JPH11328827A - 磁気ディスクの突起検出装置 - Google Patents

磁気ディスクの突起検出装置

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JPH11328827A
JPH11328827A JP10146501A JP14650198A JPH11328827A JP H11328827 A JPH11328827 A JP H11328827A JP 10146501 A JP10146501 A JP 10146501A JP 14650198 A JP14650198 A JP 14650198A JP H11328827 A JPH11328827 A JP H11328827A
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disk
head
detection
protrusion
detecting
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JP10146501A
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Hideo Ishimori
英男 石森
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Hitachi High Tech Corp
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Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】突起検出ヘッドに振動センサを搭載しなくても
済み、微少な突起を感度よく検出することができる突起
検出装置を提供することを目的とするものである。 【解決手段】回転するディスクの表面に発生するエアフ
ローにより表面より浮上した磁気ヘッドあるいはこれと
等価のヘッドを検出ヘッドとし、表面にある突起と衝突
させて磁気ディスクの突起を検出する磁気ディスクの突
起検出装置において、第1のレーザビームを検出ヘッド
の浮上する面とは反対側の表面に照射し、第2のレーザ
ビームをディスクの表面に照射してそれぞれの反射光を
受けてディスクおよび検出ヘッドの変位量を検出する2
波長ヘテロダインレーザ測長器と、検出ヘッドの変位量
の検出信号とディスクの変位量の検出信号とを受けてこ
れらの差分を検する差分検出回路とを備えていて、差分
検出回路の出力を所定の基準値と比較することにより突
起検出を行うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気ディスクの
表面に存在する突起を検出する突起検査装置に関し、詳
しくは、突起検出ヘッドに振動センサを搭載しなくても
済み、微少な突起を感度よく検出することができるよう
な磁気ディスクについての突起検出機構に関する。
【0002】
【従来の技術】情報記録媒体の1つである磁気ディスク
は、アルミニュームディスクやガラスなどをベースと
し、その表面に磁性膜を塗布し、さらに保護膜をコーテ
ングして製作される。磁性膜,保護膜が塗布された表面
は、突起などの凹凸ができるだけない平滑な平面である
ことが必要である。そこで、磁気ディスクの表面が平滑
な平面になるようにバーニッシュが行われる。しかし、
バーニッシュによってもなおディスクの表面にある程度
以上の大きさの突起が残留することがある。そのような
突起が残留した磁気ディスクは、磁気ヘッドが突起に衝
突して損傷する危険性が高く、また、アクセスするデー
タにエラーを発生するなどの問題がある。このような危
険性と問題とを回避するために突起検査装置により磁気
ディスクの突起検査が行われる。
【0003】図5は、突起検査装置の従来の突起検出機
構と検出方法の概要である。図(a)に示す磁気ディス
ク(以下単にディスク)1はスピンドル2に装着されて
回転する。このディスク1に対向してキャリッジ機構7
が設けられている。キャリッジ機構7の移動部7a に支
持アーム6が設けられ、これにサスペンションばね5の
後端が固定されている。その先端に突起検出のための突
起検出ヘッド(以下単に検出ヘッドという)3が取り付
けられている。ディスク1が回転すると、サスペンショ
ンばね5は、検出ヘッド3がディスク1の表面に対峙し
て浮上するように検出ヘッド3に負荷を与えて、これを
支持する。
【0004】図5(b) に示すように、検出ヘッド3
は、薄膜ヘッドに対応するものであり、磁気ヘッドと同
じ形状のヘッドスライダをスライダ3aとして有し、こ
れに図示のようなピエゾ素子4が上面に固定されてい
る。検出ヘッド3は、回転するディスクの表面に発生す
るエアフローにより表面より浮上する。検出ヘッド3を
駆動モータ7b の回転より移動する移動部7a によりデ
ィスク1の半径Rの方向に移動する。それによりディス
ク1の表面をスパイラル状あるいは同心円状に走査す
る。ディスク1の表面に突起が存在するときにはそれが
スライダ3a(スライダ面等)に衝突する。この衝突に
よりピエゾ素子4に生ずる振動電圧信号を突起検出回路
により検出して突起の検出が行われ、ディスク1の突起
検査がなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近では、M
Rヘッド,GMRヘッドなどを使用した、いっそう高密
度な記録を実現する磁気ディスク装置が製造されてい
る。MRヘッド,GMRヘッドのディスクからの浮上量
は、0.05μm以下であって、ヘッド自体も小さくな
ってきている。これに応じて検出する突起の高さ小さく
なり、突起との衝突による振動も十分なものにはならな
い。この発明は、このような従来技術の問題点を解決す
るものであって、突起検出ヘッドに振動センサを搭載し
なくても済み、微少な突起を感度よく検出することがで
きる突起検出装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るためのこの発明の突起検出装置の特徴は、回転するデ
ィスクの表面に発生するエアフローにより表面より浮上
した磁気ヘッドあるいはこれと等価のヘッドを検出ヘッ
ドとし、表面にある突起と衝突させて磁気ディスクの突
起を検出する磁気ディスクの突起検出装置において、第
1のレーザビームを検出ヘッドの浮上する面とは反対側
の表面に照射し、第2のレーザビームをディスクの表面
に照射してそれぞれの反射光を受けてディスクおよび検
出ヘッドの変位量を検出する光学測定器と、検出ヘッド
の変位量の検出信号とディスクの変位量の検出信号とを
受けてこれらの差分を検出する差分検出回路とを備えて
いて、差分検出回路の出力を所定の基準値と比較するこ
とにより突起検出を行うものである。
【0007】
【発明の実施の形態】このように、2つのレーザビーム
を発生する光学測定器として、例えば、2波長ヘテロダ
インレーザ測長器によりディスクの表面と検出ヘッドの
表面のそれぞれの変位量を測定することで、両者の変位
量を得ることができ、これら測定された変位量の差分を
検出することで、小型、薄型化でうねりや回転ぶれなど
によりディスクの表面の位置が変化しても、その影響を
抑えることができる。その結果、検出する突起の高さが
小さくなっても、薄く、小型なディスクで上下動があっ
ても、突起との衝突の状態を高い精度で検出することが
できる。
【0008】
【実施例】図1は、この発明の磁気ディスクの突起検出
装置の一実施例を示す構成図である。図1において、被
検査のディスク1はスピンドル2に装着されて回転す
る。磁気ヘッド8は、実際に使用するものと同じ磁気ヘ
ッドであって、支持アーム11を介して、クランプ台1
2に固定されている。クランプ台12は、いままでのよ
うに、ヘッドキャリッジの移動台に固定されるのではな
く、検査装置10の支持フレーム13に固定されてい
る。磁気ヘッド8の上部には、測定光学系14が設けら
れていて、これに内蔵され、測定光としてレーザビーム
LAとレーザビームLBをそれぞれ発生する2波長ヘテロ
ダインレーザ測長器15,16が設けられ、これらから
のそれぞれの検出信号が検出回路17に入力される。1
4aは、これら2波長ヘテロダインレーザ測長器15,
16の対物レンズ光学系である。スピンドル2は、スピ
ンドルキャリッジ9の上に載置され、ディスク1の半径
方向に移動する。これによりディスク1は、同心円ある
いはスパイラルに測定光学系14からの2本のレーザビ
ームLA,LBにより同時に走査される。なお、レーザビ
ームLAとレーザビームLBは、隣接して配置されてい
る。
【0009】測定光学系14で発生する2本のレーザビ
ームLA,LBは、その一方が磁気ヘッド8のスライダー
上面に垂直に照射され、他方が磁気ヘッド8の近傍のデ
ィスク1の表面に垂直に照射される。そして、2波長ヘ
テロダインレーザ測長器15,16でそれぞれの測定光
の光に対応する検出信号を得て、それぞれの位相比較/
位相変位量検出器30(図2参照)を経て、検出回路1
7にそれぞれ入力される。検出回路17において、ディ
スク1の表面からの測定光の検出信号Aを基準とする磁
気ヘッド8のスライダー面の測定光の検出信号Bを、こ
れら検出信号A,Bの差信号SとしてS=A−Bを演算
器(ALU)18で演算して得る。そして、この差の検
出信号Sをデジタルコンパレータ19に入力し、ここで
レジスタ19aから出力される閾値VTHのデータと比較
されて、閾値VTHを超えたときにデジタルコンパレータ
19が突起検出信号Dを発生して突起が検出される。検
出回路17におけるデジタルコンパレータ19の突起検
出信号Dは、データ処理装置20に入力されて、突起検
出処理が行われる。データ処理装置20は、プロセッサ
とメモリ等とを有するものであり、レジスタ19aに設
定される閾値データは、データ処理装置20により設定
される。
【0010】図2は、測定光学系14に設けられた2波
長ヘテロダインレーザ測長器15,16の説明図であっ
て、これらは、同じ構造のものであり、一般的なもので
ある。なお、2波長レーザ光源21は、2波長ヘテロダ
インレーザ測長器15,16の共通の光源として1個設
けられている。次に示す図4の測定光学系の説明も関係
するので、以下では、2波長ヘテロダインレーザ測長器
15を中心に簡単にその内容を説明し、2波長ヘテロダ
インレーザ測長器16については、単にブラックボック
スで示し、その説明を割愛する。2波長レーザ光源21
から周波数f1のP偏光波のレーザビームLPと周波数f
2のS偏光波のレーザビームLSとが発生し、135゜
(逆向きで45゜)のビームスプリッタ(BS)22で
分割する。周波数f1のレーザビームにあっては、P偏
光の反射波とP偏光波の透過波を発生させ、S偏光の反
射波を偏光板24を通して検出器23に入力して、これ
を検出する。周波数f2のレーザビームにあっては、S
偏光の反射波とS偏光波の透過波を発生させる。周波数
f2の反射波は、偏光板24を通り、検出器23に入力
する。2つの光は、偏光板により同一の偏光光となる。
その結果、検出器23にあっては、周波数(f1−f2)
で位相φの検出信号が参照側の電気信号として得られ
る。
【0011】BS22を透過したレーザビームのうち周
波数f1側は、測定信号としてそれぞれ45゜の偏光ビ
ームスプリッタ(PBS)25に入力されて、そのまま
透過してλ/4波長板27、対物レンズ28を経て磁気
ヘッド8のスライダー上面8aに照射される。これが先
の測定光としてのレーザビームLAになる。これの反射
光は、対物レンズ28、λ/4波長板27を経てPBS
25に至り、ここで、測定信号として検出器27に方向
に反射され、偏光板24aを通って検出器27に入射す
る。BS22を透過したレーザビームのうち周波数f2
側は、λ/2波長板26側に反射されて基準ミラー(コ
ーナキューブ)29で反射されて戻され、PBS25を
透過して偏光板24aを通り、検出器27に入射する。
その結果、検出器23にあっては、周波数(f1−f2)
で位相φ±Δfの検出信号が測定側の電気信号として得
られる。ここで、±Δfは、ディスク1から磁気ヘッド
8までの距離(浮上量)に応じて変化する値である。そ
して、突起に衝突すると、磁気ヘッド8は、上下方向に
振動する。この上下方向の振動のうち衝突直後の振動は
大きい。それが位相φ±Δfとして大きな変化を与え
る。
【0012】検出器23と検出器27の検出信号は、そ
れぞれ位相比較/変位量検出器30に入力されて、±Δ
fがここで位置の信号に変換されて検出される。この検
出信号がAであり、これをアナログ値として表示する
と、図3(a)のような波形になる。この検出信号Aに
は、ディスク1の表面のうねりや回転ぶれなどを受け
て、低い周波数で変調を受け、突起との衝突時に発生す
る信号dを含んでいる。なお、位相比較/変位量検出器
30の出力信号は、通常デジタル値になる。そこで、同
じ構成で検出対象が磁気ヘッド8に換えてディスク1の
表面を検出するのが、2波長ヘテロダインレーザ測長器
16であり、これが先の測定光としてのレーザビームL
Bを発生する。その構成は、図2において、磁気ヘッド
8の位置にディスク1が置かれるだけである。この2波
長ヘテロダインレーザ測長器16における位相比較/変
位量検出器30の検出信号Bが図3(b)のような波形
になる。この検出信号Bには、突起による衝突持の変動
に対応する信号は含まれていない。これは、ディスク1
の表面のうねりや回転ぶれなどの状態を示す信号にな
る。
【0013】次に、これら検出信号A,Bのデジタル値
は、図1に示すように、それぞれの位相比較/変位量検
出器30からALU18に入力され、検出信号A,Bの
差の演算がされて、差として検出信号Sが発生する。こ
れは、図3(c)のよう衝突時の波形dに対応する信号
であり、デジタル値で得られる。この検出信号Sをデジ
タルコンパレータ19にり閾値VTHのデジタル値と比較
して、閾値VTHを超えたときに図3(d)のような突起
検出信号Dがデジタルコンパレータ19から発生して突
起が検出される。なお、図3(c)のように、波形d
は、基準レベルに対して正負に振れるので、閾値VTHを
負側の閾値−VTHとしてもよく、これら2つの閾値を設
定して突起検出信号Dを得てもよい。その結果、ディス
ク1のうねりや回転ぶれなどの影響を受けることなく、
小さな突起を高い精度で検出することができる。
【0014】図4は、この発明の他の実施例の測定光学
系14bの説明図であって、ディスク1のうねりや回転
ぶれなどの影響を抑制し、磁気ヘッド8の傾斜浮上に対
する誤検出を防止するものである。その構成は、図2の
測定光学系14の一部に改良を加えたものであるが、説
明の都合上、レンズ28については点線で示してある。
また、その他の構成は、図2に示してあるので省略して
ある。なお、ここで点線でレンズ28を示した理由は、
後述するように、磁気ヘッド8あるいはディスク1の表
面へ焦点合わせをすることが必ずしも得策でないからで
ある。
【0015】この実施例では、測定光学系14で発生す
る2本のレーザビームLA,LBをθ傾斜させて、反対側
にコーナキューブ31,32をそれぞれ配置したもので
ある。角度θは、例えば、磁気ヘッド8(ディスク1で
も同じ)の垂直方向(法線)から15゜程度のものであ
る。これにより磁気ヘッド8で反射した光は、多少の変
動があってもコーナキューブ31のそれぞれの点で入射
し、ここで反射されて測定光路に戻される。これは、デ
ィスク1の場合も同様であり、ディスク1では、コーナ
キューブ32に入り、測定光路に戻される。なお、傾斜
角θは、レーザビームLA,LBとで異なっていてもよ
く、コーナキューブ31,32は、それぞれの光学系の
鏡筒部33、34の側壁に固定され、支持されている。
【0016】さて、点線でレンズ28を示した理由をこ
こで説明すると、実際の測定では、磁気ヘッド8も磁気
ディスク1も、その測定面である反射面は、上下にかな
り振動していて、その変位量も大きい。このような場合
には、レンズ28により反射面に焦点合わせをし、前記
のように傾斜角θを大きく採ると、磁気ヘッド8、磁気
ディスク1のそれぞれの反射面の上下振動により、コー
ナキューブ31,32からの反射光の戻りが戻り航路に
一致せず、角度変化が生じて、十分に戻り量をかせぐこ
とができない。特に、焦点合わせをすると、焦点付近だ
けの反射光が大きくなるので、この影響が問題になる。
そこで、このような場合には、前記の点線で示したレン
ズ28は削除する。その変わりに、レーザビームLA,
LBを平行光にする。このようにすれば、たとえ、角度
θ傾けた測定する条件において、かつ、測定対象の反射
面が上下に振動したとしても平行光であるが故に、上下
振動位置に関係なく、コーナキューブ31,32からの
反射光が戻り航路に入り、上下振動による角度変化が抑
制される。その結果、十分な反射光を測定光として得る
ことができる。
【0017】以上説明してきたが、実施例では、検出ヘ
ッドとして磁気ヘッドそのものを使用しているが、磁気
ヘッドと等価なヘッドを検出ヘッドとして用いてもよい
ことはもちろんである。また、実施例では、ディスクを
走査するために検出ヘッド側と測定光学系を固定とし、
スピンドル側を移動させることで、ディスク側を移動さ
せ、ディスクを走査しているが、これは、検出ヘッド側
と測定光学系とを移動させてもよいことはもちろんであ
る。 さらに、実施例では、ディスクと検出ヘッドとの
それぞれの変位量を測定する場合に2波長ヘテロダイン
レーザ測長器を利用しているが、これは、他の変位量を
測定する光学測定器であってもよい。なお、実施例で
は、突起検出の対象となるディスクは、磁性膜や保護膜
がコーテングされた磁気ディスクとして説明している
が、この発明は、これに限定されるものではなく、ディ
スクサブストレートについても適用できることはもちろ
んである。
【0018】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明にあって
は、2つのレーザビームを発生する光学測定器として、
例えば、2波長ヘテロダインレーザ測長器によりディス
クの表面と検出ヘッドの表面のそれぞれの変位量を測定
することで、両者の変位量を得ることができ、これら測
定された変位量の差分を検出することで、小型、薄型化
でうねりや回転ぶれなどによりディスクの表面の位置が
変化しても、その影響を抑えることができる。その結
果、検出する突起の高さが小さくなっても、薄く、小型
なディスクで上下動があっても、突起との衝突の状態を
高い精度で検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の磁気ディスクの突起検出装
置の一実施例を示す構成図である。
【図2】図2は、測定光学系に設けられた2波長ヘテロ
ダインレーザ測長器の説明図である。
【図3】図3は、変位量と突起の検出信号の説明図であ
り、(a)は、検出ヘッド側の変位量の検出信号の説明
図、(b)は、ディスク側の変位量の検出信号の説明
図、(c)は、前記2つの検出信号差分の検出信号の説
明図、そして、(d)は、突起検出信号の説明図であ
る。
【図4】図4は、この発明の他の実施例の測定光学系の
説明図である。
【図5】図5(a)は、従来の磁気ディスクの突起検出
装置の突起検出機構の構成図、(b) は,薄膜ヘッド
の形状の説明図である。
【符号の説明】
1…磁気ディスク、2…スピンドル、3…検出ヘッド、
4…ピエゾ素子、 5…サスペンションばね、6…支持
アーム、7…キャリッジ機構、7a …移動部、7b …駆
動モータ、8…磁気ヘッド、 9…スピンドルキャリッ
ジ、10…検査装置、11,13…支持アーム、12…
クランプ台、14…測定光学系、15,16…2波長ヘ
テロダインレーザ測長器、17…検出回路、18…演算
器(ALU)、19…デジタルコンパレータ、LA,LB
…レーザビーム。
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】BS22を透過したレーザビームのうち周
波数f1側は、測定信号としてそれぞれ45゜の偏光ビ
ームスプリッタ(PBS)25に入力されて、そのまま
透過してλ/4波長板27、対物レンズ28を経て磁気
ヘッド8のスライダー上面8aに照射される。これが先
の測定光としてのレーザビームLAになる。これの反射
光は、対物レンズ28、λ/4波長板27を経てPBS
25に至り、ここで、測定信号として検出器27に方向
に反射され、偏光板24aを通って検出器27に入射す
る。BS22を透過したレーザビームのうち周波数f2
側は、λ/2波長板26側に反射されて基準ミラー(コ
ーナキューブ)29で反射されて戻され、PBS25を
透過して偏光板24aを通り、検出器27に入射する。
その結果、検出器27にあっては、周波数(f1−f2)
で位相φ±Δfの検出信号が測定側の電気信号として得
られる。ここで、±Δfは、ディスク1から磁気ヘッド
8までの距離(浮上量)に応じて変化する値である。そ
して、突起に衝突すると、磁気ヘッド8は、上下方向に
振動する。この上下方向の振動のうち衝突直後の振動は
大きい。それが位相φ±Δfとして大きな変化を与え
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】以上説明してきたが、実施例では、検出ヘ
ッドとして磁気ヘッドそのものを使用しているが、磁気
ヘッドと等価なヘッドを検出ヘッドとして用いてもよい
ことはもちろんである。また、実施例では、ディスクを
走査するために検出ヘッド側と測定光学系を固定とし、
スピンドル側を移動させることで、ディスク側を移動さ
せ、ディスクを走査しているが、これは、検出ヘッド側
と測定光学系とを移動させてもよいことはもちろんであ
。さらに、実施例では、ディスクと検出ヘッドとのそ
れぞれの変位量を測定する場合に2波長ヘテロダインレ
ーザ測長器を利用しているが、これは、他の変位量を測
定する光学測定器であってもよい。なお、実施例では、
突起検出の対象となるディスクは、磁性膜や保護膜がコ
ーテングされた磁気ディスクとして説明しているが、こ
の発明は、これに限定されるものではなく、ディスクサ
ブストレートについても適用できることはもちろんであ
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転するディスクの表面に発生するエアフ
    ローにより前記表面より浮上した磁気ヘッドあるいはこ
    れと等価のヘッドを検出ヘッドとし、前記表面にある突
    起と衝突させて前記磁気ディスクの突起を検出する磁気
    ディスクの突起検出装置において、第1のレーザビーム
    を前記検出ヘッドの浮上する面とは反対側の表面に照射
    し、第2のレーザビームを前記ディスクの表面に照射し
    てそれぞれの反射光を受けて前記ディスクおよび前記検
    出ヘッドの変位量を検出する光学測定器と、前記検出ヘ
    ッドの変位量の検出信号と前記ディスクの変位量の検出
    信号とを受けてこれらの差分を検出する差分検出回路と
    を備え、前記差分検出回路の出力を所定の基準値と比較
    することにより突起検出を行う磁気ディスクの突起検出
    装置。
  2. 【請求項2】第1および第2のレーザビームは、前記デ
    ィスクおよび前記検出ヘッドのそれぞれの前記表面にお
    ける法線に対して所定角傾斜して照射され、前記法線を
    挟んで反対側にコーナキューブが設けられ、このコーナ
    キューブで反射された前記レーザビームが測定光路に戻
    される請求項1記載の磁気ディスクの突起検出装置。
  3. 【請求項3】第1および第2のレーザビームは、それぞ
    れ平行光であり、前記ディスクおよび前記検出ヘッドの
    それぞれの前記表面における法線に対して所定角傾斜し
    て前記表面に焦点合わせをすることなく前記平行光が照
    射され、前記法線を挟んで反対側にコーナキューブが設
    けられ、このコーナキューブで反射された前記レーザビ
    ームが測定光路に戻される請求項1記載の磁気ディスク
    の突起検出装置。
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