JPH11326787A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

Info

Publication number
JPH11326787A
JPH11326787A JP10133642A JP13364298A JPH11326787A JP H11326787 A JPH11326787 A JP H11326787A JP 10133642 A JP10133642 A JP 10133642A JP 13364298 A JP13364298 A JP 13364298A JP H11326787 A JPH11326787 A JP H11326787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
imaging device
conductor
objective lens
image pickup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10133642A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ishii
広 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP10133642A priority Critical patent/JPH11326787A/ja
Publication of JPH11326787A publication Critical patent/JPH11326787A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】細径で、かつ十分なグランド効果を有する撮像
装置用のケーブルを備えた撮像装置を提供すること。 【解決手段】撮像装置用ケーブル40は、外径寸法が略
同じな7本のケーブルを内挿する7芯ケーブルであり、
細径の多数本のワイヤーを撚り合わせて形成した導体ケ
ーブル41と、ワイヤーを撚り合わせて形成した導体ケ
ーブル42aを絶縁体42bで被覆した電線42と、内
部導体43a及びこの内部導体43aを覆う内部絶縁被
覆43bで構成される芯線43cと、この芯線43cを
覆う外部導体43d及びこの外部導体43dを覆う外部
絶縁被覆43eとで構成された5本の同軸線43とを有
しており、同軸線43は、出力信号や水平・垂直の駆動
信号等を伝送する信号伝送用であり、電線42は駆動電
源を伝送する電源伝送用であり、導体ケーブル41はG
ND線になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のケーブルを
束ねた多芯ケーブルを使用した撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、体腔内に細長な挿入部を挿入する
ことにより、体腔内の臓器を観察したり、必要に応じて
処置具チャンネル内に挿入した処置具を用いて、各種治
療処置の行える内視鏡が広く用いられている。この内視
鏡で得られる体腔内観察像の伝達手段としては、光学式
ファイバが従来より使用されているが、近年では内視鏡
先端部に固体撮像素子を設け、この固体撮像素子の撮像
面に対物レンズを介して結像させた光学像を電気信号に
光電変換した後、映像信号を生成するカメラコントロー
ルユニット(以下CCUと略記する)に伝達する方式の
電子内視鏡が広く用いられている。
【0003】前記電子内視鏡の先端部の固体撮像素子近
傍には、電子部品が搭載された回路基板が接続され、こ
の回路基板には光電変換された電気信号をケーブルを介
してCCUに伝達していた。この撮像装置用のケーブル
としては電線と同軸線と複数本撚り合わせて形成した多
芯ケーブルが使用されていた。この多芯ケーブルではグ
ランド用のケーブルとして電線と同軸線のシールド線と
が利用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
撮像装置の小型化に伴い、前記撮像装置用のケーブルも
細径化が要望され、この撮像装置用のケーブルの細径化
を図ることによって、導体部が減少して、従来仕様のグ
ランド効果を得ることが難しくなるという問題があっ
た。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、細径で、かつ十分なグランド効果を有する撮像装
置用のケーブルを備えた撮像装置を提供することを目的
にしている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置は、複
数のケーブルを束ねて構成した多芯ケーブルを有する撮
像装置であって、前記複数のケーブルのうち少なくとも
1本のケーブルを、導体のみで形成している。
【0007】この構成によれば、複数のケーブルを同じ
外径で形成した場合、少なくとも1本の導体だけで形成
したケーブルを設けることによって、十分なグランド効
果を得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図10は本発明の第1
実施形態に係り、図1は電子内視鏡システムの1構成を
示す全体図、図2は電子内視鏡の撮像装置の構成例を示
す図、図3は撮像装置に使用される撮像装置用ケーブル
の構成を示す断面図、図4は撮像装置用ケーブルのケー
ブル固定基板への接続状態を示す説明図、図5は撮像装
置の内視鏡への取付け方法を示す図、図6はワイヤスト
リッパの構成を示す図、図7は半田装置の構成を説明す
る図、図8は電子内視鏡の先端面の構成を示す図、図9
は図8のA−A断面図、図10は照明レンズの構成を説
明する図である。
【0009】図1に示すように本実施形態の電子内視鏡
内視システム1は、電子部品である撮像装置を例えば3
つ内蔵した電子内視鏡(以下内視鏡と略記する)2と、
この電子内視鏡内の撮像装置の駆動及び前記撮像装置か
ら出力される信号の処理を行う3つの撮像装置にそれぞ
れ対応するビデオプロセッサ3,4,5と、前記内視鏡
2に照明光を供給する光源を備えるとともに、前記ビデ
オプロセッサ3,4,5に接続され、これらプロセッサ
3,4,5から出力される画像信号を合成したり、適宜
切替え制御したりする画像制御機能や調光状態を切りか
える調光機能を有する光源付き制御装置6と、この光源
付き制御装置6から出力される画像信号を表示するモニ
タ7等で主に構成されている。
【0010】前記内視鏡2は、細長で例えば可撓性を有
する挿入部8と、この挿入部8の後端に連設する操作部
9と、この操作部9の側方から延出する可撓性を有し、
後述する撮像装置用ケーブルやライトガイドなどを内挿
したユニバーサルケーブル10とで構成されている。
【0011】前記挿入部8は、撮像装置を内蔵する先端
部8a,複数の湾曲駒を連接して例えば上下左右方向に
湾曲自在な湾曲部8b及び可撓性を有する可撓管部8c
とを先端側から順次連設して構成されている。
【0012】前記操作部9にはモニタ7の画面上に表示
される内視鏡観察画像のフリーズ等、前記ビデオプロセ
ッサ3,4,5に対する制御を行うスイッチ部9a及び
前記湾曲部8bを湾曲操作するための湾曲ノブ9b等が
設けられている。
【0013】前記ユニバーサルケーブル10の基端部分
には前記ビデオプロセッサ3,4,5に着脱自在に接続
される電気ケーブル13a,13b,13cの一端部に
設けた電気コネクタ14a,14b,14cが接続され
る電気接続部12a,12b,12cと光源用コネクタ
12dとを備えた内視鏡用コネクタ12が設けられてい
る。なお、前記ビデオプロセッサ3,4,5と前記光源
付き制御装置6及びこの光源付き制御装置6と前記モニ
タ7とは接続ケーブル15a,15bを介して接続され
ている。
【0014】図2を参照して撮像装置の構成を説明す
る。図に示すように撮像装置20は、先端側から順に複
数の光学レンズ21,21を保持固定したレンズ枠22
と、このレンズ枠22の基端部に一体的に固定された光
学像を受光するCCDチップ等の固体撮像素子23と、
この固体撮像素子23の撮像面の反対側面に位置して例
えば上下2列に突出したリード26,26に一端部が電
気的に接続され、光電変換された電荷を電気信号に処理
するIC(不図示)やチップコンデンサ24や抵抗25
などを実装したハイブリッドIC26と、このハイブリ
ッドIC26の他端部が電気的に接続されるケーブル固
定基板27とで構成されている。そして、このケーブル
固定基板27には外部装置である前記ビデオプロセッサ
3,4,5との電気信号の授受を行う撮像装置用ケーブ
ル40内に挿通されている複数の単純線や同軸線の内部
導体及び外部導体等が接続されている。
【0015】なお、前記レンズ枠22の先端部から前記
撮像装置用ケーブル40の先端部にかけては熱収縮チュ
ーブ28で覆われる構成になっており、この熱収縮チュ
ーブ28で覆われる内部空間には接着剤19aが充填さ
れて前記固体撮像素子23、リード26,26に接続さ
れチップコンデンサ24や抵抗25などを実装したハイ
ブリッドIC26、ケーブル固定基板27を封止固定し
ている。また、前記チップコンデンサ25や抵抗25な
どの電子部品は、互いにハイブリッドIC26の内側方
向に実装されている。
【0016】図3に示すように撮像装置用ケーブル40
は、外径寸法が略同じな7本のケーブルを内挿する7芯
ケーブルであり、細径の多数本のワイヤーを撚り合わせ
て形成した1本の導体ケーブル41と、ワイヤーを撚り
合わせて形成した導体ケーブル42aを絶縁体42bで
被覆した1本の電線42と、内部導体43a及びこの内
部導体43aを覆う内部絶縁被覆43bで構成される芯
線43cと、この芯線43cを覆う外部導体43d及び
この外部導体43dを覆う外部絶縁被覆43eとで構成
された5本の同軸線43とを有しており、これら導体ケ
ーブル41,電線42,5本の同軸線43を図示しない
絶縁テープで寄り束ね、総合シールド(不図示)、総合
絶縁被覆からなる外皮44を被覆して形成したものであ
る。前記同軸線43は、出力信号や水平・垂直の駆動信
号等を伝送する信号伝送用であり、前記電線42は駆動
電源を伝送する電源伝送用であり、前記導体ケーブル4
1はGND線になっている。
【0017】ここで、図2及び図4を参照して撮像装置
用ケーブル40とケーブル固定基板27との接続につい
て説明する。図4に示すようにケーブル固定基板27
は、先端側に突出した先端凸部27aと直方体部27b
とからなる断面形状が略凸字形状であり、前記先端凸部
27aにはこの先端凸部27aを図中上下に2分割する
ケーブル配置用溝31が形成されている。この先端凸部
27aの平坦な先端面には6つのケーブル接続用ランド
32が設けられており、前記直方体部27bの図中上下
側面には3つずつHIC用ランド33が設けられてお
り、このHIC用ランド33と前記ケーブル接続用ラン
ド32とが先端凸部27aの側面及び直方体部27bの
前面に配設した配線パターン34によって接続されてい
る。そして、前記直方体部27bの後端面にはGND用
ランド35が設けられている。なお、このGND用ラン
ド35は、図中下側に設けられている図示されていない
HIC用ランド33との導通がとられている。
【0018】前記図2に示すように前記直方体部27b
にはケーブル配置用溝31に連通するケーブル挿通用孔
36が形成されており、このケーブル挿通用孔36内を
前記外皮44及び外部絶縁被覆43eを所定長さ除去し
て露出された5本の芯線43c及び1本の電線42が挿
通している。そして、図2及び図4に示すように前記芯
線43cの内部導体43a及び前記電線42の導体ケー
ブル42aは、それぞれケーブル接続用ランド32に半
田によって固定されている。
【0019】一方、前記5本の同軸線43の外部導体4
3dは、5本分ひとまとめにされた状態で前記GND用
ランド35に半田によって固定されている。また、前記
導体ケーブル41は、前記外部導体43dとは別に直接
GND用ランド35に半田付け固定されている。なお、
前記ケーブル配置用溝31、ケーブル挿通用孔36内に
接着剤19bを充填して、前記5本の芯線43c及び1
本の電線42が封止固定されている。また、前記HIC
用ランド33には図2に示すように前記ハイブリッドI
C26の図示しない電極部が半田付け固定されている。
【0020】図5に示すように内視鏡2の先端部8aを
形成する絶縁性を有する例えば樹脂製の先端カバー18
aで覆われる先端硬性部材16には撮像装置配置用孔1
6aになる長手軸方向に平行な貫通孔が形成されてお
り、この撮像装置配置用孔16aに撮像装置20が配置
されるようになっている。
【0021】また、前記先端硬性部材16には前記撮像
装置配置用孔16aの他に長手軸方向に平行な貫通孔と
してケーブル用透孔16b及び基板配置用孔16cとが
形成されており、前記ケーブル用透孔16bには例えば
前記撮像装置用ケーブル40と同様の仕様の撮像装置用
ケーブル40aが挿入配置され、前記基板配置用孔16
cには接続用基板47が配置されるようになっている。
【0022】前記接続用基板47は、前記撮像装置20
から延出する撮像装置用ケーブル40と前記ケーブル用
透孔16bに挿入配置された撮像装置用ケーブル40a
とを接続するための基板である。前記先端硬性部材16
の先端面にはこの先端面に対して所定寸法凹んだ凹部1
6dが形成されており、この凹部16dの底面と前記先
端カバー18aとで構成される隙間に前記接続用基板4
7が配置されるようになっている。
【0023】つまり、前記基板配置用孔16cに配設さ
れる接続用基板47は、先端面側に突出して配置される
ようになっており、突出した接続用基板47の先端側部
をL字形状に折曲させて、前記凹部16dの底面と先端
カバー18aとで構成される隙間部分に、前記接続用基
板47の先端側部を配置している。
【0024】なお、接続用基板47の一端部には前記撮
像装置20から延出した撮像装置用ケーブル40内の各
ケーブル41,42,43が接続されており、この接続
用基板47の他端部には前記撮像装置用ケーブル40a
内の各ケーブル41,42,43が接続されている。こ
のことによって、例えば撮像装置20から出力される電
気信号は、この撮像装置20から延出する撮像装置用ケ
ーブル40、基板配置用孔16c及び前記凹部16dの
底面と前記先端カバー18aとで構成される隙間に配置
された接続用基板47、撮像装置用ケーブル40aを介
して外部装置まで伝送されるようになっている。前記撮
像装置用ケーブル40aは、挿入部8内、操作部9内、
ユニバーサルケーブル10内を通って外部装置まで延出
している。
【0025】また、前記撮像装置用ケーブル40aの先
端部にはケーブル固定リング45がカシメ固定されてお
り、このケーブル固定リング45を固定ねじ46の先端
部分で押圧することによって、この撮像装置用ケーブル
40aが先端硬性部材16に一体的に固定される。
【0026】さらに、符号17は湾曲部8bを構成する
湾曲駒の1つであり、符号18bは湾曲駒17を被覆す
る被覆チューブである。
【0027】ここで、ケーブルの外皮を被覆するワイヤ
ストリッパについて説明する。図6(a)のワイヤスト
リッパの構成を説明する図に示すように、ケーブル被覆
の除去を行うワイヤストリッパ50は、1組の本体部材
51,52と、この本体部材51,52を回動自在に連
結軸支する支持ピン53と、前記本体部材51,52を
付勢するスプリング54とで構成されている。前記本体
部材51,52は、前記支持ピン53より先端側に設け
られている刃部51a,52aと、基端側を構成する把
持部51b,52bとを備えており、前記把持部51
b,52bの外表面に絶縁体を被覆している。前記把持
部51b,52bの末端部には電気ケーブル55の一端
部が電気的に接続されており、この電気ケーブル55の
他端部がブザーなどの発報装置を備えたテスター56に
接続されている。
【0028】同図(b)のワイヤストリッパの作用を説
明する図に示すように例えば、電線57の芯線57aを
被覆している絶縁部材である外皮57bを除去すると
き、まず、ワイヤストリッパ50の本体部材51,52
の刃部51a,52aで外皮57bを狭持する。次に、
把持部51b,52bどうしを近づけるように操作し
て、前記刃部51a,52aを外皮57bに食い込ませ
ていく。そして、前記刃部51a,52aが芯線57a
に触れたとき前記テスター56が導通を検知するととも
にブザーを鳴らす。次いで、この状態を保持したままワ
イヤストリッパ50を電線57の基端面側に移動させて
外皮57bを除去する。
【0029】また、ケーブルの芯線とランド部とを半田
付けする際等に使用する半田装置について説明する。図
7(a)の半田装置の構成を説明する図に示すように半
田装置60は、半田ごて61と加熱・吸引装置62とで
構成されており、前記半田ごて61にはこてさき63と
把持部64とが設けられ、この把持部64からは前記加
熱・吸引装置62に着脱自在な電気ケーブル65が延出
している。
【0030】同図(b)の半田ごての先端部の構成及び
作用を説明する図に示すように前記半田ごて61のこて
さき63は、先端部分が平坦に形成されており、このこ
てさき63の内部には吸引用管路66が形成されてい
る。なお、前記加熱・吸引装置62は、前記こてさき6
3を加熱するとともに、前記吸引用管路66を介して吸
引を行うものである。
【0031】前記半田装置60を使用して芯線67を例
えばHIC基板68のランド部68aに半田69で固定
する工程を説明する。まず、半田69とのなじみ性が良
く、薄肉な金属製の加熱板70を用意し、この加熱板7
0を半田ごて61のこてさき先端面に配置して前記加熱
・吸引装置62によって吸引をかける。すると、この加
熱板70がこてさき先端面に吸着される。
【0032】次に、この状態を保持してさらに、加熱・
吸引装置62によってこてさき63を加熱する。する
と、こてさき63の温度が上昇するに伴って、このこて
さき先端面に吸着されている加熱板70の温度が上昇す
る。
【0033】次いで、ランド部68aの上に半田をプレ
コートした芯線67を配置させ、クリーム半田69を設
けて、直接前記加熱板70をその上方から当てつけてい
く。すると、半田69が溶融する。
【0034】この後、吸引を停止させる。このことによ
って、前記加熱板70を半田69上に残した状態にし
て、前記半田ごて61を加熱板70から離すことができ
る。続いて、新たな加熱板70を吸引して次のランド部
68aに新たな芯線67を半田付けする。
【0035】なお、前記加熱・吸引装置62にさらに送
気機能を持たせ、溶融状態の半田に例えば冷風を吹き付
けることにより、半田を速やかに硬化させて、半田ごて
を加熱板から容易に離すことができる。このことによっ
て、芯線を押さえつけたままの状態での半田付けが可能
になり、芯線のランド部への半田付けを確実かつ速やか
に実現することができる。
【0036】前記内視鏡2は、3つの撮像装置を備えた
例えば、直視方向及び斜視方向を観察するものであり、
図8及び図9に示すように前記内視鏡先端面には平面部
2aと、この平面部2aを挟んで両側に位置する傾斜面
部2b,2cとが設けられている。
【0037】前記平面部2aの略中央には直視用の対物
レンズ73が配置されており、この平面部2aの両側の
傾斜面部2b,2cには第1の斜視対物レンズ71及び
第2の斜視対物レンズ72が配置されている。前記第1
の斜視対物レンズ71及び第2の斜視対物レンズ72の
中心は、それぞれ前記対物レンズ73の中心を通る図中
X軸線上であって、前記対物レンズ73の中心を通る図
中Y軸線に対して左右対称な位置に配置されている。
【0038】また、前記対物レンズ73の図中Y軸線の
下方には処置具用開口74の中心が設けられており、前
記対物レンズ73の図中Y軸線の上方には照明レンズ7
5及び送気・送水ノズル76の中心が配置されている。
なお、前記ノズル76の開口は前記照明レンズ75及び
対物レンズ73に向かって開口している。
【0039】図9に示すように前記傾斜面部2b,2c
は、前記平面部2aに対して左、右とも約45゜の角度
で傾斜しており、前記対物レンズ73の観察範囲は図中
Aに示す範囲であり、第1の斜視対物レンズ71の観察
範囲は図中Bに示す範囲、第2の斜視対物レンズ72の
観察範囲は図中Cに示す範囲になっている。なお、前記
対物レンズ73は中遠点が良く見えるように深度設定さ
れており、前記第1の斜視対物レンズ71及び第2の斜
視対物レンズ72は近点が良く見えるように深度設定さ
れている。
【0040】前記照明レンズ75の基端面にはライトガ
イドバンドル79が臨まれており、このライトガイドバ
ンドル79を介して伝送された照明光が照明レンズ75
を通して矢印a,b,c,dに示すように観察部位に向
かって出射されるようになっている。
【0041】図10に示すように本実施形態の照明レン
ズ75は、1枚のレンズ77を図に示すよう斜めに形成
した切りだし線に沿って切り出した第1レンズ77a
と、左右対称な第2レンズ77bと、左右対称な第3レ
ンズ77cとで形成され、各レンズ77a,77b,7
7cの切りだし面に反射面となるアルミ蒸着部78を設
けた後、前記レンズ77a,77b,77cを一体的に
して前記レンズ75を構成したものである。
【0042】このため、前記図9に示したように前記ラ
イトガイドバンドル79を介して伝送された照明光が例
えば矢印aに示すように第2レンズ77bに入射した場
合及び矢印bに示すように第1レンズ77aに入射した
場合、この第1レンズ77a及び第2レンズ77bをス
トレートに通過して前記対物レンズ73に対応する直視
方向を照明する。一方、前記ライトガイドバンドル79
を介して伝送された照明光が例えば矢印c及び矢印dに
示すように第2レンズ77bに入射した場合、照明光は
一旦前記第3レンズ77cに設けたアルミ蒸着部78で
反射した後、再び第1レンズ77aに設けたアルミ蒸着
部78で反射してそれぞれ第2の斜視対物レンズ72及
び第1の斜視対物レンズ71に対応する斜視方向を照明
する。
【0043】なお、前記第1の斜視対物レンズ71、第
2の斜視対物レンズ72、対物レンズ73でとらえて各
撮像装置に結像した観察像は、それぞれの撮像装置で電
気信号に光電変換されてビデオプロセッサ3,4,5に
取り込まれた後、例えば前記図1に示すように各観察像
がスムーズに連続的につながるようによって合成されて
モニタ7の画面上に表示されたり、前記第1の斜視対物
レンズ71、前記第2の斜視対物レンズ72又は前記対
物レンズ73でとらえた像の中から1つだけ選択してモ
ニタ7の画面全面に表示したり、3つの像を順次切り換
えて表示される。さらに、通常状態では対物レンズ73
でとらえる画像に対して調光を合わせておき、画像の切
り換えに連動させて調光状態を変化させたり、9aによ
るリモート操作によって、ビデオプロセッサ3,4,5
のいずれかにも調光状態を対応させられるようになって
いる。
【0044】このように、本実施形態の撮像装置から延
出する撮像装置用ケーブルにおいては、ケーブル内に配
置されている外径寸法が同径の7本のケーブルの中に、
細径の多数本のワイヤーを撚り合わせて形成した被覆の
ない導体ケーブルを設けることにより、導通状態が良好
で、GND効果の高い、全体を細径にした撮像装置用ケ
ーブルを構成することができる。また、GND用の導体
ケーブルに被覆がないので、ケーブルを容易に製作する
ことができるとともに、被覆を取り除くストリップ作業
が不要になるので、材料費及び製作コストの低減を図る
ことができる。
【0045】また、予め、撮像装置用ケーブルの先端部
分を加工しておき、この加工した状態の撮像装置用ケー
ブルの先端部をケーブル固定基板に設けた接続用ランド
に接続する構成にしたことにより、撮像装置用ケーブル
の接続を簡単、かつ確実に行うことができる。
【0046】さらに、ケーブルをケーブル固定基板に設
けた透孔を通してケーブル固定基板の前方側に設けたラ
ンドに接続して電気的導通を図るとともに、透孔内を挿
通するケーブルを接着剤によって封止固定しているの
で、接続強度の信頼性が大幅に向上するとともに、硬質
部長を短くして撮像装置の小型化を図ることができる。
【0047】図11ないし図15は本発明の第2実施形
態に係り、図11は撮像装置の他の構成を示す説明図、
図12は本実施形態の撮像装置に使用される撮像装置用
ケーブルの構成を示す断面図、図13はケーブル固定用
基板と撮像装置用ケーブルとの接続及びケーブル固定用
基板と回路基板との接続方法を説明する図、図14は本
実施形態の撮像装置を内蔵した内視鏡の先端面の一構成
例を示す図、図15は本実施形態の照明レンズの照明範
囲を説明する図である。
【0048】図11に示すように本実施形態の撮像装置
20Aは、先端側から順に複数の光学レンズ21,2
1,21を保持固定した先端側部が細径で基端側部が太
径の段付きレンズ枠22aと、このレンズ枠22aの基
端部に一体的に固定された光学像を受光するCCDチッ
プ等の固体撮像素子23と、この固体撮像素子23の撮
像面の反対側面に位置して上下2列に突出したリード2
6,26に電気的に接続され、光電変換された電荷を電
気信号に処理する図示しないICやチップコンデンサや
抵抗などを実装した略直方体で複数の貫通孔を長手挿入
軸に対して平行に形成した回路基板81と、この回路基
板81に一体的に配置したとき電気的に接続されるケー
ブル固定基板82とで構成されている。そして、このケ
ーブル固定基板82には外部装置である前記ビデオプロ
セッサ3,4,5や光源付き制御装置6との電気信号の
授受を行う撮像装置用ケーブル40内に挿通されている
複数の単純線や同軸線の内部導体及び外部導体等が接続
されている。
【0049】なお、前記レンズ枠22aの基端部から前
記撮像装置用ケーブル40Aの先端部にかけては熱収縮
チューブ28で覆われる構成になっており、この熱収縮
チューブ28で覆われる内部空間には接着剤19aが充
填されて前記固体撮像素子23、リード26,26に接
続された回路基板81、ケーブル固定基板82を封止固
定している。また、本実施形態のリード26は、リード
26の先端部分が固体撮像素子23の後端面に対して平
行になるように形作られている。
【0050】図12に示すように本実施形態の撮像装置
用ケーブル40Aは、外径寸法が略同じな5本のケーブ
ルを内挿する5芯ケーブルであり、細径の多数本のワイ
ヤーを撚り合わせて形成したGND線である1本の導体
ケーブル41と、ワイヤーを撚り合わせて形成した導体
ケーブル42aを絶縁体42bで被覆した電源伝送用の
1本の電線42と、内部導体43a及びこの内部導体4
3aを覆う内部絶縁被覆43bで構成される芯線43c
と、この芯線43cを覆う外部導体43d及びこの外部
導体43dを覆う外部絶縁被覆43eとからなる出力信
号や水平・垂直の駆動信号等を伝送する信号伝送用の3
本の同軸線43とを有している。
【0051】ここで、図11及び図13を参照して回路
基板及びケーブル固定用基板の構成と、ケーブルとケー
ブル固定用基板との接続及びケーブル固定用基板と回路
基板との接続について説明する。図13に示すように本
実施形態のケーブル固定基板82は直方体形状であり、
このケーブル固定基板82の回路基板81側の先端面に
は、この先端面を図中上下に2分割する分割溝83が形
成されており、この分割溝83にはケーブル挿通用透孔
84の開口が連通している。なお、このケーブル固定基
板82の後端面側からは前記撮像装置用ケーブル40A
の先端部を配置するケーブル配置孔(図11参照)85
が設けられており、前記ケーブル挿通用透孔84に連通
している。
【0052】前記分割溝83の先端面側平面上には4つ
のケーブル接続用ランド32が設けられており、前記ケ
ーブル固定基板82の先端面上面側から2本,下面側か
ら3本、すなわち合計5本の接続ピン86が突出して設
けられている。そして、このケーブル固定基板82の後
端面にはGND用ランド35が設けられており、このG
ND用ランド35と図中右下側に設けられている接続ピ
ン86との導通をケーブル固定基板82の先端面及び側
面に設けた配線パターン34aによってとっている。ま
た、残りの4本の接続ピン86と4つのケーブル接続用
ランド32とは先端面及び分割溝側面に設けた配線パタ
ーン34によって接続されている。
【0053】一方、前記回路基板81は、前記ケーブル
固定基板82と同様、直方体形状であり、この回路基板
81には前記接続ピン86が係入する接続ピン固定孔8
7が5つ形成されている。この接続ピン固定孔87の内
周面には導体部が設けられている。また、前記回路基板
81の先端面及び上下側面には前記接続ピン固定孔87
の内周面に設けた導体部にそれぞれ導通するリード用ラ
ンド88が設けられている。
【0054】図11に示すように前記ケーブル配置孔8
5には外皮44が被覆された状態の撮像装置用ケーブル
40Aの先端部が配置される。一方、前記ケーブル挿通
用透孔84には前記外皮44及び外部絶縁被覆43eを
所定長さ除去して露出された3本の芯線43c及び1本
の電線42が挿通している。そして、前記芯線43cの
内部導体43a及び前記電線42の導体ケーブル42a
は、それぞれケーブル接続用ランド32に半田によって
固定されている。また、3本の同軸線43の外部導体4
3dは、3本分ひとまとめにした状態で前記ケーブル配
置孔85から引き出されて前記GND用ランド35に半
田付け固定されている。また、前記導体ケーブル41
は、前記ケーブル配置孔85で折曲されて前記外部導体
43dとは別に直接GND用ランド35に半田付けされ
ている。
【0055】なお、前記分割溝83、ケーブル挿通用透
孔84、ケーブル配置孔85内に接着剤19bを充填し
て前記3本の芯線43c及び1本の電線42及び撮像装
置用ケーブル40の先端部を封止固定している。
【0056】前記回路基板81の接続ピン固定孔87に
前記ケーブル固定基板82から突出している接続ピン8
6を挿入して、前記回路基板81と前記撮像装置用ケー
ブル40Aとが接続されているケーブル固定基板82と
を一体的に接続する。
【0057】前記ケーブル固定基板82が一体的に接続
された回路基板81と、固体撮像素子とを接続する際に
は、前記固体のリード26をリード用ランド88上に配
置した後、半田付けにて固定する。
【0058】なお、固体撮像素子23の後端面に対して
平行になるように形作られているリード26の先端部
は、十分な半田フィレットを形成するように回路基板8
1の端面から突出する長さに設定されている。その他の
構成は前記第1実施形態と同様であり、同部材には同符
合を付して説明を省略する。
【0059】続いて、この撮像装置20Aが使用される
内視鏡の先端面の1構成例を説明する。図14及び図1
5に示すように前記内視鏡2の先端面には平面部2a
と、この平面部2aを挟んで両側に45度の角度で傾斜
した傾斜面部2b,2cとが設けられている。
【0060】前記平面部2aには直視用の対物レンズ7
3、処置具用開口74、斜視用照明レンズ91,92、
直視用照明レンズ93及び送気・送水ノズル76が配置
されている。前記平面部2aの両側の傾斜面部2b,2
cには第1の斜視対物レンズ71及び第2の斜視対物レ
ンズ72が配置されている。本実施形態においては前記
第1の斜視対物レンズ71、第2の斜視対物レンズ72
及び対物レンズ73の中心が、前記処置具用開口74の
中心から等距離になるように配置されている。なお、前
記ノズル76の開口は前記直視用照明レンズ93及び対
物レンズ73に向かって開口している。
【0061】図15に示すように内視鏡2の先端面の平
面部2aに配置されている斜視用照明レンズ91,92
はそれぞれ前記第1の斜視対物レンズ71の観察範囲及
び第2の斜視対物レンズ72の観察範囲を照射するもの
であり、前記平面部2aからそれぞれの斜視対物レンズ
71,72の観察範囲に向かって照明光が屈折して出射
するように斜視用照明レンズ91,92の厚み寸法を連
続的に変化させて傾斜面を形成している。なお、照明光
を伝送するライトガイドバンドル79a,79bの先端
面は前記斜視用照明レンズ91,92の傾斜面に一致し
た状態で臨まれるように傾斜面として形成されている。
【0062】このことにより、ライトガイドバンドル7
9a,79b介して伝送された照明光が斜視用照明レン
ズ91,92に入射すると、この斜視用照明レンズ9
1,92内で屈折して、矢印e,fに示すように出射さ
れて、前記第1の斜視対物レンズ71の観察範囲及び第
2の斜視対物レンズ72の観察範囲を照明する。なお、
前記直視用照明レンズ93は前記対物レンズ73に対応
する直視方向を照明する。
【0063】このように、本実施形態の撮像装置から延
出する撮像装置用ケーブルにおいては、ケーブル内に配
置されている外径寸法が同径の5本のケーブルの中に、
細径の多数本のワイヤーを撚り合わせて形成した被覆の
ない導体ケーブルを設けることにより、導通状態が良好
で、GND効果の高い、全体を細径にした撮像装置用ケ
ーブルを構成することができる。また、GND用の導体
ケーブルに被覆がないので、ケーブルを容易に製作する
ことができるとともに、被覆を取り除くストリップ作業
が不要になるので、材料費及び製作コストのさらなる低
減を図ることができる。
【0064】また、撮像装置用ケーブルの基端部をケー
ブル固定基板に設けた透孔に配置させ、接着剤によって
封止固定しているので、接続強度の信頼性をさらに向上
させることができるとともに、硬質部長のさらなる短縮
化を図って撮像装置を小型にすることができる。その他
の作用及び効果は前記第1実施形態と同様である。
【0065】図16ないし図19は本発明の第3実施形
態に係り、図16は撮像装置の別の構成を示す図、図1
7は本実施形態の撮像装置に使用される撮像装置用ケー
ブルの構成を示す断面図、図18はケーブル固定用基板
とケーブルとの接続及びケーブル固定用基板と回路基板
との他の接続方法を説明する図、図19は本実施形態の
撮像装置を内蔵した内視鏡の先端面の一構成例を示す図
である。
【0066】図16に示すように本実施形態の撮像装置
20Bは、複数の光学レンズ21,21,21と、この
光学レンズ21,21どうしの間隔を所定の距離に保持
する間隔環95と、絞り96とを配設した例えば金属製
のレンズ枠22bと、このレンズ枠22aの基端部に外
嵌固定された素子枠97に配設されているカバーガラス
98に密着して設けられた光学像を受光するCCDチッ
プ等の固体撮像素子23aと、この固体撮像素子23a
の撮像面の反対側から突出する4本の長ピン99a及び
2本の短ピン99bと、前記長ピン99aが挿通する第
1貫通孔101及び前記短ピン99bが配置される第2
貫通孔102を有する略直方体の回路基板100と、こ
の回路基板100の第1貫通孔101から突出する前記
長ピン99aが挿通する内周面に導体部を設けたピン配
置用孔103及び孔104を形成したケーブル固定基板
105とで構成されている。そして、このケーブル固定
基板105には外部装置である前記ビデオプロセッサ
3,4,5や光源付き制御装置6との電気信号の授受を
行う撮像装置用ケーブル40内に挿通されている複数の
単純線や同軸線の内部導体及び外部導体等が接続されて
いる。
【0067】なお、前記長ピン99aは、固体撮像素子
23の四隅に設けられており、この長ピン99aの長さ
寸法は前記回路基板100の厚み寸法とケーブル固定基
板105の厚み寸法とを合わせた寸法より長く形成して
ある。このため、前記長ピン99aの先端部が前記ケー
ブル固定基板105の基端面から突出するようになって
いる。また、前記短ピン99bは、回路基板100の厚
み寸法より短く形成されているため、この回路基板10
0から突出することはない。さらに、前記素子枠97の
先端から前記撮像装置用ケーブル40Bの先端部にかけ
ては熱収縮チューブ28で覆われる構成になっており、
この熱収縮チューブ28で覆われる内部空間には接着剤
19aが充填されて前記固体撮像素子23a、長ピン9
9a及び短ピン99bが接続された回路基板100、ケ
ーブル固定基板105を封止固定している。
【0068】図17に示すように本実施形態の撮像装置
用ケーブル40Bは、6芯ケーブルであり、細径の多数
本のワイヤーを撚り合わせて形成したGND線である1
本の導体ケーブル41を中心に配置し、この導体ケーブ
ル41の周囲に内部導体43a及びこの内部導体43a
を覆う内部絶縁被覆43bで構成される芯線43cと、
この芯線43cを覆う外部導体43d及びこの外部導体
43dを覆う外部絶縁被覆43eとからなる出力信号や
水平・垂直の駆動信号等を伝送する信号伝送用の5本の
同軸線43を配置している。
【0069】ここで、図16及び図18を参照して回路
基板及びケーブル固定用基板の構成と、ケーブルとケー
ブル固定用基板との接続及びケーブル固定用基板と回路
基板との接続について説明する。図18に示すようにケ
ーブル固定基板105は直方体形状であり、このケーブ
ル固定基板105の左右側面には6つの半円状のスルー
ホール106が形成されている。これらスルーホール1
06の底面には前記内部導体43a及び導体ケーブル4
1より幅広の配置溝107が形成されており、このスル
ーホール106及び配置溝107の表面及び前記ケーブ
ル固定基板105の先端面の一部には導体部108が設
けられている。この導体部108は、ケーブル固定基板
105の内部や表面に設けられた配線パターンによっ
て、前記ピン配置用孔103及び孔104の導体部と電
気的に接続されている。なお、前記ピン配置用孔103
の後端面には導電部109が設けられている。
【0070】前記ケーブル固定基板105と撮像装置用
ケーブル40Bとを接続する際は、撮像装置用ケーブル
40Bの外皮44を被覆除去して、内部導体43a及び
導体ケーブル41を露出させ、この内部導体43a及び
導体ケーブル41を導体部108に挟み込み、ケーブル
固定基板105の先端面側に少し折り曲げた状態にして
半田110によって一体的に固定する。
【0071】次に、固体撮像素子23aに回路基板10
0と、撮像装置用ケーブル40Bが接続されているケー
ブル固定基板105とを組み付ける。このとき、固体撮
像素子23aから突出している長ピン99a及び短ピン
99bと、回路基板100に形成されている第1貫通孔
101及び第2貫通孔102との位置を合わせ、回路基
板100を挿入していく。すると、前記長ピン99aが
回路基板100から突出した状態に配置される。
【0072】続いて、前記回路基板100から突出して
いる長ピン99aに、ケーブル固定基板105のピン配
置用孔103を合わせて、このケーブル固定基板105
を挿入していく。すると、ケーブル固定基板105の後
端面より長ピン99aが突出した状態になる。ここで、
突出している長ピン99aと導電部109とを半田11
0によって一体的に固定する。このことにより、固体撮
像素子23a、回路基板100、ケーブル固定基板10
5、撮像装置用ケーブル40Bが機械的、電気的に接続
される。そして、最後に光学レンズ21,21を組み込
み済みのレンズ枠22bを素子枠97に組み付け、ピン
ト出しを行った後、固定する。
【0073】ここで、この撮像装置20Bが使用される
内視鏡の先端面の1構成例を説明する。図19に示すよ
うに本実施形態の内視鏡2の先端面は、中心を通る直線
を境にして左右に45゜の角度で傾斜した2つの傾斜面
2d,2eを有しており、この第1傾斜面2dには第1
斜視対物レンズ111が配置され、第2傾斜面2eには
第2斜視対物レンズ112が配置されるとともに、前記
第1斜視対物レンズ111及び第2斜視対物レンズ11
2の中心点を結んだ直線の延長線上に送気・送水ノズル
113が配置されている。このことによって、この送気
・送水ノズル113の開口から送り出される水や空気
が、第2斜視対物レンズ112及び第1斜視対物レンズ
111の表面の汚物や水滴等を除去することができるよ
うになっている。
【0074】また、前記第1傾斜面2d及び第2傾斜面
2eには両傾斜面にまたがる横長な処置具用開口114
が形成されている。この処置具用開口114を横長に形
成したことによって、第1斜視対物レンズ111又は第
2斜視対物レンズ112のどちらのレンズ111,11
2を介しての観察中でも鉗子115等を前記処置具用開
口114を介して突出させて処置等を行えるようになっ
ている。なお、前記処置具用開口114内部には鉗子1
15を左右に移動させる機構が備えられている。
【0075】このように、本実施形態の撮像装置から延
出する撮像装置用ケーブルにおいては、ケーブル内に配
置されている外径寸法が同径の5本のケーブルの中央空
間に、細径の多数本のワイヤーを撚り合わせて形成した
被覆のない導体ケーブルを設けることにより、導通状態
が良好で、GND効果の高い、全体を細径にした撮像装
置用ケーブルを細径に構成することができる。その他の
作用及び効果は上述した実施形態と同様である。
【0076】図20ないし図22は本発明の第4実施形
態に係り、図20は撮像装置のまた他の構成を示す図、
図21は回路基板の構成を示す説明図、図22は本実施
形態の撮像装置を内蔵した内視鏡の先端面の一構成例を
示す図である。
【0077】図20に示すように本実施形態の撮像装置
20Cは、光学像を受光するCCDチップ等の固体撮像
素子23bの撮像面側にはカバーガラス121が密着し
て設けられており、背面側には回路基板125が配置さ
れている。また、前記固体撮像素子23bの撮像面下側
にはボンディングパッド122が一列に設けられてお
り、このボンディングパッド122にフレキシブル基板
123のインナーリードの一端側がボンディングされて
おり、カバーガラス121下端面側に塗布された接着剤
124によって前記接続部分は封止固定されている。
【0078】図21に示すように回路基板125は、一
面側に凹部126が形成されており、この凹部126を
有する一面側に配線パターンを設けている。符号127
は前記固体撮像装置用ケーブル40,40A,40Bの
ケーブル41,42,43が接続されるケーブルランド
であり、回路基板125の後端面から前記凹部126を
越えて一面側中央部まで複数設けられている。また、符
号128は前記フレキシブル基板123のインナーリー
ドの他端側が接続されるランド部であり、回路基板12
5の先端面から所定長さで複数設けられている。前記ケ
ーブルランド127とランド部128との間にはチップ
コンデンサー130やICチップなどを配置するチップ
用ランド129が設けられている。
【0079】前記図20で示した前記ボンディングパッ
ド122にインナーリードの一端側を接続したフレキシ
ブル基板123は、前記固体撮像素子23bの下側面及
び背面に沿って折り曲げられ、さらに背面上部側で前記
回路基板125に沿って直角に折り曲げられている。
【0080】そして、前記回路基板125のランド部1
28にフレキシブル基板123のインナーリードの他端
側が半田131等によって接続される。また、回路基板
125のチップ用ランド129にチップコンデンサー1
30の一端側が半田131によって接続され、このチッ
プコンデンサー130の他端側がフレキシブル基板側の
チップ用ランド129に半田131によって接続されて
いる。このことによって、前記チップコンデンサー13
0は、フレキシブル基板123と回路基板125とをま
たぐように配置される。
【0081】さらに、前記回路基板125のケーブルラ
ンド127には前記固体撮像装置用ケーブル40,40
A,40Bのケーブル41,42,43が半田によって
接続される。このとき、各ケーブルの先端面を斜めにカ
ットし、この斜めにカットした先端部を凹部ランド部1
28に配置している。ケーブル先端面を斜めにカットし
たことにより導電部の露出面積を大きくして、絶縁被覆
を除去することなく半田131による接続が可能にな
る。また、半田131が凹部ランド部128内におさま
るのでスペースを有効に活用できる。そして、この半田
131部分及びケーブル部分に接着剤124を塗布する
ことによって固定強度はさらに向上する。
【0082】なお、前記フレキシブル基板123及び回
路基板125は、接着剤124によって固体撮像素子2
3bの背面側に一体的に固定されている。
【0083】続いて、この撮像装置20Cが使用される
内視鏡の先端面の1構成例を説明する。図22に示すよ
うに内視鏡2の先端面には中央部を構成する平面部2f
と、この平面部2fを挟んで30度の角度で両側に突出
するように形成された2つの傾斜面部2g,2hとが設
けられている。
【0084】前記平面部2fには処置具用開口132、
送気・送水ノズル133、直視用の対物レンズ134、
照明レンズ135が設けられており、一方、前記第1傾
斜面部2gには第1の斜視対物レンズ136が設けら
れ、第2傾斜面2hには第2の斜視対物レンズ137が
設けられている。前記直視用の対物レンズ134と、第
1の斜視対物レンズ136と第2の斜視対物レンズ13
7とは視野が一部分交差するように配置されている。こ
の重なりを利用して立体視及び広視野観察を選択するこ
とができるようになっている。
【0085】図23及び図24は本発明の第5実施形態
に係り、図23は撮像装置のまた別の構成を示す図、図
24はケーブルを半田付けする方法を示す説明図であ
る。
【0086】図23に示すように本実施形態の撮像装置
20Dは、光学像を受光するCCDチップ等の固体撮像
素子23cの撮像面側にカバーガラス121が密着して
設けられており、背面側にはリード141を介して一面
側にチップコンデンサーやICチップなどの電子部品1
44を実装した回路基板142が配置されている。な
お、前記固体撮像素子23cから突出するリード141
は回路基板142の他端面側に設けたランド部(図24
の符号143)に半田付けされている。なお、前記リー
ド141にはケーブル160の内部導体161が半田付
けされるようになっている。なお、前記芯線163の内
部絶縁被覆162は予め除去されている。また、ケーブ
ル160が直接回路基板142に接続されることはな
い。
【0087】図24を参照してリード141の回路基板
のランド部143への接続方法を説明する。図に示すよ
うにリード141をランド部143に半田付けする際、
レーザープローブ145を使用する。このレーザープロ
ーブ145の出射端にはランド部143と同形状のマス
ク146が設けられている。
【0088】リード141をランド部143に半田付け
するときには、まずクリーム半田(不図示)をランド部
143上に塗布した後、リード141をクリーム半田の
塗布されているランド部143上に配置する。続いて、
レーザープローブ145を前記リード141の真上に配
置するとともに、前記レーザープローブ145のマスク
146をランド部143に合わせてからレーザ光147
を出射する。このことにより、隣り合うランド部143
へ余分な熱を伝えることなくリード141のランド部1
43への半田付けを確実に行うことができる。
【0089】図25ないし図28は本発明の第6実施形
態に係り、図25は撮像装置のまた別の構成を示す図、
図26は電子内視鏡の先端面を示す図、図27は図26
のC−C断面図、図28は送気・送水について説明する
先端断面図である。
【0090】本実施形態の撮像装置20Eは、光学像を
受光するCCDチップ等の固体撮像素子23dの撮像面
側にカバーガラス121が密着して設けられており、固
体撮像素子23dの背面側上部にはL字状の切欠151
が形成され、背面側下部にはコ字形状の切欠152が形
成されている。これらの切欠151のL字面を形成する
2面及び切欠152の上側面に第1の導電パターン15
3が設けられており、これら導電パターンどうしの導通
を第2の導電パターン154によってとっている。
【0091】前記切欠151の第1の導電パターン15
3にはケーブル160の内部導体161が半田付けされ
ている。一方、前記切欠152には一面側にチップコン
デンサーやICチップなどの電子部品155を実装した
回路基板156が挿入配置されており、この切欠152
内に配置したバネ157の付勢力によって切欠152の
上側面に設けた第1の導電パターン153と回路基板1
56に設けられている導電部とが電気的に導通するとと
もに、切欠152内に固定されるようになっている。
【0092】図26に示すように内視鏡2の先端面には
中央部の四角平面部2kと、この四角平面部2kを挟ん
でそれぞれ45度の角度で両側に傾斜するように形成さ
れた4つの傾斜面部2m,2n,2p,2qとが設けら
れている。なお、各傾斜面部2m,2n,2p,2qど
うしの稜線は滑らかに連続して、略円錐形状に加工され
ている。
【0093】前記四角平面部2kには送気・送水ノズル
173が設けられており、図に示す上下面には前記送気
・送水ノズル173の中心を通過する垂直な中心線に合
わせて、第1の処置具用開口171及び第2の処置具用
開口172が設けられており、図に示す左右面には送気
・送水ノズル173の中心を通過する水平な中心線に合
わせて第1の斜視対物レンズ174と、この第1の斜視
対物レンズ174の観察範囲を照明する第1の斜視用照
明レンズ176及び第2の斜視対物レンズ175とこの
第2の斜視対物レンズ175の観察範囲を照明する第2
の斜視用照明レンズ177が設けられている。
【0094】なお、前記第1の処置具用開口171及び
第2の処置具用開口172の中心を通る直線であって、
前記送気・送水ノズル173の中心を通過する水平な中
心線に平行な直線上に、前記第1の斜視用照明レンズ1
76及び前記第2の斜視用照明レンズ177の中心位置
が配置されている。
【0095】図27に示すように第2の斜視用照明レン
ズ177に臨まれるライトガイドバンドル178は、図
に示すように略中心に配置されいる状態から左側へ曲げ
られている。このライトガイドバンドル178に対して
前記第1の処置具用開口171は右側側周面近傍から中
心方向へ曲げられて配置されている。このことにより、
照明光の出射方向及び鉗子179の突出方向とが第1の
斜視対物レンズ174の観察範囲に一致させることがで
きる。
【0096】本実施形態においては、第1の処置具用開
口171、第2の処置具用開口172をそれぞれ第1の
斜視対物レンズ174、第2の斜視対物レンズ175と
同じ面に設ける必要がないため、設計の自由度が増す。
また、直視光学系が設けられている電子内視鏡では先端
の配置を上述したままで、処置具用開口を直線状に設け
て左右方向に起上させるような機構を設けるようにして
もよい。
【0097】なお、図28に示すように送気・送水ノズ
ル173は、第1の斜視対物レンズ174、第2の斜視
対物レンズ175の中心に向かって2つのノズル口17
3a,173bが設けてある。このため、1つの送気・
送水ノズル173に送られてきた空気や水をノズル口1
73a,173bから第1の斜視対物レンズ174及び
第2の斜視対物レンズ175にふきつけることができ
る。このことにより、2つの斜視対物レンズに対して1
つのノズルを設ける構成にしたことにより細径化を図れ
る。
【0098】なお、本発明は、以上述べた実施形態のみ
に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能である。
【0099】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができ
る。
【0100】(1)複数のケーブルを束ねて構成した多
芯ケーブルを有する撮像装置において、前記複数のケー
ブルのうち少なくとも1本のケーブルを、導体のみで形
成したことを特徴とする撮像装置。
【0101】(2)前記導体のみで形成したケーブルが
グランド線である付記1記載の撮像装置。
【0102】(3)前記撮像装置を電子内視鏡に搭載す
る付記1記載の撮像装置。
【0103】(4)対物レンズと、撮像素子と、回路基
板と、複数の芯線を撚り合わせてなる信号ケーブルと、
この信号ケーブルを固定するケーブル固定基板とを備え
る撮像装置において、前記ケーブル固定基板の略中央に
1つの貫通孔を有し、このケーブル固定基板の先端面に
信号線用ランド、裏面にGND線用ランド、側面に回路
基板用ランドを備え、前記ケーブル固定基板の貫通孔に
信号ケーブルの複数の芯線を挿通配置し、前記信号線用
ランドに信号線を接続し、前記GND線用ランドにグラ
ンド線を接続し、回路基板用ランドに撮像素子と接続さ
れた回路基板を接続した撮像装置。
【0104】(5)半田こてと、半田こてを加熱する加
熱装置とを備える半田付け装置において、半田こてのこ
て先内に管路を形成するとともに、この管路を介して吸
引を行う吸引装置を設け、前記吸引装置の吸引力によっ
て半田こてのこて先先端面に金属板を吸着し、この金属
板を先端面に吸着させた状態で半田付け作業を行う半田
付け装置。
【0105】(6)半田こてと、半田こてを加熱する加
熱装置とを備える半田付け装置において、半田こてのこ
て先内に管路を形成するとともに、この管路を介して吸
引又は送気を行う吸引・送気装置を設け、前記吸引・送
気装置の吸引力によって半田こてのこて先先端面に金属
板を吸着し、この金属板を先端面に吸着させた状態で半
田付け作業を行う一方、吸引・送気装置の送気力によっ
てこて先を半田に一体的に固定された金属板から分離し
て使用する半田付け装置。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、細
径で、かつ十分なグランド効果を有する撮像装置用のケ
ーブルを備えた撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図10は本発明の第1実施形態に係
り、図1は電子内視鏡システムの1構成を示す全体図
【図2】電子内視鏡の撮像装置の構成例を示す図
【図3】撮像装置に使用される撮像装置用ケーブルの構
成を示す断面図
【図4】撮像装置用ケーブルのケーブル固定基板への接
続状態を示す説明図
【図5】撮像装置の内視鏡への取り付け方法を示す図
【図6】ワイヤストリッパの構成を示す図
【図7】半田装置の構成を説明する図
【図8】電子内視鏡の先端面の構成を示す図
【図9】図8のA−A断面図
【図10】照明レンズの構成を説明する図
【図11】図11ないし図15は本発明の第2実施形態
に係り、図11は撮像装置の他の構成を示す説明図
【図12】本実施形態の撮像装置に使用される撮像装置
用ケーブルの構成を示す断面図
【図13】ケーブル固定用基板と撮像装置用ケーブルと
の接続及びケーブル固定用基板と回路基板との接続方法
を説明する図
【図14】本実施形態の撮像装置を内蔵した内視鏡の先
端面の一構成例を示す図
【図15】本実施形態の照明レンズの照明範囲を説明す
る図
【図16】図16ないし図19は本発明の第3実施形態
に係り、図16は撮像装置の別の構成を示す図
【図17】本実施形態の撮像装置に使用される撮像装置
用ケーブルの構成を示す断面図
【図18】ケーブル固定用基板とケーブルとの接続及び
ケーブル固定用基板と回路基板との他の接続方法を説明
する図
【図19】本実施形態の撮像装置を内蔵した内視鏡の先
端面の一構成例を示す図
【図20】図20ないし図22は本発明の第4実施形態
に係り、図20は撮像装置のまた他の構成を示す図
【図21】回路基板の構成を示す説明図
【図22】本実施形態の撮像装置を内蔵した内視鏡の先
端面の一構成例を示す図
【図23】図23及び図24は本発明の第5実施形態に
係り、図23は撮像装置のまた別の構成を示す図
【図24】ケーブルを半田付けする方法を示す説明図
【図25】図25ないし図28は本発明の第6実施形態
に係り、図25は撮像装置のまた別の構成を示す図
【図26】電子内視鏡の先端面を示す図
【図27】図26のC−C断面図
【図28】送気・送水について説明する先端断面図
【符号の説明】
40…撮像装置用ケーブル 41…導体ケーブル 42…電線 43…同軸線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のケーブルを束ねて構成した多芯ケ
    ーブルを有する撮像装置において、 前記複数のケーブルのうち少なくとも1本のケーブル
    を、導体のみで形成したことを特徴とする撮像装置。
JP10133642A 1998-05-15 1998-05-15 撮像装置 Withdrawn JPH11326787A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10133642A JPH11326787A (ja) 1998-05-15 1998-05-15 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10133642A JPH11326787A (ja) 1998-05-15 1998-05-15 撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11326787A true JPH11326787A (ja) 1999-11-26

Family

ID=15109600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10133642A Withdrawn JPH11326787A (ja) 1998-05-15 1998-05-15 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11326787A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012100999A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Fujifilm Corp 内視鏡送気システム、内視鏡及び内視鏡システム
JP2012512670A (ja) * 2008-12-10 2012-06-07 アンブ・エ/エス 屈曲部分を有する内視鏡
JP2013135823A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Olympus Corp 撮像機構及び内視鏡装置
WO2015019671A1 (ja) * 2013-08-05 2015-02-12 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡用撮像ユニット
WO2016103996A1 (ja) * 2014-12-25 2016-06-30 オリンパス株式会社 内視鏡

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012512670A (ja) * 2008-12-10 2012-06-07 アンブ・エ/エス 屈曲部分を有する内視鏡
JP2012100999A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Fujifilm Corp 内視鏡送気システム、内視鏡及び内視鏡システム
JP2013135823A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Olympus Corp 撮像機構及び内視鏡装置
US9325881B2 (en) 2011-12-28 2016-04-26 Olympus Corporation Imaging mechanism and endoscope apparatus
WO2015019671A1 (ja) * 2013-08-05 2015-02-12 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡用撮像ユニット
US9462933B2 (en) 2013-08-05 2016-10-11 Olympus Corporation Image pickup unit for endoscope
WO2016103996A1 (ja) * 2014-12-25 2016-06-30 オリンパス株式会社 内視鏡
JP6058226B2 (ja) * 2014-12-25 2017-01-11 オリンパス株式会社 内視鏡

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4916595B2 (ja) 撮像ユニット
JP3863583B2 (ja) 撮像装置
US10770811B2 (en) Cable structure, mount module, and endoscope
CN109195501B (zh) 电缆连接用电路板、摄像装置、内窥镜和摄像装置的制造方法
US20160028926A1 (en) Endoscope apparatus
EP2987448A1 (en) Image capturing device and electronic endoscope
JP2000232957A (ja) 内視鏡装置
US11957305B2 (en) Endoscope distal end structure and endoscope
JP5350954B2 (ja) 実装構造体および集合ケーブル
JPH11295617A (ja) 撮像装置
WO2019176601A1 (ja) 撮像ユニットおよび斜視型内視鏡
JP2012089288A (ja) ケーブル接続構造、内視鏡装置およびケーブル接続方法
JPH1014868A (ja) 撮像装置
WO2021181528A1 (ja) 内視鏡、内視鏡の先端枠部材および内視鏡の挿入部
JPH11326787A (ja) 撮像装置
JP4159131B2 (ja) 内視鏡
JP6099541B2 (ja) 内視鏡及び内視鏡の製造方法
JP3689188B2 (ja) 撮像装置
CN109068964B (zh) 电缆连接结构、摄像装置和内窥镜
WO2021181526A1 (ja) 内視鏡、内視鏡の先端枠部材および内視鏡の挿入部
JP4197767B2 (ja) 固体撮像装置
JP6321917B2 (ja) 撮像装置および電子内視鏡
JPH10248803A (ja) 撮像装置
WO2021176611A1 (ja) 内視鏡の先端構造
WO2021181530A1 (ja) 内視鏡、内視鏡の先端枠部材および内視鏡の挿入部

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050802