JPH11323218A - インク組成物 - Google Patents

インク組成物

Info

Publication number
JPH11323218A
JPH11323218A JP11071754A JP7175499A JPH11323218A JP H11323218 A JPH11323218 A JP H11323218A JP 11071754 A JP11071754 A JP 11071754A JP 7175499 A JP7175499 A JP 7175499A JP H11323218 A JPH11323218 A JP H11323218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
optical density
group
water
ink composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11071754A
Other languages
English (en)
Inventor
Kurt B Gundlach
ビー.ガンドラッチ カート
Luis A Sanchez
エー.サンチェス ルイス
Richard L Colt
エル.コルト リチャード
A Sweeny Maura
エー.スウィーニー モーラ
William M Schwarz
エム.シュワルツ ウィリアム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xerox Corp filed Critical Xerox Corp
Publication of JPH11323218A publication Critical patent/JPH11323218A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/32Inkjet printing inks characterised by colouring agents
    • C09D11/328Inkjet printing inks characterised by colouring agents characterised by dyes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/38Inkjet printing inks characterised by non-macromolecular additives other than solvents, pigments or dyes

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット印刷用のインク組成物の耐水
性及び耐スミア性を改良する。 【解決手段】 水と、アニオン染料と、ポリジアリルア
ンモニウム化合物、ポリ第4級化ポリビニルアミン、及
びポリ第4級化ポリアリルアミン等のポリ第4級アミン
化合物と、を含む。ポリ第4級アミン化合物はインク中
で染料と錯体を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインク組成物並びに
その調製及び使用プロセスに関する。更に詳細には、本
発明はインクジェット印刷プロセスでの使用に適した組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第5、250、107号は、耐
水性のインク組成物及びその製造方法を開示する。引き
抜き可能な水素原子を持つ少なくとも1つの官能基(例
えば、−COOH、−NH2 、又は−OH)を有する選
択された化学染料は、アンモニウムジルコニウムポリマ
ー塩(例えば、アンモニウムジルコニウム炭酸塩、アン
モニウムジルコニウム酢酸塩、アンモニウムジルコニウ
ム硫酸塩、アンモニウムジルコニウムリン酸塩、及びア
ンモニウムジルコニウムシュウ酸塩)と化合する。得ら
れた混合物は、約0.01〜5.0重量%のアンモニウ
ムジルコニウムポリマー塩と、約0.5〜5.0重量%
の化学染料と、を含有するのが好ましい。混合物の脱水
の際、アンモニウムジルコニウムポリマー塩及び化学染
料は、安定性及び耐水性の架橋された染料錯体を形成す
る。混合物は、サーマルインクジェット又は他の印刷シ
ステムを用いて種々の基体(例えば紙)上へ分配される
ことができる。
【0003】米国特許第4、267、088号はマーキ
ングインクとして特に有用なコーティングを開示する。
ここでは、エピクロロヒドリン変性ポリエチレンイミン
及びエチレンオキシド変性ポリエチレンイミンが水溶液
中で協働し、多くの材料に付着性で多くの有機溶媒に耐
性であるが水で容易に除去可能な付着物を形成する応用
が可能な組成物を形成する。
【0004】米国特許第4、197、135号は、水溶
性染料と、1分子当たり7個以上の窒素原子を有するポ
リアミンと、を含むインクジェットプリンタで使用する
ためのインクを開示する。インク組成物のpHは8以上
であり、pHの上限は染料の分解次第である。インク
は、ポリアミン添加剤を用いない同等のインク調合物よ
りも耐水性が改良されている。
【0005】米国特許第4、659、382号は、多量
の水と、ヒドロキシエチル化ポリエチレンイミンポリマ
ーと、染料成分と、を含むインクジェットインク組成物
を開示する。ポリマーには、約65乃至約80重量パー
セントのヒドロキシエチル基が取り込まれている。
【0006】米国特許第5、091、005号は、約4
重量%乃至約10重量%のホルムアミドと、約1重量%
乃至約10重量%の染料と、バランスの水と、を含むイ
ンクを開示する。インクジェットプリンタから紙上へ印
刷されると、特に約3.7kHzまでの速度で印刷され
た場合に耐ブリード性が改良されている。
【0007】米国特許第4、961、785号は、約1
5乃至50%、好ましくは約20%乃至約30%のホル
ムアミドを含む場合に改良された耐スミア性を有するイ
ンクジェット印刷用インクを開示する。
【0008】特開昭57−198768号は、酸性染料
及び/又は直接染料、カチオン水溶性樹脂、水溶性有機
溶媒、並びに水から製造される水ベース型のインクを開
示する。
【0009】既知の組成物及びプロセスはその意図され
た目的には適するが、インクジェット印刷プロセスに適
する改良されたインク組成物がなお必要とされている。
更に、耐水性(waterfastness )が改良されたインク組
成物が必要とされている。更には、耐ウェットスミア性
(wet smear resistance)が改良されたインク組成物が
必要とされている。また更に、2つ以上の色が互いに隣
接して印刷される場合に色彩間のブリードが減少された
インク組成物が必要とされている。また、カチオンポリ
マーと錯体化された場合に鮮かな色彩、低コスト、及び
高耐水性等の利点を可能にする酸性染料を含むインクジ
ェット印刷用のインク組成物が必要である。また、貯蔵
安定性が改良されたインク組成物が必要である。更に、
噴射特性が改良されたインク組成物が必要である。更に
は、優れた耐スミア性を示すインク組成物が必要であ
る。また、熱安定性のインク組成物が必要とされてい
る。また更に、凍結/解凍安定性を示すインク組成物が
必要とされている。更に、インクジェット印刷プロセス
での使用に適し、比較的低い粘度を有するインク組成物
が必要とされている。更に、耐光性が改良されたインク
組成物が必要とされている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の利点を有するインク組成物を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明(又はその特定の
実施の形態)のこれらの及び他の目的は、水と、アニオ
ン染料と、ポリジアリルアンモニウム化合物、ポリ第4
級化ポリビニルアミン、ポリ第4級化ポリアリルアミン
及びその混合物から成る群より選択されるポリ第4級ア
ミン化合物と、を含むインク組成物を提供することによ
って達成できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のインクは、水性液体ビヒ
クル、アニオン染料、及びポリ第4級アミン化合物を含
む。液体ビヒクルは水だけで構成されてもよいし、ある
いは、水と、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジエチレングリコール、グリセリン、ジプロピレン
グリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコール、アミド、エーテル、尿素、置換尿素、エー
テル、カルボン酸及びその塩、エステル、アルコール、
有機スルフィド、有機スルホキシド、スルホン(スルホ
ラン等)、アルコール誘導体、カルビトール、ブチルカ
ルビトール、セルソルブ(cellusolve)、トリプロピレ
ングリコールモノメチルエーテル、エーテル誘導体、ア
ミノアルコール、ケトン、N−メチルピロリジノン、2
−ピロリジノン、シクロヘキシルピロリドン、ヒドロキ
シエーテル、アミド、スルホキシド、ラクトン、高分子
電解質、メチルスルホニルエタノール、イミダゾール、
ベタイン、及び他の水溶性又は水に混和性の材料、並び
にその混合物のような水溶性又は水に混和性の有機成分
と、の混合物で構成されてもよい。水と水溶性又は混和
性有機液体との混合物が液体ビヒクルとして選択される
場合、水対有機液体の比率は、典型的には約100:0
から約30:70の範囲であり、好ましくは約97:3
から約40:60の範囲である。液体ビヒクルの非水成
分は、一般的に、水の沸点(100℃)よりも高い沸点
を有する湿潤剤又は共溶媒として働く。本発明のインク
組成物中に、液体ビヒクルは、典型的にはインクの約8
0乃至約99.9重量パーセント、好ましくはインクの
約90乃至約99重量パーセントの量で存在するが、量
はこれらの範囲外であってもよい。
【0013】一般的にアニオン染料と錯体化されるポリ
第4級アミン化合物は、その繰返し単位中に第4級基を
含むポリマーである。ポリマーの重量平均分子量は典型
的には約1000乃至約10000000であり、好ま
しくは約3000乃至約1000000、更に好ましく
は約5000乃至約400000であるが、値はこれら
の範囲外であってもよい。ポリマーの数平均分子量は典
型的には約800乃至約11000000であり、好ま
しくは約3300乃至約1100000、更に好ましく
は約5600乃至約450000であるが、値はこれら
の範囲外であってもよい。ポリマーは典型的には約5乃
至約70000個の繰返しモノマー単位を有し、好まし
くは約21乃至約7000個の繰返しモノマー単位を有
し、更に好ましくは約35乃至約2800個の繰返しモ
ノマー単位を有するが、繰返しモノマー単位数はこの範
囲外であってもよい。
【0014】適切なポリ第4級アミン化合物の例には、
次の一般式のポリジアリルアンモニウム化合物が含まれ
る。
【0015】
【化1】
【0016】ここで、nは繰返しモノマー単位の数を表
す整数である。R1 及びR2 はそれぞれ他とは独立的
に、水素原子、典型的には1乃至約30個の炭素原子、
好ましくは1乃至約6個の炭素原子を有する飽和、不飽
和、環状及び置換アルキル基を含むアルキル基(ポリメ
チレンオキシド基、ポリエチレンオキシド基、ポリプロ
ピレンオキシド基等を含む)、典型的には6乃至約50
個の炭素原子、好ましくは約6乃至約18個の炭素原子
を有する置換アリール基を含むアリール基、又は典型的
には約7乃至約60個の炭素原子、好ましくは7乃至約
20個の炭素原子を有する置換アリールアルキル基を含
むアリールアルキル基である。ここで、置換アルキル、
アリール、及びアリールアルキル基の置換基は、ヒドロ
キシ基、アミン基、アンモニウム基、シアノ基、ピリジ
ン基、ピリジニウム基、エーテル基、アルデヒド基、ケ
トン基、エステル基、アミド基、カルボニル基、スルフ
ィド基、スルホキシド基、ホスフィン基、ホスホニウム
基、ニトリル基、メルカプト基、ニトロソ基、ハロゲン
原子、ニトロ基、スルホン基、アシル基、及びその混合
物等であり(しかし、これらに限定はされない)、2つ
又はそれ以上の置換基は互いに結合されて環を形成して
もよい。Aは、Cl- 、Br- 、I- 、HSO 4 - 、H
SO3 - 、SO4 2- 、SO3 2- 、CH2 SO3 - 、CH
3 SO3 - 、CH3 6 4 SO3 - 、NO3 - 、HC
OO- 、CH3 COO- 、HCO3 - 、CO3 2- 、H2
PO4 - 、HPO4 2- 、PO4 3- 、SCN- 、B
4 - 、ClO 4 - 、又はSSO3 - 等のアニオンであ
る。例えば、次式のポリ塩化ジアリルジメチルアンモニ
ウムを含むポリジアリルジメチルアンモニウム化合物等
である。
【0017】
【化2】
【0018】ここで、nは繰返しモノマー単位の数を表
す整数であり、分子量が約400000(nは約250
0の整数)のものはカルゴン社から261-RVとして市販さ
れており、分子量が約5000(nは約31の整数)の
ものはカルゴン社からVARIKEM 110 又はE2253 として市
販されている。
【0019】また、次の一般式のポリ第4級化ポリビニ
ルアミンも適切である。
【0020】
【化3】
【0021】ここで、nは繰返しモノマー単位の数を表
す整数である。R1 、R2 及びR3はそれぞれ他とは独
立的に、水素原子、典型的には1乃至約30個の炭素原
子、好ましくは1乃至約6個の炭素原子を有する飽和、
不飽和、環状及び置換アルキル基を含むアルキル基(ポ
リメチレンオキシド基、ポリエチレンオキシド基、ポリ
プロピレンオキシド基等を含む)、典型的には6乃至約
50個の炭素原子、好ましくは約6乃至約18個の炭素
原子を有する置換アリール基を含むアリール基、典型的
には7乃至約60個の炭素原子、好ましくは7乃至約2
0個の炭素原子を有する置換アリールアルキル基を含む
アリールアルキル基である。ここで、置換アルキル、ア
リール、及びアリールアルキル基の置換基は、ヒドロキ
シ基、アミン基、アンモニウム基、シアノ基、ピリジン
基、ピリジニウム基、エーテル基、アルデヒド基、ケト
ン基、エステル基、アミド基、カルボニル基、スルフィ
ド基、スルホキシド基、ホスフィン基、ホスホニウム
基、ニトリル基、メルカプト基、ニトロソ基、ハロゲン
原子、ニトロ基、スルホン基、アシル基、及びその混合
物等であり(しかし、これらに限定はされない)、2つ
又はそれ以上の置換基は互いに結合されて環を形成して
もよい。Aは、Cl- 、Br- 、I- 、HSO 4 - 、H
SO3 - 、SO4 2- 、SO3 2- 、CH2 SO3 - 、CH
3 SO3 - 、CH3 6 4 SO3 - 、NO3 - 、HC
OO- 、CH3 COO- 、HCO3 - 、CO3 2- 、H2
PO4 - 、HPO4 2- 、PO4 3- 、SCN- 、B
4 - 、ClO 4 - 、又はSSO3 - 等のアニオンであ
る。
【0022】また、次の一般式のポリ第4級化ポリアリ
ルアミンも適切である。
【0023】
【化4】
【0024】ここで、nは繰返しモノマー単位の数を表
す整数である。R1 、R2 及びR3はそれぞれ他とは独
立的に、水素原子、典型的には1乃至約30個の炭素原
子、好ましくは1乃至約6個の炭素原子を有する飽和、
不飽和、環状及び置換アルキル基を含むアルキル基(ポ
リメチレンオキシド基、ポリエチレンオキシド基、ポリ
プロピレンオキシド基等を含む)、典型的には6乃至約
50個の炭素原子、好ましくは約6乃至約18個の炭素
原子を有する置換アリール基を含むアリール基、典型的
には7乃至約60個の炭素原子、好ましくは7乃至約2
0個の炭素原子を有する置換アリールアルキル基を含む
アリールアルキル基である。ここで、置換アルキル、ア
リール、及びアリールアルキル基の置換基は、ヒドロキ
シ基、アミン基、アンモニウム基、シアノ基、ピリジン
基、ピリジニウム基、エーテル基、アルデヒド基、ケト
ン基、エステル基、アミド基、カルボニル基、スルフィ
ド基、スルホキシド基、ホスフィン基、ホスホニウム
基、ニトリル基、メルカプト基、ニトロソ基、ハロゲン
原子、ニトロ基、スルホン基、アシル基、及びその混合
物等であり(しかし、これらに限定はされない)、2つ
又はそれ以上の置換基は互いに結合されて環を形成して
もよい。Aは、Cl- 、Br- 、I- 、HSO 4 - 、H
SO3 - 、SO4 2- 、SO3 2- 、CH2 SO3 - 、CH
3 SO3 - 、CH3 6 4 SO3 - 、NO3 - 、HC
OO- 、CH3 COO- 、HCO3 - 、CO3 2- 、H2
PO4 - 、HPO4 2- 、PO4 3- 、SCN- 、B
4 - 、ClO 4 - 、又はSSO3 - 等のアニオンであ
る。
【0025】2つ又はそれ以上のポリ第4級アミン化合
物の混合物がインク中に存在することもできる。
【0026】ポリ第4級アミン化合物は、典型的にはイ
ンクの約0.01乃至約50重量パーセント、更に典型
的にはインクの約0.05乃至約40重量パーセント、
好ましくはインクの約1乃至約10重量パーセント、よ
り好ましくはインクの約1乃至約9重量パーセント、更
により好ましくはインクの約1乃至約5重量パーセント
の所望される量又は有効量でインク中に存在するが、量
はこれらの範囲外であってもよい。インク中のポリ第4
級アミン及びアニオン染料の好ましい相対量は化学量論
的な比率として表されることもでき、アニオン染料基対
カチオンポリ第4級基のモル比は、典型的には約1:
0.33乃至約1:300、好ましくは約1:1乃至約
1:20、更に好ましくは約1:2乃至約1:6、最も
好ましくは約1:3であるが、相対量はこれらの範囲外
でもよい。
【0027】アニオン染料は適切な又は所望されるアニ
オン染料でよい。適切な染料の例には、食用染料、酸性
黒色染料、酸性赤色染料、酸性青色染料、酸性黄色染
料、直接黒色染料、直接青色染料、直接赤色染料、直接
黄色染料、反応黒色染料、反応青色染料、反応赤色染
料、及び反応黄色染料等を含む種々の反応染料等、並び
にその混合物が含まれる。染料は、典型的にはインクの
約0.05乃至約10重量パーセント、好ましくはイン
クの約0.1乃至約7重量パーセント、更に好ましくは
インクの約1乃至約5重量パーセントの所望される量又
は有効量でインク組成物中に存在するが、量はこれらの
範囲外でもよい。
【0028】本発明の1つの実施の形態では、染料は酸
性赤色52号である。この染料は、郵便産業で封筒面を
決定するための使用など多くの応用に有用なオレンジ色
の蛍光を有する。酸性赤色52号は単独では耐水性が悪
く、この応用には不適切とされる。しかしながら、本発
明のインクの他の成分と組み合わせて使用されると、こ
の染料は、耐水性及び耐ウェットスミア性のインクをも
たらすことができる。本発明の特に好ましい実施の形態
では、酸性赤色52号はポリ塩化ジアリルジメチルアン
モニウムと錯体化される。得られる錯体は、他のインク
成分及び広範なインク共溶媒と十分に相溶性である。
【0029】もう1つの実施の形態では、染料はフルオ
レセイン(酸性黄色73号)及び酸性赤色52号の混合
物である。フルオレセインは明るい黄色の蛍光を有し、
酸性赤色52号染料と混合されると、郵便で使用するの
に理想的なインクを作る。本発明のインクにおいて、酸
性赤色52号は可視光照明の下で明るく冷たいマゼンタ
に見え、紫外光で酸性赤色52号を照らすと暗いオレン
ジ色の蛍光を示す。酸性黄色73号は可視光照明の下で
は非常に明るいレモンイエローに見え、強く明るい黄色
の蛍光を発する。どちらの染料も単独では、容易に読み
取れて美的に容認できる可視色、又はUV検出のために
容認できる蛍光をもたらさない。しかしながら、混合物
は赤−オレンジ色を生成し、明るいオレンジ色の蛍光を
発する。フルオレセインは分子量が約332.31、実
験式がC20125 であり、次の構造式を有する。例え
ばアルドリッチケミカル社(ウィスコンシン州、ミルウ
ォーキー)又はE&Mサイエンティフィックから商業的
に入手可能である。
【0030】
【化5】
【0031】酸性赤色52号染料及びフルオレセイン
は、酸性赤色52号対フルオレセインの重量比が典型的
には約1:1乃至約1:20、好ましくは約1:2乃至
約1:5、更に好ましくは約1:3である所望の又は有
効な相対量で存在するが、相対量はこれらの範囲外でも
よい。
【0032】選択されたアニオン染料が酸性青色9号の
場合、染料/ポリ第4級錯体はある場合には耐光性の減
少を示し、可視光照射、特に黄色の光にさらされたとき
に赤−黄色の発色団シフトを示す。この例で、直接青色
199号又は直接青色86号等の銅フタロシアン染料を
取り込めば、インクの耐退色性を改良することができ
る。ポリ第4級化合物、酸性青色9号、及び銅フタロ染
料を含むインクは、高度の耐水性及び耐光性の両方を示
す。特定の理論に制限されないが、黄色−オレンジ色の
領域で強く吸光する銅フタロ染料の存在は、酸性青色9
号染料をこれらの波長から遮蔽すると考えられる。この
実施の形態では、酸性青色9号染料及び銅フタロ染料
は、酸性青色9号対銅フタロ染料の重量相対量が典型的
には約1:100乃至約100:1、好ましくは約1:
10乃至約10:1、更に好ましくは約1:5乃至約
5:1の所望の又は有効な相対量で存在するが、相対量
はこれらの範囲外であってもよい。
【0033】特定の理論に制限されないが、ポリ第4級
アミン及び染料は、インク成分の混合の際に多座配位の
イオン錯体を形成すると考えられる。インク成分は所望
の順序で混合できるが、インク中に存在する塩は染料又
はポリ第4級アミンの添加よりも前に添加されるのが好
ましい。ポリ第4級錯体の構造は一般的に、インクの通
常のpH範囲ではインクのpHに無関係である。
【0034】本発明の1つの実施の形態では、インクは
スルホランも含む。スルホランはインク中の染料/ポリ
第4級アミン錯体の溶解度を増大させることができ、こ
れにより、インクジェットプリンタにおけるインクの噴
射特性が改良される。存在する場合、スルホランは、典
型的にはインクの約1乃至約50重量パーセント、好ま
しくはインクの約5乃至約30重量パーセント、更に好
ましくはインクの約10乃至約25重量パーセントの所
望される量又は有効量でインク中に存在するが、量はこ
れらの範囲外であってもよい。
【0035】本発明の別の実施の形態では、インクはモ
ノエーテルグリコール及び/又はシクロヘキシルピロリ
ジノンも含む。インク中のモノエーテルグリコール又は
シクロヘキシルピロリジノン成分は、選択された染料が
次式の酸性赤色249号(5−クロロ−2−フェノキシ
アニリン→N−p−トリルスルホニルH酸)のように
3,6−ジスルホン化ナフタレン環置換基を含む場合に
特に好まれる。これは、モノエーテルグリコールが存在
しないと、ある場合には、染料/ポリ第4級錯体を沈殿
させることがある。
【0036】
【化6】
【0037】特定の理論に制限されないが、第4級カチ
オン部位に対するスルホン酸塩の幾何構造は平衡化を許
さない強い二座の結合部位を線状カチオンポリマー鎖に
沿って発生し、トリプロピレングリコールモノメチルエ
ーテルやジエチレングリコールモノブチルエーテル(ブ
チルカルビトール)等のグリコールモノエーテル又はシ
クロヘキシルピロリジノンの可溶化効果は染料/ポリ第
4級錯体を安定化できると考えられる。シクロヘキシル
ピロリジノンはモノエーテルグリコールと比較してより
少ないインク中の相対量で有効であり、より少ない量の
イオン塩(存在する場合)の使用を可能にし、普通紙へ
の同様の浸透時間を可能にする。存在する場合、モノエ
ーテルグリコールは、典型的にはインクの約1乃至約5
0重量パーセント、好ましくはインクの約2乃至約40
重量パーセント、更に好ましくはインクの約3乃至約2
0重量パーセントの所望される量又は有効量でインク中
に存在するが、量はこれらの範囲外でもよい。存在する
場合、シクロヘキシルピロリジノンは、典型的にはイン
クの約1乃至約30重量パーセント、好ましくはインク
の約2乃至約20重量パーセント、更に好ましくはイン
クの約3乃至約15重量パーセントの所望される量又は
有効量でインク中に存在するが、量はこれらの範囲外で
あってもよい。
【0038】本発明の別の実施の形態では、インクはホ
ルムアミド及び/又はジメチルスルホキシドも含む。ホ
ルムアミドはきちんとした形でアニオン染料の優れた可
溶化を証明し、尿素等の他の染料可溶化材料をホルムア
ミド及び/又はDMSOで置き換えると、インク中での
加水分解に対する耐性の改良が可能になり、これによ
り、時間に対するインクpHの増大が減少される。ま
た、ホルムアミド及び/又はDMSOを含むインクは、
尿素を含むインクと比較して減少された結晶化及び減少
された粘度を示す。存在する場合、ホルムアミドは、典
型的にはインクの約1乃至約70重量パーセント、好ま
しくはインクの約5乃至約50重量パーセント、更に好
ましくはインクの約15乃至約40重量パーセントの所
望される量又は有効量でインク中に存在するが、量はこ
れらの範囲外であってもよい。存在する場合、ジメチル
スルホキシドは、典型的にはインクの約1乃至約70重
量パーセント、好ましくはインクの約5乃至約50重量
パーセント、更に好ましくはインクの約15乃至約40
重量パーセントの所望される量又は有効量でインク中に
存在するが、量はこれらの範囲外であってもよい。
【0039】本発明のいくつかの実施の形態では、イン
クは更に界面活性剤を含む。適切な種類の界面活性剤の
1つの例は、次の一般式のアルキル(線状)ジフェニル
オキシドジスルホン酸塩のようなポリアニオン界面活性
剤である。
【0040】
【化7】
【0041】ここで、nは典型的には1乃至約15、好
ましくは1乃至約10の整数であり、Aはアルカリ金属
等を含む(しかし、これに限定はされない)所望のカチ
オンである。特定の理論に制限はされないが、二座の界
面活性剤はポリ第4級化合物の一部へイオン的に結合し
て染料/ポリ第4級錯体をカプセル化することができ、
これにより、錯体がハードウェア表面から遮蔽され、噴
射特性が改良されると考えられる。この界面活性剤の存
在は、十分にメンテナンスキャップされた及び長期間デ
キャップされたインクジェットハードウェアの回復を可
能にする。この種類の界面活性剤の例はパイロット(カ
リフォルニア州、サンタフェスプリングス)から入手可
能なCALFAX 10L-45 であり、次式のデシルジフェニルオ
キシドジスルホン酸ナトリウムであると考えられる。
【0042】
【化8】
【0043】適切な種類の界面活性剤のもう1つの例
は、E.I.デュポンドネムールアンドカンパニ(デラウェ
ア州、ウィルミントン)から得られるMERPOL LF-H (式
CH3(CH2)n (OC2H4)8(OC3H6)8OHを有すると考えられ
る、ここでnは約12乃至約16の整数である)等のエ
チレンオキシド及びプロピレンオキシドの非イオン性エ
ステル、ユニオンカーバイド社(コネチカット州、ダン
バリー)から得られるTRITON X-100等のオクチルフェノ
キシポリエトキシエタノール、エアプロダクツ&ケミカ
ルズ社(ペンシルバニア州、アレンタウン)から得られ
るSURFYNOL CT-136等の2,4,7,9−テトラメチル
−5−デシン−4,7−ジオール等のアセチレン系ジオ
ール、ユニオンカーバイド社(コネチカット州、ダンバ
リー)から得られるTERGITOL TMN-10 (10個のオキシ
エチレン単位を含む、式C12H25O(C2H4O)5Hを有すると考
えられる) 等のトリメチルノニルポリエチレン−グリコ
ールエーテル等を含む非イオン性界面活性剤である。特
定の理論に制限されないが、これらの非イオン性界面活
性剤も染料/ポリ第4級錯体をカプセル化し、これによ
り錯体がハードウェア表面から遮蔽され、噴射特性が改
良されると考えられる。これらの界面活性剤の存在は、
十分にメンテナンスキャップされた及び長期間デキャッ
プされたインクジェットハードウェアの回復を可能にす
る。存在する場合、界面活性剤は、典型的にはインクの
約0.01乃至約5重量パーセント、好ましくはインク
の約0.1乃至約3重量パーセント、更に好ましくはイ
ンクの約0.3乃至約2重量パーセントの所望される量
又は有効量でインク中に存在するが、量はこれらの範囲
外であってもよい。
【0044】もう1つの好ましい実施の形態では、ポリ
第4級アミン化合物は、ポリ第4級アミン化合物の第4
級アミン基の数が染料のアニオン基の数を越えるような
量だけインク中に存在する。ある例では、特にインクビ
ヒクルがスルホラン及び/又は尿素等の共溶媒及び塩を
含む場合、染料のアニオン基の数がポリマーのカチオン
第4級アミン基の数を越えるような相対量で染料及びポ
リ第4級アミン化合物が存在するときには、染料/ポリ
第4級アミン錯体の沈殿がインクビヒクルから生じ得
る。これらの例でインク中のポリ第4級アミン化合物の
量を増大させると、優れた貯蔵安定性、優れた耐水性、
優れた耐スミア性を有し、色彩間のブリードが減少され
たインクが可能になる。
【0045】また、増大された量のポリ第4級アミン化
合物及び塩、即ち少なくとも約6重量パーセントのポリ
第4級アミン化合物及び少なくとも約12重量パーセン
トの塩を含むインク組成物は、スルホラン及び尿素等の
安定化共溶媒の存在しないインクを調合できるといった
利点を可能にする。これらのような共溶媒又は湿潤剤な
しでインクを調合できることは、プリントヘッドが通常
製造される材料とのインクの適合性の増大や貯蔵安定性
の改良等の利点を可能にする。ジプロピレングリコール
やトリプロピレングリコールモノメチルエーテル等のグ
リコール共溶媒を含むインクは、得られる色の不安定化
を起こさずに調合することができる。
【0046】インク組成物は、一般的に、サーマルイン
クジェット印刷プロセスでの使用に適した粘度を有す
る。室温(即ち、約25℃)において、インク粘度は典
型的には約10センチポアズ以下であり、好ましくは約
1乃至約5センチポアズであり、更に好ましくは約1乃
至約4センチポアズであるが、粘度はこの範囲外でもよ
い。
【0047】本発明のインク組成物は適切な又は所望さ
れるpHを有することができる。サーマルインクジェッ
ト印刷プロセスのようないくつかの実施の形態では、典
型的なpH値は約3乃至約11であり、好ましくは約5
乃至約10であり、更に好ましくは約7乃至約8である
が、pHはこれらの範囲外であってもよい。
【0048】インクジェット印刷に適するインク組成物
は適切なプロセスで調製することがきる。典型的には、
成分を単純に混合することによってインクは調製され
る。1つのプロセスは、インクを得るために、全ての成
分を互いに混合し、混合物を濾過することを必要とす
る。成分を混合し、所望されるなら加熱し、濾過するよ
うな所望のプロセスに従って従来のインク組成物を調製
した後、所望される更なる添加剤を混合物へ添加し、均
一な混合物が得られるまで典型的には約5乃至約10分
間、適度に振とうしながら室温で混合することによって
インクを調製することができる。あるいは、任意のイン
ク添加剤は、全ての成分を混合し、所望されるなら加熱
し、濾過するような所望の手順にしたがって行われるイ
ンク調製プロセスの間に、他のインク成分と共に混合さ
れることができる。好ましい実施の形態では、インク成
分は次の順序で混合される。(1)水、(2)インク中
に存在する塩、(3)インク中に存在する共溶媒又は湿
潤剤、(4)ポリ第4級化合物、(5)染料。塩及び/
又は共溶媒及び/又は湿潤剤の添加よりも前にポリ第4
級化合物及び染料が水へ添加されると沈殿した錯体が形
成され、これは一般的には他のインク成分が添加された
後、均一になるまでゆっくりと溶解する傾向にある。
【0049】また本発明は、本発明のインク組成物をイ
ンクジェット印刷装置内に組み込み、インク組成物の液
滴を基体上へ画像パターンで噴出させることを伴うプロ
セスに関する。特に好ましい実施の形態では、印刷装置
はサーマルインクジェットプロセスを使用し、ノズル中
のインクは画像パターンで選択的に加熱され、これによ
りインク滴が画像パターンで噴射される。 Xerox(登録
商標) 4024 紙、 Xerox(登録商標)イメージシリーズ
紙、コートランド4024DP紙、罫線ノート紙、ボンド
紙、シャープ社製シリカコート紙等のシリカコート紙、
及び十条紙のような普通紙、透明材料、布、繊維製品、
プラスチック、高分子フィルム、金属及び木材等の無機
基体等を含む適切な基体を用いることができる。好まし
い実施の形態では、プロセスは多孔性又はインク吸収性
の基体(普通紙等)上への印刷を伴う。
【0050】実施例I インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0051】
【表1】
【0052】実施例II インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0053】
【表2】
【0054】インクは、0.2ミクロン、47ミリメー
トルのゲルマンナイラフロー(Gelman Nylaflow )フィ
ルタによって、1平方インチ当たり40ポンドで25分
間にわたって濾過された。得られたインクは、25℃の
粘度が2センチポアズ、25℃のpHが8.62、表面
張力が33.9 dyn/cm、導電率が3.02ミリmhoで
あった。
【0055】こうして調製されたインクは、 XEROX(登
録商標) 4004 パーソナルプリンタに組み込まれ、 XER
OX(登録商標)イメージシリーズ紙及びコートランド紙
上へ噴射された。得られたプリントは、X−ライト42
8濃度計で測定される光学濃度が1.10であり、攪拌
しながら5分間水中に浸漬した後の光学濃度を浸漬前の
光学濃度と比較した割合として計算される耐水性が90
パーセントであり、70グラムの圧力下湿ったフェルト
先端を用いてこすられたフルトーン区域に隣接する未印
刷領域上のスミア領域の光学濃度から紙の背景の光学濃
度を差し引いた値として測定されるウェットスミアが
0.06であった。
【0056】実施例III 黒色インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製
された。
【0057】
【表3】
【0058】インクは、0.2ミクロン、47ミリメー
トルのゲルマンナイラフローフィルタによって、1平方
インチ当たり40ポンドで15分間にわたって濾過され
た。得られたインクは、25℃の粘度が2.12センチ
ポアズ、25℃のpHが7.16、表面張力が33.1
dyn/cm、導電率が42.7ミリmho であった。
【0059】こうして調製されたインクは、 XEROX(登
録商標) 4004 パーソナルプリンタに組み込まれ、 XER
OX(登録商標)イメージシリーズ紙及びコートランド紙
上へ噴射された。得られたプリントは、X−ライト42
8濃度計で測定される光学濃度が1.40であり、攪拌
しながら5分間水中に浸漬した後の光学濃度を浸漬前の
光学濃度と比較した割合として計算される耐水性が90
パーセントであり、70グラムの圧力下湿ったフェルト
先端を用いてこすられたフルトーン区域に隣接する未印
刷領域上のスミア領域の光学濃度から紙の背景の光学濃
度を差し引いた値として測定されるウェットスミアが
0.06であった。
【0060】実施例IV インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0061】
【表4】
【0062】実施例V インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0063】
【表5】
【0064】実施例VI インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0065】
【表6】
【0066】実施例VII インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0067】
【表7】
【0068】実施例VIII インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0069】
【表8】
【0070】実施例IX インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0071】
【表9】
【0072】インクは、1.2ミクロン/5ミクロン、
47ミリメートルのゲルマンナイラフローフィルタによ
って、1平方インチ当たり10ポンドで1分30秒間に
わたって濾過された。得られたインクは、25℃の粘度
が2.05センチポアズ、25℃のpHが7.37、表
面張力が41.8 dyn/cm、導電率が44.6ミリmho
であった。
【0073】実施例X インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0074】
【表10】
【0075】インクは、1.2ミクロンのメンテック
(Memtec)フィルタによって濾過された。得られたイン
クは、25℃の粘度が4.17センチポアズ、22℃の
pHが7.32であった。
【0076】
【表11】
【0077】インクは、1.2ミクロンのメンテックフ
ィルタによって濾過された。得られたインクは、25℃
の粘度が4.06センチポアズ、22℃のpHが7.3
3であった。比較のために、2.5重量パーセントの酸
性青色9号染料を含み、直接青色199号染料を含まな
い同様のインク組成物が調製された。3つのインクは全
て紙へ塗布され、天頂付近の夏の日光に4時間さらされ
た。酸性青色9号染料のみを含むインクは60パーセン
トの耐光性(ファードメータ(Fadometer) の標準タング
ステン照明器で48時間露光した後の光学濃度を露光前
の光学濃度と比較した割合として計算される)を示し、
2重量パーセントの酸性青色9号及び0.5重量パーセ
ントの直接青色199号染料を含むインクは80パーセ
ントの耐光性を示し、1.5重量パーセントの酸性青色
9号及び1.5重量パーセントの直接青色199号染料
を含むインクは95パーセントの耐光性を示した。
【0078】実施例XI インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0079】
【表12】
【0080】インクは、0.2ミクロン、47ミリメー
トルのゲルマンナイラフローフィルタによって、1平方
インチ当たり20ポンドで4分間にわたって濾過され
た。得られたインクは、25℃の粘度が3.73センチ
ポアズ、22℃のpHが7.55、表面張力が45.4
dyn/cm、導電率が44.8ミリmho であった。
【0081】こうして調製された100重量部のインク
へ、1重量部のCALFAX 10L-45 ポリアニオン界面活性剤
が添加された。インク粘度は3.74センチポアズのま
まであり、表面張力は29.6 dyn/cmへ低下した。イ
ンクは Xerox(登録商標) XJ4C インクジェットプリン
タに組み込まれ、ゼロックスイメージシリーズエリート
紙及びコートランド4024 DP 紙上へ噴射された。噴射の
前にプリンタはメンテナンスキャップ中で一晩置かれ
た。その後、多重ページ印刷が新たな始動で実行され、
良い結果が得られた。プリンタがデキャップモードで一
晩置かれた場合も、プライミングなしの回復及び良好な
結果を伴う印刷が観察された。
【0082】実施例XII インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0083】
【表13】
【0084】インクは、0.2ミクロン、47ミリメー
トルのゲルマンナイラフローフィルタによって、1平方
インチ当たり20ポンドで4分間にわたって濾過され
た。得られたインクは、25℃の粘度が3.73センチ
ポアズ、22℃のpHが7.55、表面張力が45.4
dyn/cm、導電率が44.8ミリmho であった。
【0085】更なるインクは、こうして調製された10
0重量部のインクへ、次の表に示される種々の非イオン
性界面活性剤を種々の量(ベースのインク組成物100
重量部へ添加された界面活性剤の重量部数として次の表
に示される)で添加することによって調製された。イン
クは Xerox(登録商標) XJ4C インクジェットプリンタ
に組み込まれ、ゼロックスイメージシリーズエリート紙
及びコートランド4024DP 紙上へ噴射された。噴射の前
にプリンタはメンテナンスキャップ中で一晩置かれた。
その後、多重ページ印刷が新たな始動で実行され、良い
結果が得られた。プリンタがデキャップモードで一晩置
かれた場合も、プライミングなしの回復及び良好な結果
を伴う印刷が観察された。それぞれのインクの粘度(セ
ンチポアズ、25℃で測定)、表面張力( dyn/cm)、
及び回復能力データ(1から5の段階で示され、1は完
全な回復を示し、5は完全な脱落を示す)は次表に示さ
れる。
【0086】
【表14】
【0087】実施例XIII インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0088】
【表15】
【0089】インクは、0.2ミクロン、47ミリメー
トルのゲルマンナイラフローフィルタによって1平方イ
ンチ当たり20ポンドで濾過された。得られたインク
は、25℃の粘度が3.92センチポアズ、25℃のp
Hが7.56、表面張力が46.5 dyn/cm、導電率が
59.7ミリmho であった。
【0090】実施例XIV インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0091】
【表16】
【0092】インクは、0.2ミクロン、47ミリメー
トルのゲルマンナイラフローフィルタによって1平方イ
ンチ当たり20ポンドで濾過された。得られたインク
は、25℃の粘度が4.79センチポアズ、25℃のp
Hが7.55、表面張力が45.1 dyn/cm、導電率が
49.2ミリmho であった。
【0093】実施例XV インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0094】
【表17】
【0095】インクは、0.2ミクロンのゲルマンナイ
ラフローフィルタによって、1平方インチ当たり20ポ
ンドで5分間にわたって濾過された。得られたインク
は、25℃の粘度が1.63センチポアズ、25℃のp
Hが7.42、表面張力が31.4 dyn/cm、導電率が
16.8ミリmho であった。得られた画像は、光学濃度
が0.82であり、攪拌しながら5分間水中に浸漬した
後の光学濃度を浸漬前の光学濃度と比較した割合として
計算される耐水性が85パーセントであり、70グラム
の圧力下湿ったフェルト先端を用いてこすられたフルト
ーン区域に隣接する未印刷領域上のスミア領域の光学濃
度から紙の背景の光学濃度を差し引いた値として測定さ
れるウェットスミアが0.01であった。
【0096】実施例XVI 黒色インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製
された。
【0097】
【表18】
【0098】得られた画像は、光学濃度が1.43であ
り、攪拌しながら5分間水中に浸漬した後の光学濃度を
浸漬前の光学濃度と比較した割合として計算される耐水
性が95パーセントであり、70グラムの圧力下湿った
フェルト先端を用いてこすられたフルトーン区域に隣接
する未印刷領域上のスミア領域の光学濃度から紙の背景
の光学濃度を差し引いた値として測定されるウェットス
ミアが0.03であった。
【0099】実施例XVIIa 黄色インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製
された。
【0100】
【表19】
【0101】得られたインクは、1.2ミクロンのメン
テックフィルタによって1平方インチ当たり20ポンド
で濾過された。
【0102】こうして調製された100重量部のインク
へ、5重量部の 261 RV カチオンポリマー及び2.5重
量部の塩化リチウムが添加された。得られたインク組成
物はヒューレット−パッカード1600インクジェットプリ
ンタに組み込まれ、ゼロックスイメージシリーズエリー
ト紙上へ噴射された。得られた画像は、光学濃度が0.
89であり、70グラムの圧力下湿ったフェルト先端を
用いてこすられたフルトーン区域に隣接する未印刷領域
上のスミア領域の光学濃度から紙の背景の光学濃度を差
し引いた値として測定されるウェットスミアが0.02
7±0.007であった。
【0103】実施例XVIIb 黄色インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製
された。
【0104】
【表20】
【0105】得られたインクは、1.2ミクロンのメン
テックフィルタによって1平方インチ当たり20ポンド
で濾過された。
【0106】こうして調製された100重量部のインク
へ、9重量部の 261 RV カチオンポリマー及び2.5重
量部の塩化リチウムが添加された。得られたインク組成
物はヒューレット−パッカード1600インクジェットプリ
ンタに組み込まれ、ゼロックスイメージシリーズエリー
ト紙上へ噴射された。得られた画像は、光学濃度が0.
88であり、70グラムの圧力下湿ったフェルト先端を
用いてこすられたフルトーン区域に隣接する未印刷領域
上のスミア領域の光学濃度から紙の背景の光学濃度を差
し引いた値として測定されるウェットスミアが0.02
0±0.008であった。
【0107】実施例XVIIc マゼンタインク組成物は、次の成分の単純混合によって
調製された。
【0108】
【表21】
【0109】得られたインクは、1.2ミクロンのメン
テックフィルタによって1平方インチ当たり20ポンド
で濾過された。
【0110】こうして調製された100重量部のインク
へ、9重量部の 261 RV カチオンポリマー及び8重量部
の塩化リチウムが添加された。得られたインク組成物は
ヒューレット−パッカード1600インクジェットプリンタ
に組み込まれ、ゼロックスイメージシリーズエリート紙
上へ噴射された。得られた画像は、光学濃度が1.04
であり、70グラムの圧力下湿ったフェルト先端を用い
てこすられたフルトーン区域に隣接する未印刷領域上の
スミア領域の光学濃度から紙の背景の光学濃度を差し引
いた値として測定されるウェットスミアが0.012±
0.004であった。
【0111】実施例XVIId シアンインク組成物は、次の成分の単純混合によって調
製された。
【0112】
【表22】
【0113】得られたインクは、1.2ミクロンのメン
テックフィルタによって1平方インチ当たり20ポンド
で濾過された。
【0114】こうして調製された100重量部のインク
へ、8重量部の 261 RV カチオンポリマー及び7重量部
の塩化リチウムが添加された。得られたインク組成物は
ヒューレット−パッカード1600インクジェットプリンタ
に組み込まれ、ゼロックスイメージシリーズエリート紙
上へ噴射された。得られた画像は、光学濃度が1.18
であり、70グラムの圧力下湿ったフェルト先端を用い
てこすられたフルトーン区域に隣接する未印刷領域上の
スミア領域の光学濃度から紙の背景の光学濃度を差し引
いた値として測定されるウェットスミアが0.028±
0.009であった。
【0115】実施例XVIII インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0116】
【表23】
【0117】インクは、0.45ミクロンのメンテック
フィルタによって1平方インチ当たり2ポンドで1分間
にわたって濾過された。得られたインクは、25℃の粘
度が3.37センチポアズ、25℃のpHが6.87、
表面張力が32.3 dyn/cm、導電率が33.5ミリmh
o であった。
【0118】こうして調製されたインク組成物は、ヒュ
ーレット−パッカード1600インクジェットプリンタに組
み込まれ、ゼロックスイメージシリーズエリート紙上へ
噴射された。得られた画像は、光学濃度が1.19であ
り、攪拌しながら5分間水中に浸漬した後の光学濃度を
浸漬前の光学濃度と比較した割合として計算される耐水
性が90パーセントであり、70グラムの圧力下湿った
フェルト先端を用いてこすられたフルトーン区域に隣接
する未印刷領域上のスミア領域の光学濃度から紙の背景
の光学濃度を差し引いた値として測定されるウェットス
ミアが0.02であった。
【0119】実施例XIX インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0120】
【表24】
【0121】インクは、0.2ミクロン、47ミリメー
トルのバーサポア(Versapore )-1200 フィルタによっ
て1平方インチ当たり60ポンドで6分36秒間にわた
って濾過された。得られたインクは、25℃の粘度が
3.36センチポアズ、25℃のpHが7.00、表面
張力が32.1 dyn/cm、導電率が34.8ミリmho で
あった。
【0122】こうして調製されたインク組成物は、ヒュ
ーレット−パッカード1600インクジェットプリンタに組
み込まれ、ゼロックスイメージシリーズエリート紙上へ
噴射された。得られた画像は、光学濃度が1.01であ
り、攪拌しながら5分間水中に浸漬した後の光学濃度を
浸漬前の光学濃度と比較した割合として計算される耐水
性が91パーセントであり、70グラムの圧力下湿った
フェルト先端を用いてこすられたフルトーン区域に隣接
する未印刷領域上のスミア領域の光学濃度から紙の背景
の光学濃度を差し引いた値として測定されるウェットス
ミアが0であった。
【0123】実施例XX インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0124】
【表25】
【0125】インクは、0.45ミクロンのメンテック
フィルタによって1平方インチ当たり2ポンドで1分間
にわたって濾過された。得られたインクは、25℃の粘
度が3.37センチポアズ、25℃のpHが6.96、
表面張力が32.2 dyn/cm、導電率が35.2ミリmh
o であった。
【0126】こうして調製されたインク組成物は、ヒュ
ーレット−パッカード1600インクジェットプリンタに組
み込まれ、ゼロックスイメージシリーズエリート紙上へ
噴射された。得られた画像は、光学濃度が0.83であ
り、攪拌しながら5分間水中に浸漬した後の光学濃度を
浸漬前の光学濃度と比較した割合として計算される耐水
性が84パーセントであり、70グラムの圧力下湿った
フェルト先端を用いてこすられたフルトーン区域に隣接
する未印刷領域上のスミア領域の光学濃度から紙の背景
の光学濃度を差し引いた値として測定されるウェットス
ミアが0.01であった。
【0127】実施例XXI インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0128】
【表26】
【0129】インクは、0.2ミクロン、47ミリメー
トルのゲルマンナイラフローフィルタによって1平方イ
ンチ当たり40ポンドで濾過された。得られたインク
は、25℃の粘度が4.66センチポアズ、25℃のp
Hが7.9、表面張力が42.8 dyn/cm、導電率が3
4ミリmho であった。
【0130】こうして調製されたインク組成物はヒュー
レット−パッカード1600インクジェットプリンタに組み
込まれ、ゼロックスイメージシリーズエリート紙上へ噴
射された。得られた画像は光学濃度が0.85であり、
攪拌しながら5分間水中に浸漬した後の光学濃度を浸漬
前の光学濃度と比較した割合として計算される耐水性が
77パーセントであった。
【0131】実施例XXIIa インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0132】
【表27】
【0133】インクは、0.45ミクロンのメンテック
フィルタによって1平方インチ当たり10ポンドで30
秒間にわたって濾過された。得られたインクは、25℃
の粘度が2.77センチポアズ、25℃のpHが7.5
1、表面張力が32.1 dyn/cm、導電率が43.7ミ
リmho であった。得られた画像は光学濃度が1.24で
あり、攪拌しながら5分間水中に浸漬した後の光学濃度
を浸漬前の光学濃度と比較した割合として計算される耐
水性が93パーセントであり、70グラムの圧力下湿っ
たフェルト先端を用いてこすられたフルトーン区域に隣
接する未印刷領域上のスミア領域の光学濃度から紙の背
景の光学濃度を差し引いた値として測定されるウェット
スミアが0.02であった。
【0134】実施例XXIIb インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0135】
【表28】
【0136】インクは、1.2ミクロンのメンテックフ
ィルタによって1平方インチ当たり3ポンドで濾過され
た。得られたインクは、25℃の粘度が2.13センチ
ポアズ、22℃のpHが7.38、表面張力が32.6
dyn/cm、導電率が58.7ミリmho であった。得られ
た画像は光学濃度が1.23であり、攪拌しながら5分
間水中に浸漬した後の光学濃度を浸漬前の光学濃度と比
較した割合として計算される耐水性が60パーセントで
あり、70グラムの圧力下湿ったフェルト先端を用いて
こすられたフルトーン区域に隣接する未印刷領域上のス
ミア領域の光学濃度から紙の背景の光学濃度を差し引い
た値として測定されるウェットスミアが0.05であっ
た。
【0137】実施例XXIII インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0138】
【表29】
【0139】インクは、0.2ミクロン、47ミリメー
トルのゲルマンナイラフローフィルタによって1平方イ
ンチ当たり40ポンドで濾過された。得られたインク
は、25℃の粘度が2.92センチポアズ、25℃のp
Hが8.24、表面張力が44.2 dyn/cm、導電率が
17.1ミリmho であった。
【0140】こうして調製されたインク組成物はヒュー
レット−パッカード1600インクジェットプリンタに組み
込まれ、ゼロックスイメージシリーズエリート紙上へ噴
射された。得られた画像は光学濃度が1.19であり、
攪拌しながら5分間水中に浸漬した後の光学濃度を浸漬
前の光学濃度と比較した割合として計算される耐水性が
85パーセントであった。
【0141】実施例XXIV インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0142】
【表30】
【0143】インクは、0.2ミクロン、47ミリメー
トルのゲルマンナイラフローフィルタによって1平方イ
ンチ当たり40ポンドで濾過された。得られたインク
は、25℃の粘度が4.21センチポアズ、25℃のp
Hが8.08、表面張力が40.5 dyn/cm、導電率が
17.4ミリmho であった。
【0144】こうして調製されたインク組成物はヒュー
レット−パッカード1600インクジェットプリンタに組み
込まれ、ゼロックスイメージシリーズエリート紙上へ噴
射された。得られた画像は光学濃度が0.84であり、
攪拌しながら5分間水中に浸漬した後の光学濃度を浸漬
前の光学濃度と比較した割合として計算される耐水性が
77パーセントであった。
【0145】実施例XXV インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0146】
【表31】
【0147】インクは、1.2ミクロンのバーサポア-1
200 フィルタによって1平方インチ当たり20ポンドで
20秒間にわたって濾過された。得られたインクは、2
5℃の粘度が3.37センチポアズ、25℃のpHが
9.47、表面張力が33.4dyn/cm、導電率が1
7.6ミリmho であった。得られた画像は光学濃度が
0.90であり、攪拌しながら5分間水中に浸漬した後
の光学濃度を浸漬前の光学濃度と比較した割合として計
算される耐水性が75パーセントであり、70グラムの
圧力下湿ったフェルト先端を用いてこすられたフルトー
ン区域に隣接する未印刷領域上のスミア領域の光学濃度
から紙の背景の光学濃度を差し引いた値として測定され
るウェットスミアが0.02であった。
【0148】実施例XXVI インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0149】
【表32】
【0150】インクは、0.2ミクロン、47ミリメー
トルのゲルマンナイラフローフィルタによって1平方イ
ンチ当たり20ポンドで濾過された。得られたインク
は、25℃の粘度が1.87センチポアズ、25℃のp
Hが7.26、表面張力が33.6 dyn/cm、導電率が
19.5ミリmho であった。得られた蛍光画像は、光学
濃度が0.89マゼンタ及び0.82黄色であり、攪拌
しながら5分間水中に浸漬した後の光学濃度を浸漬前の
光学濃度と比較した割合として計算される耐水性が85
パーセントであり、70グラムの圧力下湿ったフェルト
先端を用いてこすられたフルトーン区域に隣接する未印
刷領域上のスミア領域の光学濃度から紙の背景の光学濃
度を差し引いた値として測定されるウェットスミアが
0.02であった。
【0151】実施例XXVII インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0152】
【表33】
【0153】インクは、0.2ミクロン、47ミリメー
トルのゲルマンナイラフローフィルタによって1平方イ
ンチ当たり20ポンドで濾過された。得られたインク
は、25℃の粘度が4.07センチポアズ、25℃のp
Hが7.25、表面張力が38.7 dyn/cm、導電率が
29.9ミリmho であった。得られた画像は光学濃度が
0.88であり、攪拌しながら5分間水中に浸漬した後
の光学濃度を浸漬前の光学濃度と比較した割合として計
算される耐水性が90パーセントであり、70グラムの
圧力下湿ったフェルト先端を用いてこすられたフルトー
ン区域に隣接する未印刷領域上のスミア領域の光学濃度
から紙の背景の光学濃度を差し引いた値として測定され
るウェットスミアが0.01であった。こうして調製さ
れたインクは5時間60℃に加熱され、その後、インク
のpHは7.08であった。比較のために、塩化コリン
の代わりに塩化アンモニウムを用いた点を除いて同様の
インクが調製された(実施例XVのインク)。5時間6
0℃に加熱した後、塩化アンモニウムを含むインクのp
Hは6.25であった。特定の理論に制限されないが、
塩化アンモニウム及びフリーのアンモニア及び塩酸の間
の平衡が、アンモニアが塩酸よりも優先的に溶液から逃
げることを可能にすると考えられる。第4級のハロゲン
化コリンでは同等の平衡が存在しないので、同等のプロ
セスは発生しない。塩化コリン含有インクのpHの僅か
な降下はインク中に二酸化炭素が溶解した結果であると
考えられ、二酸化炭素はその後炭酸に変わり、pHを僅
かに低下させる。
【0154】実施例XXVIII インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0155】
【表34】
【0156】インクは、0.2ミクロン、47ミリメー
トルのゲルマンナイラフローフィルタによって1平方イ
ンチ当たり20ポンドで濾過された。得られたインク
は、25℃の粘度が3.61センチポアズ、25℃のp
Hが7.41、表面張力が40.2 dyn/cm、導電率が
77.7ミリmho であった。得られた画像は光学濃度が
0.87であり、攪拌しながら5分間水中に浸漬した後
の光学濃度を浸漬前の光学濃度と比較した割合として計
算される耐水性が90パーセントであり、70グラムの
圧力下湿ったフェルト先端を用いてこすられたフルトー
ン区域に隣接する未印刷領域上のスミア領域の光学濃度
から紙の背景の光学濃度を差し引いた値として測定され
るウェットスミアが0.01であった。
【0157】実施例XXIX インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0158】
【表35】
【0159】インクは、0.2ミクロン、47ミリメー
トルのゲルマンナイラフローフィルタによって1平方イ
ンチ当たり60ポンドで濾過された。得られたインク
は、25℃の粘度が2.52センチポアズであり、25
℃のpHが7.60であった。インク中の臭化カリウム
の相対量が16重量パーセントである点を除いて同様の
組成のインクは、25℃で2.50センチポアズの粘度
を示した。
【0160】実施例XXX インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0161】
【表36】
【0162】インクは、0.2ミクロン、47ミリメー
トルのゲルマンナイラフローフィルタによって1平方イ
ンチ当たり60ポンドで濾過された。得られたインク
は、25℃の粘度が2.82センチポアズであり、25
℃のpHが7.36であった。インク中の臭化ナトリウ
ムの相対量が16重量パーセントである点を除いて同様
の組成のインクは、25℃で3.11センチポアズの粘
度を示した。
【0163】実施例XXXI インク組成物は、次の成分の単純混合によって調製され
た。
【0164】
【表37】
【0165】インクは、0.2ミクロン、47ミリメー
トルのゲルマンナイラフローフィルタによって1平方イ
ンチ当たり60ポンドで濾過された。得られたインク
は、25℃の粘度が3.17センチポアズであり、25
℃のpHが7.24であった。インク中の臭化リチウム
の相対量が16重量パーセントである点を除いて同様の
組成のインクは、25℃で3.70センチポアズの粘度
を示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルイス エー.サンチェス アメリカ合衆国 14450 ニューヨーク州 フェアポート グレイト ガーランド ライズ 12 (72)発明者 リチャード エル.コルト アメリカ合衆国 14613 ニューヨーク州 ロチェスター オウガスティン ストリ ート 378 (72)発明者 モーラ エー.スウィーニー アメリカ合衆国 14617 ニューヨーク州 ロチェスター ノブ ヒル 135 (72)発明者 ウィリアム エム.シュワルツ アメリカ合衆国 14580 ニューヨーク州 ウェブスター サウスボロ ドライブ 274

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水と、アニオン染料と、ポリジアリルア
    ンモニウム化合物、ポリ第4級化ポリビニルアミン、ポ
    リ第4級化ポリアリルアミン、及びその混合物から成る
    群より選択されるポリ第4級アミン化合物と、を含むイ
    ンク組成物。
  2. 【請求項2】 水と、ポリジアリルアンモニウム化合
    物、ポリ第4級化ポリビニルアミン、ポリ第4級化ポリ
    アリルアミン、及びその混合物から成る群より選択され
    るポリ第4級アミン化合物と錯体化されたアニオン染料
    を含む着色剤と、を含むインク組成物。
  3. 【請求項3】 水と、アニオン染料と、ポリジアリルア
    ンモニウム化合物、ポリ第4級化ポリビニルアミン、ポ
    リ第4級化ポリアリルアミン、及びその混合物から成る
    群より選択されるポリ第4級アミン化合物と、を混合す
    ることによって調製されるインク組成物。
JP11071754A 1998-03-24 1999-03-17 インク組成物 Withdrawn JPH11323218A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US046852 1998-03-24
US09/046,852 US6054505A (en) 1998-03-24 1998-03-24 Ink compositions with improved shelf stability

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11323218A true JPH11323218A (ja) 1999-11-26

Family

ID=21945744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11071754A Withdrawn JPH11323218A (ja) 1998-03-24 1999-03-17 インク組成物

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6054505A (ja)
JP (1) JPH11323218A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003521572A (ja) * 2000-02-04 2003-07-15 ダイスター・テクスティルファルベン・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・ドイッチュラント・コマンデイトゲゼルシャフト インクジェット捺染で使用する水性捺染インク、その調製および織物繊維でのその使用
WO2005061635A1 (en) * 2003-12-19 2005-07-07 Fuji Photo Film Co., Ltd. Ink for ink jet, a method for producing ink for ink jet, ink set for ink jet, and ink jet recording method
JP2015086394A (ja) * 2013-10-30 2015-05-07 ゼロックス コーポレイションXerox Corporation 間接的な印刷のための不飽和ポリエステルを含有する硬化性ラテックスインク
WO2015115569A1 (ja) 2014-01-31 2015-08-06 富士フイルム株式会社 インクジェット記録用インク

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6258873B1 (en) * 1998-03-24 2001-07-10 Xerox Corporation Ink compositions substantially free of organic liquids
US6790879B2 (en) * 1998-09-30 2004-09-14 Fuji Photo Film Co., Ltd. Jet printing ink and ink-jet recording method
US6270213B1 (en) * 1998-09-30 2001-08-07 Pitney Bowes Inc. Fluorescent and phosphorescent ink for use with an information based indicia
US6297296B1 (en) * 1999-05-19 2001-10-02 Kodak Polychrome Graphics Llc Latex complexes as stabilized colorant
US6432184B1 (en) * 2000-08-24 2002-08-13 Xerox Corporation Ink compositions
EP1368440A4 (en) * 2001-02-16 2006-04-12 Macdermid Colorspan Inc DIRECT COLORING INK AND METHOD FOR MANUFACTURING THE SAME
US6583234B2 (en) 2001-07-26 2003-06-24 Xerox Corporation Process for preparing waterfastness additive
JP4170907B2 (ja) * 2001-09-19 2008-10-22 松下電器産業株式会社 インクジェット記録用ヘッド、インクカートリッジ及び記録装置
US20030119940A1 (en) * 2001-11-07 2003-06-26 Xerox Corporation Ink composition with improved lightfastness
US6962949B2 (en) 2001-11-07 2005-11-08 Xerox Corporation Ink compositions containing quaternary-substituted lightfastness agents
US20030131756A1 (en) * 2001-11-07 2003-07-17 Xerox Corporation Complexes of anionic dyes and polyquaternary amines
US6777462B2 (en) 2001-11-23 2004-08-17 Xerox Corporation Ink compositions containing sodium tetraphenylboride
TWI271424B (en) 2001-12-21 2007-01-21 Benq Corp Multicolor dye set and inkjet ink composition with high chroma
DE10260361A1 (de) * 2001-12-25 2003-07-17 Benq Corp Tintenstrahl-Tintenzusammensetzung mit hoher Chromatizität
TWI292426B (ja) * 2001-12-25 2008-01-11 Benq Corp
CN102727501A (zh) * 2002-03-27 2012-10-17 菲特法姆股份有限公司 皂角苷配基及其衍生物的用途
US6786955B2 (en) * 2002-04-05 2004-09-07 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Color ink-jet inks having improved decap without affecting color-to-black bleed control
US8606593B1 (en) 2009-02-25 2013-12-10 Greenway Medical Technologies. Inc. System and method for analyzing, collecting and tracking patient data across a vast patient population
US7716072B1 (en) 2002-04-19 2010-05-11 Greenway Medical Technologies, Inc. Integrated medical software system
US8738396B2 (en) * 2002-04-19 2014-05-27 Greenway Medical Technologies, Inc. Integrated medical software system with embedded transcription functionality
US7090745B2 (en) * 2002-09-13 2006-08-15 University Of Pittsburgh Method for increasing the strength of a cellulosic product
US7294183B2 (en) * 2002-10-25 2007-11-13 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Activating agents for use with reactive colorants in inkjet printing of textiles
DE10306072B4 (de) * 2003-02-13 2009-04-02 Veritas Ag Mehrschichtiger Schlauch
US7001936B2 (en) * 2003-07-16 2006-02-21 Lexmark International, Inc. Pigmented inkjet ink
US7252708B2 (en) * 2003-09-26 2007-08-07 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Fluorescent water-base ink for ink-jet recording
WO2005090497A1 (en) * 2004-03-18 2005-09-29 E.I. Dupont De Nemours And Company Inkjet ink composition
US7470314B2 (en) * 2005-09-12 2008-12-30 E.I. Du Pont De Nemours And Company Inkjet ink and ink set
EP2395056B1 (en) * 2010-06-11 2013-01-09 Dong-A Teaching Materials Co., Ltd. Recrystallization type of ink composite
US8562729B2 (en) * 2010-09-21 2013-10-22 Sanford, L.P. Highlighting ink formulation comprising an anti-smear agent
CN110872459B (zh) * 2019-12-20 2022-06-14 上海晨光文具股份有限公司 一种水性墨水

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4197135A (en) * 1979-03-09 1980-04-08 International Business Machines Corporation Waterfast ink for use in ink jet printing
US4267088A (en) * 1979-09-13 1981-05-12 Paul S. Kempf, Trustee or Successor Trustee Solvent resistant inks and coatings
JPS57198768A (en) * 1981-05-30 1982-12-06 Pentel Kk Aqueous ink
US4659382A (en) * 1985-11-12 1987-04-21 Xerox Corporation Waterfast ink jet compositions and process
US4961785A (en) * 1989-02-09 1990-10-09 Hewlett-Packard Company Smear resistant inks for thermal ink-jet printers
JP2729833B2 (ja) * 1989-05-10 1998-03-18 株式会社パイロット 耐水性を有するインキ組成物
US5019166A (en) * 1989-06-22 1991-05-28 Xerox Corporation Thermal ink jet compositions
US5091005A (en) * 1990-07-10 1992-02-25 Hewlett-Packard Company Inks for bleed-free ink-jet printing on plain paper
US5156675A (en) * 1991-05-16 1992-10-20 Xerox Corporation Ink for ink jet printing
US5250107A (en) * 1991-07-31 1993-10-05 Hewlett-Packard Company Water-fast ink composition and method for making the same
US5223338A (en) * 1992-04-01 1993-06-29 Xerox Corporation Coated recording sheets for water resistant images
US5509957A (en) * 1992-11-09 1996-04-23 Ciba-Geigy Corporation Ink compositions
US5292441A (en) * 1993-01-12 1994-03-08 Betz Laboratories, Inc. Quaternized polyvinylamine water clarification agents
JP2556450B2 (ja) * 1994-06-29 1996-11-20 勇夫 鎌倉 農用トラクターの畦際耕起鋤
US5618338A (en) * 1994-07-08 1997-04-08 Canon Kabushiki Kaisha Liquid composition, ink set and image-forming method and apparatus which employ the same
JP3584094B2 (ja) * 1994-10-25 2004-11-04 キヤノン株式会社 インクジェット捺染用布帛、捺染方法及び捺染物
EP0719846B1 (en) * 1994-12-27 2003-03-19 Seiko Epson Corporation Ink composition and process for producing the same
US5518534A (en) * 1995-08-04 1996-05-21 E. I. Du Pont De Nemours And Company Ink set and process for alleviating bleed in printed elements
US5709737A (en) * 1996-02-20 1998-01-20 Xerox Corporation Ink jet inks and printing processes
DE69721142T2 (de) * 1996-07-19 2004-02-26 Orient Chemical Industries, Ltd. Wässrige Pigmentzusammensetzung für Tinte
US5788753A (en) * 1996-10-28 1998-08-04 Hewlett-Packard Company Polyamines complexed to anionic dyes, thereby forming water-soluble cationic dyes
DE69722767T2 (de) * 1996-11-13 2004-02-12 Seiko Epson Corp. Tintezusammensetzung enthaltend ein wasserlösliches harz
US5853469A (en) * 1997-07-31 1998-12-29 Xerox Corporation Ink compositions for ink jet printing
EP0911974B1 (en) * 1997-10-24 2003-04-09 STMicroelectronics S.r.l. Improved output circuit for integrated circuits

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003521572A (ja) * 2000-02-04 2003-07-15 ダイスター・テクスティルファルベン・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・ドイッチュラント・コマンデイトゲゼルシャフト インクジェット捺染で使用する水性捺染インク、その調製および織物繊維でのその使用
WO2005061635A1 (en) * 2003-12-19 2005-07-07 Fuji Photo Film Co., Ltd. Ink for ink jet, a method for producing ink for ink jet, ink set for ink jet, and ink jet recording method
JP2015086394A (ja) * 2013-10-30 2015-05-07 ゼロックス コーポレイションXerox Corporation 間接的な印刷のための不飽和ポリエステルを含有する硬化性ラテックスインク
WO2015115569A1 (ja) 2014-01-31 2015-08-06 富士フイルム株式会社 インクジェット記録用インク
US9732242B2 (en) 2014-01-31 2017-08-15 Fujifilm Corporation Ink jet recording ink

Also Published As

Publication number Publication date
US6054505A (en) 2000-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11323218A (ja) インク組成物
US6001899A (en) Ink compositions with improved waterfastness and smear resistance
US4789400A (en) Waterfast ink jet compositions and process
JP3176444B2 (ja) 水性インク及びこれを用いた記録方法
JP4997085B2 (ja) ローダミンと金属含有染料のブレンドに基づく退色安定性インク調合物
US5100469A (en) Ink compositions having decreased drying times
JP2019142087A (ja) 画像形成方法、画像形成装置および印刷物の製造方法
US5785745A (en) Amphiphilic dyes
JP4173592B2 (ja) インキ組成物
JP4125434B2 (ja) インキ組成物及びその調製方法
JPH08209051A (ja) アルコール混合物を含有するインクジェット用インク
JP4662590B2 (ja) 水性顔料インク組成物および該インク組成物を使用したインクジェット記録方法
JP4122096B2 (ja) インキ組成物
JP2000239591A (ja) ラテックスポリマー含有インクの印刷適性と液滴排出性を高める溶媒
JP4353572B2 (ja) インク組成物
US6274645B1 (en) Washing composition for indelible marks
JP4122097B2 (ja) インキ組成物およびその調製方法
JP4125432B2 (ja) インキ組成物
US6660369B2 (en) Paper coating for ink jet printing
JP2001207097A (ja) 1,3,5−トリオキサンまたはテトラエチレングリコールジメチルエーテルを含むインク組成物
JP4173593B2 (ja) インキ組成物
JP2004261679A (ja) 水溶性界面活性剤組成物
JP4173589B2 (ja) インク組成物及びこれを調製する方法
CN1711330A (zh) 包含三偶氮染料的喷墨印刷用油墨
JP5987240B2 (ja) 非水性インクジェットインクとその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060316

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070903

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070911