JPH0741247Y2 - 密着イメージセンサー - Google Patents
密着イメージセンサーInfo
- Publication number
- JPH0741247Y2 JPH0741247Y2 JP1988119072U JP11907288U JPH0741247Y2 JP H0741247 Y2 JPH0741247 Y2 JP H0741247Y2 JP 1988119072 U JP1988119072 U JP 1988119072U JP 11907288 U JP11907288 U JP 11907288U JP H0741247 Y2 JPH0741247 Y2 JP H0741247Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- frame
- screw
- image sensor
- contact image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、密着イメージセンサに関するものである。
[従来の技術] 従来、文字/図形読取方式としてCCDタイプ、CDSタイプ
や密着イメージセンサタイプ等があり、これまでCCDタ
イプが主流を占めていた。しかし、CCDタイプはその読
取方式から装置全体の小型化に限界があり、一方密着イ
メージセンサはセンサの読取幅と同サイズの原稿サイズ
幅まで読取ることができるため、装置の厚み方向の寸法
を小さくすることができる長所を有しており装置小型化
の流れに沿って密着イメージセンサタイプの読取方式の
需要が急速に増加している。一方で密着イメージセンサ
の小形化といった要求が一段と厳しくなってきている。
や密着イメージセンサタイプ等があり、これまでCCDタ
イプが主流を占めていた。しかし、CCDタイプはその読
取方式から装置全体の小型化に限界があり、一方密着イ
メージセンサはセンサの読取幅と同サイズの原稿サイズ
幅まで読取ることができるため、装置の厚み方向の寸法
を小さくすることができる長所を有しており装置小型化
の流れに沿って密着イメージセンサタイプの読取方式の
需要が急速に増加している。一方で密着イメージセンサ
の小形化といった要求が一段と厳しくなってきている。
第3図及び第4図は従来の密着イメージセンサの断面側
面図および平面図である。これらの図において、(1)
はフレームA、(2)はフレームA(1)上に搭載固定
されたセンサー基板、(3)はフレームA(1)に対し
て滑り対称となるように設けられたフレームB、(4)
はフレームB(3)に定置されたレンズ系で、第3図で
はロッドレンズアレイ(4)が使われている。(5)は
フレームB(3)に定置された光源で、第3図ではLED
(発光ダイオード)が用いられている。(6)はフレー
ムB(3)に設けられたガラス板、(7)はプラテン、
(8)はプラテン(7)とガラス板(6)との間に挟ま
れて移動する原稿、(9)はフレームB(3)とガラス
板(6)とを保持している側板、(10)は側板(9)を
フレームB(3)に固定するねじである。
面図および平面図である。これらの図において、(1)
はフレームA、(2)はフレームA(1)上に搭載固定
されたセンサー基板、(3)はフレームA(1)に対し
て滑り対称となるように設けられたフレームB、(4)
はフレームB(3)に定置されたレンズ系で、第3図で
はロッドレンズアレイ(4)が使われている。(5)は
フレームB(3)に定置された光源で、第3図ではLED
(発光ダイオード)が用いられている。(6)はフレー
ムB(3)に設けられたガラス板、(7)はプラテン、
(8)はプラテン(7)とガラス板(6)との間に挟ま
れて移動する原稿、(9)はフレームB(3)とガラス
板(6)とを保持している側板、(10)は側板(9)を
フレームB(3)に固定するねじである。
次に動作について説明する。ガラス板(6)とプラテン
(7)との間に挟まれた原稿(8)は単色光源であるLE
D(5)によって照明される。
(7)との間に挟まれた原稿(8)は単色光源であるLE
D(5)によって照明される。
この原稿(8)で反射された光がロッドレンズアレイ
(4)を通じてセンサ基板(2)上に配置されたセンサ
に正立等倍像として結像することにより、原稿(8)の
読取りが行われる。
(4)を通じてセンサ基板(2)上に配置されたセンサ
に正立等倍像として結像することにより、原稿(8)の
読取りが行われる。
[考案が解決しようとする課題] 以上のように従来の密着イメージセンサは構成されてい
るので、フレームB(第2の筐体)に設けられたねじ穴
にねじを挿着して側板に取付ける際、フレームAの側部
とフレームBとの間にすき間が生じ易く、このすき間に
切り粉が入り込み、センサ上に落下すると部分的に光が
遮断され、読取り精度が劣化するという問題点があっ
た。
るので、フレームB(第2の筐体)に設けられたねじ穴
にねじを挿着して側板に取付ける際、フレームAの側部
とフレームBとの間にすき間が生じ易く、このすき間に
切り粉が入り込み、センサ上に落下すると部分的に光が
遮断され、読取り精度が劣化するという問題点があっ
た。
そこで、この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、フレームB(第2の筐体)の側部に
配置された側板を介してフレームBに設けられたねじ穴
にねじを挿着するとき、フレームBからの切り粉などが
フレームBと側板のすき間から入り込むことによる読取
り精度の劣化を防止し得る新規な密着イメージセンサを
提供することを目的とする。
になされたもので、フレームB(第2の筐体)の側部に
配置された側板を介してフレームBに設けられたねじ穴
にねじを挿着するとき、フレームBからの切り粉などが
フレームBと側板のすき間から入り込むことによる読取
り精度の劣化を防止し得る新規な密着イメージセンサを
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案に係る密着イメージセンサは、原稿による反射
光を受光するセンサ及びこのセンサを載置するセンサ基
板が固定され、端部に係止部が設けられた第1の筐体
と、上記反射光を下方に結像するロッドレンズを上記セ
ンサの上方に固定し、上記反射光の結像位置を上記セン
サ上に位置するように上記第1の筐体の係止部を係合さ
せる係合部を有する第2の筐体と、上記第1及び第2の
筐体の側部に配置された側板とを具備し、上記第2の筐
体における上記ロッドレンズの固定側と反対側に形成さ
れ、外部と連通するねじ穴を上記係合部の上方に設け、
上記側板を介して上記ねじ穴にねじを挿着するようにし
たものである。
光を受光するセンサ及びこのセンサを載置するセンサ基
板が固定され、端部に係止部が設けられた第1の筐体
と、上記反射光を下方に結像するロッドレンズを上記セ
ンサの上方に固定し、上記反射光の結像位置を上記セン
サ上に位置するように上記第1の筐体の係止部を係合さ
せる係合部を有する第2の筐体と、上記第1及び第2の
筐体の側部に配置された側板とを具備し、上記第2の筐
体における上記ロッドレンズの固定側と反対側に形成さ
れ、外部と連通するねじ穴を上記係合部の上方に設け、
上記側板を介して上記ねじ穴にねじを挿着するようにし
たものである。
[作用] この考案に係る密着イメージセンサは、第1の筐体の端
部に設けられた係止部を第2の筐体に設けられた係合部
に係合させる位置から上方に外部と連通するねじ穴を設
け、側板を介して上記ねじ穴にねじを挿着するようにし
たので、ねじの挿着によって生じうる切り粉などは上記
ねじ穴の外部と連通する部分から外部へ排き出され、上
記第2の筐体と側板とのすき間から筐体内に混入する恐
れを低減する。
部に設けられた係止部を第2の筐体に設けられた係合部
に係合させる位置から上方に外部と連通するねじ穴を設
け、側板を介して上記ねじ穴にねじを挿着するようにし
たので、ねじの挿着によって生じうる切り粉などは上記
ねじ穴の外部と連通する部分から外部へ排き出され、上
記第2の筐体と側板とのすき間から筐体内に混入する恐
れを低減する。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を図を用いて説明する。
第1図および第2図において、(5)は光源、(6)は
ガラス板、(7)はプラテン、(8)はプラテン(7)
によって搬送された原稿、(4)は原稿(8)による光
源(5)からの反射光を結像させるロッドレンズ、(1
3)はロッドレンズ(4)にて結像された反射光を受光
するセンサ、(2)はセンサ(13)が配設されたセンサ
基板で、第1の筐体(以下フレームA)(11)に固定す
る。このフレームA(11)の端部にはセンサ(13)を位
置決めする係止部(14)を形成する。
ガラス板、(7)はプラテン、(8)はプラテン(7)
によって搬送された原稿、(4)は原稿(8)による光
源(5)からの反射光を結像させるロッドレンズ、(1
3)はロッドレンズ(4)にて結像された反射光を受光
するセンサ、(2)はセンサ(13)が配設されたセンサ
基板で、第1の筐体(以下フレームA)(11)に固定す
る。このフレームA(11)の端部にはセンサ(13)を位
置決めする係止部(14)を形成する。
(12)はロッドレンズ(4)を固定した第2の筐体(以
下フレームB)、(14)はロッドレンズ(4)の固定側
と反対側に形成された係止部(13)を係合させる係合部
である。センサ(13)は係止部(14)を係合部(15)に
係合させることによりロッドレンズ(4)の結像位置に
位置決めする。
下フレームB)、(14)はロッドレンズ(4)の固定側
と反対側に形成された係止部(13)を係合させる係合部
である。センサ(13)は係止部(14)を係合部(15)に
係合させることによりロッドレンズ(4)の結像位置に
位置決めする。
なお、符号(2)(4)〜(10)は従来のものと同様の
構成であり、説明を省略する。
構成であり、説明を省略する。
次に側板(9)をフレームB(12)に挿着した場合を説
明する。色はロッドレンズ(4)の固定側と反対側であ
って、係止部(14)を係合部(15)に係合させる位置か
ら上方に形成され、外部と連通するねじ穴である。側板
(9)はフレームB(12)の側部に配置され、ねじ穴
(16)にねじ(10)を挿着してフレームB(12)に固定
される。従って、フレームB(12)と側板(9)との間
にはわずかのすき間が生じうるが、ねじ(10)をフレー
ムB(12)に挿着するときに生じうる切り粉などはねじ
穴(16)の外部に連通する部分から外部へ排き出される
ので、上記のすき間からフレームB内部への混入を減ら
すことができる。
明する。色はロッドレンズ(4)の固定側と反対側であ
って、係止部(14)を係合部(15)に係合させる位置か
ら上方に形成され、外部と連通するねじ穴である。側板
(9)はフレームB(12)の側部に配置され、ねじ穴
(16)にねじ(10)を挿着してフレームB(12)に固定
される。従って、フレームB(12)と側板(9)との間
にはわずかのすき間が生じうるが、ねじ(10)をフレー
ムB(12)に挿着するときに生じうる切り粉などはねじ
穴(16)の外部に連通する部分から外部へ排き出される
ので、上記のすき間からフレームB内部への混入を減ら
すことができる。
従って、このようなすき間からねじ穴(16)の切り粉、
かえり等の微細物が組み立て空間(18)に混入する事態
を防ぎ得るので、センサ(13)上に切り粉、かえり等が
付着することによる読取り精度の劣化が防止される。
かえり等の微細物が組み立て空間(18)に混入する事態
を防ぎ得るので、センサ(13)上に切り粉、かえり等が
付着することによる読取り精度の劣化が防止される。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば、第1の筐体の端部に
設けられた係止部を第2の筐体に設けられた係合部に係
合させる位置から上方に外部と連通するねじ穴を設け、
側板を介して上記ねじ穴にねじを挿着するようにしたの
で、ねじの挿着によって生じうる切り粉などはねじ穴の
外部と連通する部分から外部へ排き出され、上記第2の
筐体と側板との間にすき間が生じていても、このすき間
から切り粉が内部に混入してセンサ上に付着することが
防止でき、よって読取り精度の劣化を効果的に防止する
ことができる。
設けられた係止部を第2の筐体に設けられた係合部に係
合させる位置から上方に外部と連通するねじ穴を設け、
側板を介して上記ねじ穴にねじを挿着するようにしたの
で、ねじの挿着によって生じうる切り粉などはねじ穴の
外部と連通する部分から外部へ排き出され、上記第2の
筐体と側板との間にすき間が生じていても、このすき間
から切り粉が内部に混入してセンサ上に付着することが
防止でき、よって読取り精度の劣化を効果的に防止する
ことができる。
第1図はこの考案の一実施例による密着イメージセンサ
の断面を示す断面側面図、第2図は側面に側板を固定し
た密着イメージセンサの平面図、第3図は従来の密着イ
メージセンサの断面を示す断面側面図、第4図は側面に
側板を固定した従来の密着イメージセンサの平面図であ
る。 図において、(2)はセンサ基板、(4)はロッドレン
ズ、(11)はフレームA、(12)はフレームB、(13)
はセンサ、(14)は係止部、(15)は係合部、(16)は
ねじ穴、(17)は係合面を示す。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
の断面を示す断面側面図、第2図は側面に側板を固定し
た密着イメージセンサの平面図、第3図は従来の密着イ
メージセンサの断面を示す断面側面図、第4図は側面に
側板を固定した従来の密着イメージセンサの平面図であ
る。 図において、(2)はセンサ基板、(4)はロッドレン
ズ、(11)はフレームA、(12)はフレームB、(13)
はセンサ、(14)は係止部、(15)は係合部、(16)は
ねじ穴、(17)は係合面を示す。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】原稿による反射光を受光するセンサ及びこ
のセンサを載置するセンサ基板が固定され、端部に係止
部が設けられた第1の筐体と、上記反射光を下方に結像
するロッドレンズを上記センサの上方に固定し、上記反
射光の結像位置を上記センサ上に位置するように上記第
1の筐体の係止部を係合させる係合部を有する第2の筐
体と、上記第1及び第2の筐体の側部に配置された側板
とを具備し、上記第2の筐体における上記ロッドレンズ
の固定側と反対側に形成され、外部と連通するねじ穴を
上記係合部の上方に設け、上記側板を介して上記ねじ穴
にねじを挿着することを特徴とする密着イメージセン
サ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988119072U JPH0741247Y2 (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 密着イメージセンサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988119072U JPH0741247Y2 (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 密着イメージセンサー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0241563U JPH0241563U (ja) | 1990-03-22 |
JPH0741247Y2 true JPH0741247Y2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=31363984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988119072U Expired - Lifetime JPH0741247Y2 (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 密着イメージセンサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0741247Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2530322B2 (ja) * | 1986-09-05 | 1996-09-04 | キヤノン株式会社 | イメ−ジセンサ− |
-
1988
- 1988-09-09 JP JP1988119072U patent/JPH0741247Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0241563U (ja) | 1990-03-22 |
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