JPS58144006A

JPS58144006A - コインリフト

Info

Publication number: JPS58144006A
Application number: JP57022764A
Authority: JP
Inventors: Seishiro Ayabe; 綾部　征四郎
Original assignee: Kita Denshi Corp
Current assignee: Kita Denshi Corp
Priority date: 1982-02-17
Filing date: 1982-02-17
Publication date: 1983-08-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はコインリフトに関するものである。

コインは自動販売機でよく使われる。また、遊戯用のコ
インは多くの遊戯装置、例えばスロットマシンなどで使
われる。コインリフトはコインを上方に運搬する装置で
ある。従来からコインリフトについているいろと開発さ
れている。

例えば、第１図は従来のコインリフトの１つの例を示す
概略図である。

羽根１０が回収したコイン９を通路１１に送る。このた
め、通路１１内のコイン９は徐々に上方に移動する。

また、第２図は従来のコインリフトの他の例を示す概略
図である。

この例では通路１２５Ｆ）中にベルト１３が通っている
。ベルト１３には等開隔に斜めの凸部１３ａが形成され
ている。コイン９はこの凸部１３ａによって上方に運搬
される。

これら従来のコインリフトでは、コイン９が通路１１あ
るい砿通１１１２と接して上方ヘト運ばれる。従って、コイン９がある程度回転することが
必要である。しかし、コイン９の多くのものは、その周
縁部に凹凸が形成されている。この凹凸がコイン９の回
転を妨げる。

このため従来は、通路１１あるいは通路１２内で」イン
９が詰ることがよくあった。特に、第２図に示す従来例
では入口部１４と出口部１５でコイン９がよく詰った。

本発明は上記の実情に鑑みてなされたもので、コインの
詰ることがなく、コインをスムーズに上方へ運搬するこ
とができるコインリフトを提供することを目的とする。

以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説
明する。

第３図は本発明のコインリフトの一例を示す正面図であ
る。

本発明のコインリフトには第１プーリー１と第２１−リ
ー２が上下に設けられている。

１１プーリー１と第２プーリー２とは同一形状である。

プーリー１及び２は従来からあるプーリーでかまわない
。第１プーリー１は駆動手段により回転する。第２１−
リー２は回転自在に設けられている。逆に第１１−リ−
１を回転自在に設けてもかまわない。そのときは、第２
プーリー２が駆動手段により回転する。しかし、第２７
−リー２が駆動手段により回転する方が好ましい。なぜ
なら、後に述べるように、ベルト３及び４がより強い力
でコイン９を挾むことができるからである。

２つのプーリー１及び２には外ベルト３と内ベルト４が
掛けられている。外ベルト３と内ベルト４は平ベルトで
かまわない。外ベルト３と内ベルト４は重ねられている
。つまり、外ベルト３は内ベルト４の上で回転する。従
って、外ベルト３の方が内ベルト４よりもわずかに長い
。外ベルト３の幅は内ベルト４の幅と等しい。

本発明のコインリフトは、コイン９を外ベルト３と内ベ
ルト４の間に挾んで上方に運搬するものである。

今、ベルト３及び４が矢印Ａの方向に回転しているもの
とする。

第１プーリー１にべ・ルト３及び４が進入する側で、外
ベルト３と内ベルト４はベルト分離手段によって二方向
に分けられる。図示例では４本のローラー５が分離手段
である。分離手段は４本のローラー５だけに限らない。

例えば、分離手段は滑らかで摩擦の少ない板や丸棒等で
もかまわない。また、ローラー５の本数は４本だレプに
限らない。第４図に示すように分離手段が２本のローラ
ー５だけで十分な場合もあり得る。ローラー５が左右に
動くと大変都合がよい。こうすると、外ベルト３と内ベ
ルト４の張り強さを別々に調整することができる。

分離手段によって外ベルト３と内ベルト４が二方向に分
けられると、外ベルト３と内ベルト４の間に空間Ｂがで
きる。空間Ｂにはコイン排出ロアと受は皿８が設置され
る。

コイン排出ロアは、コイン９を排出するためのものであ
る。例えば、スロットマシンに投入されたコイン９がコ
イン排出ロアまで送られてきて排出される。

排出されたコイン９は外ベルト３と内ベルト４の間に落
下する。そ９て、コイン９は外ベルト３と内ベルト４に
挾まれて上方へ運ばれる。

受は皿８は、ベルト３及び４に挾まれて運ばれてきたコ
イン９を受けとめるためのものである。

次に本発明のコインリフトの作用について説明する。

コイン排出ロアから排出されたコイン９は、外ベルト３
と内ベルト４の間に落下する。そして、コイン９は外ベ
ルト３と内ベルト４に挾まれて上方へ運ばれる。

コイン９が第２プーリー２を回転した後、外ベルト３と
内ベルト４は分離手段によって二方向へ分けられる。こ
のため、コイン９は受は皿８内に落下する。このように
して、コイン９はコイン排出ロアがら受は皿８まで運ば
れる。受けＩｎ８に落下したコイン９は、例えばスロッ
トマシンのホッパーに再び投入されたり、あるいは回収
されたりする。

第５図は、本発明のコインリフトの他の例を示プ正面図
である。

この例では第１７−リー１と第２１−リー２の中間にロ
ーラー１６が設けられている。

この実施例は外ベルト３と内ベルト４の挾む力が弱いと
きに効果がある。ローラー１６の個数は複数でもかまわ
ない。また、ローラー１６が左右に動くと、ベルト３及
び４の張り強さを調節することができ大変都合がよい。

第６図は本発明で用いる外ベルトと内ベルトの他の例を
示す部分図である。

第６図に示す外ベルト３−と内ベルト４′には、それぞ
れ等間隔に凸部３′ａ及び４′ａが設けられている。凸
部３′ａ及び４−ａによってコイン９が滑り落ちるのを
防ぐことができる。これは外ベルト３と内ベルト４がコ
イン９を十分に挾めないときに大変効果がある。

第７図は本発明で用いるプーリーの他の例を示す正面図
である。

プーリー１７には溝１０が形成されている。

誇１８の深さは内ベルト４の厚みと同じである。溝１８
の幅は内ベルト４の幅よりもわずかに大きい。従って、
第７図に示すようにプーリー１７に外ベルト３と内ベル
ト４を掛けると、外ベルト３もプーリー１７に接する。

このため外ベルト３にも動力を伝達することができる。

このプーリー１７を使用する場合には、外ベルト３の幅
は溝１８の幅よりも広くする。

本発明のコインリフトはスロットマシンだけでなく、遊
戯用コインを使う全ての遊戯装置に使用することができ
る。また、自動販売機のコインの回収にも使用すること
ができる。

本発明のコインリフトによれば、コイン９はベルト３及
び４以外のものに接することがない。このためコイン９
が詰ることがなく、コイン９をスムーズに上方に運搬す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は従来のコインリフトを示す概略図、
第３図は本発明のコインリフトの例を示す正面図、第４
図及び第５図は本発明のコインリフトの他の例を示す正
面図、第６図は本発明で用いる外ベルトと内ベルトの他
の例を示す部分図、第７図は本発明で用いるプーリーの
他の例を示す正面図である。１．２・・プーリー３・・・・外ベルト４・・・・内ベルト５・・・・ローラー７・・・・コイン排出口８・・・・受は皿９・・・・コイン１６・・・ローラー１７・・・プーリー１８・・・溝特許出願人　株式会社　北電子第２図第３図　　　　　第４図

Claims

【特許請求の範囲】

第２プーリーの下方に第１プーリーを設は一前記２つの
プーリーに外ベルトと内ベルトを重ねて掛け、前記２つ
のベルトが前記第１１−リーに進入する側にベルト分離
手段を設け、前記分離手段により前記外ベルトと前記内
ベルトを二方向に分けて前記外ベルトと前記内ベルトの
間に空間を設けるとともに、前記２つのプーリーのうち
一方を駆動手段により回転する構成にして、前記空間で
コインを前記外ベルトと前記内ベルトの間に″投入して
前記コインを前記外ベルトと内ベルトに挾んで上方に運
搬することを特徴とするコインリフト。