089A
JPH11329089A JP14233798A JP14233798A JPH11329089A JP H11329089 A JPH11329089 A JP H11329089A JP 14233798 A JP14233798 A JP 14233798A JP 14233798 A JP14233798 A JP 14233798A JP H11329089 A JPH11329089 A JP H11329089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency band
layer
synthetic rubber
shielded cable
electromagnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP14233798A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoji Gyotoku
友治 行徳
Sadaaki Yamazaki
貞明 山崎
Sumitoshi Sonoda
澄利 園田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁波ノイズを広帯域にわたって低減するこ
とができ、電子機器等に悪影響を及ぼすことがない電磁
シールドケーブルを提供する。 【解決手段】 導線1と、導線1を覆う絶縁被覆2との
間に、高周波帯の磁性体粉末と合成ゴムの混合材からな
る層3aと、中間周波帯の磁性体粉末と合成ゴムの混合
材からなる層3bと、低周波帯の磁性体粉末と合成ゴム
の混合材からなる層3cとで構成したシールド材3を介
挿するようにしたものである。これにより、どの周波数
帯の電磁波ノイズもシールドすることができ、電子機器
等に悪影響を及ぼすことがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁波ノイズを低
減する電磁シールドケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】導線に絶縁被覆を施しただけの被覆導線
は、電流を流したときに電磁波ノイズを発生し、電子機
器等に悪影響を及ぼす。このため、従来より被覆導線に
替えて電磁シールドケーブルが用いられている。この電
磁シールドケーブルは、図3に示すように、導線11
と、ゴムからなる絶縁被覆12との間に、Coフェライ
トからなる磁性体粉末を均一に配分したシールド材13
を介挿させて構成している。電磁波ノイズは、前記シー
ルド材13によって磁気的に遮断され、ケーブル外に出
ないようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の電磁
シールドケーブルは、単一のフェライトを使用している
ため、フェライトのインピーダンス特性により、低減す
ることができる電磁波ノイズの周波数帯域が限られ、か
つ、電磁波ノイズの周波数成分が特定できにくいため、
どの周波数帯の電磁シールドケーブルが最適かがよくわ
からず、電磁波ノイズを効果的に低減できないという問
題があった。そこで、本発明は電磁波ノイズを広帯域に
わたって低減することができ、電子機器等に悪影響を及
ぼすことがない電磁シールドケーブルを提供することを
目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、導線と、前記導線を覆う絶縁被覆との間
に、高周波帯の磁性体粉末と合成ゴムの混合材からなる
層と、中間周波帯の磁性体粉末と合成ゴムの混合材から
なる層と、低周波帯の磁性体粉末と合成ゴムの混合材か
らなる層とで構成したシールド材を介挿するようにした
ものである。これにより、どの周波数帯の電磁波ノイズ
もシールドすることができ、電子機器等に悪影響を及ぼ
すことがなくなる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例の図に基づ
いて説明する。図1は本発明の実施例を示す電磁シール
ドケーブルの断面図、図2は本発明の実施例における電
磁シールドケーブルの斜視図で、要部を断面で示してい
る。本発明の電磁シールドケーブルは、図1に示すよう
に、導線1と、ゴムからなる絶縁被覆2との間に介挿す
るシールド材3を、高周波帯の磁性体粉末と合成ゴムの
混合材からなる層(以下、高周波帯の層という)3a
と、中間周波帯の磁性体粉末と合成ゴムの混合材からな
る層(以下、中間周波帯の層という)3bと、低周波帯
の磁性体粉末と合成ゴムの混合材からなる層(以下、低
周波帯の層という)3cの3層で構成している。導線1
の周囲に、高周波帯の層3aと中間周波帯の層3bと低
周波帯の層3cを積層することにより、電磁波ノイズが
どの周波数帯のものであってもいずれかの層で遮断する
ことができるので、導線1から発生する電磁波ノイズを
広帯域に亘って低減することができる。なお、各層の積
層順序は、どの順序でも構わない。
【0006】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、電
磁波ノイズを広帯域にわたって低減することができ、電
子機器等に悪影響を及ぼすことがない電磁シールドケー
ブルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す電磁シールドケーブル
の断面図である。
【図2】 本発明の実施例における電磁シールドケーブ
ルの斜視図で、要部を断面で示している。
【図3】 従来の電磁シールドケーブルの断面図であ
る。
【符号の説明】
1 導線、 2 絶縁被覆、 3 シールド材、 3a 高周波帯の層、 3b 中間周波帯の層、 3c 低周波帯の層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導線と、前記導線を覆う絶縁被覆との間
    に、高周波帯の磁性体粉末と合成ゴムの混合材からなる
    層と、中間周波帯の磁性体粉末と合成ゴムの混合材から
    なる層と、低周波帯の磁性体粉末と合成ゴムの混合材か
    らなる層とで構成したシールド材を介挿したことを特徴
    とする電磁シールドケーブル。
JP14233798A 1998-05-08 1998-05-08 電磁シールドケーブル Pending JPH11329089A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009146850A (ja) * 2007-12-18 2009-07-02 Autonetworks Technologies Ltd シールド電線
CN105321611A (zh) * 2014-06-10 2016-02-10 日立金属株式会社 干扰抑制电缆

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