JPH11324502A - サッシュ見切り部材 - Google Patents

サッシュ見切り部材

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JPH11324502A
JPH11324502A JP15223898A JP15223898A JPH11324502A JP H11324502 A JPH11324502 A JP H11324502A JP 15223898 A JP15223898 A JP 15223898A JP 15223898 A JP15223898 A JP 15223898A JP H11324502 A JPH11324502 A JP H11324502A
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JP
Japan
Prior art keywords
sash
parting
base member
window frame
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP15223898A
Other languages
English (en)
Inventor
Sukemasa Nakamoto
祐昌 中本
Katsunori Sako
勝則 迫
Takashi Kamimura
隆 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juken Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Juken Sangyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロスの染み汚れを防止する、壁開口部のサ
ッシュ枠の室内側に固定されるサッシュ見切り部材を提
供する。 【解決手段】 互いに垂直な2つの面を有し、それぞれ
の2面が窓枠10が嵌込まれるサッシュ枠40の室内側
の面40a及びそれに垂直な面である、壁20の開口部
Kの内面21に相対向するように配置され、固定される
ベース部材Bと,そのベース部材Bを覆う見切り部材G
と,を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁の開口部に嵌め
込まれたサッシュ枠の室内側に固定されるサッシュ見切
り部材に関する。
【0002】
【従来の技術】図8及び図9に示すように、建物、例え
ば住宅の壁20の開口部21の室外側には、窓枠10が
嵌め込まれるサッシュ枠40が固定されている。また、
開口部Kの室内側には、通常木製の窓枠部材30が固定
されている。この窓枠部材30は、図2及び図9に示す
ように、壁開口部Kの4辺全部に固定されることもある
が、簡略化されて、また、図1及び図8に示すように、
下辺のみに固定されることもある。しかも、壁20の室
内側の面には、一般にプラスターボード25が張られ、
さらにその上にクロスCが張られている。そのクロスC
が張られる範囲は、窓枠部材30がある部分は、その縁
までであるが、窓枠部材30が下辺のみに固定されてい
て、窓枠部材30のない残りの部分は、垂直に折り曲げ
られ、外側、サッシュ枠40の内縁まで拡がり、巻き込
まれるように張られている(三方クロス巻き込みと称さ
れる)。
【0003】しかしながら、サッシュ枠40の内縁まで
クロスCが巻き込まれている場合、冬季には熱伝導度の
高いアルミ製のサッシュ枠40の室内側の面には室内の
水分が凝縮して、結露が生じ易く、その結露によってサ
ッシュ枠40に接するクロスCに染み汚れが生じたり、
それが剥がれたり(一般に耐水性の低い接着剤で貼られ
ている)するという問題点がある。なお、夏季にも明け
方の温度低下による結露の発生があり、それが原因でカ
ビが発生するという問題点もある。他方、窓枠部材30
がある場合でも、クロスC程ではないが、結露による木
製の窓枠部材30の変色、腐朽、カビの発生の他、サッ
シュ枠40との間に隙間の発生、窓枠部材30を取り付
けるための釘等Nの頭の露出による外観の低下や結露水
による錆の発生等の問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的と
するところは、上記従来例の欠点を解消し、クロスの染
み汚れを防止するサッシュ見切り部材を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するため
に、請求項1の発明のサッシュ見切り部材は、互いに垂
直な2つの面を有し、それぞれの2面が窓枠(10)が
嵌込まれるサッシュ枠(40)の室内側の面(40a)
及びそれに垂直な面である、壁(20)の開口部(K)
の内面(21)に相対向するように配置され、固定され
ることを特徴とするものである。
【0006】なお、ここで壁(20)の開口部(K)の
内面(21)とは、壁(20)の開口部(K)を縁取る
面であって、壁(20)に垂直な面のことである。
【0007】請求項2の発明のサッシュ見切り部材は、
互いに垂直な2つの面を有し、それぞれの2面が窓枠
(10)が嵌込まれるサッシュ枠(40)の室内側の面
(40a)及びそれに垂直な面である、壁(20)の開
口部(K)の内面(21)に相対向するように配置さ
れ、固定されるベース部材(B)と,そのベース部材
(B)を覆う見切り部材(G)と,を備えていることを
特徴とするものである。
【0008】請求項3の発明のサッシュ見切り部材は、
請求項2の発明の構成に加えて、ベース部材(B)が壁
(20)の開口部(K)の内面(21)に固定されると
ともに、ベース部材(B)と見切り部材(G)とが、互
いに嵌合可能、且つ脱着自在に形成されていることを特
徴とするものである。
【0009】請求項4の発明のサッシュ見切り部材は、
請求項2又は3の発明の構成に加えて、壁(20)の開
口部(K)の室内側に、ベース部材(B)を介在して固
定される窓枠部材(30)を設置し、見切り部材(G)
で窓枠部材(30)の一部も合わせて覆うようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0010】請求項5の発明のサッシュ見切り部材は、
互いに垂直な2つの面を有し、それぞれの2面が窓枠
(10)が嵌込まれるサッシュ枠(40)の室内側の面
(40a)及びそれに垂直な面である、壁(20)の開
口部(K)の内面(21)に相対向するように配置さ
れ、固定されるベース部材(B)と,そのベース部材
(B)を覆う見切り部材(G)と,を備え、見切り部材
(G)には、壁(20)の室内側の面に張られたクロス
(C)の端縁を納める窪み(J)が形成されていること
を特徴とするものである。
【0011】なお、上記の課題を解決するための手段に
記載された括弧内の記号は図面及び後述する発明の実施
の形態に記載された記号に対応するものである。
【0012】請求項1に記載の発明によれば、通常、熱
伝導度の高いアルミ製のサッシュ枠の室内側の面にはサ
ッシュ見切り部材が位置しているので、壁の室内側の面
にクロスが張られた場合、そのクロスの端縁を、サッシ
ュ見切り材の室内側の縁に位置させサッシュ枠と離すこ
とにより、冬季、サッシュ枠の室内側の面に発生した結
露がクロスに達せず、クロスに染み汚れが生じたり、そ
れが剥がれたりすることが避けられる。また、夏季に明
け方の温度低下による結露が発生しても、それが原因
で、同様の問題が発生することも、カビが発生すること
もない。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用効果に加えて、ベース部材の少なく
とも一部が、見切り部材によって覆われることが可能に
構成されているため、見切り部材のデザインの種類が多
く準備されれば、消費者の選択の範囲が拡がる。また、
ベース部材を固定する釘等の頭も含めて、見切り部材に
よって覆われることが可能に構成されれば、釘等の頭の
露出による外観の低下や結露水による錆の発生等の防止
が図られる。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の作用効果に加えて、見切り部材がベース
部材に対して容易に脱着可能であるため、形状・色・柄
等多くの種類のデザインが準備されれば、消費者は選択
の範囲が拡がり、ベース部材はそのままで、必要に応じ
てデザインの異なる好みの見切り部材を選択、交換する
だけで、この部分の外観を容易に変更可能である。
【0015】しかも、壁の室内側の面にクロスが張られ
る場合、クロスの端縁は完全な直線状に切断される必要
はなく、若干の不揃いはあっても、脱着自在な見切り部
材によって覆われ、直線状に縁取りされるため、見切り
部材内に納まりさえすればよい。また、クロスの張り替
え時も、見切り部材が取り外され、クロスが張り替えら
れた後、見切り部材が再度取り付けられるため、新築時
と同様の仕上がりが得られる。
【0016】請求項4に記載の発明によれば、請求項2
又は3に記載の発明の作用効果に加えて、窓枠部材はベ
ース部材を介在してサッシュ枠の室内側の面から離れて
いるため、例え窓枠部材が木製であっても、サッシュ枠
の室内側の面に発生する結露によって腐食することはな
い。また、ベース部材だけでなく、窓枠部材も見切り部
材によって覆われることが可能に構成されているため、
例えば釘等の頭の露出による外観の低下や結露水による
錆の発生等も防止される。
【0017】請求項5に記載の発明によれば、通常、熱
伝導度の高いアルミ製のサッシュ枠の室内側の面にはサ
ッシュ見切り部材が位置しているので、壁の室内側の面
に張られたクロスの端縁を、見切り部材の窪みに納め室
内側の縁に位置させてサッシュ枠と離すことにより、冬
季、サッシュ枠の室内側の面に発生した結露がクロスに
達せず、クロスに染み汚れが生じたり、それが剥がれた
りすることが避けられる。また、夏季に明け方の温度低
下による結露が発生しても、それが原因で、同様の問題
が発生することも、カビが発生することもない。更に、
見切り部材の窪み内に納まりさえすれば、直線状に縁取
りされるため、クロスの端縁は完全な直線状に切断され
る必要はなく、若干の不揃いはあってもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明のサッシュ見切り部材の実
施の形態例について図面を参照して説明する。図1及び
図2は窓枠を示す正面図、図3は本発明の第1の実施の
形態例の取り付け状態を示す断面図2は別の実施の形態
例を示す断面図、図4はサッシュ見切り部材の分解斜視
図である。
【0019】本発明の第1の実施の形態例に係わるサッ
シュ見切り部材50は、図3に示すように、互いに垂直
な2つの面を有し、それぞれの2面が窓枠10が嵌込ま
れるサッシュ枠40の室内側の面40a及びそれに垂直
な面である、壁20の開口部Kの内面21に相対向する
ように配置され、釘等Nで固定される。なお、ここで壁
20の開口部Kの内面21とは、壁20の開口部Kを縁
取る面であって、壁20に垂直な面のことである。
【0020】また、壁の開口部Kは、反り狂いや曲がり
が生じ易い無垢材等の精度の低い柱等の構造材22で縁
取りされている。そのため、精度の低い柱等の構造材2
2と精度の高い窓枠部材30、サッシュ枠40との間
に、精度の違いを吸収するための隙間が設けられてお
り、さらにその隙間には隙間調整用にサッシュ枠下地2
3、窓枠下地24等が詰められている。さらに詳細に説
明すれば、このサッシュ見切り部材50は、壁20の開
口部Kの内面に釘等Nで固定されるベース部材Bと,そ
のベース部材Bを覆う見切り部材Gと,を備えている。
【0021】ベース部材Bは断面L字状であって、壁2
0の開口部Kの内面に当接し、釘等Nで固定される薄板
部分Sとサッシュ枠40に当接する肉厚部分Tとよりな
る。しかも、ベース部材Bと見切り部材Gとは、互いに
嵌合可能、且つ脱着自在に形成されている。すなわち、
見切り部材Gには凸部Pが一体に結合され、ベース部材
Bの肉厚部分Tには、前記凸部Pを嵌合可能、且つ脱着
自在な凹部Hが形成されている。なお、ベース部材Bと
見切り部材Gとの嵌合部分の凹凸が上記と逆になってい
てもよい。
【0022】ベース部材B、見切り部材G共に、熱伝導
率が低く、安価なプラスチック成形品が好ましいが、金
属製品や防水加工された木製品でもよい。また、見切り
部材Gは、内面輪郭はベース部材Bの外面に沿ったもの
に形成されているが、外面輪郭は図5及び図6に示すよ
うに種々のものが考えられる。さらに色、柄も含めて、
和風・洋風種々のデザインが考えられる。なお、ベース
部材Bの開口部Kの内面への釘等Nによる固定に当たっ
ては、先ずサッシュ枠40の室内側の面に両面テープに
より仮固定される。
【0023】壁20の室内側の面には、プラスターボー
ド25が張られ、さらにその上にクロスCが張られてい
る。そのクロスCが張られる範囲は、前述の窓枠部材3
0がある部分は、その縁までである。それに対して、窓
枠部材30が下辺のみに固定されていて、窓枠部材30
のない残りの部分は、垂直に折り曲げられ、外側、見切
り部材Gの室内側に形成された窪みJ内まで延長されて
いる。しかも、施工時、壁の室内側の面に張られるクロ
スCの端縁は完全な直線状に切断される必要はなく、若
干の不揃いはあっても、見切り部材Gによって覆われ、
直線状に縁取りされるため、見切り部材Gの窪みJ内に
納まりさえすればよい。また、クロスCの張り替え時
も、見切り部材Gが取り外され、クロスCが張り替えら
れた後、見切り部材Gが再度取り付けられるため、新築
時と同様の仕上がりが得られる。
【0024】これによれば、壁20の室内側の面に張ら
れるクロスCの端縁が、ベース部材Bの室内側の縁に位
置し、熱伝導度の高いアルミ製のサッシュ枠40の室内
側の面との間にベース部材Bが介在し、サッシュ枠40
と離れているため、冬季、サッシュ枠40の室内側の面
に発生した結露がクロスCに達せず、クロスCに染み汚
れが生じたり、それが剥がれたりすることはない。ま
た、夏季に明け方の温度低下による結露が発生しても、
それが原因で、同様の問題が発生することも、カビが発
生することもない。
【0025】そのうえ、ベース部材Bが、それを固定す
る釘等の頭も含め、見切り部材Gによって覆われるた
め、この部分の外観は見切り部材Gによって決まる。そ
して見切り部材Gがベース部材Bに対して容易に脱着可
能であるため、形状・色・柄等多くの種類のデザインが
準備されれば、消費者は選択の範囲が拡がり、ベース部
材Bはそのままで、必要に応じてデザインの異なる好み
の見切り部材Gを選択、交換するだけで、この部分の外
観を容易に変更可能である。
【0026】第2の実施の形態例について図7により説
明すると、先ず第1の実施の形態例に使用されたものと
同じベース部材Bが、壁20の開口部Kの内面に釘等N
で固定されている。その際、同じ釘等Nによって、断面
L字状の窓枠部材30が、薄板部分Sを覆うように、開
口部Kの室内側に固定される。それによって、サッシュ
枠40と窓枠部材30との間には、ベース部材Bの肉厚
部分Tが介在することになる。
【0027】見切り部材Gは、その断面形状は極めて単
純であって、薄い本体部分の室外側に凸部Pが一体に結
合されており、凸部Pへの嵌合時には、釘等Nの頭を含
め、窓枠部材30の一部も合わせて覆うよう構成されて
いる。
【0028】これによれば、サッシュ枠40の室内側の
面と窓枠部材30とが、その間に介在するベース部材B
によって離れているため、例え窓枠部材30が木製であ
っても、サッシュ枠40の室内側の面に発生する結露に
よって腐食することはない。また、ベース部材Bだけで
なく、窓枠部材30を固定する釘の頭も見切り部材Gに
よって覆われることが可能に構成されているため、釘等
の頭の露出による外観の低下や結露水による錆の発生等
も防止される。
【0029】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、通常、
熱伝導度の高いアルミ製のサッシュ枠の室内側の面には
サッシュ見切り部材が位置しているので、壁の室内側の
面にクロスが張られた場合、そのクロスの端縁を、サッ
シュ見切り材の室内側の縁に位置させサッシュ枠と離す
ことにより、冬季、サッシュ枠の室内側の面に発生した
結露がクロスに達せず、クロスに染み汚れが生じたり、
それが剥がれたりすることが避けられる。また、夏季に
明け方の温度低下による結露が発生しても、それが原因
で、同様の問題が発生することも、カビが発生すること
もない。
【0030】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用効果に加えて、ベース部材の少なく
とも一部が、見切り部材によって覆われることが可能に
構成されているため、見切り部材のデザインの種類が多
く準備されれば、消費者の選択の範囲が拡がる。また、
ベース部材を固定する釘等の頭も含めて、見切り部材に
よって覆われることが可能に構成されれば、釘等の頭の
露出による外観の低下や結露水による錆の発生等の防止
が図られる。
【0031】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の作用効果に加えて、見切り部材がベース
部材に対して容易に脱着可能であるため、形状・色・柄
等多くの種類のデザインが準備されれば、消費者は選択
の範囲が拡がり、ベース部材はそのままで、必要に応じ
てデザインの異なる好みの見切り部材を選択、交換する
だけで、この部分の外観を容易に変更可能である。
【0032】しかも、壁の室内側の面にクロスが張られ
る場合、クロスの端縁は完全な直線状に切断される必要
はなく、若干の不揃いはあっても、脱着自在な見切り部
材によって覆われ、直線状に縁取りされるため、見切り
部材内に納まりさえすればよい。また、クロスの張り替
え時も、見切り部材が取り外され、クロスが張り替えら
れた後、見切り部材が再度取り付けられるため、新築時
と同様の仕上がりが得られる。
【0033】請求項4に記載の発明によれば、請求項2
又は3に記載の発明の作用効果に加えて、窓枠部材はベ
ース部材を介在してサッシュ枠の室内側の面から離れて
いるため、例え窓枠部材が木製であっても、サッシュ枠
の室内側の面に発生する結露によって腐食することはな
い。また、ベース部材だけでなく、窓枠部材も見切り部
材によって覆われることが可能に構成されているため、
例えば釘等の頭の露出による外観の低下や結露水による
錆の発生等も防止される。
【0034】請求項5に記載の発明によれば、通常、熱
伝導度の高いアルミ製のサッシュ枠の室内側の面にはサ
ッシュ見切り部材が位置しているので、壁の室内側の面
に張られたクロスの端縁を、見切り部材の窪みに納め室
内側の縁に位置させてサッシュ枠と離すことにより、冬
季、サッシュ枠の室内側の面に発生した結露がクロスに
達せず、クロスに染み汚れが生じたり、それが剥がれた
りすることが避けられる。また、夏季に明け方の温度低
下による結露が発生しても、それが原因で、同様の問題
が発生することも、カビが発生することもない。更に、
見切り部材の窪み内に納まりさえすれば、直線状に縁取
りされるため、クロスの端縁は完全な直線状に切断され
る必要はなく、若干の不揃いはあってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】窓枠を示す正面図である。
【図2】窓枠の別の例を示す正面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態例の取り付け状態を
示す断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態例に係るサッシュ見
切り部材を示す分解斜視図である。
【図5】別のサッシュ見切り部材を示す断面図である。
【図6】もう一つ別のサッシュ見切り部材を示す断面図
である。
【図7】本発明の第2の実施の形態例の取り付け状態を
示す断面図である。
【図8】従来例を示す縦断面図である。
【図9】別の従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 窓枠 20 壁 21 開口部の内面 22 構造材 23 サッシュ下地 24 窓枠下地 25 プラスターボード 30 窓枠部材 40 サッシュ枠 50 見切り材 B ベース部材 C クロス G 見切り部材 H 凹部 J 窪み K 開口部 N 釘等 P 凸部 S 薄板部分 T 肉厚部分

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに垂直な2つの面を有し、それぞれの
    2面が窓枠が嵌込まれるサッシュ枠の室内側の面及びそ
    れに垂直な面である、壁の開口部の内面に相対向するよ
    うに配置され、固定されることを特徴とするサッシュ見
    切り部材。
  2. 【請求項2】互いに垂直な2つの面を有し、それぞれの
    2面が窓枠が嵌込まれるサッシュ枠の室内側の面及びそ
    れに垂直な面である、壁の開口部の内面に相対向するよ
    うに配置され、固定されるベース部材と,そのベース部
    材を覆う見切り部材と,を備えていることを特徴とする
    サッシュ見切り部材。
  3. 【請求項3】前記ベース部材が壁の開口部の内面に固定
    されるとともに、ベース部材と見切り部材とが、互いに
    嵌合可能、且つ脱着自在に形成されていることを特徴と
    する請求項2に記載のサッシュ見切り部材。
  4. 【請求項4】前記壁の開口部の室内側に、前記ベース部
    材を介在して固定される窓枠部材を設置し、前記見切り
    部材で該窓枠部材の一部も合わせて覆うようにしたこと
    を特徴とする請求項2又は3に記載のサッシュ見切り部
    材。
  5. 【請求項5】互いに垂直な2つの面を有し、それぞれの
    2面が窓枠が嵌込まれるサッシュ枠の室内側の面及びそ
    れに垂直な面である、壁の開口部の内面に相対向するよ
    うに配置され、固定されるベース部材と,そのベース部
    材を覆う見切り部材と,を備え、前記見切り部材には、
    壁の室内側の面に張られたクロスの端縁を納める窪みが
    形成されていることを特徴とするサッシュ見切り部材。
JP15223898A 1998-05-14 1998-05-14 サッシュ見切り部材 Pending JPH11324502A (ja)

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