JPH11326094A - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

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JPH11326094A
JPH11326094A JP15233998A JP15233998A JPH11326094A JP H11326094 A JPH11326094 A JP H11326094A JP 15233998 A JP15233998 A JP 15233998A JP 15233998 A JP15233998 A JP 15233998A JP H11326094 A JPH11326094 A JP H11326094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
pressure
detecting element
circuit board
pressure detecting
Prior art date
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Pending
Application number
JP15233998A
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English (en)
Inventor
Masahiro Sato
正博 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度特性の安定した、歩留まりの良好な圧力
センサを提供する。 【解決手段】 センサ回路基板13上の圧力検出出素子
11が配置される部分に凸部21を形成することによ
り、センサ周辺回路素子12の保護のためのコーティン
グ剤16をポッティングする際、コーティング剤16が
圧力検出素子11方向に流出した場合でも、弾力性のあ
る接着剤18を覆うことがないため、センサ回路基板1
3と圧力検出素子11間の柔軟性を保つことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力検出素子とセ
ンサ周辺回路素子が、圧力導入孔を有する外ケース内に
配置される構成をした圧力センサに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の圧力センサとしては、例えば、
図2に示す差圧測定圧力センサが知られている。図2
(a)は、断面図であり、図2(b)は、圧力検出素子
とセンサ周辺回路素子部の拡大断面図である。
【0003】図2に示すように、圧力検出素子11とセ
ンサ周辺回路素子12は、圧力導入孔14を置くセンサ
回路基板13に配置され、前記圧力検出素子11と前記
センサ回路基板13は、周囲温度の変化による前記セン
サ回路基板13の歪みが前記圧力検出素子11への影響
を吸収緩和するため、シリコーンゴム等の弾力性のある
接着剤18により接続され、前記センサ周辺回路素子1
2と前記センサ回路基板13は、エポキシ等の接着剤1
9により接続されている。
【0004】前記圧力検出素子11とセンサ周辺回路素
子12、及び前記センサ周辺回路素子12とセンサ回路
基板13は、ボンディングワイヤー17により電気的に
接続されており、また、前記センサ回路基板13にリー
ド端子15が接続され、センサ出力を回路を通して外部
へ出力される。
【0005】前記センサ周辺回路素子12と、前記セン
サ周辺回路素子12とセンサ回路基板13間のボンディ
ングワイヤー17、及び前記センサ周辺回路素子12と
圧力検出素子11間のボンディングワイヤー17の一部
は、各部の保護のため、エポキシ系のコーティング剤1
6によって覆われている。
【0006】前記圧力検出素子11、及びセンサ周辺回
路素子12を配置したセンサ回路基板13は、基準圧力
導入ポート31を設けた下ケース32に封止剤20を介
して配置されており、前記センサ回路基板13内の圧力
導入孔14と前記基準圧力導入ポート31は連通され
る。また、前記下ケース32と被測定圧力導入ポート3
3を設けた上ケース34は、ハーメチックシールによっ
て接続され、センサが完成する。ここで、圧力検出素子
は、シリコン基板とガラス基板との接合した静電容量型
の圧力検出素子であり、又、シリコン基板上にピエゾ抵
抗ゲージを形成したピエゾ抵抗式圧力検出素子である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の圧力センサで
は、センサ周辺回路素子等をエポキシ系のコーティング
剤で覆う際、ポッティングで行うため、ポッティングの
位置、及び量を厳重な制御を行わないと、コーティング
剤であるエポキシ樹脂が圧力検出素子まで覆ってしま
い、圧力検出素子とセンサ回路基板は、強固に接着して
しまうので、圧力検出素子とセンサ回路基板を弾力性の
ある接着剤で接着した効果がなくなってしまう。そのた
め、周囲温度の変化によって発生するセンサ回路基板の
収縮による歪みが、直接圧力検出素子に影響し、特性変
化(温度特性の悪化)を起こす恐れがあるといった欠点
を有していた。
【0008】本発明は、かかる欠点を除去し、温度特性
の安定した、歩留まりの良好な圧力センサを提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明では、下記の圧力センサを提供するもの
である。
【0010】その構成は、センサ回路基板上の圧力検出
素子が配置される部分に凸部を形成することにより、セ
ンサ周辺回路素子保護のためのコーティング剤をポッテ
ィングする際、コーティング剤が圧力検出素子方向に流
出した場合でも、センサ回路基板と圧力検出素子を接続
する弾力性のある接着剤を覆うことがないため、センサ
回路基板と圧力検出素子間の柔軟性を保つことができ
る。
【0011】本発明によれば、センサ回路基板上の圧力
検出素子が配置される部分に凸部を設けることにより、
各部保護のためのコーティング剤のポッティングを行っ
た場合においても、確実にセンサ回路基板と圧力検出素
子の柔軟性を保つことができるため、周囲温度変化によ
るセンサ回路基板の歪みが圧力検出素子に与える影響を
緩和することができるため、温度特性の良好かつ安定し
た、歩留まりの良い圧力センサを得ることができる。
【0012】即ち、本発明は、圧力検出素子及び前記圧
力検出素子からの信号を処理するセンサ周辺回路素子を
配置したセンサ回路基板が、圧力導入孔を有する外ケー
ス内に配置される構成をした圧力センサであって、前記
センサ回路基板上の前記圧力検出素子が配置される部分
に凸部が形成され、前記圧力検出素子と前記センサ回路
基板上の前記凸部は、弾力性のある接着剤で固定してお
り、前記センサ回路基板上に配置された周辺回路素子
は、樹脂によりコーティングされた構成の圧力センサで
ある。
【0013】又、前記圧力検出素子は、シリコン基板と
ガラス基板に電極を形成し、前記電極のそれぞれを対向
させて前記シリコン基板と前記ガラス基板を接合し、前
記シリコン基板上に形成された圧力により変形する可動
電極と前記ガラス基板上に形成された固定電極により構
成された静電容量型の圧力検出素子であり、又、一方、
前記圧力検出素子は、ピエゾ抵抗ゲージを形成したピエ
ゾ抵抗式圧力検出素子である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係わる圧力セン
サの実施の形態について、図面に基づき説明する。
【0015】本発明の圧力センサの構成についての説明
は、図2を用いて説明した従来の技術とほぼ同様の部分
については省略し、本発明のポイントとなる部分につい
てのみ詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の圧力センサにおける圧力
検出素子とセンサ周辺回路素子部の断面図である。図1
に示したように、センサ回路基板13上の圧力検出素子
11が配置される部分に凸部21が形成されており、前
記圧力検出素子11とセンサ回路基板13は、シリコー
ンゴム等の弾力性のある接着18で接続されている。
【0017】よって、前記圧力検出素子11は、センサ
周辺回路素子12より一段高い所に位置するようにな
り、前記各素子のセンサ回路基板13への配置後、ワイ
ヤーボンディングを経ての、前記センサ周辺回路素子1
2及びボンディングワイヤー17の保護のためのエポキ
シ系のコーティング剤16のコーティングの際、ポッテ
ィング位置やポッティング量のばらつきにより発生する
コーティング剤16の圧力検出素子11方向への流出に
よる、前記圧力検出素子11とセンサ回路基板13のコ
ーティング剤16による強固な接着の発生を除去するこ
とができる。
【0018】
【発明の効果】以上、説明したように、センサ回路基板
上の圧力検出素子が配置される部分に凸部を形成するこ
とにより、各部保護のためのコーティングにおいても、
センサ回路基板と圧力検出素子間の柔軟性を損なうこと
がないため、センサの周囲温度変化によるセンサ回路基
板の歪みの圧力検出素子への影響を確実に緩和すること
ができる。よって、温度特性の安定した、歩留まりの良
好な圧力センサを安定して供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧力センサの実施の形態を示す断面
図。
【図2】従来の圧力センサの説明図。図2(a)は従来
の圧力センサの全体構造を示す断面図、図2(b)は圧
力検出素子とセンサ周辺回路素子部の拡大断面図であっ
て、コーティング剤と弾力性のある接着剤との位置関係
を示す図。
【符号の説明】
11 圧力検出素子 12 センサ周辺回路素子 13 センサ回路基板 14 圧力導入孔 15 リード端子 16 コーティング剤 17 ボンディングワイヤー 18 弾力性のある接着剤 19 接着剤 20 封止剤 21 凸部 31 基準圧力導入ポート 32 下ケース 33 被測定圧力導入ポート 34 上ケース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力検出素子及び前記素子からの信号を
    処理するセンサ周辺回路素子を配置したセンサ回路基板
    が、圧力導入孔を有する外ケース内に配置される構成を
    した圧力センサであって、前記センサ回路基板上の前記
    圧力検出素子が配置される部分に凸部が形成され、前記
    圧力検出素子と前記凸部は、弾力性のある接着剤で固定
    され、前記センサ周辺回路素子は、樹脂によりコーティ
    ングされた構成であることを特徴とする圧力センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の圧力検出素子は、シリコ
    ン基板とガラス基板に電極を形成し、前記電極のそれぞ
    れを対向させて前記シリコン基板と前記ガラス基板を接
    合し、前記シリコン基板上に形成された圧力により変形
    する可動電極と前記ガラス基板上に形成された固定電極
    により構成された静電容量型の圧力検出素子とすること
    を特徴とする圧力センサ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の圧力検出素子は、シリコ
    ン基板に設けたダイアフラム上に拡散によりピエゾ抵抗
    ゲージを形成したもので、ピエゾ抵抗式圧力検出素子で
    あることを特徴とする圧力センサ。
JP15233998A 1998-05-15 1998-05-15 圧力センサ Pending JPH11326094A (ja)

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JP15233998A JPH11326094A (ja) 1998-05-15 1998-05-15 圧力センサ

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JPH11326094A true JPH11326094A (ja) 1999-11-26

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