JPH11320433A - ネジ締め機 - Google Patents
ネジ締め機Info
- Publication number
- JPH11320433A JPH11320433A JP13898998A JP13898998A JPH11320433A JP H11320433 A JPH11320433 A JP H11320433A JP 13898998 A JP13898998 A JP 13898998A JP 13898998 A JP13898998 A JP 13898998A JP H11320433 A JPH11320433 A JP H11320433A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- drive bit
- drive
- trigger
- operated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の課題は、連続締め付け作業及び単発
締め付け作業を自動的に選択することができる安価なネ
ジ締め機を提供することである。 【解決手段】 ドライブビット16を軸方向に移動可能
とする共に外部から操作可能な操作子23を設け、ドラ
イブビット16と操作子23の両方を操作した時に制御
機構6が動作して駆動源5が駆動するようにした。
締め付け作業を自動的に選択することができる安価なネ
ジ締め機を提供することである。 【解決手段】 ドライブビット16を軸方向に移動可能
とする共に外部から操作可能な操作子23を設け、ドラ
イブビット16と操作子23の両方を操作した時に制御
機構6が動作して駆動源5が駆動するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネジ等の止具を締め
込むネジ締め機に関するものである。
込むネジ締め機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のネジ締め機1は、図6に示すよう
にネジ27のネジ頭をドライブビット16の十字部28
に係合させ、ネジ27を被ネジ締め材31に当てがい、
係合が外れないように本体1を被ネジ締め材31方向に
押し付けて推力をかけながら、トリガ23を操作して開
閉バルブ38を開いて、エアモータ5を起動させてドラ
イブビット16を回転させ、ネジ27を締め付ける構造
であった。また、その他の従来のネジ締め機には、図7
に示すようにドライブビット16を軸方向に往復動可能
に設けると共に操作杆21等と連動する構成とし、ネジ
27を介してドライブビット16を被ネジ締め材31方
向に押し付けることにより球型給気弁34が開いてエア
モータ5が起動する構造、図8に示すように図7の構造
に外部から操作可能なトリガ23によって開閉される開
閉バルブ38を設け、ドライブビット16の押し上げ操
作とトリガ23の引き操作の両方の操作が行われた時に
球型給気弁34と開閉バルブ38が開状態となりエアモ
ータ5が起動する構造のものがあった。
にネジ27のネジ頭をドライブビット16の十字部28
に係合させ、ネジ27を被ネジ締め材31に当てがい、
係合が外れないように本体1を被ネジ締め材31方向に
押し付けて推力をかけながら、トリガ23を操作して開
閉バルブ38を開いて、エアモータ5を起動させてドラ
イブビット16を回転させ、ネジ27を締め付ける構造
であった。また、その他の従来のネジ締め機には、図7
に示すようにドライブビット16を軸方向に往復動可能
に設けると共に操作杆21等と連動する構成とし、ネジ
27を介してドライブビット16を被ネジ締め材31方
向に押し付けることにより球型給気弁34が開いてエア
モータ5が起動する構造、図8に示すように図7の構造
に外部から操作可能なトリガ23によって開閉される開
閉バルブ38を設け、ドライブビット16の押し上げ操
作とトリガ23の引き操作の両方の操作が行われた時に
球型給気弁34と開閉バルブ38が開状態となりエアモ
ータ5が起動する構造のものがあった。
【0003】また、図9に示すように釘等の止具35を
被打込材に打ち込む釘打機等においては、本体1の先端
部に突出して設けられ、ドライバブレード37の軸方向
に往復動するプッシュレバー等の接触子22と、外部か
ら操作可能なトリガ23を備え、トリガアーム26等の
リンク機構を用いて、接触子22の被打込材への押し付
け操作とトリガ23の引き操作の両方の操作が行われた
時にプランジャ36が押し上げられて、本体1が駆動し
打込みが行われるようにした起動装置が知られている。
被打込材に打ち込む釘打機等においては、本体1の先端
部に突出して設けられ、ドライバブレード37の軸方向
に往復動するプッシュレバー等の接触子22と、外部か
ら操作可能なトリガ23を備え、トリガアーム26等の
リンク機構を用いて、接触子22の被打込材への押し付
け操作とトリガ23の引き操作の両方の操作が行われた
時にプランジャ36が押し上げられて、本体1が駆動し
打込みが行われるようにした起動装置が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した図6に示す従
来ネジ締め機は、ネジ27を任意のネジ締め付け個所に
締め付けしやすいという特徴を有するが、トリガ23の
みの操作でエアモータ5が起動するため、ネジ27を被
ネジ締め材31にあてがう前にトリガ23を操作してし
まうと、ドライブビット16先端からネジ27が外れた
り、被ネジ締め材31に斜めに締め込んでしまう場合が
あるという欠点があった。
来ネジ締め機は、ネジ27を任意のネジ締め付け個所に
締め付けしやすいという特徴を有するが、トリガ23の
みの操作でエアモータ5が起動するため、ネジ27を被
ネジ締め材31にあてがう前にトリガ23を操作してし
まうと、ドライブビット16先端からネジ27が外れた
り、被ネジ締め材31に斜めに締め込んでしまう場合が
あるという欠点があった。
【0005】また、図7に示す従来のネジ締め機は、連
続的なネジ27の締め付け作業を行うことができるとい
う特徴を有するが、複雑な構成である球型給気弁34を
設けた構成をしているために、部品点数及び加工工数が
増え、原価高となってしまうという欠点があった。ま
た、図8に示す従来のネジ締め機は、ドライブビット1
6を連続的に往復動させ連続的にネジ27を締め付ける
連続締め付け作業と、ドライブビット16を締め付け個
所に押し付けてからトリガ23を操作してネジ27を締
め付ける単発締め付け作業をドライブビット16の押し
上げ操作とトリガ23の引き操作の順序を切り換えるこ
とにより自動的に選択することができ作業性が良いとい
う特徴を有するが、制御バルブ7及び球型給気弁34、
これらを連通させるための複数の空気通路等が必要であ
るため、図7のネジ締め機よりも更に原価高となってし
まうという欠点があった。また、図9に示す釘打機等の
起動装置は、図8のネジ締め機と同様、連発打ち、単発
打ちを行うことができ作業性が良いという特徴を有する
が、接触子22が本体1下方部からトリガ23まで本体
1の側面を沿わせながら連通した大型の構成であると共
に本体1の外側に突出している構成であるため、被打込
材を感知する先端部以外の部分に何らかの部材等が接触
してしまい接触子22が誤動作してしまうことがあり、
場合によっては接触子22を覆うカバー材等が必要にな
り本体が大型化してしまうと共に部品点数が増え原価高
になってしまうという欠点があった。
続的なネジ27の締め付け作業を行うことができるとい
う特徴を有するが、複雑な構成である球型給気弁34を
設けた構成をしているために、部品点数及び加工工数が
増え、原価高となってしまうという欠点があった。ま
た、図8に示す従来のネジ締め機は、ドライブビット1
6を連続的に往復動させ連続的にネジ27を締め付ける
連続締め付け作業と、ドライブビット16を締め付け個
所に押し付けてからトリガ23を操作してネジ27を締
め付ける単発締め付け作業をドライブビット16の押し
上げ操作とトリガ23の引き操作の順序を切り換えるこ
とにより自動的に選択することができ作業性が良いとい
う特徴を有するが、制御バルブ7及び球型給気弁34、
これらを連通させるための複数の空気通路等が必要であ
るため、図7のネジ締め機よりも更に原価高となってし
まうという欠点があった。また、図9に示す釘打機等の
起動装置は、図8のネジ締め機と同様、連発打ち、単発
打ちを行うことができ作業性が良いという特徴を有する
が、接触子22が本体1下方部からトリガ23まで本体
1の側面を沿わせながら連通した大型の構成であると共
に本体1の外側に突出している構成であるため、被打込
材を感知する先端部以外の部分に何らかの部材等が接触
してしまい接触子22が誤動作してしまうことがあり、
場合によっては接触子22を覆うカバー材等が必要にな
り本体が大型化してしまうと共に部品点数が増え原価高
になってしまうという欠点があった。
【0006】なお、締め付け作業時にネジ27とドライ
ブビット16先端との係合が外れない、ネジ27を斜め
に締め付けないためには、本体1に加える推力をドライ
ブビット16の軸心方向としなければならないが、上記
した従来のネジ締め機はハンドル部がドライブビット1
6の軸心上に位置しないガンハンドル型であるため、締
め付け作業時に本体1に回転モーメントが働いてしま
い、これを抑えるための余分な力が必要で作業性が悪い
ものであった。
ブビット16先端との係合が外れない、ネジ27を斜め
に締め付けないためには、本体1に加える推力をドライ
ブビット16の軸心方向としなければならないが、上記
した従来のネジ締め機はハンドル部がドライブビット1
6の軸心上に位置しないガンハンドル型であるため、締
め付け作業時に本体1に回転モーメントが働いてしま
い、これを抑えるための余分な力が必要で作業性が悪い
ものであった。
【0007】本発明の目的は、上記欠点を解消し、連続
締め付け作業及び単発締め付け作業を自動的に選択する
ことができる安価なネジ締め機を提供することである。
締め付け作業及び単発締め付け作業を自動的に選択する
ことができる安価なネジ締め機を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ドライブビ
ットを軸方向に移動可能とする共に外部から操作可能な
操作子を設け、ドライブビットと操作子の両方を操作し
た時に制御機構が動作して駆動源が駆動するようにする
ことにより達成される。
ットを軸方向に移動可能とする共に外部から操作可能な
操作子を設け、ドライブビットと操作子の両方を操作し
た時に制御機構が動作して駆動源が駆動するようにする
ことにより達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜図5を用いて本発明ネジ締
め機の一実施形態を説明する。ハウジング3のハンドル
4後端には給気口2が設けられており、給気口2にはエ
アホース等を介してエアコンプレッサ等の圧縮空気源
(図示せず)が接続され、本体1内に圧縮空気が供給さ
れる。ハンドル4内にはエアモータ5への圧縮空気の供
給、遮断を制御する給気弁6、給気弁6内には上下動可
能な弁ステム7が設けられていると共にハンドル4には
外部より操作可能なトリガ23が設けられている。図1
に示すように初期状態の時には、弁ステム7は第1スプ
リング8の押圧力及びハンドル4の圧縮空気の圧力によ
って下降位置にあり、給気弁6はエアモータ5への圧縮
空気の供給を遮断した状態にある。第1スプリング8の
押圧力及び圧縮空気の圧力に抗して弁ステム7を上昇さ
せると、給気弁6はエアモータ5へ圧縮空気を供給する
構造となっている。
め機の一実施形態を説明する。ハウジング3のハンドル
4後端には給気口2が設けられており、給気口2にはエ
アホース等を介してエアコンプレッサ等の圧縮空気源
(図示せず)が接続され、本体1内に圧縮空気が供給さ
れる。ハンドル4内にはエアモータ5への圧縮空気の供
給、遮断を制御する給気弁6、給気弁6内には上下動可
能な弁ステム7が設けられていると共にハンドル4には
外部より操作可能なトリガ23が設けられている。図1
に示すように初期状態の時には、弁ステム7は第1スプ
リング8の押圧力及びハンドル4の圧縮空気の圧力によ
って下降位置にあり、給気弁6はエアモータ5への圧縮
空気の供給を遮断した状態にある。第1スプリング8の
押圧力及び圧縮空気の圧力に抗して弁ステム7を上昇さ
せると、給気弁6はエアモータ5へ圧縮空気を供給する
構造となっている。
【0010】ハンドル空隙部9後端には切換えバルブ1
0及び切換えレバー11が設けられており、第1給気通
路12を介して給気弁6と連通している。切換えバルブ
10とエアモータ5は第2給気通路13、排気通路14
を介して連通し、切換えレバー11の操作により圧縮空
気のエアモータ5への供給、排気方向が切り換って、エ
アモータ5の回転方向が切り換わる。
0及び切換えレバー11が設けられており、第1給気通
路12を介して給気弁6と連通している。切換えバルブ
10とエアモータ5は第2給気通路13、排気通路14
を介して連通し、切換えレバー11の操作により圧縮空
気のエアモータ5への供給、排気方向が切り換って、エ
アモータ5の回転方向が切り換わる。
【0011】ハウジング3内にはエアモータ5とアンビ
ル15がほぼ平行に後端側に配置され、エアモータ5か
らの回転力をギア等の減速機構16、インパクト機構1
7等を介して、トルクを上げてアンビル15に伝達し、
アンビル15と一体的に回転自在に設けられたドライブ
ビット16が回転する構造となっている。アンビル15
は、ドライブビット16と協動して、その軸方向に移動
可能に設けられ、第2スプリング18、プッシュレバー
スプリング19の押圧力によって常時ドライブビット1
6側に付勢されている。アンビル15とボール20、操
作杆21、プッシュレバー22は連動する構造となって
いる。なお、プッシュレバー22はハンドル空隙部9を
回避するようにドライブビット16軸心に対して偏心し
て配置されている。トリガ23は一端には第1回転軸2
4を支軸に回転可能にハウジング3と連結され、他端に
は第2回転軸25を支軸にトリガアーム26が回転可能
に連結されている。
ル15がほぼ平行に後端側に配置され、エアモータ5か
らの回転力をギア等の減速機構16、インパクト機構1
7等を介して、トルクを上げてアンビル15に伝達し、
アンビル15と一体的に回転自在に設けられたドライブ
ビット16が回転する構造となっている。アンビル15
は、ドライブビット16と協動して、その軸方向に移動
可能に設けられ、第2スプリング18、プッシュレバー
スプリング19の押圧力によって常時ドライブビット1
6側に付勢されている。アンビル15とボール20、操
作杆21、プッシュレバー22は連動する構造となって
いる。なお、プッシュレバー22はハンドル空隙部9を
回避するようにドライブビット16軸心に対して偏心し
て配置されている。トリガ23は一端には第1回転軸2
4を支軸に回転可能にハウジング3と連結され、他端に
は第2回転軸25を支軸にトリガアーム26が回転可能
に連結されている。
【0012】弁ステム7はトリガ23、トリガアーム2
6のリンク機構によって、ドライブビット16が押し上
げ操作されプッシュレバー22が上昇すると共にトリガ
23が引き操作された時に上昇し、片方のみが操作され
ただけでは上昇しない構造となっている。つまり、ドラ
イブビット16の押し上げ操作とトリガ23の引き操作
との操作順序によって、連続締め付け作業と単発締め付
け作業が行える構造となっている。
6のリンク機構によって、ドライブビット16が押し上
げ操作されプッシュレバー22が上昇すると共にトリガ
23が引き操作された時に上昇し、片方のみが操作され
ただけでは上昇しない構造となっている。つまり、ドラ
イブビット16の押し上げ操作とトリガ23の引き操作
との操作順序によって、連続締め付け作業と単発締め付
け作業が行える構造となっている。
【0013】ドライブビット16先端外周には、プラス
チックシート等の可撓性材料によって連結されたネジ2
7を順次ドライブビット十字部28に給送するためのネ
ジ供給機構29が設けられている。
チックシート等の可撓性材料によって連結されたネジ2
7を順次ドライブビット十字部28に給送するためのネ
ジ供給機構29が設けられている。
【0014】次に上記のように構成されたネジ締め機の
動作について図1〜図5を用いて説明する。始めに連続
締め付け作業について説明する。トリガ23を引くと、
トリガ23は図2のように第1回転軸24を支点にハン
ドル4の突き当て部30に突き当たるまで回動する。ト
リガアーム26は弁ステム7に接触し、第2回転軸25
を支点に回動する。弁ステム7は第1スプリング8の押
圧力及び圧縮空気の圧力によって下降位置を維持する。
上記したようにトリガ23を引き操作した状態で、トッ
プアジャスタ33を図3のように被ネジ締め材31に押
し付けて、ネジ供給機構29を後退させるとネジ27と
ドライブビット16先端とが係合し、ネジ27先端が被
ネジ締め材31に接触する。更に第2スプリング18、
プッシュレバースプリング19の押圧力に抗してネジ2
7先端を被ネジ締め材31に押し付け、ドライブビット
16を押し上げると、ドライブビット16はアンビル1
5、ボール20、操作杆21を介してプッシュレバー2
2を押し上げ、プッシュレバー22はトリガアーム26
を押し上げる。
動作について図1〜図5を用いて説明する。始めに連続
締め付け作業について説明する。トリガ23を引くと、
トリガ23は図2のように第1回転軸24を支点にハン
ドル4の突き当て部30に突き当たるまで回動する。ト
リガアーム26は弁ステム7に接触し、第2回転軸25
を支点に回動する。弁ステム7は第1スプリング8の押
圧力及び圧縮空気の圧力によって下降位置を維持する。
上記したようにトリガ23を引き操作した状態で、トッ
プアジャスタ33を図3のように被ネジ締め材31に押
し付けて、ネジ供給機構29を後退させるとネジ27と
ドライブビット16先端とが係合し、ネジ27先端が被
ネジ締め材31に接触する。更に第2スプリング18、
プッシュレバースプリング19の押圧力に抗してネジ2
7先端を被ネジ締め材31に押し付け、ドライブビット
16を押し上げると、ドライブビット16はアンビル1
5、ボール20、操作杆21を介してプッシュレバー2
2を押し上げ、プッシュレバー22はトリガアーム26
を押し上げる。
【0015】これにより、弁ステム7が押し上げられ上
昇位置になり、ハンドル4内の圧縮空気が第1給気通路
12、切換えバルブ10及び第2給気通路13を介して
エアモータ5に流入しエアモータ5が回転する。エアモ
ータ5の回転はギア等の減速機構16、インパクト機構
17等を介して、トルクを上げてアンビル15に伝達さ
れ、アンビル15と一体的に回転自在に設けられたドラ
イブビット16が回転してネジ27を被ネジ締め材31
に締め付ける。エアモータ5を回転させた圧縮空気は排
気通路14を介して切換えバルブ10の排気口32から
大気に放出される。
昇位置になり、ハンドル4内の圧縮空気が第1給気通路
12、切換えバルブ10及び第2給気通路13を介して
エアモータ5に流入しエアモータ5が回転する。エアモ
ータ5の回転はギア等の減速機構16、インパクト機構
17等を介して、トルクを上げてアンビル15に伝達さ
れ、アンビル15と一体的に回転自在に設けられたドラ
イブビット16が回転してネジ27を被ネジ締め材31
に締め付ける。エアモータ5を回転させた圧縮空気は排
気通路14を介して切換えバルブ10の排気口32から
大気に放出される。
【0016】次に単発締めについて説明する。トップア
ジャスタ33を被ネジ締め材31に押し付けてネジ供給
機構29を後退させ、連続締め付け作業と同様にドライ
ブビット16を押し上げて、アンビル15、ボール2
0、操作杆21、プッシュレバー22及びトリガアーム
26を押し上げると、図4に示すようにトリガアーム2
6が弁ステム7に接触する。
ジャスタ33を被ネジ締め材31に押し付けてネジ供給
機構29を後退させ、連続締め付け作業と同様にドライ
ブビット16を押し上げて、アンビル15、ボール2
0、操作杆21、プッシュレバー22及びトリガアーム
26を押し上げると、図4に示すようにトリガアーム2
6が弁ステム7に接触する。
【0017】上記したようにドライブビット16を押し
上げた状態で、トリガ23を引き操作し第1回転軸24
を支点に突き当て部30に突き当たるまで回動させる
と、弁ステム7が押し上げられ上昇位置になり、ハンド
ル4内の圧縮空気がエアモータ5に供給され連続締め付
け作業と同様にネジ27を被ネジ締め材31に締め付け
る。
上げた状態で、トリガ23を引き操作し第1回転軸24
を支点に突き当て部30に突き当たるまで回動させる
と、弁ステム7が押し上げられ上昇位置になり、ハンド
ル4内の圧縮空気がエアモータ5に供給され連続締め付
け作業と同様にネジ27を被ネジ締め材31に締め付け
る。
【0018】本発明ネジ締め機は、上記したようにトリ
ガ23の引き操作とドライブビット16の押し上げ操作
を行わなければエアモータ5が駆動せずにネジ締め付け
を行わない構成であるので、トリガ23の引き操作とド
ライブビット16の押し上げ操作の操作順序によって連
続締め付け作業及び単発締め付け作業を自動的に選択し
行うことができると共に確実にネジ27とドライブビッ
ト16先端とを係合させた状態でネジ締め付け作業が行
われることとなり、ドライブビット16先端からネジ2
7が外れたり、被ネジ締め材31にネジ27を斜めに締
め込んでしまう等の不具合を防止することができるよう
になり、作業性を向上させることができる。また、従来
のネジ締め機のように複雑な構成の球型給気弁34等を
設けない構成であると共に本体1内に設ける空気通路を
削減することができ、部品点数及び加工工数を削減でき
安価なネジ締め機とすることができる。
ガ23の引き操作とドライブビット16の押し上げ操作
を行わなければエアモータ5が駆動せずにネジ締め付け
を行わない構成であるので、トリガ23の引き操作とド
ライブビット16の押し上げ操作の操作順序によって連
続締め付け作業及び単発締め付け作業を自動的に選択し
行うことができると共に確実にネジ27とドライブビッ
ト16先端とを係合させた状態でネジ締め付け作業が行
われることとなり、ドライブビット16先端からネジ2
7が外れたり、被ネジ締め材31にネジ27を斜めに締
め込んでしまう等の不具合を防止することができるよう
になり、作業性を向上させることができる。また、従来
のネジ締め機のように複雑な構成の球型給気弁34等を
設けない構成であると共に本体1内に設ける空気通路を
削減することができ、部品点数及び加工工数を削減でき
安価なネジ締め機とすることができる。
【0019】また、図に示すようにドライブビット16
の上方にハンドル4が位置し、ドライブビット16軸心
上にトリガ23が位置する構成となっているため、容易
にドライブビット16の軸心方向に推力を加えることが
でき、ネジ27の締め付け時に本体1に回転モーメント
が働かず、締め付け作業時に余分な力が必要のない作業
性の良い構造となっている。
の上方にハンドル4が位置し、ドライブビット16軸心
上にトリガ23が位置する構成となっているため、容易
にドライブビット16の軸心方向に推力を加えることが
でき、ネジ27の締め付け時に本体1に回転モーメント
が働かず、締め付け作業時に余分な力が必要のない作業
性の良い構造となっている。
【0020】また、本発明ネジ締め機を構成するドライ
ブビット16、アンビル15、ボール20、操作杆2
1、プッシュレバー22をハウジング3内部で連通させ
た構成としたため、特別にプッシュレバー22等を覆う
カバー材等を設ける必要がない。
ブビット16、アンビル15、ボール20、操作杆2
1、プッシュレバー22をハウジング3内部で連通させ
た構成としたため、特別にプッシュレバー22等を覆う
カバー材等を設ける必要がない。
【0021】なお、図5に本体1からネジ供給機構29
を取り外した状態を示す。十字部28にネジ27を係合
させ、ネジ27を被ネジ締め材31に押し付け、トリガ
23を操作すると、従来のネジ締め機と同様にネジ27
を締め付けることができる。
を取り外した状態を示す。十字部28にネジ27を係合
させ、ネジ27を被ネジ締め材31に押し付け、トリガ
23を操作すると、従来のネジ締め機と同様にネジ27
を締め付けることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、ドライブビットを軸方
向に移動可能とする共に外部から操作可能な操作子を設
け、ドライブビットと操作子の両方を操作した時に制御
機構が動作して駆動源が駆動するようにしたことによ
り、連続締め付け作業及び単発締め付け作業を自動的に
選択することができる安価なネジ締め機を提供すること
ができるようになる。
向に移動可能とする共に外部から操作可能な操作子を設
け、ドライブビットと操作子の両方を操作した時に制御
機構が動作して駆動源が駆動するようにしたことによ
り、連続締め付け作業及び単発締め付け作業を自動的に
選択することができる安価なネジ締め機を提供すること
ができるようになる。
【図1】本発明ネジ締め機の一実施形態を示す側面断面
図。
図。
【図2】トリガの引き操作を行った状態を示す側面断面
図。
図。
【図3】トリガの引き操作及びドライブビットの押し上
げ操作を行った状態を示す側面断面図。
げ操作を行った状態を示す側面断面図。
【図4】ドライブビットの押し上げ操作を行った状態を
示す側面断面図。
示す側面断面図。
【図5】本発明ネジ締め機の他の実施形態を示す側面断
面図。
面図。
【図6】従来のネジ締め機の一例を示す側面断面図。
【図7】従来のネジ締め機の他の例を示す側面断面図。
【図8】従来のネジ締め機の他の例を示す側面断面図。
【図9】従来のネジ締め機の他の例を示す側面断面図。
1は本体、3はハウジング、4はハンドル、5はエアモ
ータ、6は給気弁、7は弁ステム、15はアンビル、1
6はドライブビット、21は操作杆、22はプッシュレ
バー、23はトリガである。
ータ、6は給気弁、7は弁ステム、15はアンビル、1
6はドライブビット、21は操作杆、22はプッシュレ
バー、23はトリガである。
Claims (4)
- 【請求項1】 ハウジング内にモータ等の駆動源と、駆
動源の動作を制御する制御機構と、駆動源が駆動するこ
とにより回転しネジを締め付けるドライブビットとを備
えたネジ締め機であって、 前記ドライブビットを軸方向に移動可能とする共に外部
から操作可能な操作子を設け、ドライブビットと操作子
の両方の操作が行われた時に制御機構が動作して駆動源
が駆動するようにしたことを特徴とするネジ締め機。 - 【請求項2】 ハウジング内に圧縮空気によって駆動す
るエアモータと、エアモータへの圧縮空気の流入を制御
する給気弁と、エアモータの回転を受けて回転しネジを
締め付けるドライブビットとを備えたネジ締め機であっ
て、 前記ドライブビットを軸方向に移動可能にすると共にド
ライブビットと連動するプッシュレバー、外部から操作
可能な操作子を設け、ドライブビットと操作子の両方の
操作が行われた時に給気弁が動作してエアモータが回転
するようにしたことを特徴とするネジ締め機。 - 【請求項3】 本体を保持するハンドルをドライブビッ
トの上方に設け、ハンドルのドライブビット軸線上に操
作子を設けたことを特徴とする請求項1あるいは請求項
2記載のネジ締め機。 - 【請求項4】 前記プッシュレバーをハウジング内に設
けたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の
ネジ締め機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13898998A JPH11320433A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | ネジ締め機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13898998A JPH11320433A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | ネジ締め機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11320433A true JPH11320433A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15234890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13898998A Pending JPH11320433A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | ネジ締め機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11320433A (ja) |
-
1998
- 1998-05-20 JP JP13898998A patent/JPH11320433A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050107 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050322 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20051018 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |