JPH11321495A - 後側方監視装置 - Google Patents

後側方監視装置

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JPH11321495A
JPH11321495A JP10126104A JP12610498A JPH11321495A JP H11321495 A JPH11321495 A JP H11321495A JP 10126104 A JP10126104 A JP 10126104A JP 12610498 A JP12610498 A JP 12610498A JP H11321495 A JPH11321495 A JP H11321495A
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JP
Japan
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vehicle
camera
approaching
image data
rear side
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Application number
JP10126104A
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Naoto Ishikawa
直人 石川
Kazutomo Fujinami
一友 藤浪
Kazuyuki Sasaki
一幸 佐々木
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストを低く抑えながら、自車両の真後
ろ、自車両の右後方、自車両の左後方のどの方向から他
の車両が近づいてきても、これを検知し、これによって
監視範囲を飛躍的に拡大して、高い安全性を確保する。 【解決手段】 ターンシグナルスイッチ10の位置に応
じてスイッチボックスか8のスイッチを切り替え、車両
2の後部に設置されたカメラ3、右サイドミラー4に設
置されたカメラ5、左サイドミラー6に設置されたカメ
ラ7のいずれか1つを選択するとともに、選択したカメ
ラから出力される画像データを1つの画像メモリ9、1
つの処理回路11によって画像処理し、車両2に他の車
両が近づき過ぎているとき、これを検知してブザー音を
発生し、運転者に注意を促す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの車両
に搭載され、車両の後方、後側方を監視する後側方監視
装置に係わり、特に製造コストを低く抑えながら、広い
監視範囲を確保する後側方監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両に搭載され、車両の周
囲を監視する後側方監視装置の1つとして、従来、図4
に示す後側方監視装置101や、図6に示す後側方監視
装置111などが知られている。
【0003】図4に示す後側方監視装置101は、図5
に示すように、車両102の後部に設置され、車両10
2の後方映像を取り込むカメラ103と、このカメラ1
03から出力される画像データを取り込んで記憶する画
像メモリ104と、この画像メモリ104に記憶されて
いる画像データを画像処理して接近物体があることを検
出し、ドライバーが車線変更しようとしたとき(例えば
ターンシグナル105がオン)、接近物体と衝突の危険
がある場合に、警報信号を生成する処理回路106と、
この処理回路106から警報信号が出力されたとき、ブ
ザー音を発生して、運転者に注意を促す警報器107と
を備えている。
【0004】そして、この後側方監視装置101を搭載
している車両102が走行しているとき、カメラ103
によって後方を撮影し、これによって得られた後方の画
像データを画像メモリ104に記憶させながら、処理回
路106によって、画像メモリ104に記憶されている
画像データを画像処理して接近物体があることを検出
し、ドライバーが車線変更しようとしたとき(例えばタ
ーンシグナル105がオン)、接近物体と衝突の危険が
ある場合に、警報信号を生成し、警報器107からブザ
ー音を出させて、後方から他の車両が近づいて来ること
を運転者に知らせ、注意を促す。
【0005】また、図6に示す後側方監視装置111
は、図7に示すように、車両112の右サイドミラー1
13に設置され、車両112の右後方映像を取り込む右
カメラ114と、この右カメラ114から出力される画
像データを取り込んで記憶する画像メモリ115と、画
像メモリ115に記憶されている画像データを画像処理
して、接近物体があることを検出し、ターンシグナルス
イッチ116が右位置にオンとなったときに接近物体と
衝突の危険がある場合に、警報信号を生成する処理回路
117と、車両112の左サイドミラー118に設置さ
れ、車両112の左後方映像を取り込む左カメラ119
と、この左カメラ119から出力される画像データを取
り込んで記憶する画像メモリ120と、画像メモリ12
0に記憶されている画像データを画像処理して、接近物
体があることを検知し、ターンシグナルスイッチ116
が左位置にオンとなったときに接近物体と衝突の危険が
ある場合に、警報信号を生成する処理回路121と、各
処理回路117、121から警報信号が出力されたと
き、ブザー音を発生して、運転者に注意を促す警報器1
22とを備えている。
【0006】そして、この後側方監視装置111を搭載
している車両112が走行しているとき、右カメラ11
4、左カメラ119によって右後方、左後方を各々、撮
影して、右後方の画像データ、左後方の画像データを各
画像メモリ115、120に各々、記憶させるととも
に、処理回路117および処理回路121により、画像
処理して右後方、左後方に接近物体があることを検知す
る。このように、右後方および左後方について各々、接
近物体を処理回路117および121で検出している状
態において、ターンシグナルスイッチ116が右位置に
オンした場合には、右後方の接近物体と衝突の危険があ
る場合に、警報信号を生成し、警報器122からブザー
音を出させて、右後方から他の車両が近づいて来ること
を運転者に知らせ、注意を促す。また、ターンシグナル
スイッチ116が左位置にオンした場合には、左後方の
接近物体との衝突の危険がある場合に、警報信号を生成
し、警報器122からブザー音を出させて、右後方から
他の車両が近づいて来ることを運転者に知らせ、注意を
促す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の後側方監視装置101、111においては、次に
述べるような問題があった。
【0008】まず、図4に示す後側方監視装置101で
は、車両102の後部にカメラ103を設置し、真後ろ
を中心に、後方の映像を取り込んで、これを画像処理す
るようにしているので、図5に示すように、車両102
の側方近傍が死角となって、車両102の側方近傍から
他の車両が近づいてきても、これを検知することができ
ないという問題があった。
【0009】また、図6に示す後側方監視装置111で
は、車両112の右サイドミラー113に右カメラ11
4を設置して、右後方の映像を取り込むとともに、左サ
イドミラー118に左カメラ119を設置して、左後方
の映像を取り込んで、これらを画像処理するようにして
いるので、図7に示すように、車両112の真後ろが死
角となって、車両112の真後ろから他の車両が近づい
てきても、これを検知することができないという問題が
あった。
【0010】また、この後側方監視装置111では、右
カメラ114、左カメラ119毎に、画像メモリ、処理
回路を必要とすることから、図4に示す後側方監視装置
101に比べて、回路規模が倍になってしまい、製造コ
ストが高くなってしまうという問題があった。
【0011】本発明は上記の事情に鑑み、請求項1で
は、製造コストを低く抑えながら、車両の真後ろ、車両
の右後方、車両の左後方のどの方向から他の車両が近づ
いてきても、これを検知することができ、これによって
監視範囲を飛躍的に拡大して、高い安全性を確保するこ
とができる後側方監視装置を提供することを目的として
いる。
【0012】また、請求項2では、カメラによって得ら
れた画像データを画像処理して、他の車両のオプティカ
ルフローベクトルを検出し、他の車両が自車両と衝突す
る恐れがあるとき、これを検知することにより、ほぼリ
アルタイムで、他の車両が自車両に衝突する恐れがある
かどうかを判定することができる後側方監視装置を提供
することを目的としている。
【0013】また、請求項3では、ターンシグナルスイ
ッチの操作内容に基づき、自車両の進行方向を判定する
ことができ、これによって特別な部品を付加することな
く、極めて安価に、かつ確実に自車両の進行方向を検出
することができる後側方監視装置を提供することを目的
としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1では、車両に設けられ、車両の
真後ろ、車両の右後方、および車両の左後方の映像を取
り込む複数のカメラと、これらのカメラのうち、車両の
進行方向に対応するカメラを選択して、このカメラから
出力される画像データを処理して、接近車両の有無を検
知する接近車両検知部と、この接近車両検知部によって
接近車両が検知されたとき、警報を発する警報発生部と
を備えたことを特徴としている。
【0015】また、請求項2では、請求項1に記載の後
側方監視装置において、前記接近車両検知部は、選択し
たカメラから所定時間間隔で出力される2枚分の画像デ
ータを処理して、他の車両の動きを示すオプティカルフ
ローベクトルを求め、このオプティカルフローベクトル
に基づき、前記他の車両の接近度合いを求めて衝突の危
険性の有無を検知することを特徴としている。
【0016】さらに、請求項3では、請求項1または2
のいずれかに記載の後側方監視装置において、前記接近
車両検知部は、車両に設けられているターンシグナルス
イッチの位置に基づき、車両の進行方向を判定すること
を特徴としている。
【0017】上記の構成により、請求項1では、車両の
各部に設けられた複数のカメラによって、車両の真後
ろ、車両の右後方、車両の左後方の映像を取り込むとと
もに、接近車両検知部によって、前記各カメラのうち、
車両の進行方向に対応するカメラを選択して、このカメ
ラから出力される画像データを処理し、接近車両の有無
を検知したとき、警報発生部から警報を発することによ
り、製造コストを低く抑えながら、車両の真後ろ、車両
の右後方、車両の左後方のどの方向から他の車両が近づ
いてきても、これを検知し、これによって監視範囲を飛
躍的に拡大して、高い安全性を確保する。
【0018】また、請求項2では、接近車両検知部によ
って、選択したカメラから所定時間間隔で出力される2
枚分の画像データを処理して、他の車両の動きを示すオ
プティカルフローベクトルを求め、このオプティカルフ
ローベクトルに基づき、接近車両の接近度合いを求め
て、衝突の危険性があるとき、これを検知することによ
り、ほぼリアルタイムで、他の車両が自車両に衝突する
恐れがあるかどうかを判定する。
【0019】さらに、請求項3では、車両に設けられて
いるターンシグナルスイッチの位置に基づき、接近車両
検知部で、車両の進行方向を判定することにより、特別
な部品を付加することなく、極めて安価に、かつ確実に
自車両の進行方向を検出する。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明による後側方監視装
置の実施の形態を示すブロック図である。
【0021】この図に示す後側方監視装置1は、図2に
示すように、車両2の後部に設置され、後方を撮影し
て、後方の画像データを生成するカメラ3と、車両2の
右サイドミラー4に設置され、車両2の右後方映像を取
り込むカメラ5と、車両2の左サイドミラー6に設置さ
れ、車両2の左後方映像を取り込むカメラ7と、各カメ
ラ3、5、7から出力される各画像データのうち、制御
端子8aに入力されているカメラ選択信号で指定された
画像データを選択するスイッチボックス8と、このスイ
ッチボックス8によって選択された画像データを記憶す
る画像メモリ9と、ターンシグナルスイッチ10の位置
に応じたカメラ選択信号を生成し、これをスイッチボッ
クス8の制御端子8aに供給する処理、画像メモリ9か
ら画像データを読み出すとともに、これを画像処理し
て、他の車両の移動方向、接近の度合いなどを示すオプ
ティカルフローベクトルを求める処理、この処理で得ら
れた他の車両のオプティカルフローベクトルに基づき、
車両2の後方を走行している他の車両、あるいは車両2
の右後方、左後方を走行している他の車両が車両2に接
近しているかどうかを判定し、他の車両が予め設定され
ている以上の接近度合いで車両2に近づいているとき、
危険と判断して警報信号を生成する処理などを行なう処
理回路11と、この処理回路11から警報信号が出力さ
れたとき、ブザー音を発生して、運転者に注意を促す警
報器12とを備えている。
【0022】次に、図3に示すフローチャートを参照し
ながら、この実施の形態の動作について詳細に説明す
る。
【0023】まず、車両2が走行している状態で、ター
ンシグナルスイッチ10が中立位置にあるときには(ス
テップST1)、処理回路11によって、真後ろを撮影
しているカメラ3を選択するカメラ選択信号が生成され
るとともに、このカメラ選択信号がスイッチボックス8
に供給されて、このスイッチボックス8のスイッチが切
り替えられ、車両2の後部に設置されているカメラ3が
選択される(ステップST2)。
【0024】そして、このカメラ3から予め設定されて
いる時間Δt間隔で順次、出力される画像データがスイ
ッチボックス8を介し、画像メモリ9に供給されて記憶
されるとともに、処理回路11によって画像メモリ9に
記憶されている画像データ(1枚目の画像を示す画像デ
ータ)が読み出された後(ステップST5)、前記時間
Δtが経過したとき、画像メモリ9に記憶されている画
像データ(2枚目の画像を示す画像データ)が読み出さ
れ(ステップST6)、これら1枚目の画像データ、2
枚目の画像データが画像処理されて、他の車両の移動方
向、接近度合いなどを示すオプティカルフローベクトル
が求められる(ステップST6)。
【0025】この後、処理回路11によって、他の車両
のオプティカルフローベクトルに基づき、車両2の後方
を走行している他の車両が車両2に接近しているかどう
かが判定され、他の車両が予め設定されている以上の接
近度合いで近づいているとき、危険と判断して(ステッ
プST8)、警報器12からブザー音が出され、運転者
に注意が促される(ステップST9)。
【0026】また、車両2が走行している状態で、ター
ンシグナルスイッチ10が右位置にされると(ステップ
ST1)、処理回路11によって、右後方を撮影してい
るカメラ5を選択するカメラ選択信号が生成されるとと
もに、これがスイッチボックス8に供給されて、このス
イッチボックス8のスイッチが切り替えられ、車両2の
右サイドミラー4に設置されているカメラ5が選択され
る(ステップST3)。
【0027】そして、このカメラ5から予め設定されて
いる時間Δt間隔で順次、出力される画像データがスイ
ッチボックス8を介し、画像メモリ9に供給されて記憶
されるとともに、処理回路11によって画像メモリ9に
記憶されている画像データ(1枚目の画像を示す画像デ
ータ)が読み出された後(ステップST5)、前記時間
Δtが経過したとき、画像メモリ9に記憶されている画
像データ(2枚目の画像を示す画像データ)が読み出さ
れ(ステップST6)、これら1枚目の画像データ、2
枚目の画像データが画像処理されて、他の車両の移動方
向、接近度合いなどを示すオプティカルフローベクトル
が求められる(ステップST7)。
【0028】この後、処理回路11によって、他の車両
のオプティカルフローベクトルに基づき、車両2の右後
方を走行している他の車両が車両2に接近しているかど
うかが判定され、他の車両が予め設定されている以上の
接近度合いで近づいているとき、危険と判断されて(ス
テップST8)、警報器12からブザー音が出され、運
転者に注意が促される(ステップST9)。
【0029】また、車両2が走行している状態で、ター
ンシグナルスイッチ10が左位置にされると(ステップ
ST1)、処理回路11によって、左後方を撮影してい
るカメラ7を選択するカメラ選択信号が生成されるとと
もに、これがスイッチボックス8に供給されて、このス
イッチボックス8のスイッチが切り替えられ、車両2の
左サイドミラー6に設置されているカメラ7が選択され
る(ステップST4)。
【0030】そして、このカメラ7から予め設定されて
いる時間Δt間隔で順次、出力される画像データがスイ
ッチボックス8を介し、画像メモリ9に供給されて記憶
されるとともに、処理回路11によって画像メモリ9に
記憶されている画像データ(1枚目の画像を示す画像デ
ータ)が読み出された後(ステップST5)、前記時間
Δtが経過したとき、画像メモリ9に記憶されている画
像データ(2枚目の画像を示す画像データ)が読み出さ
れ(ステップST6)、これら1枚目の画像データ、2
枚目の画像データが画像処理されて、他の車両の移動方
向、接近度合いなどを示すオプティカルフローベクトル
が求められる(ステップST7)。
【0031】この後、処理回路11によって、他の車両
のオプティカルフローベクトルに基づき、車両の左後方
を走行している他の車両が車両2に接近しているかどう
かが判定され、他の車両が予め設定されている以上の接
近度合いで近づいているとき、危険と判断されて(ステ
ップST8)、警報器12からブザー音が出され、運転
者に注意が促される(ステップST9)。
【0032】このように、この実施の形態においては、
ターンシグナルスイッチ10の位置に応じて、車両2の
後部に設置されたカメラ3、右サイドミラー4に設置さ
れたカメラ5、左サイドミラー6に設置されたカメラ7
のいずれか1つを選択するとともに、選択したカメラか
ら出力される画像データを1つの画像メモリ9、1つの
処理回路11によって、画像処理して、車両2に他の車
両が近づき過ぎているとき、これを検知して、ブザー音
を発生し、運転者に注意を促すようにしているので、製
造コストを低く抑えながら、車両2の真後ろ、車両2の
右後方、車両2の左後方のどの方向から他の車両が近づ
いてきても、これを検知することができ、これによって
監視範囲を飛躍的に拡大して、高い安全性を確保するこ
とができる(請求項1の効果)。
【0033】また、この実施の形態では、各カメラ3、
5、7によって得られた画像データを画像処理して、他
の車両のオプティカルフローベクトルを検出し、他の車
両が車両2と衝突する恐れがあるとき、これを検知する
ようにしているので、ほぼリアルタイムで、他の車両が
車両2に衝突する恐れがあるかどうかを判定することが
できる(請求項2の効果)。
【0034】さらに、この実施の形態では、ターンシグ
ナルスイッチ10の操作内容に基づき、車両2の進行方
向を判定し、この判定結果に基づき、各カメラ3、5、
7から出力される各画像データのうち、どの画像データ
を画像処理するかを決定するようにしているので、特別
な部品を付加することなく、極めて安価に、かつ確実に
車両2の進行方向を検出することができる(請求項3の
効果)。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1の後側方監視装置では、製造コストを低く抑えな
がら、車両の真後ろ、車両の右後方、車両の左後方のど
の方向から他の車両が近づいてきても、これを検知する
ことができ、これによって監視範囲を飛躍的に拡大し
て、高い安全性を確保することができる。
【0036】また、請求項2の後側方監視装置では、カ
メラによって得られた画像データを画像処理して、他の
車両のオプティカルフローベクトルを検出し、他の車両
が自車両と衝突する恐れがあるとき、これを検知するこ
とにより、ほぼリアルタイムで、他の車両が自車両に衝
突する恐れがあるかどうかを判定することができる。
【0037】また、請求項3の後側方監視装置では、タ
ーンシグナルスイッチの操作内容に基づき、自車両の進
行方向を判定することができ、これによって特別な部品
を付加することなく、極めて安価に、かつ確実に自車両
の進行方向を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による後側方監視装置の実施の形態を示
すブロック図である。
【図2】図1に示す各カメラの取付け位置、撮影範囲例
を示す平面図である。
【図3】図1に示す後側方監視装置の動作例を示すフロ
ーチャートである。
【図4】従来から知られている後側方監視装置の一例を
示すブロック図である。
【図5】図4に示すカメラの取付け位置、撮影範囲例を
示す平面図である。
【図6】従来から知られている後側方監視装置の他の一
例を示すブロック図である。
【図7】図6に示す各カメラの取付け位置、撮影範囲例
を示す平面図である。
【符号の説明】
1:後側方監視装置 2:車両 3、5、7:カメラ 4:右サイドミラー 6:左サイドミラー 8:スイッチボックス 8a:制御端子 9:画像メモリ(接近車両検知部) 10:ターンシグナルスイッチ 11:処理回路(接近車両検知部) 12:警報器(警報発生部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に設けられ、車両の真後ろ、および
    車両の右後方、車両の左後方の映像を取り込む複数のカ
    メラと、 これらのカメラのうち、車両の進行方向に対応するカメ
    ラを選択して、このカメラから出力される画像データを
    処理して、接近車両の有無を検知する接近車両検知部
    と、 この接近車両検知部によって接近車両が検知されたと
    き、警報を発する警報発生部と、 を備えたことを特徴とする後側方監視装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の後側方監視装置におい
    て、 前記接近車両検知部は、選択したカメラから所定時間間
    隔で出力される2枚分の画像データを処理して、他の車
    両の動きを示すオプティカルフローベクトルを求め、こ
    のオプティカルフローベクトルに基づき、前記他の車両
    の接近度合いを求めて衝突の危険性の有無を検知する、 ことを特徴とする後側方監視装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のいずれかに記載の後
    側方監視装置において、 前記接近車両検知部は、車両に設けられているターンシ
    グナルスイッチの位置に基づき、車両の進行方向を判定
    する、 ことを特徴とする後側方監視装置。
JP10126104A 1998-05-08 1998-05-08 後側方監視装置 Pending JPH11321495A (ja)

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