JPH11321988A - キャップ検査装置 - Google Patents

キャップ検査装置

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JPH11321988A
JPH11321988A JP10152348A JP15234898A JPH11321988A JP H11321988 A JPH11321988 A JP H11321988A JP 10152348 A JP10152348 A JP 10152348A JP 15234898 A JP15234898 A JP 15234898A JP H11321988 A JPH11321988 A JP H11321988A
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Yoshikazu Kawasaki
義和 川崎
Nobuyuki Watanabe
信幸 渡辺
Ryohei Nakamura
亮平 中村
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67BAPPLYING CLOSURE MEMBERS TO BOTTLES JARS, OR SIMILAR CONTAINERS; OPENING CLOSED CONTAINERS
    • B67B3/00Closing bottles, jars or similar containers by applying caps
    • B67B3/26Applications of control, warning, or safety devices in capping machinery

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sealing Of Jars (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 容器2に施栓されたキャップ12の状態を検
査するキャップ検査装置において、キャップ12を施栓
する前の容器2の高さを検出する搬入側容器高さ検出手
段7と、キャップ12を施栓した後の容器2の高さを検
出する搬出側容器高さ検出手段8と、容器2毎に、前記
搬入側容器高さ検出手段7の検出値に基づいて算出した
キャップ12を施栓した後の正常とみなす容器高さの範
囲と、前記搬出側容器高さ検出手段8の実際の検出値と
を比較することによりキャップの施栓状態の良否を判定
する制御手段とから構成されるキャップ検査装置。 【効果】 容器の形状に限定されることなく、どんな容
器でも精度の良い検査をすることができる。容器自体の
高さや容器搬送用キャリアの容器搭載部の高さにバラツ
キがあっても、これを吸収補正した数値にてキャッピン
グの判定を行うため、より検査精度を上げることができ
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクリューキャッ
プ、打込みキャップ等のキャッパにおける施栓前と施栓
後の高さを検出することにより、キャップ無しやキャッ
プ浮きのキャッピング不良を検出するキャップ検査装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、キャッパの出口において容器に施
栓された状態のキャップ上面と、容器肩部の高さを検出
し、その差により良否を判定することによって、容器自
体の高さ誤差による誤動作をなくし検査精度を上げたキ
ャップ検査装置(特開平9−118393号公報参照)
が存在している。また、図4に示すようにキャッパの出
口に光電センサ、またはレーザセンサ等の投受光型セン
サを設け、キャッピングされた容器の高さを検出するこ
とによるキャップ検査装置が存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】様々な形状の容器が存
在する中で、上記、特開平9−118393号公報の従
来技術では、容器に水平な肩部がないと精度の良い検出
はできず、一部の容器の検査にしか採用することができ
ないという問題があった。
【0004】また、図4で示す従来技術のキャップ検査
装置では、容器2自体の高さのバラツキ、容器搬送用キ
ャリア3の容器搭載部の高さのバラツキがあると誤動作
が起こった。また、中栓の有無を確認する場合、中栓の
有無による高さの差が容器の形状の寸法誤差以下である
と検出が不可能であった。つまり、容器の高さを施栓後
にしか検出しておらず、検出した高さが絶対値であるた
め、容器やキャリアの形状の寸法誤差により高さが変わ
ったのか、キャップの施栓状態が悪くて高さが変わった
のか不明であった。
【0005】本発明は、これらの事情に鑑み、容器の形
状や容器自体の高さのバラツキ、容器搬送用キャリアの
容器搭載部の高さのバラツキに関係なく、精度の良い検
査をすることができるキャップ検査装置を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するために、次のような技術手段を採用した。請求
項1記載の発明においては、容器に施栓されたキャップ
の状態を検査するキャップ検査装置において、キャップ
を施栓する前の容器の高さを検出する搬入側容器高さ検
出手段と、キャップを施栓した後の容器の高さを検出す
る搬出側容器高さ検出手段と、容器毎に、前記搬入側容
器高さ検出手段の検出値に基づいて算出したキャップを
施栓した後の正常とみなす容器高さの範囲と、前記搬出
側容器高さ検出手段の実際の検出値とを比較することに
よりキャップの施栓状態の良否を判定する制御手段とか
ら構成されるという技術手段を採用した。
【0007】請求項2記載の発明においては、請求項1
記載の発明に加えて、前記制御手段は、キャップを施栓
する前の搬入側容器高さ検出手段の検出値に基づいたキ
ャップを施栓した後の正常とみなす範囲を導き出すため
の設定値を記憶しておく記憶手段と、前記設定値と、搬
入側容器高さ検出手段の検出値とによってキャップを施
栓した後の正常とみなす範囲を算出する演算手段と、前
記正常とみなす範囲と実際の搬出側容器高さ検出手段の
検出値とを比較することによりキャップの施栓状態の良
否を判定する判定手段とを備えるという技術手段を採用
した。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付図面
に基づいて詳細に説明する。
【0009】図1に示すものは、本発明に係る実施例の
キャッパ全体を示す概略平面図、図2は本発明に係る実
施例のキャップ検査装置を示す概略側面図、図3は本発
明に係る実施例における制御手段を示すブロック図、図
4は従来例であるキャップ検査装置を示す概略側面図で
ある。
【0010】先ず、図4に基づいて従来技術を概略説明
する。
【0011】各符号は本発明と対比する上で同一機能を
奏するものは同一番号で説明してある。
【0012】コンベヤフレーム10に固定したブラケッ
ト11に取り付けた投光側光電センサ5と受光側光電セ
ンサ6からなるキャップ検査装置を、被検査物であるキ
ャップ12を締め付けた容器2が搬送コンベヤ1により
搬送され通過する際、投光側光電センサ5の光軸を遮れ
ばキャップ締まり不良とみなすキャップ検査装置であ
る。なお、9は容器2のガイドである。
【0013】本実施例においては、先ず、図1に基づい
て本発明の搬入側容器高さ検出手段と搬出側容器高さ検
出手段とを採用したキャップ検査装置について概略説明
する。
【0014】キャッパ4に容器を搬入する搬送コンベヤ
1から容器2を搬送し、この容器搬入用の搬送コンベヤ
1上に搬入側容器高さ検出手段7を設け、容器2の口部
上面までの高さを検出し、搬入側スターホイール13を
介してキャッパ4でキャッピングする。
【0015】キャッピングされた容器2は搬出側スター
ホイール14を介して容器搬出用の搬送コンベヤ1に送
出され、搬出側スターホイール14を出た直後の容器搬
出用の搬送コンベヤ1上にて搬出側容器高さ検出手段8
によってキャッピングされた容器の高さを検出される。
そして、前記搬入側容器高さ検出手段7で検出した検出
値に基づいて算出した値と、前記搬出側容器高さ検出手
段8で検出した検出値とを比較演算し、容器毎にキャッ
ピングが正常に行われているかを判別するものである。
検出手段を搬送コンベヤ上に設けているが、スターホィ
ール上などキャップの装着前と後であれば良い。
【0016】次に、図1、図2、図3に基づいて本発明
のキャップ検査装置について詳細に説明する。
【0017】キャッピングを施す、例えばロータリー式
のスクリューキャッパ4において、容器搬送用キャリア
3に搭載された容器2を搬送する搬送コンベヤ1が設け
られている。キャッパ4へ搬送コンベヤ1から容器2を
搬入する搬入側スターホイール13が設けられている。
さらに、キャッパ4から搬送コンベヤ1に容器2を搬出
するための搬出側スターホイール14が設けられてい
る。
【0018】前記搬入側の搬送コンベヤ1のコンベヤフ
レーム10に搬入側容器高さ検出手段としてのレーザセ
ンサ7が設けられている。また同様に搬出側の搬送コン
ベヤ1のコンベヤフレーム10に搬出側容器高さ検出手
段としてのレーザセンサ8が設けられている。このレー
ザセンサは投光側7a、8aから発せられるライン状の
レーザ光のうちキャップによって遮られることなく受光
側7b、8bに到達した光量によって高さを正確に検出
することができるものである。そして、このレーザセン
サ7、8で検出した光量をアンプによって増幅し、A/
D変換した値を演算処理する制御手段としての演算処理
装置15からなるものである。演算処理装置15は、搬
入側に設けたレーザセンサ7からの検出値に基づいてキ
ャッピングした後の容器高さの正常とみなす範囲を導出
するための設定値を記憶しておく記憶手段16と、前記
正常とみなす範囲を算出する演算手段17と、前記正常
とみなす範囲と搬出側のレーザセンサ8からの検出値と
を比較してキャッピング状態の良否を判定する判定手段
18とを備えているものだある。
【0019】次に図3に基づいて、制御について詳細に
説明する。ただし、わかりやすくするために、連続して
流される容器のうち1つの容器に着目して説明すること
にする。
【0020】(イ)キャッパ4の入口に設けられた搬入
側容器高さ検出手段7より、容器の高さを検出しアンプ
及びA/D変換器を介して演算処理装置15に取り込ま
れるキャッピングされていない容器2の実測値を高さデ
ータAとする。演算処理装置15内の記憶手段16には
予めキャップ高さデータC、キャップ浮判定値D、キャ
ップ無判定値Eとが記憶されている。
【0021】ここで、キャップ高さデータCは、キャッ
ピングされていない容器に通常のキャッピングを施した
時に加算される高さの値である。キャップ浮判定値D
は、キャッパから搬出された容器がキャッピングされた
時の所定の高さ(A+C)より高い場合に、どの程度高
ければキャップ浮と判断するかを設定するための値であ
り、キャップ無判定値Eはキャッパから搬出された容器
がキャッピングされた時の所定の高さ(A+C)より低
い場合に、どの程度低ければキャップ無と判断するかを
設定するための値である。
【0022】(ロ)これらのデータから、演算手段17
にてキャッパから搬出された容器の高さがキャップ浮、
及びキャップ無と判断される上限値A+C+D及び下限
値A+C−Eを算出する。
【0023】(ハ)また、容器2がキャッパ4にてキャ
ッピングされて出て来た状態をキャッパ4の出口に取付
られた搬出側容器高さ検出手段8より、アンプ及びA/
D変換器を介して演算処理装置15に取り込まれるキャ
ッピングされた容器2の高さデータをBとする。これら
よりデータAにデータCを加算した値が、容器2にキャ
ッピングした場合の容器高さデータであるから、A+C
=Bとなるはずである。
【0024】(ニ)そして、判定手段18にて、上限値
A+C+D、下限値A+C−Eと実際の検出値であるキ
ャッピングされた容器の高さデータBとを比較し、A+
C+D>B>A+C−EであればBは正常であり、この
範囲を越えると異常と判定する。
【0025】これらの演算及びデータ管理を演算処理装
置15内で行うことにより容器毎にキャッピング状態を
検査を実現することができる。
【0026】(ホ)この判定値を出力することで完了す
る。本実施例はロータリ式のキャッパについて採用した
ものであるが、ライン式のキャッパにも適用し得ること
はいうまでもない。さらに、デキャッパの抜栓チェッカ
に本発明を適用すれば、抜栓前と抜栓後の検出値を比較
することにより、抜栓ミスを検査することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上の構成を採用した結果、
次のような効果を得ることができる。 (1)容器の形状に限定されることなく、どんな容器で
も精度の良い検査をすることができる。 (2)容器自体の高さや容器搬送用キャリアの容器搭載
部の高さにバラツキがあっても、これを吸収補正した数
値にてキャッピングの判定を行うため、より検査精度を
上げることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるキャップ検査装置全体
を示す概略平面図である。
【図2】本発明の実施例におけるキャップ検査装置を示
す概略側面図である。
【図3】本発明の実施例における制御手段を示すブロッ
ク図である。
【図4】従来のキャップ検査装置を示す概略側面図であ
る。
【符号の説明】 1・・・・搬送コンベヤ 2・・・・容器 3・・・・容器搬送用キャリア 4・・・・キャ
ッパ 5‥‥投光側光電センサ 6‥‥受光
側光電センサ 7‥‥搬入側容器高さ検出手段としてのレーザセンサ 8‥‥搬出側容器高さ検出手段としてのレーザセンサ 9‥‥ガイド 10‥‥コン
ベヤフレーム 11‥‥ブラケット 12‥‥キ
ャップ 13‥‥搬入側スターホイール 14‥‥搬
出側スターホイール 15‥‥制御手段としての演算処理装置 16‥‥記
憶手段 17‥‥演算手段 18‥‥判
定手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器に施栓されたキャップの状態を検査
    するキャップ検査装置において、キャップを施栓する前
    の容器の高さを検出する搬入側容器高さ検出手段と、キ
    ャップを施栓した後の容器の高さを検出する搬出側容器
    高さ検出手段と、容器毎に、前記搬入側容器高さ検出手
    段の検出値に基づいて算出したキャップを施栓した後の
    正常とみなす容器高さの範囲と、前記搬出側容器高さ検
    出手段の実際の検出値とを比較することによりキャップ
    の施栓状態の良否を判定する制御手段とから構成される
    ことを特徴とするキャップ検査装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、キャップを施栓する前
    の搬入側容器高さ検出手段の検出値に基づいたキャップ
    を施栓した後の正常とみなす範囲を導き出すための設定
    値を記憶しておく記憶手段と、前記設定値と、搬入側容
    器高さ検出手段の検出値とによってキャップを施栓した
    後の正常とみなす範囲を算出する演算手段と、前記正常
    とみなす範囲と実際の搬出側容器高さ検出手段の検出値
    とを比較することによりキャップの施栓状態の良否を判
    定する判定手段とを備えた特徴とする請求項1記載のキ
    ャップ検査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002104583A (ja) * 2000-09-29 2002-04-10 Shibuya Kogyo Co Ltd スクリューキャッパ
JP2009161208A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Kirin Brewery Co Ltd キャップ装着装置及びキャップ診断方法
JP2011137677A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Hitachi High-Technologies Corp 分析装置および分析装置に用いる検知方法

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EP2520938A4 (en) * 2009-12-28 2017-08-16 Hitachi High-Technologies Corporation Analytical apparatus and detection method employed in analytical apparatus

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