JPH11328701A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPH11328701A
JPH11328701A JP13876598A JP13876598A JPH11328701A JP H11328701 A JPH11328701 A JP H11328701A JP 13876598 A JP13876598 A JP 13876598A JP 13876598 A JP13876598 A JP 13876598A JP H11328701 A JPH11328701 A JP H11328701A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクから読み出した微弱な電気信号に
悪影響を与えることなく、ディスクドライブの駆動制御
における省電力化を図る。 【解決手段】 メイン基板13が設けられたキャビネッ
ト2と、キャビネット2に対し挿脱自在に設けられたド
ロワ1と、ドロワ1にメカシャーシを介して設けられた
光ピックアップ9における対物レンズ8を駆動するアク
チュエータ7と、ドロワ1に設けられ、アクチュエータ
7を駆動制御するためのパルス電流を生成するアクチュ
エータドライブIC16が実装されたモータ基板12
と、メイン基板13とモータ基板12とを電気的に接続
する基板接続用FPケーブル17とを具備するDVD−
ROMドライブを提供することにより、FPケーブル1
7にアナログ信号を伝送することと、アクチュエータ7
をPWM信号にて駆動させることができ、ディスクドラ
イブの駆動制御における消費電流が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク装置、特
にノート型パソコン対応のDVD−ROMドライブ、C
D−ROMドライブ等のディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ノート型パソコン対応のディスク
ドライブにおいては、ディスクを駆動及び再生するため
のディスク駆動・再生機構が搭載された可動体であるド
ロワと、このドロワを収納可能な筐体であるキャビネッ
トとからなる構造のものがある。このような構造のディ
スクドライブでは、デイスクモータ及びディスクモータ
駆動用のIC等を搭載したモータ基板はドロワに設けら
れ、また、ピックアップのアクチュエータ駆動用のI
C、フィードモータ駆動用のIC、及びRFアンプ回路
等を搭載したメイン基板はキャビネットに設けられてい
る。さらに、このモータ基板とメイン基板とは、ドロア
がキャビネットから取り出された際の状態にも対応でき
るよう基板接続用の比較的長さの長いフレキシブルケー
ブルにて電気的に接続されている。
【0003】ところで、光ディスクに記録された情報
は、ピックアップの有する各種レンズ及びフォトディテ
クタ等からなる光検出器を介して微弱な電気信号に変換
され、変換されたこの電気信号はモータ基板を通じて微
弱なまま前述した長い基板接続用のフレキシブルケーブ
ルを経由してメイン基板に入力され、ここで初めてRF
アンプ回路にて増幅されるものとなっている。一方、光
ピックアップの対物レンズを駆動するアクチュエータの
ドライブIC、及び光ピックアップを光ディスクの半径
方向に移動するためのフィードモータのドライブIC
は、前述したようにメイン基板上にあり、その駆動信号
は、メイン基板から基板接続用のフレキシブルケーブル
及びモータ基板を通じて、ピックアップのアクチュエー
タ又はフィードモータにそれぞれ伝送されるものとなっ
ている。そして、これらアクチュエータ及びフィードモ
ータの駆動制御は、直流的な電圧の変化、つまりアナロ
グ出力にて行われていた。
【0004】しかしながら、このアナログ出力によるア
クチュエータ及びフィードモータの駆動制御では、駆動
に必要な直流電圧を得る際、アクチュエータ及びフィー
ドモータ用のドライブIC内においてトランジスタを能
動領域で使用していることから常に通電が行われるた
め、各ドライブIC内での電力損失が大きく、多くの消
費電流を必要としていた。
【0005】そこで、アクチュエータ及びフィードモー
タの駆動制御をPWM(Pulse Amplitude Modulation)
出力にて行うことが考えられる。すなわち、パルス電流
を所定の時間間隔で出力し、アクチュエータ及びフィー
ドモータの駆動を行っていない時の電力消費を避けると
ともに、駆動を行っている時においてもドライブIC内
での電力損失を低減するようにして、アクチュエータ及
びフィードモータの駆動制御にかかる消費電流を減少さ
せることが考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このようなディスクドライブにおいて、アクチュエータ
及びフィードモータの駆動制御をPWM出力にて行おう
とした場合、前述したように、それぞれのドライブIC
がメイン基板に設けられていることから、キャビネット
に設けられたメイン基板とドロアに設けられたモータ基
板とを接続する基板接続用の長いフレキシブルケーブル
をPWM信号が伝送させられることとなり、このPWM
信号が、同じく該ケーブルを伝送される光ディスクから
読み出された微弱な電気信号に飛び込み悪影響を及ぼし
てしまうという問題があった。
【0007】また、このような事情からアクチュエータ
及びフィードモータの駆動制御は、アナログ出力により
行われることとなるが、この場合、前述したように各ド
ライブIC内での電力損失が大きいことから、ドライブ
ICから発熱が起こり、ディスクドライブ内の各回路の
おかれている環境を悪化させていた。
【0008】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、光ディスクの再生時等におい
て、光ディスクから読み出した微弱な電気信号に悪影響
を与えることなく、しかも装置内の環境を維持しつつ省
電力化を図ることが可能なディスク装置を提供しようと
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のディスク装置は、請求項1に記載されてい
るように、第1の基板が設けられた筐体と、前記筐体に
対し挿脱自在に設けられた可動体と、前記可動体にメカ
シャーシを介して設けられた光ピックアップにおける対
物レンズを駆動するアクチュエータと、前記可動体に設
けられ、前記アクチュエータを駆動制御するためのパル
ス電流を生成する駆動回路が実装された第2の基板と、
前記第1の基板と前記第2の基板とを電気的に接続する
路線とを具備することを特徴とする。
【0010】また、本発明のディスク装置は、請求項2
に記載されているように、第1の基板が設けられた筐体
と、前記筐体に対し挿脱自在に設けられた可動体と、前
記可動体にメカシャーシを介して設けられ、光ピックア
ップを駆動するための送りモータと、前記可動体に設け
られ、前記送りモータを駆動制御するためのパルス電流
を生成する駆動回路が実装された第2の基板と、前記第
1の基板と前記第2の基板とを電気的に接続する路線と
を具備することを特徴とする。
【0011】さらに、本発明のディスク装置は、請求項
3に記載されているように、請求項1又は2記載のディ
スク装置において、前記第2の基板は、光ディスクの回
転駆動用モータの駆動回路を実装した基板であることを
特徴とする。
【0012】また、本発明のディスク装置は、請求項4
に記載されているように、請求項1又は2記載のディス
ク装置において、前記路線間は、アナログ出力にて信号
が伝送されることを特徴とする。
【0013】さらに、本発明のディスク装置は、請求項
5に記載されているように、第1の基板が設けられた筐
体と、前記筐体に対し挿脱自在に設けられた可動体と、
前記可動体にメカシャーシを介して設けられた光ピック
アップにおける対物レンズを駆動するアクチュエータ
と、前記光ピックアップに設けられ、前記アクチュエー
タを駆動制御するためのパルス電流を生成する駆動回路
が実装された第2の基板と、前記第1の基板と前記第2
の基板とを電気的に接続する路線とを具備することを特
徴とする。
【0014】本発明のディスク装置は、アクチュエータ
及びピックアップ送りモータの駆動制御用のパルス電流
を生成する駆動回路を、第1の基板を有する筐体に対し
挿脱自在な可動体の有するディスクモータ基板等の第2
の基板に実装したので、第1、第2の各基板間を電気的
に接続する比較的長さの長いものとなる路線に例えばア
ナログ出力の信号を伝送することが可能であるととも
に、例えば各々専用に設けた他の路線を介してアクチュ
エータ及びピックアップ送りモータにPWM出力にて信
号を伝送することが可能となる。これにより、光ピック
アップ又はピックアップ送りモータ等の近傍に各々の駆
動回路が配置されることとなり、PWM信号が伝送され
る各々の専用の路線を極力短くすることが可能であると
ともに、各基板間を接続する長い路線にはアナログ出力
の信号を伝送することができるので、光ディスクから読
み出された微弱な電気信号にPWM信号が飛び込み悪影
響を及ぼす可能性は極めて低いものとなる。さらに、本
発明のディスク装置は、微弱な電気信号へのアクチュエ
ータ駆動用のPWM信号の飛び込みを極力抑えるため、
アクチュエータの駆動回路を実装した基板がピックアッ
プに設けられているものもある。
【0015】したがって、本発明のディスク装置によれ
ば、アクチュエータ及びフィードモータの駆動制御を行
うためのパルス電流を所定の時間間隔で出力し、アクチ
ュエータ及びフィードモータの駆動を行っていない時の
電力消費を避けるとともに、駆動を行っている時におい
てもドライブIC内での電力損失を低減するといったこ
とが可能なので、アクチュエータ及びフィードモータの
駆動制御にかかる消費電流を減少させることができる。
また、各ドライブIC内での電力損失が少ないことか
ら、各ICからの発熱も僅かであり、ディスク装置内の
温度が極端に上昇するといったことがないので、該装置
内の各回路のおかれている環境を悪化させるような恐れ
はない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する場合の形
態について図面に基づき説明する。
【0017】図1は本発明を適用した、いわゆるノート
型パソコン対応のDVD−ROMドライブの全体的な構
成を示す斜視図、図2はその平面図である。
【0018】これらの図に示すように、このDVD−R
OMドライブは、図示しないディスクを駆動及び再生す
るためのディスク駆動・再生機構が搭載された可動体で
あるドロワ1と、このドロワ1を収納可能なキャビネッ
ト2から構成されている。なお、キャビネット2は上側
キャビネットと下側キャビネットから構成されている
が、同図では上側キャビネットの図示を省略してある。
ドロワ1はキャビネット2に対して矢印Y1−Y2方向
に出し入れ自在である。すなわち、キャビネット2の両
側内壁にはドロワ1をガイド支持するための断面コ字状
のガイドレール2aが各々固定されており、これらのガ
イドレール2aに、ドロワ1の両側に設けられたガイド
突起1aが、スライドレール3を介して各々嵌め込まれ
た形態で支持されている。
【0019】ドロワ1には、光ディスクの外形に対応し
た凹部からなるディスク搭載部4と、ディスクモータ5
及びターンテーブル6等のディスク駆動機構と、回転す
る光ディスクの記録領域に、アクチュエータ7にて駆動
される対物レンズ8を介してレーザ光を照射してその反
射光を取り込むことで光ディスクからデータを読み出す
光ピックアップ9と、この光ピックアップ9をディスク
の半径方向にフィードモータ10等を介して搬送するピ
ックアップ送り機構などが設けられている。また、ター
ンテーブル6には、光ディスクのセンタ孔と嵌合し、デ
ィスクをターンテーブル5の中央に位置決めして保持す
るためのディスクチャック機構11が設けられている。
【0020】以上の光ディスクを駆動する機構と光ピッ
クアップ9を支持搬送する機構とは、単一のメカシャー
シ上に搭載されており、このメカシャーシは、ドロワ1
の本体等にダンパーゴムなどの防振部材を介してフロー
ティング構造で支持されている。 また、ドロワ1及び
キャビネット2にはモータ基板12とメイン基板13と
が各々配設されている。ドロワ1側の回路基板であるモ
ータ基板12には、ディスクモータ5と、ディスクモー
タ5、フィードモータ10、及びアクチュエータ7をP
WM出力にてそれぞれ駆動制御するディスクモータドラ
イブIC14、フィードモータドライブIC15、及び
アクチュエータドライブIC16と、メイン基板9との
電気的接続をとる基板接続用FP(フレキシブル・プリ
ンテッド)ケーブル17との接続用コネクタ18等とが
実装されている。また、ディスクモータ5、フィードモ
ータ10、及びアクチュエータ7(光ポックアップ9)
と、これらの駆動用の各ICとは、各々、ディスクモー
タ用FPケーブル19、フィードモータ用FPケーブル
20、及びアクチュエータ用FPケーブル21により電
気的に接続されている。
【0021】ここで、基板接続用FPケーブル17の長
さは、ドロア1がキャビネット2から取り出された状態
にも対応する長さに設けられており、この基板接続用F
Pケーブル17の長さに比べ、ディスクモータ用FPケ
ーブル19、フィードモータ用FPケーブル20、及び
アクチュエータ用FPケーブル21の各ケーブルの長さ
は、比較的短い長さのケーブルとなっている。
【0022】一方、キャビネット2側のメイン基板13
には、CD−ROMドライブを制御するためのシグナル
プロセッサ22、RFアンプ回路23、及びメモリをは
じめ、ホストコンピュータとの接続用のピンコネクタ2
4、モータ基板12と電気的接続をとるための基板接続
用FPケーブル17との接続用コネクタ25等が実装さ
れている。
【0023】次に、このDVD−ROMドライブの制御
系について図3に示すブロック図を用い概略的に説明す
る。
【0024】同図に示すように、このDVD−ROMド
ライブの駆動制御系においては、光ディスクに記録され
た情報が、光ピックアップ9の有する各種レンズ及びフ
ォトディテクタ等からなる光検出器26を介して読み出
されて微弱な電気信号に変換され、変換されたこの電気
信号は、アクチュエータ用FPケーブル21及びモータ
基板12を通じて微弱なまま前述した比較的長さの長い
基板接続用FPケーブル17を経由してメイン基板13
に実装されたRFアンプ回路23へ入力される。この入
力された微弱な電気信号はRFアンプ回路23にて増幅
され、フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信
号を含む電気信号としてシグナルプロセッサ22に入力
される。
【0025】シグナルプロセッサ22は、入力したトラ
ッキングエラー信号に対応する制御信号をアナログ出力
にて基板接続用FPケーブル17を通じてモータ基板1
2に実装されたフィードモータドライブIC15及びア
クチュエータドライブIC16にそれぞれ伝送するとも
に、フォーカスエラー信号に対応する制御信号を同様に
アナログ出力にて基板接続用FPケーブル17を通じて
アクチュエータドライブIC16に伝送する。フィード
モータドライブIC15及びアクチュエータドライブI
C16は、伝送されてきた各制御信号に基づいて、比較
的短い長さのフィードモータ用FPケーブル20若しく
はアクチュエータ用FPケーブル21を通じて駆動制御
信号をPWM出力にて、それぞれピックアップ9のアク
チュエータ7或いはフィードモータ10に伝送し各部材
をそれぞれ駆動制御する。
【0026】このように、本実施形態のDVD−ROM
ドライブは、アクチュエータ7及びフィードモータ10
の駆動制御用のパルス電流を生成するフィードモータド
ライブIC15及びアクチュエータドライブIC16
を、メイン基板13の設けられたキャビネット2に対
し、挿脱自在なドロワ1に設けられたモータ基板12に
実装したので、モータ基板12とメイン基板13との間
を電気的に接続する比較的長さの長い基板接続用FPケ
ーブル17にアナログ出力の信号を伝送することが可能
であるとともに、フィードモータ用FPケーブル20及
びアクチュエータ用FPケーブル21を介してそれぞれ
フィードモータ10及びアクチュエータ7にPWM出力
にて信号を伝送することが可能となる。
【0027】これにより、フィードモータ10又は光ピ
ックアップ9の近傍に各々のドライブICが配置される
こととなり、PWM信号が伝送される各々のFPケーブ
ルを極力短くすることが可能であるとともに、各基板間
を接続する長い基板接続用FPケ17にはアナログ出力
の信号を伝送することができるので、光ディスクから読
み出された微弱な電気信号にPWM信号が飛び込み悪影
響を及ぼす可能性は極めて低いものとなる。
【0028】したがって、本実施形態のDVD−ROM
ドライブによれば、アクチュエータ7及びフィードモー
タ10の駆動制御を行うためのパルス電流を所定の時間
間隔で出力し、アクチュエータ7及びフィードモータ1
0の駆動を行っていない時の電力消費を避けるととも
に、駆動を行っている時においても各ドライブIC内で
の電力損失を低減するといったことが可能なので、アク
チュエータ7及びフィードモータ10の駆動制御にかか
る消費電流を減少させることができる。また、各ドライ
ブIC内での電力損失が少ないことから、各ICからの
発熱も僅かであり、ディスクドライブ内の温度が極端に
上昇するといったことがないので、該装置内の各回路の
おかれている環境を悪化させるような恐れはない。
【0029】なお、本実施形態のDVD−ROMドライ
ブでは、モータ基板12にアクチュエータドライブIC
16を設けていたが、微弱な電気信号へのアクチュエー
タ駆動用のPWM信号の飛び込みを極力抑えるために、
専用の基板を介しアクチュエータドライブICをピック
アップ9に設けるようにしてもよい。
【0030】また、本実施形態では、DVD−ROMド
ライブに本発明を適用した場合について説明したが、本
発明は、CD−ROMドライブ、CDドライブ等をはじ
め、様々な種類のディスク装置に適用することができ
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディスク
装置は、アクチュエータ及びピックアップ送りモータの
駆動制御用のパルス電流を生成する駆動回路を、第1の
基板を有する筐体に対し挿脱自在な可動体の有するディ
スクモータ基板等の第2の基板に実装したので、第1、
第2の各基板間を電気的に接続する比較的長さの長いも
のとなる路線に例えばアナログ出力の信号を伝送するこ
とが可能であるとともに、例えば各々専用に設けた他の
路線を介してアクチュエータ及びピックアップ送りモー
タにPWM出力にて信号を伝送することが可能となる。
これにより、光ピックアップ又はピックアップ送りモー
タ等の近傍に各々の駆動回路が配置されることとなり、
PWM信号が伝送される各々の専用の路線を極力短くす
ることが可能であるとともに、各基板間を接続する長い
路線にはアナログ出力の信号を伝送することができるの
で、光ディスクから読み出された微弱な電気信号にPW
M信号が飛び込み悪影響を及ぼす可能性は極めて低いも
のとなる。さらに、本発明のディスク装置は、微弱な電
気信号へのアクチュエータ駆動用のPWM信号の飛び込
みを極力抑えるため、アクチュエータの駆動回路を実装
した基板がピックアップに設けられているものもある。
【0032】したがって、本発明のディスク装置によれ
ば、アクチュエータ及びフィードモータの駆動制御を行
うためのパルス電流を所定の時間間隔で出力し、アクチ
ュエータ及びフィードモータの駆動を行っていない時の
電力消費を避けるとともに、駆動を行っている時におい
てもドライブIC内での電力損失を低減するといったこ
とが可能なので、アクチュエータ及びフィードモータの
駆動制御にかかる消費電流を減少させることができる。
また、各ドライブIC内での電力損失が少ないことか
ら、各ICからの発熱も僅かであり、ディスク装置内の
温度が極端に上昇するといったことがないので、該装置
内の各回路のおかれている環境を悪化させるような恐れ
はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施形態であるDVD−RO
Mドライブの構成を示す斜視図
【図2】図1のDVD−ROMドライブを示す平面図
【図3】図1のDVD−ROMドライブの駆動制御系を
概略的に示すブロック図
【符号の説明】
1……ドロワ 2……キャビネット 5……ディスクモータ 7……アクチュエータ 8……対物レンズ 9……光ピックアップ 10……フィードモータ 12……モータ基板 13……メイン基板 14……ディスクモータドライブIC 15……フィードモータドライブIC 16……アクチュエータドライブIC 17……基板接続用FPケーブル 19……ディスクモータ用FPケーブル 20……フィードモータ用FPケーブル 21……アクチュエータ用FPケーブル 22……シグナルプロセッサ 23……RFアンプ回路 26……光検出器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の基板が設けられた筐体と、 前記筐体に対し挿脱自在に設けられた可動体と、 前記可動体にメカシャーシを介して設けられた光ピック
    アップにおける対物レンズを駆動するアクチュエータ
    と、 前記可動体に設けられ、前記アクチュエータを駆動制御
    するためのパルス電流を生成する駆動回路が実装された
    第2の基板と、 前記第1の基板と前記第2の基板とを電気的に接続する
    路線とを具備することを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 第1の基板が設けられた筐体と、 前記筐体に対し挿脱自在に設けられた可動体と、 前記可動体にメカシャーシを介して設けられ、光ピック
    アップを駆動するための送りモータと、 前記可動体に設けられ、前記送りモータを駆動制御する
    ためのパルス電流を生成する駆動回路が実装された第2
    の基板と、 前記第1の基板と前記第2の基板とを電気的に接続する
    路線とを具備することを特徴とするディスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のディスク装置にお
    いて、 前記第2の基板は、光ディスクの回転駆動用モータの駆
    動回路を実装した基板であることを特徴とするディスク
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載のディスク装置にお
    いて、 前記路線間は、アナログ出力にて信号が伝送されること
    を特徴とするこディスク装置。
  5. 【請求項5】 第1の基板が設けられた筐体と、 前記筐体に対し挿脱自在に設けられた可動体と、 前記可動体にメカシャーシを介して設けられた光ピック
    アップにおける対物レンズを駆動するアクチュエータ
    と、 前記光ピックアップに設けられ、前記アクチュエータを
    駆動制御するためのパルス電流を生成する駆動回路が実
    装された第2の基板と、 前記第1の基板と前記第2の基板とを電気的に接続する
    路線とを具備することを特徴とするディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005108369A (ja) * 2003-10-01 2005-04-21 Hitachi-Lg Data Storage Inc 光ディスク装置及びそれを搭載した携帯型情報処理装置
WO2010021023A1 (ja) * 2008-08-19 2010-02-25 パイオニア株式会社 光ディスク装置及びドライブ回路

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