JPH11327801A - ディスク記録媒体へのデータ記録方法及び装置 - Google Patents

ディスク記録媒体へのデータ記録方法及び装置

Info

Publication number
JPH11327801A
JPH11327801A JP13378698A JP13378698A JPH11327801A JP H11327801 A JPH11327801 A JP H11327801A JP 13378698 A JP13378698 A JP 13378698A JP 13378698 A JP13378698 A JP 13378698A JP H11327801 A JPH11327801 A JP H11327801A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
access
recording
block
recorded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13378698A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Inoue
上 修 二 井
Naokazu Susa
佐 直 和 須
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP13378698A priority Critical patent/JPH11327801A/ja
Priority to CNA031249574A priority patent/CN1501394A/zh
Priority to CNB991067150A priority patent/CN1150541C/zh
Priority to EP99109628A priority patent/EP0957486A3/en
Priority to EP06003627A priority patent/EP1662509A1/en
Priority to KR1019990017495A priority patent/KR100333299B1/ko
Priority to US09/312,784 priority patent/US6618548B1/en
Publication of JPH11327801A publication Critical patent/JPH11327801A/ja
Priority to HK00102101A priority patent/HK1023209A1/xx
Priority to US10/426,275 priority patent/US20030194208A1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの記録、再生に当たっての入出力のビ
ットレートを保証することのできるディスク記録媒体へ
のデータ記録方法を提供すること。 【解決手段】 ディスク記録媒体へのデータ記録方法と
して、アクセスブロック毎にデータを記録するととも
に、データを連続して書き込むアクセスブロック長とア
クセスブロック中にデータが充分に記録されているアク
セスブロックの数(K−1)を予め決め、その数の分の
連続するアクセスブロックについて、AVデータが充分
に記録されているようにする。少なくとも連続したK−
1個は、いずれのアクセスブロックにも充分データが記
録されているから、その間は記録・再生処理に際してシ
ークが発生せずビットレートが保証される。そのため、
データとしてAVデータを記録・再生するような場合、
リアルタイム処理が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク記録媒体へ
のデータ記録方法、特にデータの記録、再生に当たって
の入出力のビットレートを保証することのできるディス
ク記録媒体へのデータ記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスク、光磁気ディスク或い
はDVD(ディジタル・ビデオ・ディスク)などの大容
量記憶媒体の登場により、1つの記憶媒体に大量のデー
タが記録、格納されるようになってきている。このよう
な大容量記憶媒体に記録されているデータを他の記憶媒
体へ移し替えたり、他の記憶媒体からデータを複写した
り、或いは同一の記憶媒体の中で異なったファイル間で
データの移し替えを行なったりする(いわゆる編集作
業)と、記憶媒体のデータ領域内においてアクセスブロ
ックに充分にデータが記録されていないものが増加す
る。図7乃至図10はこのようなデータ編集作業におけ
るデータの移し替え処理動作を説明する図である。これ
らの図のうち、図7は一方のデータトラックから他方の
データトラックへデータをコピーする処理を説明する図
である。図7において、符号1は元のデータが記録され
ているコピー元データトラック、2は上記元のデータが
コピー処理により組み込まれるコピー先データトラック
である。そしてコピー元データトラック1からは所定の
アクセスブロック群に記録されたデータ(これを「切出
しデータ3」とする)を切り出してコピー先データトラ
ック2の所定の領域(これを「組入れ領域4」とする)
へ組み入れられるものとする。この場合において、切出
しデータ3のデータ長をa、組入れ領域4のデータ長を
bとする。
【0003】図8はコピー元データトラック1から切り
出された切出しデータ3のデータ長とコピー先データト
ラック2における組入れ領域4のデータ長とが同じ、す
なわち、 a=b である場合のデータ組み入れ処理を説明する図である。
この場合は、両者のデータ長が同じであるのでデータの
コピー処理は特に不都合なく実行される。
【0004】図9はコピー元データトラック1から切り
出された切出しデータ3のデータ長がコピー先データト
ラック2における組入れ領域4のデータ長よりも小さ
い、すなわち、 a<b である場合のデータ組み入れ処理を説明する図である。
この場合は、コピー先のデータ領域4が大きいのでデー
タのコピー処理は通常通り実行され、コピー先データト
ラック2において余りが生じた領域(図9中、符号5)
は空白状態にされる。
【0005】また、図10はコピー元データトラック1
から切り出された切出しデータ3のデータ長がコピー先
データトラック2における組入れ領域4のデータ長より
も大きい、すなわち、 a>b である場合のデータ組み入れ処理を説明する図である。
この場合は、コピー先のデータ領域4が小さいのでデー
タのコピー処理に際しては先ず切出しデータ3のうち組
入れ領域4に組み込むことができるデータ長分のデータ
部分3aだけがコピー先データトラック2の組入れ領域
4へ記録される。さらに、切出しデータ3のうち、先に
組入れ領域4に組み込まれなかったデータ長分のデータ
部分3bがコピー先の交替トラック6のデータ領域7に
データ部分3aからは分割された状態で記録され、組入
れ領域4とデータ領域7とはデータ管理手段によりアド
レス管理される。これによりデータ再生に際して、1つ
の単位のデータの読み出しをかける場合でもデータの途
切れを起こすことなく再生処理が行なわれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のディスク記録媒体へのデータ記録装置では、コピー
元データトラック1から切り出された切出しデータ3の
データ長がコピー先データトラック2における組入れ領
域4のデータ長よりも小さい場合は、コピー処理を通常
通り実行した後、コピー先データトラック2において余
りが生じた領域は空白状態にされ、また、切出しデータ
3のデータ長がコピー先データトラック2における組入
れ領域4のデータ長よりも大きい場合は、切出しデータ
3の余分なデータ部分3bはコピー先の交替トラック6
のデータ領域7に記録され、組入れ領域4とデータ領域
7とはデータ管理手段によりアドレス管理されるように
なっているため、データのコピー処理を繰り返すにした
がって、空白部分が増加し、また、データトラックと交
替トラックの間の管理が複雑になり、データの記録・再
生に当たって多くのシークが発生し所望のビットレート
が得られなく成るという問題があった。
【0007】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、その目的は、データの記録、再生に当たっ
ての入出力のビットレートを保証することのできるディ
スク記録媒体へのデータ記録方法及び装置を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ディスク記録媒体へのデータ記録方法と
して、アクセスブロック毎にデータを記録するととも
に、データを連続して書き込むアクセスブロック長とア
クセスブロック中にデータが充分に記録されているアク
セスブロックの数(K−1)を予め決め、その数の分の
連続するアクセスブロックについて、AVデータが充分
に記録されているようにしたことを要旨とする。
【0009】本発明は、上記のような構成により少なく
とも連続したK−1個は、いずれのアクセスブロックに
も充分データが記録されているから、その間は記録・再
生処理に際してシークが発生せずビットレートが保証さ
れる。そのため、データとしてAVデータを記録・再生
するような場合、リアルタイム処理が実現される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ディスク記録媒体へのデータ記録方法として、ディ
スク記録媒体のデータエリアを所定のブロック長を有し
連続する複数のアクセスブロックに分割し、アクセスブ
ロック毎にデータを記録するとともに、データを連続し
て書き込むアクセスブロック長とアクセスブロック中に
データが充分に記録されているアクセスブロックの数
(K−1)を予め決め、その数の分の連続するアクセス
ブロックについて、AVデータが充分に記録されている
ようにしたもので、シークの発生を抑え、データを記録
・再生するような場合、リアルタイム処理が実現される
という作用を有する。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、データ
記録装置に、画像データを格納するメモリと、データを
外部記録媒体に記録する記録手段と、メモリに格納され
たデータに対して編集処理を行なって記録手段へ転送す
るメモリコントローラとから構成され、メモリコントロ
ーラは、編集データを格納する編集データ蓄積部と、編
集データ蓄積部に格納されたデータについてアクセスブ
ロックを検索するアクセスブロック検索部と、アクセス
ブロック毎にデータを記録する編集部と、データを連続
して書き込むアクセスブロック長とアクセスブロック中
にデータが充分に記録されているアクセスブロックの数
(K−1)を決定するとともに、アクセスブロック検索
動作およびデータ編集動作を制御する編集制御部とを備
えてたものであり、シークの発生を抑え、データを記録
・再生するような場合、リアルタイム処理を行なうとい
う作用を有する。
【0012】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載のデータ記録装置において、メモリへは、撮像
カメラの撮像操作により取り込まれたAVデータが格納
されるようにしたものであり、AVデータを記録・再生
するような場合、リアルタイム処理を行なうという作用
を有する。
【0013】以下、本発明の実施の形態について図面を
用いて説明する。図1は本発明によるディスク記録媒体
へのデータ記録方法が適用される撮像カメラの一実施の
形態の構成を示すブロック図である。図1において、符
号11は映像が入力されるカメラ部、12は音声が入力
されるマイクロフォン、13は撮像カメラに各種動作指
令を入力する操作部、14は操作部13における操作内
容が表示される操作表示部、15は撮像カメラの操作に
際して視界を決めるファインダーであり、モニターも兼
ねている。16はアナログ形式の入力画信号をディジタ
ル信号に変換するA/D変換器、17はディジタル画信
号を符号化するエンコーダ、18はアナログ形式の入力
音声信号をディジタル信号に変換するA/D変換器、1
9はディジタル音声信号を符号化するエンコーダ、20
は符号化された画像データと音声データとを合成或いは
結合するシステムエンコーダであり、これらの機能部1
1〜20は録画などの記録操作において作動しまた信号
の処理を行なう。
【0014】21は合成或いは結合されている符号化画
像データと音声データとを分離するシステムデコーダ、
22は符号化されている画像データを復号化するデコー
ダ、23はディジタル形式の出力画信号をアナログ信号
に変換するD/A変換器、24は符号化されている音声
データを復号化するデコーダ、25はディジタル形式の
出力音声信号をアナログ信号に変換するD/A変換器で
ある。また、26は出力画像を表示するモニター装置と
してのディスプレー、27は音声を出力するスピーカで
あり、これらの機能部21〜27は再生などの操作にお
いて作動しまた信号の処理を行なう。さらに28は画像
データや音声データ、その他の各種データを格納するメ
モリ、29はシステム制御部である。
【0015】システム制御部29は、各機能部からの信
号を受け、またそれぞれの操作や動作に応じてこれらの
機能部に対して指令を発することにより装置全体の動作
をコントロールする。このシステム制御部29はCPU
などのデータ処理装置により構成されており、内部には
システム制御、ドライブ制御、LSI制御などの制御動
作を行なうコントロール部30と、メモリ28に格納さ
れているファイルを管理するファイル管理部31と、メ
モリ28の書き込み、読み出し動作を制御するメモリコ
ントローラ32とを備えている。また、メモリコントロ
ーラ32にはインタフェース33が接続され、このイン
タフェース33にはDVD−RAMドライブ34が接続
されている。インタフェース33にはSCSIインタフ
ェースが用いられており、このインタフェース33を介
してDVD−RAMドライブ34とメモリコントローラ
32及びメモリ28との間でデータのコピーや移動など
の送受が行なわれる。DVD−RAMドライブ34には
外部記憶媒体として大容量の記憶媒体であるDVD−R
AM(書き換え可能なDVD)がセットされデータの記
録、再生が行なわれる。
【0016】図2は本発明におけるディスク記録媒体へ
のデータ記録方法を実施するための処理動作をコントロ
ールするメモリコントローラ32を中心として関連動作
を行なう各機能部の構成を示すブロック図である。図2
において、符号28はメモリ、32はメモリコントロー
ラ、34はDVD−RAMドライブであり、これらの機
能部は図1に示されたものと同じである。41は画像、
その他のデータを編集する編集部、42は編集された或
いは編集されるデータが一時的に格納される編集データ
蓄積部、43は編集データ蓄積部に格納されたデータに
ついてアクセスブロックを検索するアクセスブロック検
索部、44は編集動作およびアクセスブロック検索動作
をコントロールする編集制御部である。そして上記メモ
リ28、メモリコントローラ32、DVD−RAMドラ
イブ34、編集部41、編集データ蓄積部42、アクセ
スブロック検索部43、編集制御部44によって本実施
の形態に係るディスク記録媒体へのデータ記録・再生装
置を構成している。
【0017】この実施の形態においては、データの編集
処理においてビットレートを保証するために、AVなど
のデータを連続して書き込むアクセスブロック長と、ア
クセスブロック中にデータが充分に記録されている連続
するアクセスブロックの数(K−1)を決め、これを満
たすアルゴリズムを用いてデータの記録、再生時の編集
或いはコピーなどの編集を行なうようにしている。その
ため、アクセスブロック検出部43は、アクセスブロッ
クK個分のデータ格納容量を有し、編集データ蓄積部4
2から読み出されたデータをアクセスブロック毎にシフ
トさせるKブロックシフトレジスタ45と、Kブロック
シフトレジスタ45に保持されているアクセスブロック
K個の中にデータが充分に記録されていないアクセスブ
ロックが2個以上ないか否かを監視するブロック監視部
46とを有している。
【0018】次に上記実施の形態におけるディスク記録
媒体へのデータ記録・再生装置の動作について説明す
る。ここではDVD−RAMに記録されているAVデー
タをメモリ28に格納されている別のAVデータに組み
入れる場合の編集動作を例にとって説明する。図3は本
実施の形態に係るディスク記録媒体へのデータ記録・再
生装置の編集処理動作を説明するフロー図である。デー
タ編集動作が開始されると編集制御部44は、処理ステ
ップ(以下、単にステップという)ST51においてメ
モリ28に格納されている上記AVデータの組み入れが
行なわれたデータ(編集データ)を編集データ蓄積部4
2へ転送する。次に編集制御部44は、ステップST5
2において編集データ蓄積部42から上記編集データを
アクセスブロックごとに読み出しアクセスブロック検索
部43へ転送する。このとき編集データのアクセスブロ
ックは、アクセスブロック検索部43のKブロックシフ
トレジスタ45へと転送されて保持される。次に編集制
御部44は、ステップST53においてブロック監視部
46を起動させ、Kブロックシフトレジスタ45に保持
されたK個のアクセスブロックについてAVデータが充
分に記録されているアクセスブロック(これを「完全ブ
ロック」という)であるか、それともAVデータが充分
に記録されていないアクセスブロック(これを「不完全
ブロック」という)であるかを検索させ、アクセスブロ
ックK個中に不完全ブロックが2個以上有るか否かをチ
ェックする。
【0019】このチェック動作においてアクセスブロッ
クK個中に不完全ブロックが2個以上ないと判断された
ときはステップST52に戻り、編集データ蓄積部42
から上記編集データの次のアクセスブロックを読み出し
てアクセスブロック検索部43へ転送する。他方、上記
チェック動作においてアクセスブロックK個中に不完全
ブロックが2個以上有ると判断されたときはステップS
T54において2番目にブロック検索部43へ転送され
た不完全ブロック以降のアクセスブロックを編集部41
へ転送して不完全ブロックを完全ブロックに変えるデー
タ編集、すなわち書き換え処理を施す。そして、このデ
ータの書き換え処理を行なった後、編集制御部44はス
テップST55において編集されたデータを編集部41
から編集データ蓄積部42へ転送し、さらにステップS
T56において編集データの全てのアクセスブロックに
ついて検索を終了したか否かをチェックする。このチェ
ック動作においてすべてのアクセスブロックについて検
索を終了していないと判断されたときはステップST5
2に戻り、編集データ蓄積部42から上記編集データの
次のアクセスブロックを読み出してアクセスブロック検
索部43へ転送する。他方、上記ステップST56のチ
ェック動作においてすべてのアクセスブロックについて
検索を終了していると判断されたときはステップST5
7において編集データ蓄積部42からメモリ28へ編集
データを転送し、その後一連の編集動作を終了する。
【0020】このようにして、編集されたAVデータに
ついて、アクセスブロックの検索を行なう。上の例では
アクセスブロックごとにシフトさせながらアクセスブロ
ックK個中に不完全ブロックが2個以上有るか否かをチ
ェックし、もし2個あれば、一方の不完全ブロック(上
の例では後から取り込んだ不完全ブロック)のデータを
書き換えて完全ブロックにするから、結局アクセスブロ
ックK個のうち連続するK−1個は必ず完全ブロックと
することができる。
【0021】図4は、以上のようにして不完全ブロック
のデータ書き換えを通して得られたAVデータのアクセ
スブロックの連続を模式的に表した図である。この図に
示すようにAVデータ60の各アクセスブロック60
(i)、60(i+1)、60(i+2)、・・・60
(i+k)のうち,仮にアクセスブロック60(i)が
不完全ブロックだったとすると、上記編集処理により少
なくとも60(i+1)、60(i+2)、・・・60
(i+k−1)までは完全ブロックであることが保証さ
れ、次に不完全ブロックが出現したとしてもそれは直近
でアクセスブロック60(i+k)について出現するの
みである。そして、上記データ編集処理を通して適正な
AVデータのコピーや移動、組み込みといった操作が行
なわれる。
【0022】図5はコピー元データトラック(図7以下
の図中における符号1)から切り出された切出しデータ
3のデータ長がコピー先データトラック2における組入
れ領域4のデータ長よりも小さい場合の本発明を適用し
たデータ組み入れ処理を説明する図である。この場合
は、コピー先のデータ領域4が大きく、データのコピー
処理を実行したままでは図5(a)に示すようにコピー
先データトラック2において余りが生じ空白領域5が発
生するが、本発明の適用により、不完全ブロック(60
(i)、60(i+k)のような)はデータ編集処理に
より書き換えられ完全ブロックに作り変えられるので、
コピー先トラック2はAVデータが図5(b)に示すよ
うに完全に連続した状態に記録される。
【0023】また、図6はコピー元データトラック1か
ら切り出された切出しデータ3のデータ長がコピー先デ
ータトラック2における組入れ領域4のデータ長よりも
大きい場合の本発明を適用したデータ組み入れ処理を説
明する図である。この場合は、コピー先トラック2のデ
ータ領域4が小さいのでデータのコピー処理に際して、
切出しデータ3のうち組入れ領域4と同じデータ長分の
データ部分3aを組入れ領域4へ記録すると、図6
(a)に示すように、切出しデータ3に、組入れ領域4
に組み込まれなかった余り分3bが生じるが、本発明の
適用により、対象となっているAVデータ全体について
不完全ブロック(60(i)、60(i+k)のよう
な)がデータ編集処理により書き換えられ完全ブロック
に作り変えられるので、コピー先トラック2は上記余り
分3bを吸収し得る程度の記録領域が発生し、交替トラ
ックを使わなくても切り出されたAVデータが図6
(b)に示すように完全に納まった状態に記録される。
【0024】こうして、予め決められた数の連続するア
クセスブロックについて、AVデータが充分に記録され
ているように図っているため、記録、再生動作において
アクセスブロックごとに読み出しても不完全ブロックの
出現頻度は一定値以下に抑えることができ、データの記
録、再生においてビットレートを保証することが可能と
なる。なお、上記Kの値は任意に定めることができる。
また、アクセスブロックのブロック長もまた扱うデータ
によって任意に定める(10バイトとか20バイトな
ど)ことができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、上記実施の形態から明らかな
ように、ディスク記録媒体へのデータ記録方法として、
アクセスブロック毎にデータを記録するとともに、デー
タを連続して書き込むアクセスブロック長とアクセスブ
ロック中にデータが充分に記録されている連続するアク
セスブロックの数(K−1)を予め決め、その数の連続
するアクセスブロックについて、AVデータが充分に記
録されているように図っているため、少なくとも連続し
たK−1個は、いずれのアクセスブロックにも充分デー
タが記録されているから、その間は記録・再生処理に際
してシークが発生せずビットレートが保証される。その
ため、データとしてAVデータを記録・再生するような
場合、リアルタイム処理が実現されるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るディスク記録媒体
へのデータ記録方法が適用される撮像カメラの構成を示
すブロック図
【図2】前記実施の形態における記録方法を実施するた
めの動作をコントロールするディスク記録媒体へのデー
タ記録装置の構成を示すブロック図
【図3】前記実施の形態に係るディスク記録媒体へのデ
ータ記録・再生装置の編集処理動作を説明するフロー図
【図4】前記実施の形態の動作によって得られたAVデ
ータのアクセスブロックの連続を模式的に表した図
【図5】(a)前記実施の形態のデータコピー動作にお
いて、コピー元データトラックから切り出された切出し
データのデータ長がコピー先データトラックにおける組
入れ領域のデータ長よりも小さい場合に、コピー先デー
タトラックに空白領域が発生する状態を模式的に示す図 (b)コピー先データトラックに発生した空白領域にデ
ータを書き込んでAVデータを連続して記録した状態を
模式的に示す図
【図6】(a)前記実施の形態のデータコピー動作にお
いて、コピー元データトラックから切り出された切出し
データのデータ長がコピー先データトラックにおける組
入れ領域のデータ長よりも大きい場合に、切出しデータ
に、組入れ領域に組み込まれなかった余り分が生じる状
態を模式的に示す図 (b)切出しデータに生じた余り分吸収してAVデータ
を記録した状態を模式的に示す図
【図7】一方のデータトラックから他方のデータトラッ
クへデータをコピーする処理の一般例を説明する図
【図8】ディスク記録媒体へのデータ記録において、コ
ピー元データトラックから切り出された切出しデータの
データ長とコピー先データトラックにおけるデータ組入
れ領域のデータ長とが同じ場合のデータ組み入れ処理の
一般例を説明する図
【図9】従来のディスク記録媒体へのデータ記録におい
て、コピー元データトラックから切り出された切出しデ
ータのデータ長がコピー先データトラックにおける組入
れ領域のデータ長よりも小さい場合のデータ組み入れ処
理を説明する図
【図10】従来のディスク記録媒体へのデータ記録にお
いて、コピー元データトラックから切り出された切出し
データのデータ長がコピー先データトラックにおける組
入れ領域のデータ長よりも大きい場合のデータ組み入れ
処理を説明する図
【符号の説明】
11 カメラ部 12 マイクロフォン 13 操作部 14 操作表示部 15 ファインダー 16 A/D変換器(画信号用) 17 エンコーダ(画信号用) 18 A/D変換器(音声信号用) 19 エンコーダ(音声信号用) 20 システムエンコーダ 21 システムデコーダ 22 (画像データ用)デコーダ 23 (画信号用)D/A変換器 24 (音声データ用)デコーダ 25 (音声信号用)D/A変換器 26 ディスプレー 27 スピーカ 28 メモリ 29 システム制御部 30 コントロール部 31 ファイル管理部 32 メモリコントローラ 33 インタフェース 34 DVD−RAMドライブ 41 編集部 42 編集データ蓄積部 43 アクセスブロック検索部 44 編集制御部 45 Kブロックシフトレジスタ 46 ブロック監視部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク記録媒体のデータエリアを所定
    のブロック長を有し連続する1つ以上のアクセスブロッ
    クに分割し、アクセスブロック毎にデータを記録すると
    ともに、データを連続して書き込むアクセスブロック長
    とアクセスブロック中にデータが充分に記録されている
    アクセスブロックの数(K−1)を予め決め、その数の
    分の連続するアクセスブロックについて、データが充分
    に記録されているようにデータを記録することを特徴と
    するディスク記録媒体へのデータ記録方法。
  2. 【請求項2】 データを格納するメモリと、データを外
    部のディスク記録媒体に記録する記録手段と、メモリに
    格納されたデータに対して編集処理を行なって記録手段
    へ転送するメモリコントローラとから構成され、メモリ
    コントローラは、編集データを格納する編集データ蓄積
    部と、編集データ蓄積部に格納されたデータについてア
    クセスブロックを検索するアクセスブロック検索部と、
    アクセスブロック毎にデータを記録する編集部と、デー
    タを連続して書き込むアクセスブロック長とアクセスブ
    ロック中にデータが充分に記録されているアクセスブロ
    ックの数(K−1)を決定するとともに、アクセスブロ
    ック検索動作およびデータ編集動作を制御する編集制御
    部とを備えていることを特徴とするディスク記録媒体へ
    のデータ記録装置。
  3. 【請求項3】 メモリへは、撮像カメラの撮像操作によ
    り取り込まれたAVデータが格納されることを特徴とす
    る請求項2記載のデータ記録装置。
JP13378698A 1998-05-15 1998-05-15 ディスク記録媒体へのデータ記録方法及び装置 Pending JPH11327801A (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13378698A JPH11327801A (ja) 1998-05-15 1998-05-15 ディスク記録媒体へのデータ記録方法及び装置
CNA031249574A CN1501394A (zh) 1998-05-15 1999-05-14 盘片记录媒体数据复制、记录、编辑方法及盘片记录装置
CNB991067150A CN1150541C (zh) 1998-05-15 1999-05-14 对盘片记录媒体的数据复制方法、数据编辑方法及盘片记录装置
EP99109628A EP0957486A3 (en) 1998-05-15 1999-05-14 Method for copying, recording, and editing data onto disk recording media, and disk recording apparatus
EP06003627A EP1662509A1 (en) 1998-05-15 1999-05-14 Method for copying, recording, and editing data onto disk recording media, and disk recording apparatus
KR1019990017495A KR100333299B1 (ko) 1998-05-15 1999-05-15 디스크 기록매체의 데이터 복사방법, 데이터 기록방법, 데이터편집방법 및 디스크 기록장치
US09/312,784 US6618548B1 (en) 1998-05-15 1999-05-17 Method for copying, recording, and editing data onto disk recording media, and disk recording apparatus
HK00102101A HK1023209A1 (en) 1998-05-15 2000-04-06 Method for copying and editing data onto disk recording media, and disk recording apparatus.
US10/426,275 US20030194208A1 (en) 1998-05-15 2003-04-30 Method for copying, recording, and editing data onto disk recording media, and disk recording apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13378698A JPH11327801A (ja) 1998-05-15 1998-05-15 ディスク記録媒体へのデータ記録方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11327801A true JPH11327801A (ja) 1999-11-30

Family

ID=15112980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13378698A Pending JPH11327801A (ja) 1998-05-15 1998-05-15 ディスク記録媒体へのデータ記録方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11327801A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4242966B2 (ja) リアルタイム記録/再生情報を貯蔵する記録媒体
US6938199B2 (en) Recording medium for storing real time recording/reproduction information, method and apparatus for recording and reproducing in real time, and file operating method using the same
KR100333299B1 (ko) 디스크 기록매체의 데이터 복사방법, 데이터 기록방법, 데이터편집방법 및 디스크 기록장치
US7058770B2 (en) Method and apparatus for controlling the recording of digital information, by using unit management table
JP3816488B2 (ja) 情報記録装置と情報記録媒体と情報記録方法とプログラム
JPH11327800A (ja) ディスク記録媒体のデータコピー方法及びディスク記録装置
US20050259542A1 (en) Reproduction device and method, recording medium, and program
US7099562B1 (en) Image data recording apparatus
JP4071347B2 (ja) デジタルデータ記録再生装置
KR19990087011A (ko) 실시간 기록/재생 정보를 저장하는 기록 매체,실시간 기록재생방법과 장치 및 이 정보를 이용한파일 조작 방법
RU2523733C2 (ru) Устройство записи и способ редактирования видео и аудиоданных
KR20030069539A (ko) 광디스크 장치에서의 재생리스트 관리방법
JPH11327801A (ja) ディスク記録媒体へのデータ記録方法及び装置
JPH10302397A (ja) 光ディスク記録装置
JP2005129099A (ja) 情報記録再生装置、情報記録方法、及び情報記録プログラム
JP2994909B2 (ja) 記録再生装置
JP3987126B2 (ja) 画像ファイル方法およびその装置
JPH11327799A (ja) ディスク記録媒体におけるデータ編集方法及び装置
KR20050011031A (ko) 디지털 기록장치에서의 버퍼메모리 관리방법
JP4013143B2 (ja) ディスク記録再生装置
JP2000339928A (ja) 画像データ記録装置
RU2300148C2 (ru) Носитель записи для хранения информации о записи/воспроизведении в реальном масштабе времени, способ и устройство для записи и воспроизведения в реальном масштабе времени и способ обработки файлов с их использованием
JP2009009642A (ja) 情報記録再生装置及び情報記録方法
JP2005011463A (ja) リムーバブル記録媒体記録再生装置及びリムーバブル記録媒体記録再生方法
JP2009163788A (ja) 情報記録再生装置および情報記録方法