JPH11325505A - 一体型空気調和機 - Google Patents

一体型空気調和機

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JPH11325505A
JPH11325505A JP11071398A JP7139899A JPH11325505A JP H11325505 A JPH11325505 A JP H11325505A JP 11071398 A JP11071398 A JP 11071398A JP 7139899 A JP7139899 A JP 7139899A JP H11325505 A JPH11325505 A JP H11325505A
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裕 丸山
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照和 須永
Kazuhiko Kezuka
和彦 毛塚
和正 ▲吉▼田
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内ファンが一方の側にずれて配置されて
も、その両側出口開口で均等な風量を得ることが出来、
小形・コンパクトな一体型空調機を提供する。 【解決手段】 内部に熱サイクルを内部に収納した一体
型空気調和機10であって:本体筐体11と;本体筐体
内に配置され、その内部に一対の通風路を形成する内部
ケーシング7と;本体内において、前記内部ケーシング
内の一対の通風路に風を発生する室内ファン1と;本体
の正面に、その略中央軸上に設けられた空気の吸い込み
開口13と;そして、本体の正面に、その両側に設けら
れ、実質的に同一の寸法の一対の空気の吹き出し開口1
4a、bとを備え、室内ファン1は中央軸Cからずれて
配置され、内部ケーシング7内の通風路を左右非対称に
形成し、もって、両側の空気吐出口における風量をほぼ
同一にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱サイクルを構成
する室内ユニット及び室外ユニットを一個のケーシング
又は筐体内に取り付けた空気調和機に関し、特に、空調
した空気を少なくとも二個の開口部から室内に吹き出す
一体型空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱サイクルを構成する室内ユニッ
ト及び室外ユニットを一個のケーシング又は筐体内に取
り付けて一体型とし、例えば窓枠に固定して取り付ける
空気調和機は既に知られている。かかる一体型の空気調
和機の一例が、例えば、実開昭59−18214号公報
に開示されており、ここでは、2つのスクロール部分に
分割された空気を吹き出すためのシロッコファンを有し
ており、ケース表面の両側(すなわち、その左側と右
側)に設けられた2つの出口開口部を介して冷却された
空気を室内に吹き出す。上記の構造では、室内の空気は
ケース中央部(すなわち、ケース表面の中央部に経営さ
れた空気吸入口)から吸入され、そして、両側の出口開
口部から室内へ吹き出され、もって、室内の温度分布を
改善する効果を達成する(すなわち、室温を冷却し又は
暖房する)。
【0003】かかる構造を最も簡単な方法で実現するた
めには、ハウジング内に設けた内部ケーシングにより一
対の風路を左右対称に形成し、一方、シロッコファン等
の室内ファンを空調機、特に、その主筐体の中心軸上に
配置する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
一体型の空調機の実際の製品、特に、風路が左右対称に
形成されたものでは、一体型の空調機のサイズを小さく
する、すなわち、小型化の要求により、しばしば、室内
ファンを主筐体の中心軸上に配置することは困難であっ
た。かかる場合には、空気を分割してその両側の出口開
口部に均一に導くための何らかの手段を設ける必要があ
るが、しかしながら、そのためには比較的大きなスペー
スが必要となる。一方、両側の出口開口部で均一な風量
を得るために大きなスペースが必要になると、その内部
の電気部品と内部に風路を形成する内部ケーシングとの
間の距離やギャップを十分に確保することが難しくな
る。もしもこれらた互いに近づいた場合、特に冷房運転
時において、上記電気部品の近傍に露滴が凝集される。
すなわち、この凝集された露滴が上記電気部品内に入り
込み、なお、空調機の誤動作や故障などを生じる可能性
があった。
【0005】また、上記従来技術になる空調機の構造、
特に、本発明が関連する一体型のものでは、両側の空気
出口の開口部から吹き出した空気が空気流入開口部へ直
接戻って再び吸い込まれてしまう、所謂「ショートサー
キット」と呼ばれる現象が発生し、これにより空調能
力、すなわち、空気を冷房し又は暖房する能力を低下さ
せてしまうという問題点を生じていた。
【0006】そこで、本発明の目的は、かかる上記の問
題点を解消し、特に、その筐体内において室内ファンが
一方の側にずれて配置された空調機でも、その小形・コ
ンパクト化が可能となる一体型空調機を提供することに
ある。
【0007】また、本発明の他の目的は、その出口開口
の両側で均等な風量を得ることが可能で、かつ、容易に
組み立てることが可能な一体型空調機を提供することに
ある。
【0008】さらに、本発明の他の目的は、その機械的
な強度に優れており、特に、その組立作業工程に好適な
一体型空調機を提供することにある。
【0009】さらに、本発明の更に他の目的は、空調能
力の低下のない、特に、上記した「ショートサーキッ
ト」現象のない一体型空調機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる上記の目的を達成
するため、本発明によれば、まず、熱サイクルを内部に
収納した一体型空気調和機であって:本体と;前記本体
内に配置され、その内部に一対の通風路を形成する内部
ケーシングと;前記本体内において、前記内部ケーシン
グ内の一対の通風路に風を発生する室内ファンと;前記
本体の正面に、その略中央軸上に設けられた空気吸い込
み開口と;前記本体の正面に、その両側に設けられ、実
質的に同一の寸法の一対の空気吹き出し開口とを備え、
前記室内ファンは前記中央軸からずれて配置され、前記
内部ケーシング内の通風路を左右非対称に形成し、もっ
て、両側の空気吹き出し開口における風量をほぼ同一に
する一体型空気調和機が提供される。
【0011】また、本発明によれば、前記に記載した一
体型空気調和機において、両側の空気吹き出し開口にお
ける風速が5.1:4.9〜6:4の比率の範囲内にす
る。
【0012】さらに、本発明によれば、前記に記載した
一体型空気調和機において、空気調和機の高さを1とし
た場合、空気調和機の高さを1〜2、室内ファンの径を
0.5〜0.8にする。
【0013】さらに、本発明によれば、前記に記載した
一体型空気調和機において、室内ファンの径を1とした
場合、前記内部ケーシングと前記室内ファンとの間の一
方の最狭距離を0.05〜0.2にし、他方、前記内部
ケーシングと前記室内ファンとの間の他方の最狭距離を
0.1〜0.3とする。
【0014】さらに、本発明によれば、前記に記載した
一体型空気調和機において、前記内部ケーシングは3個
の部分から構成されている。
【0015】また、本発明によれば、やはり、上記の目
的を達成するため、熱サイクルを内部に収納した一体型
空気調和機であって:本体と;本体内に配置され、室内
側と室外側とを仕切る仕切り板;本体の室外側に設けら
れた室外側熱交換器;本体の室外側に設けられ、室外側
熱交換器の近傍に設けられた室外側ファン;前記本体内
に配置され、その内部に一対の通風路を形成する内部ケ
ーシングと;前記本体内において、前記内部ケーシング
内の一対の通風路に風を発生する室内ファンと;前記本
体の正面に、その略中央軸上に設けられた空気吸い込み
開口と;前記本体の正面に、その両側に設けられ、実質
的に同一の寸法の一対の空気吹き出し開口とを備え、さ
らに、前記本体の室外側から前記仕切板を超えて室内側
に伸び、少なくとも前記室外側熱交換器と前記室外側フ
ァンの一方と、前記内部ケーシングとに接続された支え
板を設けた一体型空気調和機が提供される。
【0016】また、本発明によれば、前記に記載した一
体型空気調和機において、前記支え板は前記本体の上部
で、かつ、前記本体の一方側に片寄って配置されてい
る。
【0017】さらに、本発明によれば、前記に記載した
一体型空気調和機において、さらに、前記熱サイクルの
圧縮機が前記本体の一方側に片寄って配置されており、
前記支え板は、前記圧縮機が片寄って配置されている一
方側に片寄って配置されている。
【0018】加えて、本発明のよれば、やはり上記の目
的を達成するため、熱サイクルを内部に収納した一体型
空気調和機であって:本体と;前記本体内に配置され、
その内部に一対の通風路を形成する内部ケーシングと;
前記本体内において、前記内部ケーシング内の一対の通
風路に風を発生する室内ファンと;前記本体の正面に、
その略中央軸上に設けられた空気吸い込み開口と;前記
本体の正面に、その両側に設けられ、実質的に同一の寸
法の一対の空気吹き出し開口とを備え、前記本体の正面
には、湾曲面を有するカバーが取り付けられている一体
型空気調和機が提供されている。
【0019】また、本発明では、前記に記載した一体型
空気調和機において、前記カバーの湾曲面は円弧状であ
る。
【0020】そして、本発明によれば、前記に記載した
一体型空気調和機において、前記カバーはフィルターを
有する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0022】まず、本発明の第1の実施の形態を、図1
〜図4を参照しながら説明する。
【0023】本発明の第1の実施の形態になる一体型の
空調機を示す図1を参照し、空調機10は、ケーシング
又は本体筐体11の内部(又は、空調機の本体)に配置
された室内ファン1と、上記室内ファン1の前面に配置
された室内熱交換器4と、その内部に左右への一対の吹
き出し又は風路を形成した内部ケーシング7を備えてい
る。室内ファン1は、仕切板9の後方に設けられたファ
ンモータ3に連結されており、このファンモータ3は、
さらに、室外ファン2に接続され、もって、これらを回
転駆動している。加えて、熱サイクルの完成のため、室
内熱交換器4に加えて、さらに、圧縮機6と室外熱交換
器5とが、この圧縮機6を他の2つの中央部に、すなわ
ち、室内熱交換器4と室外熱交換器5との間に配置され
ている。また、これらの間には、サイクル用の配管8が
循環して連結されている。空調機10は、上記仕切板9
によって室内側(図の下側)と室外側(図の上側)とに
分割されている。
【0024】図1から明らかなように、圧縮機6が筐体
11(すなわち、空調機の本体)内に位置又は場所を占
めていることから、室内ファン1を筐体11内に対称
に、すなわち、中心軸(図中に、一点鎖線Cで示す)上
に又はこれに沿って配置すること、特に、室内ファン1
とその周辺の部品(すなわち、圧縮機6とサイクルは遺
憾8)とを十分な距離を保持しながら配置することは難
しく、そのため、この室内ファン1は、空調機をコンパ
クト化するために、特に、その筐体11を小型化するた
めに、中心軸Cからずらして配置されている。
【0025】次に、上記に説明した空調機の構造による
動作を以下に説明する。空調機10の室内側では、室内
ファン1の前面に配置された熱交換器4を通して室内か
ら吸入された空気は内部ケーシング7で2つの流れに分
割される。すなわち、空気は、室内熱交換器4を通過し
た際にその温度が調整又は冷却された後、それらは分割
されて、両側に配置された空気の出口開口部、すなわ
ち、空調機10、特にその筐体11の正面の左側及び右
側から、再び、室内に吹き戻される。
【0026】その場合、本発明によれば、室内ファン1
は、図1に示すように一点鎖線Cの中心軸からずれて配
置されているが、しかしながら、その内部に風路を形成
している内部ケーシング7はその形態において対称でな
い(非対称)。より具体的には、特に図2からも分かる
ように、内部ケーシング7の内部、特にその内面により
に形成され、図2に破線で示された風路は、それぞれ、
その左側と右側では互いに異なる形態を有し、すなわ
ち、その形状、寸法、断面積、長さが異なる。すなわ
ち、内部ケーシング7によって形成される風路のそれぞ
れの形態を変え又は異ならしめることにより、空調機1
0の両側に設けられた出口開口部を介して吹き出される
風を、特にその風量を調整又は制御することが可能とな
る。
【0027】図2においては、室内ファン1は、空調機
10又はその筐体11の中心軸から外れて(例えば、1
7mm〜35mm)配置されており、風を吹き出す取り
出し開口部における風量は、この形状を、すなわち、内
部ケーシング7によって両側に形成される風路の形状、
寸法、断面積、長さを異ならしめることにより調整され
ている。しかしながら、本実施の形態では、図2からも
分かるように、筐体11の正面上の両側に対称に設けら
れた2つの空気取り出し開口部は、互いに実質的に同一
の寸法に形成されている。
【0028】さらに、本発明の第1の実施の形態になる
空調機10の斜視図を示す図3を参照し、これから、室
内の空気を吸入するための空気取り入れ開口部13が空
調機10の正面の略中央部に配置又は形成されており、
他方、調整された空気を吹き出すための第1の吹き出し
開口部14aと第2の吹き出し開口部14bは、その正
面の左側と右側において、同じ寸法(例えば、それぞれ
66mmの幅の開口部)で配置され又は形成されている
ことが明らかである。そして、この図では、符号15
は、空調機10の、マイクロコンピュータ等からなる制
御装置を含む電気部品を示している。
【0029】上記のような構成、すなわち、室内ファン
1が中心軸から外れていても、しかしながら、本発明に
よれば、第1の吹き出し開口部14aと第2の吹き出し
開口部14bでの風量を、内部ケーシング7の内部の両
側に形成された風路のそれぞれの形態、すなわち、その
形状、寸法、断面積、長さを、適宜、変化し決定するこ
とにより、要求に応じて調整することが出来る。
【0030】さらに、図4では、本発明の第1の実施例
になる空気調和機10の、発泡スチロールから形成され
た内部ケーシング7が、電気部品15と共に斜視図に示
されている。この図からも明らかなように、内部ケーシ
ング7の第1の吹き出し開口14aと第2の吹き出し開
口14bとが、その両側において、互いに対称に配置さ
れており、電気部品15は、上記第1の吹き出し開口1
4aの直ぐ下に形成された空間内に配置されている。
【0031】かかる構成によれば、上記にも述べたよう
に、内部ケーシング7の第1の吹き出し開口14aと第
2の吹き出し開口14bにおける風速をそれぞれ調整す
ることが可能である。そのため、それらの風速を異なら
しめることにより、特に、第1の吹き出し開口14aの
風量を、第2の吹き出し開口14bのそれよりも僅かに
高くすることにより、結露の内部への侵入から保護され
るべき電気部品15に隣接する第1の吹き出し開口14
aでの結露から保護し、あるいは、その結露の量を減少
させる。
【0032】しかしながら、上記第1の吹き出し開口1
4aから吹き出す風量を上記第2の吹き出し開口14b
のそれよりも高くすると、空調機10の正面に立ってい
る人に対して、左側と右側で異なる、奇異な感覚を与え
てしまう。それ故、本発明によれば、第1の吹き出し開
口14aから吹き出す風量を、第2の吹き出し開口14
bのそれよりも高くするが、5:5〜6:4程度の比に
なるように調整することが好ましい。この範囲の風量の
違いであれば、しかしながら、上記第1の吹き出し開口
14aと上記第2の吹き出し開口14bでの風温の違い
は1℃以内に抑えることが出来るため、奇異な感覚を与
えることはない。
【0033】次に、本発明の第2の実施の形態を、図5
〜図10を参照しながら説明する。なお、ここでは、こ
れらの図の同じ符号は、上記図1〜図4に示した第1の
実施の形態における同じ構成部分を示している。
【0034】この第2の実施の形態では、空調機10の
形状のより具体的な指針が、特に、本体11の寸法、室
内ファン1の各部の径や寸法などが、それらの関係と共
に示されている。
【0035】本発明の第2の実施の形態である一体型の
空調機を示す図5において、空調機10は、また、筐体
(空調機の本体)11の内部に配置された室内ファン1
と、上記室内ファン1の前面に配置された室内熱交換器
4と、その内部に左右への一対の吹き出し又は風路を形
成した内部ケーシングを備えている。室内ファン1は、
仕切板9の後方に設けられたファンモータ3に連結され
ており、このファンモータ3は、さらに、室外ファン2
に接続され、もって、これらを回転駆動している。加え
て、熱サイクルの完成のため、室内熱交換器4に加え
て、さらに、圧縮機6と室外熱交換器5とが、この圧縮
機6を他の2つの中央部に、すなわち、室内熱交換器4
と室外熱交換器5との間に配置されている。また、これ
らの間には、サイクル用の配管8が循環して連結されて
いる。空調機10は、上記仕切板9によって室内側(図
の下側)と室外側(図の上側)とに分割されている。
【0036】また、図5から明らかなように、圧縮機6
が筐体11(すなわち、空調機の本体)内に位置又は場
所を占めていることから、室内ファン1を筐体11内に
対称に、すなわち、中心軸(図中に、一点鎖線Cで示
す)上に又はこれに沿って配置すること、特に、室内フ
ァン1とその周辺の部品(すなわち、圧縮機6とサイク
ルは遺憾8)とを十分な距離を保持しながら配置するこ
とは難しく、そのため、この室内ファン1は、空調機を
コンパクト化するために、特に、その筐体11を小型化
するために、中心軸Cからずらして配置されている。
【0037】次に、上記に説明した空調機の構造による
動作を以下に説明する。空調機10の室内側では、室内
ファン1の前面に配置された熱交換器4を通して室内か
ら吸入された空気は内部ケーシング7で2つの流れに分
割される。すなわち、空気は、室内熱交換器4を通過し
た際にその温度が調整又は冷却された後、それらは分割
されて、両側に配置された空気の出口開口部、すなわ
ち、空調機10、特にその筐体11の正面の左側及び右
側から、再び、室内に吹き戻される。
【0038】その場合、本発明によれば、室内ファン1
は、図5に示すように一点鎖線Cの中心軸からずれて配
置されているが、しかしながら、その内部に風路を形成
している内部ケーシング7はその形態において対称でな
い(非対称)。より具体的には、内部ケーシング7の内
部、特にその内面によりに形成された風路は、それぞ
れ、その左側と右側では互いに異なる形態を有し、すな
わち、その形状、寸法、断面積、長さが異なる。すなわ
ち、内部ケーシング7によって形成される風路のそれぞ
れの形態を変え又は異ならしめることにより、空調機1
0の両側に設けられた出口開口部を介して吹き出される
風を、特にその風速又は風量を調整又は制御することが
可能となる。
【0039】さらに、図7(a)は上記第2の実施の形
態である空調機10の正面図を示し、図7(b)は上記
第2の実施の形態の変形である空調機10の正面図を示
している。これら実施の形態とその変形例の両者から
は、やはり、同じ形状・寸法の吹き出し開口14a、1
4bが、室内ファン1が中央軸からずれて配置されてい
るにも拘わらず、本体11のほぼ中央部に形成・配置さ
れた取り入れ開口13に対して、図7(a)ではその左
側と右側に、一方、図7(b)ではそのの上側と下側
に、対称に形成・配置されていることが分かる。
【0040】さらに、図8は、展開した状態の内部ケー
シング7の詳細を示しており、この内部ケーシング7
は、室内熱交換器4の下に配置された第1のケーシング
部71と、上記第1のケーシング部71の上部から室内
ファン1のほぼ中央部まで延びた第2のケーシング部7
2と、そして、上記第2のケーシング部72の上に配置
された第3のケーシング部73とを備えている。内部ケ
ーシング7のこれらの部分は、上述のように、発泡スチ
ロールから形成されている。
【0041】かかる内部ケーシング7の構成によれば、
順番に、すなわち、第1のケーシング部71、室内熱交
換器4、第2のケーシング部72、第3のケーシング部
73の順番に、上方から簡単に組み立てることが可能で
あり、それ故、その組立工程において優れている。特
に、内部ケーシング7は、その第2のケーシング部72
を第1のケーシング部71上に組み立てる際に、室内フ
ァン1との間のギャップあるいは距離などを確認しなが
ら組み立てることが可能になる。
【0042】図9(a)及び(b)は、本発明になる空
調機10の形態の例を示しており、特に、その形状、そ
の高さHや幅Wを含む寸法、室内ファン1の径D、そし
てそれらの間の関係を示している。本発明者らによる実
験によれば、空調機10の高さHを1とした場合には、
その幅Wは1〜5に、その径Dは0.05〜0.95に
(図9(a)において)、そして、その幅Wは0.7〜
3に、その径Dは0.3〜0.95(図9(b)におい
て)に選択されている。特に好ましくは、その幅Wは約
1〜2、その径Dは好ましくは約0.5〜0.8であ
る。さらに、参考のために、空調機10の奥行き(D)
は、高さHに対して、約1.5〜2.0である。
【0043】さらに、図10は、また、本発明になる空
調機10における風路の寸法の例を示している。特に、
内部ケーシング7の内部に形成されている風路が図の破
線で示されており、そこには、また、内部ケーシング7
の内側表面と室内ファン1との間の最も狭い隙間(距
離)の値が示されている。これらの隙間(距離)G1、
G2は、上記でも説明したように、内部ケーシング7を
組み立てる、特に、第2のケーシング部分72を第1の
ケーシングの上に組み立てる際に、簡単に調整すること
が可能である。そして、上記の実験によれば、その径D
を1とした場合には、左側の最も狭い隙間G1は、好ま
しくは、0.05〜0.2であり、右側の最も狭い隙間
G2は、好ましくは、0.1から0.3である。
【0044】本発明、特に、第2の実施の形態によれ
ば、空調機10の、特に、その筐体11の正面におい
て、左右側でほぼ対称な上記吹き出し開口14a、14
bから吹き出す風量を、均一化することが可能である。
【0045】次に、本発明の第3の実施の形態を、図1
1〜図13を参照しながら説明する。ここでも、これら
の図における同じ符号は、上記で示した図1〜図10に
示した実施の形態におけると同様の構成要素を示してい
る。
【0046】この第3の実施の形態によれば、空調機の
内部構造の斜視図を示す図11〜図13からも明らかな
ように、基板100上に搭載された、上記の室内ファン
1、室外ファン2、ファンモータ3、室内熱交換器4、
室外熱交換器5、圧縮機6、その部分71、72,73
を含んだ内部ケーシング7、そして、仕切り板10の他
に、さらに、保持板120が設けられている。
【0047】第3の実施の形態の一例を示す図11を参
照しながら、例えば鋼板から形成された保持板120
は、室外ファン2のカバー110の上部に、例えばネジ
(図示せず)で接続され、そして、そこから仕切り板9
の上部を越えて室内熱交換器4にまで延び、内部ケーシ
ング7の切欠部75(上記図4における符号75を参
照)を介して室内熱交換器4の上部にネジ(図示せず)
で接続されており、しかし、圧縮機6側に僅かに近づい
てずらされている。この保持板120は、また、上記仕
切り板9の上部と、ネジなどで接続されてもよい。
【0048】このような構造によれば、室外ファン2、
特に、そのカバー110と室内熱交換器4が、そして、
また仕切り板9が、一緒に、上記保持板120に接続さ
れていることから、その組立時における生産性を向上す
ると共に、上記室内熱交換器4と、内部ケーシング7
と、そして室内ファン1との間に必要な隙間を確保し、
そして、また、室外ファン2と室外ファンのカバー11
0との間にも必要な距離を確保することとなる。そし
て、この保持板120によれば、空調機10の本体それ
自体の機械的な強度が向上し、これによれば、特に、熱
交換器や圧縮機の周辺で移動することによる切断から配
管類を保護することとなることは言うまでもない。
【0048】上記第3の実施の形態の変形例を示す図1
2を参照し、上記保持板120は、室外ファン2のカバ
ー110の上部に接続され、そして、そこから仕切り板
9の上部を越えて室内熱交換器4にまで延びてその上部
に接続されている。さらに、この変形例では、基板10
0と室内熱交換器4の間をそれによって固定接続するた
めの固定板130が設けられている。
【0050】この変形例の構造によれば、それから明ら
かなように、基板100と室内熱交換器4との間を接続
固定することにより、さらに、上記室内熱交換器4と、
内部ケーシング7と、そして室内ファン1との間に必要
な隙間を、より高い確度で保持することが可能になり、
空調機10自体の機械的強度を更に向上することが可能
となる。
【0051】さらに、上記第3の実施の形態の他の変形
例を示す図13を参照し、上記保持板120は、室外フ
ァン2に直接ではなく、室外ファン2のカバー110が
接続されている室外熱交換器5に対して、その上部に接
続されている。しかしながら、保持板120は、やはり
仕切り板9の上部を越えて室内熱交換器4にまで延びて
おり、その上部に接続されている。
【0052】この変形例の構造によれば、やはりそれか
ら明らかなように、室内熱交換器4と、仕切り板9と、
そして室外熱交換器5とを一緒に固定することにより、
その組立時における生産性を向上することが可能である
と共に、上記室内熱交換器4と、内部ケーシング7と、
そして室内ファン1との間に必要な隙間を確保し、そし
て、また、室外ファン2と室外ファンのカバー110と
の間にも必要な距離を確保することとなる。そして、こ
の保持板120によれば、空調機10の本体それ自体の
機械的な強度が向上し、これによれば、特に、熱交換器
や圧縮機の周辺で移動することによる切断から配管類を
保護することとなることは言うまでもない。
【0053】最後に、本発明になる第4の実施の形態に
ついて、図14及び図15を参照して説明する。ここで
も、また、これらの図の同じ参照符号は、上記図1〜図
13における各種の実施の形態における同様の構成要素
を示している。
【0054】第4の実施の形態である空調機10の斜視
図を示す図14から明らかなように、空調機10は、キ
ャビネット、すなわち、空調機10の本体自体と、その
正面に取り付けられた表面カバー200とから構成され
ている。
【0055】このキャビネット10の内部には、これら
の図には示されないが、しかしながら勿論、圧縮機、熱
交換器、ファンモータ、ファンとその電気部品等が、上
記のように、基板の上に搭載されている。
【0056】一方、表面カバー200は、空気吸い込み
グリル210と、その両側の一対の、すなわち、上記空
気吸い込みグリル210の左側と右側との空気吹き出し
グリル220とにより形成されている。上記空気吹き出
しグリル220の深さH2と、上記空気吸い込みグリル
210の深さH1との間には、前者が後者よりも大き
い、すなわち、H1>H2という関係が成立している。
さらに、空気吸い込みグリル210は、円弧状に湾曲し
た、換言すれば、深さを両側の深さH2から徐々に表面
カバー200の中央部(H1)に向かって増大する表面
を備えている。
【0057】さらに、本第4の実施の形態になる空調機
10の断面を示す図15にも明らかなように、フィルタ
ー300が上記空気吸い込みグリル210裏側に配置さ
れており、そして、上記空気吸い込みグリル210とフ
ィルター300との間には、それらの間に所定の距離L
を確保するために、フィルターガイド310が設けられ
ている。
【0058】上記に述べた構造によれば、上記空気吹き
出しグリル220の深さH2は、空気吸い込みグリル2
10の深さH1よりも低くなるように設計されており、
そのため、空気吹き出しグリル220から送り出された
空気(すなわち、冷却又は暖房された空気)が空気吸い
込みグリル210へ直接戻って再び吸い込まれてしま
う、所謂「ショートサーキット」と呼ばれる現象が生じ
難い。それ故、室内空気の空調機能を、空調能力である
空気の冷房又は暖房能力を低下させることなく実行する
ことが出来る。
【0059】さらに、空気吸い込みグリル210は円弧
状に湾曲しており、それ故、空気吸入のための面積(エ
リア)をより大きく確保することができ、これにより、
通気抵抗を減少させる。加えて、かかる構造によれば、
フィルター300と空気吸い込みグリル210との間に
距離Lと共に、空気の吸入面積をより大きくすることが
可能であり、それ故、空気吸い込みグリル210を通過
する風は、その風速が遅くなる。すなわち、これによれ
ば、空気吸い込みグリル210を通過する風は、両側の
空気吹き出しグリル220からの吹き出し風を引き込み
難く、かつ、フィルター300を詰まらせ難く、これに
より、風量の低下から保護し、空調機の初期の性能を低
下させることなく、長期間、維持することが出来る。
【0060】
【発明の効果】以上の詳細な説明からも明らかなよう
に、本発明によれば、本体の筐体内において室内ファン
が一方の側にずれて配置された一体型空調機でも、その
出口開口の両側で均等な風量を得ることが可能で、か
つ、容易に組み立てることが可能であり、その機械的な
強度に優れ、特に、その組立作業工程に好適であり、従
来のような「ショートサーキット」現象がなく、その小
形・コンパクト化が可能となる一体型空調機を可能にす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例になる一体型の空気調和
機の断面図である。
【図2】上記第1の実施例の一体型の空気調和機の正面
図である。
【図3】上記第1の実施例の一体型の空気調和機の外観
斜視図である。
【図4】上記第1の実施例の一体型の空気調和機の通風
路を形成する室内ケーシングの配置斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施例になる一体型の空気調和
機の構成図(断面図)である。
【図6】本発明の第2の実施例になる一体型の空気調和
機の外観図(斜視図)である。
【図7】本発明の第2の実施例の一体型の空気調和機と
その変形例を示す図(正面図)である。
【図8】第2の実施例の室内ケーシングの分割図(斜視
図)である。
【図9】第2の実施例の一体型の空気調和機と変形例に
おける寸法を示す正面図である。
【図10】やはり、第2の実施例の一体型の空気調和機
の、特に通風路における寸法を示す正面図である。
【図11】本発明の第3の実施例になる一体型の空気調
和機の内部構造を示す斜視図である。
【図12】上記第3の実施例になる一体型の空気調和機
の変形例の内部構造を示す斜視図である。
【図13】上記第3の実施例になる一体型の空気調和機
の他の変形例の内部構造を示す斜視図である。
【図14】本発明の第4の実施例になる一体型の空気調
和機の外観を示す斜視図である。
【図15】上記第4の実施例になる一体型の空気調和機
の縦断面を示す図である。
【符号の説明】
1 室内ファン 2 室外ファン 3 ファンモータ 4 室内熱交換器 5 室外熱交換器 6 圧縮機 7 内部ケーシング 8 配管 9 仕切板 10 空調機 11 ケーシング(本体筐体) 13 吸い込み開口 14a、14b 吹き出し開口 C 中央軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願平10−66477 (32)優先日 平10(1998)3月17日 (33)優先権主張国 日本(JP) (72)発明者 須永 照和 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所冷熱事業部内 (72)発明者 毛塚 和彦 栃木県下都賀郡大平町大字富田709番地の 2 株式会社日立栃木エレクトロニクス内 (72)発明者 ▲吉▼田 和正 栃木県下都賀郡大平町大字富田709番地の 2 株式会社日立栃木エレクトロニクス内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱サイクルを内部に収納した一体型空気
    調和機であって:本体と;前記本体内に配置され、その
    内部に一対の通風路を形成する内部ケーシングと;前記
    本体内において、前記内部ケーシング内の一対の通風路
    に風を発生する室内ファンと;前記本体の正面に、その
    略中央軸上に設けられた空気吸い込み開口と;前記本体
    の正面に、その両側に設けられ、実質的に同一の寸法の
    一対の空気吹き出し開口とを備え、前記室内ファンは前
    記中央軸からずれて配置され、前記内部ケーシング内の
    通風路を左右非対称に形成し、もって、両側の空気吹き
    出し開口における風量をほぼ同一にすることを特徴とす
    る一体型空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載した一体型空気調和
    機において、両側の空気吹き出し開口における風速が
    5.1:4.9〜6:4の比率の範囲内にすることを特
    徴とする一体型空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載した一体型空気調和
    機において、空気調和機の高さを1とした場合、空気調
    和機の幅を1〜2、室内ファンの径を0.5〜0.8に
    することを特徴とする一体型空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記請求項1に記載した一体型空気調和
    機において、室内ファンの径を1とした場合、前記内部
    ケーシングと前記室内ファンとの間の一方の最狭距離を
    0.05〜0.2にし、他方、前記内部ケーシングと前
    記室内ファンとの間の他方の最狭距離を0.1〜0.3
    とすることを特徴とする一体型空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記請求項1に記載した一体型空気調和
    機において、前記内部ケーシングは3個の部分から構成
    されていることを特徴とする一体型空気調和機。
  6. 【請求項6】 熱サイクルを内部に収納した一体型空気
    調和機であって:本体と;本体内に配置され、室内側と
    室外側とを仕切る仕切り板;本体の室外側に設けられた
    室外側熱交換器;本体の室外側に設けられ、室外側熱交
    換器の近傍に設けられた室外側ファン;前記本体内に配
    置され、その内部に一対の通風路を形成する内部ケーシ
    ングと;前記本体内において、前記内部ケーシング内の
    一対の通風路に風を発生する室内ファンと;前記本体の
    正面に、その略中央軸上に設けられた空気吸い込み開口
    と;前記本体の正面に、その両側に設けられ、実質的に
    同一の寸法の一対の空気吹き出し開口とを備え、さら
    に、前記本体の室外側から前記仕切板を超えて室内側に
    伸び、少なくとも前記室外側熱交換器と前記室外側ファ
    ンの一方と、前記内部ケーシングとに接続された支え板
    を設けたことを特徴とする一体型空気調和機。
  7. 【請求項7】 前記請求項6に記載した一体型空気調和
    機において、前記支え板は前記本体の上部で、かつ、前
    記本体の一方側に片寄って配置されていることを特徴と
    する一体型空気調和機。
  8. 【請求項8】 前記請求項7に記載した一体型空気調和
    機において、さらに、前記熱サイクルの圧縮機が前記本
    体の一方側に片寄って配置されており、前記支え板は、
    前記圧縮機が片寄って配置されている一方側に片寄って
    配置されていることを特徴とする一体型空気調和機。
  9. 【請求項9】 熱サイクルを内部に収納した一体型空気
    調和機であって:本体と;前記本体内に配置され、その
    内部に一対の通風路を形成する内部ケーシングと;前記
    本体内において、前記内部ケーシング内の一対の通風路
    に風を発生する室内ファンと;前記本体の正面に、その
    略中央軸上に設けられた空気吸い込み開口と;前記本体
    の正面に、その両側に設けられ、実質的に同一の寸法の
    一対の空気吹き出し開口とを備え、前記本体の正面に
    は、湾曲面を有するカバーが取り付けられていることを
    特徴とする一体型空気調和機。
  10. 【請求項10】 前記請求項9に記載した一体型空気調
    和機において、前記カバーの湾曲面は円弧状であること
    を特徴とする一体型空気調和機。
  11. 【請求項11】 前記請求項9に記載した一体型空気調
    和機において、前記カバーはフィルターを有することを
    特徴とする一体型空気調和機。
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