JPH11320370A - ベルト研磨装置 - Google Patents
ベルト研磨装置Info
- Publication number
- JPH11320370A JPH11320370A JP13233598A JP13233598A JPH11320370A JP H11320370 A JPH11320370 A JP H11320370A JP 13233598 A JP13233598 A JP 13233598A JP 13233598 A JP13233598 A JP 13233598A JP H11320370 A JPH11320370 A JP H11320370A
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- JP
- Japan
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- belt
- belt polishing
- polishing
- units
- rotating
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- Pending
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
る。 【解決手段】基台部1と、この基台部1に支持された鉛
直軸2を中心に回動する第1及び第2のベルト研磨ユニ
ット3、4を備える。これらのベルト研磨ユニット3、
4は夫々回転する研磨用のベルト5、6を有していて、
これらのベルト5、6を相互に対極する位置において露
出させてある。そして、前記鉛直軸2を中心に第1及び
第2のベルト研磨ユニット3、4を180度回動させる
ことで、第1または第2のベルト研磨ユニット3、4を
選択的に所定の稼働位置にセットすることができる。
Description
ことでワークを研磨する装置に関する。
ルト研磨装置により部品等を研磨する工程が含まれるこ
とが多い。研磨の種類は多種多様であるが、近年は多関
節ロボットを併用してワークを自動的に研磨する手法も
採られている。
と多関節ロボットを併用した装置を示しており、多関節
ロボットの周囲に第1ベルト研磨装置53と第2ベルト
研磨装置54が配置されている。2種類のベルト研磨装
置を使用する理由は、複雑な研磨を行う場合、研磨工程
に合った粗さやアライメントを持つ研磨装置が必要なた
めであり、3種類以上の装置を使用する場合も有り得
る。
に駆動プーリ58、アライメント調整用プーリ55、ア
イドラ56、コンタクトホイール57を備えており、こ
れら駆動プーリ58、アライメント調整用プーリ55、
アイドラ56、コンタクトホイール57間にベルト59
を張架してある。そしてモータ60によって駆動プーリ
58を駆動しベルト59を回転させるものである。
の先端にマジックハンド51を取り付けてあり、このマ
ジックハンド51によってワーク52を把持してベルト
59に接触させ所定の研磨を行うようになっている。
には、それ専用のベルト研磨装置を複数台配置し、多関
節ロボット50を矢示F方向に首振りさせることで順次
必要な研磨作業を行うようにしていた。
従来の研磨装置では、一つの装置では単一種類の研磨し
かできず、研磨の粗さ等を変化させるには研磨ベルトや
回転速度を交換、調整する必要があった。そのため複数
のベルト研磨装置を使用して、それぞれ異なる研磨をし
ていたが、複数の装置を配置することはスペース効率に
欠け、床面積の有効利用の観点から好ましくない。
なった場合は、所定の作業範囲に装置が配置し切れなく
なる場合もある。
に合わせて多関節ロボットの動きが複雑になり、作業効
率が悪くなる。
めになされたもので、スペース効率に優れたベルト研磨
装置を提供することにある。
であり、前述した技術的課題を解決するために以下のよ
うに構成されている。
持された鉛直軸2を中心に回動する第1及び第2のベル
ト研磨ユニット3、4を備え、これら第1及び第2のベ
ルト研磨ユニット3、4は夫々回転する研磨用のベルト
5、6を有しているとともに、これら夫々のベルト5、
6を相互に対極する位置において露出させてある。 (ベルト)ベルトは、例えばグラスファイバーやアラミ
ド繊維で補強した可撓性のあるエンドレスベルトに粒子
状の研磨材を定着したものである。そして、ベルトは2
以上のプーリで張架され、少なくとも1つのプーリは駆
動用モータに接続された駆動用プーリとする。 (第1及び第2のベルト研磨ユニット)第1及び第2の
ベルト研磨ユニット3、4は、例えば、同等の構造を有
するベルト研磨ユニットを背中合わせ、あるいは放射状
に多数設置することができる。
2のベルト研磨ユニット3、4を180度回動させるこ
とで第1または第2のベルト研磨ユニット3、4を選択
的に所定の稼働位置にセットすることができるよう構成
されている。
に所定の稼働位置にセットする際、その位置でベルト研
磨ユニットをロックする装置を設けてもよい。
する場合は、第1ないし第nのベルト研磨ユニットを3
60/n度回動させることで第1ないし第nのベルト研
磨ユニットを選択的に所定の稼働位置にセットすること
ができるように構成する。ベルト研磨ユニットは理論的
には5組以上の設置が可能であるが、4組程度を限度と
するのがよい。
図1及び図2に示される実施形態について更に詳細に説
明する。
上面に載置されるベルト研磨装置が必要な高さとなるよ
う設定されている。基台部1の前縁には研磨屑を回収す
るための集塵ポート1aが設置されている。
が立設されており、この支持柱1b、1bの上端には桁
1c、1c、1d、1dからなる長方形の支持桁が固定
されている。そして桁1c、1cを橋絡するように天板
1eが設けられている。基台部1の上面中央部には軸受
け2bが設けられている。この軸受け2bは後述する鉛
直軸2を支持するものである。この鉛直軸2はこれを中
心に回動する第1及び第2のベルト研磨ユニット3、4
の間に設けられている。
23が設けられている。これは鉛直軸2の回転による第
1及び第2のベルト研磨ユニット3、4の位置決めをす
る際に、これらの回転の慣性を吸収するものである。
2で手前側に位置しており、第2のベルト研磨ユニット
4はその背面側に位置している。第1のベルト研磨ユニ
ット3は垂直に保持した基盤7にアイドルプーリ10、
駆動プーリ11、調整用プーリ12が三角形の夫々の頂
点となる位置に設けられている。そしてアイドルプーリ
10と駆動プーリ11との間にコンタクトホイール13
が設けられており、ベルト5がアイドルプーリ10、駆
動プーリ11、調整用プーリ12及びコンタクトホイー
ル13間に張架されている。
転自在に設けられており、このベース16は基盤7へ図
示しない軸により矢示G方向に回動可能に支持されてい
る。ベース16はアクチュエータ15により作動するよ
うになっている。
イール14が設けられており、アクチュエータ15の作
動によってコンタクトホイール13が退避し予備のコン
タクトホイール14が前進してベルト5に当接するよう
に動作する。
を選択的に使用することができるようになっている。
イメント調整のためのもので、螺状付きのロッド17を
回転させることで調整用プーリ12をスライドさせるこ
とができるようになっている。ロッド17にはグリップ
18が設けられており、これを掴んで回転させることに
より調整を行う。
3の背面には同等の構成の第2のベルト研磨ユニット4
が設置されている。なお、同一部分には同一符号を付し
てその説明を省略する。
タ2aが取り付けられており、ベルト研磨ユニット3の
上端に設けられた鉛直軸2に接続されている。そして鉛
直軸2の回転により第1及び第2のベルト研磨ユニット
3、4を回転させるようになっている。このロータリー
アクチュエーター2aには図示しないリミットスイッチ
が内蔵されており、このリミットスイッチ23の作動に
よってロータリーアクチュエータ2aは所定位置で停止
する。
ット3、4を所定位置にロックするロック装置が設けら
れている。これは桁1dにアクチュエータ20が取り付
けらられており、このアクチュエータ20には突き出し
可能な凹部嵌合体21が設けられている。一方、第1及
び第2のベルト研磨ユニット3、4の上端には前記凹部
嵌合体21に嵌合する凸部嵌合体22が設けられてい
る。
凹部嵌合体21が下動し凹部嵌合体21が凸部嵌合体2
2に嵌合し第1及び第2のベルト研磨ユニット3、4が
ロックされる。
ユニット3から第2のベルト研磨ユニット4へ切り替え
変更する場合には、まずアクチュエータ20を作動させ
凹部嵌合体21を上動させロックを解除する。続いて、
ロータリーアクチュエータ2aを作動させ第1及び第2
のベルト研磨ユニット3、4を矢示F方向に180度回
動させる。これにより第2のベルト研磨ユニット4への
切り替えが完了する。前記した例では、第1及び第2の
ベルト研磨ユニット3、4の2台を自由に選択して使用
できるように構成したが、第1ないし第4のベルト研磨
ユニットを放射状に設置して、90度間隔で回転させる
ようにすれば、一台分の設置面積で4台分のベルト研磨
ユニットを設置することができる。
ースを図ることができるとともに、多関節ロボットと併
用した場合では、研磨装置を選択するための余計な首振
り動作がなくなる。
ルト研磨装置に相当する機能を持った研磨装置が提供で
きる。よって複数種類の研磨をする場合でも作業場所を
節約でき、スペースの有効利用が達成できる。
複数のベルト研磨装置を切り替えることができるため、
多関節ロボットと併用した場合でも多関節ロボットの余
計な動きがなくなり、作業効率が大幅に向上する。
の斜視図である。
の側面図である。
動状態を示す側面図である。
動状態を示す平面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】基台部と、この基台部に支持された鉛直軸
を中心に回動する第1及び第2のベルト研磨ユニットを
備え、これら第1及び第2のベルト研磨ユニットは夫々
回転する研磨用のベルトを有しているとともに、これら
夫々のベルトを相互に対極する位置において露出させて
あり、前記鉛直軸を中心に第1及び第2のベルト研磨ユ
ニットを180度回動させることで第1または第2のベ
ルト研磨ユニットを選択的に所定の稼働位置にセットす
ることができるよう構成されていることを特徴とするベ
ルト研磨装置。 - 【請求項2】基台部と、この基台部に支持された鉛直軸
を中心に回動する第1及び第nのベルト研磨ユニットを
備え、これら第1ないし第nのベルト研磨ユニットは夫
々回転する研磨用のベルトを有しているとともに、これ
ら夫々のベルトを相互に対極する位置において露出させ
てあり、前記鉛直軸を中心に第1ないし第nのベルト研
磨ユニットを360/n度回動させることで第1ないし
第nのベルト研磨ユニットを選択的に所定の稼働位置に
セットすることができるよう構成されていることを特徴
とするベルト研磨装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13233598A JPH11320370A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | ベルト研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13233598A JPH11320370A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | ベルト研磨装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11320370A true JPH11320370A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15078931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13233598A Pending JPH11320370A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | ベルト研磨装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11320370A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015036188A (ja) * | 2013-08-10 | 2015-02-23 | 台州聯幇機器人科技有限公司 | ワークピースの表面加工システム |
CN110860973A (zh) * | 2019-11-06 | 2020-03-06 | 江门市信贝利机械有限公司 | 一种抛光装置 |
-
1998
- 1998-05-14 JP JP13233598A patent/JPH11320370A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015036188A (ja) * | 2013-08-10 | 2015-02-23 | 台州聯幇機器人科技有限公司 | ワークピースの表面加工システム |
CN110860973A (zh) * | 2019-11-06 | 2020-03-06 | 江门市信贝利机械有限公司 | 一种抛光装置 |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050516 |
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