JPH11319487A - 触媒脱臭装置 - Google Patents

触媒脱臭装置

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JPH11319487A
JPH11319487A JP10155214A JP15521498A JPH11319487A JP H11319487 A JPH11319487 A JP H11319487A JP 10155214 A JP10155214 A JP 10155214A JP 15521498 A JP15521498 A JP 15521498A JP H11319487 A JPH11319487 A JP H11319487A
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JP
Japan
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catalyst
gas
heater
container
introduction chamber
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JP10155214A
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English (en)
Inventor
Noboru Naruo
昇 成尾
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  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のこの種の触媒体の構成は例えば螺旋形
状であったり、リボン状の触媒体など複雑な形状で、製
造上の課題やコスト高になる課題などがあった。 【解決手段】 シ−ズヒ−タ−など筒形ヒ−タ−1の外
周に片側を切り欠いた短冊形の触媒薄板2を多数交互に
配列した触媒体Aを形成し、この触媒体Aを長方形の角
形容器3に収納し、この触媒薄板2の間隙を臭気を含ん
だ気体が通過するように構成した生ゴミやトイレの臭気
をとる触媒脱臭装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は生ゴミやトイレの臭
気をとる触媒脱臭装置に関するものである。
【従来の技術】従来、この種の触媒脱臭装置は知られて
いるが、触媒体として複雑な形状のものが多く使われて
いた。
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種脱臭装置
の触媒体の構成は、例えば螺旋形状であったり、リボン
状の触媒体など複雑な形状で、円筒形のものが多く、多
段の反応室を一つの容器内に設けることが出来ないな
ど、製造上の課題やコスト高になる課題などがあった。
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決する
ための本発明における技術的手段は次の通りである。す
なわち、シ−ズヒ−タ−など筒形ヒ−タ−の外周に触媒
薄板を多数、多段に配列して触媒体を形成し、この触媒
体を容器に収納し、この触媒薄板と容器の間隙を臭気を
含んだ気体が通過するように構成した生ゴミやトイレの
臭気をとる触媒脱臭装置である。さらに、容器に隔壁を
設けて、触媒体に触れる前の気体の導入室を形成し、こ
の導入室に触媒反応を失活させる物質や硫黄化合物を除
去するための触媒毒除去剤を位置させてなる触媒脱臭装
置である。また、容器に隔壁を設けて、触媒に触れる前
の気体の導入室を形成し、この導入室に加熱ヒ−タ−を
配置し、加熱された気体を後段の反応室に設けた触媒体
に触れさせて、生ゴミやトイレの臭気をとる触媒脱臭装
置である。
【発明の実施の形態】本発明の手段を使った触媒脱臭装
置のヒ−タ−に通電し、触媒体の間隙を臭気を含んだ気
体が通過することにより、生ゴミやトイレの臭気成分が
触媒に触れて分解、脱臭されるような形態になってい
る。
【実施例】図1、図2、図3において説明すると、シ−
ズヒ−タ−など筒形ヒ−タ−1の外周に、片側に切り欠
き部2aを有する短冊形の薄板に白金系やその他の酸化
触媒を塗布した触媒薄板2を多数交互に多段配列して触
媒体Aを形成し、この触媒体Aを長方形の角形容器3の
反応室9に収納し、この触媒薄板2と角形容器3の間隙
を臭気を含んだ気体Bが通過するように構成した生ゴミ
やトイレの臭気をとる触媒脱臭装置である。次に、動作
について説明する。筒形ヒ−タ−1の両端端子部に通電
して、加熱状態にする。従って、多数、多段の触媒薄板
2も同時に加熱される。この状態で臭気を含んだ気体B
を図1のように切り欠き部2aを通して触媒薄板2の間
隙を通過させると臭気を含んだ気体Bは酸化されて、脱
臭されるようになっている。尚、図において、4は臭気
を含んだ気体Bを角形容器3内に導通させる導通パイプ
で、角形容器3に接続されている。5は角形容器3内を
縦方向に仕切った隔壁で、角形容器3内に導通パイプ4
からの気体Bを導入する導入室6と前記反応室9を形成
している。導入室6の気体Bは隔壁5の下方から反応室
9へと流入するようになっている。ここで、触媒薄板2
および角形容器3は必ずしも角形でなければならないも
のではなく、円形等他の形状でもよい。また、触媒薄板
2は切り欠き部2aを設けなくともよく、気体Bが触媒
薄板2の間隙を通過するように、触媒薄板2に穴を設け
るとか、あるいは反応室9と触媒薄板2間の一部に間隙
を設けて切り欠き部2aと同様な作用をさせるようにし
てもよい。次に、図4について説明すると、角形容器3
に隔壁5を設けて、触媒に触れる前の気体の導入室6を
形成し、この導入室6に触媒反応を失活させる物質(触
媒毒)例えば窒素化合物や硫黄化合物を除去するための
例えば活性炭や酸化カルシュ−ムなどの触媒毒除去剤7
を位置させた触媒脱臭装置の構成を示している。この構
成によって、触媒に触れる前の気体に含まれている触媒
毒を除去するので、触媒の耐久性が向上する。また、図
5について説明する。この実施例の触媒脱臭装置はヒ−
タ−と触媒体を別けて配置したもので、フィン付きヒ−
タ−8は導入室6内に配置し、加熱された気体を後段の
反応室9に設けた触媒体10(例えばハニカム触媒な
ど)に触れさせて、生ゴミやトイレの臭気をとる実施例
を示している。さらに、図6は螺旋形状の触媒付きフィ
ンヒ−タ−11を使用した他の実施例を示す内部構成図
である。断熱材12を巻きつけることによって、フィン
の形状にとらわれることなく、外形が円形のフィンヒ−
タ−でも反応室9内に外周に隙間なく、収めることがで
きる。
【発明の効果】前記の構成と動作により、臭気を含んだ
気体Bは多数、多段の加熱された触媒薄板に効率的に触
れて効率的に酸化、脱臭される。また、触媒薄板を多
数、多段に必要なだけ重ねることができるので、都合が
よい。更に、構成が極めてシンプルで、安価に製作でき
るなどの効果を有する。さらに、容器に隔壁を設けて、
触媒に触れる前の気体の導入室を形成し、この導入室に
触媒反応を失活させる物質(触媒毒)例えば窒素化合物
や硫黄化合物を除去するための、例えば活性炭や酸化カ
ルシュ−ムなどの触媒毒除去剤を位置させてなる触媒脱
臭装置を構成したものでは、触媒体の耐久性が向上する
効果を有する。または、容器に隔壁を設けて、触媒に触
れる前の気体の導入室を形成し、この導入室に加熱ヒ−
タ−を配置し、加熱された気体を後段の反応室に設けた
触媒体(例えばハニカム触媒など)に触れさせて、生ゴ
ミやトイレの臭気をとる触媒脱臭装置を構成したもので
は、触媒体のみ容易に取り替えができるので、保守、点
検が容易で、且つ、保守の費用が削減できる効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施例を示す触媒脱臭装置の
蓋をとって示した内部構成図である。
【図2】本発明における一実施例を示す触媒脱臭装置の
側面図である。
【図3】本発明における一実施例を示す触媒脱臭装置の
筒形ヒ−タ−の外周に片側を切り欠いた短冊形の触媒薄
板を多数交互に配列した触媒体の斜視図である。
【図4】本発明における他の実施例を示す触媒脱臭装置
の蓋をとって示した内部構成図である。
【図5】本発明におけるヒ−タ−と触媒体を別けて配置
した他の実施例を示す触媒脱臭装置の内部構成図であ
る。
【図6】本発明における螺旋形状の触媒付きフィンヒ−
タ−を使用した他の実施例を示す内部構成図である。
【符号の説明】
1 筒形ヒ−タ− 2 触媒薄板 3 角形容器 4 導通パイプ 5 隔壁 6 導入室 7 触媒毒除去剤 8 フィン付きヒ−タ− 9 反応室 10 ハニカム触媒 11 触媒付きフィンヒ−タ− 12 断熱材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シ−ズヒ−タ−など筒形ヒ−タ−の外周
    に触媒薄板を多数、多段に配列して触媒体を形成し、こ
    の触媒体を容器に収納し、この触媒薄板と容器の間隙を
    臭気を含んだ気体が通過するように構成した生ゴミやト
    イレの臭気をとる触媒脱臭装置。
  2. 【請求項2】 容器に隔壁を設けて、触媒体に触れる前
    の気体の導入室を形成し、この導入室に触媒反応を失活
    させる物質や硫黄化合物を除去するための触媒毒除去剤
    を位置させてなる請求項1の触媒脱臭装置。
  3. 【請求項3】 容器に隔壁を設けて、触媒に触れる前の
    気体の導入室を形成し、この導入室に加熱ヒ−タ−を配
    置し、加熱された気体を後段の反応室に設けた触媒体に
    触れさせて、生ゴミやトイレの臭気をとる触媒脱臭装
    置。
JP10155214A 1998-05-20 1998-05-20 触媒脱臭装置 Pending JPH11319487A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100352151B1 (ko) * 2000-05-08 2002-09-12 주식회사 가이아 탈취 장치
JP2011041883A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Panasonic Corp 脱臭装置及び生ごみ処理機

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JPS52120272A (en) * 1976-04-02 1977-10-08 Mitsui Toatsu Chem Inc Converter
JPS6253657A (ja) * 1985-09-02 1987-03-09 株式会社 高エネルギ−利用技術研究所 脱臭装置
JPH08155266A (ja) * 1994-12-06 1996-06-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 脱臭ヒータおよび脱臭装置
JPH09155159A (ja) * 1995-12-12 1997-06-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 脱臭装置

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