JPH11322119A - 紙押え機構及びこれを用いたプリンタ - Google Patents

紙押え機構及びこれを用いたプリンタ

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JPH11322119A
JPH11322119A JP13207098A JP13207098A JPH11322119A JP H11322119 A JPH11322119 A JP H11322119A JP 13207098 A JP13207098 A JP 13207098A JP 13207098 A JP13207098 A JP 13207098A JP H11322119 A JPH11322119 A JP H11322119A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】紙押え部材の回転負荷を増加させることなく正
逆方向に紙送りを行うことができるとともに、理想的な
紙経路が得られ、しかも組立性に優れた紙押え機構及び
これを用いたプリンタを提供する。 【解決手段】本発明の紙押え機構60は、記録紙を所定
の方向へ搬送する紙送りローラ21と、紙押えユニット
50とを有する。紙押えユニット50は、付勢ユニット
40と、押圧ユニット30とから構成される。押圧ユニ
ット50に設けられた紙押えローラ22は、紙送りロー
ラ21の回動中心方向へ案内されるように構成される。
付勢ユニット40には、ねじりコイルばね43が設けら
れる。押圧ユニット30に設けられた付勢伝達レバー3
7を介してねじりコイルばね43の付勢力を紙押えロー
ラ22のローラ軸220に伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、スリップ
紙やパーソナルチェック紙等の記録紙に対して印字を行
うプリンタに関し、特に、記録紙の紙押え機構に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプリンタにおいては、記
録紙に対して印字を行う際に、図9(a)(b)に示す
ような紙押え機構を用いて記録紙を押え搬送するように
している。
【0003】図9(a)に示すように、この紙押え機構
100は、図示しない駆動モータによって駆動される紙
送りローラ101と、紙送りローラ101に対して押圧
されることによって記録紙Sを押える紙押えローラ10
2とを有している。
【0004】ここで、図9(b)に示すように、紙押え
ローラ102は、紙送りローラ101のローラ軸103
と平行な支軸104を中心として回動自在に紙押えレバ
ー105に支持される。そして、この紙押えレバー10
5は、紙送りローラ101のローラ軸103と平行に設
けられた回動支軸106に回動自在に支持されている。
【0005】また、紙押えローラ102は、ねじりコイ
ルばね107の付勢力によって紙送りローラ101に対
して押圧され、これにより紙送りローラ101との間に
記録紙Sを挟んでこれを押えるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のプ
リンタの紙押え機構100としては、例えば紙挿入口か
ら挿入された記録紙を再度この紙挿入口から排出する場
合等に対応するため、紙送りローラを正送り方向(矢印
P方向)又は逆送り方向(矢印Q方向)に回転できるよ
うに構成されたものが知られているが、このような紙押
え機構100においては、逆送り方向へ紙送りローラ1
01を回転させた場合に、紙押えローラ102と支軸1
04との間で発生する摩擦力Fの分力Nが、ねじりコイ
ルばね107により与えられる所定の押え力に加えら
れ、さらに摩擦力Fが増大するといった悪循環が発生す
るという問題がある。したがって、紙送りローラ101
を回転させて記録紙Sを逆方向に搬送する必要がある場
合に大きい動力源が必要であった。
【0007】また、装置の構成上、紙押えレバー105
の回動支軸106の設ける位置は記録紙Sの搬送経路の
近傍に設ける必要があるが、上記ような逆送り時の問題
をなるべく回避するため、記録紙Sの搬送経路を自由に
設定することができないという問題もある。
【0008】このような問題を解決するためには、記録
紙Sの搬送方向および記録紙の紙面に対して直交する方
向に移動可能な紙押えローラを設けることも考えられ
る。
【0009】しかしながら、そのような構成を採用した
場合には構成が複雑になるため、装置の組立性が悪くな
るという問題があった。
【0010】また、紙を搬送する送り力を十分に紙に与
えるためには、一般に比較的大きな押圧力を必要とする
が、そのような大きな押圧力を与えたままで、紙押え機
構の構成部品を組み立てる場合は、非常に組み立て性が
悪いという問題があった。
【0011】また、使用する記録紙の紙サイズが一定で
なく、さまざまな紙幅の記録紙の使用に対応するプリン
タの場合には、どのような紙サイズの紙を使用しても斜
行、紙送りピッチの乱れ、紙ジャム等の問題が発生しな
いように十分な紙搬送力を設定しながら、装置の小型化
のためには小さい動力源での駆動を可能にする必要があ
る。そのためには、紙サイズに応じて作用する各紙押え
ローラの最適な紙押圧力の設定が必要がある。従来技術
では、紙搬送に必要な搬送能力は紙サイズや搬送中に記
録紙に作用する搬送負荷によって異なるため、複数個の
紙押えローラに最適な紙押圧力を与える機構を組み立て
るためには複数種類の強さのばね等を用意する必要があ
り、容易に組み立てることが困難であった。
【0012】本発明は、上述の事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、紙押え部材の回転
負荷を増加させることなく正逆方向に紙送りを行うこと
ができるとともに、理想的な紙経路が得られ、しかも組
立性に優れた紙押え機構及びこれを用いたプリンタを提
供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1記載の発明は、記録紙を上流側およ
び下流側の双方向へ搬送する紙送り部材と、この紙送り
部材に対して接離自在に設けられ記録紙を紙送り部材に
押圧して押える紙押え部材、該紙押え部材を支持して紙
送り部材の回動中心方向へ案内する案内支持手段、及び
紙押え部材を紙送り部材に対して付勢する付勢手段を有
する紙押えユニットとを備えたことを特徴とする紙押え
機構である。
【0014】請求項1記載の発明の場合、紙押え部材が
紙送り部材の回動中心方向へ案内支持されるように構成
されているため、紙送り部材を正逆のいずれの方向へ回
転させた場合であっても、紙押圧力の増大現象がなく、
紙送り部材の軸受け部の回転負荷が増大することはな
い。したがって、本発明によれば、紙送り部材の駆動源
として動力の小さいもので十分対応することができる。
【0015】また、本発明によれば、従来技術のような
紙押えレバーの回動支軸の設ける位置の制約がないた
め、記録紙の搬送経路を自由に設定することができ、理
想的な紙経路を形成することができる。
【0016】しかも、本発明によれば、紙押え部材と、
紙押え部材を支持して紙送り部材の回動中心方向へ案内
する案内支持手段と、紙押え部材を紙送り部材に対して
付勢する付勢手段とをユニット化したことから、装置本
体と紙押え機構の部分とを別の工程で組み立てることが
でき、組立作業における組立性を向上させることが可能
になる。
【0017】この場合、請求項2記載の発明のように、
請求項1記載の発明において、付勢手段は、弾性部材
と、該弾性部材の付勢力を伝達する付勢伝達部材とを有
し、弾性部材は、付勢伝達部材の取付後に取り付けられ
るように構成されていることも効果的である。
【0018】請求項2記載の発明によれば、一般に組立
作業の困難なばね等の弾性部材を後から取り付けること
ができるため、より一層組立性を向上させることが可能
になる。
【0019】また、請求項3記載の発明のように、請求
項1、2のいずれか1項記載の発明において、紙押えユ
ニットは、記録紙を紙送り部材に対して押圧する押圧ユ
ニットと、該押圧ユニットを付勢する付勢ユニットとを
有し、この付勢ユニットが、本体フレームに対してラッ
チ方式によって係止可能に構成されていることも効果的
である。
【0020】請求項3記載の発明によれば、押圧ユニッ
トと付勢ユニットとを別の工程で組み立てることがで
き、組立性を更に向上させることができることに加え、
本体フレームに対する付勢ユニットの取り付けも簡単な
作業で済む。したがって、比較的大きい押圧力を与える
必要がある紙押え機構の組み立てを容易にすることがで
きる。
【0021】さらに、請求項1乃至3のいずれか1項記
載の発明において、付勢伝達部材は、紙押え部材を移動
可能に支持する支持部材に紙押え部材を支持部材の所定
の位置に掛止して支持されたことを特徴とする。
【0022】請求項4の発明によれば、付勢伝達部材
が、紙押え部材を支持部材から外れないようにしている
ため、さらに組み立て性が向上する効果がある。
【0023】さらに、請求項5記載の発明のように、請
求項2乃至4のいずれか1項記載の発明において、紙押
えユニットは、記録紙の搬送方向と直交する紙幅方向
に、各々独立して紙送り部材に接離する複数の紙押え部
材及び各々の紙押え部材に対応する複数の付勢伝達部材
と同一形状の複数の弾性部材とを有し、弾性部材は、付
勢伝達部材に当接する作用位置と、その反力を受ける掛
止位置との取付部位置が成す取付長さがそれぞれ異なっ
て取り付けられることを特徴とすることも効果的であ
る。
【0024】請求項5記載の発明によれば、使用する記
録紙の紙サイズが一定でなく、さまざまな紙幅の記録紙
を使用する場合に、紙サイズに対応して、複数の紙押え
部材の押圧力を最適に設定することができるため、斜
行、紙送りピッチの乱れ、紙ジャム等が発生せず、軸受
け部での無駄な駆動負荷の発生がないため、小さい動力
源での駆動を可能にすることができ、装置の小型化を実
現できる。また、紙送り部材に対し、同じ弾性部材を用
いて異なる付勢力を得ることができるため、部品の種類
を削減することが可能になる。
【0025】一方、請求項6記載の発明は、記録紙に対
して所定の印字を行う印字手段と、請求項1乃至5のい
ずれか1項記載の紙押え機構とを備えたことを特徴とす
るプリンタである。
【0026】請求項6記載の発明によれば、理想的な紙
経路が得られるとともに組立性に優れ、しかも駆動源の
動力の小さい小型のプリンタを得ることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
に係る読取装置の好ましい実施の形態を説明する。
【0028】図1は、本実施の形態のプリンタ1の全体
の内部構成を示す概略構成図である。
【0029】このプリンタ1は、例えばチェック紙に磁
気インクで印刷されたMICR文字を読み取る機能と、
スリップ紙やチェック紙等の記録紙Sに印字する機能を
有するものである。
【0030】図1に示すように、プリンタ1において
は、例えば、樹脂等からなる本体カバー2の内部の後方
にロール紙Rが配置され、その前方側にロール紙Rを搬
送するための紙搬送部3が設けられる。
【0031】一方、紙搬送部3の前方側には、ロール紙
R等に印字等を行うための印字部(印字手段)4が紙搬
送部3に隣接して配置され、この印字部4は、樹脂等か
らなる本体前カバー5によって覆われている。
【0032】印字部4は、公知のインクジェット方式に
より印字を行うものであり、印字部4は、不図示の本体
フレームに取り付けられたガイドレール7に沿ってその
両側部間を移動自在となるように構成される。かかる構
成により、本プリンタ1においては、紙送り方向又はこ
れと直交する紙幅方向のいずれの方向に対しても印字が
可能な構成となっている。
【0033】そして、図1に示すように、この印字部4
は、印字を行うための印字ヘッド4aが紙搬送部3に設
けられたプラテン部8と対向するように配置される。
【0034】一方、ロール紙Rは、巻芯部9と平行に配
置された一対の支持ローラ10、11によって回転自在
に支持され、装置本体の下方側から上方に向かってその
先端部が引き出されるように構成される。
【0035】紙搬送部3においては、ロール紙Rの搬送
経路が形成される。すなわち、紙搬送部3は、紙案内部
12及び搬送ローラ13によってロール紙Rの送り方向
を反転し、搬送ローラ14により、本体上カバー15に
設けられた排出口16から印字後のロール紙Rを排出す
るように構成される。
【0036】図1に示すように、本体上カバー15は、
支軸17を中心として回動自在に取り付けられており、
ロール紙Rを装置本体に装填できるように構成される。
【0037】また、本体の上部中央には、本体上カバー
15と本体前カバー5とによって、チェック紙Pを排出
するための排出口18が形成される。この排出口18の
近傍には、一対の上ローラ19、20が設けられる。さ
らに、紙搬送部3と印字部4との間に、相互に対向する
後述の紙送りローラ(紙送り部材)21及び紙押えロー
ラ(紙押え部材)22が設けられるとともに、印字部4
の下方に一対の下ローラ23、24が設けられる。ま
た、一対のガイド部材25、26が装置の前部分から下
ローラ23、24及び搬送ローラ21、紙押えローラ2
2を経由して上ローラ19、20に向って延びるように
設けられ、これにより紙挿入口27が形成されるととも
に、記録紙Sの搬送経路が形成されている。
【0038】図2は、本実施の形態の紙押え機構の外観
構成を示す平面図、図3は、本実施の形態の押圧ユニッ
トの要部構成を示す組立斜視図、図4は、本実施の形態
の付勢ユニットの構成を示す斜視図である。
【0039】また、図5は、本実施の形態の押圧ユニッ
トの構成を示す正面図、図6は、本実施の形態の押圧ユ
ニット及びねじりコイルばねの位置関係を示す正面図、
図7は、本実施の形態の要部を示す構成図、図8は、本
実施の形態の組立手順の要部を示す説明図である。
【0040】図2に示すように、本実施の形態の紙押え
機構60は、記録紙を搬送するための紙送りローラ21
と、紙押えユニット50とを有している。また、本実施
の形態の紙押えユニット50は、図2に示す押圧ユニッ
ト30と、図3に示す付勢ユニット40とから構成され
ている。
【0041】図2に示すように、搬送ローラ21は、例
えばステンレス等の金属材料を用いて一体的に形成され
たもので、記録紙Sの搬送方向に対して直交する方向に
延びるローラ軸210上に所定の間隔をもって3つの搬
送部21a、21b、21cが形成されている。ここ
で、搬送ローラ21の搬送部21a、21b、21c
は、ローラ軸210の外径より大きく、かつ、それぞれ
が同一の直径を有するように形成されている。
【0042】また、搬送ローラ21は、図示しない駆動
モータの駆動力が伝達されることによって、正逆いずれ
の方向にも回転するように構成されている。
【0043】一方、図2に示すように、本実施の形態の
紙押えユニット50は、上記搬送ローラ21の各搬送部
21a、21b、21cに対応する紙押えローラ22
(22a、22b、22c)を有している。
【0044】紙押えユニット50は、例えば金属からな
る紙押えフレーム31を有し、この紙押えフレーム31
に、ゴム等の弾性材料からなる紙押えローラ22a、2
2b、22cが取り付けられている。
【0045】図3に示すように、紙押えフレーム31
は、長尺の四角形状の平板部材からなるもので、その所
定の位置に孔部31(31a、31b、31c)が形成
されるとともに、各孔部31a、31b、31cの両側
部に、各紙押えローラ22a、22b、22cを案内支
持するための案内支持部32(32a、32b、32
c)が、紙押えフレーム31の正面31A側に突出する
ように一体的に折曲形成されている。
【0046】ここで、各案内支持部32a、32b、3
2cには、紙押えフレーム31の正面Aに対して直交す
る方向に延びる案内支持手段としての長孔33(33
a、33b、33c)が形成され、各長孔33a、33
b、33cには、各紙押えローラ22a、22b、22
cを貫通して固定される支持部材としてのローラ軸22
0(220a、220b、220c)が係合するように
なっている。
【0047】そして、このような構成により、各紙押え
ローラ22a、22b、22cは、各案内支持部32
a、32b、32cの長孔33a、33b、3cに沿っ
て紙押えフレーム31の正面31Aに対して直交する方
向へ案内されるとともに、各ローラ軸220a、220
b、220cを中心として回動自在の状態で紙押えフレ
ーム31に支持されるように構成されている。
【0048】図2、図3及び図5に示すように、紙押え
フレーム31の一方の縁部(図中下方側縁部)には、上
述した案内支持部32a、32b、32cと反対側の背
面31B側に突出するように複数の回動支持部34a、
34b、34cが一体的に折曲形成されている。ここ
で、各回動支持部34a、34b、34cには、それぞ
れ係合孔35a、切欠部35b、係合孔35cが形成さ
れている。そして、紙押えフレーム31とほぼ同じ長さ
を有する支軸36が案内支持部34aの係合孔35aを
貫通するとともに、案内支持部34bの切欠部35bと
係合し、さらに支軸36の先端に形成された先細の位置
決め支持部36aが案内支持部34cの係合孔35cと
係合する。
【0049】図2に示すように、この支軸36には、付
勢伝達部材である付勢伝達レバー37(37a、37
b、37c)が、各紙押えローラ22a、22b、22
cに対応して複数個設けられ、各付勢伝達レバー37
a、37b、37cは、支軸36に回動自在に支持され
ている。
【0050】本実施の形態の場合、各付勢伝達レバー3
7a、37b、37cは同一の形状を有し、各付勢伝達
レバー37a、37b、37cには、一対の付勢部37
0(370a、370b、370c)が折曲形成されて
いる。図2に示すように、各付勢伝達レバー37a、3
7b、37cの付勢部370a、370b、370c
は、各紙押えローラ22a、22b、22cの長さより
若干幅広の間隔でもって平行に対向するように形成さ
れ、紙押えフレーム31の孔部31a、31b、31c
を介してその背面31B側から各紙押えローラ22a、
22b、22cのローラ軸220a、220b、220
cの両端部に当接するように構成されている。
【0051】さらに、付勢レバー37の両側の折曲され
た両側面370cは紙押えフレームの孔部31a、31
b、31cに角にもうけられたスリット部70a、70
b、70cで摺動可能に案内されている。したがって、
紙押えローラ22a、22b、22cの記録紙Sを押圧
する方向の動作に追従することができ、紙押えローラ2
2a、22b、22cの回転軸に平行な方向の位置規制
を行うことができる。
【0052】図8に示すように、紙押えユニット50
は、本体フレーム38に対してネジ等で固定される。
【0053】図4に示すように、この付勢ユニット40
は、紙押えフレーム31とほぼ同じ長さの支軸41と、
この支軸41に回動自在に支持される付勢フレーム42
とを有し、この支軸41には、押圧ユニット30の各付
勢伝達レバー37a、37b、37cの背面部371
a、371b、371cを押圧するためのねじりコイル
ばね43(43a、43b、43c)が所定の位置に回
動自在に支持されている。ここで、各ねじりコイルばね
43a、43b、43cには、各付勢伝達レバー37
a、37b、37cの背面部370a、370b、37
0cに当接しうる長さのレバー部430(430a、4
30b、430c)が折曲形成されている。
【0054】また、図2、図4及び図6に示すように、
各ねじりコイルばね43a、43b、43cには、各レ
バー部430a、430b、430cに対して所定の角
度で背面側に延びるように係止部431a、431b、
431cが形成される。そして、各ねじりコイルばね4
3a、43b、43cの係止部431a、431b、4
31cの先端部は付勢フレーム42の係止部42a、4
2b、42cに係止され、これにより各ねじりコイルば
ね43a、43b、43cの係止部431a、431
b、431cが一方向にのみ回転するようになってい
る。
【0055】ここで、付勢フレーム42の係止部42
a、42b、42cは、各紙押えローラ22a、22
b、22cに必要な押圧力に応じて高さを変えるように
構成されている。図4に示すように、本実施の形態の場
合は、ねじりコイルばね43a、43bに対応する位置
に所定の高さHを有する係止部42a、42bが折曲形
成され、各ねじりコイルばね43a、43bの係止部4
31a、431bがそれぞれ係止部42a、42bに係
止されるようになっている。
【0056】さらに、図4に示すように、付勢フレーム
42の後方側縁部には、その下面側に突出する係止爪4
20が設けられ、この係止爪420が本体フレーム38
の係止溝(図示せず)と係合した状態で、支軸41が、
本体フレーム38に設けられた支持板39の切欠部39
aに、ラッチ方式によって、すなわち、クリック感をも
って係止されるように構成されている。
【0057】このような構成を有する本実施の形態にお
いては、押圧ユニット30と、付勢ユニット40とを別
々に組み立てる。そして、本体フレーム38に押圧ユニ
ット30を取り付けた後に、付勢ユニット40を本体フ
レーム38に取り付ける。
【0058】この場合、図8に示すように、付勢フレー
ム42に設けた係止爪420を本体フレーム38の係止
溝に係合し、この部分を中心として付勢ユニット40を
矢印A方向へ回転することにより、付勢ユニット40の
支軸41を、本体フレーム38の支持板39の切欠部3
9aに係止する。
【0059】また、上記にラッチ方式により付勢ユニッ
トが固定された状態を仮固定状態とし、さらにネジ等の
固定手段を用いて付勢ユニット40をさらに強固に固定
することもできる。一般に、記録紙の搬送力を十分に得
るためには紙押えローラによる記録紙の紙送りローラへ
の押圧力はかなり大きい荷重が必要である。この場合に
は、上記のラッチ式の方法での仮固定がされていない
と、ネジ等で固定する作業時にばね力に抗した状態での
固定作業が必要になるため、非常に作業が困難になって
しまうが、本発明を利用すれば押圧力の反力はラッチ部
で支持されているためネジ固定時に別に押圧力を保持す
る必要がなく非常に組み立てが容易になる。
【0060】このように付勢ユニットが組み立てられた
結果、図7及び図8に示すように、押圧ユニット30の
付勢伝達レバー37a、37b、37cの背面部371
a、371b、371cが、付勢ユニット40の各ねじ
りコイルばね43a、43b、43cのレバー部430
a、430b、430cの付勢力によって押圧され、ロ
ーラ軸220a、220b、220cが紙押えフレーム
31の各案内支持部32a、32b、32cの長孔33
a、33b、3cに沿って紙送りローラ21の回動中心
方向(矢印B方向)へ案内され、各紙押えローラ22
a、22b、22cが紙送りローラ21の各搬送部21
a、21b、21cに押し当てられる。
【0061】本実施の形態においては、ねじりコイルば
ね43a、43bの係止部431a、431bが、所定
の高さHを有する付勢フレーム42の係止部42a、4
2bに係止されていることから、これらのねじりコイル
ばね43a、43bはねじりコイルばね43cより大き
くたわみ、その結果、付勢伝達レバー37a、37bに
対し、付勢伝達レバー37cより大きな付勢力が作用す
る。
【0062】使用する記録紙の紙サイズが一定でなく、
例えば、紙幅が70mm程度からA4サイズに相当する
210mmまで対応するプリンタの場合には、どのよう
な紙サイズの紙を使用しようしても斜行、紙送りピッチ
の乱れ、紙ジャム等の問題が発生しないように最適な紙
搬送機構を設計する必要がある。また、磁気インクによ
り印刷されたMICR文字によって情報が記録されたパ
ーソナルチェック等のチェック紙(小切手)の磁気信号
を読み取る機能を有するプリンタにおいて、印字時に記
録紙を搬送する機構をその磁気信号読取り時の紙搬送機
構として兼用で使用する場合には、信号読取り用ヘッド
に記録紙を押し付けながら記録紙を安定して搬送する必
要がある。したがって、通常の印字のみを行うプリンタ
の場合より大きい紙搬送力が必要である。さらに上記の
磁気インクにより記録された信号は紙の端面付近に印刷
されているため、記録紙に与える搬送力と、上記の信号
読取りヘッドとの摩擦力が搬送方向に対し同一直線上に
ない場合には、モーメント力が作用し記録紙の斜行が発
生してしまう。そういった斜行を発生させないために
は、一般に紙送りローラへ記録紙を押圧する紙押え力を
高くする。こういった磁気インクで情報を記録したチェ
ック紙の紙幅70mmから100mm程度のものであ
り、比較的狭い紙幅である。したがって、紙幅の広い記
録紙を使用する場合にのみ作用する紙押えローラの押圧
力は、チェック紙の磁気インク信号を読み取る場合に作
用する紙押えローラの押圧力より低く設定すればよい。
本発明の実施の形態によれば、紙押えローラを複数個設
け、それぞれ独立に紙紙送りローラの中心方向に移動可
能に支持されているため、各紙押えローラに最適な押圧
力を与えることができため、さまざまな紙幅にあった最
適の押え力を得ることができる。例えば、紙搬送経路の
右側を基準として紙搬送経路を設けた場合に、使用され
ることが想定されるチェック紙の紙幅に適した位置範囲
に設けられた紙押えローラには強い押圧力を与え、それ
より左側にある紙押えローラには印字時の紙搬送に必要
な最小限の押圧力の設定をおこなえばよい。記録紙の押
圧力は必要最小限で小さい方が紙送り機構の動力源が小
さくでき、プリンタサイズを小型化するために有利であ
る。
【0063】さらに、本発明の実施の形態による付勢ユ
ニットにおいては、上記説明のようにねじりコイルばね
の係止部を支える付勢フレームの係止部の高さの設定を
個々のねじりコイルばね毎に変えることが特徴であり、
同一形状のねじりコイルばねを一種類だけ用意すること
で、各紙押えローラの押圧力を任意の荷重に設定できる
ため、部品の種類を削減することが可能になり非常に経
済的である。
【0064】以上述べたように本実施の形態によれば、
各紙押えローラ22a、22b、22cが紙送りローラ
21の回動中心方向へ案内支持されるように構成されて
いるため、紙送りローラ21を正逆どちら方向へ回転さ
せた場合であっても、紙押えローラ22a、22b、2
2cとローラ軸220a、220b、220cとの間で
発生する摩擦力は紙押えフレーム31の案内支持部32
a、32b、32cで支持することになり、従来例のよ
うな摩擦力による記録紙押圧方向の分力が、ねじりコイ
ルばね43a、43b、43cにより与えられる所定の
押え力にさらに加えられ、さらに摩擦力が増大するとい
った悪循環が発生することがない。
【0065】したがって、本実施の形態によれば、紙送
りローラ21の駆動源として動力の小さいもので十分対
応することができる。
【0066】また、本実施の形態によれば、従来技術の
ような紙押えレバーの回動支軸の設ける位置の制約がな
いため、記録紙Sの搬送経路を自由に設定することがで
き、理想的な紙経路を形成することができる。
【0067】一方、本実施の形態によれば、押圧ユニッ
ト30と付勢ユニット40とからなる紙押えユニット5
0を用いたことから、これらを別の工程で組み立てるこ
とができ、組立性を向上させることができる。
【0068】特に、本実施の形態の場合には、一般に組
立作業の困難なねじりコイルばね43a、43b、43
cをユニット化してを後から取り付けることができるた
め、組立性を向上させることができる。
【0069】また、本実施の形態においては、ラッチ方
式によって付勢ユニット40を本体フレーム38に係止
するようにしたことから、本体フレーム38に対する付
勢ユニット40の取り付けも簡単な作業で済む。
【0070】さらに、本実施の形態によれば、紙送りロ
ーラ21に対し、同じねじりコイルばね43を用いて異
なる付勢力を与えることができるため、部品の種類を削
減することができる。
【0071】このように、本実施の形態によれば、理想
的な紙経路が得られるとともに組立性に優れ、しかも駆
動源の動力の小さい小型のプリンタを得ることができ
る。
【0072】なお、本発明は上述の実施の形態に限られ
ることなく、種々の変更を行うことができる。
【0073】例えば、上述の実施の形態においては、押
圧ユニット30に設けた長孔33に沿って紙押えローラ
22のローラ軸220を案内支持するようにしたが、本
発明はこれに限られず、紙押え部材を支持して紙送り部
材の回動中心方向へ案内するものであれば、他の手段を
用いることもできる。
【0074】また、紙送り部材及び紙押え部材の数は上
述した実施の形態のものには限られず、任意のものとす
ることができる。ただし、上述の実施の形態のように構
成すれば、チェック紙やスリップ紙等の種々のサイズの
記録紙に対応することができるというメリットがある。
【0075】さらに、本発明は上述したインクジェット
プリンタに限られず、種々のプリンタや読取装置に適用
しうるものである。
【0076】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、紙押
え部材の回転負荷を増加させることなく正逆方向に紙送
りを行うことができるとともに、どのような紙幅の紙を
使用されても最適な紙押圧力を設定しているため、必要
最小限の動力源を用意すればよく、また、理想的な紙経
路を実現できることから、小型でしかも組立性に優れた
プリンタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のプリンタの全体内部構成
を示す概略構成図である。
【図2】同実施の形態の紙押え機構の外観構成を示す平
面図である。
【図3】実施の形態の押圧ユニットの要部構成を示す組
立斜視図である。
【図4】同実施の形態の付勢ユニットの構成を示す斜視
図である。
【図5】同実施の形態の押圧ユニットの構成を示す正面
図である。
【図6】同実施の形態の押圧ユニット及びねじりコイル
ばねの位置関係を示す正面図である。
【図7】実施の形態の要部を示す構成図である。
【図8】同実施の形態の組立手順の要部を示す説明図で
ある。
【図9】(a):従来の紙押え機構の要部を示す斜視図
である。 (b):従来の紙押え機構の作用を示す説明図である。
【符号の説明】
21 紙送りローラ(紙送り部材) 22 紙押えローラ(紙押え部材) 30 紙押えユニット 33 長孔(案内支持手段) 37 付勢伝達レバー(付勢伝達部材) 40 付勢ユニット 43 ねじりコイルばね 50 紙押えユニット 60 紙押え機構 220 ローラ軸(支持部材) S 記録紙

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録紙を上流側および下流側の双方向へ搬
    送する紙送り部材と、該紙送り部材に対して接離自在に
    設けられ前記記録紙を前記紙送り部材に押圧して押える
    紙押え部材、該紙押え部材を支持して前記紙送り部材の
    回動中心方向へ案内する案内支持手段、及び前記紙押え
    部材を前記紙送り部材に対して付勢する付勢手段を有す
    る紙押えユニットとを備えたことを特徴とする紙押え機
    構。
  2. 【請求項2】前記付勢手段は、弾性部材と、該弾性部材
    の付勢力を伝達する付勢伝達部材とを有し、前記弾性部
    材は、前記付勢伝達部材の取付後に取り付けられるよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1記載の紙押
    え機構。
  3. 【請求項3】前記紙押えユニットは、前記記録紙を前記
    紙送り部材に対して押圧する押圧ユニットと、該押圧ユ
    ニットを付勢する付勢ユニットとを有し、該付勢ユニッ
    トが、本体フレームに対してラッチ方式によって係止可
    能に構成されていることを特徴とする請求項1、2のい
    ずれか1項記載の紙押え機構。
  4. 【請求項4】 前記付勢伝達部材は、前記紙押え部材を
    移動可能に支持する支持部材に前記紙押え部材を前記支
    持部材の所定の位置に掛止して支持されたことを特徴と
    する請求項1乃至3記載のいずれか1項記載の紙押え機
    構。
  5. 【請求項5】前記紙押えユニットは、前記記録紙の搬送
    方向と直交する紙幅方向に、各々独立して紙送り部材に
    接離する複数の前記紙押え部材及び各々の前記紙押え部
    材に対応する複数の付勢伝達部材と同一形状の複数の弾
    性部材とを有し、 前記弾性部材は、前記付勢伝達部材に当接する作用位置
    と、その反力を受ける掛止位置との取付部位置が成す取
    付長さがそれぞれ異なって取り付けられることを特徴と
    する請求項2乃至4のいずれか1項記載の紙押え機構。
  6. 【請求項6】前記記録紙に対して所望の印字を行う印字
    手段と、 請求項1乃至5のいずれか1項記載の紙押え機構とを備
    えたことを特徴とするプリンタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005138328A (ja) * 2003-11-04 2005-06-02 Seiko Epson Corp 記録装置およびローラ押圧装置
JP2010100068A (ja) * 2010-01-29 2010-05-06 Ricoh Co Ltd インクジェット記録装置及び画像形成装置
JP2012129911A (ja) * 2010-12-17 2012-07-05 Canon Inc 画像読取装置及び画像形成装置

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