JPH11323693A - ジャガード織多重ガーゼ織物 - Google Patents
ジャガード織多重ガーゼ織物Info
- Publication number
- JPH11323693A JPH11323693A JP13177498A JP13177498A JPH11323693A JP H11323693 A JPH11323693 A JP H11323693A JP 13177498 A JP13177498 A JP 13177498A JP 13177498 A JP13177498 A JP 13177498A JP H11323693 A JPH11323693 A JP H11323693A
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- Japan
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- weft
- plane
- warp
- wefts
- jacquard
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 三重ガーゼでジャガード織を行っ
て製造した多色感のあるジャガード織多色ガーゼ織物を
提供すること。 【解決手段】 第１平面と該第１平面と略平行な
第２平面を含む複数の平面が延長する空間内における複
数の縦糸と複数の緯糸が交錯するジャガード織多重ガー
ゼ織物において、前記複数の縦糸は複数組の色糸を含み
前記複数の平面間を任意に出没するようにして互いに略
平行に配列され、前記複数の緯糸は複数組の色糸を含
み、各緯糸は前記複数の平面のうちの一つの平面内で前
記複数の縦糸と交錯した後に他の平面内で前記複数の縦
糸を交錯することを要旨とする。
て製造した多色感のあるジャガード織多色ガーゼ織物を
提供すること。 【解決手段】 第１平面と該第１平面と略平行な
第２平面を含む複数の平面が延長する空間内における複
数の縦糸と複数の緯糸が交錯するジャガード織多重ガー
ゼ織物において、前記複数の縦糸は複数組の色糸を含み
前記複数の平面間を任意に出没するようにして互いに略
平行に配列され、前記複数の緯糸は複数組の色糸を含
み、各緯糸は前記複数の平面のうちの一つの平面内で前
記複数の縦糸と交錯した後に他の平面内で前記複数の縦
糸を交錯することを要旨とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジャガード織で柄
を表現し色糸を使用した多重織で多色感のあるジャガー
ド織多重ガーゼ織物に関するものである。
を表現し色糸を使用した多重織で多色感のあるジャガー
ド織多重ガーゼ織物に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】タオル業界は、国内需要の低迷による売
り上げの減少で非常に厳しい状況にある。しかし、近年
タオルに替わってミニハンカチの需要が大幅に増大し、
生き残りをかけてタオルハンカチに替わる製品として吸
水性、柔軟性に優れたガーゼ織の特徴を生かしたミニハ
ンカチを開発することが試みられている。
り上げの減少で非常に厳しい状況にある。しかし、近年
タオルに替わってミニハンカチの需要が大幅に増大し、
生き残りをかけてタオルハンカチに替わる製品として吸
水性、柔軟性に優れたガーゼ織の特徴を生かしたミニハ
ンカチを開発することが試みられている。
【０００３】
【発明が解決しようとしている課題】現在ガーゼ織の場
合すべてのプリント柄であって、織によるものは存在し
ない。そこで今回付加価値を付けるためにジャガード織
で柄を表現し、また色糸を使用した三重織で多色感のあ
る製品を開発することが検討されていた。
合すべてのプリント柄であって、織によるものは存在し
ない。そこで今回付加価値を付けるためにジャガード織
で柄を表現し、また色糸を使用した三重織で多色感のあ
る製品を開発することが検討されていた。
【０００４】上述したように、本発明の目的とするとこ
ろは三重ガーゼでジャガード織を行って製造した多色感
のあるジャガード織多色ガーゼ織物を提供することにあ
る。
ろは三重ガーゼでジャガード織を行って製造した多色感
のあるジャガード織多色ガーゼ織物を提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明のジャガード織多重ガーゼ織物は、その手段
として、第１平面と該第１平面と略平行な第２平面を含
む複数の平面が延長する空間内における複数の緯糸と複
数の縦糸が交錯するジャガード織多重ガーゼ織物におい
て、前記複数の緯糸は複数組の色糸を含み前記複数の平
面間を任意に出没するように互いに略平行に配列され、
前記複数の縦糸は複数組の色糸を含み、各縦糸は前記複
数の平面のうちの一つの平面内で前記複数の緯糸と交錯
した後に他の平面内で前記複数の緯糸と交錯することを
要旨としている。
めに本発明のジャガード織多重ガーゼ織物は、その手段
として、第１平面と該第１平面と略平行な第２平面を含
む複数の平面が延長する空間内における複数の緯糸と複
数の縦糸が交錯するジャガード織多重ガーゼ織物におい
て、前記複数の緯糸は複数組の色糸を含み前記複数の平
面間を任意に出没するように互いに略平行に配列され、
前記複数の縦糸は複数組の色糸を含み、各縦糸は前記複
数の平面のうちの一つの平面内で前記複数の緯糸と交錯
した後に他の平面内で前記複数の緯糸と交錯することを
要旨としている。
【０００６】また、前記複数の平面はさらに第３平面を
含むことが望ましい。前記複数の縦糸は各々同じ色の複
数の緯糸と交錯することが望ましい。また、各緯糸に対
しては２本の縦糸が上下から交錯することが望ましい。
含むことが望ましい。前記複数の縦糸は各々同じ色の複
数の緯糸と交錯することが望ましい。また、各緯糸に対
しては２本の縦糸が上下から交錯することが望ましい。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１において、本発明に係るジャ
ガード織多色ガーゼ織物の全体図であり、三色の糸を使
用してデザインした模様を織り出している。
ガード織多色ガーゼ織物の全体図であり、三色の糸を使
用してデザインした模様を織り出している。
【０００８】図１において示されたガーゼ織物に使用さ
れる三色の糸は、たとえば、それぞれ黄・茶・青の糸で
あり、各色の糸が一組を構成しており緯糸と縦糸に使用
されている。
れる三色の糸は、たとえば、それぞれ黄・茶・青の糸で
あり、各色の糸が一組を構成しており緯糸と縦糸に使用
されている。
【０００９】図２は、表面、中間面、裏面を含む互いに
略平行な３つの平面からなる空間内で織られたガーゼ織
物の緯断面図であり、図中右側の面を表面とし左側の面
を裏面としてその間に中間面を含み、各緯糸の断面が示
されているのに対して、前記緯糸に縦糸が交錯している
様子を示すものである。
略平行な３つの平面からなる空間内で織られたガーゼ織
物の緯断面図であり、図中右側の面を表面とし左側の面
を裏面としてその間に中間面を含み、各緯糸の断面が示
されているのに対して、前記緯糸に縦糸が交錯している
様子を示すものである。
【００１０】図中下から、表面では緯糸１（イ）と１
（ロ）がそれぞれ２回交互に配列されたのちに緯糸２
（イ）と２（ロ）が同様に交互に配列され、さらに緯糸
３（イ）と３（ロ）が同様に交互に配列されている。ま
た、中間面においては緯糸２（イ）と２（ロ）れぞれ交
互に配列され、さらに緯糸３（イ）と３（ロ）がそれぞ
れ交互に配列され、さらに緯糸1 （イ）と１（ロ）がそ
れぞれ交互に配列されている。同様に、裏面においては
緯糸３（イ）と３（ロ）がそれぞれ交互に２回配列さ
れ、さらに緯糸１（イ）と１（ロ）がそれぞれ交互に２
回配列され、さらに緯糸２（イ）と２（ロ）がそれぞれ
２回配列されている。
（ロ）がそれぞれ２回交互に配列されたのちに緯糸２
（イ）と２（ロ）が同様に交互に配列され、さらに緯糸
３（イ）と３（ロ）が同様に交互に配列されている。ま
た、中間面においては緯糸２（イ）と２（ロ）れぞれ交
互に配列され、さらに緯糸３（イ）と３（ロ）がそれぞ
れ交互に配列され、さらに緯糸1 （イ）と１（ロ）がそ
れぞれ交互に配列されている。同様に、裏面においては
緯糸３（イ）と３（ロ）がそれぞれ交互に２回配列さ
れ、さらに緯糸１（イ）と１（ロ）がそれぞれ交互に２
回配列され、さらに緯糸２（イ）と２（ロ）がそれぞれ
２回配列されている。
【００１１】これらの緯糸は、図２には明示されていな
いがそれぞれ同一の平面内でのみ配列されているのでは
なく、例えば表面に配列されている４本からなる一組の
縦糸１（イ）、１（ロ）、１（イ）、１（ロ）が途中か
ら中間面あるいは裏面へという具合に複数の平面の間を
任意に出没するように配列されている。
いがそれぞれ同一の平面内でのみ配列されているのでは
なく、例えば表面に配列されている４本からなる一組の
縦糸１（イ）、１（ロ）、１（イ）、１（ロ）が途中か
ら中間面あるいは裏面へという具合に複数の平面の間を
任意に出没するように配列されている。
【００１２】そして、表面において緯糸に対して同じ色
の縦糸１Ａと１Ｂがその上下から交錯し、４本の表面の
緯糸１（イ）、１（ロ）、１（イ）、１（ロ）が終わる
と裏面の緯糸１（ロ）に向かい同様に１（ロ）、１
（イ）、１（ロ）、１（イ）に上下から交錯し、さらに
裏面の緯糸１（ロ）、１（イ）、１（ロ）、１（イ）が
終わると中間面の緯糸１（イ）に向かい同様に各緯糸１
（イ）、１（ロ）、１（イ）、１（ロ）に対して上下か
ら交錯することにより織り込まれている。
の縦糸１Ａと１Ｂがその上下から交錯し、４本の表面の
緯糸１（イ）、１（ロ）、１（イ）、１（ロ）が終わる
と裏面の緯糸１（ロ）に向かい同様に１（ロ）、１
（イ）、１（ロ）、１（イ）に上下から交錯し、さらに
裏面の緯糸１（ロ）、１（イ）、１（ロ）、１（イ）が
終わると中間面の緯糸１（イ）に向かい同様に各緯糸１
（イ）、１（ロ）、１（イ）、１（ロ）に対して上下か
ら交錯することにより織り込まれている。
【００１３】同様に、中間面においても緯糸に対して同
じ色の２本の縦糸２Ａと２Ｂがその上下から交錯し、４
本の緯糸２（イ）、２（ロ）、２（イ）、２（ロ）が終
わると表面の緯糸２（イ）に向かい同様に各緯糸２
（イ）、２（ロ）、２（イ）、２（ロ）に対して上下か
ら交錯し、さらに中間面の緯糸が終わると裏面の緯糸２
（イ）に向かい同様に各緯糸２（イ）、２（ロ）、２
（イ）、２（ロ）に対して上下から交錯することにより
織り込まれている。
じ色の２本の縦糸２Ａと２Ｂがその上下から交錯し、４
本の緯糸２（イ）、２（ロ）、２（イ）、２（ロ）が終
わると表面の緯糸２（イ）に向かい同様に各緯糸２
（イ）、２（ロ）、２（イ）、２（ロ）に対して上下か
ら交錯し、さらに中間面の緯糸が終わると裏面の緯糸２
（イ）に向かい同様に各緯糸２（イ）、２（ロ）、２
（イ）、２（ロ）に対して上下から交錯することにより
織り込まれている。
【００１４】さらに、裏面においても緯糸と同じ色の縦
糸３Ａと３Ｂがその上下から交錯し、４本の緯糸３
（イ）、３（ロ）、３（イ）、３（ロ）が終わると中間
面の緯糸３（イ）に向かい同様に各緯糸３（イ）、３
（ロ）、３（イ）、３（ロ）に対して上下から交錯し、
さらに中間面の緯糸が終わると表面の緯糸３（イ）に向
かい同様に各緯糸３（イ）、３（ロ）、３（イ）、３
（ロ）に対して上下から交錯することにより織り込まれ
ている。
糸３Ａと３Ｂがその上下から交錯し、４本の緯糸３
（イ）、３（ロ）、３（イ）、３（ロ）が終わると中間
面の緯糸３（イ）に向かい同様に各緯糸３（イ）、３
（ロ）、３（イ）、３（ロ）に対して上下から交錯し、
さらに中間面の緯糸が終わると表面の緯糸３（イ）に向
かい同様に各緯糸３（イ）、３（ロ）、３（イ）、３
（ロ）に対して上下から交錯することにより織り込まれ
ている。
【００１５】次に、図２のジャガード織多重ガーゼ織物
から適宜選択された個所Ａ、Ｂ、Ｃの部分の組織図に参
照して説明する。図３は、個所Ａの組織図であり縦糸１
Ａ、２Ａ、３Ａ、１Ｂ、２Ｂ、３Ｂと緯糸１（イ）、２
（イ）、３（イ）、１（ロ）、２（ロ）、３（ロ）の関
係を白丸又は黒丸で示すものである。
から適宜選択された個所Ａ、Ｂ、Ｃの部分の組織図に参
照して説明する。図３は、個所Ａの組織図であり縦糸１
Ａ、２Ａ、３Ａ、１Ｂ、２Ｂ、３Ｂと緯糸１（イ）、２
（イ）、３（イ）、１（ロ）、２（ロ）、３（ロ）の関
係を白丸又は黒丸で示すものである。
【００１６】例えば、図３において、縦糸１Ａと緯糸１
（イ）の関係においては１Ａと１（イ）の座標において
黒丸が記されているが、これは縦糸１Ａが緯糸１（イ）
の上に位置することを示している。同様に同じ縦糸１Ａ
の緯糸２（イ）に対する関係はその座標に白丸が記され
ているが、これは縦糸１Ａが緯糸２（イ）の上に位置す
ることを示している。同様に縦糸1 Ａの緯糸３（イ）に
対する関係ではその座標において、白丸が記されている
がこれは縦糸１Ａが緯糸３（イ）の上に位置することを
示すものである。
（イ）の関係においては１Ａと１（イ）の座標において
黒丸が記されているが、これは縦糸１Ａが緯糸１（イ）
の上に位置することを示している。同様に同じ縦糸１Ａ
の緯糸２（イ）に対する関係はその座標に白丸が記され
ているが、これは縦糸１Ａが緯糸２（イ）の上に位置す
ることを示している。同様に縦糸1 Ａの緯糸３（イ）に
対する関係ではその座標において、白丸が記されている
がこれは縦糸１Ａが緯糸３（イ）の上に位置することを
示すものである。
【００１７】また、縦糸２Ａの緯糸１（イ）に対する関
係においては、その座標は空白である。これは縦糸２Ａ
は緯糸１（イ）の下に位置することを示している。これ
に対して、縦糸２Ａの緯糸２（イ）に対する関係におい
ては、その座標は黒丸で記されている。これは、縦糸２
Ａは緯糸２（イ）の上に位置することを示している。ま
た、縦糸２Ａの緯糸３（イ）に対する関係においては、
両者の座標は白丸で記されているが、これは縦糸２Ａは
緯糸３（イ）の上に位置することを示している。
係においては、その座標は空白である。これは縦糸２Ａ
は緯糸１（イ）の下に位置することを示している。これ
に対して、縦糸２Ａの緯糸２（イ）に対する関係におい
ては、その座標は黒丸で記されている。これは、縦糸２
Ａは緯糸２（イ）の上に位置することを示している。ま
た、縦糸２Ａの緯糸３（イ）に対する関係においては、
両者の座標は白丸で記されているが、これは縦糸２Ａは
緯糸３（イ）の上に位置することを示している。
【００１８】また、縦糸３Ａの緯糸１（イ）に対する関
係においては、その座標は空白である。これは、縦糸３
Ａは緯糸１（イ）の下に位置することを示している。ま
た前記縦糸３Ａの緯糸２（イ）に対する関係でも、その
座標は同様に空白であり、縦糸３Ａは緯糸２（イ）の下
に位置することを示している。これに対して、縦糸３Ａ
は緯糸３（イ）との座標は黒丸で記されているので縦糸
３Ａは緯糸３（イ）の上に位置することを示している。
係においては、その座標は空白である。これは、縦糸３
Ａは緯糸１（イ）の下に位置することを示している。ま
た前記縦糸３Ａの緯糸２（イ）に対する関係でも、その
座標は同様に空白であり、縦糸３Ａは緯糸２（イ）の下
に位置することを示している。これに対して、縦糸３Ａ
は緯糸３（イ）との座標は黒丸で記されているので縦糸
３Ａは緯糸３（イ）の上に位置することを示している。
【００１９】このように図２と図３、図４、図５の示す
位置関係は対応しているので以後の詳細な説明は省略す
る。
位置関係は対応しているので以後の詳細な説明は省略す
る。
【００２０】以上のように、前記複数の緯糸１（イ）と
１（ロ）、２（イ）と２（ロ）、３（イ）と３（ロ）は
複数組の色糸を含み表面、中間面、裏面の間を任意に出
没するようにして互いに略平行に配列するとともに、こ
れらの緯糸に対して任意の色の縦糸１Ａと１Ｂ、２Ａと
２Ｂ、３Ａと３Ｂを前記緯糸の配列された複数の平面に
わたり出没して任意の平面内で交錯させ３色の糸を使用
して自由にデザインした模様を織り出している。
１（ロ）、２（イ）と２（ロ）、３（イ）と３（ロ）は
複数組の色糸を含み表面、中間面、裏面の間を任意に出
没するようにして互いに略平行に配列するとともに、こ
れらの緯糸に対して任意の色の縦糸１Ａと１Ｂ、２Ａと
２Ｂ、３Ａと３Ｂを前記緯糸の配列された複数の平面に
わたり出没して任意の平面内で交錯させ３色の糸を使用
して自由にデザインした模様を織り出している。
【００２１】なお、本発明においては表面、中間面、裏
面という具合に３つの平面内で縦糸と緯糸を交錯させて
いるが、この数に限定されることなく複数の平面をわた
り緯糸が出没するのであればよい。
面という具合に３つの平面内で縦糸と緯糸を交錯させて
いるが、この数に限定されることなく複数の平面をわた
り緯糸が出没するのであればよい。
【００２２】また図２においては、縦糸に対しては同色
の緯糸を交錯させているが、必ずしもそうする必要はな
く異なる色の糸を交錯させてもよい。また、各縦糸に対
しては２本の緯糸が上下から交錯しているが、これに限
るものではなく１本の緯糸が各縦糸に順次交錯するよう
にしてもよい。
の緯糸を交錯させているが、必ずしもそうする必要はな
く異なる色の糸を交錯させてもよい。また、各縦糸に対
しては２本の緯糸が上下から交錯しているが、これに限
るものではなく１本の緯糸が各縦糸に順次交錯するよう
にしてもよい。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るにジ
ャガード織多重ガーゼ織物においては複数の平面にわた
り縦糸に対して緯糸が交錯するように構成したので、ガ
ーゼにより織物を織製することが可能となった。
ャガード織多重ガーゼ織物においては複数の平面にわた
り縦糸に対して緯糸が交錯するように構成したので、ガ
ーゼにより織物を織製することが可能となった。
【００２４】また、３つの平面内で縦糸と緯糸を交錯さ
せたので３色による柄の織物が現出することとなり多色
感が得られる効果がある。また同じ色の縦糸と緯糸を交
錯させたので色が鮮明に織り出させる効果がある。ま
た、各縦糸に対して２本の緯糸が上下から交錯するので
織り込みが強固になり、ハンカチとしての使い勝手が改
善される効果がある。
せたので３色による柄の織物が現出することとなり多色
感が得られる効果がある。また同じ色の縦糸と緯糸を交
錯させたので色が鮮明に織り出させる効果がある。ま
た、各縦糸に対して２本の緯糸が上下から交錯するので
織り込みが強固になり、ハンカチとしての使い勝手が改
善される効果がある。
【図１】は、本発明の１実施例の斜視図である。
【図２】は、図１の実施例の緯断面図である。
【図３】、
【図４】、
【図５】は、上記実施例の適宜個所Ａ、Ｂ、Ｃに対応す
る組織図である。
る組織図である。
１Ａ、２Ａ、３Ａ 縦糸 １Ｂ、２Ｂ、３Ｂ 縦糸 １（イ） 緯糸 ２（イ） 緯糸 ３（イ） 緯糸 １（ロ） 緯糸 ２（ロ） 緯糸 ３（ロ） 緯糸
Claims (4)
- 【請求項１】 第１平面と該第１平面と略平
行な第２平面を含む複数の平面が延長する空間内におけ
る複数の緯糸と複数の縦糸が交錯するジャガード織多重
ガーゼ織物において、前記複数の緯糸は複数組の色糸を
含み前記複数の平面間を任意に出没するようにして互い
に略平行に配列され、前記複数の縦糸は複数組の色糸を
含み、各縦糸は前記複数の平面のうちの一つの平面内で
前記複数の緯糸と交錯した後に他の平面内で前記複数の
緯糸を交錯することを特徴とするジャガード織多重ガー
ゼ織物。 - 【請求項２】 前記複数の平面はさらに第３平
面を含むことを特徴とする請求項１に記載のジャガード
織多重ガーゼ織物。 - 【請求項３】 前記複数の縦糸は各々同じ色の
複数の緯糸と交錯することを特徴とする請求項２に記載
のジャガード織多重ガーゼ織物。 - 【請求項４】 各縦糸に対して２本の縦糸が上
下から交錯することを特徴とする請求項１に記載のジャ
ガード織多重ガーゼ織物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13177498A JP3207156B2 (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | ジャガード織多重ガーゼ織物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13177498A JP3207156B2 (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | ジャガード織多重ガーゼ織物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11323693A true JPH11323693A (ja) | 1999-11-26 |
| JP3207156B2 JP3207156B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=15065848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13177498A Ceased JP3207156B2 (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | ジャガード織多重ガーゼ織物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3207156B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006299442A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Masami Abe | 多重ガーゼのデザイン織成方法 |
| KR100875433B1 (ko) | 2007-05-07 | 2008-12-22 | 주식회사 경동 | 타월 직물 |
| WO2015029184A1 (ja) | 2013-08-29 | 2015-03-05 | 内野株式会社 | ガーゼ織物 |
| WO2015097784A1 (ja) | 2013-12-25 | 2015-07-02 | 内野株式会社 | ガーゼ織物 |
| CN106435916A (zh) * | 2016-10-31 | 2017-02-22 | 安阳光辉纺织有限公司 | 水溶性维纶无捻纱或弱捻纱多层面料及其织造方法 |
| CN107587229A (zh) * | 2017-09-22 | 2018-01-16 | 稳健医疗用品（荆门）有限公司 | 一种多层布及其制造方法 |
| US10947648B2 (en) | 2014-06-20 | 2021-03-16 | Uchino Co., Ltd | Woven gauze fabric |
-
1998
- 1998-05-14 JP JP13177498A patent/JP3207156B2/ja not_active Ceased
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006299442A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Masami Abe | 多重ガーゼのデザイン織成方法 |
| KR100875433B1 (ko) | 2007-05-07 | 2008-12-22 | 주식회사 경동 | 타월 직물 |
| WO2015029184A1 (ja) | 2013-08-29 | 2015-03-05 | 内野株式会社 | ガーゼ織物 |
| WO2015097784A1 (ja) | 2013-12-25 | 2015-07-02 | 内野株式会社 | ガーゼ織物 |
| US20160201233A1 (en) * | 2013-12-25 | 2016-07-14 | Uchino Co., Ltd. | Gauze fabric |
| US10077510B2 (en) | 2013-12-25 | 2018-09-18 | Uchino Co., Ltd. | Gauze fabric |
| US10947648B2 (en) | 2014-06-20 | 2021-03-16 | Uchino Co., Ltd | Woven gauze fabric |
| CN106435916A (zh) * | 2016-10-31 | 2017-02-22 | 安阳光辉纺织有限公司 | 水溶性维纶无捻纱或弱捻纱多层面料及其织造方法 |
| CN107587229A (zh) * | 2017-09-22 | 2018-01-16 | 稳健医疗用品（荆门）有限公司 | 一种多层布及其制造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3207156B2 (ja) | 2001-09-10 |
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