JP3762099B2 - ディスク装置 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、光ディスク装置、特にノート型パソコン対応のDVD−ROMドライブ、CD−ROMドライブ等の光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ノート型パソコン対応のディスクドライブにおいては、ディスクを駆動及び再生するためのディスク駆動・再生機構が搭載された可動体であるドロワと、このドロワを収納可能な筐体であるキャビネットとからなる構造のものがある。このような構造のディスクドライブでは、デイスクモータ及びディスクモータ駆動用のIC等を搭載したモータ基板はドロワに設けられ、また、ピックアップのアクチュエータ駆動用のIC、フィードモータ駆動用のIC、及びRFアンプ回路等を搭載したメイン基板はキャビネットに設けられている。さらに、このモータ基板とメイン基板とは、ドロアがキャビネットから取り出された際の状態にも対応できるよう基板接続用の比較的長さの長いフレキシブルケーブルにて電気的に接続されている。
【0003】
ところで、光ディスクに記録された情報は、ピックアップの有する各種レンズ及びフォトディテクタ等からなる光検出器を介して微弱な電気信号に変換され、変換されたこの電気信号はモータ基板を通じて微弱なまま前述した長い基板接続用のフレキシブルケーブルを経由してメイン基板に入力され、ここで初めてRFアンプ回路にて増幅されるものとなっている。一方、光ピックアップの対物レンズを駆動するアクチュエータのドライブIC、及び光ピックアップを光ディスクの半径方向に移動するためのフィードモータのドライブICは、前述したようにメイン基板上にあり、その駆動信号は、メイン基板から基板接続用のフレキシブルケーブル及びモータ基板を通じて、ピックアップのアクチュエータ又はフィードモータにそれぞれ伝送されるものとなっている。そして、これらアクチュエータ及びフィードモータの駆動制御は、直流的な電圧の変化、つまりアナログ出力にて行われていた。
【0004】
しかしながら、このアナログ出力によるアクチュエータ及びフィードモータの駆動制御では、駆動に必要な直流電圧を得る際、アクチュエータ及びフィードモータ用のドライブIC内においてトランジスタを能動領域で使用していることから常に通電が行われるため、各ドライブIC内での電力損失が大きく、多くの消費電流を必要としていた。
【0005】
そこで、アクチュエータ及びフィードモータの駆動制御をPWM(Pulse Amplitude Modulation)出力にて行うことが考えられる。すなわち、パルス電流を所定の時間間隔で出力し、アクチュエータ及びフィードモータの駆動を行っていない時の電力消費を避けるとともに、駆動を行っている時においてもドライブIC内での電力損失を低減するようにして、アクチュエータ及びフィードモータの駆動制御にかかる消費電流を減少させることが考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこのようなディスクドライブにおいて、アクチュエータ及びフィードモータの駆動制御をPWM出力にて行おうとした場合、前述したように、それぞれのドライブICがメイン基板に設けられていることから、キャビネットに設けられたメイン基板とドロアに設けられたモータ基板とを接続する基板接続用の長いフレキシブルケーブルをPWM信号が伝送させられることとなり、このPWM信号が、同じく該ケーブルを伝送される光ディスクから読み出された微弱な電気信号に飛び込み悪影響を及ぼしてしまうという問題があった。
【0007】
また、このような事情からアクチュエータ及びフィードモータの駆動制御は、アナログ出力により行われることとなるが、この場合、前述したように各ドライブIC内での電力損失が大きいことから、ドライブICから発熱が起こり、ディスクドライブ内の各回路のおかれている環境を悪化させていた。
【0008】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、光ディスクの再生時等において、光ディスクから読み出した微弱な電気信号に悪影響を与えることなく、しかも装置内の環境を維持しつつ省電力化を図ることが可能なディスク装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の光ディスク装置は、PWM信号によるノイズの影響を抑制する光ディスク装置であって、筐体と、前記筐体に対し挿脱自在に設けられた可動体と、前記可動体にメカシャーシを介して設けられた光ピックアップ対物レンズを駆動するアクチュエータと、前記可動体に前記メカシャーシを介して設けられ、かつ前記光ピックアップを駆動するための送りモータと、前記可動体に前記メカシャーシを介して設けられ、光ディスクを回転させるための駆動力を発生させるディスクモータを搭載するとともに、前記アクチュエータ及び前記送りモータを個別に駆動制御する前記PWM信号をそれぞれ出力するアクチュエータ駆動回路及び送りモータ駆動回路が実装されたモータ基板と、前記筐体に設けられ、前記光ピックアップにより前記光ディスクから読み出されて光電変換された信号が入力されるRFアンプ回路と、このRFアンプ回路側から入力された信号に基づき、フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号に対応する制御信号を前記アクチュエータ駆動回路及び前記送りモータ駆動回路側に向けてアナログ出力するシグナルプロセッサとが実装されたメイン基板と、前記アクチュエータと前記アクチュエータ駆動回路、及び前記送りモータと前記送りモータ駆動回路を、前記可動体側で、それぞれ個別に接続するアクチュエータ用ケーブル及び送りモータ用ケーブルと、前記筐体側に設けられた前記メイン基板と前記可動体側に設けられた前記モータ基板とを接続する基板接続用ケーブルと、を具備することを特徴とする。
【0013】
さらに、本発明の光ディスク装置は、PWM信号によるノイズの影響を抑制する光ディスク装置であって、筐体と、前記筐体に対し挿脱自在に設けられた可動体と、前記可動体にメカシャーシを介して設けられた光ピックアップ対物レンズを駆動するアクチュエータと、前記光ピックアップに設けられ、前記アクチュエータを駆動制御する前記PWM信号を出力するアクチュエータ駆動回路が実装された光ピックアップ用の基板と、前記筐体に設けられ、前記光ピックアップにより光ディスクから読み出されて光電変換された信号が入力されるRFアンプ回路と、このRFアンプ回路側から入力された信号に基づき、フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号に対応する制御信号を前記アクチュエータ駆動回路に向けてアナログ出力するシグナルプロセッサとが実装されたメイン基板と、前記筐体側に設けられた前記メイン基板と前記光ピックアップ用の基板とを接続する基板接続用ケーブルと、を具備することを特徴とする。
【0014】
本発明の光ディスク装置は、アクチュエータ及びピックアップ送りモータの駆動制御用のPWM信号を生成する駆動回路を、メイン基板を有する筐体に対し挿脱自在な可動体が有するディスクモータが搭載されたモータ基板に実装したので、メイン基板とモータ基板とを電気的に接続する比較的長さの長いものとなる基板接続用ケーブルに例えばアナログ出力の信号を伝送するとともに、各々専用に設けたアクチュエータ用ケーブル及び送りモータ用ケーブルを介してアクチュエータ及びピックアップ送りモータにPWM出力にて信号を伝送する。これにより、光ピックアップ又はピックアップ送りモータの近傍に各々の駆動回路が配置されることとなり、PWM信号が伝送される各々の専用のケーブルを極力短くすることが可能であるとともに、メイン基板とモータ基板とを接続する長い基板接続用ケーブルにはアナログ出力の信号を伝送することができるので、光ディスクから読み出された微弱な電気信号にPWM信号が飛び込み悪影響を及ぼす可能性は極めて低いものとなる。さらに、本発明の光ディスク装置は、微弱な電気信号へのアクチュエータ駆動用のPWM信号の飛び込みを極力抑えるため、アクチュエータの駆動回路を実装した基板がピックアップに設けられているものもある。
【0015】
したがって、本発明の光ディスク装置によれば、アクチュエータ及び送りモータの駆動制御を行うためのPWM信号を所定の時間間隔で出力し、アクチュエータ及び送りモータの駆動を行っていない時の電力消費を避けるとともに、駆動を行っている時においても駆動回路内での電力損失を低減するといったことが可能なので、アクチュエータ及び送りモータの駆動制御にかかる消費電流を減少させることができる。また、各駆動回路内での電力損失が少ないことから、各駆動回路からの発熱も僅かであり、光ディスク装置内の温度が極端に上昇するといったことがないので、該装置内の各回路のおかれている環境を悪化させるようなおそれはない。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施する場合の形態について図面に基づき説明する。
【0017】
図1は本発明を適用した、いわゆるノート型パソコン対応のDVD−ROMドライブの全体的な構成を示す斜視図、図2はその平面図である。
【0018】
これらの図に示すように、このDVD−ROMドライブは、図示しないディスクを駆動及び再生するためのディスク駆動・再生機構が搭載された可動体であるドロワ1と、このドロワ1を収納可能なキャビネット2から構成されている。なお、キャビネット2は上側キャビネットと下側キャビネットから構成されているが、同図では上側キャビネットの図示を省略してある。ドロワ1はキャビネット2に対して矢印Y1−Y2方向に出し入れ自在である。すなわち、キャビネット2の両側内壁にはドロワ1をガイド支持するための断面コ字状のガイドレール2aが各々固定されており、これらのガイドレール2aに、ドロワ1の両側に設けられたガイド突起1aが、スライドレール3を介して各々嵌め込まれた形態で支持されている。
【0019】
ドロワ1には、光ディスクの外形に対応した凹部からなるディスク搭載部4と、ディスクモータ5及びターンテーブル6等のディスク駆動機構と、回転する光ディスクの記録領域に、アクチュエータ7にて駆動される対物レンズ8を介してレーザ光を照射してその反射光を取り込むことで光ディスクからデータを読み出す光ピックアップ9と、この光ピックアップ9をディスクの半径方向にフィードモータ10等を介して搬送するピックアップ送り機構などが設けられている。また、ターンテーブル6には、光ディスクのセンタ孔と嵌合し、ディスクをターンテーブル5の中央に位置決めして保持するためのディスクチャック機構11が設けられている。
【0020】
以上の光ディスクを駆動する機構と光ピックアップ9を支持搬送する機構とは、単一のメカシャーシ上に搭載されており、このメカシャーシは、ドロワ1の本体等にダンパーゴムなどの防振部材を介してフローティング構造で支持されている。 また、ドロワ1及びキャビネット2にはモータ基板12とメイン基板13とが各々配設されている。ドロワ1側の回路基板であるモータ基板12には、ディスクモータ5と、ディスクモータ5、フィードモータ10、及びアクチュエータ7をPWM出力にてそれぞれ駆動制御するディスクモータドライブIC14、フィードモータドライブIC15、及びアクチュエータドライブIC16と、メイン基板9との電気的接続をとる基板接続用FP(フレキシブル・プリンテッド)ケーブル17との接続用コネクタ18等とが実装されている。また、ディスクモータ5、フィードモータ10、及びアクチュエータ7(光ポックアップ9)と、これらの駆動用の各ICとは、各々、ディスクモータ用FPケーブル19、フィードモータ用FPケーブル20、及びアクチュエータ用FPケーブル21により電気的に接続されている。
【0021】
ここで、基板接続用FPケーブル17の長さは、ドロア1がキャビネット2から取り出された状態にも対応する長さに設けられており、この基板接続用FPケーブル17の長さに比べ、ディスクモータ用FPケーブル19、フィードモータ用FPケーブル20、及びアクチュエータ用FPケーブル21の各ケーブルの長さは、比較的短い長さのケーブルとなっている。
【0022】
一方、キャビネット2側のメイン基板13には、CD−ROMドライブを制御するためのシグナルプロセッサ22、RFアンプ回路23、及びメモリをはじめ、ホストコンピュータとの接続用のピンコネクタ24、モータ基板12と電気的接続をとるための基板接続用FPケーブル17との接続用コネクタ25等が実装されている。
【0023】
次に、このDVD−ROMドライブの制御系について図3に示すブロック図を用い概略的に説明する。
【0024】
同図に示すように、このDVD−ROMドライブの駆動制御系においては、光ディスクに記録された情報が、光ピックアップ9の有する各種レンズ及びフォトディテクタ等からなる光検出器26を介して読み出されて微弱な電気信号に変換され、変換されたこの電気信号は、アクチュエータ用FPケーブル21及びモータ基板12を通じて微弱なまま前述した比較的長さの長い基板接続用FPケーブル17を経由してメイン基板13に実装されたRFアンプ回路23へ入力される。この入力された微弱な電気信号はRFアンプ回路23にて増幅され、フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号を含む電気信号としてシグナルプロセッサ22に入力される。
【0025】
シグナルプロセッサ22は、入力したトラッキングエラー信号に対応する制御信号をアナログ出力にて基板接続用FPケーブル17を通じてモータ基板12に実装されたフィードモータドライブIC15及びアクチュエータドライブIC16にそれぞれ伝送するともに、フォーカスエラー信号に対応する制御信号を同様にアナログ出力にて基板接続用FPケーブル17を通じてアクチュエータドライブIC16に伝送する。フィードモータドライブIC15及びアクチュエータドライブIC16は、伝送されてきた各制御信号に基づいて、比較的短い長さのフィードモータ用FPケーブル20若しくはアクチュエータ用FPケーブル21を通じて駆動制御信号をPWM出力にて、それぞれピックアップ9のアクチュエータ7或いはフィードモータ10に伝送し各部材をそれぞれ駆動制御する。
【0026】
このように、本実施形態のDVD−ROMドライブは、アクチュエータ7及びフィードモータ10の駆動制御用のパルス電流を生成するフィードモータドライブIC15及びアクチュエータドライブIC16を、メイン基板13の設けられたキャビネット2に対し、挿脱自在なドロワ1に設けられたモータ基板12に実装したので、モータ基板12とメイン基板13との間を電気的に接続する比較的長さの長い基板接続用FPケーブル17にアナログ出力の信号を伝送することが可能であるとともに、フィードモータ用FPケーブル20及びアクチュエータ用FPケーブル21を介してそれぞれフィードモータ10及びアクチュエータ7にPWM出力にて信号を伝送することが可能となる。
【0027】
これにより、フィードモータ10又は光ピックアップ9の近傍に各々のドライブICが配置されることとなり、PWM信号が伝送される各々のFPケーブルを極力短くすることが可能であるとともに、各基板間を接続する長い基板接続用FPケ17にはアナログ出力の信号を伝送することができるので、光ディスクから読み出された微弱な電気信号にPWM信号が飛び込み悪影響を及ぼす可能性は極めて低いものとなる。
【0028】
したがって、本実施形態のDVD−ROMドライブによれば、アクチュエータ7及びフィードモータ10の駆動制御を行うためのパルス電流を所定の時間間隔で出力し、アクチュエータ7及びフィードモータ10の駆動を行っていない時の電力消費を避けるとともに、駆動を行っている時においても各ドライブIC内での電力損失を低減するといったことが可能なので、アクチュエータ7及びフィードモータ10の駆動制御にかかる消費電流を減少させることができる。また、各ドライブIC内での電力損失が少ないことから、各ICからの発熱も僅かであり、ディスクドライブ内の温度が極端に上昇するといったことがないので、該装置内の各回路のおかれている環境を悪化させるような恐れはない。
【0029】
なお、本実施形態のDVD−ROMドライブでは、モータ基板12にアクチュエータドライブIC16を設けていたが、微弱な電気信号へのアクチュエータ駆動用のPWM信号の飛び込みを極力抑えるために、専用の基板を介しアクチュエータドライブICをピックアップ9に設けるようにしてもよい。
【0030】
また、本実施形態では、DVD−ROMドライブに本発明を適用した場合について説明したが、本発明は、CD−ROMドライブ、CDドライブ等をはじめ、様々な種類のディスク装置に適用することができる。
【0031】
以上説明したように、本発明の光ディスク装置は、アクチュエータ及びピックアップ送りモータの駆動制御用のPWM信号を生成する駆動回路を、メイン基板を有する筐体に対し挿脱自在な可動体が有するディスクモータが搭載されたモータ基板に実装したので、メイン基板とモータ基板とを電気的に接続する比較的長さの長いものとなる基板接続用ケーブルに例えばアナログ出力の信号を伝送するとともに、各々専用に設けたアクチュエータ用ケーブル及び送りモータ用ケーブルを介してアクチュエータ及びピックアップ送りモータにPWM出力にて信号を伝送する。これにより、光ピックアップ又はピックアップ送りモータの近傍に各々の駆動回路が配置されることとなり、PWM信号が伝送される各々の専用のケーブルを極力短くすることが可能であるとともに、メイン基板とモータ基板とを接続する長い基板接続用ケーブルにはアナログ出力の信号を伝送することができるので、光ディスクから読み出された微弱な電気信号にPWM信号が飛び込み悪影響を及ぼす可能性は極めて低いものとなる。さらに、本発明の光ディスク装置は、微弱な電気信号へのアクチュエータ駆動用のPWM信号の飛び込みを極力抑えるため、アクチュエータの駆動回路を実装した基板がピックアップに設けられているものもある。
【0032】
したがって、本発明の光ディスク装置によれば、アクチュエータ及び送りモータの駆動制御を行うためのPWM信号を所定の時間間隔で出力し、アクチュエータ及び送りモータの駆動を行っていない時の電力消費を避けるとともに、駆動を行っている時においても駆動回路内での電力損失を低減するといったことが可能なので、アクチュエータ及び送りモータの駆動制御にかかる消費電流を減少させることができる。また、各駆動回路内での電力損失が少ないことから、各駆動回路からの発熱も僅かであり、光ディスク装置内の温度が極端に上昇するといったことがないので、該装置内の各回路のおかれている環境を悪化させるようなおそれはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施形態であるDVD−ROMドライブの構成を示す斜視図
【図2】図1のDVD−ROMドライブを示す平面図
【図3】図1のDVD−ROMドライブの駆動制御系を概略的に示すブロック図
【符号の説明】
1……ドロワ
2……キャビネット
5……ディスクモータ
7……アクチュエータ
8……対物レンズ
9……光ピックアップ
10……フィードモータ
12……モータ基板
13……メイン基板
14……ディスクモータドライブIC
15……フィードモータドライブIC
16……アクチュエータドライブIC
17……基板接続用FPケーブル
19……ディスクモータ用FPケーブル
20……フィードモータ用FPケーブル
21……アクチュエータ用FPケーブル
22……シグナルプロセッサ
23……RFアンプ回路
26……光検出器

Claims (2)

  1. PWM信号によるノイズの影響を抑制する光ディスク装置であって、
    筐体と、
    前記筐体に対し挿脱自在に設けられた可動体と、
    前記可動体にメカシャーシを介して設けられた光ピックアップ対物レンズを駆動するアクチュエータと、
    前記可動体に前記メカシャーシを介して設けられ、かつ前記光ピックアップを駆動するための送りモータと、
    前記可動体に前記メカシャーシを介して設けられ、光ディスクを回転させるための駆動力を発生させるディスクモータを搭載するとともに、前記アクチュエータ及び前記送りモータを個別に駆動制御する前記PWM信号をそれぞれ出力するアクチュエータ駆動回路及び送りモータ駆動回路が実装されたモータ基板と、
    前記筐体に設けられ、前記光ピックアップにより前記光ディスクから読み出されて光電変換された信号が入力されるRFアンプ回路と、このRFアンプ回路側から入力された信号に基づき、フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号に対応する制御信号を前記アクチュエータ駆動回路及び前記送りモータ駆動回路側に向けてアナログ出力するシグナルプロセッサとが実装されたメイン基板と、
    前記アクチュエータと前記アクチュエータ駆動回路、及び前記送りモータと前記送りモータ駆動回路を、前記可動体側で、それぞれ個別に接続するアクチュエータ用ケーブル及び送りモータ用ケーブルと、
    前記筐体側に設けられた前記メイン基板と前記可動体側に設けられた前記モータ基板とを接続する基板接続用ケーブルと、
    を具備することを特徴とする光ディスク装置
  2. PWM信号によるノイズの影響を抑制する光ディスク装置であって、
    筐体と、
    前記筐体に対し挿脱自在に設けられた可動体と、
    前記可動体にメカシャーシを介して設けられた光ピックアップ対物レンズを駆動するアクチュエータと、
    前記光ピックアップに設けられ、前記アクチュエータを駆動制御する前記PWM信号を出力するアクチュエータ駆動回路が実装された光ピックアップ用の基板と、
    前記筐体に設けられ、前記光ピックアップにより光ディスクから読み出されて光電変換された信号が入力されるRFアンプ回路と、このRFアンプ回路側から入力された信号に基づき、フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号に対応する制御信号を前記アクチュエータ駆動回路に向けてアナログ出力するシグナルプロセッサとが実装されたメイン基板と、
    前記筐体側に設けられた前記メイン基板と前記光ピックアップ用の基板とを接続する基板接続用ケーブルと、
    を具備することを特徴とする光ディスク装置
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