JP2009009642A - 情報記録再生装置及び情報記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ファイルシステムとしてUDF2.6に準拠した記録装置において、管理情報であるMetaDataファイル(MD)と、そのMetaDataMirrorファイル(MDM)を記録する場合におけるパフォーマンスを向上させること。
【解決手段】
ファイナライズするまでMDMファイルを記録せず、ファイナライズの際に最新のMDファイルのコピーをMDMファイルとして記録する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報記録再生装置及び情報記録方法に関する。
UDFとUDF2.5を簡単に説明すると、特許文献1に記載の通り、
「UDFは、もともとDVD(Digital Versatile Disc)に代表される光ディスク等の記録媒体にファイルを記録して管理するためのファイルフォーマットとして知られており、その規格が徐々にバージョンアップされて、現在では、UDF2.5が提案されている。
UDF2.5に準拠したファイルシステムでは、管理情報の2重化と、管理情報の集中配置とが特徴とされている。ここで、管理情報とは、記録媒体のどの位置にどのようなファイルが存在するかを示す情報であって、記録媒体にファイルが書き込まれたり、逆に記録媒体からファイルが消去されたりしたときに更新される。
管理情報の2重化とは、記録媒体上の離れた2カ所(例えば、ディスクの内周側と外周側)に、同一の管理情報をそれぞれ記録することを指す。これにより、2カ所の記録されている同一の管理情報のうち、仮に一方が記録媒体の傷や劣化に起因して読み出せなくなったとしても、他方を読み出せばよいので、管理情報が読めないことによって、記録されているファイルも読み出せなくなってしまうという事態の発生を抑止することができる。
管理情報の集中配置とは、1つの管理情報を分割することなく、記録媒体に連続して記録することを指す。これにより、管理情報を速やかに読み出すことができるので、記録されているファイルを読み出すまでに要する時間を短縮することができる。」ものである。
特許文献1では、このようなUDF2.5準拠の記録媒体を対象としており、
「上述したようにUDF2.5では、管理情報が2重化され、それらが記録媒体上の離れた位置に記録されているので、それらを頻繁に更新するには、記録媒体に対してデータを書き込むピックアップを、記録媒体上の離れた位置の間で頻繁に移動させなければならない。このようにすると、ピックアップのシーク時間が長くなってしまうので、肝心のビデオデータを記録するための位置にピックアップが速やかに戻れない」という課題に対して、
「入力されたデータを1つのファイルとして記録媒体に書き込む書き込み手段と、書き込み手段によって入力されたデータが1つのファイルとして記録媒体に書き込まれるとき、記録媒体に書き込まれたファイルを読み出すための管理情報を生成する生成手段と、生成手段によって生成された管理情報を、管理情報が生成されるとき、記録媒体に設けられた第1の領域に記録し、記録媒体がイジェクトされるとき、記録媒体に設けられた第1の領域とは異なる第2の領域に記録する」という手段を用いることが記載されている。
上記UDF2.5のファイルフォーマットは例えばBD-RE(Blu-ray Disc Rewritable)等の書換型の記録媒体を対象としたものであり、最近では、例えばBD-R(Blu-ray Disc Recordable)等のライトワンス型の記録媒体を対象としたUDF2.6のファイルフォーマットが提案されている。
UDF2.6に準拠したライトワンス型記録媒体においても、UDF2.5に準拠した書換型記録媒体と同様に、ユーザデータを追記した場合等、管理情報(Meta Data、以下MDファイルとする)の更新がある場合にはMDファイルを管理情報領域(以下、MD領域とする)に記録する。さらに、前記管理情報の2重化のために、このMDファイルのバックアップであるMeta Data Mirror情報(以下MDMファイルとする)をMDM領域にも記録する。
ここで、ライトワンス型の記録媒体は情報の書換ができないため、擬似書換方式(Pseudo Over Write、以下POWとする)を採用している。POWとは、ライトワンス型の記録媒体において、既に情報が記録された記録済領域に再度記録するようホストから記録指令が合った場合、ドライブ装置が自動的に書換え用の領域に書き込みを行い、あたかも記録済領域に情報を上書きしたかのように見せかける方式である。
例えばMD領域に一度MDファイルが記録された後に、新たにMDファイルをMD領域に記録する際には擬似書換が行なわれる。ここで、例えば一度MDファイルが記録された領域がMD領域のうち先頭に位置する先頭領域である場合、その先頭領域に続く領域に新たなMDファイルが記録される。このように記録済みの領域の代わりに未記録領域に記録することを交替記録という。そして、先頭領域から、先頭領域に続く領域へ交替記録したというリンク情報が、Defect List管理領域というMD領域とは別の領域に記録される。このようにすれば、ライトワンス型の記録媒体であっても、あたかもMD領域の先頭領域にMDファイルを上書きしたかのように扱うことができる。
MDファイルのバックアップであるMDMファイルについても同様であり、MDM領域で擬似書換してリンク情報をDefect List管理領域に記録しておくことにより、ライトワンス型記録媒体であっても、あたかもMDM領域に上書き記録したかのように扱うことができる。
特開2005−243079 (段落番号0002〜0005、0011、0013等)
上記の特許文献1記載の技術は、UDF2.5に準拠した書換型の記録媒体におけるMDファイルの更新について考慮しているが、UDF2.6に準拠したライトワンス型記録媒体におけるMDファイルの更新については考慮していない。
そのため上記従来技術を用いてUDF2.6準拠の記録媒体への記録を行った場合、例えばイジェクト時に上書きしようとしているMDMファイルは、ディスクに記録済みのMDM領域には上書き記録されずに、POW、すなわち擬似的な上書き処理によって他の空き領域(交替領域)に記録される。そのためイジェクト毎にMDM領域でのPOW(擬似書換)が発生することになり、MDMファイルについて交替領域へのリンクが多数発生することとなる。このようにリンクが多数発生した場合、記録時にも再生時にも処理が煩雑になり、パフォーマンスが低下する。記録時についてはMDMファイルを記録する度に処理時間が増大するからであり、再生時については多数のリンク情報をたどるのにピックアップのシーク時間等の処理時間が増大するからである。
また、MD領域やMDM領域はユーザ領域の一部を使用しているため、MDファイルやMDMファイルを記録するほどユーザデータを記録できる領域は減少する。そのため、これらのMDファイルやMDMファイルの記録は必要最低限であることが好ましいが、特許文献1ではこの点について考慮されていない。
さらに、MD領域やMDM領域の容量は有限であるため、何度も擬似書換を繰り返すことによりこれらのMD領域やMDM領域が一杯になった場合には、例えユーザデータ領域に空き容量が残っていた場合であっても記録媒体が使えなくなることがある。特にビデオカメラにように短時間のシーンについて記録開始から記録停止を頻繁に繰り返すような場合、この現象は顕著に現れることになる。この点についても特許文献1記載の技術では考慮されていない。
そこで上記問題を解決し、適切な記録または再生動作を実現可能な情報記録再生装置を提供することを本発明の目的とする。
本発明では例えば以下の実施態様により前記課題を解決できるが、この実施態様に限られることはない。
例えば本発明の情報記録再生装置は、第一の管理情報領域と第二の管理情報領域を有する記録媒体にユーザデータを記録、または前記記録媒体からユーザデータを再生するものである。
本発明の一実施態様によれば、前記情報記録再生装置では、前記記録媒体がファイナライズされるまでは前記管理情報が前記第一の管理情報領域に記録され、前記記録媒体がファイナライズされる場合に、前記管理情報のコピーが前記第二の管理情報領域に記録される。
本発明によれば、適切な記録または再生動作を実現可能な情報記録再生装置を提供できる。
以下本発明の実施例を、図面を用いて説明する。
本実施例では、ファイナライズをする際にMDMファイルをMDM領域に記録する例ついて述べる。CD-RやDVD-Rにおいて、ファイナライズとは追記型光ディスクに記録したデータを、他のプレーヤでも再生できるように再生互換をとるための最終処理のことであるが、BD-Rではファイナライズを行わなくとも再生互換は保たれる規格である.
その為BD-Rにおいてはファイナライズという処理は不要である。しかし本実施例おいてはMDMファイルをMDM領域に記録する処理をBD-Rのファイナライズと定義して用いる。
またこのファイナライズによってMDMファイルをMDM領域に記録すると同時にDISKへの追記不可状態にすることも可能である。
また追記不可とする処理は、DISKクローズ処理によって実現してもよい。
またファイナライズを行うタイミングはDISKの空き容量がある一定に達した場合や、あるいはユーザによるファイナライズの指示があった場合などに実行される。
まず図1を用いて情報記録再生装置100の一例であるカメラの構成例を説明する。
101はレンズ、102は撮像センサ(CCD)、103はカメラ信号処理部、104は圧縮伸張部、105は制御マイコン部、106は信号処理部、107はハードディスクドライブ(HDD)、108はディスクメディア(例えばBDやDVD)部、109は操作スイッチ、110は充電部、111はバッテリ、112は外部電源入力部、113は液晶ディスプレイ(LCD)、114は外部出力インターフェース(I/F)、115は管理情報生成部である。図1では各構成を説明の都合上分けて記載したが、回路設計等に応じて適宜1チップにまとめてもよいものとする。制御の容易性や回路設計のスペース上有利になることもあるからである。
まず、はじめに図1で示す情報記録再生装置の動作を説明する。レンズ101を介して被写体の画像をCCD102で捕らえ、CCDで捕らえた画像は電気信号に変換され、カメラ信号処理部103で映像信号に変換される。
続いて上記映像信号は、制御マイコン105によって制御された信号圧縮伸張部104にて、デジタル映像信号に変換される。また外部入出力端子114に入力を切り換えることで、外部入力映像信号をデジタル映像信号に変換する事も可能である。
デジタル映像信号に変換された信号は信号処理部106によって上記BDやDVD、あるいは上記HDDといった外部ストレージに対して記録される。このようにして、例えばUDF2.6でフォーマットされたBD-R(Blu-ray Disc Recordable)ディスク等の記録媒体にデータが記録される。また、ユーザデータの追記等に応じてMD情報、MDM情報等の管理情報を更新する必要がある場合には、管理情報生成部115で管理情報が生成され、同様に記録媒体に記録される。
さらに操作スイッチ109を操作することで上記制御マイコンを制御し、上記信号処理部によってBDやDVDに記録された映像信号の読出しを行い、HDDに対して記録を行う事でメディア間のダビング処理を行うことが可能である。また同様にHDDに記録された映像信号に対して読出しを行い、BDやDVDに対して記録を行う事も可能である。
またストレージに記録された信号は、上記映像圧縮伸張部で映像信号に伸張し、上記入出力端子に出力するとともに、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display , LCD)113に対して表示することが可能である。ただし液晶ディスプレイには限られず例えば有機ELディスプレイであってもよい。
さらに電源部として外部電源入力部112を有し、AC電源等の外部からの電源供給を可能としている。またこの外部電源入力部から電源が供給されることで充電部110によりバッテリ111を充電することが可能である。これにより外部電源入力部より電源が供給されているときは、外部電源によって機器を動作させ、外部電源が供給されていないときは、バッテリからの電源供給によって機器を動作させる事が可能である。ただし充電に必要な機能の全てが装置に内蔵されている必要は無く、外部電源入力部の外に充電に必要な機能の一部又は全てがあるものであってもよい。
次に、図2、図3を用いてBD等の光ディスクにおける記録データの配置について説明する。
図2は本発明による映像記録再生装置により記録された光ディスクであって、ファイナライズ(追記付加)前の光ディスクの内部状態を示している。また、図2では光ディスクの左側からアドレス順に記載しており、左側が内周でアドレス0、右側が外周となっている。201はUDF領域、202はMD領域、203はユーザ領域、204はUDF領域を示している。
204もUDF領域であるが、この領域には201のUDF領域に記録されるUDFファイルのバックアップファイルがコピーされる。ここでUDFファイルとは、Volume Structure(ボリューム構造)と呼ばれるUDFによるディスクのボリューム構造(UDFフォーマットとしてどの情報がどの領域に記録されているかを示す構造)を管理するファイルである。MD領域202、には前述のようにMDファイルが記録される。MDファイルは、例えばユーザデータのディレクトリ構造のような、file Structure(ファイル構造)と呼ばれるユーザ領域のデータ構造を管理するファイルである。また、ユーザ領域203にはユーザデータが記録される。前述のDefect List管理領域は例えばUDF領域より内周側に配置されるが、本実施例では説明簡単のために図示を省略する。
図3は、ファイナライズ後の光ディスクの内部状態を表しており、図2と同様の部分については同じ番号を付して説明を省略する。図2と異なるのは305のMDM領域がある点である。本実施例では、ファイナライズをする際にMDMファイルをMDM領域に記録する。この動作フローを、図4を用いて説明する。
図4は本実施例における情報記録再生装置の動作フローを示す図である。まずステップ401でユーザ領域にデータを記録し、ステップ402でMDファイルを生成する。ステップ403ではMDファイルを記録し、更にデータ記録を継続する場合は上記処理を繰り返す。ステップ404ではファイナライズ処理の指示の有無を判定し、ファイナライズ処理の指示がない場合(Noの場合)はMDMファイルを記録せず、ファイナライズ処理の指示があった場合(Yesの場合)は、ファイナライズ処理の際にステップ405でMDファイルのコピーであるMDMファイルを記録する。このようにして、ファイナライズする際に、最新のリンク情報のコピーをMDM領域に記録することとする。
以上が実施例1の動作説明であり、下記の効果を得ることができる。
(1)記録時のパフォーマンス低下を防止することができる。MDファイルの更新がある度に毎回MDMファイルを記録する方式や、背景技術記載の技術のようにイジェクトの度にMDMファイルを記録する方式と比較してMDMファイルの記録回数が少ないからである。
(2)再生時のパフォーマンス低下も防止することができる。MDMファイルの記録回数を少なくすることにより、擬似書換が発生する回数、すなわちリンクが発生する回数を減らすことができ、ピックアップのシーク時間を減らすことができる。これにより、例えばMDファイルの破壊等により、データアクセスの際にMDMファイルを読む必要が生じた場合、MDMファイルについてのリンク回数が少ないほどパフォーマンスを向上させることができるからである。
(3)ユーザがデータを記録できる領域を適切に確保することができる。MDMファイルの記録回数を減らすことにより、MDM領域の容量増大を防止できるからである。
(4)ユーザがデータを記録できる回数を適切に確保することができる。MD領域とMDM領域の容量は、両者の合計容量をユーザ領域に対してどの程度の割合にするかによって決められることが多い。そのため、MDMファイルの記録回数を減らして、MDM領域の容量増大が防止できれば、その分MD領域の容量を確保でき、擬似書換回数、すなわちユーザがデータを記録できる回数を確保できるからである。
実施例1の応用例として、前述のようにして記録された記録媒体を再生する際、MD領域ではなくMDM領域のMDMファイルにまずアクセスすることとしてもよい。MDMファイルを使用することで交替領域へのリンクを参照することなく、管理情報へのアクセスが円滑となり、データアクセス時のパフォーマンス低下が改善できるからである。
次に、図5、図6を用いて実施例2について説明する。
図6において実施例1と同様の部分については同じ番号を付して説明を省略する。実施例1と異なるのは、602と605の領域であり、それぞれ、MD領域またはMDM領域として用いられる。MD領域、MDM領域の両者を管理情報領域と呼ぶこととする。
本実施例では、管理情報(MDファイル)の記録を内周にある管理情報領域602と外周にある管理情報領域605を交互に選択し管理情報を更新する事とする。
この場合、MDファイルを内周の管理情報領域602に記録しているときは内周側がMD領域となり、外周側の管理情報領域がMDM領域となる。また、逆にMDを外周の管理情報領域に605記録しているときは外周側がMD領域となり、内周側の管理情報領域602がMDM領域となる。この動作フローを、図5を用いて説明する。
図5は本実施例における情報記録再生装置の動作フローを示す図である。まずステップ501でユーザ領域にデータを記録し、ステップ502でMDファイルを生成する。ステップ503ではMDファイルを内周側の管理情報領域602に記録するか、外周側の管理情報領域605に記録するかを判定する。ステップ504ではMDの記録先が変更しているかを判定し、ステップ505ではMDファイルの記録先が変更されていた場合、次にMDファイルを記録する管理情報領域を最新状態に更新する。ステップ506ではMDファイルをステップ503で求めた内周あるいは外周の管理情報領域に記録し、その記録した領域をMD領域とする。更にデータ記録を継続する場合は上記処理を繰り返す。
ステップ507ではファイナライズ処理の指示の有無を判定し、ファイナライズ処理の指示がない場合(Noの場合)はMDMファイルを記録せず、ファイナライズ処理の指示があった場合(Yesの場合)は、ファイナライズ処理の際にステップ508でMDMファイルを記録する。ここでMDMファイルを記録する領域は、MDファイルを記録している管理情報領域とは逆側の管理情報領域とする。管理情報の2重化のためである。
このようにして、擬似書換による交替領域のリンク回数を内周の管理情報領域と外周の管理情報領域に分散する。
ここでステップ503における記録先管理情報領域の判定は、例えば1回の記録毎に切り換え、あるいは数回の記録毎、記録媒体をマウント(挿入)する毎、一定時間毎、によって内周と外周の切り替えを行う。記録するデータに応じて適切な記録方法を選択可能とするためである。
以上が実施例2の動作説明であり、実施例1と同様の効果(1)〜(4)に加え、下記の効果を得ることができる。
MDファイルを記録する管理情報領域を切り換える事で、擬似書換により発生する交替領域へのリンクの発生頻度を内周の管理情報領域と外周の管理情報領域とで分散することができる。これにより、再生時に内周と外周どちらの管理情報領域を使用してもデータアクセス時のパフォーマンスを平均化、改善することができる。
次に、実施例3について説明する。
本実施例の説明には実施例2と同様の図5、図6を用いるため、説明を省略する。本実施例が実施例2と異なる点は、図5のステップ503において、ユーザ領域への記録位置によって、MDファイルを内周側の管理情報領域に記録するか、外周側の管理情報領域に記録するかを判定する点である。
ここで、ステップ503のユーザ領域への記録位置の判定は、例えば次のように行なう。管理情報領域602と管理情報領域605へのピックアップのシーク距離がちょうど中間(ユーザ領域の記録位置からのシーク距離が等しい)となるユーザ領域内のアドレスを中間点とし、中間点より内周側にユーザデータを記録する際には内周側の管理情報領域602にMDファイルを記録し、逆に中間点から外周側にユーザデータを記録する際には外周側の管理情報領域605にMDファイルを記録する。
これにより、実施例1の効果(1)〜(4)、実施例2の効果が得られることに加え、下記の効果を得ることができる。
ユーザ領域の内周側への記録時は管理情報の内周側を用いて、ユーザ領域の外周側への記録時は管理情報の外周側を用いることで、管理情報を記録する際、ドライブのピックアップのシーク量を削減することができる。例えばビデオカメラを使用する場合にはバッテリ駆動で用いられることが多い。このような場合には、ピックアップのシーク量削減によるバッテリの低減防止効果が特に有用である。
なお、上記説明ではシーク距離がちょうど中間となる位置を中間点として定義したが、シーク時間が半分となる位置や、シーク発生頻度を重み付けした位置を、中間点と定義することでも、同様の効果が得られる。
また、以上の実施例では、一例としてUDF領域201、管理情報領域202、602をディスク内周に記録し、UDF領域204、管理情報領域305、605をディスク外周に記録する例を示したが、これに限られることはなく、それぞれ必要に応じて内周、外周いずれに配置してもよい。前述の各実施例のようにMDMファイルの記録動作を行えば、管理情報領域等が内周、外周いずれであっても各実施例同様の効果が得られるからである。
また、上記実施例ではカメラを対象として説明したが、これに限られず、例えば据え置き型の装置の場合はレンズやCCD等は不要となる。
本発明の情報記録再生装置の一実施例を示すブロック構成図。 本発明の実施例1におけるファイナライズ前の光ディスクの内部状態を示す図。 本発明の実施例1におけるファイナライズ後の光ディスクの内部状態を示す図。 本発明の実施例1における情報記録再生装置の動作フローを示す図。 本発明の実施例2、3における情報記録再生装置の動作フローを示す図。 本発明の実施例2、3におけるファイナライズ前の光ディスクの内部状態を示す図。
符号の説明
100…情報記録再生装置、101…レンズ、102…撮像センサ、103…カメラ信号処理部、104…圧縮伸張部、105…制御マイコン部、106…信号処理部、107…ハードディスクドライブ、108…ディスクメディア部、109…操作スイッチ、110…充電部、111…バッテリ、112…外部電源入力部、113…液晶ディスプレイ、114…外部出力インターフェース、115…管理情報生成部

Claims (10)

  1. 第一の管理情報領域と第二の管理情報領域とユーザデータ領域を有する記録媒体にユーザデータを記録、または前記記録媒体から前記ユーザデータを再生する情報記録再生装置であって、
    前記ユーザデータを管理する管理情報を生成する管理情報生成部と、
    前記ユーザデータ及び前記管理情報を前記記録媒体に記録する記録部と、
    前記管理情報生成部と前記記録部を制御する制御部を有し、
    前記記録媒体がファイナライズされるまでは前記管理情報が前記第一の管理情報領域に記録され、
    前記記録媒体がファイナライズされる場合に、前記管理情報のコピーが前記第二の管理情報領域に記録されることを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 第一の管理情報領域と第二の管理情報領域とユーザデータ領域を有する記録媒体にユーザデータを記録、または前記記録媒体から前記ユーザデータを再生する情報記録再生装置であって、
    前記ユーザデータを管理する管理情報を生成する管理情報生成部と、
    前記ユーザデータ及び前記管理情報を前記記録媒体に記録する記録部と、
    前記管理情報生成部と前記記録部を制御する制御部を有し、
    前記記録媒体がファイナライズされるまでは前記管理情報の記録先が所定のタイミングで前記第一または第二の管理情報領域で切替えられて前記管理情報が記録され、
    前記記録媒体がファイナライズされる場合に、前記管理情報のコピーが、前記管理情報が記録された管理情報領域とは他方の管理情報領域に記録されることを特徴とする情報記録再生装置。
  3. 請求項2記載の情報記録再生装置であって、
    前記所定のタイミングとは、1回の記録毎、複数回の記録毎、記録媒体を挿入する毎、一定時間毎、のいずれかであることを特徴とする情報記録再生装置。
  4. 第一の管理情報領域と第二の管理情報領域とユーザデータ領域を有する記録媒体にユーザデータを記録、または前記記録媒体から前記ユーザデータを再生する情報記録再生装置であって、
    前記ユーザデータを管理する管理情報を生成する管理情報生成部と、
    前記ユーザデータ及び前記管理情報を前記記録媒体に記録する記録部と、
    前記管理情報生成部と前記記録部を制御する制御部を有し、
    前記記録媒体がファイナライズされるまでは前記管理情報の記録先が前記ユーザデータの記録位置に応じて前記第一または第二の管理情報領域で切替えられて前記管理情報が記録され、
    前記記録媒体がファイナライズされる場合に、前記管理情報のコピーが、前記管理情報が記録された管理情報領域とは他方の管理情報領域に記録されることを特徴とする情報記録再生装置。
  5. 請求項4記載の情報記録再生装置であって、
    前記ユーザデータの記録位置に応じて前記管理情報の記録先を切替える際、
    前記ユーザデータの記録位置から前記第一または第二の管理情報領域へのピックアップのシーク距離またはシーク時間が等しくなる点を中間点とし、
    前記ユーザデータの記録位置が前記中間点より前記第一の管理情報領域に近い場合は前記管理情報を前記第一の管理情報領域に記録し、
    前記ユーザデータの記録位置が前記中間点より前記第二の管理情報領域に近い場合は前記管理情報を前記第二の管理情報領域に記録することを特徴とする情報記録再生装置。
  6. 請求項3または5いずれか一項記載の情報記録再生装置であって、
    前記記録媒体はBlu-rayディスクであり、
    前記記録媒体にはUDF(Universal Disk Format)2.6に準拠したファイルフォーマットで情報が記録されることを特徴とする情報記録再生装置。
  7. 請求項3または5いずれか一項記載の情報記録再生装置であって、
    前記第一の管理情報領域は前記記録媒体の内周側に配置され、
    前記第二の管理情報領域は前記記録媒体の外周側に配置されることを特徴とする情報記録再生装置。
  8. 第一の管理情報領域と第二の管理情報領域を有する記録媒体に情報を記録する情報記録方法であって、
    前記記録媒体がファイナライズされるまでは前記管理情報が前記第一の管理情報領域に記録され、
    前記記録媒体がファイナライズされる場合に、前記管理情報のコピーが前記第二の管理情報領域に記録されることを特徴とする情報記録方法。
  9. 第一の管理情報領域と第二の管理情報領域を有する記録媒体に情報を記録する情報記録方法であって、
    前記記録媒体がファイナライズされるまでは前記管理情報の記録先が所定のタイミングで前記第一または第二の管理情報領域で切替えられて前記管理情報が記録され、
    前記記録媒体がファイナライズされる場合に、前記管理情報のコピーが、前記管理情報が記録された管理情報領域とは他方の管理情報領域に記録されることを特徴とする情報記録方法。
  10. 第一の管理情報領域と第二の管理情報領域を有する記録媒体に情報を記録する情報記録方法であって、
    前記記録媒体がファイナライズされるまでは前記管理情報の記録先が前記ユーザデータの記録位置に応じて前記第一または第二の管理情報領域で切替えられて前記管理情報が記録され、
    前記記録媒体がファイナライズされる場合に、前記管理情報のコピーが、前記管理情報が記録された管理情報領域とは他方の管理情報領域に記録されることを特徴とする情報記録方法。
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