JPH1132233A - 音声送信テレビ及び専用受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】テレビを複数の人で観る際に聴力の異なる人が
個々の好みの音量で楽しめ、テレビから離れた場所や移
動しながら映像・音声を楽しめ音量で周囲に迷惑をかけ
ない装置。 【解決手段】テレビの音声送信装置から電波により送信
された音声を専用受信機にて受信をしてレシーバー５を
レシーバージャックに接続したのち、ボリュームにてテ
レビの音量とレシーバー５の音量を個別に調節する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は現在映されている映
像の音声のみ送信機能を設けたテレビと送信された電波
を受信する専用受信機及び多種類の電波も受信できる受
信装置に関する。

【０００２】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった （イ）従来テレビの音声を複数の人で聴く際に正常な聴
力の人に音量を合わせると難聴者が聴きずらく音量を大
きくすると周囲（正常な聴力の人・近所の住人など）に
迷惑がかかる。 （ロ）レシーバーをテレビに接続して音声を聴くと周囲
の人が音声が聴けなくなり、またレシーバーのコード長
の範囲でしか音声が聴けないので行動範囲に制限を受け
る。発明は以上の欠点を解決するために考案されたもの
である。

【０００３】

【課題を解決するための手段】テレビ側に音声送信機能
を内蔵し、送信された電波を受信機が受信し、レシーバ
ーにて音声が聴け、テレビのスピーカー・レシーバー個
々に出力され、各々好みの音量で聴くことができ、電波
が届く範囲であれば離れた場所や移動しながらレシーバ
ーで音声を聴くことができ、テレビの音量を消してレシ
ーバーのみで音声を聴くことができる。

【０００４】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する （イ）現在、テレビに映されている映像の音声のみ送信
する機能付きテレビ（１）。 （ロ）テレビの送信装置（１）から送信された音声を受
信する受信機（２）とで構成されている。 （ハ）これを使用する時はテレビをつけ、観たい番組を
映してテレビの音量調節をテレビのボリュームもしくは
リモコンにて行い、専用受信機（２）にレシーバー
（５）を接続するとレシーバーから音声が出力されるの
で、ボリューム（３）にてレシーバー（５）の音量調節
を行う、音量調節は個別に行うことができ、テレビの音
声を消して受信機（２）のレシーバー（５）のみで音声
を聴くことが可能である。

【０００５】図４の構成はテレビ受信部（７）に受信さ
れた電波が映像と音声にテレビ受信部内で別けられ、そ
のうち音声のみをテレビ受信部（７）から音声増幅部
（８）までの間で、音声送信部（９）を介して専用受信
機（２）へ電波により送信され、電波受信部（１０）で
受信した電波を音声増幅（１１）にて音声の制御をし
て、レシーバー（５）にて出力される。

【０００６】

【発明の効果】このことにより必要以上の大きい音量に
することがないので、周囲に迷惑をかけることなく、難
聴者と正常な聴力の人と一緒にテレビが楽しむことがで
き、また電波の届く範囲であればテレビから離れた場所
や移動しながらでも映像と音声が楽しめ、現在の二画面
テレビなどの副音声の音声出力としても使用できるの
で、一台のテレビで二つの異なる番組の映像と音声をテ
レビのスピーカーとレシーバーにて楽しむことができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態の音声送信機能を内蔵され
たテレビ受信機図である。

【図２】本発明の一実施形態の専用受信機図である。

【図３】本発明の一実施形態の専用受信機を内蔵したリ
モコン図である。

【図４】本発明の一実施形態の構成例を示す説明図であ
る。

【符号の説明】

１ 音声送信装置内蔵テレビ ２ 音声受信機 ３ ボリューム（音量調節） ４ レシーバージャック（接続口） ５ レシーバー ６ 音声受信機能内蔵リモコン ７ テレビ受信部 ８ テレビ音声増幅部 ９ 音声送信部 １０ 電波受信部 １１ 増幅部

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】現在、映している映像の音声を電波にて送
   信する機能を備えたテレビ（１）。
2. 【請求項２】テレビから音声のみ送信された電波を受信
   してレシーバー（５）にて音声出力を行う専用受信機
   （２）、多種類の電波も受信できる受信装置。
3. 【請求項３】請求項２の受信機（２）を内蔵したテレビ
   リモコン（６）。