JPH11325995A - 流量計測装置 - Google Patents
流量計測装置Info
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- JPH11325995A JPH11325995A JP13947598A JP13947598A JPH11325995A JP H11325995 A JPH11325995 A JP H11325995A JP 13947598 A JP13947598 A JP 13947598A JP 13947598 A JP13947598 A JP 13947598A JP H11325995 A JPH11325995 A JP H11325995A
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Abstract
いて、大電流を消費する開閉手段の動作時に、電圧降下
による流量計測手段の動作への悪影響を回避し、計測値
の信頼性を向上することを課題とするものである。 【解決手段】 制御手段12により、開閉手段11の動
作中には、瞬時流量計測手段8の出力を停止する構成と
してある。従って開閉手段8が動作して電池15の出力
電圧が降下しても、瞬時流量計測手段8で計測動作を停
止するので、誤計測の可能性が小さくなり、その結果計
測値の信頼性が向上するという効果がある。
Description
置、特に都市ガス、LPガスなど一般家庭内で使用され
る流体流量を計測する装置に関するものである。
ガスを供給するものについては、ガスの使用量を計測す
る計測機能と、その計測結果を基にガスの使用状態を監
視して、危険を察知した場合には、開閉弁を閉じてガス
の供給を停止する安全機能を備えたものが一般的であ
る。これらの装置の計測機能に着目した場合、膜式メー
タと呼ばれているものが主流であった。これは、装置内
の膜を通過するガス流量を計測するものであるが、ガス
の使用容量に比例して、膜の容量も大きくなり、その結
果装置自体の大型化を招く結果となっていた。そこで、
流量計測部を従来の膜から電子式に置き換えて小型化を
狙ったものが、近年、提案されており、例えば、特開平
8−75511号公報に示されるような構成となってい
た。図17を用いて動作を説明する。ガス配管1から供
給されたガスは遮断弁2、流量計測部3を経て、家屋内
の器具に供給される。流量計測部3は流体発振を検出す
る圧電膜センサ(図示せず)と流速を検出するフローセ
ンサ(図示せず)を用いている。流量演算部4では流量
計測部3からの電気信号を基に通過ガスの流量を求め
る。すなわち、流体発振の困難な低流量域ではフローセ
ンサからの電気信号を、中、大流量域では圧電膜センサ
からの電気信号を基に流量演算を行っている。従来の膜
式メータが一定流量(例えば1リットル程度の値)のガ
スが通過しない限り、センサ出力が得られなかったが、
圧電膜センサ、フローセンサのいづれを用いても、極め
て短時間でセンサ出力が選られるという特徴がある。弁
制御部5には予めガスの使用方法として適正と判断され
る限界値が記憶されている。この限界値とは、例えば、
複数の器具を用いた時の合計流量の最大許容量や、同一
の流量が継続して検出された場合の最大許容時間等であ
る。前者は配管系統の異常によるガスの大量流出を想定
し、後者は器具の消し忘れを想定しており、事故防止の
ために設定した値である。そして、流量演算部4で求め
た流量は、弁制御部5に入力され、ここで記憶している
限界値を越える使用状況が検出された場合には、遮断弁
2を作動させ、ガスの供給を停止させるとともに、表示
装置6に遮断を判断した理由を表示する。このようにし
て、ガス事故を未然に防止することが可能になってい
る。
の流量計測装置は、流体の圧力に抗して弁を動作させる
ため、大電流を必要とする。そのため、電源の電圧降下
をもたらし、その結果、流量計測値が不安定となり、計
測精度の点で課題があった。
構成であるため、弁動作を伴う様な場合には、等流分布
の乱れに反応し計測値が不安定となり、計測精度の点で
課題があった。
するため制御手段が、開閉手段の動作中は瞬時流量計測
手段の動作または出力を停止、あるいは瞬時流量計測手
段の出力に基づく計測を停止している。
閉手段の動作時には、計測がなされないため、電圧変動
が及ぼす計測動作への悪影響を回避することができ、計
測値の信頼性を向上することができる。
定時間は前記瞬時流量計測手段の動作または出力を停
止、あるいは瞬時流量計測手段の出力に基づく計測を停
止している。
じる弁動作後、乱れの収まる所定時間が経過するまで
は、計測しないため、流れの変化が及ぼす計測動作への
悪影響を回避することができ、計測値の信頼性を向上す
ることができる。
測装置は、流体の流れる流路と、前記流路を流れる流体
の瞬時流量を計測し出力する瞬時流量計測手段と、前記
流路を開閉する開閉手段と、前記瞬時流量計測手段と前
記開閉手段の動作を制御する制御手段を備え、制御手段
は前記開閉手段の動作中は前記瞬時流量計測手段の動作
または出力を停止、あるいは瞬時流量計測手段の出力に
基づく計測を停止する構成としている。
一時的に降下しても、計測を停止するので、誤計測の可
能性が小さくなり、その結果計測値の信頼性が向上す
る。
は、制御手段は、前記開閉弁の動作後所定時間は前記瞬
時流量計測手段の動作または出力を停止、あるいは瞬時
流量計測手段の出力に基づく計測を停止する構成として
いる。
が一時的に不安定になっても、計測を停止するので、誤
計測の可能性が小さくなり、その結果計測値の信頼性が
向上する。
は、流体の流れる流路と、前記流路を流れる流体の瞬時
流量を計測し出力する瞬時流量計測手段と、前記流路を
開閉する開閉手段と、前記瞬時流量計測手段と前記開閉
手段の動作を制御する制御手段を備え、制御手段は前記
開閉手段の開動作中は前記瞬時流量計測手段の動作また
は出力を停止、あるいは瞬時流量計測手段の出力に基づ
く計測を停止する構成としている。
する際に、電源電圧が一時的に降下しても、計測を停止
するので、誤計測の可能性が小さくなり、その結果計測
値の信頼性が向上する。
は、制御手段は、前記開閉弁の開動作後所定時間は前記
瞬時流量計測手段の動作または出力を停止、あるいは瞬
時流量計測手段の出力に基づく計測を停止する構成とし
ている。
する際に、流体の流れが一時的に不安定になっても、計
測を停止するので、誤計測の可能性が小さくなり、その
結果計測値の信頼性が向上する。
は、制御手段は、前記開閉弁の動作を制御する開閉制御
手段を備え、開閉制御手段は少なくとも前記瞬時流量計
測手段の出力から流体の使用状況を判断し異常が認めら
れば前記開閉手段を閉とする遮断判定手段と、前記遮断
判定手段により前記開閉弁を閉とした後に外部からの指
示により前記開閉弁を開とする復帰判定手段と、前記復
帰判定手段により前記開制御手段を開とした後に前記瞬
時流量計測手段の出力が所定の値を越えた場合には再度
前記開閉弁を閉とし、所定の値を越えなければ再度前記
遮断判定手段に前記開閉弁の動作判定を委ねる復帰確認
手段とを備えた構成としている。
一時的な流体の乱れの影響を受けずに、流量を計測し
て、開閉弁動作後の安全確認ができるので、安全性の向
上を図ることができる。
は、流体の流れる流路と、前記流路を流れる流体の瞬時
流量を計測し出力する瞬時流量計測手段と、前記流路を
開閉する開閉手段と、前記瞬時流量計測手段と前記開閉
手段の動作を制御する制御手段を備え、制御手段は前記
開閉手段の閉動作中は前記瞬時流量計測手段の動作また
は出力を停止、あるいは瞬時流量計測手段の出力に基づ
く計測を停止する構成としている。
する際に、電源電圧が一時的に降下しても、計測を停止
するので、誤計測の可能性が小さくなり、その結果計測
値の信頼性が向上する。
は、制御手段は、前記開閉弁の閉動作後所定時間は前記
瞬時流量計測手段の動作または出力を停止、あるいは瞬
時流量計測手段の出力に基づく計測を停止する構成とし
ている。
する際に、流体の流れが一時的に不安定になっても、計
測を停止するので、誤計測の可能性が小さくなり、その
結果計測値の信頼性が向上する。
は、前記瞬時流量計測手段は、流体流量と相関のある物
理量を検出して電気信号として出力する物理量検出手段
と前記物理量検出手段の出力を基に瞬時流量を演算する
演算手段とからなり、前記演算手段は、前記開閉手段が
閉の時の前記物理量検出手段の出力を基に計測値のオフ
セットを求めるオフセット手段と、前記オフセット手段
の求めたオフセット量を用いて流量演算を行う流量演算
手段とを備えた構成としている。
一時的な流体の乱れの影響を受けずに、物理量を検出
し、その結果をオフセットと定めるので、計測精度の向
上を図ることができる。
は、少なくとも前記流量計測手段と前記開閉弁と前記制
御手段に供給される電源を備え、制御手段は、前記開閉
手段の動作中には前記瞬時流量計測手段への電源供給を
停止する構成としている。
手段が、瞬時流量計測手段への電源供給を停止している
ので、電源電圧の降下を低減し、開閉手段の動作を確実
に保証することができる。
は、流体の流れる流路と、前記流路を流れる流体の瞬時
流量を計測し出力する瞬時流量計測手段と、前記流路を
開閉する開閉手段と、前記瞬時流量計測手段と前記開閉
手段の動作を制御する制御手段を備え、制御手段は前記
瞬時流量計測手段の動作中は前記開閉手段の動作を停止
する構成としている。
開閉手段が動作を停止するので、計測中の電源電圧降下
を低減できるので、誤計測の可能性が小さくなり、その
結果計測値の信頼性が向上する。
説明する。
量計測装置の構成図である。また、図2は瞬時流量計測
手段の構成図、図3は流量計測装置の動作を説明するタ
イミングチャートである。
は流体の流量を計測する瞬時流量計測手段で、流体の音
速を検出する音速検出手段9と音速検出手段9の出力か
ら流体の流量を求める演算手段10とで構成される。1
1は流路7を開閉する開閉手段、12は瞬時流量計測手
段8と開閉手段11の動作を制御する制御手段で、瞬時
流量計測手段8の動作を制御する計測制御手段13と、
開閉手段11の動作を制御する開閉制御手段14とで構
成される。また、15は電源となる電池であり、瞬時流
量計測手段8、開閉手段11に対して、制御手段12を
介して動作電源を供給する。
音速検出手段9は具体的には流路7に対して超音波を送
受信する第1超音波振動子16、第2超音波振動子17
および送受信回路18とで構成される。すなわち、第1
超音波振動子16が流れの上流側、第2超音波振動子1
7が流れの下流側に配置されていて、第1超音波振動子
16から送信された超音波が第2超音波振動子17に到
達する伝搬時間T1と、第2超音波振動子16に到達す
る伝搬時間T2が送受信回路18で計測される。送受信
回路18で計測した時間T1、T2を演算手段10で読
み取り流体流量が演算で求められる。
流量の計測原理について説明する。静止流体中の音速を
C、流体の流速をV、第1超音波振動子16と第2超音波
振動子17の距離をL、両振動子の中心を結ぶ軸と、流
路の中心軸とのなす角度をθ、第1超音波振動子16か
ら第2超音波振動子17への超音波の伝搬時間をT1、
第2超音波振動子17から第1超音波振動子16への超
音波の伝搬時間をT2とすれば、T1、T2はそれぞれ
次のような値となる。
うに流速Vが求まる。
osθ)(3) さらに、流路の断面積をSとすれば、流量Qは式(4)
を用いて求めることができる。
し、この結果を用いて、演算手段10では、式(3)お
よび(4)を用いて流量Qを求めている。本実施例で
は、T1およびT2を直接計測する方式としているが、
検出精度を高めるため、超音波の送受信を複数回繰り返
してその平均値を用いる方法などもあり、その場合であ
っても同様な考え方で、流量を求めることが可能であ
る。
開閉手段11の動作の関係について説明する。計測制御
手段13は、図3の(X)に示す如く、通常動作におい
ては、t秒毎に、瞬時流量計測手段8による計測動作を
行う。すなわち、(a)で第1超音波振動子16から超音
波を送信し、(b)において第2超音波振動子17でこれ
を受信する。この時の伝搬時間T1を送受信回路18で
検出する。次に、(c)で第2超音波振動子17から超音
波を送信し、(d)において第1超音波振動子16でこれ
を受信する。この時の伝搬時間T2を送受信回路18で検
出する。送受信回路18で検出された伝搬時間T1、T
2は(e)で演算手段10に転送され(f)ではこれらの値を
用いて、流量演算処理が施される。
が動作した場合について説明する(g)で開閉制御手段1
4から開閉手段11に対して、駆動司令が発せられる。
開閉手段11に開閉司令が発せられるのは、例えば、開
閉手段11の固着防止のために定期的に駆動する場合、
流量調整のため、流路7の開口面積を変化させる場合等
が考えられる。図3の(Y)においては、流量調整のた
め、開閉手段11の開度を全開から半開の状態に変化す
る場合を示す。この時、流路7中に流れが生じている時
には、それを遮る形で、開閉手段11を動作させること
になるため、大きなパワーを必要とする。よって、電池
15からは、通常より大きな電流が供給されることにな
り、一時的に電池端子の電圧降下が生じ、その結果、電
池15により駆動されている瞬時流量計測手段8の動作
に悪影響を及ぼす可能性がある。したがって、これを事
前に回避するために、(g)の開閉手段11の駆動タイミ
ングが(a)〜(e)の瞬時流量計測手段8の計測タイミング
と重なった場合には、計測制御手段13により、即座
に、(a)〜(e)の一連の動作もしくは出力を停止する。ま
たは(e)の出力に基づく計測を停止する。
ける流量計測装置の動作を説明するタイミングチャート
である。
は、開閉手段11が動作した後の所定時間の間も、瞬時
流量計測手段8が出力を停止している点である。
造を有し、説明は省略する。次に動作、作用を説明す
る。図4において、(g)で開閉手段11に動作司令がな
された後、一時的に流体の流れが不安定になる。そこ
で、計測制御手段13では、流れが安定するまでtw秒間
待機する。もしも、この待機時間中に瞬時流量計測手段
8の駆動開始タイミング(a')が来た場合であっても、送
受信回路18は超音波の送信は行わず、待機時間が終了
する(h)の時点で送信を開始し、以後、通常のt秒周期
の計測に戻している。
量計測装置の動作を説明するタイミングチャートであ
る。
は、開閉手段11の状態が閉から開に変化した場合にの
み、瞬時流量計測手段8が出力を停止している点であ
る。
造を有し、説明は省略する。次に、動作、作用を説明す
る。図5において、(g)で開閉手段11が閉から開にな
るタイミングが(a)〜(e)の瞬時流量計測手段8の計測タ
イミングと重なった場合には、計測制御手段13によ
り、即座に、(a)〜(e)の一連の動作または出力を停止あ
るいは(e)の出力に基づく計測を停止する。
量計測装置の動作を説明するタイミングチャートであ
る。
は、開閉手段11の状態が閉から開に変化した後の、所
定時間の間、瞬時流量計測手段8の出力を停止している
点である。
造を有し、説明は省略する。次に、動作、作用について
説明する。図6において、(g)で開閉手段11に開司令
がなされた後、一時的に流体の流れが不安定になる。そ
こで、計測制御手段13では、流れが安定するまでtw秒
の間待機する。もしも、この待機時間中に瞬時流量計測
手段8の駆動開始タイミング(a')が来た場合であって
も、送受信回路18は超音波の送信は行わず、待機時間
が終了する(h)の時点で送信を開始し、以後、通常のt
秒周期の計測に戻している。
量計測装置の構成図、図8は流量計測装置の動作を説明
するフローチャートである。
は、開閉制御手段14が、瞬時流量計測手段8の出力に
異常が認められれば、開閉手段11を閉とする遮断判定
手段19を備えている点、開閉手段11の閉動作によ
り、流体の供給が遮断された後に、再び、開閉手段11
を開とするための復帰スイッチ20を備えている点、復
帰スイッチ20の入力を受けて、開閉手段11に開司令
を出力する復帰判定手段21を備えている点、更に、開
閉手段11を開にした後の、瞬時流量計測手段8の出力
が所定の値を越えれば、開閉手段11を閉とし、所定の
値を越えなければ、開のまま維持する復帰確認手段22
を備えている点である。
造を有し、説明は省略する。次に、動作、作用を図8の
フローチャートを用いて説明する。23〜24で、瞬時
流量計測手段8によりt秒毎の計測を行った後、25
で、遮断判定手段19が瞬時流量がQ1を越えたかどう
かの判定を行う。ここで、Q1とは、通常の考えられる
ガスの使用状況から考えて有り得ない程大きな流量であ
り、例えば、ガス供給用のホースが外れて、大量のガス
が流出しているケースを想定している。この場合は、ガ
ス爆発の危険性があるため、26では、遮断判定手段1
9により即座に開閉手段11を閉として、ガスの供給を
停止する。
させる場合の動作を示す。通常は、一旦、開閉手段11
によりガスの供給が停止された後は、使用者または、ガ
ス供給業者により、ホース外れ等の有無を確認(図示せ
ず)した後、原因を除去して、流量計測装置の下流側の
ガス元栓を閉栓(図示せず)し、再び、ガスが使用でき
るようにするために、復帰スイッチ20を操作する。2
7では、復帰判定手段21が復帰スイッチ20の操作の
有無を確認し、操作が認められれば、28で開閉手段1
1を開とする。次に、開閉手段11が動作してから、2
9で、ガスの流れが安定するまでの時間tw秒の間待機し
た後、30で瞬時流量計測手段8による流量計測を行
う。
計測した瞬時流量がQ2を越えたかどうかの判定を行
う。ここで、Q2とは、異常確認後、原因除去が完全か
どうかを確認するためのものであり、Q2を越えていれ
ば、流量計測装置から、ガス器具までの配管系統の異常
(亀裂の発生、元栓閉め忘れ等)があると考えられる。
この場合、32で開閉手段11を閉として、再度、ガス
供給を停止している。一方、31で、流量がQ2を越え
ていなければ、異常除去されたものとみなして、23〜
25に戻り、t秒毎に計測を行う。
量計測装置の動作を説明するタイミングチャートであ
る。
は、開閉手段11の状態が開から閉に変化した場合にの
み、瞬時流量計測手段8が出力を停止している点であ
る。
造を有し、説明は省略する。次に、動作、作用を説明す
る。図9において、(g)で開閉手段11が閉から開にな
るタイミングが(a)〜(e)の瞬時流量計測手段8の計測タ
イミングと重なった場合には、計測制御手段13によ
り、即座に、(a)〜(e)の一連の動作または出力を停止あ
るいは(e)の出力に基づく計測を停止する。
流量計測装置の動作を説明するタイミングチャートであ
る。
は、開閉手段11の状態が開から閉に変化した後の、所
定時間の間、瞬時流量計測手段8の出力を停止している
点である。
造を有し、説明は省略する。次に、動作、作用について
説明する。図10において、(g)で開閉手段11に閉司
令がなされた後、一時的に流体の流れが不安定になる。
そこで、計測制御手段13では、流れが安定するまでtw
秒の間待機する。もしも、この待機時間中に瞬時流量計
測手段8の駆動開始タイミング(a')が来た場合であって
も、送受信回路18は超音波の送信は行わず、待機時間
が終了する(h)の時点で送信を開始し、以後、通常のt
秒周期の計測に戻している。
流量計測装置の構成図、図12は瞬時流量計測手段およ
び開閉手段の動作を説明するフローチャートである。
は、演算手段10の内部構成である。演算手段10は、
送受信回路18の出力から、流速Vを求める流速演算手
段33、開閉手段11の状態より演算処理を切り替える
切替手段34、切替手段34の判定結果に従い、オフセ
ットを求めるオフセット手段35、オフセット手段35
で求めたオフセットの値により流速演算手段33で求め
た流速を補正する補正演算手段36、補正演算手段36
で求めた流速を基に流量を求める流量演算手段37によ
り構成されている。
造を有し、説明は省略する。次に、動作、作用を図12
のフローチャートを用いて説明する。電源投入後、最初
に、39で開閉手段を閉とした後、流れが安定するま
で、twの間待機している。待機時間終了後、40で送受
信回路18により、この時T1、T2を計測した後、41
で、流速演算手段33によりこの時の流速V0を求める。
この時、開閉手段11の働きにより、ガスの流れは発生
していないので、理論的にはV0=0となるはずである。
しかし、実際には、送受信回路18での計測誤差等によ
り0とはならず、オフセット分を生じる。このオフセッ
ト分は計測流量が小さくなるにしたがって、計測精度に
対する影響が大きくなる。そこで、42では、41で求
めたV0をオフセット手段35にオフセットとして記憶し
ておく。その後、43で、開閉手段11を開として、通
常の計測動作に入る。44でt秒毎に計測のタイミング
を判定し、46でまず、流速Vを求める。46で、求め
たVはオフセット分を含んでいるので、47では、42
で求めたオフセットをVから差し引くゼロ点補正演算を
補正演算手段36で実行している。そして、48では、
ここで求めたVに断面積を乗ずる演算を流量演算手段3
7で実行することにより流量Qを求めている。
として定義しているが、流量そのものと定義しても良
い。その場合には、開閉手段11が閉の時に計測した流
量Q0をオフセットとして、以後、オフセットを無視し
て求めた流量QからQ0を差し引くことにより流量の真
値が求められる。この場合も、流速をオフセット量とし
た場合と同等の効果が得られる。
流量計測装置の構成図、図14は流量計測装置の動作を
説明するタイミングチャートである。
は、制御手段12に瞬時流量計測手段8への電源供給を
制御する電源制御手段49を備えている点、開閉手段1
1の動作中には、電源制御手段49により瞬時流量計測
手段8への電源供給を停止することにより瞬時流量の計
測を停止している点である。
造を有し、説明は省略する。次に動作、作用を説明す
る。計測制御手段13は、図14の(1)に示す如く、通
常動作においては、t秒毎に、瞬時流量計測手段8によ
る計測動作を行う。(A)において、電源制御手段49に
より瞬時流量計測手段8に対する電源供給を開始し、
(a)〜(f)の一連の動作が終了した後、(B)で電源供給を
停止する。また、(2)を用いて、開閉手段11が動作し
た場合について説明する。(g)で開閉制御手段14から
開閉手段11に対して、駆動司令が発せられる。この
時、流路中に流れが生じている時には、それを遮る形
で、開閉手段11を動作させることになるため、大きな
パワーを必要とする。よって、電池15からは、通常よ
り大きな電流が供給されることになり、一時的に電池端
子の電圧降下が生じるが、この時、瞬時流量計測手段8
が同時に動作していれば、開閉手段11を駆動するため
に必要なパワーが、瞬時流量計測手段8に分散し、その
結果、電池15の電圧降下が更に大きくなり、その結
果、開閉手段12の動作そのものが保証できなくなる。
したがって、これを事前に回避するために、(g)の開閉
手段11の駆動タイミングが(a)〜(e)の瞬時流量計測手
段8の計測タイミングと重なった場合には、即座に、電
源制御手段49が瞬時流量計測手段8への電源供給を停
止して、(a)〜(e)の一連の動作を停止している。
0の流量計測装置を示す構成図、図16は流量計測装置
の動作を示すタイミングチャートである。
点は、開閉制御手段14に対して、外部より開/閉の切
り替えを指示する遠隔もしくは手動の切り替えスイッチ
50を備えている点である。
造を有し、説明は省略する。次に、動作作用について説
明する。図16において(I)での切り替えスイッチの操
作が、瞬時流量計測手段8の動作中であった場合には、
(a)〜(f)の動作が終了するまで、開閉手段11の動作を
保留し、演算手段10による演算処理が終了した後、
(g)で、開閉制御手段14から開閉手段11に対して、
駆動司令が発せられる。
を外部スイッチ50により実現する構成としたが、制御
手段内部の判断、例えば、一定時間毎に駆動する場合
等、でも同等の効果が得られる。
かかる流量計測装置は、開閉手段が動作して、電源電圧
が一時的に降下しても、瞬時流量計測手段が動作または
出力を停止、あるいは瞬時流量計測手段の出力に基づく
計測を停止するので、誤計測の可能性が小さくなり、そ
の結果計測値を信頼性できるという効果がある。
開閉手段が動作して、流体の流れが一時的に不安定にな
っても、瞬時流量計測手段が動作または出力を停止、あ
るいは瞬時流量計測手段の出力に基づく計測を停止する
ので、誤計測の可能性が小さくなり、その結果計測値の
信頼性を向上できるという効果がある。
は、開閉手段の状態が閉から開に変化する際に、電源電
圧が一時的に降下しても、瞬時流量計測手段が動作また
は出力を停止、あるいは瞬時流量計測手段の出力に基づ
く計測を停止するので、誤計測の可能性が小さくなり、
その結果計測値の信頼性を向上できるという効果があ
る。
は、開閉手段の状態が閉から開に変化する際に、流体の
流れが一時的に不安定になっても、瞬時流量計測手段が
動作または出力を停止、あるいは瞬時流量計測手段の出
力に基づく計測を停止するので、誤計測の可能性が小さ
くなり、その結果計測値の信頼性を向上できるという効
果がある。
は、開閉手段が開となった時に生じる一時的な流体の乱
れの影響を受けずに、流量を計測して、開閉弁動作後の
安全確認ができるので、安全性を向上できるという効果
がある。
は、開閉手段の状態が開から閉に変化する際に、電源電
圧が一時的に降下しても、瞬時流量計測手段が動作また
は出力を停止、あるいは瞬時流量計測手段の出力に基づ
く計測を停止するので、誤計測の可能性が小さくなり、
その結果計測値の信頼性を向上できるという効果があ
る。
は、開閉手段の状態が開から閉に変化する際に、流体の
流れが一時的に不安定になっても、瞬時流量計測手段が
動作または出力を停止、あるいは瞬時流量計測手段の出
力に基づく計測を停止するので、誤計測の可能性が小さ
くなり、その結果計測値の信頼性を向上できるという効
果がある。
は、開閉手段が閉となった時に生じる一時的な流体の乱
れの影響を受けずに、物理量を検出し、その結果をオフ
セットと定めるので、計測精度が向上するという効果が
る。
は、開閉手段の動作時には、電源制御手段が、瞬時流量
計測手段への電源供給を停止しているので、電源電圧の
降下を低減し、開閉手段の動作を確実に保証できるとい
う効果がある。
は、瞬時流量計測手段の動作時には、開閉手段が動作を
停止するので、計測中の電源電圧降下を低減できるの
で、誤計測の可能性が小さくなり、その結果計測値の信
頼性を向上できるという効果がる。
図
作を説明するタイミングチャート
を説明するタイミングチャート
を説明するタイミングチャート
を説明するタイミングチャート
図
するフローチャート
を説明するタイミングチャート
作を説明するタイミングチャート
成図
手段の動作を説明するフローチャート
成図
動作を説明するタイミングチャート
構成図
説明するタイミングチャート
Claims (10)
- 【請求項1】流体の流れる流路と、前記流路を流れる流
体の瞬時流量を計測し出力する瞬時流量計測手段と、前
記流路を開閉する開閉手段と、前記瞬時流量計測手段と
前記開閉手段の動作を制御する制御手段を備え、制御手
段は前記開閉手段の動作中は前記瞬時流量計測手段の動
作または出力を停止、あるいは瞬時流量計測手段の出力
に基づく計測を停止する流量計測装置。 - 【請求項2】制御手段は、前記開閉弁の動作後所定時間
は前記瞬時流量計測手段の動作または出力を停止、ある
いは瞬時流量計測手段の出力に基づく計測を停止する請
求項1記載の流量計測装置。 - 【請求項3】流体の流れる流路と、前記流路を流れる流
体の瞬時流量を計測し出力する瞬時流量計測手段と、前
記流路を開閉する開閉手段と、前記瞬時流量計測手段と
前記開閉手段の動作を制御する制御手段を備え、制御手
段は前記開閉手段の開動作中は前記瞬時流量計測手段の
動作または出力を停止、あるいは瞬時流量計測手段の出
力に基づく計測を停止する流量計測装置。 - 【請求項4】制御手段は、前記開閉弁の開動作後所定時
間は前記瞬時流量計測手段の動作または出力を停止、あ
るいは瞬時流量計測手段の出力に基づく計測を停止する
請求項3記載の流量計測装置。 - 【請求項5】制御手段は、前記開閉弁の動作を制御する
開閉制御手段を備え、開閉制御手段は少なくとも前記瞬
時流量計測手段の出力から流体の使用状況を判断し異常
が認められば前記開閉手段を閉とする遮断判定手段と、
前記遮断判定手段により前記開閉弁を閉とした後に外部
からの指示により前記開閉弁を開とする復帰判定手段
と、前記復帰判定手段により前記開制御手段を開とした
後に前記瞬時流量計測手段の出力が所定の値を越えた場
合には再度前記開閉弁を閉とし、所定の値を越えなけれ
ば再度前記遮断判定手段に前記開閉弁の動作判定を委ね
る復帰確認手段とを備えた請求項1ないし4のいずれか
1項記載の流量計測装置。 - 【請求項6】流体の流れる流路と、前記流路を流れる流
体の瞬時流量を計測し出力する瞬時流量計測手段と、前
記流路を開閉する開閉手段と、前記瞬時流量計測手段と
前記開閉手段の動作を制御する制御手段を備え、制御手
段は前記開閉手段の閉動作中は前記瞬時流量計測手段の
動作または出力を停止、あるいは瞬時流量計測手段の出
力に基づく計測を停止する流量計測装置。 - 【請求項7】制御手段は、前記開閉弁の閉動作後所定時
間は前記瞬時流量計測手段の動作または出力を停止、あ
るいは瞬時流量計測手段の出力に基づく計測を停止する
請求項6記載の流量計測装置。 - 【請求項8】瞬時流量計測手段は、流体流量と相関のあ
る物理量を検出して電気信号として出力する物理量検出
手段と、前記物理量検出手段の出力を基に瞬時流量を演
算する演算手段とからなり、前記演算手段は、前記開閉
手段が閉の時の前記物理量検出手段の出力を基に計測値
のオフセットを求めるオフセット手段と、前記オフセッ
ト手段の求めたオフセット量を用いて流量演算を行う流
量演算手段とを備えた請求項1ないし7のいずれか1項
記載の流量計測装置。 - 【請求項9】少なくとも流量計測手段と開閉弁と制御手
段に供給される電源を備え、制御手段は、前記開閉手段
の動作中には前記瞬時流量計測手段への電源供給を停止
する請求項1ないし8のいずれか1項記載の流量計測装
置。 - 【請求項10】流体の流れる流路と、前記流路を流れる
流体の瞬時流量を計測し出力する瞬時流量計測手段と、
前記流路を開閉する開閉手段と、前記瞬時流量計測手段
と前記開閉手段の動作を制御する制御手段を備え、制御
手段は前記瞬時流量計測手段の動作中は前記開閉手段の
動作を停止する流量計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13947598A JP3473402B2 (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 流量計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13947598A JP3473402B2 (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 流量計測装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11325995A true JPH11325995A (ja) | 1999-11-26 |
JP3473402B2 JP3473402B2 (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=15246121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13947598A Expired - Fee Related JP3473402B2 (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 流量計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3473402B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002073080A (ja) * | 2000-09-01 | 2002-03-12 | Fujitsu Ten Ltd | 音声対話システム |
JP2002236040A (ja) * | 2001-02-08 | 2002-08-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 流量計測装置 |
JP2002243512A (ja) * | 2001-02-16 | 2002-08-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 流量計測装置 |
-
1998
- 1998-05-21 JP JP13947598A patent/JP3473402B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002073080A (ja) * | 2000-09-01 | 2002-03-12 | Fujitsu Ten Ltd | 音声対話システム |
JP2002236040A (ja) * | 2001-02-08 | 2002-08-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 流量計測装置 |
JP2002243512A (ja) * | 2001-02-16 | 2002-08-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 流量計測装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3473402B2 (ja) | 2003-12-02 |
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