JPH11326741A - プリズム位置決め方式 - Google Patents

プリズム位置決め方式

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JPH11326741A
JPH11326741A JP10138188A JP13818898A JPH11326741A JP H11326741 A JPH11326741 A JP H11326741A JP 10138188 A JP10138188 A JP 10138188A JP 13818898 A JP13818898 A JP 13818898A JP H11326741 A JPH11326741 A JP H11326741A
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JP
Japan
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prism
cross
groove
cross prism
triangular
Prior art date
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Pending
Application number
JP10138188A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Oga
修 大賀
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロスプリズムの位置決めを正確にかつ簡単
に行える手段を提供する。 【解決手段】 4ヶの三角柱プリズム1a、1b、1
c、1dを貼り合わせてクロスプリズム1を構成し、液
晶プロジェクタに固着した光学ユニット2a、2bに搭
載し、側面に付設した液晶ユニット3r、3b、3gか
らのRGB光線を、ダイクロイックミラーを構成する貼
り合わせ面で反射あるいは透過して合成する。三角柱プ
リズム1a、1b、1c、1dの貼り合わせ面と固着面
間の稜線の各々に、面取りC1ab、C1ba、・・を
施し、クロスプリズム1の固着面に十文字に断面が略V
字型の溝を形成する。光学ユニット2aに、その溝に嵌
合する係止具2a1を固着して設け、クロスプリズム1
の溝を係止具2a1に嵌合して係止し、クロスプリズム
1の取付位置を決める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶プロジェクタ
等に使用するクロスプリズムを簡単に精度良く固着でき
るプリズム位置決め方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のプリズム位置決め方式の
1例を説明するためのクロスプリズム部分の(A)平面
図、(B)側面図である。4ヶの三角柱プリズム51
a、51b、51c、51dをそれぞれ貼り合わせてク
ロスプリズム51を構成する。クロスプリズム51を例
えば液晶プロジェクタの筐体または筐体に固着した取付
金具等からなる光学ユニット52bに搭載し、クロスプ
リズム51の側面に付設したRGB(赤、緑、青)用の
液晶ユニット3r、3b、3gからのRGB光線を、ダ
イクロイックミラーを構成する光学面となる貼り合わせ
面で反射あるいは透過して合成する。そして、クロスプ
リズム51の光学ユニット52bへの位置決めは、光学
ユニット52bに固着した係止具52b1により、クロ
スプリズム51の外形の直交する2面を利用して行って
いた。しかし、このようなプリズムの位置決め方式で
は、外形の2面で位置決めをしているため、クロスプリ
ズム51の外形公差が大きい場合には、光学ユニット5
2bに対するクロスプリズム51の中心位置がずれてし
まう。そのため、液晶ユニット3r、3g、3bの位置
合わせのための移動量が大きくなり、調整機構が大型と
なるばかりでなく、調整に手間が掛かるという問題があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、クロスプリズムの位置決めを正確
にかつ簡単に行える手段を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】三角柱プリズムを貼り合
わせたクロスプリズムを液晶プロジェクタ等の光学ユニ
ットに搭載する際の取付位置を決めるプリズム位置決め
方式において、当該クロスプリズムの固着面に溝を設
け、光学ユニットに設けたその溝に嵌合する係止具によ
り係止してクロスプリズムの光学面の取付位置を決める
構造とする。
【0005】前記クロスプリズムの固着面に設ける溝
は、断面が略V字型とする。
【0006】前記溝は、三角柱プリズムの貼り合わせ面
と固着面の間の稜線に面取りを施すことにより構成す
る。
【0007】前記溝は、三角柱プリズムを4本貼り合わ
せたクロスプリズムの各貼り合わせ面と固着面の間の稜
線を面取りして構成する。
【0008】前記溝は、三角柱プリズムを4本貼り合わ
せたクロスプリズムの1つの三角柱プリズムとこれに貼
り合わせる三角柱プリズムの貼り合わせ面と固着面の間
の稜線を面取りして構成する。
【0009】前記溝は、三角柱プリズムを4本貼り合わ
せたクロスプリズムの1つの三角柱プリズムの貼り合わ
せ面と固着面の間の稜線を面取りして構成する。
【0010】前記溝は、クロスプリズムの固着面となる
上面若しくは下面の一方に設け、前記係止具を光学ユニ
ットに固着して設け、その係止具を設けた光学ユニット
と溝を設けたクロスプリズムの固着面の間に、クロスプ
リズムの外形公差より大きい間隙を設ける。
【0011】前記溝に嵌合する係止具は、光学ユニット
にクロスプリズムの方向へ摺動自在に持着した弾性体に
よりクロスプリズムに向けて付勢する略三角柱からなる
部材から構成する。
【0012】前記溝に嵌合する係止具は、螺子によりク
ロスプリズムに向けて圧接する光学ユニットに持着した
略三角柱からなる部材から構成する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるプリズム位
置決め方式の1実施例を説明するためのクロスプリズム
部分の(A)平面図、(B)斜め側面図である。4ヶの
三角柱プリズム1a、1b、1c、1dをそれぞれ貼り
合わせ面S1ab、S1daで貼り合わせてクロスプリ
ズム1を構成する。クロスプリズム1を例えば液晶プロ
ジェクタの筐体または筐体に固着した取付金具等からな
る光学ユニット2a、2bに上下面で固着して搭載し、
クロスプリズム1の側面に付設したRGB(赤、緑、
青)用の液晶ユニット3r、3b、3gからのRGB光
線を、ダイクロイックミラーを構成する光学面となる貼
り合わせ面S1ab、S1daで反射あるいは透過して
合成する。三角柱プリズム1a、1b、1c、1dの貼
り合わせ面と固着面の間の稜線の各々に、面取りC1a
b、C1ba、・・を施す。面取りC1ab、C1b
a、・・を施した三角柱プリズム1a、1b、1c、1
dを貼り合わせてクロスプリズム1を構成すると、クロ
スプリズム1の固着面に十文字に断面が略V字型の溝が
形成される。光学ユニット2aに、その溝に嵌合する係
止具2a1を固着して設け、クロスプリズム1の溝を係
止具2a1に嵌合して係止することにより、クロスプリ
ズム1の取付位置を正確にかつ簡単に決めることが可能
となる。なお、十文字の溝はクロスプリズム1の例えば
上面だけに設けて、係止具2a1を固着して設けた光学
ユニット2aと溝を設けた上面の間に、クロスプリズム
1の外形公差より大きい間隙D1を設けることで、クロ
スプリズム1の外形公差が有っても係止具2a1と溝の
間にガタが生ずることがなく、正確に位置決めができ
る。
【0014】図2は、本発明によるプリズム位置決め方
式の別の実施例を説明するためのクロスプリズム部分の
平面図である。4本の三角柱プリズム21a、21b、
21c、21dを貼り合わせて、クロスプリズム21を
構成する。その1つの三角柱プリズム21aとこれに貼
り合わせる三角柱プリズム21bおよび21dの貼り合
わせ面と固着面の間の稜線に面取りC21ab、C21
ba、C21ad、C21daを施して、クロスプリズ
ム21の固着面に平面が略V字型で断面がV字型の溝を
構成する。この溝を光学ユニットに設けたV字型の係止
具(図示せず)に嵌合して取り付けることで、クロスプ
リズム21の位置決めを正確に、かつ簡単に行えるよう
になる。この場合は、三角プリズム21cの面取りが不
要となり、経済的である。
【0015】図3は、本発明によるプリズム位置決め方
式のさらに別の実施例を説明するためのクロスプリズム
部分の平面図である。4本の三角柱プリズム31a、3
1b、31c、31dを貼り合わせて、クロスプリズム
31を構成する。その1つの三角柱プリズム31aの貼
り合わせ面と固着面の間の稜線に面取りC31ab、C
31adを施して、クロスプリズム31の固着面に平面
が略V字型で断面が略V字型の溝を構成する。この溝を
光学ユニットに設けた略V字型の係止具(図示せず)に
嵌合して取り付けることで、クロスプリズム31の位置
決めを正確に、かつ簡単に行えるようになる。この場合
は、三角プリズム31b、31c、31dの面取りが不
要となり、さらに経済的となる。
【0016】図4は、本発明によるプリズム位置決め方
式の他の実施例を説明するためのクロスプリズムの係止
部分の(A)斜め側面図、(B)同図の側面図である。
上記の図1の場合と同様にして、三角プリズム1a、1
b、・・に面取りC1ab、C1ba、・・を施して、
クロスプリズム1の上面に十文字の断面がV字型の溝を
構成する。光学ユニット42aに、その溝に嵌合する平
面が十文字で断面が三角の三角柱からなる係止具42a
1を設ける。係止具42a1には、光学ユニット42a
の透孔に嵌入する棒42a2を固着して、クロスプリズ
ム1の方向へ摺動自在に持着する。棒42a1には、弾
性体としてのバネ42a3によりクロスプリズム1に向
けて付勢して、係止具42a1を溝に密着させることに
より、クロスプリズムの寸法精度が悪くても正確な位置
決めが可能となる。あるいは、バネ42a3に代えて、
光学ユニットの係止具32a1の上部に別途設けたネジ
穴から螺子(図示せず)を螺入し、係止具32a1をク
ロスプリズムの上面の溝に向けて圧接して密着させるよ
うにすることもできる。
【0017】
【発明の効果】三角柱プリズムを貼り合わせたクロスプ
リズムを液晶プロジェクタ等の光学ユニットに搭載する
際の取付位置を決めるプリズム位置決め方式において、
当該クロスプリズムの固着面に溝を設け、光学ユニット
に設けたその溝に嵌合する係止具により係止してクロス
プリズムの光学面の取付位置を決める構造とすることに
より、クロスプリズムの位置決めを正確にかつ簡単に行
えるようになり、光学系の調整時間が短縮されるばかり
でなく、液晶プロジェクタ等の光学系が小型となり、ひ
いては液晶プロジェクタ等全体の小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプリズム位置決め方式の1実施例
を説明するためのクロスプリズム部分の(A)平面図、
(B)斜め側面図である。
【図2】本発明によるプリズム位置決め方式の別の実施
例を説明するためのクロスプリズム部分の平面図であ
る。
【図3】本発明によるプリズム位置決め方式のさらに別
の実施例を説明するためのクロスプリズム部分の平面図
である。
【図4】本発明によるプリズム位置決め方式の他の実施
例を説明するためのクロスプリズムの係止部分の(A)
斜め側面図、(B)同図の側面図である。
【図5】従来のプリズム位置決め方式の1例を説明する
ためのクロスプリズム部分の(A)平面図、(B)側面
図である。
【符号の説明】
1 クロスプリズム 1a、1b、1c、1d 三角プリズム C1ab、C1ba、C1ad、C1da 面取り 2a、2b 光学ユニット 2a1 係止具 3r、3g、3b 液晶ユニット 21 クロスプリズム 21a、21b、21c、21d 三角プリズム C21ab、C21ba、C21ad、C21da 面
取り 31 クロスプリズム 31a、31b、31c、31d 三角プリズム C31ab、C31ad 面取り 42a 光学ユニット 42a1 係止具 42a2 棒 42a3 バネ 51 クロスプリズム 51a、51b、51c、51d 三角プリズム 52b 光学ユニット 52b1 係止具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 9/31 H04N 9/31

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三角柱プリズムを貼り合わせたクロスプ
    リズムを液晶プロジェクタ等の光学ユニットに固着して
    搭載する際の取付位置を決めるプリズム位置決め方式に
    おいて、当該クロスプリズムの固着面に溝を設け、光学
    ユニットに設けたその溝に嵌合する係止具により係止し
    てクロスプリズムの光学面の取付位置を決める構造とす
    ることを特徴としたプリズム位置決め方式。
  2. 【請求項2】 前記クロスプリズムの固着面に設ける溝
    は、断面が略V字型とすることを特徴としたプリズム位
    置決め方式。
  3. 【請求項3】 前記溝は、三角柱プリズムの貼り合わせ
    面と固着面の間の稜線に面取りを施すことにより構成す
    ることを特徴とした請求項1記載のプリズム位置決め方
    式。
  4. 【請求項4】 前記溝は、三角柱プリズムを4本貼り合
    わせたクロスプリズムの各貼り合わせ面と固着面の間の
    稜線を面取りして構成することを特徴とした請求項1記
    載のプリズム位置決め方式。
  5. 【請求項5】 前記溝は、三角柱プリズムを4本貼り合
    わせたクロスプリズムの1つの三角柱プリズムとこれに
    貼り合わせる三角柱プリズムの貼り合わせ面と固着面の
    間の稜線を面取りして構成することを特徴とした請求項
    1記載のプリズム位置決め方式。
  6. 【請求項6】 前記溝は、三角柱プリズムを4本貼り合
    わせたクロスプリズムの1つの三角柱プリズムの貼り合
    わせ面と固着面の間の稜線を面取りして構成することを
    特徴とした請求項1記載のプリズム位置決め方式。
  7. 【請求項7】 前記溝は、クロスプリズムの固着面とな
    る上面若しくは下面の一方に設け、前記係止具を光学ユ
    ニットに固着しその光学ユニットと溝を設けたクロスプ
    リズムの固着面の間に、クロスプリズムの外形公差より
    大きい間隙を設けることを特徴とした請求項1記載のプ
    リズム位置決め方式。
  8. 【請求項8】 前記溝に嵌合する係止具は、光学ユニッ
    トにクロスプリズムの方向へ摺動自在に持着した弾性体
    によりクロスプリズムに向けて付勢する略三角柱からな
    る部材から構成することを特徴とした請求項1記載のプ
    リズム位置決め方式。
  9. 【請求項9】 前記溝に嵌合する係止具は、螺子により
    クロスプリズムに向けて圧接する光学ユニットに持着し
    た略三角柱からなる部材から構成することを特徴とした
    請求項1記載のプリズム位置決め方式。
JP10138188A 1998-05-20 1998-05-20 プリズム位置決め方式 Pending JPH11326741A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005091768A (ja) * 2003-09-17 2005-04-07 Hoya Candeo Optronics株式会社 光学素子の保持構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005091768A (ja) * 2003-09-17 2005-04-07 Hoya Candeo Optronics株式会社 光学素子の保持構造
JP4672248B2 (ja) * 2003-09-17 2011-04-20 Hoya Candeo Optronics株式会社 光学素子の保持構造

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