JPH11319596A - ロール解砕機 - Google Patents

ロール解砕機

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JPH11319596A
JPH11319596A JP13936598A JP13936598A JPH11319596A JP H11319596 A JPH11319596 A JP H11319596A JP 13936598 A JP13936598 A JP 13936598A JP 13936598 A JP13936598 A JP 13936598A JP H11319596 A JPH11319596 A JP H11319596A
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輝二 綿島
Noriaki Nakamura
法明 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】より強力な破砕のための固定化と替刃交換をよ
り速くする迅速化を同時に実現する。 【構成】ロータ本体11に固定される刃群の軸方向に配
置される複数の隣り合う2体の単位刃12に貫通ピン2
6が貫通する。貫通ピン26により2体の単位刃12が
固定される。単位刃12を個別に径方向に差し込んで半
径方向位置を定めて収容するための単位収容体19が設
けられている。貫通ピンは収容体に固定されている。単
位収容体19と単位刃とはテーパ結合する。貫通ピン2
6を引き抜いて任意の個数の単位刃を交換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ロール解砕機に関
し、更に詳しくは、1群を形成する単位刃である替刃の
交換を容易であるロール解砕機に関する。
【0002】
【従来の技術】リサイクルを行うために、解砕機が用い
られている。解砕機は、電気機械器具、電化製品、木製
・樹脂製家具など廃棄対象物の部分ごとの材料に分別す
ることができるようにばらばらに解体するために用いら
れている。道路のコンクリート、アスファルトの破砕に
はジョークラッシャが適しているが、鉄筋コンクリート
の破砕にはジョークラッシャは適していない。解砕機
は、物体に外部から圧力をかけてその物体を変形させて
解体する。ジョークラッシャは、物体に外部から圧力を
かける点では解砕機に同じであるが、物体の内部に応力
を発生させ亀裂を生じさせて内部崩壊させる点に特徴が
ある。
【0003】解体に適した解砕機としては、ロール解砕
機が知られている。ロール解砕機はは、例えば鉄筋コン
クリートを解砕する場合、コンクリート部分に内部崩壊
を起こさせつつ、鉄筋部分とコンクリート部分の相対的
変形を起こさせてそれらの間の境界面でそれらを剥がす
ことにより、部分的にも解体することができる。
【0004】ロール解砕機は又はロール式解体機は、強
靱なドラムの周面に軸方向及び円周方向に配置される多
数の単位刃を備えている。対向する2体のドラムにそれ
ぞれに配置されるそれぞれに複数の単位刃は、互いに位
相がずれている。対向する単位刃で挟んで強引に物体を
変形させる際に、ジョークラッシャの連続した刃と異な
って、その角部分が欠け落ちることが多い。特に、鉄筋
コンクリートの解砕の場合にこのような欠落現象が目立
つ。
【0005】鉄筋コンクリートのリサイクルのために
は、建築構造物の解体場所で行われ、建設日程にあわせ
たリアルタイムの解砕が求められている。このため、欠
損単位刃の個別的な即座の交換が望まれている。そのよ
うな交換を可能にする替刃構造が、実開平6−5742
9号で知られている。この公知構造は、単位刃をそれぞ
れに個別に交換する構造として記述されている。また、
特開平7−251094号にも替刃構造が、記載されて
いる。
【0006】これらは、単位刃の個別の交換が可能であ
るが、ドラムに対して個別に固定する構造であるから単
位化された固定手段の数が多く、より強力な固定化を阻
んでいると推定される。より強力な破砕のための固定化
と替刃交換の迅速化を同時に達成するロール解砕機の提
供が求められている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、より
強力な破砕のための固定化と替刃交換をより速くする迅
速化を同時に達成するロール解砕機を提供することにあ
る。
【0008】本発明の他の目的は、より強力な破砕のた
めの固定化と替刃交換の迅速化を同時に達成し構造がシ
ンプルなロール解砕機を提供することにある。
【0009】本発明の更に他の目的は、より強力な破砕
のための固定化と替刃交換をより速くする迅速化を同時
に達成しながら2体の単位刃を同時的に交換することが
できるロール解砕機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるロール解砕
機は、第1駆動軸と、前記第1駆動軸に固定される第1
ロータ本体と、第2駆動軸と、前記第2駆動軸に固定さ
れる第2ロータ本体と、前記第1ロータ本体に固定され
る第1刃群と、前記第2ロータ本体に固定される第2刃
群とを含み、前記第1刃群は、軸方向に配置される複数
の単位刃と、前記軸方向に隣り合う2体の前記単位刃を
共通に貫通して前記2体の単位刃を固定するために用い
られる貫通ピンとを備えている。
【0011】1本の貫通ピンにより2体の単位刃を固定
するので、単位刃ごとに設ける場合の固定手段の数に比
較して、本発明による固定手段の数は少なくとも半分に
なる。貫通ピンの抜き取りは、1単位について行う場合
でも2単位について行う場合でも、替刃交換作業として
は1工程である。貫通ピンが2体の単位刃の固定のため
に共用されるから、それだけ場所的な余裕が生じ、その
分だけ強力な固定構造を採ることができる。また、1工
程交換作業で同時に2体以上の単位刃を交換することも
できる。
【0012】第1ロータには、単位刃を個別に径方向に
差し込んで前記単位刃の半径方向位置を定めて単位刃を
収容するための収容体を設けることが好ましい。この収
容体は、替刃である単位刃を差し込むだけでその単位刃
を所定位置に安定させて位置づけることができる。収容
体と替刃とは、テーパ嵌合することが好ましい。
【0013】貫通ピンは、更にその収容体を貫通するこ
とが好ましい。このような貫通構造により、複数体の単
位刃を収容体に容易に固定する構造を得ることができ
る。貫通ピンは軸方向に配置されている全ての単位刃の
位置をロータ本体に対して固定することができる。収容
体は、単位刃の外面に接し対向して径方向内側に進むに
したがって間隔を狭めるテーパ面を有していることが好
ましい。この個別のテーパ面と共通の貫通ピンの面と
で、単位刃のぐらつきがない固定化を容易に行うことが
できる。
【0014】
【発明の効果】本発明によるロール解砕機は、より強力
な破砕のための固定化と替刃交換をより速くする迅速化
を同時に達成することができる。その替刃構造はシンプ
ルでありコストダウンを可能にする。更には、単位刃で
ある解砕歯を個々に交換することにより、原料の種類、
解砕状況に速やかに対応することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、図を参照して、本発明によ
るロール解砕機の実施の形態を説明する。図1に示され
るように、機械台1に第1軸受2が両側に固定され設け
られている。両側の第1軸受2に第1駆動軸3が回転自
在に支持されている。第1駆動軸3は、第1駆動モータ
4により駆動される。第1駆動軸3と第1駆動モータ4
との間には、図2に示されるように、ベルト、プーリ等
からなる第1減速手段5が介設されている。
【0016】図2に示されるように、機械台1に第2軸
受6が両側に固定され設けられている。両側の第2軸受
6に第2駆動軸7が回転自在に支持されている。第2駆
動軸7は、第2駆動モータ8により駆動される。第2駆
動軸7と第2駆動モータ8との間には、図2に示される
ように、ベルト、プーリ等からなる第2減速手段9が介
設されている。
【0017】第1駆動軸3には、これと一体にドラムで
ある第1ロータ本体11が固定され設けられている。第
1ロータ本体11は、周方向刃群と軸方向刃群とを備え
ている。周方向刃群に含まれる複数の単位刃12Aは、
第1ロータ本体11の外周域で周方向に等間隔で配置さ
れている。
【0018】軸方向刃群に含まれる複数の単位刃12B
は、第1ロータ本体11の外周域で軸方向に等間隔で配
置されている。ある特定の単位刃12Aとある特定の単
位刃12Bは、群の要素として性格は異なるが、同一体
である。以下この明細書において周方向刃群に含まれる
か軸方向刃群に含まれるかに関して言及する必要がない
場合には、同一体としてそれに同じ参照番号12をあて
る。
【0019】第2駆動軸7には、これと一体にドラムで
ある第2ロータ本体13が固定され設けられている。第
2ロータ本体13は、周方向刃群と軸方向刃群とを備え
ている。周方向刃群に含まれる複数の単位刃14Aは、
第2ロータ本体13の外周域で周方向に等間隔で配置さ
れている。
【0020】軸方向刃群に含まれる複数の単位刃14B
は、第2ロータ本体13の外周域で軸方向に等間隔で配
置されている。ある特定の単位刃14Aとある特定の単
位刃14Bは、群の要素として性格は異なるが、同一体
である。以下この明細書において周方向刃群に含まれる
か軸方向刃群に含まれるかに関して言及する必要がない
場合には、同一体としてそれに同じ参照番号14をあて
る。
【0021】第1ロータ本体11の単位刃12Bと第2
ロータ本体13の単位刃14Bは、互いに軸方向に位相
が180度ずれている。即ち、軸方向に関して隣り合う
単位刃12Bの中間位置に単位刃14Bが位置づけられ
ている。軸方向に関して隣り合う単位刃14Bの中間位
置に単位刃12Bが位置づけられている。このような位
相の相違を除き、第1ロータ本体11と第2ロータ本体
13とは構造、サイズ、材料など全ての点で一致するの
で、単位刃12の説明によって単位刃14の説明に代え
る。
【0022】図3は、第1ロータ本体11と第2ロータ
本体13上にありながらそれらの間に挟まれ解砕作用を
受けずに滞留する被解体材料を処置するための処置手段
15を示している。処置手段15は、流体圧シリンダ装
置16を備えている。流体圧シリンダ装置16のピスト
ンロッド17には、原料誘導板(後述)が設けられてい
る。原料誘導板は、滞留する被解体材料の運動の初期条
件をピストンロッド17により変えることにより、第1
ロータ本体11と第2ロータ本体13の間への被解体材
料の吸い込みを誘導し、又は、解体作業領域から排除す
る。
【0023】図4は、第1ロータ本体11(又は第2ロ
ータ本体13)の単位刃12(又は単位刃14)の替刃
構造を示している。第1ロータ本体11の一部であるド
ラム18の周囲には、周方向収容体群と軸方向収容体群
とが形成されている。周方向収容体群は、ドラム18の
周面上に周方向に配置されている複数の単位収容体19
から構成されている。
【0024】軸線方向収容体群は、ドラム18の周面上
に軸方向に配置されている複数の単位収容体19から構
成されている。周方向収容体群の単位収容体19と軸方
向収容体群の単位収容体19とは、同一物である。単位
収容体19は、軸方向仕切壁22と周方向仕切壁21と
から形成されている。軸方向に長く延びている周方向仕
切壁21は、周方向に等間隔で複数体が配置されてい
る。周方向仕切壁21の中心面は、ドラム18の中心軸
心線を含む放射面に一致している。
【0025】図5に示すように、軸線方向仕切壁22
は、周方向仕切壁21に直交し、隣り合う2体の周方向
仕切壁21の間に介設されている。単位収容体19と軸
線方向仕切壁22をジグを用いて位置組みを行った状態
で、溶接により両者を強固に結合し、その結合体をドラ
ム18に挿入することにより、収容体群をドラム18に
溶接によって強固に一体化することができる。
【0026】軸線方向仕切壁22は、図4に示すよう
に、隣り合う周方向仕切壁21の対向斜面である対向テ
ーパ面23に内接する両側テーパ面25を有している。
軸方向に並ぶ複数の単位刃12は、図5に示すように、
1本の共通の貫通ピン26により貫通されている。貫通
ピン26は、軸方向に単位刃12にも軸線方向仕切壁2
2にも抜き差し自由に貫通している。
【0027】抜き差し自由とは、比較的容易に差込むこ
とができまた比較的容易に抜くことができることをいう
が、単位刃12の両側テーパ刃面27と単位収容体19
の対向テーパ面23との間は密着的になるように設計さ
れている。
【0028】軸線方向仕切壁22及び単位刃12には、
図5に示すように、貫通ピン26がそれぞれに貫通する
仕切壁側貫通穴28及び単位刃側貫通穴29が開けられ
ている。単位刃12は、単位刃側貫通穴29が開けられ
ている基部31と刃先部32と鍔部33とから形成され
ている。
【0029】図5に示すように、鍔部33と周方向仕切
壁21又は軸線方向仕切壁22の外側面の接触により、
単位刃12の半径方向位置が確定される。基部31と刃
先部32と鍔部33とは、同一材料の一体の金属体から
削り出しにより一体化されたものである必要はなく、刃
先部32が他の部分から切り離されるように別体化され
ることは可能である。このような別体化は、刃先部32
の材料費が他の部分の材料費に比べて極端に高い場合に
行われる。
【0030】材料費の節約のために、単位刃12は第1
ロータ本体11の回転中心軸線を含む放射面に対して対
称に形成されていることが特に好ましい。図4に示すよ
うに、単位刃12は両側のチップ領域A,Bを有してい
る。チップ領域Aとチップ領域Bは、第1ロータ本体1
1の回転方向aに関して、逆方向に配置されている。
【0031】単位刃12を回転方向に関して逆転させて
解砕のために使用する刃部分を交換することができる。
この交換により、単位刃12の耐久寿命を実質的に2倍
にすることができる。このような逆転手段は、単位刃1
4についても適用することが好ましい(単位刃14は、
単位刃12と同じ替刃構造により交換されるので、単位
刃14についての説明は省略されている。)。
【0032】貫通ピン26の一端部分は、図5に示され
るように、鍔状のねじ頭34に形成されている。貫通ピ
ン26の他端部分は、ねじ35に形成されている。ねじ
頭34は、軸方向に始端の周方向仕切壁22に当てら
れ、ねじ35にねじ込まれているダブルナット37は軸
方向に終端の周方向仕切壁22当てられている。
【0033】図5に示す終端側の単位刃12Eを交換す
る場合には、ダブルナット37を緩めて貫通ピン26か
ら外し、貫通ピン26を1単位幅分だけ軸方向に引き戻
せば、貫通ピン26から自由になる終端側の単位刃12
Eを軸方向仕切壁21から抜き取ることができる。新し
い替刃をその単位収容体19に挿入して、貫通ピン26
を元通りに差込む。
【0034】1単位幅分の整数倍の距離だけ貫通ピン2
6を抜き取ることにより、整数体の単位刃12を交換す
ることができる。このような整数倍の貫通ピン26の抜
き取り作業は、1単位幅の抜き取り作業と実質的に同じ
であり、その手間が増大するわけではない。
【0035】貫通ピン26の周面特にその円筒面、対向
テーパ面23及び両側テーパ刃面27の3面は、単位刃
12の第1ロータ本体11に対する強固な固定を確保す
ると同時に抜き差しの容易性を確保する。そのテーパ面
の既述の対称性は、単位刃12自体の前後逆転交換を容
易にしている。
【0036】図4に示すように、両ロータ本体11,1
3は、互いに反対方向に正回転する。互いに反対方向に
負回転させることは可能である。図6に示すように、鉄
筋コンクリート断片41が、両ロータ本体11,13の
間に接近して、第1ロータ本体11の単位刃12と第2
ロータ本体13の単位刃14が鉄筋コンクリート断片4
1を介して噛み合い始めると、原理的には、鉄筋コンク
リート断片41はいずれかのロータ本体の2体の単位刃
と他のロータの1体の単位刃とで3点において強烈に挟
まれる。
【0037】その挟み力でコンクリート部分にはその中
に亀裂が走り、破砕され、鉄筋部分がむき出しになる。
両ロータに大きい負荷がかかると、両ロータのトルクが
均等化され、単位刃12と単位刃14はそれぞれの位相
を自ら揃える。両駆動軸を含む平面領域に来た残存コン
クリート付き鉄筋は、両側の位相が揃った単位刃12と
単位刃14により、コンクリートを鉄筋から剥がす剥が
し作用を受ける。この剥がし作用は、両側トルクの大小
の極端な相違とそのトルクの均等化との繰り返しによっ
てコンクリート部分42と鉄筋部分43のずれに相当す
る。
【0038】図7は、図5に示した実施の形態と異なる
実施の他の形態を示す。軸方向に並ぶ複数の単位刃12
には、1本の共通の貫通ピン26が無接触に又は緩く貫
通している。貫通ピン26は、軸方向に単位刃12にも
軸線方向仕切壁22にも抜き差し自由に貫通している。
ドラム18に、円筒状の固定用環51が取りつけられて
いる。固定用環51には、ゴム等で形成される弾性体5
2が挿入される。弾性体52は、円柱状の芯体53と芯
体53の周面に巻着される弾性管54とから形成されて
いる。
【0039】弾性管54には、中央部に突起輪55が形
成されている。突起輪55は、固定用環51の内周面側
に形成されている凹状輪に嵌め込まれている。弾性体5
2は、固定用環51に強固に装着されている。単位刃1
2は、ドラム18から離脱しなければよく、ドラム18
に対してぐらつくことは破砕に何ら不都合はない。弾性
体52は、ハンマー56でポンチ57を介して叩かれる
貫通ピン26により叩き出される。貫通ピン26は、ド
ラム18に固定され放射方向に立ち上がる軸直角面を有
する側端壁58に突き当たり、側端壁58から抜け出る
ことはない。弾性体52は、ハンマー56により固定用
環51に叩き込まれる。
【0040】図8は、1組のロータ本体11,13の片
側の第2ロータ本体13の単位刃群のうちで周方向に1
つおきの単位刃の刃部分が欠如している実施の他の形態
を示している。単位刃群の要素の組み替えにより、破砕
対象物41の種類に対応してより適切な破砕状況を現出
することができる。刃部分の欠如は、より大きい破砕対
象物の破砕に好都合である。ロータ本体11側の単位刃
の刃部分をも削除することもある。刃部分の削除量を変
化させて刃の頂点の高さ位置を波状に変化させることも
ある。
【0041】図9は、処置手段15の他の実施の形態を
示している。流体圧シリンダ装置16は、1体でよい。
ピストンロッド17の可動端に原料誘導板71が取りつ
けられている。原料誘導板71は、ロールの軸心線に直
交する方向に進退動し、両ロール間に向けて供給される
原料をそのい両ロール間に円滑に均等に誘導する機能を
有する。誘導案内板71は、ガイドにより案内されてい
る。そのガイドは、誘導案内板71の側壁72を両側か
ら案内する第1ガイド72、誘導案内板71の前壁を両
側から案内する第2ガイド73、その底面部を案内する
第3ガイド74から構成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるロール解砕機の実施の形
態を示す正面断面図である。
【図2】図2は、図1の平面断面図である。
【図3】図3は、図1の側面断面図である。
【図4】図4は、ロータ部分の側面断面図である。
【図5】図5は、ロータ部分の一部の正面断面図であ
る。
【図6】図6は、刃部分の一部の正面断面図である。
【図7】図7は、単位刃群の固定に関する他の実施の形
態を示す断面図である。
【図8】図8は、1組のロータ本体の単位刃群の構成に
関する他の実施の形態を示す断面図である。
【図9】図9は、処理手段を示す断面図である。
【符号の説明】
3…第1駆動軸 7…第2駆動軸 11…第1ロータ本体 12…単位刃 13…第2ロータ本体 14…単位刃 19…単位収容体 21…軸方向仕切壁 22…周方向仕切壁 23…対向テーパ面 25…両側テーパ面 26…貫通ピン 27…両側テーパ刃面 28…仕切壁側貫通穴 29…単位刃側貫通穴

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1駆動軸と、 前記第1駆動軸に固定される第1ロータ本体と、 第2駆動軸と、 前記第2駆動軸に固定される第2ロータ本体と、 前記第1ロータ本体に固定される第1刃群と、 前記第2ロータ本体に固定される第2刃群とを含み、 前記第1刃群は、 軸方向に配置される複数の単位刃と、 前記軸方向に隣り合う2体の前記単位刃を共通に貫通し
    て前記2体の単位刃を固定するために用いられる貫通ピ
    ンとを備えるロール解砕機。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記単位刃を個別に径方向に差し込んで前記単位刃の半
    径方向位置を定めて前記単位刃を収容するための収容体
    とを含むことを特徴とするロール解砕機。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記貫通ピンは前記収容体を貫通していることを特徴と
    するロール解砕機。
  4. 【請求項4】請求項2おいて、 前記貫通ピンは前記収容体に固定されていることを特徴
    とするロール解砕機。
  5. 【請求項5】請求項4において、 前記収容体は前記単位刃の外面に接し対向して径方向内
    側に進むにしたがって間隔を狭めるテーパ面を有してい
    ることを特徴とするロール解砕機。
  6. 【請求項6】請求項4おいて、 前記貫通ピンは前記軸方向に配置されている全ての収容
    体及び全ての単位刃を貫通していることを特徴とするロ
    ール解砕機。
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