JPH11325353A - ガスケット - Google Patents
ガスケットInfo
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- JPH11325353A JPH11325353A JP10135675A JP13567598A JPH11325353A JP H11325353 A JPH11325353 A JP H11325353A JP 10135675 A JP10135675 A JP 10135675A JP 13567598 A JP13567598 A JP 13567598A JP H11325353 A JPH11325353 A JP H11325353A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gasket
- bolts
- bolt
- flanges
- bolt insertion
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- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フランジに対する偏心を防止することができ
ると共に、フランジからボルトを全数取り外さなくて
も、ガスケットの交換ができるようにする。 【解決手段】 フランジ間に挟まれ、フランジに通した
複数のボルトによって締め付けられるガスケットG2
a、G2b、G2cにおいて、ボルトを通すボルト挿通
孔2または3を設け、これらボルト挿通孔のうちの2つ
に、ボルトの径以上の幅をもって形成された切欠部3a
を設け、それぞれガスケットの外周縁5に開口させると
共に、該2つの切欠部3aの間に残された残片部分7の
幅を、該2つの切欠部3aに対応する2本のボルト1
0、10間の距離以下に設定した。
ると共に、フランジからボルトを全数取り外さなくて
も、ガスケットの交換ができるようにする。 【解決手段】 フランジ間に挟まれ、フランジに通した
複数のボルトによって締め付けられるガスケットG2
a、G2b、G2cにおいて、ボルトを通すボルト挿通
孔2または3を設け、これらボルト挿通孔のうちの2つ
に、ボルトの径以上の幅をもって形成された切欠部3a
を設け、それぞれガスケットの外周縁5に開口させると
共に、該2つの切欠部3aの間に残された残片部分7の
幅を、該2つの切欠部3aに対応する2本のボルト1
0、10間の距離以下に設定した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば配管同士を
接続するフランジ間に挟まれ、複数のボルトによって締
め付けられることで、フランジ間をシールするガスケッ
トに関する。
接続するフランジ間に挟まれ、複数のボルトによって締
め付けられることで、フランジ間をシールするガスケッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】図5、図6は従来のガスケット(a)と
その使用例(b)を示している。図5において、10
1、102は配管であり、端部のフランジ103、10
4により互いに連結されている。そして、フランジ10
3、104間にガスケット107を挟んだ状態で、フラ
ンジ103、104をボルト105・ナット106で締
め付けることにより、フランジ103、104間がシー
ルされている。図6の場合も同様に、端部のフランジ1
13、114により配管101、102が互いに連結さ
れ、フランジ103、104間に挟んだガスケット11
7により、フランジ113、114間がシールされてい
る。
その使用例(b)を示している。図5において、10
1、102は配管であり、端部のフランジ103、10
4により互いに連結されている。そして、フランジ10
3、104間にガスケット107を挟んだ状態で、フラ
ンジ103、104をボルト105・ナット106で締
め付けることにより、フランジ103、104間がシー
ルされている。図6の場合も同様に、端部のフランジ1
13、114により配管101、102が互いに連結さ
れ、フランジ103、104間に挟んだガスケット11
7により、フランジ113、114間がシールされてい
る。
【0003】図5の例では、孔無し(ボルト挿通孔の無
い)のガスケット107を用いており、フランジ10
3、104は段付きフランジとなっている。そして、ガ
スケット107はフランジ103、104の圧接面10
3a、104a間に挟まれ、ガスケット107よりも外
周側に配されたボルト105によりフランジ103、1
04間に締め付けられている。この接合構造は、フラン
ジ103、104に形成した小面積の圧接面103a、
104aでガスケット107を挟むので、面圧を高く設
定することができる。よって、そのことから高圧流体や
可燃性流体の配管の接続部等に主に適用されている。
い)のガスケット107を用いており、フランジ10
3、104は段付きフランジとなっている。そして、ガ
スケット107はフランジ103、104の圧接面10
3a、104a間に挟まれ、ガスケット107よりも外
周側に配されたボルト105によりフランジ103、1
04間に締め付けられている。この接合構造は、フラン
ジ103、104に形成した小面積の圧接面103a、
104aでガスケット107を挟むので、面圧を高く設
定することができる。よって、そのことから高圧流体や
可燃性流体の配管の接続部等に主に適用されている。
【0004】一方、図6の例では、孔付き(ボルト挿通
孔のある)ガスケット117を用いており、フランジ1
13、114は全面が圧接面となっている。この場合
は、フランジ113、114間にガスケット117を挟
み、ボルト105をガスケット117のボルト挿通孔1
17aに通した上で、フランジ113、114を締め付
けることにより、ガスケット117が圧接されている。
この接続構造は、ボルト105をガスケット117のボ
ルト挿通孔117aに通すことで、ガスケット117の
位置決めを行っている。なお、この構造は、フランジの
加工が容易なことから、高い面圧を必要としない重要度
の低い流体の配管や、フランジの強度が低い鋳物機器の
ノズルのフランジ部等に適用されている。
孔のある)ガスケット117を用いており、フランジ1
13、114は全面が圧接面となっている。この場合
は、フランジ113、114間にガスケット117を挟
み、ボルト105をガスケット117のボルト挿通孔1
17aに通した上で、フランジ113、114を締め付
けることにより、ガスケット117が圧接されている。
この接続構造は、ボルト105をガスケット117のボ
ルト挿通孔117aに通すことで、ガスケット117の
位置決めを行っている。なお、この構造は、フランジの
加工が容易なことから、高い面圧を必要としない重要度
の低い流体の配管や、フランジの強度が低い鋳物機器の
ノズルのフランジ部等に適用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、既設の配管
のフランジ間にガスケットが挟まれている場合には、こ
のガスケット117を新しいものと交換する必要が生じ
ることがあるが、図5のガスケット107の場合は、ボ
ルト105をガスケット107に通していないので、全
部のボルト105をフランジ103、104から取り外
さないでも、つまり、2〜3本のボルトを残した状態の
まま、フランジ103、104間からガスケット107
を抜き取ったり、新たなガスケット107をフランジ1
03、104間に挿入したりすることができる。
のフランジ間にガスケットが挟まれている場合には、こ
のガスケット117を新しいものと交換する必要が生じ
ることがあるが、図5のガスケット107の場合は、ボ
ルト105をガスケット107に通していないので、全
部のボルト105をフランジ103、104から取り外
さないでも、つまり、2〜3本のボルトを残した状態の
まま、フランジ103、104間からガスケット107
を抜き取ったり、新たなガスケット107をフランジ1
03、104間に挿入したりすることができる。
【0006】また、新しいガスケット107をフランジ
103、104間に挿入して、フランジ103、104
同士を締め付ける際には、フランジ103、104上に
予め残してあるボルト105によってフランジ103、
104同士の位置がずれないように維持されているの
で、単に残りの数のボルト105をフランジ103、1
04に通して締め合わせるだけでよく、ガスケット10
7の交換からフランジ103、104の再締め付けまで
の作業が簡単にできる。
103、104間に挿入して、フランジ103、104
同士を締め付ける際には、フランジ103、104上に
予め残してあるボルト105によってフランジ103、
104同士の位置がずれないように維持されているの
で、単に残りの数のボルト105をフランジ103、1
04に通して締め合わせるだけでよく、ガスケット10
7の交換からフランジ103、104の再締め付けまで
の作業が簡単にできる。
【0007】しかし、孔無しガスケット107の場合
は、ボルト挿通孔を基準にしたガスケット107の位置
決めができないので、ガスケット107がフランジ10
3、104に対して偏心してしまうことがある。偏心し
た場合は、ボルト105のネジ山にガスケット107の
端がかかったりして、ボルト105の締め付け時にガス
ケット107がネジ孔に引き込まれるようなことも起こ
り得る。その結果、更に偏心量が拡大して、シール性能
に影響が出るおそれもある。
は、ボルト挿通孔を基準にしたガスケット107の位置
決めができないので、ガスケット107がフランジ10
3、104に対して偏心してしまうことがある。偏心し
た場合は、ボルト105のネジ山にガスケット107の
端がかかったりして、ボルト105の締め付け時にガス
ケット107がネジ孔に引き込まれるようなことも起こ
り得る。その結果、更に偏心量が拡大して、シール性能
に影響が出るおそれもある。
【0008】一方、図6のボルト挿通孔を有する孔付き
のガスケット117の場合は、ボルト挿通孔117aを
基準にしたガスケット117の位置決めができるもの
の、ボルト105をガスケット117の各ボルト挿通孔
117aに通しているので、ガスケット117の交換時
に、ボルト105を全数、フランジ113、114から
取り外さないと、ガスケット117の交換ができなかっ
た。
のガスケット117の場合は、ボルト挿通孔117aを
基準にしたガスケット117の位置決めができるもの
の、ボルト105をガスケット117の各ボルト挿通孔
117aに通しているので、ガスケット117の交換時
に、ボルト105を全数、フランジ113、114から
取り外さないと、ガスケット117の交換ができなかっ
た。
【0009】しかし、配管には予想しない力が働いてい
ることがよくあり、ボルト105を全部フランジ11
3、114から取り外すと、フランジ113、114同
士の拘束が解かれて、相互位置がずれてしまい、ガスケ
ット117の挿入時に、改めてフランジ113、114
の位置合わせを行いながら締め付けを行わなければなら
ず、作業性が悪いという問題があった。
ることがよくあり、ボルト105を全部フランジ11
3、114から取り外すと、フランジ113、114同
士の拘束が解かれて、相互位置がずれてしまい、ガスケ
ット117の挿入時に、改めてフランジ113、114
の位置合わせを行いながら締め付けを行わなければなら
ず、作業性が悪いという問題があった。
【0010】本発明は、上記事情を考慮し、フランジ同
士を締結するためのボルトを通すことで、ガスケットの
位置合わせを行うことができて、フランジに対する偏心
を防止することができると共に、フランジからボルトを
全数取り外さなくても、ガスケットの交換ができて、結
果的にフランジの再位置合わせの面倒が無くなり、交換
作業がやりやすくなるガスケットを提供することを目的
とする。
士を締結するためのボルトを通すことで、ガスケットの
位置合わせを行うことができて、フランジに対する偏心
を防止することができると共に、フランジからボルトを
全数取り外さなくても、ガスケットの交換ができて、結
果的にフランジの再位置合わせの面倒が無くなり、交換
作業がやりやすくなるガスケットを提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、フラ
ンジ間に挟まれ、フランジに通した複数のボルトによっ
て締め付けられるガスケットにおいて、前記ボルトを通
すボルト挿通孔を設け、これらボルト挿通孔のうち少な
くとも1つに、ガスケットの外周縁から前記ボルトの径
以上の幅をもって形成された切欠部を設けることを特徴
とする。
ンジ間に挟まれ、フランジに通した複数のボルトによっ
て締め付けられるガスケットにおいて、前記ボルトを通
すボルト挿通孔を設け、これらボルト挿通孔のうち少な
くとも1つに、ガスケットの外周縁から前記ボルトの径
以上の幅をもって形成された切欠部を設けることを特徴
とする。
【0012】この場合のボルト挿通孔は、ボルトを通す
ことができて、それによりガスケットの位置決めができ
るものであればよい。このボルト挿通孔が、例えばボル
トの軸部の径より僅かに大きい円形の孔である場合は、
その1つを含むように切欠部を形成してガスケットの外
周縁に開いた形状とすればよい。
ことができて、それによりガスケットの位置決めができ
るものであればよい。このボルト挿通孔が、例えばボル
トの軸部の径より僅かに大きい円形の孔である場合は、
その1つを含むように切欠部を形成してガスケットの外
周縁に開いた形状とすればよい。
【0013】このガスケットは、各ボルト挿通孔にボル
トを通すことで、従来の孔付きのガスケットと同様に、
ボルトで位置決めを行いながら、フランジ間に装着する
ことができる。また、ガスケットを交換する場合は、全
部のボルトを弛め、弛めたボルトの1本を残して、他の
全部を取り外す。1本残すボルトは、切欠部を形成した
ボルト挿通孔に通したボルトのみである。その1本のボ
ルトをフランジに残した状態で、ガスケットをフランジ
間から抜く。その際、切欠部はボルトの径以上の幅をも
って形成されているので、ボルトはボルト挿通孔から簡
単に抜ける。
トを通すことで、従来の孔付きのガスケットと同様に、
ボルトで位置決めを行いながら、フランジ間に装着する
ことができる。また、ガスケットを交換する場合は、全
部のボルトを弛め、弛めたボルトの1本を残して、他の
全部を取り外す。1本残すボルトは、切欠部を形成した
ボルト挿通孔に通したボルトのみである。その1本のボ
ルトをフランジに残した状態で、ガスケットをフランジ
間から抜く。その際、切欠部はボルトの径以上の幅をも
って形成されているので、ボルトはボルト挿通孔から簡
単に抜ける。
【0014】また、古いガスケットを抜いた後に新しい
ガスケットをフランジ間に挿入する場合は、先程とは逆
の手順で行えばよい。即ち、切欠部を、予めフランジに
残してある1本のボルトに位置合わせしながら、ガスケ
ットをフランジ間の定位置に位置決めする。それから、
残るボルトを全数フランジ側のボルト挿通孔及びガスケ
ット側のボルト挿通孔に通して、全部のボルトを締め付
ける。この際、フランジ同士は、先に1本残してあるボ
ルトによって互いに位置が合った状態に維持されている
ので、簡単にボルトをフランジ間に通すことができ、締
め付けを行うことができる。
ガスケットをフランジ間に挿入する場合は、先程とは逆
の手順で行えばよい。即ち、切欠部を、予めフランジに
残してある1本のボルトに位置合わせしながら、ガスケ
ットをフランジ間の定位置に位置決めする。それから、
残るボルトを全数フランジ側のボルト挿通孔及びガスケ
ット側のボルト挿通孔に通して、全部のボルトを締め付
ける。この際、フランジ同士は、先に1本残してあるボ
ルトによって互いに位置が合った状態に維持されている
ので、簡単にボルトをフランジ間に通すことができ、締
め付けを行うことができる。
【0015】請求項2の発明は、請求項1において、前
記ボルト挿通孔のうちの2つに前記切欠部を設けると共
に、該2つのボルト挿通孔の間に残された残片部分の幅
を、該2つのボルト挿通孔に対応する2本のボルト間の
距離以下に設定することを特徴とする。
記ボルト挿通孔のうちの2つに前記切欠部を設けると共
に、該2つのボルト挿通孔の間に残された残片部分の幅
を、該2つのボルト挿通孔に対応する2本のボルト間の
距離以下に設定することを特徴とする。
【0016】このガスケットの場合は、2つのボルト挿
通孔に前記切欠部を設け、ガスケットの外周縁に開いた
形状としている。従って、それらボルト挿通孔に通した
2本のボルトをフランジに残した状態で、フランジ間か
らガスケットを抜き取ることができる。この際、2つの
ボルト挿通孔間に残された残片部分の幅が、残っている
2本のボルト間の距離以下に設定されているので、ボル
トと干渉せずにガスケットを抜き取ることができる。
通孔に前記切欠部を設け、ガスケットの外周縁に開いた
形状としている。従って、それらボルト挿通孔に通した
2本のボルトをフランジに残した状態で、フランジ間か
らガスケットを抜き取ることができる。この際、2つの
ボルト挿通孔間に残された残片部分の幅が、残っている
2本のボルト間の距離以下に設定されているので、ボル
トと干渉せずにガスケットを抜き取ることができる。
【0017】また、新しいガスケットを挿入する場合
は、先程とは逆の手順で行う。即ち、前記2つの切欠部
を、残してある2本のボルトにそれぞれ位置合わせしな
がら、ガスケットを定位置に位置決めする。それから、
残るボルトを全数フランジのボルト挿通孔及びガスケッ
トの切欠部に通して、全部のボルトを締め付ける。この
際、フランジ同士は予めフランジに残されている2本の
ボルトによって拘束されているから、回転方向の位置ず
れも起こらずに、より正確に位置が合った状態に維持さ
れている。よって、特にフランジ同士の回転方向の位置
を合わせる必要もなく、簡単にボルトを通すことができ
て、締め付けを行うことができ、ガスケットの交換が一
層楽に行える。
は、先程とは逆の手順で行う。即ち、前記2つの切欠部
を、残してある2本のボルトにそれぞれ位置合わせしな
がら、ガスケットを定位置に位置決めする。それから、
残るボルトを全数フランジのボルト挿通孔及びガスケッ
トの切欠部に通して、全部のボルトを締め付ける。この
際、フランジ同士は予めフランジに残されている2本の
ボルトによって拘束されているから、回転方向の位置ず
れも起こらずに、より正確に位置が合った状態に維持さ
れている。よって、特にフランジ同士の回転方向の位置
を合わせる必要もなく、簡単にボルトを通すことができ
て、締め付けを行うことができ、ガスケットの交換が一
層楽に行える。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1(a)、(b)、(c)は本発
明の第1実施形態のガスケットの各例を示している。こ
れらのガスケットG1a、G1b、G1cは、4本ボル
トタイプのもので、円板の中心部にフランジの中央開口
に対応した中央孔1を形成し、その周囲に、円周方向に
等間隔で4つのボルト挿通孔を形成したものである。
基づいて説明する。図1(a)、(b)、(c)は本発
明の第1実施形態のガスケットの各例を示している。こ
れらのガスケットG1a、G1b、G1cは、4本ボル
トタイプのもので、円板の中心部にフランジの中央開口
に対応した中央孔1を形成し、その周囲に、円周方向に
等間隔で4つのボルト挿通孔を形成したものである。
【0019】4つのボルト挿通孔のうちの3つは、ボル
トの軸部の径より僅かに大きな径のボルト挿通孔2から
なり、残る1つは、円板状のガスケットの外周縁5に開
いた状態に形成された切欠部3aを有するボルト挿通孔
3からなる。4は外周縁5に対して開いた部分(開口)
を示している。これらボルト挿通孔2及び3は、ボルト
を通すことで、ガスケットG1a、G1b、G1cをフ
ランジに対して位置決めすることのできるものである。
トの軸部の径より僅かに大きな径のボルト挿通孔2から
なり、残る1つは、円板状のガスケットの外周縁5に開
いた状態に形成された切欠部3aを有するボルト挿通孔
3からなる。4は外周縁5に対して開いた部分(開口)
を示している。これらボルト挿通孔2及び3は、ボルト
を通すことで、ガスケットG1a、G1b、G1cをフ
ランジに対して位置決めすることのできるものである。
【0020】切欠部3aは、フランジ間からガスケット
G1a、G1b、G1cを抜き取るときにボルト10が
通過し得る幅、すなわちボルト10の径以上の幅Bをも
って切り欠かれている。切欠部3aの開口の方向は以下
の通りである。
G1a、G1b、G1cを抜き取るときにボルト10が
通過し得る幅、すなわちボルト10の径以上の幅Bをも
って切り欠かれている。切欠部3aの開口の方向は以下
の通りである。
【0021】(a)のガスケットG1aの場合、切欠部
3aは、ボルト10の通る位置からガスケットG1aの
半径方向に同じ幅で延びて外周縁5に開口している。ま
た、(b)のガスケットG1bの場合、切欠部3aは、
ボルト10の通る位置からガスケットG1aの半径方向
と角度を持つ方向に同じ幅で延びて、外周縁5に開口し
ている。従って、固定してあるボルト10に対してガス
ケットG1a、G1bを抜く場合は、切欠部3aの延び
る方向と反対のF方向に引き抜けばよい。
3aは、ボルト10の通る位置からガスケットG1aの
半径方向に同じ幅で延びて外周縁5に開口している。ま
た、(b)のガスケットG1bの場合、切欠部3aは、
ボルト10の通る位置からガスケットG1aの半径方向
と角度を持つ方向に同じ幅で延びて、外周縁5に開口し
ている。従って、固定してあるボルト10に対してガス
ケットG1a、G1bを抜く場合は、切欠部3aの延び
る方向と反対のF方向に引き抜けばよい。
【0022】また、(c)のガスケットG1cの場合、
切欠部3aは、ボルト10の通る位置から外方に扇形に
広がって、外周縁5に開口している。従って、固定して
あるボルト10に対してガスケットG1cを抜く場合
は、切欠部3aの広がる方向と反対の任意のF方向に引
き抜けばよい。
切欠部3aは、ボルト10の通る位置から外方に扇形に
広がって、外周縁5に開口している。従って、固定して
あるボルト10に対してガスケットG1cを抜く場合
は、切欠部3aの広がる方向と反対の任意のF方向に引
き抜けばよい。
【0023】これらのガスケットG1a、G1b、G1
cは、ボルト挿通孔2及び3にボルトを通すことで、ボ
ルトで位置決めを行いながら、フランジ間に装着するこ
とができる。従って、ガスケットG1a、G1b、G1
cが偏心するおそれがない。
cは、ボルト挿通孔2及び3にボルトを通すことで、ボ
ルトで位置決めを行いながら、フランジ間に装着するこ
とができる。従って、ガスケットG1a、G1b、G1
cが偏心するおそれがない。
【0024】また、ガスケットG1a、G1b、G1c
を交換する場合は、全部のボルトを弛め、ボルト挿通孔
3に通したボルト10のみを残して、後は全部フランジ
から取り外す。そして、前記1本のボルト10をフラン
ジに残した状態で、ガスケットG1a、G1b、G1c
をフランジ間から抜き取る。その際、切欠部3aはボル
ト10の径以上の幅をもって形成されているので、ボル
ト10はボルト挿通孔3から干渉せずに抜ける。
を交換する場合は、全部のボルトを弛め、ボルト挿通孔
3に通したボルト10のみを残して、後は全部フランジ
から取り外す。そして、前記1本のボルト10をフラン
ジに残した状態で、ガスケットG1a、G1b、G1c
をフランジ間から抜き取る。その際、切欠部3aはボル
ト10の径以上の幅をもって形成されているので、ボル
ト10はボルト挿通孔3から干渉せずに抜ける。
【0025】また、新しいガスケットG1a、G1b、
G1cをフランジ間に挿入する場合は、逆の手順で行え
ばよい。即ち、切欠部3aを予めフランジに残してある
ボルト10に位置合わせしながら、ガスケットG1a、
G1b、G1cをフランジ間の定位置に位置決めする。
それから、残るボルトを全数フランジのボルト挿通孔と
ガスケットのボルト挿通孔2及び3とに通して、全部の
ボルトを締め付ける。
G1cをフランジ間に挿入する場合は、逆の手順で行え
ばよい。即ち、切欠部3aを予めフランジに残してある
ボルト10に位置合わせしながら、ガスケットG1a、
G1b、G1cをフランジ間の定位置に位置決めする。
それから、残るボルトを全数フランジのボルト挿通孔と
ガスケットのボルト挿通孔2及び3とに通して、全部の
ボルトを締め付ける。
【0026】この際、フランジ同士は、先に1本だけ残
してあるボルト10によって互いに位置が合った状態に
保持されているので、簡単に他の3本のボルトをフラン
ジに通すことができ、締め付けを行うことができる。よ
って、ガスケットの交換時の作業性向上が図れる。
してあるボルト10によって互いに位置が合った状態に
保持されているので、簡単に他の3本のボルトをフラン
ジに通すことができ、締め付けを行うことができる。よ
って、ガスケットの交換時の作業性向上が図れる。
【0027】上記の第1実施形態では、1本のボルト1
0のみをフランジに残した状態でフランジ間から抜き取
ることのできるガスケットG1a、G1b、G1cにつ
いて説明したが、次に、2本のボルトをフランジに残し
た状態でフランジ間から抜き取ることのできるガスケッ
トについて説明する。
0のみをフランジに残した状態でフランジ間から抜き取
ることのできるガスケットG1a、G1b、G1cにつ
いて説明したが、次に、2本のボルトをフランジに残し
た状態でフランジ間から抜き取ることのできるガスケッ
トについて説明する。
【0028】図2(a)、(b)、(c)は第2実施形
態のガスケットの各例を示し、(d)は第2実施形態に
は該当しないガスケット(第1実施形態には該当する)
の例を比較のために示している。本実施形態のガスケッ
トG2a、G2b、G2cは4本ボルトタイプのもの
で、円板の中心部に中央孔1を有し、その周囲に、円周
方向に等間隔で4つのボルト挿通孔を有している。
態のガスケットの各例を示し、(d)は第2実施形態に
は該当しないガスケット(第1実施形態には該当する)
の例を比較のために示している。本実施形態のガスケッ
トG2a、G2b、G2cは4本ボルトタイプのもの
で、円板の中心部に中央孔1を有し、その周囲に、円周
方向に等間隔で4つのボルト挿通孔を有している。
【0029】(a)、(b)のガスケットG2a、G2
bでは、4つのボルト挿通孔のうちの隣接する2つが円
形のボルト挿通孔2からなり、残る2つがガスケットの
外周縁5に開いた状態に形成された切欠部3aを有する
開いたボルト挿通孔3からなる。これらボルト挿通孔2
及び3は、ボルトを通すことでガスケットG2a、G2
bをフランジに対して位置決めすることのできるもので
ある。また、2つの切欠部3aは、ガスケットG2a、
G2bを抜き取るときにボルト10の通過し得る幅Bを
もってガスケットの外周縁5に開口している。
bでは、4つのボルト挿通孔のうちの隣接する2つが円
形のボルト挿通孔2からなり、残る2つがガスケットの
外周縁5に開いた状態に形成された切欠部3aを有する
開いたボルト挿通孔3からなる。これらボルト挿通孔2
及び3は、ボルトを通すことでガスケットG2a、G2
bをフランジに対して位置決めすることのできるもので
ある。また、2つの切欠部3aは、ガスケットG2a、
G2bを抜き取るときにボルト10の通過し得る幅Bを
もってガスケットの外周縁5に開口している。
【0030】但し、以上の構成だけでは、残した2本の
ボルト10、10の間を無理なく通過させることはでき
ない。そこで、2つの切欠部3a、3aの間に残された
残片部分7の幅Dを、2本のボルト10、10間の距離
C以下に設定している。もし、この条件を満たさない場
合、つまり、図2(d)のガスケットG2dのように、
D>Cである場合には、残片部分7dがボルト10、1
0間を通過することができないので、ガスケットG2d
を2本のボルト10、10をフランジに残した状態でフ
ランジ間から抜き取ることはできない。
ボルト10、10の間を無理なく通過させることはでき
ない。そこで、2つの切欠部3a、3aの間に残された
残片部分7の幅Dを、2本のボルト10、10間の距離
C以下に設定している。もし、この条件を満たさない場
合、つまり、図2(d)のガスケットG2dのように、
D>Cである場合には、残片部分7dがボルト10、1
0間を通過することができないので、ガスケットG2d
を2本のボルト10、10をフランジに残した状態でフ
ランジ間から抜き取ることはできない。
【0031】(a)、(b)の各例のガスケットG2
a、G2bの切欠部3aについて詳述すると、(a)の
ガスケットG2aの切欠部3aは、ボルト10の通る位
置から外周方向に90度の角度で扇形に広がって、外周
縁5に開口している。また、(b)のガスケットG2b
の切欠部3aは、ボルト10の通り得る同じ幅で同じ方
向に平行に溝状に延びて、外周縁5に開口している。
a、G2bの切欠部3aについて詳述すると、(a)の
ガスケットG2aの切欠部3aは、ボルト10の通る位
置から外周方向に90度の角度で扇形に広がって、外周
縁5に開口している。また、(b)のガスケットG2b
の切欠部3aは、ボルト10の通り得る同じ幅で同じ方
向に平行に溝状に延びて、外周縁5に開口している。
【0032】また、(a)、(b)のガスケットG2
a、G2bの場合、切欠部3aが2つだけであったの
で、フランジに残しておく2本のボルト10、10を予
め特定しておく必要があったが、(c)のガスケットG
2cのように、4つのボルト挿通孔すべてに、外周縁5
に開口する切欠部3aを形成し、これら4つの切欠部3
aの隣接するもの同士の間の残片部分7の幅Dを、前述
のように、2本のボルト10、10間の距離C以下に設
定すれば、隣接する2本のボルトを特定することなく、
任意の隣接する2本のボルトを残してもガスケットG2
cを抜くことができるようになる。
a、G2bの場合、切欠部3aが2つだけであったの
で、フランジに残しておく2本のボルト10、10を予
め特定しておく必要があったが、(c)のガスケットG
2cのように、4つのボルト挿通孔すべてに、外周縁5
に開口する切欠部3aを形成し、これら4つの切欠部3
aの隣接するもの同士の間の残片部分7の幅Dを、前述
のように、2本のボルト10、10間の距離C以下に設
定すれば、隣接する2本のボルトを特定することなく、
任意の隣接する2本のボルトを残してもガスケットG2
cを抜くことができるようになる。
【0033】以上のように、この第2実施形態のガスケ
ットG2a、G2b、G2cは、隣接した2本のボルト
10、10をフランジに残した状態で、フランジ間から
ガスケットを抜き取ることができる。また、新しいガス
ケットG2a、G2b、G2cを挿入する場合は、先程
とは逆の手順で行う。即ち、ガスケットG2a、G2
b、G2cの外周縁5に開口した切欠部3aを、残して
ある2本のボルト10、10にそれぞれ位置合わせしな
がら、ガスケットG2a、G2b、G2cを定位置に位
置決めする。それから、残るボルトを全数フランジのボ
ルト挿通孔ならびにガスケットのボルト挿通孔2及び3
に通して、全部のボルトを締め付ける。
ットG2a、G2b、G2cは、隣接した2本のボルト
10、10をフランジに残した状態で、フランジ間から
ガスケットを抜き取ることができる。また、新しいガス
ケットG2a、G2b、G2cを挿入する場合は、先程
とは逆の手順で行う。即ち、ガスケットG2a、G2
b、G2cの外周縁5に開口した切欠部3aを、残して
ある2本のボルト10、10にそれぞれ位置合わせしな
がら、ガスケットG2a、G2b、G2cを定位置に位
置決めする。それから、残るボルトを全数フランジのボ
ルト挿通孔ならびにガスケットのボルト挿通孔2及び3
に通して、全部のボルトを締め付ける。
【0034】この際、フランジ同士は予めフランジに残
されている2本のボルト10、10によって拘束されて
いるから、回転方向の位置ずれも起こらずに、より正確
に位置が合った状態に維持されている。よって、特にフ
ランジ同士の回転方向の位置を合わせる必要もなく、簡
単にボルトを通すことができて、締め付けを行うことが
でき、ガスケットの交換が一層楽に行える。
されている2本のボルト10、10によって拘束されて
いるから、回転方向の位置ずれも起こらずに、より正確
に位置が合った状態に維持されている。よって、特にフ
ランジ同士の回転方向の位置を合わせる必要もなく、簡
単にボルトを通すことができて、締め付けを行うことが
でき、ガスケットの交換が一層楽に行える。
【0035】なお、上記第2実施形態では、隣接する2
本のボルト10、10を残すことでフランジ間から抜き
取ることのできるブラケットG2a、G2b、G2cに
ついて説明したが、離れた位置にある2本のボルトを残
してフランジ間より抜き取ることのできるガスケットを
作ることもできる。
本のボルト10、10を残すことでフランジ間から抜き
取ることのできるブラケットG2a、G2b、G2cに
ついて説明したが、離れた位置にある2本のボルトを残
してフランジ間より抜き取ることのできるガスケットを
作ることもできる。
【0036】図3(a)、(b)はそのようなガスケッ
トの例を示す。これら第3実施形態のガスケットG3
a、G3bの場合、ガスケットの中央孔1を挟んで対向
する各位置に、ボルト挿通孔2の組と、切欠部3aを有
するボルト挿通孔3の組とを配置している。この場合
は、ガスケットG3a、G3bの抜き取り方向F、F
1、F2を予め定めておき、その方向にガスケットG3
a、G3bを引き抜く際にボルト10、10と干渉しな
いように、各切欠部3aの形状と、切欠部3a、3a間
の残片部分7の形状を決めておけばよい。(b)の場合
は、両方に引き抜けるようにするため、切欠部3aは円
を弦で切った形状になっている。
トの例を示す。これら第3実施形態のガスケットG3
a、G3bの場合、ガスケットの中央孔1を挟んで対向
する各位置に、ボルト挿通孔2の組と、切欠部3aを有
するボルト挿通孔3の組とを配置している。この場合
は、ガスケットG3a、G3bの抜き取り方向F、F
1、F2を予め定めておき、その方向にガスケットG3
a、G3bを引き抜く際にボルト10、10と干渉しな
いように、各切欠部3aの形状と、切欠部3a、3a間
の残片部分7の形状を決めておけばよい。(b)の場合
は、両方に引き抜けるようにするため、切欠部3aは円
を弦で切った形状になっている。
【0037】以上の各実施形態では4本ボルトタイプの
場合を示したが、ボルトの本数が6本の6本ボルトタイ
プ、ボルトの本数が8本の8本ボルトタイプ、それ以上
の場合にも同様に本発明を適用することができる。
場合を示したが、ボルトの本数が6本の6本ボルトタイ
プ、ボルトの本数が8本の8本ボルトタイプ、それ以上
の場合にも同様に本発明を適用することができる。
【0038】図4は8本ボルトタイプに適用した本発明
の第4実施形態のガスケットG4を示している。このガ
スケットG4では、ボルトを通すためのボルト挿通孔2
を半数の4個にし、外周縁5に開口する切欠部3aを有
するボルト挿通孔3の数も4個にし、それらを交互に配
置している。この場合は、切欠部3aを、ガスケットの
面圧確保に支障にならない範囲で、ボルト10に対して
余裕を持った大きさに形成してある。従って、ガスケッ
トの抜き取り方向Fに対する切欠部3aの幅Bもボルト
10に対して余裕を持っており、切欠部3a、3a間の
残片部分7の幅Dもボルト10、10間の間隔Cよりも
余裕をもって小さくなっている。
の第4実施形態のガスケットG4を示している。このガ
スケットG4では、ボルトを通すためのボルト挿通孔2
を半数の4個にし、外周縁5に開口する切欠部3aを有
するボルト挿通孔3の数も4個にし、それらを交互に配
置している。この場合は、切欠部3aを、ガスケットの
面圧確保に支障にならない範囲で、ボルト10に対して
余裕を持った大きさに形成してある。従って、ガスケッ
トの抜き取り方向Fに対する切欠部3aの幅Bもボルト
10に対して余裕を持っており、切欠部3a、3a間の
残片部分7の幅Dもボルト10、10間の間隔Cよりも
余裕をもって小さくなっている。
【0039】従って、1つ間をおいて離れた2本のボル
ト(切欠部3aに通してあるボルト)10、10を残す
ことで、ガスケットG4を矢印F方向に抜き取ることが
でき、前記実施形態と同様にフランジの位置合わせ作業
の面倒をなくせる。
ト(切欠部3aに通してあるボルト)10、10を残す
ことで、ガスケットG4を矢印F方向に抜き取ることが
でき、前記実施形態と同様にフランジの位置合わせ作業
の面倒をなくせる。
【0040】なお、上記実施形態では、最大で2本のボ
ルトを残す場合を示したが、3本以上のボルトを残し
て、ガスケットをフランジ間から抜き取れるようにする
こともできる。また、ガスケットの抜き取りが簡単にで
きるように、抜き取り側に取っ手を付けてもよい。
ルトを残す場合を示したが、3本以上のボルトを残し
て、ガスケットをフランジ間から抜き取れるようにする
こともできる。また、ガスケットの抜き取りが簡単にで
きるように、抜き取り側に取っ手を付けてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ガスケットの位置決めが容易にできて、フラン
ジに対するガスケットの偏心の問題を解消できると共
に、ガスケットの交換の際にボルトを全て外す必要がな
いので、ガスケットの交換作業性が向上する。
よれば、ガスケットの位置決めが容易にできて、フラン
ジに対するガスケットの偏心の問題を解消できると共
に、ガスケットの交換の際にボルトを全て外す必要がな
いので、ガスケットの交換作業性が向上する。
【0042】請求項2の発明によれば、2本のボルトを
フランジに残しながら、ガスケットの抜き差しができる
ので、フランジ同士の位置を回転方向にもずれ防止しな
が合わせることができる。ガスケットの交換が一層楽に
行える。
フランジに残しながら、ガスケットの抜き差しができる
ので、フランジ同士の位置を回転方向にもずれ防止しな
が合わせることができる。ガスケットの交換が一層楽に
行える。
【図1】 本発明の第1実施形態のガスケットの各例
(a)、(b)、(c)を示す平面図である。
(a)、(b)、(c)を示す平面図である。
【図2】 本発明の第2実施形態のガスケットの各例
(a)、(b)、(c)と、その比較例(d)を示す平
面図である。
(a)、(b)、(c)と、その比較例(d)を示す平
面図である。
【図3】 本発明の第3実施形態のガスケットの各例
(a)、(b)を示す平面図である。
(a)、(b)を示す平面図である。
【図4】 本発明の第4実施形態のガスケットの平面図
である。
である。
【図5】 (a)は従来の孔無しタイプのガスケットの
平面図、(b)はその使用例を示す部分断面図である。
平面図、(b)はその使用例を示す部分断面図である。
【図6】 (a)は従来の孔付きタイプのガスケットの
平面図、(b)はその使用例を示す部分断面図である。
平面図、(b)はその使用例を示す部分断面図である。
G1a,G1b,G1c ガスケット G2a,G2b,G2c、G2d ガスケット G3a、G3b ガスケット G4 ガスケット 3 ボルト挿通孔 3a 切欠部 4 開口 5 外周縁
Claims (2)
- 【請求項1】 フランジ間に挟まれ、フランジに通した
複数のボルトによって締め付けられるガスケットにおい
て、 前記ボルトを通すボルト挿通孔を設け、これらボルト挿
通孔のうち少なくとも1つに、ガスケットの外周縁から
前記ボルトの径以上の幅をもって形成された切欠部を設
けることを特徴とするガスケット。 - 【請求項2】 前記ボルト挿通孔のうちの2つに前記切
欠部を設けると共に、該2つのボルト挿通孔の間に残さ
れた残片部分の幅を、該2つのボルト挿通孔に対応する
2本のボルト間の距離以下に設定することを特徴とする
請求項1記載のガスケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10135675A JPH11325353A (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | ガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10135675A JPH11325353A (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | ガスケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11325353A true JPH11325353A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=15157310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10135675A Pending JPH11325353A (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | ガスケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11325353A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010203601A (ja) * | 2009-02-06 | 2010-09-16 | Ck Metals Co Ltd | フランジ構造及び管継手 |
JP2012225500A (ja) * | 2011-04-22 | 2012-11-15 | Mitsubishi Electric Corp | 配管フランジ接続構造 |
-
1998
- 1998-05-18 JP JP10135675A patent/JPH11325353A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010203601A (ja) * | 2009-02-06 | 2010-09-16 | Ck Metals Co Ltd | フランジ構造及び管継手 |
JP4571696B2 (ja) * | 2009-02-06 | 2010-10-27 | シーケー金属株式会社 | フランジ構造及び管継手 |
JP2012225500A (ja) * | 2011-04-22 | 2012-11-15 | Mitsubishi Electric Corp | 配管フランジ接続構造 |
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