JPH11326754A - 大口径比内焦超望遠レンズ - Google Patents

大口径比内焦超望遠レンズ

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JPH11326754A
JPH11326754A JP10131521A JP13152198A JPH11326754A JP H11326754 A JPH11326754 A JP H11326754A JP 10131521 A JP10131521 A JP 10131521A JP 13152198 A JP13152198 A JP 13152198A JP H11326754 A JPH11326754 A JP H11326754A
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    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
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    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
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Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた光学性能を持つ、合焦レンズ群径の小さ
い大口径比内焦超望遠レンズを提供する。 【解決手段】物体側から順に、正屈折力を有する第1レ
ンズ群G1と、負屈折力を有する第2レンズ群G2と、
正屈折力を有する第3レンズ群G3とを備え、前記第2
レンズ群G2を光軸に沿って移動させて合焦を行う内焦
式望遠レンズにおいて、前記第1レンズ群G1は、物体
側より順に、正屈折力を有する前群G11と、前記前群
G11と同程度の正屈折力を有する後群G12とにより
構成され、所定の条件式を満足する事を特徴とする、合
焦レンズ群径の小さい大口径比内焦超望遠レンズ系を構
成することにより、課題の解決を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1眼レフレックス
カメラや電子スチルカメラなどに好適な撮影用対物レン
ズに関するものであり、焦点距離が400mm以上、か
つ、Fnoが3より小さい所謂大口径比内焦超望遠レン
ズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、1眼レフレックスカメラや電子ス
チルカメラなどに用いられるこの種の超望遠レンズは、
焦点合わせ(合焦)の際に光軸に沿って移動する合焦レ
ンズ群の有効径が大きい。ここで、本発明と同様の目的
をねらったものに特開平8−327897があり、合焦
レンズ群有効径の大きさも小さいが、本発明のごとく長
い焦点距離と大口径比を両立させた上で、なおかつ合焦
レンズ群の有効径を十分に小さくするには不十分であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
超望遠レンズ技術では、本願の目的である焦点距離が4
00mm以上、Fnoが3以下である大口径比内焦式超
望遠レンズの合焦レンズ群の有効径を従来の望遠レンズ
程度とする事が出来無いため、合焦レンズ群を駆動する
アクチュエータや合焦レンズ群とアクチュエーターを繋
ぐ金物構造を、従来の望遠レンズと大口径比内焦超望遠
レンズとで共通化する事ができず、大幅な製造費用の増
加を強いられていた。また、単焦点レンズとして高品質
な性能を得る事もできなかった。
【0004】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
のであり、優れた光学性能を維持しつつ、合焦レンズ群
の有効径を従来の望遠レンズ程度にとどめ、合焦レンズ
群に関わる金物とアクチュエーターを従来の望遠レンズ
と共通に使用可能な、結像性能の優れた大口径比内焦超
望遠レンズを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明は、物体側から順
に、正屈折力を有する第1レンズ群G1と、負屈折力を
有する第2レンズ群G2と、正屈折力を有する第3レン
ズ群G3とを備え、前記第2レンズ群G2を光軸に沿っ
て移動させて合焦を行う内焦式望遠レンズにおいて、前
記第1レンズ群G1は、物体側より順に、正屈折力を有
する前群G11と、前記前群G11と同程度の正屈折力
を有する後群G12とにより構成され、以下の条件式を
満足する事を特徴とする、合焦レンズ群径の小さい大口
径比内焦超望遠レンズ系を構成することにより、目的の
達成を図るものである。 0.7<|f1・f3/(f2・F)|<1.3 0.4<|f2・F|/(f1・Φ1)<1.0 0.7<f1F/f1R<1.4 但し、 f1 :前記第1レンズ群G1の焦点距離 f2 :前記第2レンズ群G2の焦点距離 f3 :前記第3レンズ群G3の焦点距離 f1F:前記第1レンズ群G1中の前群の焦点距離 f1R:前記第1レンズ群G1中の後群の焦点距離 F :全レンズ系の焦点距離 Φ1 :前記第1レンズ群の最も物体側のレンズ面の有
効径
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の大口径比内焦超望遠レン
ズは、物体側から順に、正屈折力を有する第1レンズ群
G1、負屈折力を有する第2レンズ群G2、正屈折力を
有する第3レンズ群G3とを備え、前記第2レンズ群G
2を光軸に沿って移動させて合焦を行う内焦式望遠レン
ズであって、前記第1レンズ群G1は、物体側より順
に、正屈折力を有する前群G11と、前記前群G11と
同程度の正屈折力を有する後群G12とにより構成され
る。
【0007】この際、優れた光学性能を維持しつつ合焦
レンズ群の有効径を従来の望遠レンズ程度にとどめる為
には、以下の条件式(1)乃至(3)を満足することが
望ましい。 0.7<|f1・f3/(f2・F)|<1.3 (1) 0.4<|f2・F|/(f1・Φ1)<1.0 (2) 0.7<f1F/f1R<1.4 (3) 但し、 f1 :前記第1レンズ群G1の焦点距離 f2 :前記第2レンズ群G2の焦点距離 f3 :前記第3レンズ群G3の焦点距離 f1F:前記第1レンズ群G1中の前群の焦点距離 f1R:前記第1レンズ群G1中の後群の焦点距離 F :全レンズ系の焦点距離 Φ1 :前記第1レンズ群の最も物体側のレンズ面の有
効径 条件式(1)は、近距離合焦による球面収差変動を少な
くする為の式であり、各レンズ群と全系の焦点距離の最
適なバランスの範囲を示している。特に、第3レンズ群
G3の焦点距離と全レンズ系の焦点距離を固定して考え
たとき、前記第1レンズ群G1と前記第2レンズ群G2
の合成焦点距離がアフォーカル状態を挟んでいる事をあ
らわす。この意味合いは、合焦操作中固定である第3レ
ンズ群G3に入射する光線束の入射高が合焦操作により
変動しづらいアフォーカル状態を挟んでいると言う事で
あり、近距離合焦による球面収差変動が少ない事をあら
わしている。従って、条件式(1)の上限値及び下限値
で規定される範囲を逸脱すると、前記第1レンズ群G1
と前記第2レンズ群G2の合成焦屈折力が強くなりす
ぎ、近距離合焦による球面収差変動が大きくなるので好
ましくない。また、近距離合焦による球面収差変動をよ
り小さくとするには、上限値が1.15、下限値が0.
85である事が好ましい。
【0008】また、条件式(2)は、前記第1レンズ群
G1の有効径が大きい場合でも、合焦レンズ群である前
記第2レンズ群G2の有効径は小さく、かつ、結像性能
は良好である光学系とする為の式である。条件式(2)
の上限を上回ると、合焦レンズ群である前記第2レンズ
群G2の有効径が大きくなり、本発明の目的に反し好ま
しくない。条件式(2)の下限を下回ると、近距離合焦
による球面収差変動が大きくなり、さらにg線(λ=4
35.6nm)に対する下コマ収差がマイナスに過剰と
なり、好ましくない。なお、合焦レンズ群である前記第
2レンズ群G2の有効径を更に小さく保つ為には、条件
式(2)の上限値を0.9とする事が好ましい。また、
近距離合焦による球面収差変動を更に少なくする為に
は、条件式(2)の下限値を0.5とする事が好まし
い。
【0009】さらに、条件式(3)は、光学系全長の短
縮化と良好な結像性能とのバランスを図る式である。条
件式(3)の上限値を上回ると、光学系の全長が大きく
なりすぎて好ましくない。条件式(3)の下限を下回る
と、近距離合焦による球面収差変動が大きくなり、さら
にg線(λ=435.6nm)に対する下コマ収差がマ
イナスに過剰となり、好ましくない。なお、条件式
(3)の上限値を1.3とし、下限値を0.8とする
と、光学系全長の短縮化と良好な結像性能とのバランス
を更に良好に図る事が可能である。
【0010】次に本発明では、より光学性能を良好にす
る為に、前記第1レンズ群G1中の前群G11を、物体
側より順に、正レンズ成分、正レンズ成分、負レンズ成
分を含む構成とし、前記第1レンズ群G1中後群G12
を、負レンズ成分、正レンズ成分より構成し、以下の条
件式(4)乃至(6)を満足する事が望ましい。 0.2<Nn1−Np1<0.4 (4) 65<νp1<100 (5) 35<νn1<65 (6) 但し、 Np1:前記第1レンズ群G1を構成する正レンズ成分
の、d線(λ=587.6nm)に対する平均屈折率 νp1:前記第1レンズ群G1を構成する正レンズ成分
のアッベ数 Nn1:前記第1レンズ群G1を構成する負レンズ成分
の、d線に対する平均屈折率 νn1:前記第1レンズ群G1を構成する負レンズ成分
のアッベ数 本発明はテレフォトタイプ光学系を基本としているの
で、第1レンズ群の残存収差が拡大して最終性能の優劣
を決定する。従って、第1レンズ群G1は単独で球面収
差と2次色収差を十分良好に補正しなければならない。
【0011】そして、条件式(4)は、第1レンズ群G
1の球面収差を良好に補正する為の式である。条件式
(4)の上限値を上回ると、アッベ数が小さな硝子材料
しか選択できない為、2次色収差が大きくなり好ましく
ない。条件式(4)の下限値を下回ると、凸レンズと凹
レンズの屈折率差が少なくなる為、球面収差の曲がりが
大きくなり好ましくない。
【0012】また、条件式(5)の上限値は、現存する
可視光線用光学硝子の限界値であり、この値を上回ると
使用可能な光学材料が存在しない。条件式(5)の下限
値を下回ると、2次色収差が十分に補正しきれず好まし
くない。さらに、条件式(6)の上限値は、条件式
(4)と組み合わせて考慮すれば、現存する可視光線用
光学硝子の限界値であり、この値を上回ると使用可能な
光学材料が存在しない。条件式(6)の下限値を下回る
と、2次色収差が十分に補正しきれず好ましくない。
【0013】そして、更に良好に収差補正を行う為に
は、条件式(4)の上限値を0.35、下限値を0.2
5、条件式(5)の下限値を70、条件式(6)の上限
値を55、下限値を40とする事が好ましい。更に、コ
ストダウンを行いつつ良好なる光学性能を得る為には、
条件式(5)の上限値を85とする事が好ましい。次に
本発明においては、前記第1レンズ群G1中前群G11
を、物体側より順に、正レンズ成分L11、正レンズ成
分L12、負レンズ成分L13、正レンズ成分L14よ
り構成し、前記第1レンズ群G1中後群G12を、負レ
ンズ成分L15、正レンズ成分L16より構成し、以下
の条件を満足する事が望ましい。 1.40<Np3<1.65 (7) 60<νp3<100 (8) 但し、 Np3:前記第3レンズ群G3を構成する正レンズ成分
のd線(λ=587.6nm)に対する屈折率 νp3:前記第3レンズ群G3を構成する正レンズ成分
のアッベ数 テレフォトタイプの光学系は、第1レンズ群G1単体の
光学性能が全系の光学性能に大きく寄与する。従って、
第1レンズ群G1の光学性能を可能な限り良好に補正し
ているならば、合焦の際固定である第3レンズ群G3の
発生する収差を単独で良好に補正すれば、合焦による収
差変動が少なくなる。
【0014】そこで、第3レンズ群G3の硝子を選択す
る条件として条件式(7)(8)を設定する。条件式
(7)の上限値を上回ると、凸レンズとしては2次の色
収差が悪くなる硝子しか使えない為好ましくない。条件
式(7)の下限値は、現存する可視光線用光学硝子の限
界値であり、この値を下回ると使用可能な光学材料が存
在しない。また、条件式(8)の上限値を上回ると、条
件式(7)と組み合わせて考慮すれば、現存する可視光
線用光学硝子の限界値であり、この値を上回ると使用可
能な光学材料が存在しない。条件式(8)の下限を下回
ると、凸レンズとしては2次の色収差が悪くなる硝子し
か使えない為好ましくない。
【0015】そして、更に良好なる光学性能を得る為に
は、条件式(7)の上限値を1.55、条件式(8)の
下限値を65とする事が好ましい。次に本発明において
は、第1群で発生しやすい球面収差の曲がりをより良好
に補正する為に、前記第3レンズ群G3を、物体側から
順に、正レンズ成分L31、負レンズ成分L32、正レ
ンズ成分L33で構成する事が好ましい一方、コストダ
ウンを図るためには、前記第3レンズ群G3を、物体側
から順に、正レンズ成分L31、負レンズ成分L32の
接合正レンズで構成する事が好ましい。
【0016】また、本発明において、光学系全体の重量
軽減を重視するならば、前記第1レンズ群G1中前群G
11を、物体側より順に、正レンズ成分L11、正レン
ズ成分L12、負レンズ成分L13、より構成し、前記
第1レンズ群G1中後群G12を、負レンズ成分L1
4、正レンズ成分L15より構成し、前記第3レンズ群
G3を、物体側より順に、正レンズ成分L31、負レン
ズ成分L32、正レンズ成分L33より構成し、以下の
条件を満足する事が望ましい。 1.55<Np3<1.75 (9) 45<νp3<70 (10) 但し、 Np3:前記第3レンズ群G3を構成する正レンズ成分
のd線(λ=587.6nm)に対する屈折率 νp3:前記第3レンズ群G3を構成する正レンズ成分
のアッベ数 重量に関していえば、テレフォトタイプの光学系は、第
1レンズ群G1の重量が光学系全体の重量のほとんどを
占める。従って、第1レンズ群G1の硝子枚数を少なく
構成すれば、光学系全体の重量軽減が可能である。しか
しながら、硝子枚数の少ない構成とすると球面収差の曲
がりが大きく発生するので、合焦の際固定である第3レ
ンズ群で球面収差の補正を行わねばならない。ゆえに、
前記第3レンズ群G3をトリプレット構成とする事で、
球面収差と像面湾曲と2次の色収差を補正する。更に、
第3レンズ群G3の硝子を選択する条件として、条件式
(9)(10)を設定する。
【0017】ここで、条件式(9)の上限値を上回る
と、凸レンズとしては2次の色収差が悪くなる硝子しか
使えない為好ましくない。条件式(9)の下限値を下回
ると、コマ収差が大きく発生し結像面の平坦性が悪くな
り好ましくない。また条件式(10)の上限値を上回る
と、条件式(9)と組み合わせて考慮すれば、実質的に
現存する可視光線用光学硝子の限界値であり、この値を
上回ると使用可能な光学材料が存在しなくなる。条件式
(10)の下限を下回ると、凸レンズとしては2次の色
収差が悪くなる硝子しか使えない為好ましくない。
【0018】そして更に良好なる光学性能を得る為に
は、条件式(9)の下限値を1.60、条件式(10)
の上限値を65、下限値を50とする事が好ましい。
【0019】
【実施例】以下に本発明の実施例を、添付図面に基づい
て説明する。各実施例において、本発明の大口径比内焦
超望遠レンズは、物体側から順に、正屈折力を有する第
1レンズ群G1、負屈折力を有する第2レンズ群G2、
正屈折力を有する第3レンズ群G3とを備え、前記第1
レンズ群G1は、物体側より順に、正屈折力を有する前
群G11と、該前記前群G11と同程度の正屈折力を有
する後群G12より構成し、前記第2レンズ群G2を光
軸に沿って移動させる事により合焦を行っている。
【0020】図1は本発明の実施例1の構成を示す図で
あり、無限遠合焦状態における各レンズ群の位置を示し
ている。近距離物体に対しては第2レンズ群G2を像側
に移動させて合焦を行う。実施例1は、物体側から順
に、両凸レンズL11と、両凸レンズL12と、両凹レ
ンズL13と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレン
ズL14とから成る、第1レンズ群G1の前群G11
と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL15と
物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL16との接
合正レンズから成る、第1レンズ群G1の後群G12、
物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL21と、物
体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL22と両凹レ
ンズL23との接合負レンズから成る第2レンズ群G
2、開口絞りS1、両凸レンズL31と物体側に凹面を
向けた負メニスカスレンズL32との接合正レンズと、
両凸レンズL33とから成る第3レンズ群G3、視野絞
りS2、およびフィルターから構成されている。なお、
第1レンズ群G1の物体側にもフィルターが設けられて
いる。
【0021】次の表1に、本発明の実施例1の諸元の値
を揚げる。表1において、Fはレンズ全系の焦点距離
を、FNOはFナンバーを、βは撮影倍率を、Bfはバ
ックフォーカスを、D0は物体から第1レンズ群G1フ
ィルターの物体側面までの距離(撮影距離)をそれぞれ
表している。さらに、左端の数字は物体から各レンズ面
の順序を、rは各レンズ面の曲率半径を、dは各レンズ
面間隔を、nd及びνはそれぞれd線(λ=587.6
nm)に対する屈折率およびアッベ数を、Φ1、および
Φ2は、両凸レンズL11と、物体側に凸面を向けた負
メニスカスレンズL21の有効径をそれぞれ示してい
る。 [表1] F=588.0 FNO=2.88 面番号 r d ν Nd Φ 1) ∞ 10.0000 64.10 1.516800 2) ∞ 5.0000 3) 723.4505 16.0000 82.52 1.497820 Φ1=204.2 4) -1580.8651 1.0000 5) 402.8552 26.0000 82.52 1.497820 6) -569.0512 3.0000 7) -567.4547 10.0000 45.37 1.796681 9) 247.5467 21.0000 82.52 1.497820 10) 684.5737 143.2000 11) 145.1942 6.8000 45.37 1.796681 12) 93.3223 24.0000 82.52 1.497820 13) 1264.5949(d13=可変) 14) 391.7585 2.5000 45.37 1.796681 Φ2=42.5 15) 58.7467 4.4500 16) -291.7217 6.7000 25.41 1.805182 17) -57.0361 2.3000 57.53 1.670249 18) 129.9138(d18=可変) 19>(開口絞り) 1.7000 20) 213.8318 7.0000 82.52 1.497820 21) -73.1440 2.9000 45.37 1.796681 22) -257.8061 0.6000 23) 105.9097 5.5000 82.52 1.497820 24) -164.0386 12.0000 25)(視野絞り) 15.0000 26) ∞ 2.0000 64.10 1.516800 27) ∞ Bf (合焦時における可変間隔) 無限遠 至近距離 F、β 588.0000 -0.0708 D0 ∞ 8480.9188 d13 93.1433 103.9824 d18 16.3494 5.5103 B f 79.9386 79.9386 (条件対応値) ( 1 )|f1・f3/(f2・F)|=1.00 ( 2 )|f2・F|/(f1・Φ1)=0.55 ( 3 )f1F/f1R =0.93 ( 4 )Nn1−Np1 =0.30 ( 5 )νp1 =82.52 ( 6 )νn1 =45.37 ( 7 )Np3 =1.49782 ( 8 )νp3 =82.52 なお、本実施例において、第2レンズ群G2の有効径Φ
2は第1レンズ群有効径比で約1/5の42.5であ
り、前代未聞のコンパクト設計となっている。また、合
焦群移動量も無限遠から最至近までで約10.83と非
常に少ない。
【0022】第2図および第3図は、それぞれ無限遠状
態における諸収差図および至近距離(R=9000m
m)合焦状態における諸収差図である。各収差図におい
て、Yは像高を、NAは開口数を、Dはd線(λ=58
7.6nm)を、Gはg線(λ=435.6nm)を、
Cはc線(λ=656.3nm)を、Fはf線(λ=4
86.1nm)をそれぞれ示している。なお、非点収差
を示す収差図において実線はサジタル像面を示し、破線
はメリディオナル像面を示している。また、球面収差を
示す収差図において、破線は正弦条件(サインコンディ
ション)を示し、倍率色収差を示す収差図はd線を基準
として示されている。
【0023】次に、図4は本発明の実施例2の構成を示
す図であり、無限遠合焦状態における各レンズ群の位置
を示している。近距離物体に対しては第2レンズ群G2
を像側に移動させて合焦を行う。実施例2は、物体から
順に、両凸レンズL11と、両凸レンズL12と、両凹
レンズL13と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレ
ンズL14とから成る第1レンズ群G1の前群G11
と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL15と
物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL16との接
合正レンズから成る第1レンズ群G1の後群G12、物
体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL21と、物体
側に凹面を向けた正メニスカスレンズL22と両凹レン
ズL23との接合負レンズから成る第2レンズ群G2、
開口絞りS1、両凸レンズL31と、物体側に凹面を向
けた負メニスカスレンズL32と、両凸レンズL33と
から成る第3レンズ群G3、視野絞りS2、フィルター
から構成されている。なお、第1レンズ群G1の物体側
にもフィルターが設けられている。
【0024】次の表2に、本発明の実施例2の諸元の値
を揚げる。表2において、Fはレンズ全系の焦点距離
を、FNOはFナンバーを、βは撮影倍率を、Bfはバ
ックフォーカスを、D0は物体から第1レンズ群G1フ
ィルターの物体側面までの距離(撮影距離)をそれぞれ
表している。さらに、左端の数字は物体から各レンズ面
の順序を、rは各レンズ面の曲率半径を、dは各レンズ
面間隔を、nd及びνはそれぞれd線(λ=587.6
nm)に対する屈折率およびアッベ数を、Φ1、Φ2は
両凸レンズL11と物体側に凸面を向けた負メニスカス
レンズL21の有効径を示している。 [表2] F=588.0 FNO=2.88 面番号 r d ν Nd Φ 1) ∞ 10.0000 64.10 1.516800 2) ∞ 5.0000 3) 777.3790 16.0000 82.52 1.497820 Φ1=204.3 4)-1331.4947 1.0000 5) 457.2158 24.0000 82.52 1.497820 6) -563.9526 3.0000 7) -556.8448 10.0000 45.37 1.796681 8) 923.8516 1.0000 9) 240.4793 21.0000 82.52 1.497820 10) 688.5982 143.2000 11) 137.9034 6.8000 45.37 1.796681 12) 90.9017 24.0000 82.52 1.497820 13) 850.4092(d13=可変) 14) 517.7792 2.5000 45.37 1.796681 Φ2=42.5 15) 59.9165 4.4500 16) -304.6534 6.7000 25.41 1.805182 17) -54.3880 2.3000 57.53 1.670249 18) 129.9334(d18=可変) 19> (開口絞り) 1.7000 20) 169.7130 7.0000 82.52 1.497820 21) -68.8240 2.4000 22) -65.9739 2.9000 45.37 1.796681 23) -292.5412 0.6000 24) 117.8353 5.5000 82.52 1.497820 25) -123.7331 12.0000 26)(視野絞り)15.0000 27) ∞ 2.0000 64.10 1.516800 28) ∞ Bf (合焦時における可変間隔) 無限遠 至近距離 F、β 558.0000 -0.07083 D0 ∞ 8479.0180 d13 97.40192 108.24308 d18 16.26430 5.42314 B f 77.26599 77.26599 (条件対応値) ( 1 )|f1・f3/(f2・F)|=1.00 ( 2 )|f2・F|/(f1・Φ1)=0.55 ( 3 )f1F/f1R =0.98 ( 4 )Nn1−Np1 =0.30 ( 5 )νp1 =82.52 ( 6 )νn1 =45.37 ( 7 )Np3 =1.49782 ( 8 )νp3 =82.52 なお、本実施例において、第2レンズ群G2の有効径Φ
2は第1レンズ群有効径比で約1/5の42.5であ
り、前代未聞のコンパクト設計となっている。また、合
焦群移動量も無限遠から最至近までで約10.84と非
常に少ない。
【0025】第5図および第6図は、それぞれ無限遠状
態における諸収差図および至近距離(R=9000m
m)合焦状態における諸収差図である。各収差図におい
て、Yは像高を、NAは開口数を、Dはd線(λ=58
7.6nm)を、Gはg線(λ=435.6nm)を、
Cはc線(λ=656.3nm)を、Fはf線(λ=4
86.1nm)をそれぞれ示している。なお、非点収差
を示す収差図において実線はサジタル像面を示し、破線
はメリディオナル像面を示している。また、球面収差を
示す収差図において、破線は正弦条件(サインコンディ
ション)を示し、倍率色収差を示す収差図はd線を基準
として示されている。
【0026】また図7は本発明の実施例3の構成を示す
図であり、無限遠合焦状態における各レンズ群の位置を
示している。近距離物体に対しては第2レンズ群G2を
像側に移動させて合焦を行う。実施例3は、物体側から
順に両凸レンズL11と、両凸レンズL12と、両凹レ
ンズL13と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレン
ズL14とから成る第1レンズ群G1の前群G11と、
物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL15と物体
側に凸面を向けた正メニスカスレンズL16との接合正
レンズから成る第1レンズ群G1の後群G12、物体側
に凸面を向けた負メニスカスレンズL21と、物体側に
凹面を向けた正メニスカスレンズL22と両凹レンズL
23との接合負レンズから成る第2レンズ群G2、開口
絞りS1、両凸レンズL31と物体側に凹面を向けた負
メニスカスレンズL32との接合負レンズから成る第3
レンズ群G3、フィルター、視野絞りS2から構成され
ている。なお、第1レンズ群G1の物体側にもフィルタ
ーが設けられている。
【0027】次の表3に、本発明の実施例3の諸元の値
を揚げる。表3において、Fはレンズ全系の焦点距離
を、FNOはFナンバーを、βは撮影倍率を、Bfはバ
ックフォーカスを、D0は物体から第1レンズ群G1フ
ィルターの物体側面までの距離(撮影距離)をそれぞれ
表している。さらに、左端の数字は物体から各レンズ面
の順序を、rは各レンズ面の曲率半径を、dは各レンズ
面間隔を、nd及びνはそれぞれd線(λ=587.6
nm)に対する屈折率およびアッベ数を、Φ1は両凸レ
ンズL11の有効径を示している。 [表3] F=588.0 FNO=2.88 面番号 r d ν Nd Φ 1) ∞ 10.0000 64.10 1.516800 2) ∞ 5.0000 3) 890.2703 17.0000 82.52 1.497820 Φ1=204.3 4) -1475.5997 1.0000 5) 479.2754 23.0000 82.52 1.497820 6) -646.4131 3.0000 7) -566.2888 10.0000 45.37 1.796681 8) 846.3629 1.0000 9) 243.5011 21.0000 82.52 1.497820 10) 2343.4498 143.1676 11) 129.8677 6.8000 45.37 1.796681 12) 85.1463 24.0000 82.52 1.497820 13) 515.7895(d13=可変) 14) 442.0439 3.0000 47.47 1.787971 Φ2=43.9 15) 71.8358 4.0000 16)-26520.0300 7.0000 23.82 1.846660 17) -56.9239 3.0000 47.47 1.787971 18) 90.1383(d18=可変) 19> (開口絞り) 1.7000 20) 86.2567 9.0000 82.52 1.497820 21) -53.8868 2.4122 33.89 1.803840 22) -89.5510 15.0000 23) ∞ 2.0000 64.10 1.516800 24) ∞ 5.0000 25)(視野絞り) Bf (合焦時における可変間隔) 無限遠 至近距離 F、β 588.0000 -0.07089 D0 ∞ 8481.7593 d13 243.00000 253.85055 d18 32.00000 21.14945 B f 86.48390 86.48390 (条件対応値) ( 1 )|f1・f3/(f2・F)|=1.00 ( 2 )|f2・F|/(f1・Φ1)=0.55 ( 3 )f1F/f1R =0.83 ( 4 )Nn1−Np1 =0.30 ( 5 )νp1 =82.52 ( 6 )νn1 =45.47 ( 7 )Np3 =1.49782 ( 8 )νp3 =82.52 なお、本実施例において、第2レンズ群G2の有効径Φ
2は第1レンズ群有効径比で約1/5の43.9であ
り、前代未聞のコンパクト設計となっている。また、合
焦群移動量も無限遠から最至近までで約10.85と非
常に少ない。
【0028】第8図および第9図は、それぞれ無限遠状
態における諸収差図および至近距離(R=9000m
m)合焦状態における諸収差図である。各収差図におい
て、Yは像高を、NAは開口数を、Dはd線(λ=58
7.6nm)を、Gはg線(λ=435.6nm)を、
Cはc線(λ=656.3nm)を、Fはf線(λ=4
86.1nm)をそれぞれ示している。なお、非点収差
を示す収差図において実線はサジタル像面を示し、破線
はメリディオナル像面を示している。また、球面収差を
示す収差図において、破線は正弦条件(サインコンディ
ション)を示し、倍率色収差を示す収差図はd線を基準
として示されている。
【0029】そして、図10は本発明の実施例4の構成
を示す図であり、無限遠合焦状態における各レンズ群の
位置を示している。近距離物体に対しては第2レンズ群
G2を像側に移動させて合焦を行う。実施例4は、物体
から順に両凸レンズL11と、両凸レンズL12と、両
凹レンズL13とから成る第1レンズ群G1の前群G1
1と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL14
と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL15との
接合正レンズから成る第1レンズ群G1の後群G12、
両凹レンズL21と、物体側に凹面を向けた正メニスカ
スレンズL22と物体側に凹面を向けた負メニスカスレ
ンズL23との接合負レンズとから成る第2レンズ群G
2、開口絞りS1、両凸レンズL31と物体側に凹面を
向けた負メニスカスレンズL32と、両凸レンズL33
とから成る第3レンズ群G3、視野絞りS2、フィルタ
ーから構成されている。なお、第1レンズ群G1の物体
側にもフィルターが設けられている。
【0030】次の表4に、本発明の実施例4の諸元表の
値を揚げる。表4において、Fはレンズ全系の焦点距離
を、FNOはFナンバーを、βは撮影倍率を、Bfはバ
ックフォーカスを、D0は物体から第1レンズ群G1フ
ィルターの物体側面までの距離(撮影距離)をそれぞれ
表している。さらに、左端の数字は物体から各レンズ面
の順序を、rは各レンズ面の曲率半径を、dは各レンズ
面間隔を、nd及びνはそれぞれd線(λ=587.6
nm)に対する屈折率およびアッベ数を、Φ1は両凸レ
ンズL11の有効径を示している。 [表4] F=392.0 FNO=2.88 面番号 r d ν Nd Φ 1) ∞ 5.0000 64.10 1.516800 2) ∞ 1.0000 3) 187.1041 20.1000 82.52 1.497820 Φ1=136.2 4) -746.4748 0.6000 5) 200.0582 20.1000 82.52 1.497820 6) -396.5666 2.1000 7) -372.8865 7.0000 47.47 1.787971 8) 357.8219 106.4000 9) 78.1740 4.6000 45.37 1.796681 10) 52.6200 17.0000 82.52 1.497820 11) 699.2100(d11=可変) 12) -490.7080 2.5000 33.89 1.803840 Φ2=43.4、 13) 67.8590 4.4500 14) -227.9240 6.7000 25.41 1.805182 15) -45.1530 2.3000 60.03 1.640000 16) 155.4560(d16=可変) 17>(開口絞り) 1.3000 18) 263.7550 4.6000 55.60 1.696800 19) -128.7030 2.2400 20) -58.3970 2.9000 33.89 1.803840 21) -172.8630 0.6000 22)46400.0000 5.5000 60.03 1.640000 23) -66.6800 22.0000 24)(視野絞り) 7.2000 25) ∞ 2.0000 64.10 1.516800 26) ∞ Bf (合焦時における可変間隔) 無限遠 至近距離 F、β 392.0000 -0.11789 D0 ∞ 3416.2345 d13 24.59533 35.45378 d18 27.44354 16.58509 Bf 83.53862 83.53862 (条件対応値) ( 1 )|f1・f3/(f2・F)|=1.00 ( 2 )|f2・F|/(f1・Φ1)=0.85 ( 3 )f1F/f1R =1.29 ( 4 )Nn1−Np1 =0.294 ( 5 )νp1 =82.52 ( 6 )νn1 =47.47 ,45.37 ( 9 )Np3 =1.69680 ,1.64000 (10)νp3 =55.60 ,60.03 なお、本実施例において、第2レンズ群G2の有効径Φ
2は第1レンズ群有効径比で1/3以下の43.4であ
り、かつて無いコンパクトな設計となっている。また、
合焦群移動量も無限遠から最至近までで約10.86と
非常に少ない。
【0031】第11図および第12図は、それぞれ無限
遠状態における諸収差図および至近距離(R=3800
mm)合焦状態における諸収差図である。各収差図にお
いて、Yは像高を、NAは開口数を、Dはd線(λ=5
87.6nm)を、Gはg線(λ=435.6nm)
を、Cはc線(λ=656.3nm)を、Fはf線(λ
=486.1nm)をそれぞれ示している。なお、非点
収差を示す収差図において実線はサジタル像面を示し、
破線はメリディオナル像面を示している。また、球面収
差を示す収差図において、破線は正弦条件(サインコン
ディション)を示し、倍率色収差を示す収差図はd線を
基準として示されている。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の合焦レン
ズ群径の小さい大口径比内焦超望遠レンズによれば、合
焦レンズ群有効径が、大口径比内焦超望遠レンズ(焦点
距離が400mm以上、Fnoが3以下)としては非常に
小さく、合焦移動量も少ないにも関わらず、無限遠状態
から至近距離合焦状態にいたるまで優れた結像性能を維
持している事がわかる。
【0033】特に、従来技術で指摘した光学系(特開平
8−327897)の合焦レンズ群有効径は38.8〜
42.3mm、合焦移動量は10.82〜10.86m
mであり、本願各実施例とほぼ等しい。従って、本発明
の目的である、「優れた光学性能を維持しつつ、合焦レ
ンズ群の有効径を従来の望遠レンズ程度にとどめ、合焦
レンズ群に関わる金物とアクチュエーターを従来の望遠
レンズと共通に使用可能な、結像性能の優れた大口径比
超望遠レンズを提供すること」が十分達成されている事
は明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の構成図。
【図2】本発明の実施例1の無限遠合焦状態における諸
収差図。
【図3】本発明の実施例1の至近合焦状態における諸収
差図。
【図4】本発明の実施例2の構成図。
【図5】本発明の実施例2の無限遠合焦状態における諸
収差図。
【図6】本発明の実施例2の至近合焦状態における諸収
差図。
【図7】本発明の実施例3の構成図。
【図8】本発明の実施例3の無限遠合焦状態における諸
収差図。
【図9】本発明の実施例3の至近合焦状態における諸収
差図。
【図10】本発明の実施例4の構成図。
【図11】本発明の実施例4の無限遠合焦状態における
諸収差図。
【図12】本発明の実施例4の至近合焦状態における諸
収差図。
【符号の説明】
G1 第1レンズ群 G2 第2レンズ群 G3 第3レンズ群 G11 第1レンズ群の前群 G12 第1レンズ群の後群

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側から順に、正屈折力を有する第1レ
    ンズ群G1と、負屈折力を有する第2レンズ群G2と、
    正屈折力を有する第3レンズ群G3とを備え、前記第2
    レンズ群G2を光軸に沿って移動させて合焦を行う内焦
    式望遠レンズにおいて、 前記第1レンズ群G1は、物体側より順に、正屈折力を
    有する前群G11と、前記前群G11と同程度の正屈折
    力を有する後群G12とにより構成され、 以下の条件式を満足する事を特徴とする、合焦レンズ群
    径の小さい大口径比内焦超望遠レンズ系。 0.7<|f1・f3/(f2・F)|<1.3 0.4<|f2・F|/(f1・Φ1)<1.0 0.7<f1F/f1R<1.4 但し、 f1 :前記第1レンズ群G1の焦点距離 f2 :前記第2レンズ群G2の焦点距離 f3 :前記第3レンズ群G3の焦点距離 f1F:前記第1レンズ群G1中の前群の焦点距離 f1R:前記第1レンズ群G1中の後群の焦点距離 F :全レンズ系の焦点距離 Φ1 :前記第1レンズ群の最も物体側のレンズ面の有
    効径
  2. 【請求項2】前記第1レンズ群G1中の前群G11は、
    物体側より順に、正レンズ成分、正レンズ成分、負レン
    ズ成分を含み、前記第1レンズ群G1中の後群G12
    は、負レンズ成分、正レンズ成分より構成され、 以下の条件式を満足する事を特徴とする、請求項1に記
    載の合焦レンズ群径の小さい大口径比内焦超望遠レンズ
    系。 0.2<Nn1−Np1<0.4 65<νp1<100 35<νn1<60 但し、 Np1:前記第1レンズ群G1を構成する正レンズ成分
    の、d線(λ=587.6nm)に対する平均屈折率 νp1:前記第1レンズ群G1を構成する正レンズ成分
    のアッベ数 Nn1:前記第1レンズ群G1を構成する負レンズ成分
    の、d線に対する平均屈折率 νn1:前記第1レンズ群G1を構成する負レンズ成分
    のアッベ数
  3. 【請求項3】前記第1レンズ群G1中の前群G11は、
    物体側より順に正レンズ成分L11と、正レンズ成分L
    12と、負レンズ成分L13と、正レンズ成分L14と
    により構成され、前記第1レンズ群G1中の後群G12
    は、負レンズ成分L15と、正レンズ成分L16とによ
    り構成され、 以下の条件を満足する事を特徴とする、請求項1および
    2に記載の、合焦レンズ群径の小さい大口径比内焦超望
    遠レンズ系。 1.4<Np3<1.65 60<νp3<100 但し、 Np3:前記第3レンズ群G3を構成する正レンズ成分
    のd線(λ=587.6nm)に対する屈折率 νp3:前記第3レンズ群G3を構成する正レンズ成分
    のアッベ数
  4. 【請求項4】前記第3レンズ群G3は、物体側から順
    に、正レンズ成分L31、負レンズ成分L32、正レン
    ズ成分L33で構成される事を特徴とする、請求項3に
    記載の合焦レンズ群径の小さい大口径比内焦超望遠レン
    ズ系。
  5. 【請求項5】前記第3レンズ群G3は、物体側から順
    に、正レンズ成分L31と、負レンズ成分L32とから
    なる接合正レンズで構成される事を特徴とする、請求項
    3に記載の合焦レンズ群径の小さい大口径比内焦超望遠
    レンズ系。
  6. 【請求項6】前記第1レンズ群G1中の前群G11は、
    物体側より順に正レンズ成分L11、正レンズ成分L1
    2、負レンズ成分L13、により構成され、前記第1レ
    ンズ群G1中の後群G12は、負レンズ成分L14、正
    レンズ成分L15より構成され、前記第3レンズ群G3
    は、物体側より順に、正レンズ成分L31、負レンズ成
    分L32、正レンズ成分L33により構成され、 以下の条件を満足する事を特徴とする、請求項1、2に
    記載の合焦レンズ群径の小さい大口径比内焦超望遠レン
    ズ系。 1.55<Np3<1.75 45<νp3<70 但し、 Np3:前記第3レンズ群G3を構成する正レンズ成分
    のd線(λ=587.6nm)に対する屈折率 νp3:前記第3レンズ群G3を構成する正レンズ成分
    のアッベ数
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