JP2003106921A - 圧力センサ装置 - Google Patents

圧力センサ装置

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JP2003106921A
JP2003106921A JP2001305563A JP2001305563A JP2003106921A JP 2003106921 A JP2003106921 A JP 2003106921A JP 2001305563 A JP2001305563 A JP 2001305563A JP 2001305563 A JP2001305563 A JP 2001305563A JP 2003106921 A JP2003106921 A JP 2003106921A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路基板に圧力検出用のセンサ素子を組み付
けてなる圧力センサ装置において、組み付け構成の簡素
化を図る。 【解決手段】 回路基板10と、回路基板10の一面1
1に接着された圧力検出用のセンサ素子20と、センサ
素子20と回路基板10とを結線して電気的に接続する
ボンディングワイヤ30と、センサ素子20を覆うよう
に回路基板10の一面11側に設けられた蓋ケース40
とを備え、蓋ケース40は回路基板10の一面11に接
着されており、蓋ケース40における回路基板10との
接続面には凹部41が形成され、この凹部41内に接着
剤60が充填されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板に圧力検
出用のセンサ素子を組み付けてなる圧力センサ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の圧力センサ装置として
は、一般に圧力検出用のセンサ素子を缶に収納してパッ
ケージ化したもの(缶パッケージ)や、当該センサ素子
を樹脂にインサート成形されたリードフレームに搭載し
たもの(樹脂パッケージ)を、回路基板に実装したもの
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の圧力センサ装置において、缶パッケージの場合、缶
とセンサ素子の電極となるピンとの間を絶縁封止するた
めに高価なハーメチックシールを用いる必要がある。ま
た、樹脂パッケージの場合、リードフレームをインサー
ト成形することから成形型のコストが高価であったり、
リードフレームを樹脂等でモールドする必要があること
からコスト高を招く。
【0004】このようなことから、回路基板と圧力検出
用のセンサ素子との組み付けにおいて、缶パッケージや
樹脂パッケージを用いないで、簡素化した構成とするこ
とでコストの低減を図ることが望まれている。
【0005】そこで、本発明は上記問題に鑑み、回路基
板に圧力検出用のセンサ素子を組み付けてなる圧力セン
サ装置において、組み付け構成の簡素化を図ることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、回路基板(10)と、
回路基板の一面(11)に接着された圧力検出用のセン
サ素子(20)と、センサ素子と回路基板とを結線して
電気的に接続するボンディングワイヤ(30)と、セン
サ素子を覆うように回路基板の一面側に設けられた蓋ケ
ース(40)とを備え、蓋ケースは回路基板の一面に接
着されており、蓋ケースにおける回路基板との接続面に
は凹部(41)が形成され、この凹部内に接着剤(6
0)が充填されていることを特徴とする。
【0007】それによれば、センサ素子を直接回路基板
に搭載することができるから、缶パッケージや樹脂パッ
ケージが不要となり、また、センサ素子を覆って保護す
る蓋ケースを、接着により容易に回路基板に固定するこ
とができる。そのため、組み付け構成の簡素化を図るこ
とができる。
【0008】また、蓋ケースの凹部内に充填された接着
剤により、回路基板との接続部のシール性を高めること
ができる。そのため、蓋ケース内のセンサ素子の保護が
確実に図れ、例えば、回路基板の一面をポッティング材
で被覆する場合などに、ポッティング材の蓋ケース内へ
の侵入ひいてはセンサ素子への付着を防止することがで
きる。
【0009】また、請求項2に記載の発明では、センサ
素子(20)は二つの圧力の差による相対圧を検出する
ものであり、蓋ケース(40)および回路基板(10)
にはそれぞれ、センサ素子へ圧力を導入する圧力導入孔
(42、14)が設けられていることを特徴とする。
【0010】それによれば、相対圧型の圧力センサ装置
において、センサ素子への圧力導入を適切に行うことが
できる。
【0011】また、請求項3に記載の発明では、センサ
素子(20)は絶対圧を検出するものであり、蓋ケース
(40)および回路基板(10)のどちらか一方には、
センサ素子へ圧力を導入する圧力導入孔(42)が設け
られていることを特徴とする。
【0012】それによれば、絶対圧型の圧力センサ装置
において、センサ素子への圧力導入を適切に行うことが
できる。
【0013】また、請求項4に記載の発明では、回路基
板(10)と、回路基板の一面(11に接着された圧力
検出用のセンサ素子(20)と、センサ素子と回路基板
とを結線して電気的に接続するボンディングワイヤ(3
0)と、センサ素子を覆うように回路基板の一面側に設
けられた蓋ケース(40)とを備え、回路基板には、回
路基板の他面(12)側からセンサ素子へ圧力を導入す
る圧力導入孔(14)が設けられており、回路基板の他
面側には、回路基板に設けられた圧力導入孔へ圧力を導
く圧力ポート(83)を有するポート部材(80)が設
けられており、蓋ケースはポート部材とねじ締めにより
組み付けられており、回路基板は蓋ケース内に収納され
て、ねじ締めの力により蓋ケース内に固定されているこ
とを特徴とする。
【0014】本発明によれば、回路基板に圧力導入孔を
設けるとともに、圧力ポートを有するポート部材を回路
基板の他面側に設けることにより、この圧力ポートおよ
び圧力導入孔を介して、回路基板の他面側から一面側の
センサ素子へ圧力を導入することができる。
【0015】また、ポート部材と蓋ケースとをねじ締め
により組み付け、このねじ締めの力によって回路基板を
蓋ケース内に収納固定しているため、蓋ケースと回路基
板とポート部材とは、ねじ締めという容易な手段により
一体化される。そして、センサ素子を直接回路基板に搭
載することによる缶パッケージや樹脂パッケージの不要
化という効果と相まって、組み付け構成の簡素化を図る
ことができる。
【0016】また、請求項5に記載の発明では、回路基
板(10)におけるボンディングワイヤ(30)との接
続部には、AuまたはNiよりなるメッキ(13a)が
施され、このメッキを介してボンディングワイヤと回路
基板とは電気的に接続されていることを特徴とする。
【0017】それによれば、このメッキにより回路基板
とボンディングワイヤとのボンディング性を良好なもの
にできる。
【0018】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一
例である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。なお、以下の各実施形態において互
いに同一の部分には、図中、同一符号を付してある。
【0020】(第1実施形態)図1は、本発明の第1実
施形態に係る圧力センサ装置S1を示す概略断面図であ
る。本実施形態は相対圧型の圧力センサ装置であり、例
えば、洗濯機や浴槽の給湯器に取り付けられる水位セン
サ等に適用可能である。
【0021】図1において、10は回路基板であり、ガ
ラスエポキシ基板等よりなるプリント配線基板である。
回路基板10の一面11上には、圧力検出用のセンサ素
子20が設けられており、また、図1では示さないが、
当該一面11には銅箔等よりなる配線が形成されてい
る。
【0022】本例のセンサ素子20は半導体ダイアフラ
ム式のものであり、単結晶シリコン等よりなる半導体チ
ップ21およびこの半導体チップ21に接合されたガラ
ス台座22よりなる。そして、センサ素子20は、ガラ
ス台座22側にてシリコーン系樹脂やエポキシ樹脂等よ
りなる接着剤(図示せず)を介して回路基板10の一面
11に接着固定されている。
【0023】ここで、半導体チップ21にはダイヤフラ
ム23が形成され、このダイアフラム23上には複数個
の拡散抵抗(図示せず)が形成されて、これら拡散抵抗
によりブリッジ回路が構成されている。そして、ダイヤ
フラム23の変形に応じた拡散抵抗の抵抗値変化を上記
ブリッジ回路から電気信号として取り出すようになって
いる。一方、ガラス台座22の内部には、ダイアフラム
23の裏面(回路基板と対向する面)に到達する貫通孔
24が形成されている。
【0024】また、センサ素子20の半導体チップ21
と回路基板10の一面11の上記配線とは、Al(アル
ミニウム)やAu(金)等のワイヤボンディングにより
形成されたボンディングワイヤ30によって結線され電
気的に接続されている。
【0025】ここで、図2は、図1中の回路基板10の
一面11におけるボンディングワイヤ30との接続部近
傍を拡大して示す図である。回路基板10の上記配線
(銅箔等)13の上に、AuまたはNiよりなるメッキ
13aが施され、このメッキ13aを介してボンディン
グワイヤ30と回路基板10の配線13とは電気的に接
続されている。
【0026】また、回路基板10の一面11上には、セ
ンサ素子20およびボンディングワイヤ30を覆うよう
に、蓋ケース40が設けられている。この蓋ケース40
はPP(ポリプロピレン)やPPS(ポリフェニレンサ
ルファイド)等の樹脂材料を成型する等により形成され
ている。この蓋ケース40にて覆われる回路基板10の
領域は、例えば10mm角程度の大きさである。
【0027】ここで、蓋ケース40は、回路基板10の
一面11に接着されている。また、回路基板10の一面
11のうち蓋ケース40の設置部位以外の領域は、シリ
コーン樹脂等よりなるポッティング材50が設けられて
被覆されている。このポッティング材50により、回路
基板10の一面11上の配線13や図示しない他の素子
等が被覆され防湿される。
【0028】図3は、図1中の蓋ケース40における回
路基板10との接続面(接着面)近傍を拡大して示す図
である。蓋ケース40における回路基板10との接続面
には、例えば深さが1mm程度の凹部41が形成されて
おり、回路基板10と蓋ケース40とを接着する接着剤
60は、この凹部41内に充填された形となっている。
【0029】この接着剤60は、通常の接着剤を採用で
きるが、センサ素子20や回路基板10に搭載される他
のIC素子、電子部品等を汚染するような不純物を含ま
ず、弾性があって歪みに対し吸収作用を持つようなゴム
体であることが好ましい。例えば、シリコーン系の低弾
性の接着剤を用いることができる。また、加熱せずに室
温で硬化可能なもの(例えば、室温で溶剤を揮発させて
硬化させるタイプのもの)が好ましい。
【0030】また、本実施形態では、センサ素子20は
二つの圧力の差による相対圧を検出するものであるた
め、蓋ケース40および回路基板10にはそれぞれ、セ
ンサ素子20へ圧力を導入する圧力導入孔42および1
4が設けられている。
【0031】具体的には、回路基板10の圧力導入孔
(基板側圧力導入孔)14は、センサ素子20の下側に
て回路基板10を厚み方向に貫通する孔であり、この基
板側圧力導入孔14(回路基板10の他面12側)は大
気に開放されている。そして、基板側圧力導入孔14か
ら導入される大気圧が、ガラス台座22の貫通孔24か
らダイアフラム23の裏面に加わるようになっている。
【0032】この基板側圧力導入孔14は、回路基板1
0にパンチング加工を施すことで形成したり、回路基板
10を構成する樹脂基板を成型する際に、同時に形成す
る等により、作ることができる。
【0033】一方、蓋ケース40の圧力導入孔(ケース
側圧力導入孔)42は、本例では、蓋ケース40から突
出したパイプ形状をなしており、このパイプ部分に、被
測定体(上記洗濯機や給湯器等)につながるホース等が
接続されるようになっている。それにより、被測定体か
らの圧力(被測定圧)が、ケース側圧力導入孔42から
ダイアフラム23の表面に加わるようになっている。
【0034】こうして、センサ素子20におけるダイア
フラム23の表面、裏面には、それぞれ被測定圧、大気
圧が適切に印加され、これら2つの圧力の相対圧を測定
することにより、被測定圧が求められるようになってい
る。具体的には、上記相対圧に基づいてダイアフラム2
3が歪み、ダイヤフラム23の変形に応じた電気信号
が、ボンディングワイヤ30から回路基板10を経て出
力される。
【0035】このような圧力センサ装置S1は、例え
ば、上記メッキ13aおよび基板側圧力導入孔14を形
成した回路基板10の一面11に、センサ素子20を接
着した後、ワイヤボンディングを行ってボンディングワ
イヤ30を形成し、続いて、蓋ケース40を接着するこ
とにより製造することができる。
【0036】ところで、本第1実施形態によれば、回路
基板10の一面11にセンサ素子20を接着した構成と
しており、センサ素子20を直接回路基板10に搭載す
ることができることから、従来のような缶パッケージや
樹脂パッケージが不要となる。また、センサ素子20を
保護する蓋ケース40を、接着により容易に回路基板1
0に固定することができる。よって、組み付け構成の簡
素化を図ることができる。
【0037】また、蓋ケース40における回路基板10
との接続面には凹部41が形成され、この凹部41内に
接着剤60が充填されている(図3参照)。それによれ
ば、蓋ケース40の凹部41内に充填された接着剤60
が、例えるならばOリングやパッキン部材の機能を有
し、当該接続部のシール性を高め、蓋ケース40内のセ
ンサ素子20等の保護を確実に図ることができる。
【0038】そのため、本例のように、回路基板10の
一面11をポッティング材50で被覆する場合、ポッテ
ィング材50の蓋ケース40内への侵入、ひいては、ポ
ッティング材50のセンサ素子20への付着を防止する
ことができる。なお、蓋ケース40は、ケース側圧力導
入孔42からポッティング材50が侵入しない程度の高
さとすることはもちろんであり、例えば、回路基板10
の一面11からケース上面までの高さを10mm程度に
することができる。
【0039】また、蓋ケース40と回路基板10との接
着に用いる接着剤60としては、加熱硬化するもの(例
えば、120℃〜150℃で60分〜90分)であって
も良いが、望ましくは、上記したように室温硬化タイプ
のものが好ましい。
【0040】室温硬化タイプとすることで、加熱による
回路基板10の反りや熱応力の影響による蓋ケース40
の剥離を回避できる。もし、これら反りや剥離が生じる
と、蓋ケース40と回路基板10との接合不良を生じ、
そこから、蓋ケース40内へポッティング材50が侵入
しやすくなるが、室温硬化タイプならば、この様な問題
を防止できる。
【0041】また、上述したように、本実施形態では、
蓋ケース40の凹部41に充填された接着剤60によ
り、シール性が高められているため、蓋ケース40と回
路基板10との接合不良は極力抑えられる。
【0042】また、本実施形態によれば、AuまたはN
iよりなるメッキ13aを介してボンディングワイヤ3
0と回路基板10の一面11上の配線13とが電気的に
接続されている(図2参照)。
【0043】汎用的に使用されているプリント配線基板
は、配線13として銅箔を用い、銅箔表面には、電子部
品をはんだ接合するためのはんだが設けられている。し
かし、本例のように、銅箔とワイヤボンディングを行う
場合、はんだが柔らかすぎたり、表面の粗さが不均一か
つ粗いためにボンディング性が悪くなる。
【0044】その点、配線13の表面に上記メッキ13
aを施し、このメッキ13aにワイヤボンディングを行
うようにすることにより、回路基板10の配線13とボ
ンディングワイヤ30とのボンディング性を良好なもの
にできる。
【0045】(第2実施形態)図4は、本発明の第2実
施形態に係る圧力センサ装置S2を示す概略断面図であ
る。本実施形態は絶対圧型の圧力センサ装置であり、例
えば、自動車用や気象用の大気圧センサ、または水圧セ
ンサ等に適用可能である。以下、大気圧センサを例にと
って、上記第1実施形態と同一部分は説明を省略し、主
として相違点について述べる。
【0046】本実施形態では、センサ素子20は絶対圧
を検出するものであるため、蓋ケース40にのみ、セン
サ素子20へ圧力を導入する圧力導入孔(ケース側圧力
導入孔)42が設けられている。本例のケース側圧力導
入孔42は、蓋ケース40の厚み方向に貫通する孔であ
る。
【0047】このケース側圧力導入孔42(回路基板1
0の一面11側)は大気に開放されており、ケース側圧
力導入孔42から蓋ケース40内へ導入される大気圧
が、センサ素子20のダイアフラム23の表面に加わる
ようになっている。
【0048】また、センサ素子20のガラス台座22に
は、上記した貫通孔24(図1参照)は設けられておら
ず、ダイアフラム23の裏面側の空間は、ガラス台座2
2により真空に封止されて圧力基準室となっている。こ
うして、センサ素子20におけるダイアフラム23の表
面に大気圧が適切に印加され、この大気圧は絶対圧とし
て求められるようになっている。
【0049】このような本実施形態においても、回路基
板10の一面11にセンサ素子20を接着した構成、お
よび、蓋ケース40を接着により回路基板10に固定し
た構成を採用していることにより、組み付け構成の簡素
化を図ることができる。
【0050】また、本実施形態においても、蓋ケース4
0における回路基板10との接続面に凹部41を形成
し、この凹部41内に接着剤60を充填した構成を採用
したことにより、ポッティング材50のセンサ素子20
への付着防止が可能となる。また、蓋ケース40と回路
基板10との接着に用いる接着剤60として、室温硬化
タイプを採用することで、この効果がいっそう顕著にな
ることも同様である。
【0051】また、本実施形態においても、Auまたは
Niよりなるメッキ13aによる回路基板10の配線1
3とボンディングワイヤ30とのボンディング性の確保
がなされている。
【0052】なお、本実施形態において、センサ素子2
0へ圧力を導入する圧力導入孔を蓋ケース40には設け
ず、回路基板10側に設けても良い。つまり、回路基板
10を貫通する孔を設けることで、この孔を介して回路
基板10の外部から蓋ケース40内へ大気圧を導入し、
ダイアフラム23の表面に大気圧が加わるようにしても
良い。
【0053】(第3実施形態)図5は、本発明の第3実
施形態に係る相対型圧力センサ装置S3の構成図であっ
て、(a)は回路基板10の一面11上の素子配置構成
を示す概略平面図、(b)は(a)のA矢視図、(c)
は装置全体の概略断面構成図である。本実施形態の特徴
部分について主として述べる。
【0054】本実施形態は、回路基板10の一面11上
に、センサ素子20と、C−MOSトランジスタチップ
やバイポーラトランジスタチップ等よりなる回路素子7
0と、外部配線部材を接続するためのコネクタ72とを
搭載し、これら各素子20、70、72は、回路基板1
0の一面11側に設けられた蓋ケース40にて覆われて
いる。回路基板10は例えばφ15mmの円板形状のも
のである。
【0055】センサ素子20は、上記第1実施形態と同
様、相対圧型のものである。例えば、図5(c)に示す
ように、回路基板10の圧力導入孔(基板側圧力導入
孔)14からの被測定圧が、ガラス台座22の貫通孔2
4を介してダイアフラム23の裏面に加わり、一方、蓋
ケース40の圧力導入孔42からは、大気圧が蓋ケース
40内へ導入され、ダイアフラム23の表面に加わるよ
うにすることができる。
【0056】回路素子70は、センサ素子20と同様、
回路基板10の一面11に接着されるとともに、ボンデ
ィングワイヤ31にて結線され電気的に接続されてい
る。また、回路素子70とセンサ素子20とは、ボンデ
ィングワイヤ31にて結線され電気的に接続されてお
り、回路素子70はセンサ素子20からの電気信号を調
整したり、増幅したりして信号処理を行う。
【0057】コネクタ72は、市販されているものを採
用することができ、はんだ付けにより、回路基板10の
一面11に接続されている。そして、センサ素子20、
回路素子70、コネクタ72は、各ボンディングワイヤ
30、31や回路基板10の図示しない配線等により、
電気的に接続されている。
【0058】なお、各ボンディングワイヤ30、31の
うち回路基板10の一面11と接続されるものについて
は、上記実施形態と同様、回路基板10の一面11に上
記メッキ13a(図2参照)を施し、このメッキを介し
てワイヤボンディングされている。
【0059】また、図5(c)に示すように、蓋ケース
40は、回路基板10の一面11側に設けられている
が、この蓋ケース40は、回路基板10の一面11が蓋
ケース40の底部に対向するように回路基板10を収納
したものである。蓋ケース40の内面には、円環状の段
部43が形成され、この段部43にて回路基板10の周
縁部が支持されている。
【0060】そして、この段部を境として回路基板10
の他面12側に位置する蓋ケース40の開口部内周に
は、ねじ44が形成されている。一方、回路基板10の
他面12側には、外周面にねじ81が形成されたポート
部材80が設けられており、ポート部材80のねじ81
と蓋ケース40のねじ44とは、ねじ締めされてねじ結
合されている。
【0061】このとき、上記ねじ締めの力により、ポー
ト部材80は、Oリングまたはパッキン部材等よりなる
シール材82を介して回路基板10の他面12に押し付
けられている。これにより、ねじ締めの力によって回路
基板10は蓋ケース40内に固定されている。
【0062】ポート部材80は、蓋ケース40と同様、
樹脂を成型することにより作られる。また、図5(c)
に示すように、ポート部材80には、回路基板10に設
けられた圧力導入孔14へ、被測定体からの圧力を導く
圧力ポート83が設けられている。
【0063】このような本例の相対圧型圧力センサ装置
においては、センサ素子20におけるダイアフラム23
の表面、裏面には、それぞれ大気圧、被測定圧が適切に
印加され、これら2つの圧力の相対圧を測定することに
より、被測定圧が求められるようになっている。
【0064】具体的には、センサ素子20からの信号
は、各ボンディングワイヤ30、31および回路基板1
0に形成された配線を介して、回路素子70やコネクタ
72へ伝わり、回路素子70で信号処理された信号は、
コネクタ72から外部へ出力される。なお、蓋ケース4
0の圧力導入孔42は、コネクタ72と外部配線部材と
の接続を行うための孔でもある。
【0065】このような圧力センサ装置S3は、例え
ば、次のようにして製造することができる。メッキ13
aおよび基板側圧力導入孔14を形成した回路基板10
の一面11に、センサ素子20、回路素子70、コネク
タ72を接着またははんだ接合した後、ワイヤボンディ
ングを行ってボンディングワイヤ30、31を形成す
る。
【0066】続いて、このようにしてできたアッセンブ
リを、図5(c)に示す状態にて、蓋ケース40内に設
置する。そして、回路基板10の他面12側から、シー
ル材82を介してポート部材80を回転させながら挿入
していくことで、蓋ケース40およびポート部材80の
ねじ44、81をねじ締めする。こうして、本実施形態
の圧力センサ装置S3ができあがる。
【0067】このような本実施形態の圧力センサ装置S
3によれば、上記実施形態のように蓋ケース40を回路
基板10の一面11に接着する構成ではなく、ねじ締め
というこれもまた容易な方法によって回路基板10の一
面側に取り付けた構成としたことが主たる特徴である。
【0068】つまり、回路基板10に対してその他面1
2側からセンサ素子20へ圧力を導入する圧力導入孔1
4が設けられた構成において、当該圧力導入孔14へ圧
力を導く圧力ポート83を有するポート部材80を、回
路基板10の他面11側に設け、蓋ケース40とねじ締
めにより組み付け一体化している。そして、回路基板1
0は蓋ケース40内に収納されて、ねじ締めの力により
蓋ケース40内に固定されている。
【0069】したがって、本実施形態によれば、相対圧
型センサとして適切に機能すると共に、蓋ケース40と
回路基板10とポート部材80とは、ねじ締めという容
易な手段により一体化される。そして、センサ素子20
を直接回路基板10に搭載することによる缶パッケージ
や樹脂パッケージの不要化という効果と相まって、組み
付け構成の簡素化を図ることができる。
【0070】(第4実施形態)本発明の第4実施形態
は、上記第3実施形態において回路基板10の構成を一
部変形したものであるため、第3実施形態との相違点に
ついて主として述べることとする。
【0071】図6は、本実施形態に係る圧力センサ装置
S4の構成図であって、(a)は回路基板10の一面1
1上の素子配置構成を示す概略平面図、(b)は(a)
のB矢視図、(c)は装置全体の概略断面構成図であ
る。
【0072】図6(a)に示すように、回路基板10の
端部には、円板部分から平面方向へ突出する矩形状のつ
ば部15が設けられている。このような回路基板10の
形状は、回路基板10を切断して形成する際に作ること
ができる。例えば、φ15mmの円板部分に対して、つ
ば部15の突出長さはφ6mm程度にすることができ
る。
【0073】このつば部15は、上記第3実施形態にお
けるコネクタ72の代わりに設けられたものであり、つ
ば部15には、外部配線部材と電気的に接続するための
ターミナル用はんだパターン15aが設けられている。
なお、このはんだパターン15aに代えて、リード線が
接続されるリード線用穴を設けても良い。
【0074】そして、センサ素子20、回路素子70、
はんだパターン15aは、各ボンディングワイヤ30、
31や回路基板10の図示しない配線等により、電気的
に接続されている。
【0075】また、本例の蓋ケース40の斜視図を図7
に示す。蓋ケース40には、回路基板10を内部に収納
したときにつば部15を突出して露出させるための切欠
き部45が設けられている。また、本例では、蓋ケース
40には圧力導入孔は形成されていない。なお、その
他、段部43、ねじ44は上記第3実施形態の蓋ケース
40と同様、設けられている。
【0076】そして、図6(c)に示すように、回路基
板10の一面11側に設けられた蓋ケース40と回路基
板10の他面12側に位置する蓋ケース40とは、ねじ
締めされて一体化しており、回路基板10は、蓋ケース
40内の段部43にて、ねじ締めの力により固定支持さ
れている。
【0077】ここで、回路基板10の他面12とポート
部材80とは、上記第3実施形態と同様、シール材82
を介してシールされているが、一方、回路基板10の一
面11と蓋ケース40の段部43も、防水や気密性保持
のために、同様のシール材90を介してシールされてい
る。
【0078】このような本例の圧力センサ装置S4にお
いては、蓋ケース40と回路基板10の一面11との間
の空間は、真空に封止されて基準圧力となっている。一
方、回路基板10の他面12側においては、上記第3実
施形態と同様、ポート部材80の圧力ポート83から回
路基板10の圧力導入孔14を介して、測定圧(大気圧
等)がセンサ素子20へ導入され、ガラス台座22の貫
通孔24を介してダイアフラム23の裏面に加わるよう
になっている。
【0079】よって、本例は、絶対圧型の圧力センサと
して用いることができる。また、図6(c)に示すよう
に、回路基板10のうち蓋ケース40から突出している
つば部15には、はんだパターン15aを介して、外部
配線部材としてのリードターミナル(またはリード線)
100が接続されている。
【0080】こうして、センサ素子20におけるダイア
フラム23の裏面に被測定圧が適切に印加され、センサ
素子20からの信号は、各ボンディングワイヤ30、3
1および回路基板10に形成された配線を介して、回路
素子70やはんだパターン15aへ伝わり、回路素子7
0で信号処理された信号は、リードターミナル100か
ら外部へ出力される。
【0081】本実施形態の圧力センサ装置S4は、上記
第3実施形態に示した製造方法に準じて製造することが
できる。そして、絶対圧型センサとして適切に機能する
と共に、上記第3実施形態と同様に、ねじ締めという容
易な手段の採用およびセンサ素子20の回路基板10へ
の接着により、組み付け構成の簡素化を図ることができ
る。
【0082】また、本実施形態において、蓋ケース40
の適所に圧力導入孔を設けてダイアフラム23の表面に
も圧力が加わるようにする等により、相対圧型センサと
して構成することも可能である。
【0083】(他の実施形態)なお、上記各実施形態に
おいて、センサ素子20に対する防湿や異物の付着防止
をさらに確実にするために、センサ素子20の表面を、
シリコーン系樹脂等よりなるゲルにより被覆するように
しても良い。
【0084】また、センサ素子20としては、半導体チ
ップ21に信号処理用の回路を集積化した集積化センサ
を用いても良い。それによれば、センサ素子の小型化が
図れ、例えばコンピュータのメモリのように取り付けも
しやすく、交換しやすくなる。
【0085】また、圧力検出用のセンサ素子としては、
半導体ダイアフラム式に限定されず、回路基板もプリン
ト配線基板以外にセラミック基板等を用いて良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る圧力センサ装置を
示す概略断面図である。
【図2】図1中のボンディングワイヤにおける回路基板
との接続部近傍の拡大図である。
【図3】図1中の蓋ケースにおける回路基板との接続面
近傍の拡大図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る圧力センサ装置を
示す概略断面図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係る圧力センサ装置の
構成図であって、(a)は回路基板の一面上の素子配置
構成を示す概略平面図、(b)は(a)のA矢視図、
(c)は装置全体の概略断面構成図である。
【図6】本発明の第4実施形態に係る圧力センサ装置の
構成図であって、(a)は回路基板の一面上の素子配置
構成を示す概略平面図、(b)は(a)のB矢視図、
(c)は装置全体の概略断面構成図である。
【図7】図6中の蓋ケースの斜視図である。
【符号の説明】
10…回路基板、11…回路基板の一面、12…回路基
板の他面、13a…メッキ、14…回路基板の圧力導入
孔、30…ボンディングワイヤ、40…蓋ケース、41
…凹部、42…蓋ケースの圧力導入孔、60…接着剤、
80…ポート部材、83…圧力ポート。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板(10)と、 前記回路基板の一面(11)に接着された圧力検出用の
    センサ素子(20)と、 前記センサ素子と前記回路基板とを結線して電気的に接
    続するボンディングワイヤ(30)と、 前記センサ素子を覆うように前記回路基板の一面側に設
    けられた蓋ケース(40)とを備え、 前記蓋ケースは前記回路基板の一面に接着されており、 前記蓋ケースにおける前記回路基板との接続面には凹部
    (41)が形成され、この凹部内に接着剤(60)が充
    填されていることを特徴とする圧力センサ装置。
  2. 【請求項2】 前記センサ素子(20)は二つの圧力の
    差による相対圧を検出するものであり、前記蓋ケース
    (40)および前記回路基板(10)にはそれぞれ、前
    記センサ素子へ圧力を導入する圧力導入孔(42、1
    4)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載
    の圧力センサ装置。
  3. 【請求項3】 前記センサ素子(20)は絶対圧を検出
    するものであり、前記蓋ケース(40)および前記回路
    基板(10)のどちらか一方には、前記センサ素子へ圧
    力を導入する圧力導入孔(42)が設けられていること
    を特徴とする請求項1に記載の圧力センサ装置。
  4. 【請求項4】 回路基板(10)と、 前記回路基板の一面(11)に接着された圧力検出用の
    センサ素子(20)と、 前記センサ素子と前記回路基板とを結線して電気的に接
    続するボンディングワイヤ(30)と、 前記センサ素子を覆うように前記回路基板の一面側に設
    けられた蓋ケース(40)とを備え、 前記回路基板には、前記回路基板の他面(12)側から
    前記センサ素子へ圧力を導入する圧力導入孔(14)が
    設けられており、 回路基板の他面側には、前記回路基板に設けられた前記
    圧力導入孔へ圧力を導く圧力ポート(83)を有するポ
    ート部材(80)が設けられており、 前記蓋ケースは前記ポート部材と、ねじ締めにより組み
    付けられており、 前記回路基板は前記蓋ケース内に収納されて、前記ねじ
    締めの力により前記蓋ケース内に固定されていることを
    特徴とする圧力センサ装置。
  5. 【請求項5】 前記回路基板(10)における前記ボン
    ディングワイヤ(30)との接続部には、AuまたはN
    iよりなるメッキ(13a)が施され、このメッキを介
    して前記ボンディングワイヤと前記回路基板とは電気的
    に接続されていることを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれか一つに記載の圧力センサ装置。
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JP2009109497A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Kg Transmitter Components Gmbh 圧力測定変換器、圧力測定変換器の状態監視方法および圧力センサ
JP2010204069A (ja) * 2009-03-06 2010-09-16 Advanced Telecommunication Research Institute International センサ装置の製造方法
JP2018200326A (ja) * 2018-09-14 2018-12-20 ミツミ電機株式会社 半導体センサ装置

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