JPH11325723A - 傘脱水機 - Google Patents

傘脱水機

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JPH11325723A
JPH11325723A JP15856798A JP15856798A JPH11325723A JP H11325723 A JPH11325723 A JP H11325723A JP 15856798 A JP15856798 A JP 15856798A JP 15856798 A JP15856798 A JP 15856798A JP H11325723 A JPH11325723 A JP H11325723A
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JP
Japan
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umbrella
water
absorbing
pair
belts
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JP15856798A
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Yoshiki Tagata
凱喜 田形
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸水ベルトで傘を搬送しつつ効率よく脱水で
きるようにした傘脱水機を提供する。 【解決手段】 走行する対向させた一対の吸水ベルト間
で傘を挟持して傘を一対の吸水ベルトによって搬送しつ
つ、傘に付着した水分を吸水ベルトで吸水する傘脱水機
において、前記吸水ベルトが走行方向に対して垂直な方
向に複数段に分割され、上段側の一段又は複数段の吸水
ベルトの走行速度を下段側の一段又は複数段の吸水ベル
トの走行速度より大に設定すると共に、対向する一対の
脱水ベルトの走行の相対速度を変化させるようにしたた
め、傘が走行中に上方の吸水ベルトの走行速度が大のた
め傘布がめくられて充分に脱水される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は傘を搬送させつつ傘
に付着した水分を除去する傘脱水機に関する。
【0002】
【従来の技術】大勢の人が集まる店舗や会社などで、雨
天時に傘から垂れる水分で床が濡れないように玄関口な
どに設置する傘脱水機が、従来より例えば特開平5−9
1916号において提案されている。
【0003】即ち、この従来の傘脱水機は、図16、1
7に示すように対向した一対の水平な吸水ベルト1a、
1bをモーターによって駆動される駆動軸2a、2bと
従動軸3a、3b間に架け渡して対向部分を同一方向に
同一速度で走行させ、傘Aの把手A1を人が手に持ち、
一対の吸水ベルト1a、1bの入口4から傘Aの把手A
1から下の部分(傘本体A2)をいれて一対の吸水ベル
ト1a、1b間に挟持させて出口5まで搬送し、この搬
送中に両側から圧接した吸水ベルト1a、1bに、傘本
体A2に付着した水分を吸水させる。吸水ベルト1a、
1bに吸水された水分は、副ローラー6a、6bで圧迫
されて脱水され、下部のタンク7に貯留される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の従来の傘脱水機では、傘は一対の同一速度の
吸水ベルト1a、1b間で挟持された不動の状態で搬送
されるため、搬送中の全行程で吸水ベルト1a、1bが
傘本体A2の逆方向の二面側からのみ密着した静止状態
となっていて、このため、傘布の奥まった部分、重なり
合った部分には吸水ベルト1a、1bが接触しない結果
となり、傘全体A2が全体的には脱水されず、部分的
に、即ち、吸水ベルト3a、3bが密着した二面側の表
面部分しか脱水されないという不都合があった。
【0005】また、前記従来の傘脱水機では一対の脱水
ベルト1a、1b間の圧迫力が上下方向において均一で
あるが、傘本体2は先端側が次第に細くなっているた
め、上方の太い部分は吸水ベルト1a、1bに強く圧迫
されるが、下方部分は充分に圧迫されず脱水されにく
く、また、圧迫された上方部分の水分が下方部分に流下
されて脱水が充分に行なわれないという不都合があっ
た。
【0006】このため、下部の細い部分まで充分に圧迫
されるように吸水ベルト1a、1bによる圧迫力を強く
すると、上部部分が痛むという不都合もあった。また、
傘を折りたたんで長さを短くした状態で吸水ベルト1
a、1b間に入れると、吸水ベルト1a、1bの下方で
の圧迫力が上方と同一のため、うっかり把手から手を離
すと、吸水ベルト1a、1bの下方へ傘が落下してはま
り込んでしまうという不都合もあった。本発明はこれら
の問題を解決した傘脱水機を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の傘脱水機では、走行する対向させた一対の吸
水ベルト間で傘を挟持して傘を一対の吸水ベルトによっ
て搬送しつつ、傘に付着した水分を吸水ベルトで吸水す
る傘脱水機において、前記吸水ベルトが走行方向に対し
て垂直な方向に複数段に分割され、上段側の一段又は複
数段の吸水ベルトの走行速度を下段側の一段又は複数段
の吸水ベルトの走行速度より大に設定すると共に、対向
する一対の脱水ベルトの走行の相対速度を変化させるよ
うにしたため、傘が走行中に上方の吸水ベルトの走行速
度が大のため傘布がめくられて充分に脱水される。
【0008】また、本発明の傘脱水機を、走行する吸水
ベルトと吸水ベルトと対向する対向体の構成にし、走行
方向に垂直に複数段に吸水ベルトを分割し、上方の吸水
ベルトの走行速度を大にしたため、傘が走行中に傘布が
めくられて充分に脱水される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1〜6は本発明の一実施形態の
傘脱水機10を示している。傘脱水機10の基台11上
には、上下方向にした傘Aが水平方向に通過できる通路
12を構成するように、所定の間隔を隔ててケース本体
13a、13bが平行に立設されている。
【0010】ケース本体13a、13bには、この通路
12の入口12aにおいて傘本体A2を入れやすいよう
に右端側に向かって開くように傾斜湾曲部14a、14
bが設けられ、この傾斜湾曲部14a、14bの中間部
から出口12b近傍にかけて、上下方向の全長にわたっ
て、吸水ベルト33a、33bが通路12へ突出するた
めの開口15a、15bが設けられている。
【0011】入口12a側の端部において、ケース本体
13a、13b内の底部において減速装置を備えた駆動
モーター16a、16bが基台11の上板11aに固定
されている。
【0012】駆動モーター16a、16bの近傍におい
て、ケース本体13a、13b内には、基台11の上板
11aとケース本体13a、13bの上部に固定された
枠板17a、17bとの間に垂直に駆動軸18a、18
bが回動自在に取付けられている。
【0013】各駆動軸18a、18bに減速機16′で
減速され駆動モーター16a、16bの回転が歯車20
a、20b、21a、21bを介して伝達される。ケー
ス本体13a側の駆動軸18aの上部には、複数段(例
えば3段)のプーリー22a、22a、22aが固定さ
れていて、駆動軸18aと一体的に回転する。
【0014】駆動軸18aの下部には、複数段(例えば
2段)のプーリー22a、22aがベアリング23を介
して回動自在に取付けられている。下側の2つのプーリ
ー22a、22aは互いに連結されていて、一体的に回
転する。
【0015】駆動軸18aの下部には歯車25が固定さ
れている。上板11aに軸26aが回動自在に取付けら
れ、この軸26aに固定された歯車26が、前記歯車2
5と噛み合っている。軸26aに固定された歯車27
と、一番下のプーリー22aに固定された歯車28と噛
み合っている。歯車25の回転が歯車26に減速されて
伝達され、さらに歯車27の回転が歯車28に減速され
て伝達される。
【0016】従って、駆動軸18aに固定された上方の
3つのプーリー22a、22a、22aの回転速度は、
駆動軸18aに回動自在に取付けられた下方の2つのプ
ーリー22a、22aの回転速度より大になっている。
【0017】他方のケース本体13b側の駆動軸18b
の場合も全く同一の構成で、上方の3つのプーリー22
b、22b、22bの回転速度は、下方の2つのプーリ
ー22b、22bの回転速度より大になっている。
【0018】ケース本体13a、13bの出口12b側
において、基台11の上板11aと枠板17a、17b
との間に垂直に従動軸30a、30bが回動自在に取付
けられている。
【0019】ケース本体13a側の従動軸30aの上部
には、前記駆動軸18aに対応して3段のプーリー31
a、31a、31aが固定され、その下部には2段のプ
ーリー31a、31aがベアリング32を介して回動自
在に取付けられている。
【0020】他方のケース本体13b側の従動軸30b
の場合も全く同一の構成で上方の3つのプーリー31
b、31b、31bは従動軸に固定され、下方の2つの
プーリー31b、31bがベアリングを介して回動自在
に取付けられている。
【0021】前記駆動軸18a、18bの5段のプリー
22a、22bと従動軸30a、30bの5段のプーリ
ー31a、31bには、それぞれ上下方向に5段にそれ
ぞれ吸水ベルト33a、33bが架け渡されている。
【0022】ケース本体13a、13b内には、図2に
示すように5段の各吸水ベルト33a、33b内におい
て、垂直方向に、フレーム板35a、35bが、基台1
1の上板11aと枠板17a、17b間に固定されてい
る。
【0023】フレーム板35a、35bの通路12側の
面には、5段の各吸水ベルト33a、33bに対応して
5段に棚36a、36bが水平方向に固定され、この各
段の棚36a、36bにそれぞれ7個のローラー支持体
37a、37bが回動自在に取付けられている。ローラ
ー支持体37a、37bの先端には、押圧ローラー40
a、40bが回動自在に取付けられている(図2、図4
参照)。
【0024】ローラー支持体37a、37bはスプリン
グ38a、38bによって通路12側に突出する方向に
押圧付勢されていて、このため、押圧ローラー40a、
40bは各段の一対の吸水ベルト33a、33bの対向
した平行部分を通路12において互いに接近する方向に
押圧している。
【0025】上方の3段の吸水ベルト33a側のベルト
走行方向の中間の5個の押圧ローラー40aと、同じく
上方の3段の吸水ベルト33a側のベルト走行方向の中
間の5個の押圧ローラー40bは、図2に示すようにベ
ルト走行方向において互い違いにずれた位置に設けられ
ている。そして、下方の2段の吸水ベルト3a側のベル
ト走行方向の中間の5個の押圧ローラー40aと、同じ
く下方の2段の吸水ベルト3b側のベルト走行方向の中
間の5個の押圧ローラー40bは、図4に示すようにベ
ルト走行方向において同一位置に対向して設けられてい
る。
【0026】スプリング38a、38bによる各段の押
圧ローラー40a、40bの押圧力の強さは、下方の2
段を上方の3段より大に設定されている。
【0027】フレーム板35a、35bの通路12とは
反対面には、各吸水ベルト33a、33bに対応して上
下方向の各5段において、従動軸30a、30bの近傍
にそれぞれ1個の支持枠41a、41bが固定され、こ
の支持枠41a、41bにローラー支持体42a、42
bが回動自在に取付けられている。ローラー支持体42
a、42bにはテンションローラー43a、43bが回
動自在に取付けられている。ローラー支持体42a、4
2bはスプリング44a、44bによって押圧付勢さ
れ、このためテンションローラー43a、43bは吸水
ベルト33a、33bの通路12から反対側の部分を互
いに離れる方向に押圧している。
【0028】各段ごとのテンションローラー43a、4
3bは、一対の吸水ベルト33a、33b間に傘本体A
2が挟持されて押圧ローラー40a、40bが押し戻さ
れて吸水ベルト33a、33bが弛もうとした分だけ外
方へ押し出して、吸水ベルト33a、33bにテンショ
ンを保たせる役割を担っている。
【0029】また、フレーム板35a、35bの通路1
2とは反対面には、駆動軸18a、18bの近傍におい
て支持板45a、45bが固定され、この支持板45
a、45bに固定ローラー46a、46bが回動自在に
取付けられている。
【0030】そして、各段ごとに、駆動軸18a、18
bとこの固定ローラー46a、46bとの中間部におい
て、各段ごとに各吸水ベルト33a、33bをスプリン
グ力(図示せず)によって外方から強く内側へ押圧して
吸水ベルト33a、33bを圧縮して水分を排出させる
絞りローラー47a、47bが支持台48a、48bに
回動自在に取付けられ、支持台48a、48bはケース
本体13a、13bに固定されている。
【0031】前記基台11内には、絞りローラー47
a、47bによって排水落下した水分を貯留するための
タンク50(図1参照)が、出入れ可能に収納されてい
る。このタンク50は基台11の側方に引出して外部へ
タンク50内の水分を排出できる。上方から滴下してく
る水分を集めて、タンク50の穴50aへ排出するため
に、樋51が上板11aの下面に固定されている。
【0032】また、タンク50にヒーター(図示せず)
を設けて、タンク50に溜まった水分を加熱して蒸発さ
せてしまうこともできる。また、タンク50を設けず、
基台11に排水口(図示せず)あるいは排水管(図示せ
ず)を設けて外部へ直接排水してもよい。
【0033】図5に示すように、ケース本体13a、1
3bの入口12a側には、通過物検出手段、例えば一対
の投光器60aと受光器60bが上下方向に複数段(例
えば5段)に設けられ、図5に示すように各段の投光器
60a、受光器60b間を光が通るようにケース本体1
3a、13bの傾斜湾曲部14a、14bにはスリット
61a、61bが上下方向に5段に設けられている。
【0034】また、図1、図3に示すように駆動軸18
a、18b及び従動軸30a、30bの上端には、スリ
ット円板62a、62b、63a、63bと投受光器6
4a、64b、65a、65bとから成る回転検出装置
が設けられている。
【0035】図6はこの傘脱水機10の駆動制御部の構
成を示している。傘Aの把手A1を手に持って、傘脱水
機10の通路12の入口12aに傘本体A2をいれる
と、上下方向に複数段に設置された投光器60aと受光
器60bとの間の光の通過を遮断する。駆動判定回路7
0は各受光器60b、60b、…の出力によって最上段
及び上から2段目の受光器60b、60bが共に非受光
状態の場合にモーター駆動回路71へ一定時間(吸水ベ
ルト33a、33bの走行によって傘が出口12bへ達
するより僅かに長い時間)駆動信号を出力する。
【0036】モーター駆動回路71は図7に示すように
台形波状に変化する信号イを出力して直流モーターであ
る一方の駆動モーター16aを駆動する。この信号イは
移相回路72で例えば180°移相された信号ロとなっ
て速度可変直流モーターである他方の駆動モーター16
bを駆動する。
【0037】このため、駆動軸18a、18bが回転し
て上下方向に5段に設置された吸水ベルト33a、33
bは対向面が出口12b方向に向かうように走行する。
そして、前記したように、下方の2段のプーリー22
a、22bは駆動軸18a、18bに固定されておらず
歯車25〜28によって駆動軸18a、18bの回転速
度より減速されて回転する。従って、上方の3段の吸水
ベルト33a、33bは下方の2段の吸水ベルト33
a、33bよりその減速比で決まる常に大きな速度で走
行する。しかも、2つの駆動モーター16a、16bに
は、前記したように時間とともに変化する速度制御電圧
が互いに180°位相がずれて印加される。
【0038】このため、傘本体A2を挟持した対向する
一対の吸水ベルト33a、33bの相対速度が変化し、
一方の吸水ベルト33aの速度が他方の吸水ベルト33
bの速度より速くなったり遅くなったり変化しつつ走行
するから、挟持された傘Aは、所定角度範囲内で把手A
1を手で握った状態に支障を生じない程度に、キリモミ
状に正逆回転しつつ搬送される。従って、傘本体A2は
キリモミ状態に正逆回転して全周にわたって吸水ベルト
33a、33bに圧接して吸水される。
【0039】そして、図4に示すように下方の2段の吸
水ベルト33a、33bにおいては、対向面において5
個の押圧ローラー40a、40bがベルト走行方向の同
一位置に位置して傘Aの下方を強く挟圧するのに対し、
図2に示すように上方の3段の吸水ベルト33a、33
bにおいては対向面において5個の押圧ローラー40
a、40bはベルト走行方向に互い違いにずれて位置し
ており、また、前記したように上方の3段より下方の2
段の方の押圧ローラー40a、40bの押圧力が大に設
定されているので、傘Aの上部は図8のようにそのずれ
た押圧ローラ40a、40bの中間では比較的挟圧力が
小さくなる。このため、対向する上下5段の吸水ベルト
33a、33bで挟持された傘は下方の2段でより強く
挟持され、上方の3段で比較的軽く挟持されていて、し
かも上方の3段の吸水ベルト33a、33bの方の走行
速度が下方の2段より大なので、傘Aが対向する吸水ベ
ルト33a、33bの相対速度の変化によってキリモミ
状に正逆回転しようとするのに多少抵抗するように傘A
の上段の把手A1を手に握りつつ傘Aの走行にまかせれ
ば、傘Aの1枚1枚の傘布A4が自動的に走行方向側へ
順次めくり返されつつ走行する。このため、走行中に1
枚1枚の傘布A4が充分に吸水ベルト33a、33bに
接触することとなり、充分に吸水されることになる。
【0040】なお、図7では駆動モーター16a、16
bを台形波状の互いに180°位相がずれた駆動電圧で
駆動して、対向する一対の吸水ベルト33a、33bの
うちの一方の吸水ベルト33aの走行速度が大のときは
他方の吸水ベルト33bの走行速度が小になるようにし
ているが、図9に示すように一対の吸水ベルト33a、
33bのうちの一方が走行時には他方を停止させるよう
に、間欠的に電圧が零となる駆動信号イと、この信号イ
を移送回路72で180°位相した駆動信号ロによって
それぞれ駆動モーター16a、16bを駆動するように
してもよい。
【0041】このように一方が停止するようにすれば、
傘Aを挟持する対向した一対の吸水ベルト33a、33
bの一方が走行している時に他方が停止しているので傘
布A4が走行方向側へめくり返される。
【0042】また、図10に示すように一対の吸水ベル
ト33a、33bのうちの一方が走行時には他方を停止
させ且つ一時的に逆回転させるように、間欠的に電圧が
零となると共に、その中間部で一時的に逆極性の電圧と
なる駆動信号イと、この信号イを移送回路72で180
°位相した駆動信号ロによってそれぞれ駆動モーター1
6a、16bを駆動するようにしてもよい。
【0043】また、図11に示すように一対の吸水ベル
ト33a、33bのうちの一方が走行時には他方を停止
させ且つ一回置きに一時的に逆回転させるように、間欠
的に電圧が零となると共に、一回置きにその中間部で一
時的に逆極性の電圧となる駆動信号イと、この信号イを
移送回路72で180°位相した駆動信号ロによってそ
れぞれ駆動モーター16a、16bを駆動するようにし
てもよい。
【0044】このように一方を停止させ且つ一時的に逆
回転させるようにすれば、傘Aを挟持する対向した一対
の吸水ベルト33a、33bの一方が走行している時に
他方が停止し且つ一時的に逆回転するので傘布A4がよ
り一層よく走行方向側へめくり返される。
【0045】また、下方の2段において押圧ローラー4
0a、40bが同一位置に対向しているので、傘Aの上
部が挟持されて下方へ流下して傘Aの下部にしみ込んで
も同一位置で対向した対をなす押圧ローラー40a、4
0b間で一層強く挟圧されて水分が絞り出される。
【0046】このような吸水ベルト33a、33bの走
行中に次の利用者の傘Aによって最上段及び上から2段
目の受光器60b、60bが共に非受光状態にされる
と、駆動判定回路70は駆動信号を出力するから、この
時点からさらに一定時間吸水ベルト33a、33bは連
続的に走行させられる。
【0047】なお、最上段の受光器60b以外の他の受
光器60bが非受光であっても最上段の受光器60bが
受光状態であれば、駆動判定回路70は入口12aには
いってきた物体が傘ではない異物であると判定して駆動
信号を出力せず、モーター駆動中であれば、駆動を停止
させる。
【0048】駆動軸18a、18b及び従動軸30a、
30bの回転を、それぞれスリット円板62a、62
b、63a、63bと投受光器64a、64b、65
a、65bによって検出し、各投受光器64a、64
b、65a、65bの出力によって回転速度検出回路7
3、74、75、76はそれぞれ駆動軸18a、18
b、従動軸30a、30bの回転速度を検出する。
【0049】異常判定回路77は、2つの回転速度検出
回路73、75の出力を受けて駆動軸18aの回転速度
と従動軸30aの回転速度を比較し、両者に大きな差が
ある場合、例えば両回転速度に50%以上の差がある場
合には、ベルトの駆動負荷に何らかの異常が発生したと
判定して、モーター駆動回路71へモーター駆動を停止
させるための信号を出力する。
【0050】全く同様に、異常判定回路78は、2つの
回転速度検出回路74、76の出力を受けて駆動軸18
bの回転速度と従動軸30bの回転速度を比較し、両者
に大きな差がある場合、例えば両回転速度に50%以上
の差がある場合には、何らかの異常が発生したと判定し
て、モーター駆動回路71へモーター駆動を停止させる
ための信号を出力する。
【0051】このように停止信号を出力して停止させた
後、一定時間経過すると、2つの吸水ベルト33a、3
3bを共に一定速度で前記傘搬送方向とは逆方向に駆動
する。このため、吸水ベルト33a、33b間に異物が
挟まっていれば、入口12a側へ排出される。
【0052】なお、以上のように一対の吸水ベルト33
a、33bに挟持押圧されて走行中に傘は充分に吸水さ
れるが、押圧されて傘Aの下端部、即ち石突きA3に水
滴が流下付着するので、通路12の出口12b下部にお
いて、上板11aの上面に、走行する傘Aの下端部(石
突き)A2に接触して、水分を吸水するための吸水装置
80が設けられている。
【0053】この吸水装置80は、例えば図12に示す
ように、石突きA3の走行方向にスポンジなどから成る
複数の吸水板81を両側の支持板82、82に取付けた
構造となっている。
【0054】あるいは、例えば図13に示すように、ス
ポンジなどから成る一対の円柱部の吸水体83、83を
対向部が接触するように回転軸84、84に取付けて、
石突きA3が一対の吸水体83、83及び回転軸84、
84を逆方向に回転させて通過する構造にしてもよい。
【0055】なお、図2、4に示すように、傘Aが挟持
搬送され出口12bの近傍において傘Aの巻きひもがケ
ース本体13a、13bの出口側の開口縁部13a′、
13b′から従動軸30a、30b方向へ巻き込まれる
ことを未然に防ぐために、ケース本体13a、13bの
出口側の開口縁部13a′、13b′に、ゴム板などか
ら成る上下方向に長い巻込み防止体85が吸水ベルト3
3a、33b方向に突出して隙間をなくすように取付け
られている。
【0056】なお、利用者が傘Aの把手A1から手を離
すと、走行した傘Aが出口12bから地面に投げ出され
るのを防ぐために、出口12b側において、ケース本体
13a、13bにほぼU字状などの傘倒れ防止体90の
両端が適宜高さに固定されていて、走行した傘Aは手を
離してもこの傘倒れ防止体90で受け止められるから、
そこで上方へ抜き取ればよい。
【0057】なお、このように傘倒れ防止体90の両端
が対向したケース本体13a、13bの出口側の端部で
固定されているため、2つのケース本体13a、13b
の構造強度を増大させることにもなる。
【0058】なお、利用者が上方でなく側方へ傘Aを取
り出せるように、図14に示すように傘倒れ防止体90
の一方の端部のみをケース本体13aに固定し、他方の
ケース本体13b側を開放した構造にしてもよい。
【0059】図3に示すように、通路12の上方を両側
から覆うようにブラシあるいはスポンジなどから成る弾
性遮蔽体100a、100bがケース本体13a、13
bの開口部15a、15bの上縁から互いに接近して接
触する長さで突出させて取付けられている。このため、
通路12の上部からの異物の混入を防止でき、また、内
部機構を外部視界から遮蔽することができる。
【0060】また、通路12の入口12a側において
も、ケース本体13a、13bの開口部15a、15b
の入口側の縁部には走行方向側へ傾斜してV字状になる
ように互いに接触する長さで同様の遮蔽体101a、1
01bが取付けられている。
【0061】また、通路12の出口12b側において
も、ケース本体13a、13bの開口部15a、15b
の出口側の縁部には互いに接触する長さで同様の遮蔽体
102a、102bが取付けられている。従って、通路
12の入口12a側でも出口12b側でも異物の混入を
防止でき、また内部機構を外部視界から遮蔽できる。
【0062】なお、上方の3段の吸水ベルト33a、3
3bの走行速度を下方の2段のそれより大にするため
に、駆動軸18a、18bに固定するプーリー22a、
22bを下方の2段だけ小径にする方法でもよい。
【0063】なお、前記実施形態では、一対の吸水ベル
ト33a、33b間で傘を搬送する構成を説明したが、
図15に示すように上下方向に複数段に分割された吸水
ベルト33cを平行に対向した板状の対向体110に沿
って走行させて、傘本体A2を複数段に分割された吸水
ベルト33cと対向体110とで挟持して搬送させつつ
吸水ベルト33cに吸水させるようにしてもよい。この
実施形態においても各段の吸水ベルト33cは複数の押
圧ローラー40aで対向体110方向へ押圧されてい
て、下方の2段の吸水ベルト33cの押圧力を大に設定
し、上方の3段の吸水ベルト33cの走行速度を下方の
2段のそれより大に設定している。このため、利用者が
把手A1をしっかり手で持ったまま走行させると、傘布
A4が走行時に1枚1枚めくれて充分に吸水される。
【0064】この対向体110を用いた傘脱水機におい
ても、同様に前記した吸水装置80、巻込み防止体8
5、傘倒れ防止体90、通路上方、入口、出口のブラシ
などによる遮蔽体を設ける(図示せず)。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明の傘脱水機で
は、走行する対向させた一対の吸水ベルト間で傘を挟持
して傘を一対の吸水ベルトによって搬送しつつ、傘に付
着した水分を吸水ベルトで吸水する傘脱水機において、
前記吸水ベルトが走行方向に対して垂直な方向に複数段
に分割され、上段側の一段又は複数段の吸水ベルトの走
行速度を下段側の一段又は複数段の吸水ベルトの走行速
度より大に設定すると共に、対向する一対の脱水ベルト
の走行の相対速度を変化させるようにしたため、傘が走
行中に上方の吸水ベルトの走行速度が大のため傘布がめ
くられて充分に脱水される。
【0066】また、本発明の傘脱水機を、走行する吸水
ベルトと吸水ベルトと対向する対向体の構成にし、走行
方向に垂直に複数段に吸水ベルトを分割し、上方の吸水
ベルトの走行速度を大にしたため、傘が走行中に傘布が
めくられて充分に脱水される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す概略縦断面図
【図2】同実施形態を示す概略横断面図
【図3】同実施形態における概略横断面図
【図4】同実施形態における概略横断面図
【図5】同実施形態における投光器、受光器を示す概略
【図6】同実施形態における駆動制御部を示すブロック
【図7】モーター速度制御電圧の波形図
【図8】同実施形態の動作説明図
【図9】モーター速度制御電圧の波形図
【図10】モーター速度制御電圧の波形図
【図11】モーター速度制御電圧の波形図
【図12】吸水装置の一例を示す平面図
【図13】吸水装置の一例を示す平面図
【図14】傘倒れ防止体の他の実施形態の平面図
【図15】本発明の他の実施形態の吸水ベルトと対向体
を示す概略構成図
【図16】従来の傘脱水機の概略構成図
【図17】従来の傘脱水機の概略構成図
【符号の説明】
10 傘脱水機 11 基台 12 通路 12a 入口 12b 出口 13a、13b ケース本体 16a、16b 駆動モーター 17a、17b 枠板 18a、18b 駆動軸 30a、30b 従動軸 33a、33b 吸水ベルト 40a、40b 押圧ローラー 50 タンク 80 吸水装置 85 巻込み防止体 90 傘倒れ防止体 110 対向体

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行する対向させた一対の吸水ベルト間で
    傘を挟持して傘を一対の吸水ベルトによって搬送しつ
    つ、傘に付着した水分を吸水ベルトで吸水する傘脱水機
    において、 前記吸水ベルトが走行方向に対して垂直な方向に複数段
    に分割され、上段側の一段又は複数段の吸水ベルトの走
    行速度を下段側の一段又は複数段の吸水ベルトの走行速
    度より大に設定すると共に、対向する一対の脱水ベルト
    の走行の相対速度を変化させるようにしたことを特徴と
    する傘脱水機。
  2. 【請求項2】対向する一対の前記脱水ベルトの一方の脱
    水ベルトの走行中に他方の脱水ベルトの走行を停止させ
    るようにした請求項1記載の傘脱水機。
  3. 【請求項3】対向する一対の前記脱水ベルトの一方の脱
    水ベルトの走行中に他方の脱水ベルトの走行を停止させ
    且つ一時的に逆回転させるようにした請求項1記載の傘
    脱水機。
  4. 【請求項4】複数段の前記吸水ベルトの内側に沿って複
    数の吸水ベルトを外側へ向かって押圧する押圧ローラー
    をそれぞれ設け、該押圧ローラーの押圧力を下段側を大
    となるようにした請求項1記載の傘脱水機。
  5. 【請求項5】前記押圧ローラーを、上段側の対向した吸
    水ベルトでは吸水ベルト走行方向において互い違いに位
    置ずれさせて設け、下段側の吸水ベルトでは対向する位
    置に設けた請求項1記載の傘脱水機。
  6. 【請求項6】走行する対向させた一対の吸水ベルト間で
    傘を挟持して傘を一対の吸水ベルトによって搬送しつ
    つ、傘に付着した水分を吸水ベルトで吸水する傘脱水機
    において、 出口近傍において前記吸水ベルトの下方に走行する傘の
    下端部に接触して水分を吸水する吸水装置を設けた傘脱
    水機。
  7. 【請求項7】走行する対向させた一対の吸水ベルト間で
    傘を挟持して傘を一対の吸水ベルトによって搬送しつ
    つ、傘に付着した水分を吸水ベルトで吸水する傘脱水機
    において、 出口側に傘倒れ防止体を設けた傘脱水機。
  8. 【請求項8】走行する対向させた一対の吸水ベルト間で
    傘を挟持して傘を一対の吸水ベルトによって搬送しつ
    つ、傘に付着した水分を吸水ベルトで吸水する傘脱水機
    において、 対向する前記一対の吸水ベルトが対向する一対のケース
    本体の各開口部から対向面が露出するように設けられ、
    前記一対のケース本体の出口側に傘倒れ防止体の両端が
    それぞれ固定された傘脱水機。
  9. 【請求項9】走行する対向させた一対の吸水ベルト間で
    傘を挟持して傘を一対の吸水ベルトによって搬送しつ
    つ、傘に付着した水分を吸水ベルトで吸水する傘脱水機
    において、 対向する前記一対の吸水ベルトが対向する一対のケース
    本体の各開口部から対向面が露出するように設けられ、
    一対のケース本体の出口側開口縁部に前記吸水ベルト側
    に突出する巻き込み防止体を突設した傘脱水機。
  10. 【請求項10】走行する対向させた一対の吸水ベルト間
    で傘を挟持して傘を一対の吸水ベルトによって搬送しつ
    つ、傘に付着した水分を吸水ベルトで吸水する傘脱水機
    において、 対向する前記一対の吸水ベルトが対向する一対のケース
    本体の各開口部から対向面が露出するように設けられ、
    一対のケース本体の入口側に遮蔽体を対向させて設けた
    傘脱水機。
  11. 【請求項11】走行する対向させた一対の吸水ベルト間
    で傘を挟持して傘を一対の吸水ベルトによって搬送しつ
    つ、傘に付着した水分を吸水ベルトで吸水する傘脱水機
    において、 対向する前記一対の吸水ベルトが対向する一対のケース
    本体の各開口部から対向面が露出するように設けられ、
    一対のケース本体の出口側に遮蔽体を対向させて設けた
    傘脱水機。
  12. 【請求項12】走行する対向させた一対の吸水ベルト間
    で傘を挟持して傘を一対の吸水ベルトによって搬送しつ
    つ、傘に付着した水分を吸水ベルトで吸水する傘脱水機
    において、 対向する前記一対の吸水ベルトが対向する一対のケース
    本体の各開口部から対向面が露出するように設けられ、
    一対のケース本体の上側に遮蔽体を対向させて設けた傘
    脱水機。
  13. 【請求項13】走行する吸水ベルトと該吸水ベルトと対
    向する対向体との間で傘を挟持して該吸水ベルトによっ
    て搬送しつつ傘に付着した水分を吸水ベルトで吸水する
    傘脱水機において、 前記吸水ベルトが走行方向に対して垂直な方向に複数段
    に分割され、上段側の一段又は複数段の吸水ベルトの走
    行速度を下段側の一段又は複数段の吸水ベルトの走行速
    度より大に設定した傘脱水機。
  14. 【請求項14】複数段の前記吸水ベルトの内側に沿って
    複数の吸水ベルトを外側へ向かって押圧する押圧ローラ
    ーをそれぞれ設け、該押圧ローラーの押圧力を下段側を
    大となるようにした請求項13記載の傘脱水機。
  15. 【請求項15】出口近傍において前記吸水ベルトの下方
    に走行する傘の下端部に接触して水分を吸水する吸水装
    置を設けた請求項13記載の傘脱水機。
  16. 【請求項16】出口側に傘倒れ防止体を設けた請求項1
    3記載の傘脱水機。
  17. 【請求項17】前記吸水ベルトの対向面がケース本体の
    前記対向体側の開口部から露出するように設けられ、前
    記ケース本体と前記対向体の出口側に傘倒れ防止体の両
    端がそれぞれ固定された請求項13記載の傘脱水機。
  18. 【請求項18】前記吸水ベルトの対向面がケース本体の
    前記対向体側の開口部から露出するように設けられ、前
    記ケース本体の出口側開口縁部に前記吸水ベルト側に突
    出する巻き込み防止体を突設した請求項13記載の傘脱
    水機。
  19. 【請求項19】前記吸水ベルトの対向面がケース本体の
    前記対向体側の開口部から露出するように設けられ、前
    記ケース本体と前記対向体の入口側に遮蔽体を設けた請
    求項13記載の傘脱水機。
  20. 【請求項20】前記吸水ベルトの対向面がケース本体の
    前記対向体側の開口部から露出するように設けられ、前
    記ケース本体と前記対向体の出口側に遮蔽体を設けた請
    求項13記載の傘脱水機。
  21. 【請求項21】前記吸水ベルトの対向面がケース本体の
    前記対向体側の開口部から露出するように設けられ、前
    記ケース本体と前記対向体の上側に遮蔽体を設けた請求
    項13記載の傘脱水機。
JP15856798A 1998-03-13 1998-05-22 傘脱水機 Pending JPH11325723A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001065191A1 (en) * 2000-02-29 2001-09-07 Retec Co., Ltd. Umbrella dewatering device
CN113028773A (zh) * 2021-02-27 2021-06-25 安徽工程大学 一种雨伞干燥装置

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