JPH11329027A - 天井仕上げ一体型蛍光灯の取り付け方法 - Google Patents

天井仕上げ一体型蛍光灯の取り付け方法

Info

Publication number
JPH11329027A
JPH11329027A JP13472598A JP13472598A JPH11329027A JP H11329027 A JPH11329027 A JP H11329027A JP 13472598 A JP13472598 A JP 13472598A JP 13472598 A JP13472598 A JP 13472598A JP H11329027 A JPH11329027 A JP H11329027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluorescent lamp
board
ceiling
integrated
bar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13472598A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Matsuda
和政 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP13472598A priority Critical patent/JPH11329027A/ja
Publication of JPH11329027A publication Critical patent/JPH11329027A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スミ出し及びボード開口作業を1回とし、各
作業の施工区分や費用区分けを明確化でき、また天井の
仕上げ精度を良くし、しかも施工時間を短縮することが
できる天井仕上げ一体型蛍光灯の取り付け方法を提供す
る。 【解決手段】 予め工場又は現場の地上にて、蛍光灯埋
め込み孔5、6を明けた捨貼りプラスタボード2及びリ
ブ付石膏ボード3を貼り合わせ、これと継ぎバー7及び
本体支持用Mバー9を取り付けた薄型蛍光灯1をボード
アンカー11で縫うことにより、一体化した仕上げボー
ド一体型蛍光灯4を製作し、天井下地組み12ができた
段階で蛍光灯取り付け位置のスミ出しを行った後、上記
仕上げボード一体型蛍光灯4の本体支持用Mバー9と天
井下地組み12のCチャンネル13をクリップ14で固
定して上記仕上げボード一体型蛍光灯4を取り付けし、
その後に捨貼りボード17及び仕上げボード18を貼り
付け施工する天井仕上げ一体型蛍光灯の取り付け方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築現場の仕上げ
段階において、捨貼り工法の天井に薄型蛍光灯を簡易に
取り付けることができる、天井仕上げ一体型蛍光灯の取
り付け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、埋め込み型の蛍光灯を捨貼り工法
の天井に取り付ける場合の方法としては、図5の工程フ
ロー図に示すように、天井下地組みが完了した段階で糸
を張ってスミ出しを行い、天井下地に開口を明け、同開
口を補強した後、捨貼りボードを貼り、この捨貼りボー
ドに再びスミ出しを行って開口を明け、その後、更に仕
上げボードを貼り、この仕上げボードに三たびスミ出し
を行って開口を明け、この開口に埋め込み型の蛍光灯を
取り付ける方法が採られている。
【0003】図6は上記した埋め込み型蛍光灯の取り付
け状態を示す断面図であり、この場合、天井下地組み2
0側のCチャンネル21を切断するため、補強材22を
取り付けて天井下地組み20の開口23を補強すると共
に、その後、貼り付け施工する捨貼りボード24及び仕
上げボード25に対してそれぞれスミ出しを行って開口
26を明け、最後にこの開口23、26に埋め込み型蛍
光灯27を取り付けていた。
【0004】このような従来の取り付け方法の場合、以
下のような問題を含んでいる。 (1)スミ出し作業及びボード開口作業を何回も繰り返
し(スミ出し作業を3回、ボード開口作業を2回)行う
必要があり、非効率であった。 (2)天井下地組みの開口、補強、スミ出し、ボードの
開口作業等の施工区分や費用の区分けが曖昧であった。 (3)天井下地組みのCチャンネル21を切断している
ため、天井の仕上げ精度の低下要因となっていた。 (4)蛍光灯は、仕上げボードの貼り付け施工が完了し
ないと取り付けられないため、施工手順に制約があり、
施工時間を長くなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、捨貼
り工法の天井への薄型蛍光灯の取り付けに際し、スミ出
し作業やボード開口作業を1回で済ますことができると
共に、天井下地組みの開口や補強、あるいはボード開口
作業の施工区分や費用の区分けを明確化することができ
る天井仕上げ一体型蛍光灯の取り付け方法を提供するこ
とにある。
【0006】本発明のもう一つの課題は、天井下地組み
を切断する必要のない薄型蛍光灯を取り付けることによ
り、天井の仕上げ精度を良くすることができる天井仕上
げ一体型蛍光灯の取り付け方法を提供することにある。
本発明の更なる課題は、天井下地組みができた段階で蛍
光灯を取り付けできるようにし、工程を前倒しして施工
時間を短縮することができる天井仕上げ一体型蛍光灯の
取り付け方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、本発明に係る天井仕上げ一体型蛍光灯の取り付け
方法は、予め工場又は現場の地上にて、蛍光灯埋め込み
孔を明けた捨貼りプラスタボード及びリブ付石膏ボード
を貼り合わせ、これと継ぎバー及び本体支持用Mバーを
取り付けた薄型蛍光灯をボードアンカーで縫うことによ
り、一体化した仕上げボード一体型蛍光灯を製作し、天
井下地組みができた段階で蛍光灯取り付け位置のスミ出
しを行った後、上記仕上げボード一体型蛍光灯の本体支
持用Mバーと天井下地のCチャンネルをクリップで固定
して上記仕上げボード一体型蛍光灯を取り付けし、その
後に捨貼りボード及び仕上げボードを貼り付け施工する
ことを特徴とするもので、この方法によると、スミ出し
及びボード開口作業はそれぞれ1回のみでよく、それら
の作業区分を明確にすることができると共に、薄型蛍光
灯のため天井下地組みを切断する必要がなく、天井の仕
上げ精度を良くすることができ、しかも天井下地組みが
できた段階で蛍光灯を取り付けることができるため、工
程を前倒しすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図1
乃至図4に基づいて説明する。図1は本発明に係る天井
仕上げ一体型蛍光灯の取り付け方法を示す工程フロー
図、図2はその天井仕上げ一体型蛍光灯の取り付け状態
を示す断面図、図3は工場又は現場の地上にて製作され
る仕上げボード一体型蛍光灯を示す平面図、図4はその
仕上げボード一体型蛍光灯の取り付け施工状態を示す斜
視図である。
【0009】まず、図1の(A)に示すように、工場又
は建築現場の地上にて、Cチャンネルを回避できる厚さ
26mmの薄型蛍光灯1と、厚さ9mmの捨貼りプラス
タボード2及び厚さ12mm+リブ7mmのリブ付石膏
ボード3とを一体化して、図3に示すような仕上げボー
ド一体型蛍光灯4を製作する。
【0010】この仕上げボード一体型蛍光灯4の製作
は、例えば、幅350mm、長さ1850mmの捨貼り
プラスタボード2に薄型蛍光灯1を埋め込む幅220m
m、長さ1235mmの埋め込み孔5を明け、これに捨
貼りプラスタボード2の周囲に25mmの縁を残してリ
ブ付石膏ボード3を接着剤を用いて貼り付けた後、この
リブ付石膏ボード3に上記埋め込み孔5と同様の埋め込
み孔6を明ける。
【0011】他方で、薄型蛍光灯1に継ぎバー7をビス
8を介して取り付けると共に、本体支持用Mバー9をボ
ルト・ナット10を介して取り付け、この継ぎバー7及
び本体支持用Mバー9を取り付けた薄型蛍光灯1を上記
した捨貼りプラスタボード2及びリブ付石膏ボード3の
埋め込み孔5、6に埋め込み、更に捨貼りプラスタボー
ド2及びリブ付石膏ボード3と継ぎバー7及び本体支持
用Mバー9とをボードアンカー11で縫うことにより結
合し、図3に示す一体化された仕上げボード一体型蛍光
灯4を製作する。
【0012】これによって、工場又は建築現場の地上で
の仕上げボード一体型蛍光灯4の製作作業は終了する。
一方、建築現場では天井下地組み12が施工され、天井
下地組み12ができた段階で、図1の(B)に示すよう
に、糸を張って仕上げボード一体型蛍光灯4の取り付け
位置のスミ出し作業を実施する。
【0013】スミ出し後、仕上げボード一体型蛍光灯4
の本体支持用Mバー9と天井下地組み12側のCチャン
ネル13とを図2に示すように軽天下地用クリップ14
を介して固定し、更に捨貼りプラスタボード2を天井下
地組み12のMバー15にビス16を介してビス止めす
ることによって、仕上げボード一体型蛍光灯4を天井下
地組み12側に取り付ける。このスミ出し作業と仕上げ
ボード一体型蛍光灯4の取り付け作業は、電気工事施工
作業であり、その他の建築施工作業と明確に区分けする
ことができるため、作業毎の費用区分も明確にすること
ができる。
【0014】仕上げボード一体型蛍光灯4の取り付け作
業の後、捨貼りぼーど17、更には仕上げボード18を
貼り付け施工することによって、捨貼り工法による天井
に薄型蛍光灯1を取り付け施工することができる。図2
はその取り付け状態の断面図であり、これによって現地
での取り付け作業は全て完了する。なお、以上の施工に
際しては、施工前に薄型蛍光灯1の配置位置を天井伏図
により、ボード割等、建築側との調整を充分図っておく
ことが重要である。
【0015】しかして、上記の実施形態によると、 (1)従来、何回も繰り返し行っていたスミ出し作業及
びボード開口作業を1回のみとすることができ、施工効
率を大幅にアップさせることができる。 (2)天井下地組みへの仕上げボード一体型蛍光灯の取
り付け作業やボード開口作業、ボード貼り作業等の施工
区分や費用の区分けを明確化して施工することができる
ようになる。
【0016】(3)天井下地組みのCチャンネル等を切
断する必要がなく、従って、天井の仕上げ精度を良好に
することができる。 (4)天井下地が組めた段階で、仕上げボード一体型蛍
光灯を取り付けることができるため、蛍光灯の取り付け
工程を前倒しすることができ、施工時間を短縮すること
が可能となる。等の多大の効果を期待することができ
る。
【0017】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る天
井仕上げ一体型蛍光灯の取り付け方法によると、予め工
場又は現場の地上にて、薄型蛍光灯と捨貼りプラスタボ
ード及びリブ付石膏ボード、並びに継ぎバー及び本体支
持用Mバーを一体化して天井仕上げ一体型蛍光灯を製作
し、それを天井下地組みができた段階で天井下地側に取
り付け施工するようにしているため、スミ出し作業やボ
ード開口作業を何回も繰り返し行う必要がなく、施工効
率を向上させることができると共に、各種作業の施工区
分や費用の区分けを明確にして施工することができる。
【0018】また、薄型蛍光灯を用いているため、天井
下地組みのCチャンネル等を切断する必要がなく、天井
の仕上げ精度を良好にすることができると共に、天井下
地が組めた段階で、仕上げボード一体型蛍光灯を取り付
けることができるため、蛍光灯の取り付け工程を前倒し
して、施工時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る天井仕上げ一体型蛍光灯の取り付
け方法を示す工程フロー図である。
【図2】本発明に係る天井仕上げ一体型蛍光灯の取り付
け状態を示す断面図である。
【図3】本発明に係る工場又は現場の地上にて製作され
る仕上げボード一体型蛍光灯を示す平面図である。
【図4】本発明に係る仕上げボード一体型蛍光灯の取り
付け施工状態を示す斜視図である。
【図5】従来の埋め込み型蛍光灯の取り付け方法を示す
工程フロー図である。
【図6】従来の埋め込み型蛍光灯の取り付け状態を示す
断面図である。
【符号の説明】
1…薄型蛍光灯、2…捨貼りプラスタボード、3…リブ
付石膏ボード、4…仕上げボード一体型蛍光灯、5,6
…埋め込み孔、7…継ぎバー、9…本体支持用Mバー、
11…ボードアンカー、12…天井下地組み、13…C
チャンネル、14…クリップ、17…捨貼りボード、1
8…仕上げボード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め工場又は現場の地上にて、蛍光灯埋
    め込み孔を明けた捨貼りプラスタボード及びリブ付石膏
    ボードを貼り合わせ、これと継ぎバー及び本体支持用M
    バーを取り付けた薄型蛍光灯をボードアンカーで縫うこ
    とにより、一体化した仕上げボード一体型蛍光灯を製作
    し、天井下地組みができた段階で蛍光灯取り付け位置の
    スミ出しを行った後、上記仕上げボード一体型蛍光灯の
    本体支持用Mバーと天井下地組みのCチャンネルをクリ
    ップで固定して上記仕上げボード一体型蛍光灯を取り付
    けし、その後に捨貼りボード及び仕上げボードを貼り付
    け施工することを特徴とする天井仕上げ一体型蛍光灯の
    取り付け方法。
JP13472598A 1998-05-18 1998-05-18 天井仕上げ一体型蛍光灯の取り付け方法 Pending JPH11329027A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13472598A JPH11329027A (ja) 1998-05-18 1998-05-18 天井仕上げ一体型蛍光灯の取り付け方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13472598A JPH11329027A (ja) 1998-05-18 1998-05-18 天井仕上げ一体型蛍光灯の取り付け方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11329027A true JPH11329027A (ja) 1999-11-30

Family

ID=15135151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13472598A Pending JPH11329027A (ja) 1998-05-18 1998-05-18 天井仕上げ一体型蛍光灯の取り付け方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11329027A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002100234A (ja) * 2000-07-18 2002-04-05 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具及び天井システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002100234A (ja) * 2000-07-18 2002-04-05 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具及び天井システム
JP4553090B2 (ja) * 2000-07-18 2010-09-29 東芝ライテック株式会社 照明器具及び天井システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4782642A (en) Method and apparatus for panel edge coupling
KR100515187B1 (ko) 타일 시공 결합체
KR101543683B1 (ko) 단열재모듈 및 이를 이용한 단열벽구조 및 이를 이용한 단열벽 시공방법
JPH11329027A (ja) 天井仕上げ一体型蛍光灯の取り付け方法
KR20160138876A (ko) 단열재모듈 및 이를 이용한 단열벽구조 및 이를 이용한 단열벽 시공방법
JPH10169152A (ja) サイディング施工方法及びサイディング固定金物
JPH09125656A (ja) 床パネルの取付構造
JPH0449311Y2 (ja)
JPH0330821Y2 (ja)
JP3514581B2 (ja) 建築パネルの製造方法
JP2582501Y2 (ja) 屋根連結具
JP2718880B2 (ja) 壁タイル保持構造
JPH0230577Y2 (ja)
JP2564318Y2 (ja) 建築用部材の取付け構造
JPS5853383Y2 (ja) 建築用板
JP2834068B2 (ja) 間柱と化粧枠との固定方法とその固定部材
KR20190069379A (ko) 단열재모듈 및 이를 이용한 단열벽구조 및 이를 이용한 단열벽 시공방법
JP3021533U (ja) 支持金具およびそれを用いたパネル支持構造
JPH05306564A (ja) 建築用板材を取り付ける下地材
JPS61246465A (ja) タイル貼付方法
JPH0518425Y2 (ja)
JPH0743334Y2 (ja) 建築用板材を取り付ける下地材
JP2529428B2 (ja) 飾り庇屋根ユニット
JP2582935Y2 (ja) 屋根パネル結合金物
JPH0218330Y2 (ja)