JPH11327230A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11327230A
JPH11327230A JP10153699A JP15369998A JPH11327230A JP H11327230 A JPH11327230 A JP H11327230A JP 10153699 A JP10153699 A JP 10153699A JP 15369998 A JP15369998 A JP 15369998A JP H11327230 A JPH11327230 A JP H11327230A
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image signal
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JP10153699A
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Takeo Yamamoto
武男 山本
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits

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  • Multimedia (AREA)
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録装置を用いた画像形成中においても出力
画像の濃度の変更を、安価に、迅速に、画像情報の欠落
や変化を生じることなく実現することのできる画像形成
装置を提供する。 【解決手段】 濃度変更ボリュームを薄い方から濃い方
へ7段階(−3〜+3)に設定し、各段階に現像バイア
スのDC成分を−350V〜−650Vまで−50V毎
に付与しておく。画像信号を記録する記録装置10を用
いて画像形成中の濃度変更を行うに際し、濃度変更ボリ
ュームにより現像バイアスのDC成分を変化させること
により出力画像の濃度を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば複写機、
あるいはプリンタ等とされる電子写真方式等を用いた画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置の一例として便宜上
複写機について述べる。
【0003】近年の複写機などにおいては、デジタル方
式を適用した装置が普及してきている。ここでデジタル
方式とは画像信号をデジタル信号として扱う方式であ
り、したがって、デジタル方式の複写機においては、リ
ーダ部にて読み取った信号を一旦デジタルの電気信号に
変換し、該デジタル信号に基づいて、レーザの発光手段
を変調して発光させ、感光体ドラムなどの像担持体上に
画像を形成する。
【0004】また、画像信号を記録装置に記録させる手
法は、複数部の複写原稿の作成、両面複写原稿の作成、
画像データの加工、編集等を効率よく行うことができる
ため好ましく用いられている。
【0005】例えばアナログ複写機や、記録装置を有し
ないデジタル複写機においては、必要回数分の同一原稿
の読み取りや、排出される複写原稿部数が画像形成装置
の仕分けのビン数に依存するなどの制約があったが、記
録装置を有するデジタル複写機においては、基本的に一
部の原稿に対して一回の読み取りを行えばよく、また排
出部数にも制限をなくすことができる。
【0006】ところでこの記録装置を用いて画像形成を
する場合、例えば一部の原稿から複数部の複写原稿を形
成している際に出力画像の濃度を変更する場合、ユーザ
の指定に応じて画像信号を変化させる手法を用いてき
た。
【0007】例えば原稿をより濃く表現したい場合、あ
るいは原稿の下地を除去したい場合などには各々濃く、
あるいは薄くするといった濃度変更ボリュームを操作部
などから変更し、対応する画像信号に加算、減算、乗
算、除算などの演算を施すことで対応している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
記録装置を用いた画像形成中に濃度変更を行う際には、
画像信号を変更するため、その処理に要する時間分出力
画像へのフィードバックが遅くなるという問題があっ
た。
【0009】さらに、記録装置への記録可能な原稿情報
を増加させるため、多値信号である原稿情報を誤差拡散
法などで2値化して記録装置へ記録する画像形成装置に
おいては、記録装置に記録させた画像信号を操作するに
は多値化し、所定の変更を施した後に再度2値化する必
要があった。
【0010】この手法を用いると、画像情報の欠落、あ
るいは変化が生じることがあり、常に良好な画像を提供
することが困難であった。
【0011】これらに対処するには、多値信号の状態で
記録できる記録装置を備えるか、あるいは再度原稿を読
み取り、所望の出力画像となるように画像信号を操作す
る手法が挙げられるが、多値信号状態での記録は記録可
能な原稿情報の減少、あるいは記録装置の容量増大に伴
う装置のコストアップを招来し、また、再度原稿を読み
取る場合にはジョブの中断やプロダクティビティーの低
下などの新たな問題が生じることとなる。
【0012】従って、本発明の目的は、記録装置を用い
た画像形成中においても出力画像の濃度の変更を、安価
に、迅速に、画像情報の欠落や変化を生じることなく実
現することのできる画像形成装置を提供することであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
原稿画像を読み取って画像信号を発生する画像読み取り
手段と、前記画像信号に基づいて画像を形成し、記録媒
体上に出力する手段と、前記画像信号を記録する記録手
段と、前記記録媒体上に形成される画像濃度を変更する
手段とを有し、前記記録手段を使用するときと、使用し
ないときとで、前記画像濃度変更手段を異ならせること
を特徴とする画像形成装置である。
【0014】本発明による他の態様によれば、原稿画像
を読み取って画像信号を発生する画像読み取り手段と、
前記画像信号に基づいて画像を形成し、記録媒体上に出
力する手段と、前記画像信号を所定の形式で変換した画
像変換信号を記録する記録手段と、前記記録媒体上に形
成される画像濃度を変更する手段とを有し、前記記録手
段を使用するときと、使用しないときとで、前記画像濃
度変更手段を異ならせることを特徴とする画像形成装置
が提供される。
【0015】上記発明において、前記記録媒体上に出力
する手段は、被帯電体の該被帯電体面を帯電処理する工
程と、前記画像信号に基づき、前記被帯電面に露光処理
し、静電潜像を形成する工程と、静電潜像を現像剤にて
可視像化する現像工程と、を含む電子写真作像プロセス
を適用して画像形成を実行することが好ましい。
【0016】また、前記画像濃度変更手段が前記記録手
段を使用時には、前記帯電処理工程、前記静電潜像形成
工程、前記現像工程の少なくともいずれか一つを変更
し、前記記録手段の非使用時には画像信号を変更するこ
とが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。
【0018】実施例1 本発明に係る画像形成装置の第1実施例に図1〜図3に
より説明する。本実施例の画像形成装置は電子写真プロ
セスを利用した複写機である。
【0019】図1において、本実施例の複写機はその略
中央に被帯電体1を備えている。本実施例の被帯電体1
は回転ドラム型の電子写真感光体であり、アルミニウム
等の導電性基層1bと、その外面に形成した光導電層1
aとを基本に構成されている。また、図示矢印方向に2
00mm/secのプロセス速度(周速度)で回転駆動
される。
【0020】感光体1の周りには、帯電部材2、現像器
6、転写装置7、およびクリーニング装置9などが配設
されている。
【0021】帯電部材2は、本実施例では、ローラタイ
プのいわゆる帯電ローラである。帯電ローラ2は、その
中心の芯金2aと、その外周に形成した導電層2bと、
さらにその外周に形成した抵抗層2cとから構成されて
いる。
【0022】帯電ローラ2は芯金2aの両端部を不図示
の軸受部材に回転自在に軸受けさせて、感光体1に平行
に配置して不図示の押圧手段で感光体1に対して所定の
押圧力をもって圧接され、感光体1の回転駆動に伴い従
動回転する。
【0023】帯電ローラ2には、バイアス印加電源3か
ら直流電圧−750V、交流電圧1.8kVpp、周波
数1800Hzのバイアス電圧が印加され、感光体1の
外周面が−700Vに帯電処理される。
【0024】この感光体1の被帯電処理面は、露光手段
5により目的画像情報の露光(レーザビーム走査露光、
原稿画像のスリット露光等、本実施例ではレーザビーム
走査露光)を受けることで、感光体1の被帯電処理面に
目的の画像情報に対応した静電潜像が形成される。また
このとき、感光体1の表面上での静止スポットの光量は
0.9mW、波長は780nmである。さらにレーザが
照射されたポイントの感光体1の外周面の表面電位は−
150Vである。
【0025】現像装置6は、現像剤(トナー)を収容す
る現像容器6aと、現像容器6aの開口部に、感光体1
と0.3mmの距離をおいて配置した現像剤担持体であ
る現像スリーブ6bとを備えており、現像スリーブ6b
の内部には、磁極S1、S2、N1、N2を有する磁界
発生手段としての磁石6cが固定配置されている。
【0026】静電潜像は次いで現像装置6によりトナー
が付着され、トナー像として順次可視像化される。現像
スリーブ6aに、現像バイアス電源11から周波数18
00Hz、Vpp1400VのAC成分と、−500V
のDC成分とを重畳した現像バイアスを印加し、ジャン
ピング現像を行っている。なお、トナーとしてはネガト
ナーを用いた。
【0027】次いで上記トナー像は転写装置7により転
写材Pにより転写される。転写装置7は回転自在な転写
ローラ7aと電源7bとを備えており、電源7bによっ
て転写材Pの裏面側からトナーと逆極性の帯電を行うこ
とによって、感光体1上のトナー像を順次転写材Pの上
面に転写する。転写材Pは不図示の搬送装置から感光体
1の回転と同期どりされて適正なタイミングをもって感
光体1と転写ローラ7aとの間の転写部へ搬送される。
なお、本実施例では転写ローラ7aとして抵抗が5×1
8 Ωの直径16mmの導電性ゴムローラに3500V
のDC電圧を印加して転写を行った。
【0028】トナー像の転写を受けた転写材Pは、続い
て感光体1から分離されて定着装置12へ搬送されてト
ナー像が定着され、その後装置本体外部へ排出される
か、または例えば、裏面にも画像形成を行うものであれ
ば、転写部への再搬送手段へ搬送される。
【0029】転写後の感光体1は、転写残りのトナーを
クリーニング装置9のクリーニングブレード9aにて掻
き落として清掃し、つぎの画像形成に備えて露光除電を
行い初期化する。
【0030】ところで、接触帯電式の帯電ローラ2およ
び転写ローラ7aはそれぞれギアなどを取り付け、モー
タなどの駆動手段により強制駆動してもよい。
【0031】ここで、原稿読み取り装置13から記録装
置10への画像信号、画像変換信号の流れを図2のフロ
ーチャートに示す。
【0032】図2において、原稿読み取り装置13は原
稿情報を読み取り(S1)、この原稿情報を600dp
i、256値の画像信号に変換する(S2)。さらに、
記録装置10において、600dpi、256値の画像
信号を誤差拡散法で600dpi、2値の画像変換信号
に変換して(S3)、これを記録装置10の記録領域に
記録し(S4)、次いで露光手段5によりレーザを発光
し、画像形成を行う(S5)。
【0033】なお、記録装置10の容量は64MBでA
4サイズ6%の標準原稿で約300枚分の画像情報を記
録することができる。
【0034】また、本実施例の複写機において各原稿を
1部ずつ形成する場合(以下「NtoN」と記す)には
記録装置10を使用せずに画像形成を行う。これは記録
装置10を使用すると最初の複写画像が排出されるまで
に要する時間(以下「FCOT」と記す:First
Copy Time)が記録装置10への画像変換信号
の記録、記録装置10からの画像変換信号の展開を行う
ために長くなってしまうのを防ぐためである。
【0035】一方、各原稿を複数部形成する場合(以下
「NtoaN、a≧2」と記す)や両面の画像形成、2
部以上の原稿を1部の複写画像に形成する場合(以下
「Min」という)等には記録装置10を用いて画像形
成を行う。
【0036】記録装置10を用いることにより、原稿の
読み取り回数の最小化や、画像形成の最小化ができ、並
びに排出原稿部数の制限を所望の値まで設定することが
できる。
【0037】まず、記録装置10を用いて、例えば「N
toaN、a≧2」の画像形成途中の濃度変更を画像変
換信号を変化させることで行ったところ、濃度の変更が
実施されるまでに5部の複写画像を形成する時間を要し
た。これは一旦2値化した画像変換信号を多値化し、そ
の後画像信号に演算を施し、さらに2値化を行うことで
これらの画像処理に時間を要したためである。
【0038】また、3ポイント以下の文字情報において
は画像情報の欠落、変化を招くことがあった。特に画数
が20を越える文字においてはその確率が2%近くにも
なった。これらを防ぐために記録装置への画像信号を2
56値のまま記録するようにしたところ、6%のA4原
稿で約20枚程度しか記録することができず、原稿が多
量になったときには、その部数を分けるなどの作業を要
することになってしまった。
【0039】さらに、記録できる原稿の枚数を約300
枚程度まで増加させようと記録装置の容量を増やしたと
ころ、記録装置のコストを5倍以上アップさせることと
なり、安価な画像形成装置を提供することが困難となっ
てしまった。
【0040】そこで本実施例においては、記録装置10
を用いた画像形成途中の濃度変更を現像バイアスのDC
成分を変化させることで実施した。
【0041】具体的には、濃度変更ボリュームを薄い方
を−3、−2、−1、濃い方を+1、+2、+3とし、
それぞれのDC成分を−350V(−3)、−400V
(−2)、−450V(−1)、−500V(通常状
態、0)、−550V(+1)、−600V(+2)、
−650V(+3)という7段階に変化させ、画像形成
を行ったところ、ユーザが濃度変更を実施した直後の複
写画像より濃度を変更させることができた。これは画像
信号に演算を施す必要がなく、瞬時に現像バイアスを切
り替えられるためである。
【0042】また、2値化した画像信号はそのままであ
るため、画像情報の欠落、変化などを生じることなく良
好な画像を安価に提供することができた。
【0043】図3のグラフに上記の各濃度変更ボリュー
ムにおける原稿濃度と出力画像濃度との関係を示す。
【0044】なお、本実施例において前述のように濃度
切り替えの段階、並びに現像バイアスの値を示したが、
これに限定されるものではなく、任意の濃度切り替えの
段階、現像バイアスの設定を行うことができるのは勿論
である。
【0045】実施例2 つぎに、本発明の第2実施例について図4〜図6により
説明する。
【0046】第1実施例においては、現像バイアスを変
更することにより、記録装置を用いた画像形成途中の濃
度変更を実施したが、この手法では一定濃度以上濃くし
ようとすると白地部にトナーが付着するかぶり画像を生
じることがあり、所定の範囲以上でかぶりなく濃度を変
化させることは困難であった。また同様に、一定濃度以
上薄くしようとすると白地部に逆極性のトナーが付着す
る反転かぶり画像が、湿度10%以下の低湿環境で生じ
ることがあった。
【0047】図4のグラフに、第1実施例における上記
濃度変更ボリュームと白地部の反射率(%)の関係を示
す。
【0048】濃度ボリュームを0から+3に変化させる
と、現像バイアスDC成分が−500Vから−650V
へ変化し、白地部の感光体表面である−700Vとの差
が小さくなり若干地かぶりが悪化する。その結果、実用
上の地かぶりの限度である反射率1.5%に近くなる。
一方、濃度ボリュームを0から−3に変化させると、現
像バイアスDC成分(−350V)と白地部表面電位
(−700V)の差が−350Vと大きくなり、逆帯電
したトナーによるかぶり(反転かぶり)が悪化し、上限
値1.5%に近づいた。
【0049】そこで本実施例では濃度切り替えの際に現
像バイアスだけでなく、帯電ローラに印加するDC成分
を濃度変更ボリュームに応じてそれぞれ−660V(−
3)、−690V(−2)、−720V(−1)、−7
50V(通常状態、0)、−780V(+1)、−81
0V(+2)、−840V(+3)とした。
【0050】またこのとき現像バイアスのDC成分はそ
れぞれ−320V(−3)、−380V(−2)、−4
40V(−1)、−500V(通常状態、0)、−56
0V(+1)、−620V(+2)、−680V(+
3)とした。この各濃度変更ボリュームにおける原稿濃
度と出力画像の濃度との関係は第1実施例と同様の結果
が得られた。
【0051】さらにこのときの濃度変更ボリュームと白
地部の反射率は図5のグラフに示すようになった。ま
た、このときの濃度変更ボリュームとレーザ照射ポイン
トの感光体表面電位、並びに白地部の感光体表面電位の
関係を図6のグラフに示す。
【0052】これにより、最も薄くしたとき、あるいは
最も濃くしたときにも反射率は1.5%に比して十分余
裕を得ることができた。すなわちかぶりを抑制すること
ができた。
【0053】これはレーザ照射ポイントの感光体表面電
位と現像バイアスのDC成分の差分(現像コントラス
ト)が第1実施例と同様で、かつバックコントラストが
第1実施例に比してその変化分が小さいためである。つ
まり、ユーザの要望次第でさらに濃く、あるいは薄くす
ることも可能となった。
【0054】なお、本実施例において帯電手段として帯
電ローラを用いたが、他のコロナ帯電器、ブラシ帯電器
でも同様の結果が得られるのは勿論である。また、本実
施例に記載された帯電ローラに印加するDCバイアス、
現像バイアスの値はこれらに限定されるものではない。
【0055】さらに、図6における濃度変更ボリューム
とレーザ照射ポイントの感光体表面電位、並びに白地部
の感光体表面電位の関係は、感光体の材質、系、処方、
回転速度、露光波長により異なるものであり、この値に
限定されるものではない。
【0056】実施例3 つぎに、本発明の第3実施例について図7を参照して説
明する。
【0057】本実施例では、記録装置を用いた際の画像
形成途中の濃度変更をレーザ露光量を変化させることに
より実施した。
【0058】つまり、通常感光体面上でのレーザ光量は
0.9mW(静止時のスポット光量)であるが、濃度変
更値に応じてレーザ光量を切り替える構成とした。
【0059】具体的には、感光体面上での静止スポット
光量を濃度変更ボリュームに応じてそれぞれ、0.63
mW(−3)、0.72mW(−2)、0.81mW
(−1)、0.90mW(通常状態、0)、0.99m
W(+1)、1.08mW(+2)、1.17mW(+
3)としたところ、原稿濃度と出力画像の濃度の関係は
第1および第2実施例と同等のものが得られた。このと
きの濃度変更ボリュームとレーザ照射ポイントの感光体
表面電位、並びに白地部の感光体表面電位の関係を図7
のグラフに示す。
【0060】これにより、第1および第2実施例と同じ
現像コントラストを得ることができ、かつバックコント
ラストは変化しないので、白地部のかぶりは濃度変更ボ
リュームを変化させても増大することはない。
【0061】つまり、レーザの能力の限り、かぶりを生
じることがなく、記録装置を用いた際の画像濃度の変更
を濃くも薄くもすることが可能である。
【0062】なお、第1実施例では現像バイアスのDC
成分の変更、第2実施例では現像バイアスと帯電ローラ
に印加するDC成分の変更、第3実施例ではレーザ光量
の変更を行うことで、記録装置を用いた際の画像形成途
中の濃度変更を実施したが、これらに限られるものでは
なく、例えば帯電ローラに印加するDCバイアス成分の
みの変更、あるいは適宜これらの3種類の条件を組み合
わせて画像濃度変更手段として用いてもよいのは勿論で
ある。
【0063】また、第1〜第3実施例では2値の画像形
成時にのみ言及したが、それ以外の多値の画像形成装置
においても適用可能であることはいうまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、原稿画像を読み取って画像信号を発生する画
像読み取り手段と、前記画像信号に基づいて画像を形成
し、記録媒体上に出力する手段と、前記画像信号を記録
する記録手段と、前記記録媒体上に形成される画像濃度
を変更する手段とを有し、前記記録手段を使用するとき
と、使用しないときとで、前記画像濃度変更手段を異な
らせることにより、前記記録装置を用いた画像形成中に
おいても出力画像の濃度の変更を、安価に、迅速に、画
像情報の欠落や変化を生じることなく実現することがで
きる。
【0065】あるいは、原稿画像を読み取って画像信号
を発生する画像読み取り手段と、前記画像信号に基づい
て画像を形成し、記録媒体上に出力する手段と、前記画
像信号を所定の形式で変換した画像変換信号を記録する
記録手段と、前記記録媒体上に形成される画像濃度を変
更する手段とを有し、前記記録手段を使用するときと、
使用しないときとで、前記画像濃度変更手段を異ならせ
ることにより、上記と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1〜第3実施例の画像形成装置を示す概略構
成図である。
【図2】第1〜第3実施例の画像信号の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図3】第1〜第3実施例における各濃度変更ボリュー
ムにおける原稿濃度と出力画像濃度の関係を示すグラフ
である。
【図4】第1実施例における濃度変更ボリュームと白地
部の反射率(かぶり)の関係を示すグラフである。
【図5】第2実施例における濃度変更ボリュームと白地
部の反射率(かぶり)の関係を示すグラフである。
【図6】第2実施例における濃度変更ボリュームとレー
ザ照射ポイントの感光体表面電位、並びに白地部の電位
の関係を示すグラフである。
【図7】第3実施例における濃度変更ボリュームとレー
ザ照射ポイントの感光体表面電位、並びに白地部の電位
の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 被帯電体(電子写真感光体) 2 帯電ローラ(帯電手段) 3 印加バイアス電源 5 露光手段 6 現像装置 7 転写ローラ(転写手段) 9 クリーニング装置 10 記録装置 13 原稿読み取り装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取って画像信号を発生す
    る画像読み取り手段と、前記画像信号に基づいて画像を
    形成し、記録媒体上に出力する手段と、前記画像信号を
    記録する記録手段と、前記記録媒体上に形成される画像
    濃度を変更する手段とを有し、前記記録手段を使用する
    ときと、使用しないときとで、前記画像濃度変更手段を
    異ならせることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿画像を読み取って画像信号を発生す
    る画像読み取り手段と、前記画像信号に基づいて画像を
    形成し、記録媒体上に出力する手段と、前記画像信号を
    所定の形式で変換した画像変換信号を記録する記録手段
    と、前記記録媒体上に形成される画像濃度を変更する手
    段とを有し、前記記録手段を使用するときと、使用しな
    いときとで、前記画像濃度変更手段を異ならせることを
    特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体上に出力する手段が、被帯
    電体の被帯電体面を帯電処理する工程と、前記画像信号
    に基づき、前記被帯電面を露光処理し、静電潜像を形成
    する工程と、静電潜像を現像剤にて可視像化する現像工
    程と、を含む電子写真作像プロセスを適用して画像形成
    を実行することを特徴とする請求項1または2の画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像濃度変更手段は、前記記録手段
    を使用時には、前記帯電処理工程、前記静電潜像形成工
    程、前記現像工程の少なくともいずれか一つを変更し、
    前記記録手段の非使用時には前記画像信号を変更するこ
    とを特徴とする請求項3の画像形成装置。
JP10153699A 1998-05-20 1998-05-20 画像形成装置 Pending JPH11327230A (ja)

Priority Applications (4)

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